JP3073056U - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3073056U
JP3073056U JP2000003030U JP2000003030U JP3073056U JP 3073056 U JP3073056 U JP 3073056U JP 2000003030 U JP2000003030 U JP 2000003030U JP 2000003030 U JP2000003030 U JP 2000003030U JP 3073056 U JP3073056 U JP 3073056U
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recording
tension
mode
coil spring
reproducing apparatus
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隆二 林
和雅 那須
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録再生装置において、記録再生モードから
巻戻しモードへのモード切換え時のテープ弛みに起因す
る画面ノイズの発生を防ぐ。 【解決手段】 テンションポスト8と揺動杆34の摺動
部23とをコイルばね35を介して連結する。摺動部2
3を変位させるカム板21のカム面22に、第1水平部
24と、第2水平部25と第1傾斜部26を設け、第1
傾斜部26に段付部28を形成する。摺動部23が第1
水平部24から第1傾斜部26を経て第2水平部25に
変位するときに、段付部28を経由する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁気テープなどのテープが記録媒体として用いられる記録再生装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の記録再生装置の概略構成を図11を参照して説明する。同図において 、1はテープカセットで、供給リール1aと巻取りリール1bとを備えている。 2はローディングポストで、テープカセット1からテープTを引き出してヘッド シリンダ3に巻き掛けるために設けられている。4は全幅消去ヘッド、5は音声 消去ヘッド、6は音声コントロールヘッド、7は固定側のテープガイドポスト、 8は記録再生モード時にテープTにテンションを付与してテープの弛みを防止す るためのテンションポストである。また、9はキャプスタン、10はピンチロー ラ、11はピンチローラの位置を制御するための制御機構である。
【0003】 この記録再生装置において、記録再生モードでは供給リール1aから繰り出さ れたテープTが巻取りリール1bに巻き取られるのに対し、巻戻しモードでは巻 取りリール1bから繰り出されたテープTが供給リール1aに巻き取られる。こ のときのテープ走行方向の切換えが切換えギヤ機構12を介して行われる。
【0004】 図例の切換えギヤ機構12は、キャプスタンモータMによって駆動される駆動 ギヤ13と、この駆動ギヤ13の回転軸14に相対回動自在に取り付けられた可 動プレート15と、この可動プレート15に回転自在に取り付けられて上記駆動 ギヤ13の2箇所に各別に噛み合っている左右のアイドルギヤ16,17とを備 えている。そして、記録再生モードで駆動ギヤ13が矢印aのように時計方向に 回転すると、その駆動ギヤ13とアイドルギヤ16,17との噛合い抵抗によっ でアイドルギヤ16,17が可動プレート15と共に時計方向に回動し、右側の アイドルギヤ17が巻取りリール側ギヤ18に噛み合う第1噛合位置まで時計方 向に首振り変位して巻取りリール1bを巻取り方向に回転させる。このとき、供 給リール1aは自由回転可能な状態になる。また、巻戻しモードで駆動ギヤ13 が反時計方向に回転すると、上記噛合い抵抗によっでアイドルギヤ16,17が 可動プレート15と共に反時計方向に回動し、左側のアイドルギヤ16が供給り リール側ギヤ19に噛み合う第2噛合位置まで反時計方向に首振り変位して供給 リール1aを巻取り方向に回転させる。このとき、巻取りリール1bは自由回転 可能な状態になる。
【0005】 一方、図11の記録再生装置において、記録再生モードで供給リール1aから 繰り出されたテープTが巻取りリール1bに巻き取られるときに、テープTに弛 みが生じていると、テープ弛みに起因する画面ノイズを発生するおそれがある。 このようなテープ弛みに起因する画面ノイズは、記録再生モード時にテープTに 付与されていたテンションが、記録再生モードから巻戻しモードに切り換えられ る際に瞬間的にかつ急激に解放された場合にも発生する。その反面で、巻戻しモ ードで巻取りリール1bから繰り出されたテープTが供給リール1bに巻き取ら れるときにテープTに記録再生モード時に要求されるような比較的大きなテンシ ョンが加わっていると、巻戻しが円滑に行われなくなったりテープTが損傷した りしやすくなるおそれがある。
