JP3067575B2 - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JP3067575B2 JP3067575B2 JP7048664A JP4866495A JP3067575B2 JP 3067575 B2 JP3067575 B2 JP 3067575B2 JP 7048664 A JP7048664 A JP 7048664A JP 4866495 A JP4866495 A JP 4866495A JP 3067575 B2 JP3067575 B2 JP 3067575B2
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- dielectric filter
- dielectric
- diameter portion
- resonator
- dielectric block
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体フィルタに関
し、特に、単一の誘電体ブロック内に段差部を有する共
振器孔を含む複数の共振器孔が形成された誘電体フィル
タに関する。
し、特に、単一の誘電体ブロック内に段差部を有する共
振器孔を含む複数の共振器孔が形成された誘電体フィル
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共振器孔の内部に段差部を設け、
段差部を境界として、互いに線路インピーダンスが異な
る2つの共振部を形成して、所望のフィルタ特性を得る
ようにした誘電体フィルタがある。このような段差部を
有する共振器孔を設けた従来の誘電体フィルタは、例え
ば、図2に示すように構成されている。図2(a)は誘
電体フィルタの開放側端面側から見た外観斜視図、同図
(b)は開放側端面から見た平面図である。
段差部を境界として、互いに線路インピーダンスが異な
る2つの共振部を形成して、所望のフィルタ特性を得る
ようにした誘電体フィルタがある。このような段差部を
有する共振器孔を設けた従来の誘電体フィルタは、例え
ば、図2に示すように構成されている。図2(a)は誘
電体フィルタの開放側端面側から見た外観斜視図、同図
(b)は開放側端面から見た平面図である。
【0003】この誘電体フィルタは、略直方体形状の誘
電体ブロック1の対向する一対の面を貫通して、内面に
内導体3が形成された共振器孔2a,2bが形成され、
誘電体ブロック1の外面に入出力電極5、5を形成し、
入出力電極5、5の形成領域を除く外面の略全面には外
導体4が形成されている。
電体ブロック1の対向する一対の面を貫通して、内面に
内導体3が形成された共振器孔2a,2bが形成され、
誘電体ブロック1の外面に入出力電極5、5を形成し、
入出力電極5、5の形成領域を除く外面の略全面には外
導体4が形成されている。
【0004】内導体3、3は、共振器孔2a,2bの一
方の開口面1a(以下、開放側端面と記す)では、その
近傍に内導体3の非形成部(以下、内導体非形成部と記
す)が設けられ、外導体4と開放(分離)され、他方の
開口面1b(以下、短絡側端面と記す)では、外導体4
と短絡(導通)されている。
方の開口面1a(以下、開放側端面と記す)では、その
近傍に内導体3の非形成部(以下、内導体非形成部と記
す)が設けられ、外導体4と開放(分離)され、他方の
開口面1b(以下、短絡側端面と記す)では、外導体4
と短絡(導通)されている。
【0005】共振器孔2a,2bの内部には、開放側端
面1aと短絡側端面1bとの略中央部に段差部21が設
けられ、開放側端面1a側の内径は短絡側端面1b側の
内径よりも大きく形成されている。以下、共振器孔2
a、2bの内径の大きな部分を内径大部、内径の小さな
部分を内径小部と記す。
面1aと短絡側端面1bとの略中央部に段差部21が設
けられ、開放側端面1a側の内径は短絡側端面1b側の
内径よりも大きく形成されている。以下、共振器孔2
a、2bの内径の大きな部分を内径大部、内径の小さな
部分を内径小部と記す。
【0006】この構成では、内径大部が開放側端面1a
側に形成されており、通常、両共振器の結合は強い容量
性結合となり、通過帯域幅が広く、通過帯域の低域側に
減衰極が形成されたフィルタ特性が得られる。
側に形成されており、通常、両共振器の結合は強い容量
性結合となり、通過帯域幅が広く、通過帯域の低域側に
減衰極が形成されたフィルタ特性が得られる。
【0007】そして、共振器孔2a,2bの内径大部と
内径小部の長さの比、内径の比を変えることにより、共
振器孔2a,2b毎に形成される各共振器の共振周波
数、共振器間の結合度を変化させて、所望のフィルタ特
性を得るようにしている。
内径小部の長さの比、内径の比を変えることにより、共
振器孔2a,2b毎に形成される各共振器の共振周波
数、共振器間の結合度を変化させて、所望のフィルタ特
