JPH08202975A - 防災表示装置 - Google Patents

防災表示装置

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JPH08202975A
JPH08202975A JP963995A JP963995A JPH08202975A JP H08202975 A JPH08202975 A JP H08202975A JP 963995 A JP963995 A JP 963995A JP 963995 A JP963995 A JP 963995A JP H08202975 A JPH08202975 A JP H08202975A
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直哉 松岡
Toru Kashiwagi
亨 柏木
Kumiko Ando
久美子 安藤
Toshi Kataoka
才 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ感知器の設置場所や環境等に応じて
最適なトレンドグラフの表示ができるようにする。 【構成】 アナログ感知器からのアナログデータが、火
災発報レベル、注意表示レベル等の所定レベル以上にな
ったときのイベント発生時刻から継続してこのアナログ
データを蓄積する。そして、操作者が、蓄積されている
履歴アナログデータのトレンドグラフを表示させたいア
ナログ感知器を選択すると、そのアナログ感知器に対し
て予め登録された種別(熱、煙等)と、最大アナログレ
ベル及び最小アナログレベルと、X軸ピッチ及びY軸ピ
ッチに基づいて履歴アナログデータに基づくトレンドグ
ラフの表示を行う。これにより、選択されたアナログ感
知器に対するトレンドグラフが表示されることから、そ
のアナログ感知器の出力が停滞しているのか、細かく振
動しているのか、あるいは短い周期で変化しているのか
といった本当に知りたい変化を見逃すことなく捕えるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ感知器からの
アナログデータを記憶して、表示する防災表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災発生等のイベントの発生をC
RT等のディスプレイによって利用者に知らせる防災表
示装置がある。この防災表示装置には例えば特開平3−
196293号公報に開示されているように、アナログ
感知器から出力されるアナログデータが所定レベル以上
になったとき(イベント発生時刻)から蓄積を開始する
とともに、ディスプレイ上の地図画面に表示されたアナ
ログ感知器の座標をマウト等のポインティングデバイス
によって入力することで、そのアナログ感知器の履歴ア
ナログデータのグラフ(トレンドグラフ)を表示するも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の防災表示装置にあっては、次のような問題点があっ
た。 (イ)アナログ感知器の履歴アナログデータのトレンド
グラフを、予めアナログ感知器の種別(熱、煙等)毎に
一律に決定したピッチ(グラフのX軸ピッチ及びY軸ピ
ッチ)で表示するようにしているが、アナログ感知器
は、その種別に応じて最大アナログレベルや最小アナロ
グレベルが異なっているので、それらに応じてグラフを
描かなければ出力が停滞しているのか、細かく振動して
いるのか、あるいは短い周期で変化しているのかといっ
た本当に知りたい変化を見逃してしまうことがあった。 (ロ)また、従来、アナログ感知器の履歴アナログデー
タのグラフを描いた後に、グラフの任意の部分を指定す
ることでその部分を拡大して表示する機能を有している
ものもあるが、元のグラフの一部分をそのまま拡大する
だけであるので、拡大後のグラフが粗くなったり、拡大
したグラフそのものの形が変わってしまうという欠点が
あった。
【0004】そこで本発明は、アナログ感知器の種別に
応じて最適なトレンドグラフの表示を行なうことができ
る防災表示装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明による防災表示装置は、アナログ感
知器からのアナログデータを記憶して、表示する防災表
示装置において、アナログ感知器からのアナログデータ
を継続して蓄積して記録する記録手段と、前記アナログ
感知器の少なくとも種別、最大アナログレベル、最小ア
ナログレベル、X軸及びY軸ピッチの詳細情報を記憶す
る記憶手段と、前記アナログ感知器の蓄積された履歴ア
ナログデータをグラフ表示する操作による表示開始情報
を入力する表示開始情報入力手段と、この表示開始情報
入力手段により表示開始情報の入力が行なわれると、前
記アナログ感知器の種別、最大アナログレベル、最小ア
ナログレベル、X軸及びY軸ピッチの詳細情報に基づい
て履歴アナログデータのトレンドグラフを表示する表示
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記アナログ感知器の最大アナログレ
ベル、最小アナログレベル、X軸及びY軸ピッチの詳細