【0006】 テープTにテンションを付与したりテープTからテンションを解放したりする 機能は、上記したテンションポスト8によって発揮される。このテンションポス ト8は、記録再生モードで図11に実線で示した動作位置に位置していて、固定 側のテープガイドポスト7とローディングポスト2との間でテープTを外側に押 し付けることによってテープTにテンションを付与する。これに対し、巻戻しモ ードでは図11に仮想線で示したように退避位置に位置するようになっていて、 このようにテンションポスト8が退避位置に位置しているときには、このテンシ ョンポスト8によってテープTにテンションが付与されない。
【0007】 図11の記録再生装置において、テンションポスト8を上記した動作位置と退 避位置との間で変位させるための機構としてカム機構20が採用されている。図 12及び図13のように、カム機構20は、左右方向の直線経路を往復移動可能 なカム板21と、このカム板21のカム面22によって案内されるピン状の摺動 部23とを有している。そして、図17及び図18に拡大して示したように、カ ム面22には、記録再生モード時に摺動部23を保持する第1水平部24と、巻 戻しモード時に摺動部23を保持する第2水平部25と、第1水平部24の一端 と第2水平部25の一端とを連続させる右下がりの傾斜部26とが備わっている 。
【0008】 他方、上記テンションポスト8は、図示していないシャーシなどに固着された 第1支軸31に揺動可能に取り付けられたテンションレバー32の一端に取り付 けられている。また、このテンションレバー32の近傍箇所に上記シャーシなど に固着された第2支軸33に揺動可能に揺動杆34が取り付けられており、この 揺動杆34の一端と上記テンションレバー32の他端とが引張りコイルばね(以 下「コイルばね」という)35を介して連結されている。そして、図12のよう に、揺動杆34がコイルばね35に対して引張り動作を行う位置に揺動している ときには、テンションレバー32がコイルばね35のばね力により弾性的に引張 られてテンションポスト8がテープTに接触していると共に、そのテンションポ スト8がテープTを外側に押し出す動作位置(図11の実線で示した位置)に位 置しており、そのときのテープTのテンションとコイルばね35の引張力Tとが バランスしてテープTのテンションが一定に保たれる。これに対し、図13のよ うに、揺動杆34がコイルばね35を圧縮方向に押す後押し動作を行いながら揺 動すると、テンションレバー32がコイルばね35により押されて第1支軸31 の周りで揺動し、テンションポスト8が上記した動作位置から退避位置(図11 の仮想線で示した位置)まで変位してテープTにはテンションが付与されなくな る。
【0009】 図12及び図13のように、揺動杆34に上記摺動部23が取り付けられてい る。そして、摺動部23が図12のように上記したカム面22の第1水平部24 に位置しているときには、揺動杆34が、コイルばね35に対して引張り動作を 行う位置に揺動している。そのため、このときの揺動杆34の位置を第1位置と すると、揺動杆34が第1位置に位置しているときには、コイルばね35が力F で引張られてテンションポスト8が図11の実線や図12に示した動作位置に位 置してテープTにテンションが付与されている。これに対し、摺動部23が図1 3のようにカム面22の第2水平部25に位置しているときには、揺動杆34が 、コイルばね35を圧縮方向に後押しする位置に揺動している。そのため、この ときの揺動杆34の位置を第2位置とすると、揺動杆34が第2位置に位置して いるときには、コイルばね35が後押しされてテンションポスト8が図11の仮 想線や図13に示した退避位置に位置してテープTにはテンションが付与されな くなっている。
【0010】 揺動杆34が上記した第1位置から第2位置まで変位する動作は、カム板21 が図13の矢印bの方向に移動するのに伴って摺動部23がカム面22の第1水 平部24から傾斜部26を経て第2水平部25に到達することによって行われる 。このような揺動杆34の変位動作は、テープTにテンションを付与しておくこ とが要求される記録再生モードからテープTのテンションを解放しておくことが 要求される巻戻しモードへのモード切換えに際して行われる。
