JP2002208517A - モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース - Google Patents

モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース

Info

Publication number
JP2002208517A
JP2002208517A JP2001001216A JP2001001216A JP2002208517A JP 2002208517 A JP2002208517 A JP 2002208517A JP 2001001216 A JP2001001216 A JP 2001001216A JP 2001001216 A JP2001001216 A JP 2001001216A JP 2002208517 A JP2002208517 A JP 2002208517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
base body
circuit device
core
cover body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001001216A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4976615B2 (ja
Inventor
Hiroshi Fukagawa
博 深川
Tomoyuki Hayashi
倫行 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Lambda Corp
Original Assignee
TDK Lambda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Lambda Corp filed Critical TDK Lambda Corp
Priority to JP2001001216A priority Critical patent/JP4976615B2/ja
Publication of JP2002208517A publication Critical patent/JP2002208517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4976615B2 publication Critical patent/JP4976615B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品を減らすことで、生産効率の向上と
製造コストの低減を実現し、同時にケース内における収
容スペースの省略化を図り、可能な限り小型化したモジ
ュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケー
スを提供すること。 【解決手段】 コイルTを配設したベース体1と、この
ベース体1を覆設するカバー体2とから成り、ベース体
1またはカバー体2のいずれかに、コイルTのコアKを
挟持する押圧支持部3を設けている。この押圧支持部3
は、コイルTのコアKをベース体1またはカバー体2の
内壁面に押し付けて支持する単数または複数の発条体に
より形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC−DCコンバ
ータ等の電源装置や、小型のモジュール型ノイズフィル
ターに適用されるモジュール型回路装置及びモジュール
型回路装置の外装ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型のノイズフィルターや電源装置(D
C−DCコンバータ等)等のモジュール型回路装置は、
使用者側からの強い要望により、より小型化・軽量化さ
れたもの、また、装置の価格が安価なものが求められて
いる。
【0003】従来のモジュール型回路装置として、例え
ば、図8に示すモジュール型ノイズフィルタがある。図
8(a)は、従来のモジュール型ノイズフィルタの内部
構造を示す一部断面を含む平面図、図8(b)は、図8
(a)におけるE−E断面図である。図8(a)及び
(b)に示すように、従来のモジュール型ノイズフィル
タは、一対の合せコアを互いに開放側で対向させてルー
プ状に形成したコアKに巻線Lを巻装して成るコイル
T、コンデンサーC1・C2、チョークコイルL1等の
各種部品を配設したベース体101と、このベース体1
01の上方開口部を覆設するカバー体102とから成る
ものであり、ベース体101とカバー体102とにより
モジュール型回路装置の外装ケースが構成される。な
お、合せコアとしては、C字状、E字状、Z字状、U字
状等の種々の形状のものが使用され、C−C、E−E、
E−Z、U−Uのように、一対のコアを互いに対向させ
て使用する。
【0004】この様な従来のモジュール型回路装置とし
てのモジュール型ノイズフィルタにおいては、コイルT
を構成する一対の合せコアを互いに開放側で対向する状
態に固定する手段として、両端に下向きの挟持片103
aを有する略コ字型の金属製のスプリング板部材103
を用いている。その固定手順は、まず、下向きの挟持片
103aを有するスプリング板部材103を上方からコ
イルTに嵌装させ、図8(b)に示すように、コイルT
のコアK両端をスプリング板部材103の挟持片103
aにより挟み込む。この状態でベース体101の上方か
らカバー体102を覆設し、スプリング板部材103に
おける折曲した両肩部分を、例えば、カバー体102の