情報を変更する操作による変更情報を入力する詳細情報
変更入力手段と、この詳細情報変更入力手段により詳細
情報を変更する入力が行なわれると、前記アナログ感知
器の最大アナログレベル、最小アナログレベル、X軸及
びY軸ピッチの詳細情報を変更するウィンドウを表示す
るウィンドウ表示手段と、このウィンドウ表示手段によ
り表示されたウィンドウにて前記最大アナログレベル、
最小アナログレベル、X軸又はY軸ピッチのいずれか一
つを選択する選択手段と、この選択手段により選択され
た前記最大アナログレベル、最小アナログレベル、X軸
又はY軸ピッチの値を変更する詳細情報変更手段とを設
けても良い。例えば請求項3記載のように、前記アナロ
グ感知器の種別、最大アナログレベル、最小アナログレ
ベル、X軸ピッチ及びY軸ピッチのうちの任意のものの
選択を禁止する禁止手段を設けても良い。
【0007】
【作用】本発明では、操作者が蓄積されている履歴アナ
ログデータのトレンドグラフを表示させる操作を行なう
と、そのアナログ感知器に対して予め登録された種別
(熱、煙等)、最大アナログレベル、最小アナログレベ
ル、X軸ピッチ及びY軸ピッチにしたがって履歴アナロ
グデータのトレンドグラフが表示される。なお、X軸を
時間軸とすることが一般的であるが、Y軸を時間軸とし
ても良い。したがって、各アナログ感知器に応じて最適
なトレンドグラフが表示されるので、アナログ感知器の
出力が停滞しているのか、細かく振動しているのか、あ
るいは短い周期で変化しているのかといった本当に知り
たい変化を見逃すことなく捕えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 A.防災システムの構成 (a)全体の構成 図1は本発明に係わる防災表示装置の一実施例を適用し
た防災システムの構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1〜6の各々は感知器であり、詳しくは1、2
の各々はオン/オフ型感知器、3は光電式アナログ感知
器、4は熱式アナログ感知器、5、6の各々は光電式分
離型アナログ煙感知器である。オン/オフ型感知器1、
2は中継器10を介して防災受信機50に接続されてお
り、光電式アナログ感知器3、熱式アナログ感知器4及
び光電式分離型アナログ煙感知器5、6の各々は直接防
災受信機50に接続されている。なお、これらの端末機
器は図示の設置数に限るものでなく、例示として掲げた
ものである。したがって、これ以上の設置数であっても
良いのは勿論である。また、以下の説明において光電式
アナログ感知器3、熱式アナログ感知器4及び光電式分
離型アナログ煙感知器5、6の各々を単にアナログ感知
器と呼ぶことにする。
【0009】防災受信機50は、各アナログ感知器3〜
6で検出されるアナログデータをポーリング/セレクテ
ィング方式により周期的に監視し、そのアナログデータ
が所定レベル(例えば、注意表示レベル:火災発報レベ
ルより低い位置に設定されるレベル)を超えたときに
は、後述するイベント表示装置100に対してこのアナ
ログ感知器のハード(アドレス)番号、注意表示信号及
びアナログデータを出力する。防災受信機50は、この
処理後、アナログデータを収集した度にアナログデータ
のレベルが注意表示レベル以下にならない限り、このア
ナログ感知器のハード番号及びアナログデータをイベン
ト表示装置100へ出力する。そして、アナログデータ
のレベルが注意表示レベル以下になると、イベントが終
了したことを示すイベント終了信号をハード番号ととも
にイベント表示装置100へ出力する。なお、アナログ
データが火災発報レベルを超えると火災信号を出力す
る。防災受信機50は、アナログ感知器以外の端末機器
等によるイベント(火災、障害等)が発生しても同様に
その度にそのイベント情報をイベント表示装置100へ
出力する。
【0010】100はイベント表示装置であり、制御部
101と、CRT等のディスプレイ102と、キーボー
ド103及びマウス104と、プリンタ105とを有し
て構成され、防災受信機50との間でシリアル伝送方式
(例えばRS232C規格による伝送)による双方向通
信を行ない、防災受信機50から出力された注意表示信
号、アナログ感知器のハード番号及びアナログデータを
受信すると、受信した時刻(イベント「発生時刻」)を
含め、制御部101内のRAM119(図2参照)上に
設けたアナログ感知器の履歴情報を記録するための履歴
情報テーブルに記憶する。なお、履歴情報テーブルには
例えば10個のアナログ感知器の履歴情報が記憶され
る。
【0011】(b)履歴情報テーブルの内容 履歴情報テーブルには以下に示す情報が記憶される。 1.アナログ感知器のハード(アドレス)番号 2.アナログ感知器の種別(熱、煙)を表すコード 3.イベント(注意表示信号、火災信号、イベント終了
信号)を表すコード 注意表示信号:防災受信機50で、アナログデータが注
意表示レベルを超えると出力される。 火災信号:防災受信機50で、アナログデータが火災発
報レベルを超えると出力される。 イベント終了信号:アナログデータが、注意表示レベル
以下になったときに出力される。 4.フロア名称(例えば3階第1会議室)を表す情報コ