【0011】 ところが、カム面22の傾斜部26の傾斜角度を可能な限り大きくすることに よってカム板21の小形化ひいては記録再生装置の小形化コンパクト化を図ろう とすると、傾斜部26の水平長さが短くなって摺動部23が第1水平部24から 第2水平部25まで移動するのに要する時間が非常に短くなる。その反面で、記 録再生モードから巻戻しモードへのモード切換えは、図11で説明したアイドル ギヤ16,17の首振り変位によって行われる。したがって、記録再生モードか ら巻戻しモードへのモード切換えが完全に終わらないうちに摺動部23が第1水 平部24から第2水平部25まで移動してしまうという事態が起こり、このよう な事態が起こると、記録再生モード時にテープTに付与されていたテンションが 、記録再生モードから巻戻しモードに切り換えられる際に瞬間的にかつ急激に解 放されてしまうことになり、それによって生じたテープTの弛みに起因する画面 ノイズを発生するおそれがある。
【0012】 この点を解決するためには、傾斜部26の傾斜角度を緩やかにして摺動部23 が第1水平部24から第2水平部25まで移動するのに要する時間を、アイドル ギヤ16,17が首振り変位することによる記録再生モードから巻戻しモードへ のモード切換えに要する時間よりも長くすることによって、巻戻しモードに完全 に移行してしまうまでは、コイルばね35の引張力でテンションポスト8がテー プTにテンションを付与し続けておくようにしておくことが有効であるけれども 、そのようにすると、傾斜部26の水平長さが長くなり、ひいてはカム板21が 長くなって記録再生装置の小形化コンパクトが阻害される。
【0013】 次に、図14〜図16に示したように、上記カム板21にはラック41が設け られており、このラック41にピニオン51が噛み合っている。また、制御モー タM1に連結されたウォーム42がウォームホイル43と噛み合っている。ウォ ームホイル43には図11に示したようにカム溝44が備わっており、このカム 溝44の回転変位により上記ピンチローラ10を備えた制御レバー45が揺動さ れてピンチローラ10の位置が制御されるようになっている。そして、図19に 拡大して示したように、上記ピニオン51とこのピニオン51の駆動ギヤとして の上記ウォームホイル43とが同軸に相対回転自在に配備されていると共に、ピ ニオン51に間隔を隔てて設けられた第1及び第2の2つの係合部52,53の 相互間にウォームホイル43側に設けられたピン状の被係合部46が遊びを有す る状態で配備されている。このため、ウォームホイル43が図19矢印cのよう に正回転すると、被係合部46と第1係合部52との間の遊びが無くなった時点 で被係合部46が第1係合部52に係合し、その係合後にピニオン51がウォー ムホイル43と正回転方向に追従回転(共回り)する。しかし、正回転している ウォームホイル43にピニオン51が追従回転しているときに、ピニオン51が 逆回転方向の力を受けると、被係合部46と第2係合部53との間に確保されて いる遊び分だけピニオン51がウォームホイル43に対して空転することになる 。逆に、ウォームホイル43が図19矢印dのように逆回転すると、被係合部4 6と第2係合部53との間の遊びが無くなった時点で被係合部46が第2係合部 53に係合し、その係合後にピニオン51がウォームホイル43と逆回転方向に 追従回転(共回り)する。
【0014】 一方、図14〜図16、図17及び図18のように、上記カム板21のカム面 22では、上記した第1水平部24の他端に左下がりの第2傾斜部27がつなが っている。そして、図14や図17の仮想線のように、第1水平部24に上記摺 動部23が位置しているときには、図14のように揺動杆34がコイルばね35 に対して引張り動作を行う第1位置に揺動していて、コイルばね35が力Fで引 張られ、テンションポスト8が図14に示した動作位置に位置してテープTにテ ンションを付与している。このため、上記したウォームホイル43の正回転にピ ニオン51が追従回転して図14や図17の矢印eのようにカム板21を移動さ せ、それによって図15や図17のように摺動部23が第1水平部24の他端か ら第2傾斜部27に差しかかったときには、摺動部23に加わっているコイルば ね35の引張り反力が第2傾斜部27に作用する。その結果、カム板21が摺動 部23によって図16や図18の矢印fのように強制的に右向きに引張られ、そ れに伴って、それまでウォームホイル43に追従して正回転していたピニオン5 1が逆回転方向の力を受け、被係合部46と第2係合部53との間に確保されて いる遊び分Hだけピニオン51がウォームホイル43に対して空転することにな るので、摺動部23が図16や図18のように第2傾斜部27を滑り落ちて第1 水平部24から大きく離間してしまう。