天井部分における内壁面により上方から押さえ込めば、
コイルTを構成する一対の合せコアがスプリング板部材
103により互いに開放側で対向する状態に押圧固定さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モジュール型回路装置(モジュール型ノイズフィルタ
等)は、コイルTを固定するために、外装ケースである
ベース体101・カバー体102の他に、別部材である
スプリング板部材103を用意しなければならないた
め、部品数が増え、部品全体の製造コストが高くなる傾
向がある。また、モジュール型回路装置を構成する部品
数が多いため、製造工程が比較的複雑で手間がかかり、
生産効率の向上の点で改善が望まれている。また、スプ
リング板部材103の存在により、外装ケース内にスプ
リング板部材103の収容スペースを確保しなければな
らず、モジュール型回路装置自体が大型化する傾向があ
る。
【0006】さらに、モジュール型回路装置の組立時に
は、ベース体101にコイルTを配設し、スプリング板
部材103を上方からコイルTに嵌装し、スプリング板
部材103の両肩部分をカバー体102により押さえ込
まなければならず、その組付工程が比較的複雑で、コイ
ルTの固定作業に長時間を要する傾向がある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、コイル等の電子部品を固定する手段として、
別部材であるスプリング板部材等を使用する必要がな
く、部品数を減少して、製造コストの低減や生産効率の
向上を図り、外装ケース内の収容スペースを削減して小
型化が可能なモジュール型回路装置及びモジュール型回
路装置の外装ケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるモジュール
型回路装置は、電子部品が配設された回路基板と、該回
路基板を搭載するベース体と、このベース体を覆設する
カバー体とから成り、ベース体またはカバー体のいずれ
かに、電子部品を挟持する押圧支持部を設けたものであ
る。
【0009】また、コイルが配設された回路基板と、該
回路基板を搭載するベース体と、このベース体を覆設す
るカバー体とから成り、ベース体またはカバー体のいず
れかに、コイルのコアを挟持する押圧支持部を設けたも
のである。
【0010】さらに、押圧支持部は、電子部品をベース
体またはカバー体の内壁面に押し付けて支持する単数ま
たは複数の発条体により形成されているものである。
【0011】また、押圧支持部は、コイルのコアをベー
ス体またはカバー体の内壁面に押し付けて支持する単数
または複数の発条体により形成されているものである。
【0012】加えて、押圧支持部は、電子部品を点接触
で支持する突出部を備えているものである。
【0013】また、押圧支持部は、コイルのコアを点接
触で支持する突出部を備えているものである。
【0014】この他、コイルが配設された回路基板と、
該回路基板を搭載するベース体と、このベース体を覆設
するカバー体とから成り、ベース体およびカバー体に、
コイルのコアを挟持する押圧支持部を設けたものであ
る。
【0015】また、押圧支持部は、コイルのコアをベー
ス体およびカバー体の内壁面に押し付けて支持する発条
体により形成されているものである。
【0016】また、本発明によるモジュール型回路装置
の外装ケースは、電子部品が配設されるベース体と、こ
のベース体を覆設するカバー体とから成り、ベース体ま
たはカバー体のいずれかに、電子部品を挟持する押圧支
持部を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による第1の実施の
形態としてのモジュール型回路装置及びモジュール型回
路装置の外装ケースについて、図1乃至図5を参照して
説明する。図1は、本発明による第1の実施の形態とし
てのモジュール型回路装置を示す分解斜視図、図2
(a)は、図1に示すモジュール型回路装置の内部構造
を示す一部断面を含む平面図、図2(b)は、図2
(a)におけるA−A断面図、図3(a)は、図1に示
すモジュール型回路装置が備えるベース体を示す平面
図、図3(b)は、図3(a)に示すベース体を右方向
から見た側面図、図3(c)は、図3(a)に示すベー
ス体を左方向から見た側面図、図4は、図3(a)に示
すベース体のB−B断面図、図5(a)は、図1に示す
モジュール型回路装置が備えるカバー体を開口側から見
た平面図、図5(b)は、図5(a)に示すカバー体の
F−F断面図、図5(c)は、図5(a)に示すカバー
体のG−G断面図である。
【0018】第1の実施の形態としてのモジュール型回
路装置は、モジュール型ノイズフィルタに適用したもの
であり、図1及び図2に示すように、電子部品であるコ
イルT、矩形状のコンデンサーC1・C2、円盤状のチ
ョークコイルL1等の各種部品が配設された回路基板
と、この回路基板を搭載して、コイルTをワンタッチで
固定するベース体1と、このベース体1の上方開口部を
覆設するカバー体2とを有し、ベース体1とカバー体2
とにより、モジュール型回路装置の外装ケースが構成さ
れる。ベース体1に配設されるコイルTは、図1に破線
で示すように中央部で分割されており、一対の合せコア
を互いに開放側で対向させて接合し矩形ループ状に形成
したコアKと、コアKの長手方向に位置する両鉄心に、
それぞれ巻線Lを巻回して形成した一次コイル及び二次
コイルからなる。なお、本実施の形態のコアKは、一対
のC字状の合せコアを互いに開放側で対向させたもので
あるが、合せコアとしては、C字状、E字状、Z字状、
