JP2590790Y2 - コネクタ用コンタクトの構造 - Google Patents

コネクタ用コンタクトの構造

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、線材をコイル状に複数
回巻いたコイル巻部と、このコイル巻部をトーションば
ねとするためにコイル巻部の一側端部を伸長して折り曲
げ形成した接触部と、コイル巻部の他側端部を伸長して
形成した端子部とを具備してなるコネクタ用のコンタク
トの構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタ用のコンタクト
53の構造は、図9に示すように構成されていた。すな
わち、線材を密巻きコイル状に複数回巻いたコイル巻部
53aと、このコイル巻部53aをトーションばねとす
るためにコイル巻部53aの一側端部を伸長して折り曲
げ形成した接触部53bと、コイル巻部53aの他側端
部を伸長して形成した端子部53cとから構成されてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図9に示すようなコンタクト53の構造では、コイル巻
部53aが密巻状に形成されていたので、その中心軸方
向に沿って隣接する部分(コイル部分)が接触している
ため、コンタクト53の接触部53bから入力した電流
は、矢印Xで示すように、コイル巻部53aの接触抵抗
の少ない個所を通って端子部53cに至り、この端子部
53cから出力する。このため、コンタクト53の導体
抵抗が不安定となり、この導体抵抗を含んだコンタクト
53の接触抵抗値が安定しないという問題点があった。
【0004】本考案は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で、コンタクトの導体抵抗を安定さ
せ、この導体抵抗を含んだコンタクトの接触抵抗値を安
定にすることの可能なコンタクトの構造を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるコネクタ用
コンタクトの構造は、線材をコイル状に複数回巻いたコ
イル巻部と、このコイル巻部をトーションばねとするた
めに前記コイル巻部の一側端部を伸長して折り曲げ形成
した接触部と、前記コイル巻部の他側端部を伸長して形
成した端子部とを具備してなるコネクタ用のコンタクト
において、前記コイル巻部を、その中心軸方向に沿った
隣接部が非接触となるピッチ巻きに形成してなることを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】コンタクトのコイル巻部は、その中心軸方向に
沿った隣接部が非接触状態のピッチ巻きに形成されてい
るので、コネクタ接続時にコンタクトの接触部から入出
力した電流は、コイル巻部の全てのコイル部を介して端
子部に出入力する。このため、コネクタ接続時において
コンタクトが変形しても、コンタクトの導体抵抗が安定
し、この導体抵抗を含んだコンタクトの接触抵抗値が安
定する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図5に
基づき説明する。図5は、本考案に係わるコンタクトの
構造を、着脱可能な装置間を接続するコネクタに用いた
一例を示すものである。図5において、10は小型のビ
デオカメラ、12はビデオカメラ10用のアダプタ、1
4はケーブル13を介してアダプタ12に結合したテレ
ビジョン受信機を示し、ビデオカメラ10を着脱可能に
アダプタ12の所定個所に載せるだけで、ビデオカメラ
10側に設けられたコネクタソケット16とアダプタ1
2側に設けられたコネクタプラグ18とを押し当て接触
させ、もってビデオカメラ10に記録した映像や音声を
テレビジョン受信機14で再生できるものである。
【0008】図1から図4までは図5のコネクタプラグ
18の詳細を示すものである。図1において、50はプ
ラスチックなどの絶縁体からなるハウジング、52はプ
ラスチックなどの絶縁体からなるカバー、54、…は導
電性線材をコイル状に巻いてトーションばねとして機能
させるコンタクトである。
【0009】前記コンタクト54は、図2の(a)、
(b)に示すように、導電率が大きくばね性の良い線材
を加工してなり、隣接部が非接触となるように粗巻きの
コイル状に巻いたコイル巻部54aと、このコイル巻部
54aをトーション(torsion)ばねとするため
に前記コイル巻部54aの一側端部を伸長して端部をほ
ぼ閉曲線状に折り曲げ形成した接触部54bと、前記コ
イル巻部54aの他側端部を伸長して形成した端子部5
4cとからなっている。そして、トーションばねとして
機能させるために、前記コンタクト54のコイル巻部5
4aは、前記ハウジング50に形成されたコンタクト収
容部55または56に付勢された状態で収容されてい
る。
【0010】前記ハウジング50は、図3の(a)から
