JP2529494Y2 - テープレコーダにおけるテープ引出機構 - Google Patents

テープレコーダにおけるテープ引出機構

Info

Publication number
JP2529494Y2
JP2529494Y2 JP1987035978U JP3597887U JP2529494Y2 JP 2529494 Y2 JP2529494 Y2 JP 2529494Y2 JP 1987035978 U JP1987035978 U JP 1987035978U JP 3597887 U JP3597887 U JP 3597887U JP 2529494 Y2 JP2529494 Y2 JP 2529494Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
gear
arm
pin
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987035978U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63146345U (ja
Inventor
源 井下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP1987035978U priority Critical patent/JP2529494Y2/ja
Priority to US07/166,595 priority patent/US4949203A/en
Publication of JPS63146345U publication Critical patent/JPS63146345U/ja
Priority to US07/343,709 priority patent/US4930028A/en
Priority to US07/663,082 priority patent/US5114093A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2529494Y2 publication Critical patent/JP2529494Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はビデオ、デジタルオーディオテープレコーダ
のようにテープカセットからテープを引き出し回転ドラ
ムに巻付け記録再生を行うテープレコーダにおいて、前
記テープカセットからテープを引き出し回転ドラムに引
き出したテープを所定量巻付けるためのテープ引出機構
の改良に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
この種のテープレコーダ、例えばデジタルオーディオ
テープレコーダにあっては、回転ドラムがシャーシに対
し傾斜して取付けられ、この傾斜している回転ドラムに
テープを巻付けるには、テープカセット位置よりテープ
を下げた状態で巻付けなければならない。
そのため、回転ドラムを経たテープはカセット内リー
ル台のテープに対して低い位置にあるため、テープカセ
ットにて巻取るためには、テープの位置をテープカセッ
トの位置まで持ち上げなければならない。
そこで、従来は回転ドラムを経たテープを第23図の仮
想線で示す如く、ガイド部材35に1本のテープ引出しピ
ン35dを設け、このテープ引出しピン35dによって低い位
置にあるテープを高い位置に導き、かつ水平状態とする
には、ドラム4の巻き付け終端位置からテープ引出しピ
ン35dの位置までの距離Lを相当長くしなければならな
い。しかし、この距離Lを大きくすると製品の小型化が
困難になるという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、テ
ープ走行経路長を短くしても回転ドラムを通過したテー
プの高さをテープカセットの高さに合せることができる
と共に、テープの捩れも防止できることにより小型の製
品化が容易となったテープレコーダにおけるテープ引出
機構を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は前記目的を達成するために、回転ドラムの外
周に沿って移動する第1、第2のガイド部材と協同して
テープを引き出す第3のガイド部材を、テープ引き出し
位置においてキャプスタンより下流側に配置させ、この
位置でテープの高さをテープカセットの高さと一致させ
る2本のテープ引出しピンを第3のガイド部材に取付け
たテープレコーダにおけるテープ引出機構を要旨とする
ものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図〜第3図と共
に説明する。
1は固定シャーシ、2は該固定シャーシ1に植設され
た4本のガイド脚1aに摺動自在に取付けられ、固定シャ
ーシ1に対し所定の範囲内において摺動可能な移動シャ
ーシ、3は該移動シャーシ2に対し開閉自在なカセット
ホルダーである。
4は磁気ヘッドを有するドラムにして、前記固定シャ
ーシ1の前方に固定された取付台5に取付けられてい
る。
6はキャプスタンモータにして、その出力軸であるキ
ャプスタン軸6aがキャプスタンホルダー6bと共に固定シ
ャーシ1の上面に突出している。
7は前記取付台5にブリッジ状に取付られた略半円状
のガイドレールにして、一対のガイド部材8,9が懸架状
態で移動自在に取付けられている。なお、ガイド部材8
には1個のテープ引出しピン8aが、またガイド部材9に
は2個のテープ引出しピン9aが夫々取付けられている。
また、このガイド部材8,9の下部には夫々1本のガイド
ピン8b,9bが形成され、このガイドピン8b,9bはガイド部
材8,9がガイド7の終端において外れると、前記した取
付台5に形成されたガイド溝5a,5bに挿入され移動す
る。
10は取付台5の外周に複数個のガイドローラ5cによっ
て支持された回転自在なリングギヤにして、外周の略18
0度にギヤ部10aが形成されている。このリングギヤ10の
ギヤ部10aにおける一方の端部には2つの長孔10bが形成
されると共に、該長孔10bの間にはピン10cが取付けられ
ている。そして、この長孔10bにピン11a,11bが挿入され
た沿板11がリングギヤ10に移動自在に取付けられると共
に、一方のピン11bと前記リングギヤ10のピン10cとの間
にスプリング12が張設されている。また、ピン11bには
連結アーム13の一端が軸支され、その他端は前記したガ
イド部材9のピン9cに軸支されている。
14は固定シャーシ1に固定された2本の軸受ピン1bに
ガイド孔14aが支持された回転自在な半リング状のギヤ
板にして、外周にギヤ部14bが形成されると共に一端に
2つの長孔14cが形成されている。そして、この長孔14c
にピン15a,15bが挿入された沿板15がギヤ板14に移動自
在に取付けられると共に、一方のピン14bの下面とギヤ
板14の一端に形成されたピン14dとの間にスプリング16
が張設されている。また、沿板15には立ち上がり部を介
して前記リングギヤ10の上面に位置する延長片15cが形
成されると共に、該延長片15cの上面にはピン15dが形成
されている。そして、このピン15dには連結アーム17の
一端が軸支され、該連結アーム17の他端は前記したガイ
ド部材8に形成されたピン8cが軸支されている。
18は固定シャーシ1に回転自在に取付けられた8個の
歯車より構成された歯車列にして、第3の歯車18aがリ
ングギヤ10のギヤ部10aと、また第4の歯車18bがギヤ板
14のギヤ部14bと夫々噛合されている。また、この歯車
列18の第8の歯車18dには突起18eが形成されていて、移
