JPS5917021Y2 - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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Publication number
JPS5917021Y2
JPS5917021Y2 JP1974102657U JP10265774U JPS5917021Y2 JP S5917021 Y2 JPS5917021 Y2 JP S5917021Y2 JP 1974102657 U JP1974102657 U JP 1974102657U JP 10265774 U JP10265774 U JP 10265774U JP S5917021 Y2 JPS5917021 Y2 JP S5917021Y2
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JP
Japan
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tape
lever
pinch roller
magnetic tape
reel
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JP1974102657U
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JPS5129807U (ja
Inventor
芳和 寺尾
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日本ビクター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気再生装置に係り、特に力゛イドドラム局面
を螺旋状に添接して走行する磁気テープの走行を停止さ
せ、回転ヘッドにより−のトラックを繰り返し走査して
静止画像を再生し得る構成の装置において、磁気テープ
の走行を停止させる動作及びビデオヘッドのトラッキン
グをとるため停止している磁気テープをガイドドラム周
面において僅少移送せしめる動作を、単一の操作手段に
より行ない得る様に構成し、優れた操作性を具備する様
構成した磁気再生装置を提供することを目的とする。
以下図面と共に本考案装置の1実施例について説明する
に、第1図及び第2図は夫々本考案になる磁気記録再生
装置の停止モード時及び再生モード時の態様を示す。
停止及び再生モード時において、第6図に示すテープ案
内機構及び第3図に示す本考案の要部をなすスチル再生
操作機構は夫々実線で示す態様とされている。
第1図中、プレイ用押ボタン25を押付操作すると、ロ
ーテ゛イング用モータ1が回転し、まず、互いに軸支さ
れている回転アーム2a及び2bが折曲した態様で第2
図に示す位置に回動され、磁気テープ3がガイドポール
4に係止されてカセット5外に引き出されて三角形のテ
ープループ形成される。
次いで、ガイドドラム6を囲繞しシャーシに対し傾斜態
様に保持さitている回転リング7が時計方向に回動さ
れる。
回転リング7の回転によりこれに植立しである複数のガ
イドポールがテープループ3a内に進入し、テープルー
プ3aを抜は出る際に先行するガイドポール8が磁気テ
ープ3を係止してこれをガイドドラム周囲に亘って引き
廻す。
回転リング7が所定角度位置まで回動すると、メインモ
ータ9が作動し、回転ビデオヘッド(図示せず)及びキ
ャプスタン10が回転される。
回転リング7が第2図に示す位置まで回動すると、本出
願人が先に出願した46−84566号(特開昭48−
50705号公報)「記録再生装置の停止装置」及び実
願昭48−121390号(実開昭50−67805号
公報)「ピンチローラ圧着装置jにおいて開示されてい
るピンチローラ圧着機構が作動し、ピンチローラ11が
磁気テープ3を介してキャプスタン10に圧着され、磁
気テープ3が挟持駆動されて装置が通常の再生モード態
様とされる。
通常の再生モード時、磁気テープ3は供給側テープ巻回
体12より引き出され、テンションポール13によりテ
ープテンションを検出され、ガイドポール14に案内さ
れた後、全幅消去ヘッド15に添接し、次いでテープ案
内機構16とガイドポール17により規制される所定角
度範囲に亘ってガイドドラム6に螺旋状に添接案内され
る。
なお、このテンションポール13は、供給側のテープテ
ンションが大になるとバンドブレーキ108によるブレ
ーキ力が小になるよう構成されている。
この時、磁気テープ3は下側縁をガイドドラム周面に位
置決め調整して取付けであるテープリード(図示せず)
により案内されてガイドドラム周面を走行し、回転ヘッ