U字状等の種々の形状のものを使用可能であり、C−
C、E−E、E−Z、U−Uのように、一対のコアを互
いに対向させて使用すればよい。
【0019】ベース体1の上方開口部を覆設するカバー
体2は、図2(b)及び図5に示すように、カバー体2
の開口側縁部の内面に突出するように設けた係止部4
を、ベース体1の周縁部に設けた凹状の被係止部5に係
合させて、カバー体2をベース体1に固定するものであ
る。
【0020】ベース体1は、図1、図2及び図3に示す
ように、底板部分に仕切板1aを上方に垂設している。
そして、図2(a)に示すように、コイルTを構成する
コアKに巻線Lを巻回して形成した一次コイル・二次コ
イルの間に生じている隙間に仕切板1aを挿入して、ベ
ース体1上にコイルTを配設している。
【0021】また、ベース体1においては、図1・図3
(a)に示すように、仕切板1aの左方・右方に、支持
突部1b・1cを設けている。両支持突部1b・1c
は、図2(b)に示すように、コイルTにおける巻線L
が巻回されていないコアKの左右に位置する鉄心部分に
当接して、コイルTのコアKを下方から支持するもので
ある。仕切板1aの左方に位置する支持突部1bは、長
尺板状に形成され、仕切板1aの一端から若干の距離を
有して、仕切板1aと直交するようにベース体1の底板
部分に設けられている。また、仕切板1aの右方に位置
する支持突部1cは、3枚の短尺板により形成されてい
る。これらの短尺板は、仕切板1aの他端から若干の距
離を有して等間隔に並設されている。そして、夫々の短
尺板の基端は、ベース体1の側壁内面に連結した状態と
なっている。支持突部1cを構成するこれら3枚の短尺
板は、いずれもベース体1の側壁に対して垂直状態とな
るように設けられている。
【0022】さらに、支持突部1cが連設されている部
分のベース体1の側壁は、図1・図4に示すように、コ
イルTの右方に位置するコアKの端面部分が当接して支
持されるのに充分な長さと高さを有する支持壁1dを形
成している。
【0023】また、ベース体1には、図1・図2に示す
ように、コイルTの右方に位置するコアKの端面部分が
ベース体1の支持壁1dに当接して支持されている状態
において、コイルTの左方に位置するコアKの端面部分
に当接して支持する押圧支持部3を設けている。コイル
Tは、その左右に位置するコアKの端面部分が、ベース
体1の支持壁1dと発条体である押圧支持部3によって
挟み込まれ、中央部で分割された一対の合せコアが互い
に開放側で対向した状態で接合され、矩形ループ状に形
成されてベース体1に固定されるのである。この押圧支
持部3は板状に形成され、2個の押圧支持部3が直線状
に並んだ状態で立設されている。
【0024】この押圧支持部3は、図4に示すように、
コイルTのコアKを、ベース体1の支持壁1d側へ押し
付けてコイルTを支持するよう、ベース体1の底板部分
において、支持壁1d側へ若干傾いた状態で立設してい
る。この様に、押圧支持部3をベース体1の支持壁1d
側へ傾けることにより、自身に弾性弾発力を持たせてい
る。そのため、図2(b)に示すように、支持壁1dと
押圧支持部3の間にコイルTを配設して、傾いている押
圧支持部3が略垂設状態となるように押圧支持部3を押
し拡げた際、コイルTのコアKを支持壁1d側へ常に押
圧する付勢力を押圧支持部3に生じさせているのであ
る。この押圧支持部3がベース体1に存在することによ
り、従来のようなスプリング板部材103を用いること
なく、中央部で分割された一対の合せコアを互いに開放
側で対向させて接合し、矩形ループ状のコアKを形成し
てベース体1上にコイルTを固定することができ、ケー
ス内における収容スペースの省略化を図り、モジュール
型回路装置を可能な限り小型化することができる。
【0025】さらに、押圧支持部3の先端部内面には突
出部3aが設けられており、コイルTを構成するコアK
の鉄心部分を点接触の状態で保持している。これによっ
て、ベース体1の支持壁1dと押圧支持部3との間にコ
イルTを装着した状態において、コアKの側面に働く面
圧接による摩擦力を解消し、コイルTの着脱を容易なも
のとしている。また、突出部3aにより、コアKに対す
る支持壁1dと押圧支持部3との間に生じている支持圧
力を高めている。
【0026】ベース体1の上方開口部を覆設するカバー
体2は、図5に示すように、その天井部分の内壁から下
方に向けて支持突部2b・2cを設けている。この支持
突部2b・2cは夫々長尺板状に形成され、互いに並行
となるようにカバー体2の天井部分に設けられている。
そして、カバー体2の左方に位置する支持突部2cは、
カバー体2をベース体1の上方開口部に覆設した際、ベ
ース体1の支持突部1cに対向する位置に設けられてい
る。また、カバー体2の右方に位置する支持突部2b
は、カバー体2をベース体1の上方開口部に覆設した
際、ベース体1の支持突部1bに対向する位置に設けら
れている。従って、ベース体1にコイルTを配設した状
態でカバー体2をベース体1の上方開口部に覆設したと
きは、図2(b)に示すように、コイルTの巻線Lが巻
回されていない部分のコアKがベース体1とカバー体2
の支持突部1b・2b、1c・2c同士で挟み込まれた
状態となり、モジュール型回路装置の外装ケース内にコ
イルTが確実に固定されるのである。
【0027】尚、モジュール型回路装置の外装ケースを
構成するベース体1及びカバー体2は、それぞれ、合成
樹脂により一体に形成されており、形成が容易で、しか
も低コストなものになっている。また、ベース体1及び
カバー体2全体を合成樹脂等の絶縁性材料を用いて各々