動シャーシ2の上面に軸支されたテンションアーム44に
垂下された係合ピン44aと係合されている。
19は上面にカム溝19aが形成されたカムギヤにして、
テープ引出し用モータ20と減速ギヤ20aを介して連結さ
れている。また、カムギヤ19の一部にはギヤ部19bより
外周に少し突出した平面部19cが形成されている。
21はカムギヤ19と前記歯車列18の第1ギヤ18cとの両
方に噛合されるギヤ部21aを有する連結ギヤにして、上
面にU字状の係合突起21bが形成されている。また、こ
の係合突条21bの先端部はギヤ部分まで突出している。
そして、カムギヤ19の回転により連結ギヤ21が回転さ
れると、歯車列18が回転されて前記したリングギヤ10と
ギヤ板14とが夫々反対方向に回転される。ここで、リン
グギヤ10が回転されると、沿板11、連結アーム13を介し
てガイド部材9がガイド7に沿って移動し、また沿板1
5、連結アーム17を介してガイド部材8がガイド7に沿
って移動する。そして、カムギヤ19の平面部19cと連結
ギヤ21の係合突条21bの先端とが対向した位置まで達す
ると、ガイド部材8,9は取付台5の夫々のガイド溝5a,5b
に案内された状態で停止する。なお、この時ガイド部材
8,9はスプリング12,16のばね力で引っ張られている。ま
た、前記カムギヤ19の平面部19cと連結ギヤ21の係合突
条21bの先端とが対向した状態にあっては、夫々のギヤ
部19a,21aとの噛合は解除されるので、連結ギヤ21の回
転は停止し、カムギヤ19のみが回転されるものである。
22は固定シャーシ1に植設されたピンに頂角部が回動
自在に軸支された三角形状の回動板にして、底角部の一
方に設けられたピン22aが前記したカムギヤ19のカム溝1
9a内に臨んでいる。また、この回動板22の他方の底角部
にもピン22bが突出していて、固定シャーシ1に植設さ
れたピンに回動自在に取付けられた回動アーム23の溝23
aに臨んでいる。この回動アーム23の他端にはピン23bが
突出していて、前記した可動シャーシ2の裏面に形成さ
れている横長のガイド溝2gに臨んでいる。そして、カム
ギヤ19が回転され、ガイド部材8,9の移動が終了した後
におけるカムギヤ19のみの回転状態になると、カム溝19
aによって回動板22が回動される。これにより、回動ア
ーム23が回動され、該回動アーム23に形成されたピン23
bによって、移動シャーシ2は前進し所定の位置にて達
すると、モータ20への通電が遮断され停止するものであ
る。
24は固定シャーシ1に摺動自在に取付けられたスライ
ド板にして、一端に突設されたピン24aが前記したカム
ギヤ19の下面に形成されたカム溝19dに臨んでいる。な
お、カム溝19dはカムギヤ19の回転始における略半回転
においてスライド板24を左右方向に移動させるような形
状に形成されている。また、スライド板24の他端にはギ
ヤ部24bが形成されていて、固定シャーシ1に軸支され
た2段ギヤ25の小径ギヤ25aに噛合されている。さら
に、このスライド板24の略中央突出片に植設されたピン
24cは、移動シャーシ2の裏面に摺動自在に取付けられ
た左右動板26の突片26aに当接している。なお、この左
右動板26と移動シャーシ2との間にはスプリング27が張
設されていて、該左右動板26を図において左方にばね付
勢している。
28は前記2段ギヤ25の大径ギヤ25bに下側ギヤ28aが噛
合された2段分離ギヤにして、下側ギヤ28aと上側ギヤ2
8bとの間に巻きばね28cが係合されていて、上側ギヤ28b
に対して一定の範囲内において半時計方向にばね付勢し
ている。
29は前記2段分離ギヤの上側ギヤ28bと噛合されたギ
ヤにして、該ギヤ29が軸支されたピンと同一ピンに回転
車30が軸支されている。この回転車30とギヤ29との間に
は巻ばね31が係合されていて、該回転車30はギヤ29に対
し巻ばね31を介して回転される。
32は前記回転車30に形成された突起30aと係合する切
欠部32aが一端に形成された第1アームにして、他端に
第2アーム33の一端が軸支されている。
34はガイド溝34aが形成された合成樹脂製のガイドレ
ールにして、3本のテープ引出しピン35a〜35cが取付け
られたガイド部材35がカイド溝34aにガイドされてい
る。このガイド部材35のガイドレール34を挟んだ下面に
は取付板36が取付けられ、これに前記した第2アーム33
の先端が軸支されている。従って、スライド板24がカム
ギヤ19の回転に伴って左右動すると、2段ギヤ25、2段
分離ギヤ28、ギヤ29および回転車30を介して第1アーム
32が回動される。これにより、第2アーム33が回転され
るので、該第2アーム33を介してガイド35がガイドレー
ル34に沿って移動する。なお、ガイドレール34のガイド
溝34aは、始端においてガイド部材35における3本のテ
ープ引出しピン35a〜35cが略平行状態となるように形成
され、また、終端において前記引出しピン35a〜35cが前
記したキャプスタン軸6aを経由してくる斜め状態のテー
プが固定シャーシ1と平行状態となるように形成されて
いる。前記2つのテープ引出しピン35aと35bは、回転ド
ラム4の傾斜角,回転ドラム4とテープカセットのテー
プ入口部との段差量,回転ドラム4とテープカセットの
テープ入口部との距離によてその具体的な値は変わる
が、少なくとも、同一角度で同一方向に傾斜することは
ない。
なお、2段分離ギヤ28に取付けられた巻ばね28cと、
ギヤ29と回転車30との間に取付けられた巻ばね31とは、
スライド板24の余分な移動量を吸収することと、ガイド
部材35が終端に到達した時に、該ガイド部材35が妄りに
動くのを防止する作用を行うものである。
37は固定シャーシ1に固定された支持台にして、回転
軸37aが軸受けされると共に、該回転軸37aの下端にプー
リ37b軸着されている。また、前記回転軸37aには厚みの
大なるギヤ37cが軸着されている。そして、前記プーリ3
7bは前記キャプスタンモータ6とギヤ6cを介して接続さ
れたプーリ6dとの間でベルト37eを介して連結されてい
る(第2図)。
38は前記支持台37に回動自在に取付けられた二又アー
ム、39は前記回転軸37aに軸支された上下動アームにし
て、回転軸37aに挿通された巻ばね(図示せず)によっ
て常時上方に押圧されている。40は前記上下動アーム39
に形成された延長片部39aの固定軸39bに軸支された首振
りギヤにして、前記ギヤ37cと噛合されている。そし
て、この首振りギヤ40とギヤ37cは移動シャーシ2に形
成された孔2bより上面に突出している。また、前記上下
動アーム39と前記二又アーム38とは連結されていて、二
又アーム38が上下方向に回動することにより上下動アー
ム39は上下動する。そして、この上下動アーム39が上下
動しても、首振りギヤ40はギヤ37cとの噛合が、該ギヤ3
7cの厚みが大であることから外れることはない。なお、
首振りギヤ40はその首振り方向によって後述するリール
台42,43との何れかと噛合されるものである。また、二
又アーム39より突出している突起ピン37dは移動シャー
シ2に取付けられた起倒レバー55のガイド溝55aに挿入
されている。
以上の構造が固定シャーシ1に取付けられた各部品の
説明であるが、次ぎに移動シャーシ2に取付けられる各
部品について説明する。
41はプリント基板41aの下面に取付けられたモード切
換用モータにして、その回転力は図示しないプリント基
板41aの下面に設けられた減速ギヤ群を介して2つの出
力ギヤ41b,41cに現れている。そして、このプリント基
板41aは可動シャーシ2の下面に取付けられている。