性を得るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の誘電体フィルタにおいては、図2(b)に示すよ
うに、各共振器孔2a,2bの内径大部及び内径小部の
断面形状は円形であり、かつ、その中心軸は同軸に形成
されており、内導体3と外導体4とで形成される自己容
量及び隣合う内導体3,3間で形成される相互容量の設
定には制限が加わり、フィルタ特性の設計の自由度が低
いという問題があった。つまり、要求される誘電体ブロ
ック1の外形寸法での多様なフィルタ特性を得ることが
困難であり、また、逆に、要求されるフィルタ特性を得
るために誘電体ブロック1を所望の外形寸法に設定でき
ないという問題があった。
来例の誘電体フィルタにおいては、図2(b)に示すよ
うに、各共振器孔2a,2bの内径大部及び内径小部の
断面形状は円形であり、かつ、その中心軸は同軸に形成
されており、内導体3と外導体4とで形成される自己容
量及び隣合う内導体3,3間で形成される相互容量の設
定には制限が加わり、フィルタ特性の設計の自由度が低
いという問題があった。つまり、要求される誘電体ブロ
ック1の外形寸法での多様なフィルタ特性を得ることが
困難であり、また、逆に、要求されるフィルタ特性を得
るために誘電体ブロック1を所望の外形寸法に設定でき
ないという問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来の誘電体フィルタが持つ問題点を解消し、共振周波
数、共振器間の結合度の設計の自由度を高めることがで
き、よって、所望のフィルタ特性を容易に得ることがで
きる誘電体フィルタを提供することにある。
来の誘電体フィルタが持つ問題点を解消し、共振周波
数、共振器間の結合度の設計の自由度を高めることがで
き、よって、所望のフィルタ特性を容易に得ることがで
きる誘電体フィルタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、略長方形状の対向する一対
の面を有する略直方体形状の誘電体ブロックの内部に、
前記対向する一対の面を貫通して、内径大部と内径小部
からなり内部に段差部を有する共振器孔を少なくとも1
つ含む複数の共振器孔を設け、各共振器孔の内面に内導
体を形成し、誘電体ブロックの外面に外導体を形成して
なる誘電体フィルタにおいて、前記誘電体ブロックの対
向する一対の面の短辺に平行な方向を誘電体ブロックの
厚み方向、長辺に平行な方向を誘電体ブロックの幅方向
としたとき、前記段差部を有する共振器孔のうち少なく
とも1つの共振器孔の内径大部または内径小部のいずれ
か一方の断面形状を略楕円形状に形成し、他方の断面形
状を円形状に形成し、この共振器孔の略楕円形状部の長
径方向を誘電体ブロックの厚み方向及び幅方向に対して
傾斜するように形成したことを特徴とするものである。
に、請求項1に係る発明は、略長方形状の対向する一対
の面を有する略直方体形状の誘電体ブロックの内部に、
前記対向する一対の面を貫通して、内径大部と内径小部
からなり内部に段差部を有する共振器孔を少なくとも1
つ含む複数の共振器孔を設け、各共振器孔の内面に内導
体を形成し、誘電体ブロックの外面に外導体を形成して
なる誘電体フィルタにおいて、前記誘電体ブロックの対
向する一対の面の短辺に平行な方向を誘電体ブロックの
厚み方向、長辺に平行な方向を誘電体ブロックの幅方向
としたとき、前記段差部を有する共振器孔のうち少なく
とも1つの共振器孔の内径大部または内径小部のいずれ
か一方の断面形状を略楕円形状に形成し、他方の断面形
状を円形状に形成し、この共振器孔の略楕円形状部の長
径方向を誘電体ブロックの厚み方向及び幅方向に対して
傾斜するように形成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1または請
求項2に記載の誘電体フィルタにおいて、前記段差部を
有する共振器孔の内径小部の断面形状を略楕円形状に形
成し、内径大部の断面形状を円形状に形成したことを特
徴とするものである。
求項2に記載の誘電体フィルタにおいて、前記段差部を
有する共振器孔の内径小部の断面形状を略楕円形状に形
成し、内径大部の断面形状を円形状に形成したことを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明に係る誘電体フィルタにおいては、段差
部を有する共振器孔を少なくとも1つ備え、この共振器
孔の内径大部または内径小部のいずれか一方の断面形状
を略楕円形状に形成し、他方の断面形状を円形状に形成
し、かつ略楕円形状部の長径方向を誘電体ブロックの厚
み方向及び幅方向に対して傾斜するように形成し てお
り、略楕円形状部の傾き(傾斜角度)を変えることによ
り、略楕円形状部での自己容量及び相互容量を様々な値
に設定することが可能となる。つまり、共振周波数、結
合度の設計の自由度を高め、所望の外形寸法で多様なフ
ィルタ特性を得ることができる。