一体作製することで、金属製のスプリング板部材103
が必要な従来のモジュール型回路装置(図8参照)に比
して、収容している各電子部品と外部及び/又は各電子
部品同士の電気的な絶縁が確実に図られる。
【0028】次に、本発明による第2の実施の形態とし
てのモジュール型回路装置及びモジュール型部品の外装
ケースについて、図6及び図7を参照して説明する。図
6(a)は、本発明による第2の実施の形態としてのモ
ジュール型回路装置の外装ケースを構成するカバー体2
を開口側から見た平面図、図6(b)は、図6(a)に
示すカバー体2のC−C線断面図、図6(c)は、図6
(a)に示すカバー体2のD−D線断面図、図7は、第
2の実施の形態としてのモジュール型回路装置の使用状
態を示す断面図である。なお、本発明による第2の実施
の形態としてのモジュール型回路装置及びモジュール型
回路装置の外装ケースは、コイルTを押圧固定する押圧
支持部3等をカバー体2側に設けたものであり、本発明
の第1の実施の形態と基本構成が同一であることから、
以下の説明では、相違点を中心に説明する。
【0029】第2の実施の形態としてのモジュール型回
路装置及びモジュール型回路装置の外装ケースは、図6
に示すように、カバー体2の天井部の内壁に、発条体で
ある押圧支持部3を設けている。
【0030】このカバー体2においては、図6(a)・
(b)に示すように、左方に位置する支持突部2c寄り
のカバー体2の側壁に、コイルTの右方に位置するコア
Kの端面部分が当接して支持されるのに充分な長さと幅
を有する若干突出した支持壁2aを形成している。そし
て、カバー体2には、図7に示すように、コイルTの右
方に位置するコアKの端面部分がカバー体2の支持壁2
aに当接して支持されている状態において、コイルTの
左方に位置するコアKの端面部分に当接して支持する押
圧支持部3を設けている。コイルTは、その左右に位置
するコアKの端面部分が、カバー体2の支持壁2aと発
条体である押圧支持部3によって挟み込まれ、中央部で
分割された一対の合せコアを互いに開放側で対向させて
接合し、矩形ループ状のコアKを形成してコイルTを固
定することができる。この押圧支持部3は板状に形成さ
れ、2個の押圧支持部3が直線状に並んだ状態で、カバ
ー体2の天井部から下方に向けて設けられている。
【0031】また、押圧支持部3は、図6(b)に示す
ように、コイルTのコアKを、カバー体2の支持壁2a
側へ押し付けてコイルTを支持するよう、カバー体2の
天井部において、支持壁2a側へ若干傾いた状態で設け
られている。この様に、押圧支持部3をカバー体2の支
持壁2a側へ傾けることにより、自身に弾性弾発力を持
たせ、コイルTのコアKを支持壁2a側へ常に押圧する
付勢力を押圧支持部に生じさせているのである。さら
に、押圧支持部3の先端には突出部3aが形成されてお
り、コアKの鉄心部分の側面を点接触の状態で支持して
いる。また、第2の実施の形態としてのモジュール型回
路装置及びモジュール型回路装置の外装ケースにおいて
は、図7に示すように、ベース体1の支持突部1b・1
c、カバー体2の支持突部2b・2cを、いずれも長尺
板状に形成している。
【0032】尚、本発明による第1・第2の実施の形態
としてのモジュール型回路装置及びモジュール型回路装
置の外装ケースは、DC−DCコンバータなどの電源装
置や、ノイズフィルタ等の分割されたコアKを挟持して
構成されるコイルTを備えた回路装置に好適であるが、
適用する回路装置に特に限定はなく、必要であれば押圧
支持部3により、その他の電子部品を支持するものであ
ってもよい。また、ベース体1と、ベース体1の上方開
口部を覆設するカバー体2の両方に押圧支持部3を設け
てコイルT等を挟持するものであっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コイルT等の電子部品をベース体1に固定する手段とし
て、別部材であるスプリング板部材103の使用を排除
し、部品数を減らすことで、大量のモジュール型回路装
置を短時間の内に製造して生産効率の向上を図り、同時
に、製造コストの低減を実現する一方、モジュール型回
路装置を構成する部品数を減らしてケース内における収
容スペースの省略化を図り、モジュール型回路装置を可
能な限り小型化したモジュール型回路装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態としてのモジュ
ール型回路装置を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は、図1に示すモジュール型回路装置の
内部構造を示す一部断面を含む平面図、(b)は、
(a)におけるA−A断面図である。
【図3】(a)は、図1に示すモジュール型回路装置が
備えるベース体を示す平面図、(b)は、(a)に示す
ベース体を右方向から見た側面図、(c)は、(a)に
示すベース体を左方向から見た側面図である。
【図4】図3(a)に示すベース体のB−B断面図であ
る。
【図5】(a)は、図1に示すモジュール型回路装置が
備えるカバー体を開口側から見た平面図、(b)は、
(a)に示すカバー体のF−F断面図、(c)は、
(a)に示すカバー体のG−G断面図である。
【図6】(a)は、本発明による第2の実施の形態とし
てのモジュール型回路装置の外装ケースを構成するカバ
ー体2を開口側から見た平面図、(b)は、(a)に示
すカバー体2のC−C線断面図、(c)は、(a)に示
すカバー体2のD−D線断面図である。
【図7】図6(a)乃至図6(c)に示す第2の実施の
形態としてのモジュール型回路装置の使用状態を示す断
