JP2995531B2 - 差込みプラグ - Google Patents
差込みプラグInfo
- Publication number
- JP2995531B2 JP2995531B2 JP6182916A JP18291694A JP2995531B2 JP 2995531 B2 JP2995531 B2 JP 2995531B2 JP 6182916 A JP6182916 A JP 6182916A JP 18291694 A JP18291694 A JP 18291694A JP 2995531 B2 JP2995531 B2 JP 2995531B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- choke coil
- cord
- winding
- plug
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ減衰用のチョー
クコイルを栓刃とコードとの間に接続し、電源ラインに
重畳したノイズを減衰させた差込みプラグに関するもの
である。
クコイルを栓刃とコードとの間に接続し、電源ラインに
重畳したノイズを減衰させた差込みプラグに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、絶縁カバーによって複数の部分に
分割された環状コアの各部分に巻線を巻回してなるノイ
ズ減衰用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に接続
した差込みプラグとしては、実公平５−１５７３８号公
報に記載されたものがある。この差込みプラグは、図６
及び図７に示すように一対の栓刃１が所定の間隔で固定
された絶縁ベース２１と連結部２２により一体に形成さ
れたチョークコイル載置部２３を備え、このチョークコ
イル載置部２３に環状のチョークコイル２４を載置して
ある。また、チョークコイル載置部２３の底部２３ａか
ら延長したコード接続収容部２５が一体に設けてあっ
て、このコード接続収容部２５にはチョークコイル２４
の巻線２４ａとコード６とを接続する接続端子２６が圧
入される圧入部２５ａが形成してある。この接続端子２
６は、巻線２４ａ及びコード６が挿入される溝２６ａを
備えている。
分割された環状コアの各部分に巻線を巻回してなるノイ
ズ減衰用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に接続
した差込みプラグとしては、実公平５−１５７３８号公
報に記載されたものがある。この差込みプラグは、図６
及び図７に示すように一対の栓刃１が所定の間隔で固定
された絶縁ベース２１と連結部２２により一体に形成さ
れたチョークコイル載置部２３を備え、このチョークコ
イル載置部２３に環状のチョークコイル２４を載置して
ある。また、チョークコイル載置部２３の底部２３ａか
ら延長したコード接続収容部２５が一体に設けてあっ
て、このコード接続収容部２５にはチョークコイル２４
の巻線２４ａとコード６とを接続する接続端子２６が圧
入される圧入部２５ａが形成してある。この接続端子２
６は、巻線２４ａ及びコード６が挿入される溝２６ａを
備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、
チョークコイル２４の巻線２４ａとコード６との接続端
子２６による接続工程、巻線２４ａ及びコード６のフォ
ーミング工程並びにチョークコイル２４をチョークコイ
ル載置部２３に載置する工程を全て同時に行わなければ
ならず、しかも、狭いスペースでこれらの作業を行うこ
とは非常に困難であり、作業性が悪いという問題があっ
た。また、チョークコイル２４は、チョークコイル載置
部２３の底部２３ａより立設された突出体２３ｂと、チ
ョークコイル２４の絶縁カバー２４ｂに対向する位置に
設けられた連結部２２と、コード６を分離するための分
離体２７との３箇所で固定されており、チョークコイル
２４の取付作業にも手間がかかり困難をきたすという問
題があった。さらに、図７に示すように、接続端子２６
に接続された巻線２４ａ及びコード６の先端部がコード
接続収容部２５から突出しているために、その突出代を
管理する必要があり、突出代が大きい場合には差込みプ
ラグの外郭を同時成形モールドする際に外郭を突き破
り、外部耐圧不良が生じるという問題があった。
チョークコイル２４の巻線２４ａとコード６との接続端
子２６による接続工程、巻線２４ａ及びコード６のフォ
ーミング工程並びにチョークコイル２４をチョークコイ