【0015】 このような状況は、図13の巻戻しモードから記録再生モードへの切換えが行 われたときに起こり得る。すなわち、巻戻しモードから記録再生モードへのモー ド切換えが行われると、図11で説明したアイドルギヤ16,17が供給リール 側ギヤ19に噛み合っている第1噛合位置から巻取りリール側ギヤ18に噛み合 う第2噛合位置まで移動する。しかも、制御モータM1によってウォームホイル 43が正回転を開始し、ピニオン51がそれに追従回転してカム板21が図中右 方向(図14の矢印eの方向)に移動して摺動部23が第2水平部25から第1 傾斜部26を経て第1水平部24に到達するようになる。ところが、このときに 、制御モータM1によるウォームホイル43の正回転の停止タイミングが、第1 水平部24に摺動部23が位置しているときに同期されず、摺動部23が第1水 平部24に到達した後もウォームホイル43の正回転が続行しているような事態 が起こると、摺動部23が第1水平部24を通り過ぎて第2傾斜部27に差しか かって上記した状況、すなわち、摺動部23が図16や図18のように第2傾斜 部27を滑り落ちて第1水平部24から大きく離間してしまうという状況が起こ る。
【0016】 ところが、このように巻戻しモードから記録再生モードへのモード切換えが行 われた際に、摺動部23が第2傾斜部27を滑り落ちて第1水平部24から大き く離間してしまうという状況が起こると、図16のようにテンションポスト8が 退避位置まで後退してしまってテープTにテンションが付与されなくなる。した がって、その後に、ウォームホイル43が逆回転してピニオン51がそれに追従 回転され、カム板21が移動して摺動部23を第2傾斜部27から第1水平部2 4まで戻して記録再生モードに設定されたとしても、テープ弛みに起因する画面 ノイズを生じるおそれがある。また、一旦第2傾斜部27を滑り落ちた摺動部2 3を第1水平部24に戻す必要があり、そのだけモード切換えに余分な時間が費 やされてしまう。
【0017】 一方、実開平5−59629号公報や実開平5−50544号公報には、磁気 テープを用いる記録再生装置において、記録再生モード時にテープにテンション を付与し、巻戻しモードではテープからテンションを解放しておくことについて の記載がある。しかし、これらの公報には、記録再生モードから巻戻しモードへ のモード切換えに際し、テープのテンションを解放するタイミングが早すぎるた めに起こる画面ノイズの発生を防ぐ手段については記載されていない。また、巻 戻しモードから記録再生モードへのモード切換えに際して余分な時間が費やされ てしまうことを防ぐ手段についても記載されていない。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
図11〜図13を参照して説明したように、従来の記録再生装置には、記録再 生モードから巻戻しモードへのモード切換えに際し、テープのテンションを解放 するタイミングが早すぎるために画面ノイズを発生するおそれがあるという問題 があった。
【0019】 また、図14〜図19などを参照して説明したように、従来の記録再生装置に は、巻戻しモードから記録再生モードへのモード切換えに際して余分な時間が費 やされてしまうことがあるという問題があった。
【0020】 本考案は以上の問題に鑑みてなされたものである。
【0021】 すなわち、本考案は、上記した記録再生装置の小形化を阻害することなく、記 録再生モードから巻戻しモードへのモード切換えに際し、テープのテンションを 解放するタイミングを適切に定めて画面ノイズの発生を防止することのできる記 録再生装置を提供することを目的とする。
【0022】 また、本考案は、、上記した記録再生装置の小形化を阻害することなく、巻戻 しモードから記録再生モードへのモード切換えに際してテープ弛みに起因する画 面ノイズの発生を防ぐと共に、余分な時間が費やされないようにすることのでき る記録再生装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
図面を参照して本考案の記録再生装置を説明する。なお、この欄で図中の符号 を使用したのは、考案の内容の理解を助けるためであって、内容を図例に限定す る意図ではない。
【0024】 本考案に係る記録再生装置は、巻取りリール側ギヤ18に噛み合う第1噛合位 置と供給リール側ギヤ19に噛み合う第2噛合位置との間で変位することによっ て記録再生モードでは巻取りリール1bを回転させ巻戻しモードでは供給リール 1aを回転させるアイドルギヤ16,17を有している。また、可動式のテンシ ョンポスト8を有しており、このテンションポスト8が、記録再生モードでは供 給リール1aから繰り出されて巻取りリール1bに巻き取られるテープTにテン ションを付与する動作位置(図11の実線の位置)に位置し、巻戻しモードでは 巻取りリール1bから繰り出されて供給リール1aに巻き取られるテープTにテ ンションを付与しない退避位置(図11の仮想線の位置)に位置する。この点は 、上記した従来の記録再生装置と同様である。