面図である。
【図8】(a)は、従来のモジュール型ノイズフィルタ
の内部構造を示す一部断面を含む平面図、(b)は、
(a)におけるE−E断面図である。
【符号の説明】
1 ベース体 1a 仕切板 1b・1c 支持突部 1d 支持壁 2 カバー体 2a 支持壁 2b・2c 支持突部 3 押圧支持部 3a 突出部 4 係止部 5 被係止部 T コイル K コア L 巻線 C1・C2 コンデンサー L1 チョークコイル 101 ベース体 102 カバー体 103 スプリング板部材 103a 挟持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 倫行 東京都品川区東五反田1丁目11番15号電波 ビルディング デンセイ・ラムダ株式会社 内 Fターム(参考) 4E353 AA06 AA19 BB02 CC25 CC36 DD08 DD11 DR36 GG11 GG20 5E070 AA01 DA01 5J024 AA01 DA01 DA26 DA32 EA08 FA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が配設された回路基板と、該回
    路基板を搭載するベース体と、このベース体を覆設する
    カバー体とから成り、ベース体またはカバー体のいずれ
    かに、電子部品を挟持する押圧支持部を設けたことを特
    徴とするモジュール型回路装置。
  2. 【請求項2】 コイルが配設された回路基板と、該回路
    基板を搭載するベース体と、このベース体を覆設するカ
    バー体とから成り、ベース体またはカバー体のいずれか
    に、コイルのコアを挟持する押圧支持部を設けたことを
    特徴とするモジュール型回路装置。
  3. 【請求項3】 押圧支持部は、電子部品をベース体また
    はカバー体の内壁面に押し付けて支持する単数または複
    数の発条体により形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のモジュール型回路装置。
  4. 【請求項4】 押圧支持部は、コイルのコアをベース体
    またはカバー体の内壁面に押し付けて支持する単数また
    は複数の発条体により形成されていることを特徴とする
    請求項2記載のモジュール型回路装置。
  5. 【請求項5】 押圧支持部は、電子部品を点接触で支持
    する突出部を備えていることを特徴とする請求項1また
    は3記載のモジュール型回路装置。
  6. 【請求項6】 押圧支持部は、コイルのコアを点接触で
    支持する突出部を備えていることを特徴とする請求項2
    または4記載のモジュール型回路装置。
  7. 【請求項7】 コイルが配設された回路基板と、該回路
    基板を搭載するベース体と、このベース体を覆設するカ
    バー体とから成り、ベース体およびカバー体に、コイル
    のコアを挟持する押圧支持部を設けたことを特徴とする
    モジュール型回路装置。
  8. 【請求項8】 押圧支持部は、コイルのコアをベース体
    およびカバー体の内壁面に押し付けて支持する発条体に
    より形成されている請求項7記載のモジュール型回路装
    置。
  9. 【請求項9】 電子部品が配設されるベース体と、この
    ベース体を覆設するカバー体とから成り、ベース体また
    はカバー体のいずれかに、電子部品を挟持する押圧支持
    部を設けたことを特徴とするモジュール型回路装置の外
    装ケース。
JP2001001216A 2001-01-09 2001-01-09 モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース Expired - Lifetime JP4976615B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001216A JP4976615B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001216A JP4976615B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002208517A true JP2002208517A (ja) 2002-07-26
JP4976615B2 JP4976615B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=18869874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001216A Expired - Lifetime JP4976615B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4976615B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006635A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Tdk Corp 電源装置
JP2010118571A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Tamura Seisakusho Co Ltd インダクタ
JP2018509772A (ja) * 2015-03-27 2018-04-05 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag インダクタンスデバイスおよびインダクタンスデバイスを製造するための方法