部を有する共振器孔を少なくとも1つ備え、この共振器
孔の内径大部または内径小部のいずれか一方の断面形状
を略楕円形状に形成し、他方の断面形状を円形状に形成
し、かつ略楕円形状部の長径方向を誘電体ブロックの厚
み方向及び幅方向に対して傾斜するように形成し てお
り、略楕円形状部の傾き(傾斜角度)を変えることによ
り、略楕円形状部での自己容量及び相互容量を様々な値
に設定することが可能となる。つまり、共振周波数、結
合度の設計の自由度を高め、所望の外形寸法で多様なフ
ィルタ特性を得ることができる。
【0013】この種の誘電体フィルタにおいては、開放
側端面側の自己容量を大きくすることにより、開放側端
面側の共振部での線路インピーダンスが小さくなり、共
振周波数を低くすることができる。逆に、所望の共振周
波数を得るためには、誘電体ブロックの長さ(軸長)を
短くすることができ、誘電体フィルタの小型化を図るこ
とができる。また、開放側端面側の相互容量を大きくす
ることにより、共振器間の容量性結合の度合いを強める
ことができる。
側端面側の自己容量を大きくすることにより、開放側端
面側の共振部での線路インピーダンスが小さくなり、共
振周波数を低くすることができる。逆に、所望の共振周
波数を得るためには、誘電体ブロックの長さ(軸長)を
短くすることができ、誘電体フィルタの小型化を図るこ
とができる。また、開放側端面側の相互容量を大きくす
ることにより、共振器間の容量性結合の度合いを強める
ことができる。
【0014】逆に、短絡側端面側の自己容量及び相互容
量を大きくした場合、共振周波数を高くすることがで
き、誘導性結合の度合いを強めることができる。
量を大きくした場合、共振周波数を高くすることがで
き、誘導性結合の度合いを強めることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施例に係る誘電体フ
ィルタの開放側端面側から見た平面図である。以下の実
施例において、共振器孔の形状以外の構成については、
従来例の図2(a)に示すものと略同様の構成であり、
その説明を省略する。すなわち、本実施例の誘電体フィ
ルタは、共振器孔2a,2bの内部に段差部21が設け
られ、共振器孔2a,2bの開放側端面側の内径は短絡
側端面の内径よりも大きく形成されている。
いて説明する。図1は本発明の一実施例に係る誘電体フ
ィルタの開放側端面側から見た平面図である。以下の実
施例において、共振器孔の形状以外の構成については、
従来例の図2(a)に示すものと略同様の構成であり、
その説明を省略する。すなわち、本実施例の誘電体フィ
ルタは、共振器孔2a,2bの内部に段差部21が設け
られ、共振器孔2a,2bの開放側端面側の内径は短絡
側端面の内径よりも大きく形成されている。
【0016】そして、本実施例の誘電体フィルタでは、
図1に示すように、段差部21を有する共振器孔2a,
2bの内径大部は円形状に形成され、内径小部は平行な
辺と円弧状の辺とからなる略楕円状に形成され、略楕円
形状の内径小部の長径方向は誘電体ブロック1の厚み
(高さ)方向(図1において垂直方向)及び幅方向(図
1において水平方向)に対して傾斜するように形成され
ている。
図1に示すように、段差部21を有する共振器孔2a,
2bの内径大部は円形状に形成され、内径小部は平行な
辺と円弧状の辺とからなる略楕円状に形成され、略楕円
形状の内径小部の長径方向は誘電体ブロック1の厚み
(高さ)方向(図1において垂直方向)及び幅方向(図
1において水平方向)に対して傾斜するように形成され
ている。
【0017】この構成においては、略楕円形状の内径小
部の長径方向の傾きを変えることで、内径小部での自己
容量及び相互容量を多様に変化させることができる。
部の長径方向の傾きを変えることで、内径小部での自己
容量及び相互容量を多様に変化させることができる。
【0018】なお、上記実施例の誘電体フィルタでは、
開放側端面側が内径大部となる共振器孔で説明したが、
短絡側端面側が内径大部となるように形成してもよい。
この場合、共振周波数の変化、結合関係(容量性結合
か、誘導性結合か)は、ほぼ逆の関係として説明するこ
とができる。
開放側端面側が内径大部となる共振器孔で説明したが、
短絡側端面側が内径大部となるように形成してもよい。
この場合、共振周波数の変化、結合関係(容量性結合
か、誘導性結合か)は、ほぼ逆の関係として説明するこ
とができる。
【0019】また、上記実施例では、誘電体ブロック内
に段差部を有する2つの共振器孔が形成された誘電体フ
ィルタにて説明したが、3つ以上の共振器孔が形成され
たものでもよく、単一の誘電体ブロックに複数の共振器
孔が形成され、少なくとも1つの共振器孔が段差部を有
する共振器孔で形成された誘電体フィルタに本発明を適
用できる。
に段差部を有する2つの共振器孔が形成された誘電体フ
ィルタにて説明したが、3つ以上の共振器孔が形成され
たものでもよく、単一の誘電体ブロックに複数の共振器