【0025】 本考案では、記録再生モードから巻戻しモードへのモード切換えに際し、上記 アイドルギヤ16,17が第1噛合位置から離れてから第2噛合位置に到達する 前までの間、上記テンションポスト8を、供給リール1aと巻取りリール1bと の間に張架されているテープTにテンションを付与し続ける動作領域に保持する 変位動作遅延機構Aを有する。
【0026】 この考案によると、アイドルギヤ16,17が第1噛合位置から離れてから第 2噛合位置に到達する前までの間、変位動作遅延機構Aの作用によって、テンシ ョンポスト8が上記動作領域に保持されてテープTにテンションが付与され続け るので、記録再生モードから巻戻しモードに切り換えられる際に、テープTのテ ンションが瞬間的にかつ急激に解放されてしまうという事態が起こらなくなり、 その結果、テープTの弛みに起因する画面ノイズを発生するおそれもなくなる。
【0027】 本考案の記録再生装置は、上記テンションポスト8を退避位置から動作位置に 移動させる動作が引張コイルばね35を引張り方向に引張る引張り動作を介して 行われ、かつ、上記テンションポスト8を動作位置から退避位置に移動させる動 作が上記引張コイルばね35を圧縮方向に押す後押し動作を介して行われるよう になっていることが望ましい。また、上記引張りコイルばね35の引張り動作と 後押し動作とを行う揺動杆34と、この揺動杆34を第1位置と第2位置との間 で正逆揺動させるカム機構20とを有していることが望ましい。このものでは、 上記揺動杆34が第1位置に位置しているときには、上記引張りコイルばね35 が伸長方向に引張られて上記テンションポスト8が動作位置に移動しており、上 記揺動杆34が第2位置に位置しているときには、上記引張りコイルばね35が 圧縮方向に押されて上記テンションポスト8が退避位置に移動しているようにな っていて、上記カム機構20に上記変位動作遅延機構Aが設けられていることが 望ましい。この構成を有する記録再生装置において、従来の記録再生装置と異な る点は、カム機構20に上記変位動作遅延機構Aが設けられている点だけである 。
【0028】 本考案では、第1支軸31により揺動可能に支持されたテンションレバー32 に上記テンションポスト8が取り付けられていると共に、上記揺動杆34が第2 支軸33により揺動可能に支持されており、上記テンションレバー32と上記揺 動杆34とが上記引張りコイルばね35を介して連結されている、という構成を 採用することが可能であり、この構成は、従来の記録再生装置と同様である。
【0029】 上記カム機構20が、上記揺動杆34に設けられた摺動部23とカム板21に 設けられて上記摺動部23を案内するカム面22とでなり、上記カム面22に、 上記揺動杆34を第1位置に保持する第1水平部24と、上記揺動杆34を第2 位置に保持する第2水平部25と、第1水平部24の一端と第2水平部25の一 端とを連続させる右下がりの第1傾斜部26とが備わっていると共に、上記第1 傾斜部26の途中箇所に、上記揺動杆34を上記引張りコイルばね35の伸長状 態を維持する位置に保持する段付部28が備わっており、その段付部20によっ て上記変位動作遅延機構Aが形成されていることが望ましい。この構成であると 、従来の記録再生装置に採用されていたカム板21のカム面22の第1傾斜部2 6に、段付部20を設けるというきわめて簡単な変更を行うだけで、変位動作遅 延機構Aが形成される。そのため、テープ弛みに起因する画面ノイズの少ない記 録再生装置を安価に提供することができるようになる。
【0030】 本考案の記録再生装置では、上記カム板21のカム面22に、上記第1水平部 24の他端に連続する左下がりの第2傾斜部27が備わっていると共に、上記カ ム板21に設けられたラック41に噛み合うピニオン51と、このピニオン51 と同軸に設けられた駆動ギヤ(ウォームホイル43)とを有し、駆動ギヤとピニ トン51とのうちの一方側に間隔を隔てて設けられた第1及び第2の2つの係合 部52,53の相互間に他方側に設けられた被係合部46が遊びを有する状態で 配備されて駆動ギヤ・の回転方向が正逆方向に切り換わるのに伴って上記被係合 部46に第1又は第2の係合部52又は53が択一的に係合して駆動ギヤにピニ オン51が追従回転するようになっており、上記第2傾斜部27に、上記ピニオ ン51の空転を伴って上記第1水平部24から第2傾斜部27に移動してきた上 記摺動部23を係合保持して上記引張りコイルばね35の伸長状態を維持する位 置に上記揺動杆34を保持する滑止め部29が段付状に形成されていることが望 ましい。
