JP3062536B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP3062536B2 JP6165910A JP16591094A JP3062536B2 JP 3062536 B2 JP3062536 B2 JP 3062536B2 JP 6165910 A JP6165910 A JP 6165910A JP 16591094 A JP16591094 A JP 16591094A JP 3062536 B2 JP3062536 B2 JP 3062536B2
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佐藤  文昭
雅人 中村
健一 中垣
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図柄合わせの図柄表示
装置で特賞となるか否かの期待感を与えるパチンコ遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機にはLEDや液晶
で図柄(数字、文字、模様等)を変動表示する複数の表
示器で構成する図柄表示装置が備えられているものがあ
る。例えば、遊技球が始動口に入賞することによって、
前記各表示器の図柄の変動が開始され、設定時間経過
後、或は遊技者によるストップ釦の操作によって、順次
各表示器の図柄を停止して、特賞か否かを判断するもの
である。或は、遊技球が始動口に入賞することによっ
て、前記各表示器の図柄の変動が開始され、設定時間経
過後、或は遊技者によるストップ釦の操作によって、順
次各表示器の図柄が停止するが、既に停止して表示され
た図柄が一致していないときには、特賞とならないため
最後の表示器の図柄を早期に停止させる。しかし、同じ
図柄で停止した場合には、特賞となる可能性が有るた
め、最後に停止させる表示器が示す図柄に遊技者は期待
を持ちながら遊技を行っている。具体的な例を示せば、
遊技球が始動口へ入賞すると、独立した3個の表示器
(L1〜L3)は数字(0〜9)を変動表示し、所定時
間後に順次或は同時に表示器L1、L2を停止させて、
表示器L1、L2が異なる数字で停止したときには特賞
とならないため表示器L3を比較的早く停止する。反対
に、同じである場合には、期待感を抱かせながら最後の
表示器L3の数字を停止させて、3個の表示器(L1、
L2、L3)に表れる数字が全て同じである場合には、
特賞として処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た様に独立した各表示器の図柄が特賞となるか否かの割
合は何等遊技者に報知されない。例えば、2個の表示器
の図柄が特賞となる組合せで揃った場合、最後の表示器
の図柄によって特賞となるか否かは、遊技者にとって興
味を引くものであるが、特賞となるかどうか皆目判ら
ず、遊技の興趣を減少させている。そこで、本発明は遊
技者に係る期待感を与えて遊技ができるようなパチンコ
遊技機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のパチ
ンコ遊技機は、複数の図柄を予め決められた出現順序で
変動表示できる表示器を備え、遊技球が始動口に入った
ことにより、前記表示器の図柄は予め決められた出現順
序で変動表示を開始し、その後、特賞図柄を停止表示し
たとき特賞となるパチンコ遊技機であって、前記表示器
に表示する図柄の一部に予め決められた出現順序が判る
数字を記すことによって、遊技者に図柄の出現順序を知
らせることを可能とするものである。
【0005】このパチンコ遊技機は、表示器に予め決め
られた順序で変動表示する図柄の一部に出現順序が判る
数字が記してあることによって、出現順序が判らない図
柄であっても遊技者は、その図柄の出現順序を容易に知
ることができる。
【0006】
【実施例】(実施例1) 本発明の実施例を図を参照して説明する。図1は図柄表
示装置18を付設したパチンコ機の正面図、図2は表示
器の正面図、図3は側断面図を示している。1はパチン
コ遊技機の前面枠であって、内側に金枠2が固着されて
いる。この金枠2に開閉自在のガラス扉枠4が取り付け
られている。又、該ガラス扉枠4の下部には前面板5が
開閉自在に取り付けられていて、この前面板5には景品
球を貯留し、且つ遊技球を発射位置に供給するための上
皿6が固定されている。操作ハンドル7は上皿6の右下
部に、又、上皿6から溢れた遊技球を貯留する下皿8が
ハンドル7の左部に各々配設されている。前面枠1の裏
面には各種の入賞口を備えた遊技板9が取り付けられて
いて、普通入賞口10〜14、後述する図柄表示装置1
8の表示器(L1〜L3)の図柄を変動させる始動口1
5〜17が適宜、配設されている。又、大入賞口19は
図柄表示装置18の下部に配設されていて、前記図柄表
示装置18で特賞となったとき、一定時間開状態を維持
し遊技球を受け入れる。具体的には、特賞のときには大
入賞口19は所定時間(例えば30秒)経過するまで開
状態を維持するか、或はそれ以前に所定数(例えば10
個)の入賞球が発生するまで開状態を維持するように設
定してある。又、その間にV入賞口20に入賞があれ
