JP3069990B2 - パルスジェネレータの製造方法 - Google Patents

パルスジェネレータの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定の支持体に締着さ
れる支持板部に取付板部が連設されて成る縦断面略L字
状のステーと、ボビンにコイルが巻装されて成る筒状の
コイル組立体と、前記支持板部と平行に延びるとともに
コイル組立体で囲繞されるコアと、該コアの基端および
前記取付板部間に挟持されるマグネットとが、前記支持
板部の一部を突出させるとともにコアの先端を露出させ
て合成樹脂により結合されて成るパルスジェネレータを
製造する方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるパルスジェネレータは、た
とえば実公昭63−16304号公報および特公平2−
27908号公報等により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パルスジェ
ネレータのステーは、コアの先端およびパルスロータ間
に一定の空隙が生じるようにして固定の支持体に取付け
られるものであるが、前記空隙を一定に保つためには、
固定の支持体へのステーの締着部とコアの先端との距離
を一定に保つ必要がある。しかるにステー、コイル組立
体、コアおよびマグネットに寸法公差があることにより
前記空隙を一定に保つのは困難である。
【0004】そこで、上記実公昭63−16304号公
報で開示されたものでは、ステーの取付板部およびマグ
ネット間に合成樹脂が充填されることを許容するように
し、樹脂成形型による成形時にステーの取付板部および
マグネット間に充填される合成樹脂で押すことによりコ
アの先端を型の基準面に当接させるようにしており、ま
た上記特公平2−27908号公報で開示されたもので
は、樹脂成形型に設けられたピンでマグネットを押すこ
とによりコアの先端を型の基準面に当接させるようにし
ている。このようにすれば、ステーの取付板部およびコ
アの先端間の距離を常時一定に保つことができるが、ス
テーにも寸法公差があるので、ステーの支持板部に設け
られている取付け孔とコアの先端との間の距離が一定に
なるとは限らず、固定の支持体にステーを取付けたとき
にコアの先端およびパルスロータ間の空隙にばらつきが
生じる。しかも上記両公報で開示されたものでは、コア
をコイル組立体で囲繞したままで合成樹脂による埋封工
程を実施するようにしているので、樹脂成形型の基準面
にはコアの先端部のみが受けられることになって樹脂成
形型内でコアを保持する力が弱く、樹脂成形型内への合
成樹脂の充填圧力によりコアが傾いたり、コイルの断線
が生じたりする。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、固定の支持体への取付け状態でコアの先端お
よびパルスロータ間の空隙を常時一定にすることがで
き、しかもコイルの断線も生じないようにしたパルスジ
ェネレータの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明によれば,固定の支持体に締着される支持板
部に取付板部が連設されて成る縦断面略L字状のステー
と,ボビンにコイルが巻装されて成る筒状のコイル組立
体と,前記支持板部と平行に延びるとともにコイル組立
体で囲繞されるコアと,該コアの基端および前記取付板
部間に挟持されるマグネットとが,前記支持板部の一部
を突出させるとともにコアの先端を露出させて合成樹脂
により結合されて成るパルスジェネレータを製造するに
あたって,ステーの取付板部にマグネットを介してコア
の基端が連設されて成る挿入組立体を組立てる工程と,
コアのほぼ全体を嵌合させるとともにコアの先端および
基端の少なくとも一方を受ける基準受け部を備える樹脂
成形型内に前記挿入組立体を挿入する工程と,その樹脂
成形型の内面と前記挿入組立体との間に合成樹脂を加圧
充填することにより,固定の支持体に嵌合される位置決
め突起をコアの先端および基端の少なくとも一方からの
距離を一定とした位置の外側面に備えるとともにコアの
周囲に前記基準受け部に対応した収納凹部を備える合成
樹脂製のケースを形成する工程と,前記ケースの収納凹
部内にコイル組立体を挿入し,その挿入状態のまま該
納凹部内面およびコイル組立体間に合成樹脂をポッティ
ングにより充填する工程とを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0008】図1ないし図5は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は支持体への取付け状態で示すパル
スジェネレータの縦断面図、図2は図1の2−2線拡大