【0031】 これによると、巻戻しモードから記録再生モードへのモード切換えが行われた 際に、摺動部23が第2傾斜部27を滑り落ちて第1水平部24から大きく離間 してしまうという状況が起こらなくなるので、テープ弛みが発生せず、しかも、 モード切換えに余分な時間が費やされるという事態が起こらない。
【0032】 上記第1水平部24に対する上記段付部20及び上記滑止め部29の垂直離間 距離が同一又は略同一であることが望ましい。
【0033】
【考案の実施の形態】
図1〜図3は本考案の実施形態に係る記録再生装置での記録再生モードから巻 戻しモードへのモード切換えの際の動作説明図、図4は図1の要部拡大図、図5 は図2の要部拡大図、図6は図3の要部拡大図である。また、図7〜図9は巻戻 しモードから記録再生モードへのモード切換えの際の動作説明図、図10は図8 の要部拡大図である。
【0034】 この実施形態において、冒頭で説明した従来の記録再生装置と異なっている点 は、カム面22の第1傾斜部26の途中箇所に段付部28を設けた点と、第2傾 斜部27に段付状に滑止め部29を形成した点であり、第1水平部24に対する 段付部28及び滑止め部29の垂直離間距離が同一又は略同一になっている。そ の他の事項は従来の記録再生装置と同様であるので、説明の重複を避けるため、 図11〜図19で用いた符号と同一または相応する部分に同一符号を付してある 。
【0035】 上記段付部28は、揺動杆34を引張りコイルばね35の伸長状態を維持する 位置に保持する機能を持ち、その段付部28によって変位動作遅延機構Aが形成 されている(図4〜図6参照)。また、上記滑止め部29は、ピニオン51の空 転を伴って第1水平部24から第2傾斜部27に移動してきた摺動部23を係合 保持して引張りコイルばね35の伸長状態を維持する位置に揺動杆34を保持す る機能を持つ。
【0036】 次に動作を説明する。
【0037】 記録再生モードでは、図1及び図4のように摺動部23がカム面22の第1水 平部24に位置している。そのため、揺動杆34が第1位置に位置してコイルば ね35を引張り、それに伴ってテンションレバー32によってテンションポスト 8が動作位置に位置してテープTにテンションを付与している。
【0038】 記録再生モードから巻戻しモードにモード切換えが行われたときには、図2や 図5及び図6の矢印bのようにカム板21が移動して、摺動部23が第1水平部 24から傾斜部26を経て図3及び図6のように第2水平部25に到達するけれ ども、このときには、摺動部23が段付部28を通過するので、それだけ摺動部 23が第2水平部25に到達するまでの時間が長くなる。しかも、図2や図5の ように摺動部23が段付部28に位置しているときには、揺動杆34が引張りコ イルばね35の伸長状態を維持する位置に保持される。その結果、記録再生モー ドから巻戻しモードに切り換えられる際に、図11に示したアイドルギヤ16, 17が第1噛合位置から離れてから第2噛合位置に到達する前までの間、テンシ ョンポスト8がテープTにテンションを付与し続ける動作領域に保持され、テー プTのテンションが瞬間的にかつ急激に解放されてしまうという事態が起こらな くなってテープTの弛みに起因する画面ノイズを発生するおそれもなくなる。
【0039】 巻戻しモードから記録再生モードへのモード切換えが行われた際には、図11 で説明したアイドルギヤ16,17が第1噛合位置から第2噛合位置まで移動す る。しかも、制御モータM1によってウォームホイル43が図7の矢印cのよう に正回転を開始し、それにピニオン51が追従回転してカム板21が矢印eのよ うに移動して摺動部23が第2水平部25から第1傾斜部26を経て第1水平部 24に到達するようになる。この場合に、制御モータM1によるウォームホイル 43の正回転の停止タイミングが、第1水平部24に摺動部23が位置している ときに同期されず、摺動部23が第1水平部24に到達した後もウォームホイル 43の正回転が続行しているような事態が起こると、摺動部23が第1水平部2 4を通り過ぎて図17で説明したように第2傾斜部27に差しかかったときに、 摺動部23に加わっているコイルばね35の引張り反力が第2傾斜部27に作用 するので、カム板21が摺動部23によって図8や図10の矢印fのように強制 的に右向きに引張られ、それに伴って、それまでウォームホイル43に追従して 正回転していたピニオン51が逆回転方向の力を受け、被係合部46と第2係合 部53との間に確保されている遊びによって空転する。