ード 5.注意表示レベルデータ:トレンドグラフに注意表示
レベルを表示させるためのデータ。
【0012】6.火災発報レベルデータ:トレンドグラ
フに火災発報レベルを表示させるためのデータ。 7.発生時刻:防災受信機50から出力されるイベント
情報を受信した時刻 8.最新アナログデータ:防災受信機50から注意表示
信号が出力された後に防災受信機50から所定周期毎
(例えば5秒毎)に送られてくるアナログデータであ
り、送られてくる度に更新される。 9.履歴アナログデータ:例えば10秒毎に最新アナロ
グデータを記憶する記憶領域から取り込んだアナログデ
ータのことであり、10秒毎に例えば最大30個(結果
5分間分)記憶される。
【0013】また、イベント表示装置100は、ディス
プレイ102上に初期画面としてメニュー画面を表示す
る。そして、このメニュー画面において、例えばアナロ
グ感知器の発生一覧表を示す「履歴データ」の表示を指
示する入力が行われると、即ち操作者がディスプレイ1
02上に表示されている「履歴一覧」の表示場所をマウ
ス104で座標入力操作すると、イベントの発生したア
ナログ感知器でイベントの発生時刻の最新のものが一番
上に表示されるように履歴情報テーブルの全データを発
生時刻順に並び替えるとともに、必要な情報を履歴情報
テーブル及び後述するハードディスク装置117(図2
参照)から取り出して、発生一覧表を示す「履歴デー
タ」を表示する。この場合、履歴情報テーブルからは
「発生時刻」、アナログ感知器の「ハード番号」及びフ
ロア名称を表す「情報コード」をそれぞれ取り出す。ま
た、ハードディスク装置117からはフロア名称を表す
「情報コード」に対応する「フロア名称」を取り出す。
ここで、図3は「履歴データ」の表示の一例を示す図で
あり、この図に示すようにイベントの発生時刻の最新の
もの即ち「1994/01/11…、E01−…、別館
1階会議室C」が一番上に表示されている。
【0014】また、イベント表示装置100は、操作者
がディスプレイ102上に表示された発生一覧表示を示
す「履歴データ」の中のアナログ感知器の情報で、詳細
情報及び蓄積されている履歴アナログデータのトレンド
グラフを表示させたいアナログ感知器の情報の表示部分
をマウス104で座標入力操作すると、選択されたアナ
ログ感知器の予め設定登録されている情報を履歴情報テ
ーブル及びハードディスク装置117から取り出し、詳
細情報と履歴アナログデータに基づくトレンドグラフを
表示する。この場合、履歴情報テーブルからはトレンド
グラフを表示させたいアナログ感知器の「ハード番
号」、「種別(熱、煙)を表すコード」、「発生時
刻」、フロア名称を表わす「情報コード」、「注意表示
レベルデータ」、「火災発報レベルデータ」及び「各履
歴アナログデータ(最大30個)」をそれぞれ取り出
す。また、ハードディスク装置117からは履歴情報テ
ーブルより取り出したフロア名称を表す「情報コード」
に対応する「フロア名称」と、アナログ感知器の「ハー
ド番号」に対応する「種別(熱、煙)」、「単位(Y軸
の単位で、煙の場合は[%/m]、熱の場合は[℃]:
X軸の単位は[min])」、「最大アナログレベル、
最小アナログレベル」及び「Y軸ピッチ、X軸ピッチ」
とをそれぞれ取り出す。
【0015】そして、ハードディスク装置117から取
り出したアナログ感知器の種別、最大アナログレベル、
最小アナログレベル、Y軸ピッチ、X軸ピッチからグラ
フを作成してディスプレイ102上に表示する。ここ
で、図4は「履歴データ」の中のNo.2のアナログ感
知器を指定したときの「詳細情報」及び「トレンドグラ
フ」が加わった表示例を示す図である。詳細情報から判
るようにNo.2のアナログ感知器は熱を感知するもの
であり、別館1階の会議室Aに設置されている。トレン
ドグラフ上の符号Lpが注意表示レベルであり、符号L
fが火災発報レベルである。「トレンドグラフ」の単位
はY軸が「[℃]」、X軸が「[min]」になってい
る。
【0016】図4のトレンドグラフに示すように、アナ
ログ感知器毎の種別、最大アナログレベル、最小アナロ
グレベル、Y軸ピッチ、X軸ピッチに基づいてトレンド
グラフを表示することで、例えば図5及び図6に示すよ
うに変化を詳細に捕えることができる。すなわち、図5
(a)は従来のトレンドグラフであり、図5(b)は本
案のトレンドグラフである。これらの図から明らかなよ
うにX軸ピッチが違っており、本案の方が広くなってい
る。これにより変化している部分を明確に読み取ること
ができる。また、図6(a)は従来のトレンドグラフで
あり、図6(b)は本案のトレンドグラフである。これ
らの図から明らかなようにY軸ピッチ及びY軸の開始点
が違っており、本案の方が広くなっており、また20°
が開始点になっている。これにより変化している部分を
明確に読み取ることができる。
【0017】また、選択されたアナログ感知器の詳細情
報と履歴アナログデータに基づくトレンドグラフが表示
された後、操作者がアナログ感知器の詳細情報を変更す
るための詳細情報表示エリアの表示部分cをマウス10
4で座標入力操作すると、イベント表示装置100は図