断面図、図3は型開き状態にある樹脂成形型の縦断面
図、図4は型閉じ状態での図3に対応する断面図、図5
は樹脂成形型による成形後の製品を示す縦断面図であ
る。
【0009】先ず図1および図2において、このパルス
ジェネレータ5は、たとえば車両用内燃機関で用いられ
るものであり、1あるいは複数の突部6aを外周に有す
るパルスロータ6がロータ軸7に固設され、そのパルス
ロータ6との相対位置を一定にした固定の支持体8にパ
ルスジェネレータ5が取付けられる。
【0010】パルスジェネレータ5は、縦断面略L字状
に形成されるステー9と、合成樹脂から成るボビン10
にコイル11が巻装されて成る筒状のコイル組立体12
と、コイル組立体12で囲繞されるコア13と、該コア
13の基端および前記ステー9間に挟持されるマグネッ
ト14とが、前記ステー9の一部を突出させるとともに
コア13の先端を露出させるようにして合成樹脂で結合
されて成るものである。
【0011】ステー9は、支持体8に締着される支持板
部9aの一端に取付板部9bが彎曲部9cを介してほぼ
直角に連設されて成るものであり、支持板部9aの他端
部は両側方に拡大して形成される。しかも支持板部9a
の他端部両側には、支持体8に締着するための取付け孔
15,15が設けられる。
【0012】コア13は、横断面矩形状にして前記支持
板部9aと平行に延びるコア主体部13aと、コア主体
部13aの基端にかしめ結合されるフランジ部13bと
から成るものである。またマグネット14は平板状に形
成されており、コア13の基端すなわちフランジ部13
bは、取付板部9bとの間にマグネット14を挟んだ状
態で、取付板部9bおよびマグネット14を貫通する一
対のねじ部材16,16により取付板部9bに取付けら
れる。
【0013】筒状に構成されるコイル組立体12には、
前記コア13のコア主体部13aを挿通させる横断面矩
形の挿通孔17が軸方向全長にわたって形成され、また
ボビン10の軸方向外端面10aは、軸方向内方に向か
うにつれて大径となるテーパ状に形成される。
【0014】コイル11には一対のリード線18…が接
続されるものであり、このリード線18…はグロメット
19を介して外部に引き出される。
【0015】このようなパルスジェネレータ5を製造す
るにあたっては、図3で示すように挿入組立体20が準
備され、この挿入組立体20と、リード線18…を挿通
させた状態の前記グロメット19が樹脂成形型21内に
挿入される。
【0016】挿入組立体20は、ステー9の取付板部9
bにマグネット14を介してコア13の基端が連設され
て成るものである。また樹脂成形型21は、固定の下型
22と、該下型22の上方で昇降可能な上型23と、下
型22および上型23間でスライド可能なスライド型2
4とを備える。
【0017】下型22には、嵌合凹部25を中央部に有
する基準受け部26が設けられており、挿入組立体20
は、そのコア13のほぼ全体を嵌合凹部25に嵌合させ
るようにして基準受け部26で受けられる。しかも嵌合
凹部25の閉塞端には基準受け面26aが形成されてお
り、嵌合凹部25に嵌合されたコア13の先端が基準受
け面26aに当接される。而して、コア13の先端を基
準受け面26aに当接させた状態で、コア13の基端す
なわちフランジ部13bと基準受け部26の上端との間
には間隙が生じるように嵌合凹部25の深さが設定され
ており、ステー9における支持板部9aと下型22との
間には間隙が生じるように下型22の上面形状が形成さ
れる。また上型23には、挿入組立体20におけるステ
ー9の取付板部9bに上方から当接して挿入組立体20
を基準受け部26に押付けるための一対の押圧ピン2
7,27が上型23に対する上下動可能に配設される。
さらにスライド型24の先端面には、凹部28が設けら
れており、スライド型24は下型22に対する上下相対
位置を一定としてスライドするので、凹部28および基
準受け面26a間の距離L1 は一定である。
【0018】このような樹脂成形型21にその型開き状
態で挿入組立体20が挿入されるとともにグロメット1
9がセットされる。而して、図4で示すように樹脂成形
型21が型閉じ状態とされると、挿入組立体20および
樹脂成形型21間には、スライド型24の先端の凹部2
8を臨ませたキャビティ29が形成されることになり、
この状態で溶融合成樹脂が射出成形等によりキャビティ
29に充填される。
【0019】この樹脂成形型21による成形終了後には
図5で示すような製品が得られる。すなわちキャビティ
29の形状に対応する合成樹脂製のケース30に、挿入
組立体20およびグロメット19がモールド結合され、
挿入組立体20のステー9における支持板部9aの一
部、すなわち取付孔15,15が設けられている部分は
ケース30から両側に突出される。このケース30に
は、コア13の先端からの距離L1 を一定とした位置の