ド(図示せず)は磁気テープ3上を斜めに走査し、第1
0図に示すトラックT1.T2.T3・・・に記録しで
ある映像信号が再生される。
更に磁気テープ3はヘッド組立体18に添接して、ここ
でオーテ゛イオ及びコントロール信号が再生され、ピン
チローラ保持レバー19に回転可能に設けであるピンチ
ローラ11とキャプスタン10により挾持されて所定速
度で駆動される。
挟持駆動部より送り出された磁気テープ3はガイドポー
ル8により案内されて方向を大略反転され、ピンチロー
ラ保持レバー19に植立しである力゛、イドピン20及
び保持レバー19の軸21に案内され、更には回転リン
グ7に植立しである力゛イドピン22a、22b、22
Cに案内される。
更に磁気テープ3は力゛イドポール4を経て、テンショ
ンポール23によりテープテンションを検出された後、
テープ巻取り方向の回転力か゛附与されている巻取側テ
ープ巻回体24に順次巻取られる。
なお、このテンションポール23によるテンションサー
ボは、巻取側のテープテンションが大になるとこのテン
ションポール23の他端に設けたブレーキ片23 aが
巻取側リール巻同体に当接してブレーキ力が大になるよ
う構成されている。
次に上記プレイモード時に行なわれるスチル再生操作及
びこの操作に伴なう動作について説明する。
まず、スチル再生操作機構及びテープ案内機構16の概
略構成について説明する。
スチル再生操作機構30は第3図及び第4図に示す様に
、シャーシに固定しである保持プレート31の下側部に
第4図Aに示す回動レバー32及び同図Bに示すスチル
操作レバー33を軸支されており、各レバー32゜33
は第3図中時計方向に回動されている。
即ち、回動レバー32は係止ピン34を作動レバー35
のV字状切欠部35 a内に係止されて第3図及び第4
図A中実線で示す位置に回動されている。
スチル操作レバー33は回動レバー32に対して張架し
であるスプリング36により第3図中反時計方向の回動
力を附与されているも、第3図及び第4図B中実線で示
すように切溝37の側面が回動レバー32に植立しであ
る係止ピン38に当接する位置で回動を制限されている
また係止ピン38及び操作レバー33に植立しである係
止ピン39は共に保持プレー1〜31に穿設しである切
溝40を貫通し、更には保持プレーI・31の裏側に回
動可能に保持されスプリング41により反時計方向の回
動力を附与されている第4図りに示すロックレバ−42
の切溝43内に嵌入している。
なお、回動レバー32は係止ピン38が切溝40の側面
部40 aに当接した位置で時計方向の回動を制限され
ている。
また更に、回動レバー32はその折曲部32 aにおい
て第5図に示すカムプレート44のピン45により連結
されている。
回動レバー32が上記の様に時計方向に回動しているこ
とにより、カムプレート44はスプリング46により軸
47に関して時計方向の回動力を附与されているも、第
2図に示す位置で回動を制限されており、一方トーショ
ンスプリング72により時計方向の回動力を附与されて
いる回動プレート48は係止ピン49か゛カムプレート
44のカム面50中第1のカム面50 aに係止された
態様で回動を制限されている。
この点の要部詳細は、第11図に示す。
次にテープ案内機構16の構成について第6図及び゛第
7図を併せ参照して説明する。
周面において磁気テープ3を案内するテープガイド60
は保持台61に植立しである軸62に摺動可能に嵌合し
ており、これと上側ストリッパ63間に介挿しであるス
プリング64の弾撥力により下方向へ変位力を附与され
ている。
テープガイド60は軸62に嵌合している環状プレート
65を介して下側ストツバ66に当接した態様で位置決
めされており、この時、上側ストッパ63ヘテープガイ
ド60との間に隙間りが形成される様に上側及び下側ス
トッパ63、66が位置決め調整しである。
スプリング67は下側ストッパ66の高さ位置を変えて
テープガイド60の高さ位置を調整する際に作用する。
ホルダ68は保持台61に固定してあり、これに対して
全幅消去ヘッド15が固定してあり、且つこの一部にシ
フトレバ−69及び回動レバー70が軸支されている。
回動レバー70は軸71に設けであるトーションスプリ
ング72のスブリングカにより第6図中反時計方向の回
動力を附与されているも、第2図に示すように回動プレ
ート48の回動が制限されているため、ロッド73の長
さにより定まる角度位置で回動を制限されている。
なお、トーションスプリング72はその断撥力がコイル
スプリング64の弾撥力より大なる様に構成しである。
シフトレバ−69はシフト部69 aが環状プレート6
5の下側にまで延在し、他腕部に植立しである係止ピン