7に示すようにディスプレイ102上に詳細情報変更ウ
ィンドウWを表示する。この詳細情報変更ウィンドウW
には「アナログ感知器種別」、「アナログ出力最大
値」、「アナログ出力最小値」、「Y軸ピッチ」及び
「X軸ピッチ」が表示されるとともに、「アナログ出力
最大値」、「アナログ出力最小値」、「Y軸ピッチ」及
び「X軸ピッチ」に対応してこれらを選択するための表
示部分Smが表示される。
【0018】例えば、アナログ出力最大値を変更する場
合にはこれに対応する表示部分Smをマウス104で座
標入力操作する。これにより、キーボード103からの
数値の入力が可能になる。この状態でキーボード103
から数値すると、その数値が表示される。「アナログ出
力最小値」、「Y軸ピッチ」及び「X軸ピッチ」につい
ても同様の操作で値の変更を行なうことができる。修正
を行なった後に詳細情報変更ウィンドウWの表示部分S
Tをマウス104で座標入力操作すると、イベント表示
装置100は詳細情報変更ウィンドウWを消去し、その
後変更された値にしたがって再びトレンドグラフを表示
すると共にハードディスク装置117に変更後の値が記
録登録される。また、詳細情報の変更を中止する場合に
は、詳細情報変更ウィンドウWの表示部分SCをマウス
104で座標入力操作を行なう。これにより、詳細情報
変更ウィンドウWは消去され、もし変更された値があっ
ても記憶登録はキャンセルされる。また、「アナログ感
知器種別」は基本的に変更する必要がないことから、
「アナログ出力最大値」、「アナログ出力最小値」、
「Y軸ピッチ」または「X軸ピッチ」の変更の際に誤っ
て変更することがないように変更を禁止できるようにす
る。
【0019】イベント表示装置100は、防災受信機5
0からアナログ感知器以外のイベント情報が送られてき
た場合、そのイベント情報の受信した時刻即ちイベント
発生時刻と、そのイベント情報をRAM119の履歴情
報テーブルが設定された以外の領域に保管する。この保
管された情報はメニュー画面で「記録一覧」を選択操作
することでイベントの発生した一覧を表示する。
【0020】(c)イベント表示装置100の制御部1
01の構成 図2はイベント表示装置100の制御部101の構成を
示すブロック図である。この図において、110は制御
部101の各部を制御するCPU、111はCRT用イ
ンタフェースであり、CPU110にて作成された画像
情報をディスプレイ102に表示可能な信号(RGB信
号、垂直及び水平同期信号)に変換して出力する。11
2はポインティング入力装置用インタフェースであり、
マウス104から出力される信号をCPU110が利用
できる信号に変換する。なお、ポインティング入力装置
としてマウスの他にライトペン、タブレットまたはトラ
ックボール等の使用も勿論可能である。113はクロッ
ク回路であり、CPU110に現在の時刻情報を提供す
る。CPU110はクロック回路113から得られる時
刻情報に基づいて現在時刻や日付の管理を行なう。11
4は電源回路であり、外部より供給される電源をこの制
御部101で必要とする電圧に変換して出力する。
【0021】116はフロッピーディスク装置であり、
ハードディスク装置117に記憶された各種データの記
録等に使用される。ハードディスク装置117には予め
各アナログ感知器の詳細情報(フロア名称、センサ種
別、最大アナログレベル、最小アナログレベル、Y軸ピ
ッチ、X軸ピッチ、メッセージ番号、文字データ及び履
歴データや詳細情報等を表示するための枠に相当する画
像データ等)等が記憶されている。118はROMであ
り、上述したCPU110を制御するための基本プログ
ラム等を記憶している。119はRAMであり、上述し
た履歴情報テーブルが設けられる。120はシリアル入
出力回路であり、防災受信機50からの注意表示信号、
アナログ感知器のハード番号及びアナログデータ等の入
力等に使用される。
【0022】上記CPU110及びRAM119は記録
手段を構成する。また、ハードディスク装置117は記
憶手段に対応する。また、CPU110は表示制御手
段、ウィンドウ表示手段、詳細情報変更手段及び禁止手
段に対応する。また、ポインティング入力装置用インタ
フェース112は表示開始情報入力手段、詳細情報変更
入力手段及び選択手段に対応する。
【0023】B.実施例の動作 次に、イベント表示装置100の動作について説明す
る。 (a)履歴データ収集処理 図8は履歴データ収集時のルーチンを示すフローチャー
トである。CPU110は、まずステップS10で、防
災受信機50から送られてくるハード番号とアナログデ
ータを確認し、履歴情報テーブル内に既に同じハード番
号のアナログ感知器のデータが保管されているかを判定
する。この判定において、同じハード番号のアナログ感
知器がないと判断した場合、ステップS16に進み、履
歴情報テーブルに空きがあるか、即ち既に10個のアナ
ログ感知器のデータの履歴の記録があるかを確認し、無
いと判断した場合即ち履歴情報テーブルに空きがあると
判断した場合は新規にデータを保管する。これに対して
空きがないと判断した場合はステップS20に進み、履
歴情報テーブル内で最も古いアナログ感知器の履歴デー