孔が形成され、少なくとも1つの共振器孔が段差部を有
する共振器孔で形成された誘電体フィルタに本発明を適
用できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る誘電
体フィルタによれば、段差部を有する共振器孔の略楕円
形状部の傾斜角度(傾き)を変えることにより、略楕円
形状部での自己容量及び相互容量を様々な値に設定する
ことが可能となり、共振周波数、共振器間の結合度及び
結合関係などのフィルタ特性の設計の自由度を高めるこ
とができ、所望の外形寸法で多様なフィルタ特性を得る
ことができる。
体フィルタによれば、段差部を有する共振器孔の略楕円
形状部の傾斜角度(傾き)を変えることにより、略楕円
形状部での自己容量及び相互容量を様々な値に設定する
ことが可能となり、共振周波数、共振器間の結合度及び
結合関係などのフィルタ特性の設計の自由度を高めるこ
とができ、所望の外形寸法で多様なフィルタ特性を得る
ことができる。
【図1】本発明の一実施例に係る誘電体フィルタの開放
側端面側から見た平面図である。
側端面側から見た平面図である。
【図2】(a)は従来の誘電体フィルタの外観斜視図で
あり、(b)は(a)の開放側端面側から見た平面図で
ある。
あり、(b)は(a)の開放側端面側から見た平面図で
ある。
1 誘電体ブロック 2a,2b 共振器孔 21 段差部 3 内導体 4 外導体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/205 H01P 1/212
Claims (2)
- 【請求項1】 略長方形状の対向する一対の面を有する
略直方体形状の誘電体ブロックの内部に、前記対向する
一対の面を貫通して、内径大部と内径小部からなり内部
に段差部を有する共振器孔を少なくとも1つ含む複数の
共振器孔を設け、各共振器孔の内面に内導体を形成し、
誘電体ブロックの外面に外導体を形成してなる誘電体フ
ィルタにおいて、前記誘電体ブロックの対向する一対の面の短辺に平行な
方向を誘電体ブロックの厚み方向、長辺に平行な方向を
誘電体ブロックの幅方向としたとき、 前記段差部を有す
る共振器孔のうち少なくとも1つの共振器孔の内径大部
または内径小部のいずれか一方の断面形状を略楕円形状
に形成し、他方の断面形状を円形状に形成し、この共振
器孔の略楕円形状部の長径方向を誘電体ブロックの厚み
方向及び幅方向に対して傾斜するように形成したことを
特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の誘電体フィルタにおい
て、前記段差部を有する共振器孔の内径小部の断面形状
を略楕円形状に形成し、内径大部の断面形状を円形状に
形成したことを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7048664A JP3067575B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 誘電体フィルタ |
EP96103494A EP0731522B1 (en) | 1995-03-08 | 1996-03-06 | Dielectric filter |
US08/612,027 US5742214A (en) | 1995-03-08 | 1996-03-06 | Dielectric filter having obliquely oriented stepped resonators |
DE69615070T DE69615070T2 (de) | 1995-03-08 | 1996-03-06 | Dielektrisches Filter |
US08/906,248 US5994981A (en) | 1995-03-08 | 1997-08-05 | Dielectric filter having obliquely oriented stepped resonators |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7048664A JP3067575B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250904A JPH08250904A (ja) | 1996-09-27 |
JP3067575B2 true JP3067575B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=12809611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7048664A Expired - Fee Related JP3067575B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 誘電体フィルタ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5742214A (ja) |