ル載置部２３に載置する工程を全て同時に行わなければ
ならず、しかも、狭いスペースでこれらの作業を行うこ
とは非常に困難であり、作業性が悪いという問題があっ
た。また、チョークコイル２４は、チョークコイル載置
部２３の底部２３ａより立設された突出体２３ｂと、チ
ョークコイル２４の絶縁カバー２４ｂに対向する位置に
設けられた連結部２２と、コード６を分離するための分
離体２７との３箇所で固定されており、チョークコイル
２４の取付作業にも手間がかかり困難をきたすという問
題があった。さらに、図７に示すように、接続端子２６
に接続された巻線２４ａ及びコード６の先端部がコード
接続収容部２５から突出しているために、その突出代を
管理する必要があり、突出代が大きい場合には差込みプ
ラグの外郭を同時成形モールドする際に外郭を突き破
り、外部耐圧不良が生じるという問題があった。
【０００４】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、製造工程の簡素化とコストダウンが図れる差
込みプラグを提供しようとするものである。
のであり、製造工程の簡素化とコストダウンが図れる差
込みプラグを提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、絶縁カバーによって複数の部分に分割さ
れた環状コアの各部分に巻線を巻回してなるノイズ減衰
用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に接続した差
込みプラグにおいて、複数の栓刃を所定の間隔で保持す
る栓刃保持部と、チョークコイルを収納する収納凹所を
備えたチョークコイル保持部と、巻線とコードとを圧着
端子にて接続した接続部が収容されるコード接続収容部
とを一体に形成し、チョークコイルの絶縁カバーの外側
面に凹部を設けるとともに、この凹部と嵌合してチョー
クコイルを支持するリブをチョークコイル保持部に設
け、接続部が係止される係止フックと、接続部の位置を
固定する位置固定用壁とをコード接続収容部に設けたこ
とを特徴とする。
成するために、絶縁カバーによって複数の部分に分割さ
れた環状コアの各部分に巻線を巻回してなるノイズ減衰
用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に接続した差
込みプラグにおいて、複数の栓刃を所定の間隔で保持す
る栓刃保持部と、チョークコイルを収納する収納凹所を
備えたチョークコイル保持部と、巻線とコードとを圧着
端子にて接続した接続部が収容されるコード接続収容部
とを一体に形成し、チョークコイルの絶縁カバーの外側
面に凹部を設けるとともに、この凹部と嵌合してチョー
クコイルを支持するリブをチョークコイル保持部に設
け、接続部が係止される係止フックと、接続部の位置を
固定する位置固定用壁とをコード接続収容部に設けたこ
とを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、圧着端子によってチョーク
コイルの巻線とコードとを接続しているから、専用の接
続端子を必要とせず、チョークコイルの巻線とコードと
の接続は別工程で行うことができ、チョークコイルとコ
ードとからなるブロックにて品質及び生産の管理が可能
となる。また、チョークコイル保持部の収納凹所にチョ
ークコイルを収納すれば、チョークコイルの絶縁カバー
の外側面に設けた凹部にチョークコイル保持部のリブが
圧入されてチョークコイルを収納凹所内に確実に固定す
ることができる。さらに、圧着端子により接続されたチ
ョークコイルとコードとの接続部は位置固定用壁にて位
置決めされるとともに、この位置固定用壁により接続部
がコード収容部から突出するのを防止でき、かつ、係止
片によってコードが係止固定されると同時に係止フック
によって接続部がコード接続収容部内に係止固定されて
接続部の浮き上がりを防止できるものである。
コイルの巻線とコードとを接続しているから、専用の接
続端子を必要とせず、チョークコイルの巻線とコードと
の接続は別工程で行うことができ、チョークコイルとコ
ードとからなるブロックにて品質及び生産の管理が可能
となる。また、チョークコイル保持部の収納凹所にチョ
ークコイルを収納すれば、チョークコイルの絶縁カバー
の外側面に設けた凹部にチョークコイル保持部のリブが
圧入されてチョークコイルを収納凹所内に確実に固定す
ることができる。さらに、圧着端子により接続されたチ
ョークコイルとコードとの接続部は位置固定用壁にて位
置決めされるとともに、この位置固定用壁により接続部