74が回動レバー80の長孔75内に嵌入している。
また、シフトレバ−69はl・−ジョンスプリング72
の作用により時計方向の回動力を附与されて、係止ピン
74が長孔75の右側面に当接している態様において回
動を制限されており、シフト部69 aが環状プレート
65より所定距離離間している。
次に第2図に示すプレイモード時におけるスチル再生操
作及びこれに伴なう動作について説明する。
スチル再生操作はスチル操作ノブ80をスプリング46
等に抗して第2図及び第3図中矢印穴方向に回動操作し
て行なう。
スチル操作ノブ80の矢印A方向の操作により、第3図
及び第4図中スチル操作レバ・−33が直接反時計方向
に回動され、これと同時に回動レバー33が係止ピン3
8を切溝37の側面に係止されて一体的に反時計方向に
回動される。
この回動により、係止ピン38及び39は切溝43中夫
々段部43 b及び43 aに対向する位置に移動し、
ロックレバ−42がスプリング41により反時計方向に
第4図り中一点鎖線で示す位置に回動される。
このため、係止ピン38か゛段部43 b及び垂直部4
3 Cに係止されてロックされ、スチル操作レバー33
及び回動レバー32か′夫々第4図B及び同図A中一点
鎖線で示す回動位置でロックされる。
スチル操作ノブ80は第2図中80 aで示す位置でロ
ックされる。
上記操作により、カムプレート44は、それに植立され
ているピン45が回動レバー32の折曲部32aに連結
されているので、それと共に第2図及び第5図中反時計
方向に回動され、作動レバー35が係tJ−ピン34に
案内されて第3図中時計方向に回動される。
カムプレート44の回動により、第5図に示す様に係止
ピン49が第1のカム部50 aより軸47に関する円
弧状の第2のカム部50 bにより49 aで示す位置
に案内される態様となり、回動プレート48が軸51に
関して第2図中反時計方向に回動される。
なお、カムプレート44及び回動プレート48は共にシ
ャーシに固定しである保持プレート52に保持されてい
る。
回動プレート48の上記回動によりロッド73を介して
回動レバー70及びシフトレバ−69が一体的に第6図
中時計方向に回動される。
ここで、トーションスプリング72はその弾撥力がコイ
ルスプリング64の弾撥力より大なる様に構成しである
ため、シフトレバ−69はトーションスプリング72の
弾撥力により回動レバー70と一体的に回動する態様に
おいて、シフト部69において環状プレート65を係止
してテープガイド60をスプリング64の弾撥力に抗し
て上方向に上側ストッパ63に当接する位置まで距離り
だけ変位させる。
テープガイド60はトーションスプリング72の弾撥力
により上側ストッパ63に当接する位置に確実に保持さ
れる。
更に回動レバー70が時計方向に回動される場合には、
回動レバー70はシフトレバ−69とは独立にトーショ
ンスプリング72に抗して回動される。
このテープガイド60の一上方向への距離りに亘る移動
により、テープ走行方向上刃゛イドドラム6に添接を開
始する側の走行路の磁気テープ3が上下鍔部に案内され
て上下方向に変位される。
また一方、作動レバー35のスプリング(図示せず)に
抗しての回動により、ロッド81を介して解除レバー8
2か゛軸83に関して第8図中反時計方向に回動され、
作動レバー84が折曲部82 aに係止されて軸85に
関して反時計方向に所定角度回動される。
このため、保持体86に軸支されているL字状レバー8
7が作動レバー84による押圧を解除され、ピンチロー
ラ押圧レバー88、ビンチローラ保持レバー19がスプ
リング(図示せず)により反時計方向に第8図中一点鎖
線で示す位置に回動し、ピンチローラ11が゛キャプス
タン10より離間する。
この点の要部詳細は第12図に示す。このため、磁気テ
ープ3に対する挟持駆動力が解除され、これにより供給
側のテープテンションが小になるため、バンドブレーキ
108によるテープテンションは大となり、磁気テープ
3は、供給側リール巻同体より繰り出されにくい状態と
なり、やがてこの磁気テープ3は供給側パックテンショ
ン等を含む走行路における走行負荷により走行を停止す
る。
なお、テープ走行を停止させるために、上記操作によリ
リールディスク等に作動する制動機構を設けることも出
来る。
また、この状態では、巻取側のテープテンションは大と
なるが、前記した如くこの際ブレーキ力も併せて大とな
るので、磁気テープ3は巻取側リール巻同体より繰り出
され難くなるものである。
更に、この第1段階の操作であるスチルモードでは、僅
かにテープループは拡張するもので゛あるが、第1図、
第2図より明らかな如く、磁気テープ3はピンチローラ
11.キャップスタン10とガイドポール8との位置関