(e)までにも示すように、外形がほぼ直方体形状に形
成されている。前記ハウジング50には2種類のコンタ
クト収容部55、56が複数形成され、これらのコンタ
クト収容部55、…、56、…は、前記ハウジングの上
面に開口した長孔状のコンタクト突出口55a、…、5
6a、…を下面に向かって貫通した形状に形成されてい
る。前記コンタクト収容部55、…、56内には前記コ
ンタクト54、…のコイル巻部54a、…が係合係止さ
れている。
【0011】前記2種類のコンタクト収容部55、56
のコンタクト突出口55a、56aは、その長手方向の
長さがL1、L2(L1>L2)に形成されている。前記コ
ンタクト突出口55a、56aからは前記コンタクト5
4、54の接触部54b、54bが長手方向に移動可能
に突出している。
【0012】前記コンタクト収容部55、56の幅広側
の対向壁の一方の壁面には、他方の壁面に向かって突出
したばねガイド55b、56bが形成され、このばねガ
イド55b、56bの先端面と他方の壁面との間隔は、
前記コンタクト突出口55a、56aの短手方向長さよ
り若干長く形成されている。
【0013】前記ハウジング50の上壁の外面には、位
置決め突起58、58が突設されている。前記ハウジン
グ50の上壁の内面には、前記コンタクト収容部55、
56に臨んだ位置決め用の突起60、60が形成されて
いる。前記ハウジング50の短手側の側壁の外面には、
幅広の案内溝61、63が形成され、この案内溝61、
63の底面には係止突起62、62が形成されている。
前記ハウジング50の長手側の側壁の外面には、前記コ
ンタクト収容部55、…、56、…に連通する抜き孔6
4、…、64、…が形成されている。
【0014】前記カバー52は、前記ハウジング50の
下面(底面)を閉塞するために、前記ハウジング50に
係止するもので、図4の(a)から(c)までにも示す
ように、底板66と、この底板66の短手側の両側部か
ら上部に突設した案内板68、70とからなっている。
この案内板68、70は前記ハウジング50の案内溝6
1、63に係合するように形成されている。
【0015】前記カバー52の底板66の上部には、前
記ハウジング50のコンタクト収容部55、…、56、
…内に遊嵌するばね押リブ72、…が突設され、このば
ね押リブ72の先端面は、前記コンタクト54のコイル
巻部54aの一部(例えば一巻き)のみを支持し、残部
(例えば2巻き)が下方へ移動できるように形成されて
いる。
【0016】前記カバー52の底板66の長手側の両側
部には、前記コンタクト54、…の端子部54cを案内
して下面に突出させるための案内溝74、…が形成され
ている。前記底板66の下部には基板等への位置決め部
76が形成されている。前記カバー52の案内板68、
70には、前記ハウジング50の係止突起62、62に
係止する係止孔78、78が形成されている。
【0017】つぎに、前記実施例の作用を図6から図8
までを併用して説明する。まず、組み立てについて説明
する。ハウジング50の上下を逆にしてコンタクト収容
部55、…、56、…にコンタクト54、…のコイル巻
部54a、…を挿入する。このとき、コイル巻部54
a、…は、隣接部が接触しない範囲で中心軸方向に縮め
られた状態(すなわち縮設された状態)で組み込まれ
る。
【0018】ついで、カバー52の案内板68、70を
ハウジング50の案内溝61、63に係合しつつ、図6
の(a)に示すように、ハウジング50の下面側にカバ
ー52を係合挿入し、カバー52のばね押リブ72、…
をコンタクト収容部55、…、56、…内に遊嵌させ
る。
【0019】ついで、カバー52を上方へ移動して、案
内板68、70の係止孔78、78にハウジング50の
係止突起62、62を係止することによって、図6の
(b)に示すようになる。このとき、コンタクト54の
コイル巻部54aの上部の一側はハウジング50のばね
ガイド55c(または56c)に案内され、コイル巻部
54aの下部の一側はカバー52のばね押えリブ72の
先端によって押圧され、コイル巻部54aの側部の他側
はハウジング50の内壁面に支持されるので、コンタク
ト54はハウジング50内の所定位置に案内され、その
コイル巻部54aは、ばねガイド55c(または56
c)とばね押えリブ72とハウジング50の内壁面とで
支持固定される。
【0020】この図6の(b)に示すようになると、コ
ンタクト54、…のコイル巻部54a、…は、隣接部が
非接触で中心軸方向に縮んだ状態でコンタクト収容部5
5、…、56、…内に係合し、コンタクト54、…の接
触部54b、…は、コンタクト突出口55a、…、56
a、…から突出長H1、…、H2、…(H1>H2)で突出
するとともに、コンタクト突出口55a、…、56a、
…の内壁に係合して、コイル巻部54a、…の捩じり応
力による初期ばね力を受けるように付勢されている。