42,43は巻取リール台と供給リール台にして、夫々移
動シャーシ2に植設された軸2aに軸支されている。ま
た、夫々のリール台42、43にはカセットのリールハブに
挿入される上リール台42a,43aと、該上リール台42a,43a
とフェルト等の緩衝材を介して接する下リール台42b,43
bとより構成されており、かつ夫々のリール台の外周に
は隣接してギヤ部42c,43cが形成されている。そして、
このギヤ部42c,42d,43c,43dには選択的に前記首振りギ
ヤ40が噛合される。従って、首振りギヤ40が巻取リール
台42の上リール台42aにおけるギヤ部42cと噛合される
と、カセットのリールハブは前記キャプスタンモータ6
の回転力で直接的に回転され、また首振りギヤ40が巻取
リール台42の下リール台42bにおけるギヤ部42dと噛合さ
れると、カセットのリールハブは緩衝材を介して回転さ
れるので、テープに無理な力が作用するとスリップ状態
となるものである。また、供給リール台43についても前
記と同様な作用を行う。従って、テープを早送りや巻戻
しを行う場合には、首振りギヤ40を各上リール台42a,43
aのギヤ部42c,43cと噛合させ、またテープを定速度で走
行させる再生等の場合には、首振りギヤ40を各下リール
台42b,43bのギヤ部42d,43dと噛合させる。
44は移動シャーシ2に回動自在に取付けられたテンシ
ョンアームにして、スプリング45にて常時反時計方向に
ばね付勢されている。そして、このテンションアーム44
の下面に垂下された係合ピン44aが移動シャーシ2を貫
通して、前記した歯車列18の第8の歯車18dに形成され
た突起18eに係合され、初期においてはスプリング45の
ばね力に抗して時計方向に回動され、前記第8の歯車18
dが回転されるとテンションアーム44はスプリング45の
ばね力で反時計方向に回動されるものである。
46はピンチローラ46aが取り付けられたピンチアーム
にして、回転軸46bに補助アーム47が軸支されると共
に、該補助アーム47とピンチアーム46との間にスプリン
グ48が張設されている。そして、回転軸46bは移動シャ
ーシ2に軸支され、かつ補助アーム47の基部から垂下さ
れたピン47aは、移動シャーシ2を貫通して前記した左
右動板26の段部26bに係止されている。また、補助アー
ム47と移動シャーシ2との間にもスプリング49が張設さ
れていて、該補助アーム47を常時時計方向にばね付勢し
ている。さらに、補助アーム47の略中央には後述するピ
ンチ圧着アーム68の二又部68bに係合される係合ピン47b
が垂下されている。而して、初期においては補助アーム
47はスプリング49のばね力に抗して左右動板26の段部26
bによって時計方向の回動が阻止され、該左右動板26が
左方向に移動するとピン47aの阻止が解除されるので、
補助アーム47はスプリング49のばね力によって時計方向
に回動する。これに伴ってスプリング48のばね力によっ
てピンチアーム46が補助アーム47と共に回動する。ま
た、補助アーム47がスプリング49のばね力によって回動
すると、係合ピン47bがピンチ制御板68の二又部68bに係
合されるものである。
なお、50は移動シャーシ2に植設され、引き出された
テープをガイドするテープガイドピンである。
51,52は移動シャーシ2の上面に左右方向に摺動自在
に取付けられた第1、第2スライダーにして、夫々にラ
ック歯51a,52aが形成され、これが移動シャーシ2の上
面に突出した前記出力ギヤ41b,41cと噛合されている。
前記第1スライダー51には、該第1スライダー51を移
動シャーシ2に対して摺動自在に支持するための第1、
第2のガイド溝51b,51cと、該ガイド溝51b,51cとの間に
形成された制御溝51dと、前記テンションアーム44に近
接する側の側面に形成された第1のカム部51eと、前記
供給リール台43に近接する側の側面に形成された第2、
第3のカム部51f,51gと、前記巻取リール台42に近接す
る側の側面に形成された第4のカム部51hとが形成され
ている。
なお、前記第2のガイド溝51cの端部には変形溝51iが
形成されている。
そして、制御溝51dには移動シャーシ2の下面に軸支
された三角形状の回動板53に植設されたピン53aが臨ん
でいる。また、この回動板53の下面に植設されたピン53
bは、移動シャーシ2の下面に軸支された一対のレバー5
4の先端に軸支された起倒レバー55に形成された引掛部5
5bに係合されている。また、この起倒レバー55にはガイ
ド溝55aが形成されていて、前記した如く支持台37の突
起ピン37dが挿入されている。従って、第1スライダー5
1が左右方向に移動することにより、回動板53が回動さ
れて起倒レバー55を起倒させるので、突起ピン37dを介
して支持台37が回動され、これにより、上下アーム39が
上下動して首振りギヤ40を巻取リール台42あるいは供給
リール台43における上下ギヤ部42c,43cあるいは42d,43d
の何れと噛合するかが選択されるものである。
56は移動シャーシ2に植設された位置決めピン2cに軸
支された回転アームにして、前記位置決めピン2cに取付
けられた巻ばね57によって常時時計方向にばね付勢され
ている。そして、この回転アーム56の一端が第1スライ
ダー51のカム部51eに圧接され、かつ他端には前記テン
ションアーム44の回動を阻止する阻止アーム58の二又部
58aと係合されている。また、この阻止アーム58は移動
シャーシ2に対して軸支されているので、第1スライダ
ー51がスライドして回転アーム56が巻ばね57のばね力に
抗して回転されると、阻止アーム58がテンションアーム
44の回動軌跡上に位置して、阻止アーム58の先端に形成
された突起58bがテンションアーム44の下面に形成され
た係合突片44bと係合され、該テンションアーム44の回
動を阻止してテープに対するテンション付与を規制す
る。
59は第1スライダー51をスライド自在に支持するピン
2dに軸支された供給側リバースブレーキにして、一側に
ブレーキパット59aが貼着されている。また、他側には
突起59bが形成されていて、これが第1スライダー51の
カム部51fに対応している。そして、この供給側リバー
スブレーキ59にはスプリング60が張設され、常時前記プ
レーキパット59aが供給リール台43に圧接されるように
ばね付勢されている。
61は一端が前記したテンションアーム44に接続された
帯状のテンションブレーキにして、他端がブレーキレバ
ー62の突起62aに接続されている。このブレーキレバー6
2は移動シャーシ2に対し軸支されると共に巻ばね63に
よって時計方向にばね付勢されている。そして、ブレー
キレバー62の他端62bは移動シャーシ2に軸支された制
御レバー64の頭部64aに前記巻ばね63のばね力によって
当接されている。この制御レバー64の折曲部64bは第1
スライダー51のカム部51gに当接されている。
而して、第1スライダー51がスライドすると、カム部
51fによって供給側リバースブレーキ59が回動され、そ
のブレーキパット59aが供給リール台43に対し接離し、
また、制御レバー64およびブレーキレバー62を介してテ
ンションブレーキ61が供給リール台43に対し接離し、供
給リール台43の回転トルクを制御するものである。
65は移動シャーシ2に底角の一方が軸支されると共に
巻ばね66によって反時計方向にばね付勢された三角板に
して、その頂角に取付けられたピン65aが前記巻ばね66
のばね力によって第1スライダー51のカム部51hに圧接
されている。67は一端に形成されたピン67aが前記三角
板65の他の底角に形成された長孔65bに挿入された調整