がコード収容部から突出するのを防止でき、かつ、係止
片によってコードが係止固定されると同時に係止フック
によって接続部がコード接続収容部内に係止固定されて
接続部の浮き上がりを防止できるものである。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。図１に示すように、本実施例の差込みプラグ
は、一対の栓刃１を所定の間隔で保持する栓刃保持部２
と、チョークコイル３を収納する収納凹所４ａを備えた
チョークコイル保持部４と、巻線５とコード６とを圧着
端子７にて接続した接続部８が収容されるコード接続収
容部９とを一体に形成し、合成樹脂でモールドしてなる
ものである。
明する。図１に示すように、本実施例の差込みプラグ
は、一対の栓刃１を所定の間隔で保持する栓刃保持部２
と、チョークコイル３を収納する収納凹所４ａを備えた
チョークコイル保持部４と、巻線５とコード６とを圧着
端子７にて接続した接続部８が収容されるコード接続収
容部９とを一体に形成し、合成樹脂でモールドしてなる
ものである。
【０００８】チョークコイル３は、電源ラインに重畳さ
れるノイズを減衰させる目的で使用されるものであり、
環状コア３ａの対称な位置に帯状の絶縁カバー３ｂを取
着し、この絶縁カバー３ｂで分割された各部分に絶縁導
体からなる巻線５をそれぞれ巻回して構成してある。こ
こで、絶縁カバー３ｂは、環状コア３ａの穴の部分を２
つに分離する絶縁セパレータ３ｄを有し、一対の巻線５
間の短絡を防止するために設けられたものである。ま
た、絶縁カバー３ｂの外側面には、後述するチョークコ
イル保持部４に形成されたリブ１１が圧入嵌合される凹
部３ｃが設けてある。
れるノイズを減衰させる目的で使用されるものであり、
環状コア３ａの対称な位置に帯状の絶縁カバー３ｂを取
着し、この絶縁カバー３ｂで分割された各部分に絶縁導
体からなる巻線５をそれぞれ巻回して構成してある。こ
こで、絶縁カバー３ｂは、環状コア３ａの穴の部分を２
つに分離する絶縁セパレータ３ｄを有し、一対の巻線５
間の短絡を防止するために設けられたものである。ま
た、絶縁カバー３ｂの外側面には、後述するチョークコ
イル保持部４に形成されたリブ１１が圧入嵌合される凹
部３ｃが設けてある。
【０００９】図２に示すように、栓刃保持部２、チョー
クコイル保持部４及びコード接続収容部９は合成樹脂に
より一体に形成されており、チョークコイル保持部４に
は略円形の収納凹所４ａが設けてあり、この収納凹所４
ａ内にチョークコイル３が収納されるようになってい
る。栓刃保持部２は、チョークコイル保持部４より略Ｔ
形に延出するようにして形成されており、一対の栓刃１
は栓刃保持部２の保持片２ａを貫通し、栓刃１の後端接
続部１ａがチョークコイル保持部４側に突出させてあ
る。
クコイル保持部４及びコード接続収容部９は合成樹脂に
より一体に形成されており、チョークコイル保持部４に
は略円形の収納凹所４ａが設けてあり、この収納凹所４
ａ内にチョークコイル３が収納されるようになってい
る。栓刃保持部２は、チョークコイル保持部４より略Ｔ
形に延出するようにして形成されており、一対の栓刃１
は栓刃保持部２の保持片２ａを貫通し、栓刃１の後端接
続部１ａがチョークコイル保持部４側に突出させてあ
る。
【００１０】また、コード接続収容部９は、栓刃保持部
２と対向する位置に形成してあり、その中央部にコード
６を分離させる分離リブ１０が突設されるとともに、後
端にはコード６を挿入するコード挿入孔９ａ及びコード
６を係止する係止片９ｂを有している。分離リブ１０の
端部はチョークコイル保持部４の収納凹所４ａ内に一部
突出させてあり、この一部突出した突条の部分がチョー
クコイル３の絶縁カバー３ｂに設けた凹部３ｃと嵌合す
るコイル支持用のリブ１１となる。一方、栓刃保持部２
の側にも収納凹所４ａ内に突出する突条のコイル支持用
のリブ１１が設けてある。
２と対向する位置に形成してあり、その中央部にコード
６を分離させる分離リブ１０が突設されるとともに、後
端にはコード６を挿入するコード挿入孔９ａ及びコード
６を係止する係止片９ｂを有している。分離リブ１０の
端部はチョークコイル保持部４の収納凹所４ａ内に一部
突出させてあり、この一部突出した突条の部分がチョー
クコイル３の絶縁カバー３ｂに設けた凹部３ｃと嵌合す
るコイル支持用のリブ１１となる。一方、栓刃保持部２
の側にも収納凹所４ａ内に突出する突条のコイル支持用
のリブ１１が設けてある。
【００１１】さらに、コード接続収容部９には、後述す
るチョークコイル３の巻線５とコード６との接続部８が
係止される係止フック１２が係止片９ｂに隣接して突設