しかし、摺動部23は、 図8や図10のように滑止め部29に係合保持されてそれより下には滑り落ちな いので、揺動杆34がコイルばね35の伸長状態を維持する保持される。したが って、巻戻しモードから記録再生モードへのモード切換えが行われた際に、テー プ弛みが生じることはなく、しかも、摺動部23が第1水平部24から大きく離 間してしまって第1水平部24に戻るまでの時間が余分に費やされるということ もなくなる。その後、図9のようにウォームホイル43が正回転してピニオン5 1の追従回転が開始し、カム板21が矢印gのように移動して摺動部23が第1 水平部24に移行する。なお、ピニオン51が空転するときの空転角度θは、図 15に示した遊びHに見合う角度よりも小さい。
【0040】 その他の作用は図11〜図19で説明したところとまったく同様である。
【0041】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、カム面の第1傾斜部の途中箇所に段付部を設 けることによって、記録再生モードから巻戻しモードへのモード切換えにようす る時間を稼ぐようにしたので、記録再生装置の小形化を阻害することなく、記録 再生モードから巻戻しモードへのモード切換えに際してのテープ弛みに起因する 画面ノイズの発生を防止することができるようになる。
【0042】 また、カム面の第2傾斜部に滑止め部を設けることによって、巻戻しモードか ら記録再生モードへのモード切換えに際して摺動部が第2傾斜部を無制限に滑り 落ちないようにしたので、そのモード切換えの際のテープ弛みに起因する画面ノ イズの発生が防止され、併せて、モード切換えに余分な時間が費やされないよう になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る記録再生装置におい
て、記録再生モードの状態を示した動作説明図である。
【図2】同記録再生装置において、記録再生モードから
巻戻しモードへのモード切換え時の中間段階を示した動
作説明図である。
【図3】同記録再生装置において、巻戻しモードの状態
を示した動作説明図である。
【図4】図1の要部拡大図である。
【図5】図2の要部拡大図である。
【図6】図3の要部拡大図である。
【図7】同記録再生装置において、巻戻しモードから記
録再生モードへのモード切換えの際の中間段階の動作説
明図である。
【図8】同記録再生装置において、巻戻しモードから記
録再生モードへのモード切換えの際の他の中間段階の動
作説明図である。
【図9】同記録再生装置において、巻戻しモードから記
録再生モードへのモード切換えの際のさらに他の中間段
階の動作説明図である。
【図10】図8の要部拡大図である。
【図11】記録再生装置の概略構成図である。
【図12】従来の記録再生装置において、記録再生モー
ドの状態を示した動作説明図である。
【図13】同記録再生装置において、巻戻しモードの状
態を示した動作説明図である。
【図14】同記録再生装置において、巻戻しモードから
記録再生モードへのモード切換えの際の中間段階の動作
説明図である。
【図15】同記録再生装置において、巻戻しモードから
記録再生モードへのモード切換えの際の他の中間段階の
動作説明図である。
【図16】同記録再生装置において、巻戻しモードから
記録再生モードへのモード切換えの際のさらに他の中間
段階の動作説明図である。
【図17】図16の要部拡大図である。
【図18】図15の要部拡大図である。
【図19】係合部と被係合部との関係を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
A 変位動作遅延機構 T テープ 1b 巻取りリール 1a 供給リール 8 テンションポスト 16,17 アイドルギヤ 18 巻取りリール側ギヤ 19 供給リール側ギヤ 20 カム機構 21 カム板 22 カム面 23 摺動部 24 第1水平部 25 第2水平部 26 第1傾斜部 28 段付部 27 第2傾斜部 29 滑止め部 31 第1支軸 33 第2支軸 34 揺動杆 35 引張コイルばね 41 ラック 43 ウォームホイル(駆動ギヤ) 46 被係合部 51 ピニオン 52,43 係合部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取りリール側ギヤに噛み合う第1噛合
    位置と供給リール側ギヤに噛み合う第2噛合位置との間
    で変位することによって記録再生モードでは巻取りリー
    ルを回転させ巻戻しモードでは供給リールを回転させる
    アイドルギヤを有していると共に、記録再生モードでは