板にして、他端に形成された長孔67bは三角板65の底辺
中央部にネジによって固定されている。そして、三角板
65の長孔65aを貫通した調整板67のピン67aは移動シャー
シ2に軸支されたピンチ制御板68の長孔68aに挿入され
ている。このピンチ制御板68はL字状に形成されてい
て、その先端の二又部68bが前記した補助アーム47の係
合ピン47bと係合されるようになっている。
而して、前記した左右動板26によるピンチアーム46の
規制が解除され、スプリング49によって該ピンチアーム
46が回動されると、補助アーム47の係合ピン47bがピン
チ制御板68の二又部68b内に挿入される。この状態にお
いて、第1スライダー51がスライドし、三角板65が回動
されて調整板67を介してピンチ制御板68が反時計方向に
回動されると、該ピンチ制御板68の二又部68bが前記係
合ピン47bを抱え込むようにして補助アーム47を時計方
向に引っ張る。これにより、ピンチアーム46はスプリン
グ48を介して同じく時計方向に回動され、従ってピンチ
ローラ46aは前記キャプスタン軸6aにスプリング48のば
ね力で圧接される。
なお、前記調整板67は三角板65に対するネジによる固
定位置を調整することにより、ピンチ制御板68の回転角
を調整できるので、補助アーム47の係合ピン47bの回動
軌跡に対するピンチ制御板68における二又部68bの位置
を調整でき、従って、ピンチアーム46のスプリング49に
よる回動時の係合ピン47bと二又部68bとの係合を確実に
行うことができるものである。
69は前記三角板65が軸支されたと同じ軸に軸支された
ホルダー開放レバーにして、一端に形成されたピン69a
が第1スライダー51の第2ガイド溝51c内に挿入されて
いる。70は移動シャーシ2に対し前後動自在に取付けら
れたロック解除スライダーにして、前記ホルダー開放レ
バー69の他端に形成されたピン69bが係合されている。7
1は移動シャーシ2に起倒自在に取付けられたホルダー
ロックアームにして、前記ロック解除スライダー70の前
後動に伴って起倒し、カセットホルダー3に形成された
ピン3aと鉤部71aが係合離脱する。72は前記ロック解除
スライダー70に形成された長孔70aを介して突出された
移動シャーシ2よりのピン(図示せず)に一端が軸支さ
れ起倒自在に取付けられた起倒部材にして、先端の係合
部72aと前記ロック解除スライダー70の中央部の係合部7
0bとの間にスプリング73が張設されている。なお、前記
スプリング73は、常時前記ロック解除スライダー70を前
方向に付勢する力と、前記起倒部材72を起立方向へ付勢
する力とを同時に発生している。
移動シャーシ2に取付けられたスイッチ97は、カセッ
トホルダー3が閉じられ、前記したロック解除スライダ
ー70が前進することによって閉成されるもので、このス
イッチ97が閉成されるとテープカセット内のテープの引
き出しが開始されるものである。
而して、第1スライダー51が左方向に移動してホルダ
ー開放レバー69のピン69aが、第1スライダー51の第2
ガイド溝51cにおける変形溝51iによって変位すると、該
ホルダー開放レバー69はスプリング73のばね力に抗して
反時計方向に回転される。これにより、ロック解除スラ
イダー70が後方に移動させられるので、ホルダーロック
アーム71も回動され、従って、鉤部71aとカセットホル
ダー3のロックピン3aとの係合が解除されると同時にス
イッチ97をオフ状態とする。また、前記ロック解除スラ
イダー70が後退すると、スプリング73のばね力によって
起倒部材72が起立される。その後、初期状態(スタンバ
イモード)に入り、第1スライダー51が右方向へ移動し
て、ホルダー開放レバー69が時計方向へ回転されるが、
起立した起倒部材72の段部72cがロック解除スライダー7
0の突起部70cと当接し、ロック解除スライダー70を後退
位置で停止させる。従って、カセットホルダー3が開い
ている状態ではスイッチ97のオフ状態が保たれる。そし
て、カセットホルダー3が閉じられると、該カセットホ
ルダー3の下面が起倒部材72に形成された突片72bを押
圧するため、該起倒部材72は伏倒される。この状態にお
いては、起倒部材72の段部72cがロック解除スライダー7
0の突起部70cの軌跡上から退避する為、ロック解除スラ
イダー70はスプリング73のバネ力によって、前方へ移動
し、スイッチ97をオンする。同時にホルダーロックアー
ム71が回転され、その鉤部71aがカセットホルダー3の
ロックピン3aと係合され、該カセットホルダー3の開放
を阻止するものである。伏倒された起倒部材72はスプリ
ング73のバネ力により、上方へ起立しようとするが、ロ
ック解除スライダー70の突起部70cが、起倒部材72の段
部72c(高い方の段)を押え、これを停止させる。
前記第2スライダー52には、該第2スライダー52を移
動シャーシ2に対して摺動自在に支持するための第1、
第2のガイド溝52b,52cと、前記第1スライダー51と対
面する側にカム板52dが形成され、かつこのカム板52dの
前記リール台42,43と対向する面に第1、第2のカム部5
2e,52fと、反対面に第2、第3のカム部52g、52hとが形
成されている。
なお、前記第1のガイド溝52bの端部には変形溝52iが
形成されている。
74は第2スライダー52を摺動自在に支持する移動シャ
ーシ2のピン2dに一端が軸支されたカセットブレーキア
ームにして、カセット内のブレーキを解除するためのも
のである。そして、このカセットブレーキアーム74の下
面に植設されたガイドピン74aは前記第1ガイド溝52b内
に挿入されている。また、カセットブレーキアーム74の
他端に植設されたブレーキ解除ピン74bは本装置にセッ
トされるカセット内に挿入される。従って、第2スライ
ダー52が左右方向に移動し、ガイドピン74aが第1ガイ
ド溝52bの変形溝52iによって変位すると、カセットブレ
ーキアーム74が回動してブレーキ解除ピン74bがカセッ
トのブレーキを解除するものである。
75,76は移動シャーシ2に対して回動自在に軸支され
た供給リール台用メインブレーキと巻取リール台用メイ
ンブレーキにして、一端にゴムパット75a,76aが形成さ
れ、かつ他端は互いに当接するよう当接片75b,76bが形
成されている。また、供給リール台用メインブレーキ75
と巻取リール台用メインブレーキ76の夫々の略中間部に
はカム部52gと当接する制御ピン75c,76cが貫通して設け
られている。さらに、制御ピン75c,76cにはスプリング7
7が張設されている。
而して、第2スライダー52が左右方向に摺動すると、
カム部52gによって制御ピン75c,76cが格別に制御され、
供給リール台用メインブレーキ75と巻取リール台用メイ
ンブレーキ76のとはスプリング77のばね力によって回動
され、ゴムパット75a,76aは供給リール台43、巻取リー
ル台42と圧接されブレーキが掛けられ、また、制御ピン
75cのみがカム部52hによって回動されゴムパット75aが
供給リール台43より離れると、供給リール台用メインブ
レーキ75の当接片75bが巻取リール台用メインブレーキ7
6の当接片76bを押し出し、従って、ゴムパット76aも巻
取リール台42から離されるようになっている。
78は移動シャーシ2に回動自在に軸支され、早送り時
に押圧部78aが供給リール台43に前記したテンションブ
レーキ61を介して圧接される早送りブレーキにして、一
端から垂下された突起78bが第2スライダー52のカム部5
2fに対応していて、スプリング79のばね力によって、該
カム部52fに圧接されている。従って、第2スライダー5