してある（図２（ｇ）参照）。そして、この係止フック
１２に対向するチョークコイル保持部４側に断面形状が
略へ字形の位置固定用壁１３が立設してある。ここで、
本実施例の差込みプラグの製造工程においては、図３に
示すようにチョークコイル３の巻線５とコード６とを圧
着端子７にて予め接続してブロックを構成し、このブロ
ックを次工程においてチョークコイル保持部４及びコー
ド接続収容部９に組み立てるようにしている。すなわ
ち、従来構成のように専用の接続端子２６ではなく、一
般の圧着端子７を用いて巻線５とコード６とを接続する
ことによりコストダウンを図ることができる。また、巻
線５とコード６との接続は別工程で行うことができるか
ら、チョークコイル３とコード６とからなるブロックに
て品質及び生産の管理が可能になる。
るチョークコイル３の巻線５とコード６との接続部８が
係止される係止フック１２が係止片９ｂに隣接して突設
してある（図２（ｇ）参照）。そして、この係止フック
１２に対向するチョークコイル保持部４側に断面形状が
略へ字形の位置固定用壁１３が立設してある。ここで、
本実施例の差込みプラグの製造工程においては、図３に
示すようにチョークコイル３の巻線５とコード６とを圧
着端子７にて予め接続してブロックを構成し、このブロ
ックを次工程においてチョークコイル保持部４及びコー
ド接続収容部９に組み立てるようにしている。すなわ
ち、従来構成のように専用の接続端子２６ではなく、一
般の圧着端子７を用いて巻線５とコード６とを接続する
ことによりコストダウンを図ることができる。また、巻
線５とコード６との接続は別工程で行うことができるか
ら、チョークコイル３とコード６とからなるブロックに
て品質及び生産の管理が可能になる。
【００１２】さらに、チョークコイル３をチョークコイ
ル保持部４の収納凹所４ａ内に挿入する際、チョークコ
イル３の絶縁カバー３ｂの凹部３ｃにリブ１１をそれぞ
れ圧入して嵌合すれば、チョークコイル３の位置決めと
固定とが２箇所で同時に簡単に行うことができる。一
方、巻線５とコード６とが圧着端子７にて接続された接
続部８は、コード接続収容部９に突設された係止フック
１２に係止され、且つ、位置固定用壁１３により位置決
めがなされるから、浮き上がりが防止されてしっかりと
固定される。ここで、接続部８は、位置固定用壁１３に
よりコード接続収容部９の外へ突出するのを規制されて
いる。また、チョークコイル３の巻線５の他端は栓刃１
の後端接続部１ａに接続される。
ル保持部４の収納凹所４ａ内に挿入する際、チョークコ
イル３の絶縁カバー３ｂの凹部３ｃにリブ１１をそれぞ
れ圧入して嵌合すれば、チョークコイル３の位置決めと
固定とが２箇所で同時に簡単に行うことができる。一
方、巻線５とコード６とが圧着端子７にて接続された接
続部８は、コード接続収容部９に突設された係止フック
１２に係止され、且つ、位置固定用壁１３により位置決
めがなされるから、浮き上がりが防止されてしっかりと
固定される。ここで、接続部８は、位置固定用壁１３に
よりコード接続収容部９の外へ突出するのを規制されて
いる。また、チョークコイル３の巻線５の他端は栓刃１
の後端接続部１ａに接続される。
【００１３】それから、栓刃保持部２に保持固定された
栓刃１と、チョークコイル保持部４に保持されたチョー
クコイル３と、巻線５と接続されてコード接続収容部９
に収容されたコード６とを合成樹脂により一体にモール
ドしてプラグ本体２０を構成してある（図４参照）。な
お、図５に示すように、栓刃保持部２’の前面の栓刃１
の間に一対の凹溝２ａ’を形成すれば、栓刃保持部２’
における耐トラッキング性を向上させることができると
いう利点がある。
栓刃１と、チョークコイル保持部４に保持されたチョー
クコイル３と、巻線５と接続されてコード接続収容部９
に収容されたコード６とを合成樹脂により一体にモール
ドしてプラグ本体２０を構成してある（図４参照）。な
お、図５に示すように、栓刃保持部２’の前面の栓刃１
の間に一対の凹溝２ａ’を形成すれば、栓刃保持部２’
における耐トラッキング性を向上させることができると
いう利点がある。
【００１４】上記構成によれば、チョークコイル３の巻
線５とコード６とを接続する工程と、チョークコイル３
をチョークコイル保持部４に組み立てる工程とを別工程
とすることができるから、狭いスペースで細かな作業を
行う必要がなく、作業性の向上を図ることができるとと
もに、専用の接続端子ではなく一般の圧着端子７を用い
ることができるからコストダウンを図ることができる。
線５とコード６とを接続する工程と、チョークコイル３