JP2020150350A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 矢崎総業株式会社 ノイズフィルタ及びワイヤハーネス
KR20200132384A (ko) * 2019-05-17 2020-11-25 (주) 트랜스온 스퀘어 타입 라인 필터 및 이의 제작 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410317U (ja) * 1990-05-17 1992-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410317U (ja) * 1990-05-17 1992-01-29

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006635A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Tdk Corp 電源装置
JP2010118571A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Tamura Seisakusho Co Ltd インダクタ
JP2018509772A (ja) * 2015-03-27 2018-04-05 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag インダクタンスデバイスおよびインダクタンスデバイスを製造するための方法
US10580562B2 (en) 2015-03-27 2020-03-03 Epcos Ag Inductive component and method for producing an inductive component
JP2020150350A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 矢崎総業株式会社 ノイズフィルタ及びワイヤハーネス
JP7309388B2 (ja) 2019-03-12 2023-07-18 矢崎総業株式会社 ノイズフィルタ及びワイヤハーネス
KR20200132384A (ko) * 2019-05-17 2020-11-25 (주) 트랜스온 스퀘어 타입 라인 필터 및 이의 제작 방법
KR102219671B1 (ko) * 2019-05-17 2021-02-24 (주) 트랜스온 스퀘어 타입 라인 필터 및 이의 제작 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4976615B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4234865A (en) Transformer framing structure
US6927650B2 (en) Common mode choke coil with vertically arranged edgewise windings of rectangular wire
KR20080075541A (ko) 스위칭 트랜스포머
JPH06231961A (ja) 小型トランス
JP2002208517A (ja) モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置の外装ケース
JPH08153630A (ja) トランス
JPH09237717A (ja) コモンモードチョークコイル
JP2603118Y2 (ja) トロイダルコイル用容器
JPH1126254A (ja) チップインダクタンス素子
JP2652525B2 (ja) リアクタ
JP3429863B2 (ja) 薄型トランス
JP3461548B2 (ja) トロイダルコイル
JP3994918B2 (ja) マイクロホン用コネクタ
JP2002260933A (ja) モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置用コイル
KR102561456B1 (ko) 보빈 및 이를 포함하는 변압 장치
JPS6025876Y2 (ja) スイッチング電力トランス
JPS5935961Y2 (ja) コネクタ−
JPS603519Y2 (ja) フラツシユランプ電源装置
US6349908B1 (en) Standoff assembly and method for supporting an electrical component
JPH087611Y2 (ja) ピン付きボビン及びトランス
JP3040778B1 (ja) 小型トランス用取付金具
KR20220129384A (ko) 보빈 및 이를 포함하는 변압 장치
JP4698042B2 (ja) モジュール型回路装置及びモジュール型回路装置用中継端子
JP2003272472A (ja) プッシュ型スイッチ
JP2003068532A (ja) インダクタンス素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100604

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4976615

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term