2が左右方向に移動し、突起78bがカム部52fによって規
制が解除されスプリング79のばね力によって回動される
と、押圧部78aがテンションブレーキ61を介して供給リ
ール台43に圧接されるものである。
80,81は移動シャーシ2に回動自在に軸支された巻取
側ソフトブレーキと巻取側リワインドブレーキにして、
夫々にスプリング82,83が張設されていて、夫々に形成
された制御ピン80a,81aを第2スライダー52のカム部52
h,52eに当接させている。また、巻取側ソフトブレーキ8
0と巻取側リワインドブレーキ81とには、巻取リール台4
2と当接するパット80b,81bが取付けられている。従っ
て、第2スライダー52が左右方向に移動し、制御ピン80
a,81aがカム部52h,52eによって規制が解除されスプリン
グ82,83のばね力によって回動されると、パット80b,81b
が巻取リール台42に圧接されるものである。
前記した第1スライダー51と第2スライダー52とによ
って制御される部材は、巻取リール台42と供給リール台
43に対するブレーキ部材とテンションアーム44の動作を
阻止する部材およびカセットホルダー3の開放を制御す
る部材であるが、この第1スライダー51と第2スライダ
ー52とによって制御される部材としては、前記した外に
前記首振りギヤ40をモード切換え時に、該首振りギヤ40
を反対側のリール台に噛合させ、およびテープ引き出し
時に中立位置に保持する部材もある。以下、この部材に
ついて説明する。
84は第1スライダー61を摺動自在にガイドするピンに
軸支された回動アームにして、先端近傍の下面に形成さ
れた突起84aが第1スライダー51のカム部51fにおける一
部のカム部51f′に対応している。85は移動シャーシ2
の軸に軸支され、該移動シャーシ2が前進した状態で中
央の凹部85aが前記首振りギヤ40を軸受する固定軸39bと
対応する首振りギヤ戻し部材にして、一端が前記回動ア
ーム84の先端と連結されている。また、この首振りギヤ
戻し部材85の先端には時計方向に回動力を付与するスプ
リング86が張設されている。
87は移動シャーシ2の軸に軸支され、該移動シャーシ
2が前進した状態で前記首振りギヤ戻し部材85と固定軸
39bを挟んで対応する首振りギヤ戻しバーにして、一端
に形成された突起87aが前記第2スライダー52に形成さ
れたカム部52jと対応している。また、この首振りギヤ
戻しバー87には時計方向に回動力を付与するスプリング
88が張設されている。
而して、固定シャーシ1に対して移動シャーシ2が前
進して重ね合わされた状態において、第1スライダー51
と第2スライダー52とが左右方向に移動すると、回動ア
ーム84を介してスプリング86のばね力に抗して回動され
る首振りギヤ戻し部材85の凹部85aによって首振りギヤ4
0は右方向に移動させられ、また、スプリング88のばね
力に抗して回動される首振りギヤ戻しバー87によって首
振りギヤ40は左方向に移動させられるものである。
次ぎに、カセットホルダー3の構成について説明する
に、該カセットホルダー3は挿入されるテープカセット
(図示せず)を保持できるような公知の形状に形成され
ると共に、一側に弧状のギヤ部3bが形成され、これが移
動シャーシ2の側面に取付けられたダンパー装置89のギ
ヤ89aと噛合されている。また、カセットホルダー3の
一方の回動支点部には巻ばね90が張設されると共に他方
の延長部3dと移動シャーシ2との間にはスプリング98が
張設されていて、該カセットホルダー3を開方向にばね
付勢している。従って、前記した如くホルダーロックア
ーム71とロックピン3aとの係合が解除されると、巻ばね
90のばね力によって開放されると共に、ダンパー装置89
によってカセットホルダー3は穏やかに開放される。
また、カセットホルダー3の天板部3cの両側には(図
示のものは左側のみ開示)、カセット押圧部材91が軸支
されると共に先端においてスプリング92が張設されてい
て、挿入されるテープカセットを押圧しテープカセット
を、基準高さから浮かないように下方向へ付勢してい
る。
さらに、カセットホルダー3の左側板の略中央部内面
には釜形をしたテープカセットのリードを開放するため
のリードオープナ93が軸支されると共に、巻ばね94によ
って下側向きにばね力が付与されている。そして、カセ
ットホルダー3が開放状態にある時は、リードオープナ
93の開放部93aは挿入されたテープカセットのリード部
下面に位置し、カセットホルダー3が閉じられると移動
シャーシ2の側面に起立された起立片2eのピン2fに、リ
ードオープナ93の開放部93aが当接し、巻ばね94のばね
力に抗して回動され、テープカセットのリードを開放さ
せる。
95は一端がカセットホルダー3の一方の側板上部に固
着された捩じり棒にして、他端がカセットホルダー3の
他方の側板を貫通して突出されると共に、この捩じり棒
95の先端にはL形をした捩じり板96の一端が固着されて
いる。そして、この捩じり板96は、前記捩じり棒95を捩
じった状態でカセットホルダー3の側面に2個所におい
てネジ等で固定されている(第21図)。
従って、カセットホルダー3の両側には捩じりが加え
られた捩じり棒95が介在されているので、該カセットホ
ルダー3には前記捩じり棒95の捩じりを戻すような力が
生じるので、カセットホルダー3が外力によって撓みが
生じたりすることを防いでいる。
次ぎに、前記した構成に基づいて動作を説明する。
〔初期状態〕
カセットホルダー3が開いている状態においては、ガ
イド部材8,9はガイド7の略中央に位置し、またガイド
部材35はガイドレール34の始端に位置し、さらにテンシ
ョンアーム44は時計方向に回動して前記ガイド部材8と
近接した所に位置し、またピンチアーム46は反時計方向
に回動して前記ガイド部材35と近接した所に位置してい
る。そして、これ等ガイド部材8,9,35のテープ引出しピ
ン8a,9a,35aと、テンションアーム44のガイドピンおよ
びピンチアーム46のピンチローラ46aは略一直線上に位
置し、移動シャーシ2によって移動したテープカセット
のリッド内側に位置するように待機している。
さらに、移動シャーシ2は固定シャーシ1に対し前方
にずれた位置に待機している。そして、第1、第2スラ
イダー51,52は第5図に示すように、夫々左端より少し
右に移動した所に位置している。従って、ホルダー開放
レバー69は時計方向に回動された状態にある。
なお、この初期状態における第1、第2スライダー5
1,52によって制御される各部材および回転ドラム用モー
タ、キャプスタンモータ6、テープ引出し用モータは第
4図のタイミングチャート図の通りである。
〔テープカセットの装填動作〕
テープカセットをカセットホルダー3内に挿入し、巻
ばね90およびスプリング98のばね力に抗してカセットホ
ルダー3を押し下げると、テープカセットのリッド下縁
に当接しているリッドオープナ93が、カセットホルダー
3の下降に伴って移動シャーシ2のピン2fによって巻ば
ね94のばね力に抗して回転され、従ってリッドはカセッ
トホルダー3の閉状態において略90度開放されてテープ
を露出させる。なお、この状態において、各ガイド部材
8,9,35のテープ引出しピン8a,9a,35aと、テンションブ
レーキ44のテープ引出し部分およびピンチアーム46のピ
ンチローラ46aは、テープの裏面に位置する(第11
図)。
また、カセットホルダー3が下降し、起立状態にある
起倒部材72の突片72bを押圧し伏倒させると、スプリン
グ73のばね力でロック解除ホルダー70が引かれて前進
し、従ってホルダーロックアーム71がロックピン3aと係