をチョークコイル保持部４に組み立てる工程とを別工程
とすることができるから、狭いスペースで細かな作業を
行う必要がなく、作業性の向上を図ることができるとと
もに、専用の接続端子ではなく一般の圧着端子７を用い
ることができるからコストダウンを図ることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、絶縁カバーによって複数の部
分に分割された環状コアの各部分に巻線を巻回してなる
ノイズ減衰用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に
接続した差込みプラグにおいて、複数の栓刃を所定の間
隔で保持する栓刃保持部と、チョークコイルを収納する
収納凹所を備えたチョークコイル保持部と、巻線とコー
ドとを圧着端子にて接続した接続部が収容されるコード
接続収容部とを一体に形成し、チョークコイルの絶縁カ
バーの外側面に凹部を設けるとともに、この凹部に圧入
されてチョークコイルを支持するリブをチョークコイル
保持部に設け、接続部が係止される係止フックと、接続
部の位置を固定する位置固定用壁と、コードが係止され
る係止片とをコード接続収容部に設けたので、圧着端子
によってチョークコイルの巻線とコードとを接続し、専
用の接続端子を必要とせずに安価に製造することがで
き、チョークコイルの巻線とコードとの接続は別工程で
行うことができるから、チョークコイルとコードとから
なるブロックにて品質及び生産の管理が可能になるとい
う効果がある。また、チョークコイル保持部の収納凹所
内にチョークコイルを収納すれば、チョークコイルの絶
縁カバーに設けた凹部にチョークコイル保持部のリブが
圧入されてチョークコイルを収納凹所内に確実に固定す
ることができ、チョークコイルの固定が容易になり、作
業性の向上が図れるという効果があるる。さらに、圧着
端子により接続されたチョークコイルとコードとの接続
部は位置固定用壁にて位置決めされるとともに、この位
置固定用壁により接続部がコード収容部から突出するの
を防止でき、かつ、係止片によってコードが係止固定さ
れると同時に係止フックによって接続部がコード接続収
容部内に係止固定されて接続部の浮き上がりを防止でき
るため、差込みプラグの外郭が接続部によって破られる
ことがなく、外部耐圧不良の発生を防止できるという効
果がある。
分に分割された環状コアの各部分に巻線を巻回してなる
ノイズ減衰用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に
接続した差込みプラグにおいて、複数の栓刃を所定の間
隔で保持する栓刃保持部と、チョークコイルを収納する
収納凹所を備えたチョークコイル保持部と、巻線とコー
ドとを圧着端子にて接続した接続部が収容されるコード
接続収容部とを一体に形成し、チョークコイルの絶縁カ
バーの外側面に凹部を設けるとともに、この凹部に圧入
されてチョークコイルを支持するリブをチョークコイル
保持部に設け、接続部が係止される係止フックと、接続
部の位置を固定する位置固定用壁と、コードが係止され
る係止片とをコード接続収容部に設けたので、圧着端子
によってチョークコイルの巻線とコードとを接続し、専
用の接続端子を必要とせずに安価に製造することがで
き、チョークコイルの巻線とコードとの接続は別工程で
行うことができるから、チョークコイルとコードとから
なるブロックにて品質及び生産の管理が可能になるとい
う効果がある。また、チョークコイル保持部の収納凹所
内にチョークコイルを収納すれば、チョークコイルの絶
縁カバーに設けた凹部にチョークコイル保持部のリブが
圧入されてチョークコイルを収納凹所内に確実に固定す
ることができ、チョークコイルの固定が容易になり、作
業性の向上が図れるという効果があるる。さらに、圧着
端子により接続されたチョークコイルとコードとの接続
部は位置固定用壁にて位置決めされるとともに、この位
置固定用壁により接続部がコード収容部から突出するの
を防止でき、かつ、係止片によってコードが係止固定さ
れると同時に係止フックによって接続部がコード接続収
容部内に係止固定されて接続部の浮き上がりを防止でき
るため、差込みプラグの外郭が接続部によって破られる
ことがなく、外部耐圧不良の発生を防止できるという効
果がある。
【図１】本発明の実施例を示す平面図である。
【図２】同上の要部を示すものであり、（ａ）は平面
図、（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ’線断面図、（ｃ）は
側面図、（ｄ）は背面図、（ｅ）は正面図、（ｆ）は同