【0021】図6の(c)は、ハウジング50aに図5
の(a)、(b)に示すようなばねガイド56b(また
は55b)が形成されていない場合の比較例を示すもの
で、この場合は、カバー52aのばね押えリブ72aに
よってコンタクト54のコイル巻部54aを押したとき
に、コイル巻部54aがハウジング50a内の所定位置
に案内されず、押しつぶされる危険もあることを示して
いる。
【0022】ついで、図5に示したように、本考案を用
いたコネクタプラグ18をアダプタ12に設け、このコ
ネクタプラグ18と接続するコネクタソケット16をビ
デオカメラ10に設けて、両者を接続するときの作用に
ついて説明する。着脱可能な2つの装置の一方であるビ
デオカメラ10を他方の装置であるアダプタ12の所定
個所に載せることによって、コネクタソケット16をコ
ネクタプラグ18に押し当て接触で接続し、両者を電気
的に接続する。
【0023】このとき、図1の(a)、(b)に示すよ
うに、コネクタプラグ18のコンタクト54、…の接触
部54b、…のうち、長手方向の長さL1が大きいコン
タクト突出口55a、…から突出している接触部54
b、…の突出長さH1は、長手方向の長さL2が小さいコ
ンタクト突出孔56a、…から突出している接触部54
b、…の突出長さH2より大きいので、前者が後者より
先にコネクタソケットの対応するコンタクトの接触部に
押し当て接触する。例えがアース側のコンタクトが先に
接続し、電源側や信号側のコンタクトが後で接続し、電
気的な不都合が生じるのを防止する。
【0024】また、コンタクト54のコイル巻部54a
は、その一部(一巻き)のみがハウジング50のばねガ
イド55b(または56b)および内壁面とカバー52
のばね押えリブ72とで捩じり可能に支持されているの
で、残部(2巻き)は捩じり可能およびスライド可能に
なっている。このため、ビデオカメラ10をアダプタ1
2に載せてビデオカメラ10のコネクタソケット16か
ら接触圧力Pを受けると、コンタクト54は図7の
(a)、(b)に示す状態から(c)に示す状態に変化
する。
【0025】すなわち、コンタクト54の接触部54b
に加えられた接触圧力(すなわち荷重)Pは、コイル巻
部54aを中心軸の回りに捩じる捩じり応力Ftとコイ
ル巻部54aを中心軸に垂直にスライドするスライド応
力Fsに分散する。このため、多極コネクタプラグの初
動時における総合荷重を減少させることができる。した
がって、この多極のコネクタプラグ18と接続するコネ
クタソケット16に加わる初動時圧力を緩和させて、ビ
デオカメラ10に加わる初動時圧力を緩和させることが
できる。
【0026】とくに、コンタクト54の接触部54bに
加わる接触圧力Pの方向と、コンタクト54の腕部54
dの方向とがなす角度Θを鋭角にした場合には、コイル
巻部54aに捩じりモーメントとして作用する分力が僅
かとなり、多極コネクタプラグの初動時における総合荷
重をさらに減少させ、この多極コネクタプラグと接続す
るコネクタソケットに加わる初動時圧力をさらに緩和さ
せることができる。
【0027】すなわち、図8の(a)、(b)に示す参
考例では、コンタクト54のコイル巻部54aは、その
中心軸方向に沿った外周の全部(3巻き)が円柱状支持
体57や支持段部59に支持され、中心軸に垂直な方向
へのスライド移動を禁止しているので、コンタクト54
の接触部54bに加えられた接触圧力(すなわち荷重)
Pは、コイル巻部54aを捩じる捩じり応力のみとな
る。このため、多極コネクタプラグの初動時における総
合荷重が高くなる。極数の多い多極コネクタプラグの場
合、この多極コネクタプラグ18と接続するコネクタソ
ケット16に加わる初動時の総合荷重が大きくなりす
ぎ、コネクタソケット16を設けるビデオカメラ10に
大きな力が加わり負担が大きくなる。
【0028】コンタクト54のコイル巻部54aは、そ
の中心軸方向に沿った隣接部が非接触のピッチ巻き(粗
巻き)状態に形成されているので、コンタクト54の接
触部54bから入出力した電流は、コイル巻部54aの
全ての巻線を通って端子部54cに至り、この端子部5
4cから出入力する。このため、コンタクト54の導体
抵抗を安定にすることができ、この導体抵抗を含んだコ
ンタクト54の接触抵抗値を安定にすることができる。
【0029】すなわち、図9に示した従来例では、コン
タクト53のコイル巻部53aが、その中心軸方向に沿
った隣接部が接触している密巻き状態に形成されている
ので、コンタクト53の接触部53bから入力した電流
は、矢印Xで示すように、コイル巻部53aの接触抵抗
の少ない個所を通って端子部53cに至り、この端子部
53cから出力する。このため、コンタクト53の導体
抵抗が不安定となり、この導体抵抗を含んだコンタクト
53の接触抵抗値が安定しないからである。
【0030】前記実施例では、コンタクトのコイル巻部
の中心軸方向に沿った外周の一部を支持する場合に本考