タを検索する。この場合、履歴情報テーブル内の全ての
アナログ感知器において履歴を記録するためのシーケン
スが終了してなくとも、その中で一番古い履歴データを
検索する。そして、検索して得られたアナログ感知器の
履歴データをハードディスク装置117に退避させる。
そして、空いた履歴情報テーブルの箇所に新規にデータ
を保管する。
【0024】上記ステップS10で履歴情報テーブル内
に既に同じアナログ感知器の履歴が保管されていると判
断した場合はステップS12に進み、そのアナログ感知
器の履歴を記録するためのシーケンスが終了しているか
(アナログデータの保管場所が一杯即ち既に30個のア
ナログデータを保管済み、または防災受信機50からイ
ベント終了コードが送られてきてそのコードが記録され
ている)かどうかを判定し、まだ引き続きアナログデー
タを保管する保管場所があると判断した場合は、そのア
ナログ感知器のアナログデータの保管場所の最後尾に最
新のアナログデータを保管する。
【0025】ステップS18またはステップS24の処
理を終了してステップS26に進むと、防災受信機50
から送られてきたハード番号のアナログ感知器がレベル
変更可能(アナログ感知器の出力をどの程度で火災、注
意表示と判断するかを決めるレベルが変更可能)なアナ
ログ感知器であるか否かの判定を行なう。なお、このレ
ベルは各アナログ感知器毎に防災受信機50側で設定さ
れ、これを防災受信機50に対して要求することで防災
受信機50から出力される。また、このレベルは図4に
示すように「トレンドグラフ」における注意表示レベル
Lpと火災発報レベルLfの表示に使用され、レベルの
違いによって注意表示レベルLpと火災発報レベルLf
の表示位置が変るようになっている。この場合、注意表
示レベルLpは火災になる前のプリアラーム状態を示す
もので、この注意表示レベルLpをアナログ感知器の出
力が超えることにより、火災が発生する前段階で注意し
なければならない状態であることが判る。そして、アナ
ログ感知器の出力が火災発報レベルLfを超えることに
より危険な状態になっていることが判る。
【0026】さて、このステップS26の判定において
レベル変更可能なアナログ感知器であると判断した場合
はステップS28に進み、防災受信機50に対してレベ
ルデータを要求する。この要求に対して防災受信機50
から注意表示レベルデータと火災発報レベルデータとが
送られてくると、これを取り込んで履歴情報テーブルの
所定の領域に記憶する。一方、ステップS26の判定に
おいてレベル変更可能なアナログ感知器でないと判断す
ると何もせずに処理を終了する。
【0027】(b)履歴データ表示処理 図9は履歴データ表示時のルーチンを示すフローチャー
トである。操作者がアナログ感知器の発生一覧表を示す
「履歴データ」の表示を指示、即ちディスプレイ102
上に表示されている「履歴一覧」の表示場所をマウス1
04で座標入力操作すると、CPU110は、ステップ
S50でイベントの発生したアナログ感知器でイベント
の発生時刻の最新のものが一番上に即ち発生時刻の新し
いものを上から順に表示するように履歴情報テーブルの
データを発生時刻を基に並び替える。次いで、ステップ
S52で、必要な情報を履歴情報テーブル及びハードデ
イスク装置117から取り出す。そして、ステップS5
4でディスプレイ102上に発生一覧表を示す「履歴デ
ータ」を表示する。
【0028】(c)履歴データの詳細表示処理 図10は履歴データの詳細表示処理のルーチンを示すフ
ローチャートである。操作者がトレンドグラフを表示す
る指示、即ち、ディスプレイ102上に発生一覧表を示
す「履歴データ」が表示された状態で、操作者がこの発
生一覧表を示す「履歴データ」の中のアナログ感知器の
情報で、詳細情報及び蓄積されている履歴アナログデー
タのトレンドグラフを表示させたいアナログ感知器の情
報の表示部分をマウス104で座標入力操作を行なった
と判断すると、ステップS60で、選択されたアナログ
感知器の情報を履歴情報テーブル及びハードディスク装
置117から取り出す。
【0029】次いで、ステップS62に進み、選択され
たアナログ感知器の最大アナログレベル、最小アナログ
レベル、Y軸ピッチ及びX軸ピッチに基づいて履歴アナ
ログデータを補正するためのX軸及びY軸の補正値を算
出する。補正値算出後、ステップS64に進み、算出し
たX軸及びY軸の補正値により履歴アナログデータを修
正する。履歴アナログデータの修正を行なった後、ステ
ップS66に進み、選択されたアナログ感知器の詳細情
報とトレンドグラフをディスプレイ102上に表示す
る。続いてステップS68でトレンドグラフの単位情報
をディスプレイ102上に表示する。アナログ感知器の
種別に応じて単位をディスプレイ102上に表示する。
例えば煙感知器を示すものであればY軸に[%/m]の
単位を表示し、熱感知器を示すものであればY軸に
[℃]を表示する。
【0030】なお、X軸は煙、熱に関係なく時間の単位
例えば[min]を表示する。単位情報を表示した直
後、ステップS70で防災受信機50から送られてきた
注意表示レベルデータと火災発報レベルデータに基づい