図（ａ）のＢ−Ｂ’線断面図、（ｇ）は同図（ａ）のＣ
−Ｃ’線断面図である。
図、（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ’線断面図、（ｃ）は
側面図、（ｄ）は背面図、（ｅ）は正面図、（ｆ）は同
図（ａ）のＢ−Ｂ’線断面図、（ｇ）は同図（ａ）のＣ
−Ｃ’線断面図である。
【図３】同上のチョークコイルとコードとを示す平面図
である。
である。
【図４】（ａ）〜（ｆ）は同上のプラグ本体を示す図で
ある。
ある。
【図５】同上の栓刃保持部の他の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図６】従来例を示す分解斜視図である。
【図７】同上の組み立てた状態の斜視図である。
【符号の説明】 １ 栓刃 ２ 栓刃保持部 ３ チョークコイル ４ チョークコイル保持部 ４ａ 収納凹所 ５ 巻線 ６ コード ７ 圧着端子 ８ 接続部 ９ コード接続収容部 １１ リブ １２ 係止フック １３ 位置固定用壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/719
Claims (1)
- 【請求項１】 絶縁カバーによって複数の部分に分割さ
れた環状コアの各部分に巻線を巻回してなるノイズ減衰
用のチョークコイルを栓刃とコードとの間に接続した差
込みプラグにおいて、複数の栓刃を所定の間隔で保持す
る栓刃保持部と、チョークコイルを収納する収納凹所を
備えたチョークコイル保持部と、巻線とコードとを圧着
端子にて接続した接続部が収容されるコード接続収容部
とを一体に形成し、チョークコイルの絶縁カバーの外側
面に凹部を設けるとともに、この凹部に圧入されてチョ
ークコイルを支持するリブをチョークコイル保持部に設
け、接続部が係止される係止フックと、接続部の位置を
固定する位置固定用壁と、コードが係止される係止片と
をコード接続収容部に設けたことを特徴とする差込みプ
ラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182916A JP2995531B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 差込みプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182916A JP2995531B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 差込みプラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831518A JPH0831518A (ja) | 1996-02-02 |
| JP2995531B2 true JP2995531B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=16126634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6182916A Expired - Lifetime JP2995531B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 差込みプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2995531B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010075931A (ko) * | 2000-01-21 | 2001-08-11 | 김재봉 | 고전압 자기콘덴서용 전극봉의 제조방법 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0181889U (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-31 | ||
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-
1994
- 1994-07-11 JP JP6182916A patent/JP2995531B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0831518A (ja) | 1996-02-02 |
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