案を利用するようにしたが、本考案はこれに限るもので
なく、コイル巻部の中心軸方向に沿った外周の全部を支
持する場合についても利用することができる。
【0031】
【考案の効果】本考案によるコネクタ用コンタクトの構
造は、上記のように、線材をコイル状に複数回巻いたコ
イル巻部と、このコイル巻部をトーションばねとするた
めにコイル巻部の一側端部を伸長して折り曲げ形成した
接触部と、コイル巻部の他側端部を伸長して形成した端
子部とを具備してなるコネクタ用のコンタクトにおい
て、コイル巻部を、その中心軸方向に沿った隣接部が非
接触となるピッチ巻きに形成して、コネクタ接続時にコ
ンタクトの接触部から入出力した電流が、コイル巻部の
全てのコイル部を介して端子部に出入力するように構成
した。このため、コネクタ接続時においてコンタクトが
変形しても、コンタクトの導体抵抗を安定させ、この導
体抵抗を含んだコンタクトの接触抵抗値を安定させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるコネクタ用コンタクトの構造の一
実施例を示すもので、(a)は(c)のA−A線断面
図、(b)は(c)のB−B線断面図、(c)は(a)
の平面図、(d)は(a)のC−C線拡大断面図の要部
である。
【図2】図1のコンタクトを示すもので、(a)は正面
図、(b)は(a)の右側面図である。
【図3】図1のハウジングを示すもので、(a)は正面
図、(b)は(a)の平面図、(c)は(b)のD−D
線位置で断面したときの(a)の右側面図、(d)は
(b)のE−E断面図、(e)は(b)のF−F線断面
図の要部である。
【図4】図1のカバーを示すもので、(a)は(b)の
G−G線断面図、(b)は(a)の平面図、(c)は
(b)のH−H線位置で断面したときの(a)の右側面
図である。
【図5】着脱可能な装置間を図1から図4までに示すコ
ネクタプラグを用いて接続した状態を説明する説明図で
ある。
【図6】実施例の作用を説明するもので、(a)はカバ
ーをハウジングに係止する組み立て途中の状態を示す要
部の断面図、(b)はカバーをハウジングに係止し終わ
った状態を示す要部の断面図、(c)は(a)、(b)
との比較用の参考図である。
【図7】実施例の作用を説明するもので、(a)はコン
タクトの接触部に接触圧力Pが加ったときに作用する応
力を説明する斜視図、(b)はコンタクトの接触部に接
触圧力Pが加わる直前の状態を示す要部の断面図、
(c)はコンタクトの接触部に接触圧力Pが加わった直
後の状態を示す要部の断面図である。
【図8】コネクタ用コンタクトの支持構造を説明するも
ので、(a)は円柱状支持体(例えば芯金)で支持して
いる状態の説明図、(b)は支持段部で支持している状
態の説明図である。
【図9】コネクタ用コンタクトの構造の従来例を説明す
るもので、コンタクトのコイル巻部を密巻きに形成し、
矢印X方向へ電流が流れている状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
50…ハウジング、 52…カバー、 54…コンタク
ト、54a…コンタクト54のコイル巻部、54b…コ
ンタクト54の接触部、 55、56…コンタクト収容
部、55a、56a…コンタクト突出口、 55b、5
6b…ばねガイド、P…コネクタ接続時にコンタクトの
接触部に加わる接触圧力(荷重)、Ft…捩じり応力、
Fs…スライド応力、L1、L2…コンタクト突出口の
長手方向長さ、H1、H2…コンタクト54の接触部の突
出長、X…コンタクトを流れる電流の方向。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材をコイル状に複数回巻いたコイル巻
    部と、このコイル巻部をトーションばねとするために前
    記コイル巻部の一側端部を伸長して折り曲げ形成した接
    触部と、前記コイル巻部の他側端部を伸長して形成した
    端子部とを具備してなるコネクタ用のコンタクトにおい
    て、前記コイル巻部を、その中心軸方向に沿った隣接部
    が非接触となるピッチ巻きに形成してなることを特徴と
    するコネクタ用コンタクトの構造。
  2. 【請求項2】 コンタクトのコイル巻部はコネクタ用の
    ハウジングのコンタクト収容部内に収容され、前記コン
    タクト収容部は、前記ハウジングの上面に開口した長孔
    状のコンタクト突出口を前記ハウジングの下面に向かっ
    て貫通してなり、前記コンタクトの端子部は前記ハウジ
    ングの下面を閉塞するカバーの外側に突出し、前記コン
    タクトの接触部は前記ハウジングのコンタクト突出口か
    ら外側に突出してなる請求項1記載のコネクタ用コンタ
    クトの構造。
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