てトレンドグラフ上に注意表示レベルLp及び火災発報
レベルLfを表示する。この場合も上述したX軸及びY
軸の補正値により補正を行なった後に表示を行なう。以
上により選択されたアナログ感知器の詳細情報とトレン
ドグラフの表示が終了する。
【0031】(d)詳細情報の変更表示処理 図11は、詳細情報の変更表示処理のルーチンを示すフ
ローチャートである。選択されたアナログ感知器の詳細
情報とトレンドグラフの表示を行なった後、操作者が詳
細情報を変更する指示、即ち、操作者がディスプレイ1
02上の詳細情報表示エリアの表示部分cをマウス10
4で座標入力操作を行なったと判断すると、ステップS
80でディスプレイ102上に詳細情報変更ウィンドウ
Wを表示する。この詳細情報変更ウィンドウWには「ア
ナログ感知器種別」、「アナログ出力最大値」、「アナ
ログ出力最小値」、「Y軸ピッチ」及び「X軸ピッチ」
を表示するとともに、「アナログ出力最大値」、「アナ
ログ出力最小値」、「Y軸ピッチ」及び「X軸ピッチ」
に対応してこれらを選択するための表示部分Smを表示
する。
【0032】詳細情報変更ウィンドウWの表示を行なっ
た後、ステップS82では、記録登録を行なう指示が行
なわれたか否かの判定を行なう。即ち、詳細情報変更ウ
ィンドウWの表示部分STをマウス104で座標入力操
作が行なわれたか否かの判定が行なわれ、座標入力操作
が行なわれないと判断するとステップS84に進む。ス
テップS84ではキャンセルを行なう指示が行なわれた
か否かの判定を行なう。即ち、詳細情報変更ウィンドウ
Wの表示部分SCをマウス104で座標入力操作が行な
われたか否かの判定が行なわれ、座標入力操作が行なわ
れていないと判断するとステップS86に進む。
【0033】ステップS86では、変更入力が行なわれ
たか否かの判定を行なう。すなわち、「アナログ出力最
大値」、「アナログ出力最小値」、「Y軸ピッチ」又は
「X軸ピッチ」に対応する表示部分Smをマウス104
で座標入力操作されたか否かの判定を行なう。座標入力
操作が行なわれたと判断するとステップS88に進み、
キーボード103により数値入力が行なわれたか否かの
判定を行なう。この判定において、数値入力が行なわれ
たと判断するとステップS90に進み、選択された詳細
情報の値の表示をキーボード103から入力した数値の
表示に変更する。なお、ステップS86〜90の処理で
は「アナログ出力最大値」、「アナログ出力最小値」、
「Y軸ピッチ」及び「X軸ピッチ」のうちの一つの値を
変更するようにしているが、一つに限定されるものでは
なく、それ以上であっても勿論良い。一方、ステップS
86の判定において、変更入力が行なわれていないと判
断すると、ステップS82に戻り、またステップS88
の判定において数値入力が行なわれていないと判断する
とステップS82に戻る。
【0034】ステップS82で記憶登録の指示、即ち、
詳細情報変更ウィンドウWの表示部分STをマウス10
4で座標入力操作が行なわれたと判断すると、ステップ
S92に進み、変更された詳細情報がハードディスク装
置117に記憶登録されると共に詳細情報変更ウィンド
ウWが消去される。次に、ステップS94に進み、変更
後の詳細情報によりトレンドグラフを再表示する。ま
た、ステップS84でキャンセルの指示、即ち、詳細情
報変更ウィンドウWの表示部分SCをマウス104で座
標入力操作が行なわれたと判断すると、ステップS96
に進み、変更登録処理はキャンセルされると共に詳細情
報変更ウィンドウWが消去され、処理は終了する。
【0035】このように本実施例では、アナログ感知器
3〜6からのアナログデータを、注意表示レベル以上に
なったとき(イベント「発生時刻」)から履歴情報テー
ブルに記録を開始するとともに、継続してアナログデー
タを蓄積し、操作者がアナログ感知器の発生一覧表を示
す「履歴データ」の表示を指示即ちディスプレイ102
上に表示されている「履歴一覧」の表示場所をマウス1
04で座標入力操作すると、イベントの発生したアナロ
グ感知器でイベントの発生時刻の最新のものを一番上に
表示するように履歴情報テーブルのデータを発生時刻順
に並べ替え、必要な情報を履歴情報テーブル及びハード
ディスク装置117から取り出して発生一覧表を示す
「履歴データ」を表示する。
【0036】そして、操作者が、この表示されている発
生一覧表を示す「履歴データ」の中のアナログ感知器の
情報で、詳細情報及び蓄積されている履歴アナログデー
タのトレンドグラフを表示させたいアナログ感知器の情
報の表示部分をマウス104で座標入力操作すると、選
択されたアナログ感知器の情報を履歴情報テーブル及び
ハードデイスク装置117から取り出してそのアナログ
感知器にみあった詳細情報とトレンドグラフを表示す
る。この場合、トレンドグラフを表示する際にアナログ
感知器の種別に応じて単位を自動的に切り替えて表示す
る。さらに、選択されたアナログ感知器の詳細情報の値
を変更する操作が行なわれると、変更された詳細情報を
表示するとともに、変更された詳細情報により再度トレ
ンドグラフの表示を行なう。
【0037】したがって、発生一覧表を示す「履歴デー
タ」によって、イベントの発生したアナログ感知器同士