合され、カセットホルダー3が閉状態を保持する(第9
図の仮想線)。
なお、このカセット装填状態、所謂,スタンバイ状態
においては、第1、第2スライダー51,52によって制御
される各部材および各モータは、前記した初期状態と何
等変るところはない(第12図)。
〔テープのローディング動作〕
前記したテープカセットが装填されてロック解除スラ
イダー70が前進すると、該ロック解除スライダー70の一
部がスイッチ97をオン状態とする。
スイッチ97がオン状態となると、回転ドラム用モー
タ、キャプスタンモータ6、テープ引出し用モータ20お
よびモード切換用モータ41が回転を開始する。ここで、
モード切換用モータ41が回転を始めると、第1、第2ス
ライダー51,52が移動して第4図に示すごとく、カセッ
トブレーキアーム74のブレーキ解除ピン74bがテープカ
セット内のブレーキを解除し、テープの引き出しを可能
状態とする。
この状態において、テープ引出し用モータ20が回転を
始めると、カムギヤ19が減速ギヤ20aを介して回転され
るので、連結ギヤ21、歯車列18を介してリングギヤ10と
ギヤ板14とが夫々反対方向に回転される。これにより、
ガイド部材8,9がガイド7に沿って移動するので、各ガ
イド部材8,9のテープ引出しピン8a,9aがテープを引き出
す。また、前記カムギヤ19が回転すると、スライド板24
が移動し各ギヤ25,28,29および回転車30が回転されるの
で、ガイド部材35がガイドレール34に沿って移動し、従
って、ガイド部材35のテープ引出しピン35a〜35cがテー
プを引き出す。さらに、カムギヤ19が回転し、歯車列18
の第8の歯車18dが回転されると、テンションアーム44
の係合ピン44aに対する規制が解除されるので、該テン
ションアーム44はスプリング45のばね力によって回転さ
れ、テープを引き出す。また、スライド板24が移動する
と、該スライド24のピン24cによってスプリング27によ
る移動が規制されていた左右動板26が移動し、従って、
該左右動板26によって回動が規制されていたピンチアー
ム46がスプリング49のばね力で回転し、テープを引き出
す。そして、前記テープのローデイング動作において、
第13図に示す如くガイド部材35によるテープの引き出し
が、ガイド部材8,9によるテープの引き出しよりも早く
行われる。これは、テープをキャプスタン軸6aに対し適
正位置に配置することを目的とするものである。
なお、前記テープの引き出しにおいて、第14図に示す
如く供給リール台用メインブレーキ75と供給側リバース
ブレーキ59とが供給リール台43に圧接されているので、
該供給リール台43は回転することなく、テープは巻取リ
ール台42のみより引き出される。また、巻取側ソフトブ
レーキ80が巻取リール台42に接触しているが、該巻取側
ソフトブレーキ80の圧接力は弱いので、テープの引き出
し時にテープが弛まない程度のブレーキを巻取リール台
42に掛けている。
さらに、前記テープの引き出しにおいて、巻取リール
台42にテープが全くあるい少ししか巻かれていない場合
は、図示しないリーダテープ検出装置が、巻取リール台
42の巻きテープが無いことを検出し、後述するテープ巻
戻し動作によってテープを一定時間巻戻し、テープの引
き出しを可能状態としてから前記動作を行うものであ
る。
前記したように、ガイド部材8,9,35が終端まで移動す
ると、テープは回転ドラム4に巻付けられると共に、テ
ンションアーム44によってテープに所定のテンションが
加えられ、かつテープはピンチアーム46のピンチローラ
46aにも掛け回されている状態となる。
前記ローデングの全てが終了した時点において連結ギ
ヤ21の回転が停止した後も、カムギヤ19はさらに回転を
続けるので、該カムギヤ19のカム溝19aによって制御さ
れる回動板22を介して回動アーム23が回動され、従っ
て、該回動アーム23のピン23aが移動シャーシ2のガイ
ド溝2g内を移動し、該移動シャーシ2を前進させ固定シ
ャーシ1と重なった位置においてテープ引出しモータ20
は停止し、カムギヤ19の回転も停止する。そして、この
状態がテープのローデイング終了状態である(第15
図)。
ところで、前記ガイド部材35の移動終端において、第
22図に示す如く引き出された出口側のテープはガイド部
材9の2本のテープ引出しピン9a、キャプスタン軸6a、
該キャプスタン軸6aの両側に固定されたガイドピン6e、
ガイド部材35の3本のテープ引出しピン35a〜35cおよび
移動シャーシ2上に固定されたガイドピン2hを経てテー
プカセット内に巻き取られるものであるが、ドラム4に
巻き付けられたテープ終端位置の高さと、テープカセッ
トのテープ入口部の高さが異なる。
そこで、本考案にあってはガイド部材35に3本のテー
プ引出しピン35a〜35cを取付け、テープ引出しピン35a
によってドラム4からのテープをテープカセットの入口
部の高さまで移動させると共に、テープ引出しピン35b
によって傾斜状態にあるテープを水平状態としてテープ
カセットへの巻き取りが可能となるようにしている。そ
して、このように2本のテープ引出しピン35a,35bをガ
イド部材35に設けることにより、ドラム4の巻き付け終
端位置からテープ引出しピン35bまでの距離lは非常に
短くできる。従って、製品の小型化が可能となるもので
ある(第23図の実線)。
なお、前記したテープのローデイング時および移動シ
ャーシ2の前進時において、首振りギヤ40は首振りギヤ
戻し部材85により、該首振りギヤ40が巻取リール台42お
よび供給リール台43のギヤ部42c,42d、43c,43dの何れに
も噛合しないように中央位置に戻している。
〔早送り、巻戻し動作〕
前記テープがローデングされた状態において、図示し
ない早送りスイッチを操作すると、モード切換用モータ
41が回転して第1、第2スライダー51,52を移動させ、
各モータおよびブレーキを第4図に示す状態にする。す
なわち、回転ドラム4は回り続けており、かつ、キャプ
スタンモータ6は前記モード切換用モータ41の動作完了
後回転し、また、供給リール台43に圧接されていた供給
リール台用メインブレーキ75は供給リール台43より離れ
ると共に早送りブレーキ78と巻取側リワインドブレーキ
81とが供給リール台43と巻取リール台42とに接触して、
各リール台43,42に軽いブレーキを掛けテープの弛みを
防止する状態となる。さらに、阻止アーム58が回動され
テンションアーム44をロックして、該テンションアーム
44の動きを阻止して外側に固定し、テープ走行において
テンションアーム44によるテープへのテンションが掛か
らないようにする(第16図)。
また、回動板53が回動されるために、起倒レバー55が
起立されて二又アーム38が下方に回動され、上下動アー
ム39を下降させる。上下動アーム39が下降すると、該上
下動アーム39の固定軸39bに軸支されている首振りギヤ4
0が下降して、巻取リール台43、供給リール台42におけ
る下側ギヤ部43d,42dと対応した位置になる。この状態
において、キャプスタンモータ6がテープを巻き取る方
向に回転すると、ベルト37eを介してプーリ37bが時計方
向に回転される。従って、ギヤ37cも時計方向に回転さ
れるので、首振りギヤ40は反時計方向に回転されると共
に時計方向に回動されて、巻取リール台43の下側ギヤ部
43dに噛合される。これにより、巻取リール台43はダイ
レクトに駆動力が加わりテープを巻き取る。
そして、図示しない停止スイッチを操作するとキャプ
スタンモータ6は停止し、早送り動作は終了する。
なお、巻戻し動作は、前記早送り動作においてキャプ
スタンモータ6を逆方向に回転することにより、首振り