外側面に凹部28に対応した位置決め突起31が形成さ
れるとともに、下型22の基準受け部26に対応した収
納凹部32がコア13の周囲に形成されることになる。
【0020】前記収納凹部32にはコイル組立体12が
挿入され、その状態で収納凹部32の内面およびコイル
組立体12間に合成樹脂をポッティングにより充填する
ことにより、図1および図2で示すように、コア13を
囲繞した状態のコイル組立体12が樹脂充填部33でケ
ース30に固定され、パルスジェネレータ5が得られ
る。この合成樹脂の充填時に、コイル組立体12におけ
るボビン10の外端面10aが軸方向内方に向かうにつ
れて大径となるテーパ状に形成されているので、収納凹
部32の内面およびコイル組立体12間への溶融樹脂の
流れが促進され、合成樹脂が隙間なく充填されることに
なる。
【0021】再び図1において、支持体8には、ロータ
軸7からその半径方向に沿う位置を一定とした位置に嵌
合孔34が設けられており、パルスジェネレータ5は、
位置決め突起31を嵌合孔34に嵌合させた状態で支持
体8に締着される。
【0022】次にこの実施例の作用について説明する
と、挿入組立体20を型開き状態の樹脂成形型21内に
挿入すると、コア13のほぼ全体が嵌合凹部5に嵌合
されるとともにコア13の先端が嵌合凹部5の閉塞端
の基準受け面26aで受けられることになる。而して樹
脂成形型21を型閉じ状態としてキャビティ29内に合
成樹脂を充填して、コア13の先端からの距離L1 を一
定とした位置の外側面に位置決め突起31を有する合成
樹脂製のケース30を形成し、パルスジェネレータ5を
支持体8に締着したときには、嵌合孔34に位置決め突
起31を嵌合させるようにしたので、ステー9、コア1
3およびマグネット14に寸法公差があっても、位置決
め突起31およびコア13の先端間の距離L1 を常時一
定に保持することができ、パルスジェネレータ5を支持
体8に取付けた状態でパルスロータ6およびコア13の
先端間の空隙を一定に設定することができる。
【0023】また樹脂成形型21によるケース30の成
形時には、ステー9の取付板部9bにマグネット14を
介してコア13の基端が連設されて成る挿入組立体20
を樹脂成形型21内に挿入し、コイル組立体12は、ケ
ース30の成形後に収納凹部32に挿入された状態で樹
脂充填部33でケース30に固定されるものであるの
で、樹脂成形型21による成形時に従来生じていたコイ
ル11の断線が確実に防止される。しかも挿入組立体2
0を樹脂成形型21内に挿入したときに、コア13のほ
ぼ全部が基準受け部26の嵌合凹部25に嵌合されるの
で、樹脂成形型21内で挿入組立体20を強固に保持す
ることができ、溶融樹脂の充填圧力によりコア13が傾
いてしまうこともない。
【0024】上記第1実施例は、コア13に寸法公差が
あってもコア13の先端および位置決め突起31間の距
離L1 を一定に設定し得るようにしたものであるが、コ
ア13の長手方向寸法を精密に得ることができるときに
は、図6で示す第2実施例のようにしてケース30を形
成するようにしてもよい。
【0025】図6において、樹脂成形型21′における
下型22′には、嵌合凹部25′を中央部に有する基準
受け部26′が設けられており、挿入組立体20は、そ
のコア13のほぼ全体を嵌合凹部25′に嵌合させるよ
うにして基準受け部26′で受けられる。しかも基準受
け部26′の上端部には基準受け面26a′が形成され
ており、嵌合凹部25に嵌合されたコア13の基端すな
わちフランジ部13bが基準受け面26a′に当接され
る。而して、コア13の基端を基準受け面26a′に当
接させた状態で、コア13の先端と嵌合凹部25′の閉
塞端との間に間隙が生じるように嵌合凹部25′の深さ
が設定されており、ステー9における支持板部9aと下
型22′との間には間隙が生じるように下型22′の上
面形状が形成される。
【0026】このようにすると、スライド型24の先端
面に設けられる凹部28と、基準受け面26a′間の距
離L2 は一定であり、コア13の長手方向寸法が精密に
設定されていることにより、凹部28に対応する位置決
め突起31(図5図参照)とコア13の先端との間の距
離も一定に定められ、ステー9およびマグネット14に
寸法公差があっても、上記第1実施例と同様に、パルス
ジェネレータ5を支持体8に取付けた状態でパルスロー
タ6およびコア13の先端間の空隙を一定に設定するこ
とができる。
【0027】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0028】たとえばコア13において、コア主体部1
3aとフランジ部13bとが一体に形成されていてもよ
い。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,ステーの