の時間的前後関係が一目瞭然に分かるので、火災が発生
してからの流れを容易に把握することができる。また、
発生一覧表を示す「履歴データ」を確認するだけで、イ
ベントが発生したアナログ感知器同士の状況を認識でき
るので、湯気やタバコの煙等の非火災要因によるイベン
ト発生か、真の火災によるイベント発生かを短時間で正
確に把握することができる。また、発生一覧表を示す
「履歴データ」において、イベントの発生時刻の最新の
ものが一番上に表示されるので、オーバー表示になって
もスクロールすることなく常に最新の情報を確認するこ
とができる。
【0038】また、各アナログ感知器に応じて最適なト
レンドグラフが描かれるので、アナログ感知器の出力が
停滞しているのか、細かく振動しているのか、あるいは
短い周期で変化しているのかといった本当に知りたい変
化を見逃すことなく捕えることができる。また、各アナ
ログ感知器の詳細情報の各値を任意に変更できるので、
アナログ感知器の出力の変化部分を更に詳しく見ること
ができる。したがって、高層ビルの各階にアナログ感知
器を設置する場合に、高層ビルを高さ方向に複数のブロ
ックに分けて高い順に早期に温度変化等を検出できるよ
うに設定すれば、高い所にいる人に対して異常の発生を
初期段階で知らせることができる。これによって、高層
にいる人を早期に避難させることができる。
【0039】また、給湯設備近傍の場所では他の場所と
温度環境が異なることから、その環境での通常の温度を
考慮した温度変化を検知する必要があるが、他の場所と
同様の温度検知を行うようにすると温度変化部分がグラ
フの上部に位置することになり見難いものとなり、僅か
の変化を見逃してしまうことがある。更に、喫煙場所で
は煙の量が多いので、この場所におけるアナログ感知器
の感度を他の場所と同じようにすると誤報を起こす恐れ
がある。これらの場合でもアナログ感知器の設置場所に
応じて「アナログ出力最大値」、「アナログ出力最小
値」、「Y軸ピッチ」及び「X軸ピッチ」を最適な値に
設定すると良い。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限らず、本発
明の目的の範囲内で各種の実施態様が可能である。具体
的には、次のように実施しても良い。 (a)上記実施例では、「履歴データ」、「詳細情報」
及び「トレンドグラフ」をディスプレイ102上に表示
するようにしたが、その他、プリンタ105に出力する
ようにしても良い。この場合、プリンタ105への出力
はディスプレイ102上の画面をそのままコピーするハ
ードコピーであっても良い。このようにすることで、印
刷物として記録を残すことができ、後の机上での解析に
役立つ。(b)また、「履歴データ」、「詳細情報」及
び「トレンドグラフ」の表示形式は上記実施例に限定さ
れるものではなく任意である。要するに「履歴デー
タ」、「詳細情報」及び「トレンドグラフ」を表示でき
ればどのような表示形式であっても構わない。
【0041】(c)上記実施例では、履歴情報テーブル
に10個のアドレス感知器の履歴を記録するようにした
が、この数に限定されるものでなく、任意である。 (d)上記実施例では、RAM119上に履歴情報テー
ブルを設定するようにしたが、その他、フロッピーディ
スク装置、ハードディスク装置等上に設定するようにし
ても良い。 (e)上記実施例では、アナログ感知器の詳細情報をハ
ードディスク装置117に記憶するようにしたが、その
他、フロッピーディスク装置や光磁気ディスク装置等を
用いて、これらの記憶するようにしても良い。
【0042】(f)上記実施例では、イベント表示装置
100は防災受信機50から送られてくるイベント情報
を受信した時刻を「発生時刻」として記録していたが、
防災受信機50でイベントが発生した際に、イベントの
情報と共にイベント発生時刻のデータを送るようにし、
イベント表示装置100ではこの送られてきたイベント
発生時刻をそのまま「発生時刻」として記録しても良
い。 (g)上記実施例では、「履歴データ」、「詳細情報」
及び「トレンドグラフ」を表示する機能をイベント表示
装置100に持たせたが、防災受信機50に持たせても
良い。 (h)上記実施例では、アナログデータは所定レベル以
上になったときのイベント発生時刻から継続して蓄積さ
れるようになっていたが、任意の時間例えば最近の10
分間を蓄積するようにしたりしても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。 (1)各アナログ感知器の「アナログ出力最大値」、
「アナログ出力最小値」、「Y軸ピッチ」及び「X軸ピ
ッチ」等の詳細情報によりトレンドグラフを表示するよ
うにしたので、アナログ感知器の出力が停滞しているの
か、細かく振動しているのか、あるいは短い周期で変化
しているのかといった本当に知りたい変化を見逃すこと
なく捕えることができる。 (2)また、各アナログ感知器の詳細情報の各値を任意
に変更できるので、アナログ感知器の出力の変化部分を
更に詳しく見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災表示装置の一実施例を適用し