ギヤ40が時計方向に回転すると共に反時計方向に回動す
るので、該首振りギヤ40と供給リール台42の下側ギヤ部
42dとが噛合され、従って、テープを供給リール台42に
巻き取る状態となる以外は、前記早送り動作と全く同じ
であるので、詳しく動作については省略する。
〔停止動作〕
前記早送り、巻戻しあるいは後述するフォワードプレ
ー、リバースプレーよりテープの走行を停止させる動作
について説明する。
図示しない停止スイッチを操作すると、第4図に示す
如く回転ドラム用モータ、キャプスタンモータ6の回転
は停止する。また、第1、第2スライダー51,52がさら
に移動して、供給リール台用メインブレーキ75と巻取リ
ール台用メインブレーキ76とを両リール台42,43に圧着
すると共に他のブレーキ59,78,80,81を両リール台42,43
から離す。さらに、テンションアーム44は回転アーム56
を介して阻止アーム58が少し戻ることからテープに少し
の弛みを持たせ得る程度の自由度を持って固定される
(第17図)。
また、回動板53が元の位置に戻ることから起倒レバー
55は伏倒し、前記した早送り、巻戻し動作とは逆の動作
によって首振りギヤ40は上昇し、両リール台42,43の上
側ギヤ部42c,43cと対応した位置に戻る。これと同時
に、首振りギヤ戻し部材85と首振りギヤ戻しバー87と
が、夫々首振りギヤ40を両リール台42、43から離す方向
に回動するので、該首振りギヤ40は中央位置に戻され
る。
〔フォワードプレー動作〕
前記した停止状態において、図示しないフォワードプ
レースイッチを操作すると、第4図に示す如く回転ドラ
ム用モータが回転すると共にモード切換用モータ41が回
転され第1、第2スライダー51,52が前記停止動作位置
よりさらに移動させた後モード切換用モータ41は停止す
る。この移動によって、供給リール台用メインブレーキ
75、巻取リール台用メインブレーキ76を夫々供給リール
台43、巻取リール台42から離すと共に回転アーム56が回
転し、阻止アーム58をテンションアーム44の回動軌跡上
から退避させ、該テンションアーム44によるテンション
をテープを加える。さらに、ブレーキレバー62が制御レ
バー64を介して回動され、テンションブレーキ61を引っ
張り供給リール台43を締めつけブレーキを掛け、テープ
引き出し時のテープ弛みを防止する(第18図)。
一方、首振りギヤ戻し部材85は首振りギヤ40の移動軌
跡上から退避した位置に移動するので、該首振りギヤ40
はフリーな状態となる。この状態において、キャプスタ
ンモータ6が回転し首振りギヤ40が反時計方向に回転さ
れているので、該首振りギヤ40は首振りギヤ戻し部材85
が反時計方向に回動されることと相まって時計方向に強
制的に回動して、巻取リール台43の上側ギヤ部43cと噛
合する。従って、巻取リール台43はフリクションを有し
た状態で回転されテープを巻き取る。
さらに、第1スライダー51の移動に伴って三角板65が
回動されるので、調整板67を介してピンチ制御板68が回
動される。この時、ピンチ制御板68の二又部68bに補助
アーム47の係合ピン47bが挿入されているので、前記ピ
ンチ制御板68の回動に伴って、補助アーム47はキャプス
タン方向に引かれる。従って、ピンチアーム46はスプリ
ング48を介して同じくキャプスタン方向に引かれ、ピン
チローラ46aがキャプスタン軸6aにスプリング48のばね
力でテープを挟んだ状態で圧接される。
前記動作の終了後キャプスタンモータ6が回転される
ことから、テープが定速度で移動を開始し、フォワード
方向のプレーが行われる(第19図)。
なお、前記フォワードプレーは停止状態からの動作に
ついて説明したが、前記早送り、巻戻し動作からフォワ
ードプレースイッチを操作すると、前記した停止動作を
経由して前記フォードプレーが行われるものである。
〔リバースプレー動作〕
前記した早送り、巻戻し動作、および停止動作からリ
バースプレー動作を行うと、前記したフォワードプレー
動作を経由してリバースプレー動作に移行するものであ
るが、図示しないリバースプレースイッチを操作する
と、前記フォワードプレーと同様に、回転ドラム用モー
タとキャプスタンモータ6とが回転する。また、第1、
第2スライダー51,52がさらに移動して右端まで達す
る。
そして、この状態においては、供給側リバースブレー
キ59、巻取側ソフトブレーキ80および巻取側リワインド
ブレーキ81が両リール台42,43に当接して、夫々のリー
ル台42,43にテープ弛みが生じない程度のブレーキを掛
ける。また、テンションアーム44は前記早送り、巻戻し
動作と同様に固定されると共に、ブレーキレバー62が元
の位置に戻ってテンションブレーキ61によるブレーキが
解除される。さらに、ピンチアーム46と首振りギヤ40と
は前記フォワードプレー動作と同じ状態にある。すなわ
ち、ピンチローラ46aはテープを挟んだ状態でキャプス
タン軸6aに圧接される(第20図)。また、首振りギヤ40
は両リール台42,43の上側ギヤ部42c,43cと対応してい
る。
この状態において、キャプスタンモータ6が逆回転す
ることから、首振りギヤ40が反時計方向に回動されると
共に首振りギヤ戻しバー87が反時計方向に回動されるこ
とから、強制的に供給リール台43の上側ギヤ部43cと噛
合されテープを巻き取る。以上のことから、テープが定
速度で移動を開始し、リバース方向のプレーが行われ
る。
〔イジェクト動作〕
図示しないイジェクトスイッチを操作すると、モード
切換用モータ41に通電され、出力ギヤ41b,41cを介して
第1、第2スライダ51,52は左端まで移動して停止す
る。これにより、ホルダー開放レバー69が第1スライダ
ー51の変形溝51iによって変位し、スプリング73のバネ
力に抗して反時計方向へ回動される(第8図)。これに
より、ロック解除スライダー70が後退し、ホルダーロッ
クアーム71が回動してカセットホルダー3のロックピン
3aとの係合が解除される。カセットホルダー3のロック
が解除されると、巻ばね90およびスプリング98のばね力
によって開放されると共に、この時ダンパー装置89によ
ってカセットホルダー3は徐々に回動される。
また、ロックの解除スライダー70が後退すると、スプ
リング73のばね力によって起倒部材72が起立され、段部
72cは、ロック解除スライダー70の突起部70cの軌跡上に
位置する。この後、モード切換用モータ41に逆方向に通
電し第1、第2スライダー51,52を初期状態(スタンバ
イモード)にもどす。従ってホルダー解除レバー69が時
計方向に回動されるロック解除スライダー70はスプリン
グ73のバネ力により、前方へ移動しようとするが、起倒
部材72の段部72cがロック解除スライダー70の突起部70c
と当接し、これを阻止する為、スライダー70は後方にて
停止させられ、スイッチ97のオフ状態を保つ(第10
図)。
〔考案の効果〕 本考案は前記したように、テープカセットからテープ
を引き出した後にキャプスタン軸の下流側に位置する第
3のガイド部材に、キャプスタン軸を経由したカセット
内テープに対して捩れたテープの捩れを戻し、かつテー
プカセットのリール台と同じ高さにテープ高さを規制す
るための2本のテープ引出しピンを取付けたことによ
り、テープ走行経路長を短くしてもテープをテープカセ
ットに整然とかつ確実に巻取ることができ、従ってテー
プレコーダとしての小型化が図れる等の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の分解斜視図、 第2図はカセットホルダーを含む分解斜視図、 第3図は正面図、 第4図はタイミングチャート図、 第5図は第1、第2スライダーによって駆動されるブレ