係等よりその拡張分は供給側リール巻回体より巻取側ノ
ール巻回体へ掛装されている磁気テープには殆んど影響
を及ぼさず、それぞれの巻回体より磁気テープが繰り出
されるまでには至らない。
上記装置において、磁気テープ3はテープガイド60が
移動した後、僅少時間なおも走行を継続し、その後に走
行を停止するため、磁気テープ3はそのテープ走行路を
テープガイド60の近傍に限らずガイドドラム6に対す
る添接部全体に亘って変えられる。
従って、磁気テープ3はガイドドラム6の周面において
屈曲することなく、ガイドドラム6の周面のテープ添接
面全体に所定添接角で螺旋状に添接する態様となる。
なお、この再生モードよりスチルモードに移行し、ピン
チローラ11がキャプスタン10より離間した状態では
、巻取側リール巻回体には巻取り駆動力が付与されてい
ると共に、テンションポール23によるテンションサー
ボがかかつており、一方、供給側リール巻同体には駆動
力は何等付与されていなく、バンドブレーキ108によ
りテンションサーボがかがっているものである。
また、テープガイド60の移動量りは磁気テープ3上の
トラックピッチ(第10図中d)に設定しであるため、
磁気テープ3はガイドドラム6の周面添接部においで、
ビデオトラックT1.T2.T3・・・が回転ヘッド(
図示せず)の走査軌跡と平行となる如くに傾斜した態様
とされて、走行を停止する。
この時、回転ヘッド(図示せず)の停止している磁気テ
ープ3に対する走査軌跡が第10図中一点鎖線で示すt
lである場合には、走査軌跡t1がはパビテ゛オドラッ
クT1とT2間のガートバンド内に形成されているため
、スチル再生画像には多くのノイズが現われ、見苦しい
ものとなる。
このため、上記態様においては、磁気テープ3をガイド
ドラム周面において微小寸法移送せしめて、回転ヘッド
(図示せず)が磁気テープ上ビテ゛オドラックを正確に
トレースすることが必要となる。
次に磁気テープ3をガイドドラム6の周面において微小
距離長手方向に移送せしめる操作について説明する。
この操作は上記スチル再生操作時に操作され第2図中8
0 aで示す位置でロック態様とされているスチル操作
ノブ80を矢印A方向に更に移動させることにより行な
う。
スチル操作ノブ80のスプノング46等に抗しての矢印
A方向への操作により、前記のスチル再生操作時と同様
に、スチル操作レバー33及び回動レバー32は第4図
B及びA中二点鎖線で示す位置まで回動され、スチル操
作ノブ80は第2図中80 bで示す位置まで操作に応
じて移動される。
この状態において、スチル操作ノブ80は何らロックさ
れていす、スプリング46の引張力等によりロック位置
への復帰力が附与されている。
また、上記レバー33.32の回動に伴ない、カムプレ
ート44及び作動レバー35が更にスチル操作時と同一
方向に回動される。
カムプレート44の上記回動により、係止ピン49は第
2のカム部50 bに案内されて第5図中49 bで示
す位置に相対的に移動するも、回動プレート48は回動
せず、テープ案内機構16は前記態様に保持される。
一方、作動レバー35か゛第3図中二点鎖線で示す位置
まで回動すると、ロッド81.解除レバー82、作動レ
バー84を介して1字状レバー87が第9図中二点鎖線
で示す位置まで更に時計方向に回動され、ピンチローラ
押圧レバー88に対する係止が解除される。
このため、ピンチローラ保持レバー19が係止を解除さ
れてピンチローラ押圧レバー88と共にスプリング(図
示せず)により更に反時計方向に第8図中二点鎖線で示
す位置まで回動される。
この点の要部詳細は第12図に示す。
このため、所定のテープパスに装填されているテープパ
ス中、回転リング7に植立しであるガイドポール8、ピ
ンチローラ保持レバー19に保持しであるガイドピン2
0及び回転リング7に植立しである軸21により案内さ
れている磁気テープ3か゛第8図中3bで示すループよ
り3Cで示すループに拡大変形される。
テープループが上記の様に拡大された際のテープループ
拡大分の磁気テープ長さく3cm3b)分は下記の様に
スキュー調整用ノブ100の回動位置により定まる供給
側テープ巻回体12より磁気テープ3に作用するバック
テンションの程度に応じて、供給側又は巻取側テープ巻
同体12.24より引き出される。
すなわち、このテープループの拡大により供給側リール
巻回体12に対するテープテンションが大になるため、
テンションサーボのバンドブレーキ108の制動力は小
となり、磁気テープ3は、供給側リール巻回体より繰り
出される。
一方、巻取側リール巻回体24からも磁気テープ3は繰
り出されるものであるが、この巻取側リール巻同体も供
給側のそれと同様テープテンションが大となるもので゛