た防災システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の防災表示装置の回路構成を示すブロ
ックである。
【図3】同実施例の防災表示装置の表示の一例を示す図
である。
【図4】同実施例の防災表示装置の表示の一例を示す図
である。
【図5】同実施例の防災表示装置の表示と従来の防災表
示装置の表示の比較例を示す図である。
【図6】同実施例の防災表示装置の表示と従来の防災表
示装置の表示の比較例を示す図である。
【図7】同実施例の防災表示装置の表示の一例を示す図
である。
【図8】同実施例の防災表示装置の履歴データ収集処理
のルーチンを示すフローチャートである。
【図9】同実施例の防災表示装置の履歴データ表示処理
のルーチンを示すフローチャートである。
【図10】同実施例の防災表示装置の履歴データの詳細
表示処理のルーチンを示すフローチャートである。
【図11】同実施例の防災表示装置の詳細情報の変更表
示処理のルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜6 アナログ感知器 10 中継器 50 防災受信機 100 イベント表示装置 101 制御部 102 ディスプレイ 103 キーボード 104 マウス 105 プリンタ 110 CPU 113 クロック回路 116 フロッピーディスク装置 117 ハードディスク装置 118 ROM 119 RAM
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 久美子 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 片岡 才 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ感知器からのアナログデータを
    記憶して、表示する防災表示装置において、 アナログ感知器からのアナログデータを継続して蓄積し
    て記録する記録手段と、 前記アナログ感知器の少なくとも種別、最大アナログレ
    ベル、最小アナログレベル、X軸ピッチ及びY軸ピッチ
    の詳細情報を記憶する記憶手段と、 前記アナログ感知器の蓄積された履歴アナログデータを
    グラフ表示する操作による表示開始情報を入力する表示
    開始情報入力手段と、 この表示開始情報入力手段により表示開始情報の入力が
    行なわれると、前記アナログ感知器の種別、最大アナロ
    グレベル、最小アナログレベル、X軸ピッチ及びY軸ピ
    ッチの詳細情報に基づいて履歴アナログデータのトレン
    ドグラフを表示する表示制御手段と、を備えたことを特
    徴とする防災表示装置。
  2. 【請求項2】 前記アナログ感知器の最大アナログレベ
    ル、最小アナログレベル、X軸ピッチ及びY軸ピッチの
    詳細情報を変更する操作による変更情報を入力する詳細
    情報変更入力手段と、 この詳細情報変更入力手段により詳細情報を変更する入
    力が行なわれると、前記アナログ感知器の種別、最大ア
    ナログレベル、最小アナログレベル、X軸ピッチ及びY
    軸ピッチの詳細情報を変更するウィンドウを表示するウ
    ィンドウ表示手段と、 このウィンドウ表示手段により表示されたウィンドウに
    て前記アナログ感知器の種別、最大アナログレベル、最
    小アナログレベル、X軸ピッチ又はY軸ピッチのいずれ
    か一つを選択する選択手段と、 この選択手段により選択された前記アナログ感知器の種
    別、最大アナログレベル、最小アナログレベル、X軸ピ
    ッチ又はY軸ピッチの値を変更する詳細情報変更手段
    と、を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の防災
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記アナログ感知器の種別、最大アナロ
    グレベル、最小アナログレベル、X軸ピッチ及びY軸ピ
    ッチのうちの任意のものの選択を禁止する禁止手段を更
    に備えたことを特徴とする請求項2記載の防災表示装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133549A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Nohmi Bosai Ltd 火災受信機
JP2004005137A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Nittan Co Ltd 防災表示装置及び防災システム

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JP2002133549A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Nohmi Bosai Ltd 火災受信機
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