ーキ類の平面図、 第6図はカセットホルダー部分の平面図、 第7図はカセットホルダーのロック状態のロック部分の
側面図、 第8図は同上の平面図、 第9図はカセットホルダーが開放された状態の側面図、 第10図は同上のロック部分の側面図、 第11図はテープカセットを装着した状態の平面図、 第12図は同上におけるブレーキ類の平面図、 第13図はテープローディング途中を示す平面図、 第14図は同上におけるブレーキ類の平面図、 第15図はテープローディング終了時の平面図、 第16図は同上におけるブレーキ類の平面図、 第17図は停止状態におけるブレーキ類の平面図、 第18図はフォワードプレー状態におけるブレーキ類の平
面図、 第19図は同上における全体の平面図、 第20図はリバースプレー状態におけるブレーキ類の平面
図、 第21図はカセットホルダーの要部の側面図、 第22図はドラムよりのテープ引出し部分の背面図、 第23図は同上要部の側面図である。 1……固定シャーシ、2……移動シャーシ、3……カセ
ットホルダー、4……ドラム、5……取付台、6……キ
ャプスタンモータ、7……ガイド、8,9……ガイド部
材、10……リングギヤ、11……沿板、19……カムギヤ、
34……ガイドレール、35……ガイド部材、40……首振り
ギヤ、41……モード切換用モータ、42……巻取リール
台、43……供給リール台、44……テンションアーム、46
……ピンチアーム、51……第1スライダー、52……第2
スライダー、55……起倒レバー、56……回転アーム、58
……阻止アーム、67……調整板、68……ピンチ制御板、
69……ホルダー開放レバー、70……ロック解除スライダ
ー、71……ホルダーロックアーム、72……起倒部材、85
……首振りギヤ戻し部材、87……首振りギア戻しレバ
ー、95……捩り棒、96……捩り板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装填されたテープカセットからテープを引
    き出し、磁気ヘッドを有する回転ドラムに所定量巻き付
    けることによりテープの記録再生を行うテープレコーダ
    において、 シャーシ面に対し傾斜して配置された回転ドラム(4)
    と、 前記回転ドラムの外周に沿って移動し、テープを前記テ
    ープカセット内から引き出す引出ピンを有する第1,第2
    のガイド部材(8,9)と、 該第1、第2のガイド部材と協同してテープを引き出す
    と共に、テープ引き出し終端において回転ドラムからキ
    ャプスタンを経由して引き出されたテープをその走行軌
    跡の延長線方向よりもより上方に向けて傾斜させてテー
    プカセットの高さ位置まで戻す第1のテープ引出しピン
    (35a)および該高さ調整されたテープをテープカセッ
    トと平行状態に戻すように傾斜配置された第2のテープ
    引出ピン(35)を有する第3のガイド部材(35)と、 を備えたことを特徴とするテープレコーダにおけるテー
    プ引出機構。
JP1987035978U 1987-03-11 1987-03-13 テープレコーダにおけるテープ引出機構 Expired - Lifetime JP2529494Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987035978U JP2529494Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 テープレコーダにおけるテープ引出機構
US07/166,595 US4949203A (en) 1987-03-11 1988-03-10 Tape recorder having an improved cassette mounting device
US07/343,709 US4930028A (en) 1987-03-11 1989-04-27 Tape recorder
US07/663,082 US5114093A (en) 1987-03-11 1991-03-01 Brake mechanism for reel stands of a tape recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987035978U JP2529494Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13 テープレコーダにおけるテープ引出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63146345U JPS63146345U (ja) 1988-09-27
JP2529494Y2 true JP2529494Y2 (ja) 1997-03-19

Family

ID=30845963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987035978U Expired - Lifetime JP2529494Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-13 テープレコーダにおけるテープ引出機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2529494Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125089U (ja) * 1984-07-20 1986-02-14 株式会社日立製作所 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63146345U (ja) 1988-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5114093A (en) Brake mechanism for reel stands of a tape recorder
JPH056600A (ja) テープテンシヨン調整機構
JP2529494Y2 (ja) テープレコーダにおけるテープ引出機構
JPH04125839A (ja) テーププレーヤにおけるスライダーロック機構
JP2944332B2 (ja) リールブレーキの駆動機構
JP2840167B2 (ja) テープデッキ及びその組立方法
JP3059319B2 (ja) テープローディング機構
JP2948997B2 (ja) 磁気記録再生装置のスライド機構
JPS633007Y2 (ja)
JP2771747B2 (ja) テープローディング機構
JPS6341640Y2 (ja)
JP3071054B2 (ja) リールブレーキの駆動機構
JPH0320920Y2 (ja)
JPS6144283Y2 (ja)
JP2597526Y2 (ja) テープレコーダなどの動作切換え装置
JPH0430676Y2 (ja)
JPH05128647A (ja) テーププレーヤにおけるブレーキ機構
JP2536259B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2538449B2 (ja) 磁気テ―プ引き出し装置
JP3073056U (ja) 記録再生装置
JPH0528586Y2 (ja)
JPH0628737A (ja) テ−プ走行装置におけるピンチローラアーム制御機構
JPH0627009Y2 (ja) 磁気記録/再生装置
JPH0366742B2 (ja)
JP3144079B2 (ja) 磁気記録再生装置