あるから、テンションサーボ用のブレーキ片23 aに
よる制動力も大となるので、供給側り一ル巻回体12よ
りもその繰出し量は少ないものとなる。
そして、供給側リール巻回体12と巻取側リール巻回体
24とテープ引出し量が上記のようになるようこれはス
キュー調整ノブ100によって調整されるものである。
なお、この調整が完了の際、すなわち、供給側リール巻
回体と巻取側リール巻同体とのテープテンションが釣合
っている静止状態では、巻取り駆動力が付与されている
巻取ノールディスクは、クラッチによりスリップしてい
るものである。
ガイドドラム6の周面添接部において、磁気テープ3は
供給側テープ巻回体12より引き出されるテープ長と等
しいテープ長だけ順方向に移送され、回転ヘッド(図示
せず)の走査軌跡の位置が磁気テープ上相対的に変位す
る。
また、スチル操作ノブ80に対する操作を解除すると、
操作ノブ80は第2図中80 aで示すロック位置に復
帰し、回動レバー32及びスチル操作レバー33が第4
図A及び同図B中一点鎖線で示す位置に戻り、ピンチロ
ーラ圧着機構も上記とは逆の動作を行ない、ピンチロー
ラ保持レバー19はピンチローラ押圧レバー88により
押圧されて第8図中一点鎖線で示す位置に復帰する。
この時、上記テープループ3Cはテープループ3bに縮
小され、この縮小分に相当する磁気テープ長さく3c3
b)分は巻取側テープ巻回体24に巻回される。
すなわち、この縮小分により供給側リール巻同体のテー
プテンションは小となり、これによりテンションサーボ
用のバンドブレーキ108のブレーキ力が大となるため
、供給側リール巻回体よりテープの繰出しは行なわれな
い。
一方、この縮小分により巻取側リール巻同体のテープテ
ンションは小となり、これによりテンションサーボ用の
ブレーキ片23 aによるブレーキ力が小となるため、
テープテンションの釣合いがくずれ、巻取側リール巻同
体は、その駆動力により縮小分に相当する磁気テープ長
さ分を巻取るものである。
上記操作による力゛イドドラム周面における磁気テープ
3の微小移動量は、スチル操作ノブ80の矢印A方向へ
の操作量、繰返し操作回数及びスキュー調整ノブ100
により調整される供給側バックテンションの大きさ等に
より適宜調整される。
スチル再生時において、上記の様に回転ヘッド(図示せ
ず)か′第10図中磁気テープ3上走査軌跡t1で示す
部分を走査しており、スチル画像にノイズが表われてい
る場合において、スチル操作ノブ80を上記の様に操作
すると、磁気テープ3は供給側テープ巻回体12より引
き出されるテープ長に相当するテープ長さく第10図中
dで示す)だけ順方向に移送され、回転ヘッド(図示せ
ず)は第10図中走査軌跡t2で示すビデオトラックT
2に近接した部分を走査する。
スチル操作ノブ80をもう一度操作すると、磁気テープ
3は順方向に更に微少距離移動して、回転ヘッド(図示
せず)は第10図中ビテ゛オドラックT2とはパ近似し
た位置において走査軌跡t3で示す如くに走査し、ノイ
ズが減少したスチル画像が再生される。
スキュー調整用ノブ100をスチル再生時に回動操作す
ると、スプロケツ)101を介して略コ字状レバー10
2が軸103に関して回動し、更にロッド104を介し
て回動レバー105が第2図中時計又は反時計方向に回
動される。
このため、スプリング106の引張力が可変され、テン
ションアーム10フの回動力即ちバンドブレーキ108
の作動力が調整され、供給側テープ巻回体12より引き
出される硝気テープ3のバックテンションが可変される
また、装置をスチル再生モードよりノーマル再生モード
に変換する場合には、スチル操作ノブ8゜を矢印A方向
とは逆方向に操作する。
この操作により、まずスチル操作レバー33がロックさ
れている回動タバー32とは独立にスプリング36に抗
して回動され、この回動に際して係止ピン39が切溝4
3の傾斜部43 dに当接して、ロックレバ−42がス
プリング41に抗して時計方向に回動される。
このため、ロックレバ−42による係止ピン38に対す
るロックが解除されて、スチル操作レバー33及びレバ
ー32が元の位置に回動復帰する。
このため、テープ案内機構16及びピンチローラ圧着機
構が元の態様となり、通常の再生動作が再開される。
上述の如く、本考案になる磁気再生装置によれば、操作
機構の第一段階の操作でピンチローラ機構を移動させキ
ャプスタンとのテープ挟持を断って磁気テープの走行を
停止させ、また第2段階の操作により該ピンチローラ機
構を更に移動させ、このピンチローラ機構の移動により
テープループを変更させ、このテープループの変更分だ
け供給リールおよび゛巻取リールよりテープを引出し、
この引出されたテープ量だけ巻取力が付与されている巻