取付板部にマグネットを介してコアの基端が連設されて
成る挿入組立体を,コアのほぼ全体を嵌合させるととも
にコアの先端および基端の少なくとも一方を受ける基準
受け部を備える樹脂成形型内に挿入し,その樹脂成形型
の内面と前記挿入組立体との間に合成樹脂を加圧充填
ることにより,支持体に対する位置決め突起をコアの先
端および基端の少なくとも一方からの距離を一定とした
位置の外側面に備えるとともにコアの周囲に前記基準受
け部に対応した収納凹部を備える合成樹脂製のケースを
形成し,次いで前記収納凹部内にコイル組立体を挿入
,その挿入状態のまま収納凹部内面およびコイル組立
体間に合成樹脂をポッティングにより充填するようにし
たので,前記ケースの樹脂成型時に基準受け部にほぼ全
体が嵌合保持されたコアを,合成樹脂の充填圧力に抗し
て樹脂成形型でしっかりと固定することができて,樹脂
製の位置決め突起を,基準受け部から一定距離の位置に
精度よく成形することができ,従ってステーに寸法公差
があっても,パルスジェネレータを支持体に取付けた状
態でコア先端およびパルスロータ間の空隙を常に一定に
定めることができる。しかもコイル組立体は,上記ケー
スの樹脂成形後において,基準受け部に対応してコア周
囲に生じる収納凹部に挿入された状態で,ポッティング
による樹脂充填部により上記ケースに固定されるため,
樹脂成形型による成形時に従来生じていた樹脂充填圧力
に起因したコイル断線を確実に回避することができる。
さらに樹脂成形型の上記基準受け部が,コアに対する位
置決め・保持手段と,コイル組立体用挿入空間の形成手
段とに兼用されるため,それだけ構造簡素化が図られ,
コスト節減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例において支持体への取付け状態で示
すパルスジェネレータの縦断面図である。
【図2】図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】型開き状態にある樹脂成形型の縦断面図であ
る。
【図4】型閉じ状態での図3に対応する断面図である。
【図5】樹脂成形型による成形後の製品を示す縦断面図
である。
【図6】第2実施例の図4に対応する断面図である。
【符号の説明】
5 パルスジェネレータ 8 支持体 9 ステー 9a 支持板部 9b 取付板部 10 ボビン 11 コイル 12 コイル組立体 13 コア 14 マグネット 20 挿入組立体 21,21′ 樹脂成形型 26,26′ 基準受け部 30 ケース 31 位置決め突起 32 収納凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定の支持体(8)に締着される支持板
    部(9a)に取付板部(9b)が連設されて成る縦断面
    略L字状のステー(9)と,ボビン(10)にコイル
    (11)が巻装されて成る筒状のコイル組立体(12)
    と,前記支持板部(9a)と平行に延びるとともにコイ
    ル組立体(12)で囲繞されるコア(13)と,該コア
    (13)の基端および前記取付板部(9b)間に挟持さ
    れるマグネット(14)とが,前記支持板部(9a)の
    一部を突出させるとともにコア(13)の先端を露出さ
    せて合成樹脂により結合されて成るパルスジェネレータ
    (5)を製造するにあたって, ステー(9)の取付板部(9b)にマグネット(14)
    を介してコア(13)の基端が連設されて成る挿入組立
    体(20)を組立てる工程と, コア(13)のほぼ全体を嵌合させるとともにコア(1
    3)の先端および基端の少なくとも一方を受ける基準受
    け部(26,26′)を備える樹脂成形型(21,2
    1′)内に前記挿入組立体(20)を挿入する工程と, その樹脂成形型(21,21′)の内面と前記挿入組立
    体(20)との間に合成樹脂を加圧充填することによ
    り,固定の支持体(8)に嵌合される位置決め突起(3
    1)をコア(13)の先端および基端の少なくとも一方
    からの距離を一定とした位置の外側面に備えるととも
    ア(13)の周囲に前記基準受け部(26)に対応し
    収納凹部(32)を備える合成樹脂製のケース(3
    0)を形成する工程と, 前記ケース(30)の 収納凹部(32)内にコイル組立
    体(12)を挿入し,その挿入状態のまま該収納凹部
    (32)内面およびコイル組立体(12)間に合成樹脂
    をポッティングにより充填する工程とを有することを特
    徴とする,パルスジェネレータの製造方法。
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