JPH0325375Y2 - - Google Patents

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JPH0325375Y2
JPH0325375Y2 JP1984013094U JP1309484U JPH0325375Y2 JP H0325375 Y2 JPH0325375 Y2 JP H0325375Y2 JP 1984013094 U JP1984013094 U JP 1984013094U JP 1309484 U JP1309484 U JP 1309484U JP H0325375 Y2 JPH0325375 Y2 JP H0325375Y2
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JP
Japan
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inductor
hollow member
pot
base plate
shaped
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JP1984013094U
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JPS60125707U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインダクタの収納ケースの構造に関
し、特にいわゆる壷型インダクタの収納ケースの
構造に関するものである。
従来から、壷型インダクタを収納するためのケ
ースの構造としては、種々のものが知られている
が、一般的には、第1図に示す構造のものが使用
されている。
ここで、第1図を参照して、従来のインダクタ
収納ケースに壷型インダクタを装置した場合につ
いて説明する。
下端外周に下方へ突出するツメ状の突出部11
を複数個有し、下面が開口状態となつている円筒
状中空部材1に、中央部及び外周部が下方へ曲げ
られている構造の弾性部材(以下バネという。)
2が挿入される。続いて、ボビン3を挾んで、上
下に壷型コア4が配置されている壷型インダクタ
5が挿入される。さらに、中空部材1の開口部に
は、突起部11に対応する貫通孔(図示せず)を
有するベース板6によつてふさがれるが、一方、
壷型インダクタ5はバネ2によつて、下方に付勢
されているため、中空部材1の下部からわずかに
突出する。したがつて、壷型インダクタ5の下面
を押圧し、中空部材1の突起部11をベース板6
の貫通孔に挿入し、突起部11を折り曲げること
によつて、壷型インダクタ5をケース内に収納す
るとともに、ケース内に固定支持している。
しかしながら、上述の構造のケースにおいて
は、壷型インダクタを押圧しながら、突起部を折
り曲げねばならないため、作業がたいへんやりづ
らいという問題点がある。また、誤まつて壷型イ
ンダクタを強く押圧する場合があるため、コアを
破損するという問題点もある。
したがつて、本考案の目的は、壷型インダクタ
を収納、固定することが容易で、しかも、コアを
破損する恐れのないインダクタ収納用ケースを提
供することにある。
本考案によれば、開口部の設けられた中空部材
と、この開口部をおおうためのベース板と、上記
の中空部材に収納されるインダクタを付勢するた
めの弾性手段とを有し、上記のベース板の外周に
は径方向に突起部が設けられるとともに切欠き部
が設けられ、さらに中空部材にはこの突起部に嵌
合する係止窓部が設けられており、インダクタを
中空部材内に配置し、上記の弾性手段に抗して、
インダクタを押圧し、係止窓部に突起部を嵌合さ
せることによつて、中空部材とベース板とによつ
て構成されるケース内にインダクタを固定して切
欠き部からインダクタの導線を引き出すようにし
たことを特徴とするインダクタ収納用ケースの構
造が得られる。
以下、本考案について図面の実施例を参照して
説明する。
第2図を参照すると、本考案に係るケースは中
空部材1とベース板6とを有し、中空部材1は下
面が開口されている絶縁樹脂性の円筒部材よりな
り、側面下方には、任意の間隔を持つて1対の係
止窓部12が設けられている。また、中空部材1
の下面をふさぐための上記ベース板6は、円板形
状の絶縁性樹脂からなり、係止窓部12と対応す
る位置に、ベース板6の径方向に突出した突起部
61が設けられている。
一方、糸巻き状のボビン3の上面及び下面には
壷型コア4が配置されて、壷型インダクタ5が構
成される。また、ボビン3及び壷型コア4には、
ボビン3に巻かれた導線を引き出すための溝が設
けられている。なお、ここでは、上記のボビン及
び壷型インダクタの詳細な構造については本考案
と直接関係がないので、説明を省略する。
次に、上述した壷型インダクタ5をケース内に
収納する場合について説明する。中空部材1内に
外縁部が下方に曲げられた状態のを円板上のバネ
2が挿入される。さらにこのバネ2に当接して壷
型インダクタ5が挿入されるが、バネ2の付勢に
よつて、壷型インダクタ5は中空部材の下端より
わずかに突出する。したがつて壷型インダクタ5
の下面を押圧しながら、中空部材1の開口部にベ
ース板6を序々に挿入していくと、係止窓部12
に突起部61が嵌合し、ベース板6が中空部材1
に係止されるとともに、壷型インダクタ5がケー
ス内に固定される。なお、中空部材1、バネ2、
壷型インダクタ5及びベース板6の中心部に貫通
孔を設ければ、この貫通孔にネジを通して、この
ネジによつてさらに強くケース内に壷型インダク
タを固定することができる。また、ベース板6の
外周には、対向する位置に溝部が設けられ、この
溝部から壷型インダクタ5の導線が引き出され
る。
さらに、図から明らかなとおり、バネ2はコア
4とベース板6との間に配置してもよい。また中
空部材及びベース板は弾性力を有する絶縁体で構
成されていればよい。
以上説明したように本考案によれば、中空部材
に設けられている係止窓部にベース板に設けられ
ている突起部を嵌合させることによつて、収納ケ
ースを構成しているため、従来のように突起部を
折り曲げる必要がなく、さらには壷型インダクタ
を序々に押圧して、収納ケース内に固定するた
め、従来のように誤つて強く押圧することがほと
んどなく、コアが破損することもない。
また、インダクタの導線は切欠き部から引き出
されるから端子板等をケースに固定する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の収納ケースに壷型インダクタを
挿入、支持する場合の組立を示す分解立面図、第
2図は本考案に係る収納ケースに壷型インダクタ
を挿入、支持する場合の組立を示す分解斜視図で
ある。 1……中空部材、2……弾性部材(バネ)、3
……ボビン、4……壷型コア、5……壷型インダ
クタ、6……ベース板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一面が開口された中空部材と、該開口部を覆う
    ためのベース板と、前記中空部材に収納されるイ
    ンダクタを付勢するためのバネ部材とを有し、前
    記ベース板の外周には径方向に突出する突起部が
    設けられるとともに切欠き部が形成されており、
    前記中空部材には前記突起部と嵌合する係止窓部
    が形成され、前記インダクタ及び前記バネ部材が
    順次前記中空部材内に配置され、前記突起部が前
    記係止窓部に嵌合されて前記中空部材と前記ベー
    ス板とで構成されるケース内に前記インダクタが
    固定され前記切欠き部から前記インダクタの銅線
    が引き出されるようにしたことを特徴とするイン
    ダクタ収納用ケースの構造。
JP1309484U 1984-02-03 1984-02-03 インダクタ収納用ケ−スの構造 Granted JPS60125707U (ja)

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JP1309484U JPS60125707U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 インダクタ収納用ケ−スの構造

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JP1309484U JPS60125707U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 インダクタ収納用ケ−スの構造

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JPS60125707U JPS60125707U (ja) 1985-08-24
JPH0325375Y2 true JPH0325375Y2 (ja) 1991-06-03

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019186453A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社オートネットワーク技術研究所 ノイズ吸収装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619007B2 (ja) * 1973-09-12 1981-05-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619007U (ja) * 1979-07-23 1981-02-19
JPS58184816U (ja) * 1982-06-01 1983-12-08 株式会社光輪技研 高周波コイル

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JPS5619007B2 (ja) * 1973-09-12 1981-05-02

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JPS60125707U (ja) 1985-08-24

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