EP (1) | EP0731522B1 (ja) |
JP (1) | JP3067575B2 (ja) |
DE (1) | DE69615070T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6661314B2 (en) | 2000-12-08 | 2003-12-09 | Tdk Corporation | Dielectric band pass filter having an evanescent waveguide |
Families Citing this family (15)
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JPH10308604A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-11-17 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよびそれらの設計方法 |
JP3577921B2 (ja) * | 1997-01-13 | 2004-10-20 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ及び誘電体デュプレクサ |
US6255917B1 (en) | 1999-01-12 | 2001-07-03 | Teledyne Technologies Incorporated | Filter with stepped impedance resonators and method of making the filter |
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JP2002026608A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置 |
JP2002057510A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-22 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタおよび通信装置 |
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KR20020021263A (ko) * | 2000-09-14 | 2002-03-20 | 구자홍 | 유전체 공진기 필터의 구조 |
JP3788384B2 (ja) * | 2001-05-30 | 2006-06-21 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ、および通信装置 |
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US8179045B2 (en) | 2008-04-22 | 2012-05-15 | Teledyne Wireless, Llc | Slow wave structure having offset projections comprised of a metal-dielectric composite stack |
CN102023768B (zh) * | 2009-09-09 | 2013-03-20 | 比亚迪股份有限公司 | 触摸点定位方法、系统及显示终端 |
US9202660B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-12-01 | Teledyne Wireless, Llc | Asymmetrical slow wave structures to eliminate backward wave oscillations in wideband traveling wave tubes |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2165098B (en) * | 1984-09-27 | 1988-05-25 | Motorola Inc | Radio frequency filters |
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JPH0290302A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-29 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御情報作成方式 |
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