    供給リールから繰り出されて巻取りリールに巻き取られ
    るテープにテンションを付与する動作位置に位置し、か
    つ、巻戻しモードでは巻取りリールから繰り出されて供
    給リールに巻き取られるテープにテンションを付与しな
    い退避位置に位置する可動式のテンションポストを有す
    る記録再生装置において、 記録再生モードから巻戻しモードへのモード切換えに際
    し、上記アイドルギヤが第1噛合位置から離れてから第
    2噛合位置に到達する前までの間、上記テンションポス
    トを、供給リールと巻取りリールとの間に張架されてい
    るテープにテンションを付与し続ける動作領域に保持す
    る変位動作遅延機構を有することを特徴とする記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 上記テンションポストを退避位置から動
    作位置に移動させる動作が引張コイルばねを引張り方向
    に引張る引張り動作を介して行われ、かつ、上記テンシ
    ョンポストを動作位置から退避位置に移動させる動作が
    上記引張コイルばねを圧縮方向に押す後押し動作を介し
    て行われるようになっていると共に、上記引張りコイル
    ばねの引張り動作と後押し動作とを行う揺動杆と、この
    揺動杆を第1位置と第2位置との間で正逆揺動させるカ
    ム機構とを有し、 上記揺動杆が第1位置に位置しているときには、上記引
    張りコイルばねが伸長方向に引張られて上記テンション
    ポストが動作位置に移動しており、上記揺動杆が第2位
    置に位置しているときには、上記引張りコイルばねが圧
    縮方向に押されて上記テンションポストが退避位置に移
    動しているようになっていて、上記カム機構に上記変位
    動作遅延機構が設けられている請求項1に記載した記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 第1支軸により揺動可能に支持されたテ
    ンションレバーに上記テンションポストが取り付けられ
    ていると共に、上記揺動杆が第2支軸により揺動可能に
    支持されており、上記テンションレバーと上記揺動杆と
    が上記引張りコイルばねを介して連結されている請求項
    2に記載した記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記カム機構が、上記揺動杆に設けられ
    た摺動部とカム板に設けられて上記摺動部を案内するカ
    ム面とでなり、上記カム面に、上記揺動杆を第1位置に
    保持する第1水平部と、上記揺動杆を第2位置に保持す
    る第2水平部と、第1水平部の一端と第2水平部の一端
    とを連続させる右下がりの第1傾斜部とが備わっている
    と共に、上記第1傾斜部の途中箇所に、上記揺動杆を上
    記引張りコイルばねの伸長状態を維持する位置に保持す
    る段付部が備わっており、その段付部によって上記変位
    動作遅延機構が形成されている請求項2又は請求項3に
    記載した記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記カム板のカム面に、上記第1水平部
    の他端に連続する左下がりの第2傾斜部が備わっている
    と共に、上記カム板に設けられたラックに噛み合うピニ
    オンと、このピニオンと同軸に設けられた駆動ギヤとを
    有し、駆動ギヤとピニトンとのうちの一方側に間隔を隔
    てて設けられた第1及び第2の2つの係合部の相互間に
    他方側に設けられた被係合部が遊びを有する状態で配備
    されて駆動ギヤの回転方向が正逆方向に切り換わるのに
    伴って上記被係合部に第1又は第2の係合部が択一的に
    係合して駆動ギヤにピニオンが追従回転するようになっ
    ており、上記第2傾斜部に、上記ピニオンの空転を伴っ
    て上記第1水平部から第2傾斜部に移動してきた上記摺
    動部を係合保持して上記引張りコイルばねの伸長状態を
    維持する位置に上記揺動杆を保持する滑止め部が段付状
    に形成されている請求項4に記載した記録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記第1水平部に対する上記段付部及び
    上記滑止め部の垂直離間距離が同一又は略同一である請
    求項5に記載した記録再生装置。
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