取リールにより巻取ることでテープ微速を行なうよう構
威しである為、正確に一定量のテープ微速が可能であり
、がっ、高品質の静止画像を得るための操作を操作性が
よくしがち誤操作を起こしにくい状態で行なうことが出
来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案になる磁気再生装置の1
実施例の停止モード時及び通常の再生モード時の態様を
示す平面図、第3図は第1図及び第2図に示す装置に組
込まれている本考案の要部をなすスチル再生操作機構の
1実施例の第1図中III−III線に沿う矢視図、第
4図A乃至りは夫々第3図に示す機構の各構成要素を示
す図、第5図はカムプレートの1実施例の平面図、第6
図は第1図及び第2図に示す装置に適用されているテー
プ案内機構の1実施例の第1図中VI−VI線に沿う矢
視図、第7図は第6図中矢印VII−Vll線に沿う一
部横断正面図、第8図は本考案装置のスチル再生時にお
けるピンチローラの非作動態様を示す図、第9図はピン
チローラ制御機構を示す第8図中IXIXに沿う矢視図
、第10図は磁気テープ上のトラックパターン及び回転
ヘッドの走査軌跡の変位態様を示す図、第11図は、回
動プレートとカムプレートの係合関係を示す平面図、第
12図は本考案装置におけるスチル再生時におけるピン
チローラの非作動状態を示す拡大図である。 3・・・磁気テープ、5・・・カセット、6・・・ガイ
ドドラム、7・・・回転リング、8・・・ガイドドラム
、16・・・テープ案内機構、20・・・ガイドピン、
30・・・スチル再生操作機構、32・・・回動レバー
、33・・・スチル操作レバー、35・・・作動レバー
、44・・・カムプレート、48・・・回動プレート、
80・・・スチル操作ノブ、81・・・ロッド、82・
・・解除レバー、84・・・作動レバー、87・・・1
字状レバー、88・・・ピンチローラ押圧レバー、10
0・・・スキュー調整用ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常の再生モード時磁気テープの走行を停止させてガイ
    ドドラム内の回転ヘッドにより静止画像を再生し得る装
    置において、通常の再生モード時に同一方向に二段階で
    操作させてピンチローラ機構を移動させる操作機構を設
    けてなり、該操作機構の第1段階の操作で該ピンチロー
    ラ機構を移動させキャプスタンとのテープ挟持を断って
    該磁気テープの走行を停止させ、また、第2段階の操作
    により該ピンチローラ機構を更に移動させ、このピンチ
    ローラ機構の移動によりテープループを変更させ、かつ
    、このテープループの変更分を、供給リールおよび巻取
    リールより該供給リールの引出り、量か巻取リリールの
    それより大となるようデ・−プを引出し、該操作機構の
    復帰操作により巻取力が付与されている巻取リールによ
    りこの引出されたテープ量だけ巻取ることでテープ微速
    を行なうよう構成した磁気再生装置。
JP1974102657U 1974-08-27 1974-08-27 磁気再生装置 Expired JPS5917021Y2 (ja)

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JP1974102657U JPS5917021Y2 (ja) 1974-08-27 1974-08-27 磁気再生装置
US05/607,755 US4035842A (en) 1974-08-27 1975-08-26 Recorded video signal reproducing apparatus capable of reproducing stop motion still pictures

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JPS5129807U JPS5129807U (ja) 1976-03-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5092107A (ja) * 1973-12-14 1975-07-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5092107A (ja) * 1973-12-14 1975-07-23

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JPS5129807U (ja) 1976-03-04

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