ば、上記動作を設定回数(例えば16回)繰り返す。
尚、遊技板9の裏面には、入賞球を処理する機構、景品
球を払い出す機構、図柄表示装置18の確率表示器の表
示や各種ランプの点灯を制御する制御装置等が設けられ
ているが、よく知られた機構であるため図示を省略す
る。
【0007】次に、図柄表示装置18について図2及び
図3(図2の断面図)を参照して説明する。図柄表示装
置18の頂部には普通入賞口10が設けられていて、そ
の下部にはモータ23の回転軸24に固着された連接体
29を介して左右に揺動する指示針26が設けられてい
る。又、30は第2表示部であって、後記で詳述する指
示針26の揺動に対応する特賞の割合を指示するための
色、図柄等が描かれていて、30aは特賞となる割合が
高いゾーンで赤色、30bは中間であって橙色、30c
は低いゾーンで黄色の色彩が塗ってある。更に、その下
部には図示略の制御装置で表示制御される3個の表示器
L1、L2、L3が配設されている。尚、指示針26と
第2表示部30とでアナログ式の確率表示器40を構成
し、31a、31b、31cは適宜時に点灯するランプ
である。
【0008】前記構成に基づく作用について説明する。
尚、表示器L1、L2、L3に表示される図柄は数字の
0から9とし、特賞は表示器L1、L2、L3の図柄が
全て一致する特賞図柄となったときとする。始動口15
〜17の何れかに遊技球が入ると、図示略の制御装置を
介して表示器L1、L2、L3の図柄を変動させ、一定
時間経過後、表示器L1、表示器L2、表示器L3の順
序で図柄を停止させる。表示器L2の図柄が表示器L1
の図柄と一致しないときには、特賞となる可能性はない
ので表示器L3の図柄を早期に停止させて、次の始動口
からの入賞球に対処する。反対に、表示器L2の図柄が
表示器L1の図柄と一致した場合には、特賞となる可能
性があるので、遊技者の期待感を盛り上げる為に、表示
器L2の図柄が表示器L1の図柄と一致した時点で、モ
ータ23を介して指示針26を特賞する割合に応じて振
る。即ち、表示器L3の図柄変動中に特賞になる割合が
1番高い場合には、指示針26を赤ゾーン30aへ、2
番目に高い場合には橙ゾーン30bへ、1番低い場合に
は黄色ゾーン30cへ振る。この確率表示器40の指示
針26の動きによって、遊技者は特賞する可能性が表示
器L3の変動中に判るので、興趣を増大させながら遊技
をすることができる。尚、指示針26を特賞する割合に
応じて、例えば、確率が高い場合には激しく連続して揺
動するように構成してもよい。
【0009】(実施例2) 図4、図5は他の確率表示器55の例を示すものであっ
て、前記した特賞の割合を指示針26で指示するのとは
異なって、デジタル表示で行い、他は同じであるため説
明を省略する。図4は遊技中の図柄表示装置50の正面
図を示している。中央部に、図柄として数字の0〜9を
表示する3個の表示器L1、L2、L3が縦に配列され
ていて、該表示器(L1〜L3)の左右には開閉可能な
扉53が設けられている。又、図5は扉53を開いた状
態を示し、周囲には特賞となる1番高い割合を示す赤ゾ
ーン55a、中間を示す橙ゾーン55b、低い場合の黄
色ゾーン55cに区分けして表示可能なランプを配列し
て構成するデジタル式の確率表示器55である。始動口
15〜17の何れかに遊技球が入ったときには、該表示
器L1〜L3の表示内容を変動し、表示器L1、L2、
L3の順序で停止される。表示器L1と表示器L2の図
柄が一致しないときには、特賞の可能性はないため表示
器L3の表示を早めに停止させる。反対に、表示器L1
と表示器L2の図柄が一致した場合には、表示器(L1
〜L3)の左右に開閉可能に設けられている扉53、5
3を開く。そして、前記したと同様に、変動中の表示器
L3の図柄が特賞する割合が1番低い場合には黄色ゾー
ン55cのランプを、中間の割合の時には橙ゾーン55
bのランプを、1番高い割合のときには赤ゾーン55a
のランプを点灯する。このことによって、遊技者の興趣
を増大させることができる。尚、各ゾーンには3個或は
4個のランプが配設されているため、特賞の割合に応じ
て各ランプを適宜点灯するように構成してもよいことは
前記と同様である。
【0010】次に、表示器L1、L2、L3に表示され
る図柄が麻雀に使用する「東、南、西、北、白、溌、
中」や花札の各月に対する図柄、或はアルファベット文
字の様に順序が予め決められたような図柄を使用する場
合について説明する。尚、例として図柄はアルファベッ
ト文字とし、表示は、A〜Zと共に、その図柄の一部に
出現順序を示す数字が順に表れ、特賞は表示器L1、L
2、L3の図柄が一致する特賞図柄となったときとす
る。始動口15〜17の何れかに遊技球が入ると、図示
略の制御装置を介して表示器L1、L2、L3の図柄を
変動させ、一定時間経過後、表示器L1、表示器L2、
表示器L3の順序で図柄を停止させる。表示器L2の図
柄が表示器L1の図柄と一致しないときには、特賞とな
る可能性がないので表示器L3の図柄を早期に停止させ
て、次の始動口からの入賞球に対処する。反対に、表示
器L2の図柄が表示器L1の図柄と一致した場合には、
特賞の可能性があるので、遊技者の期待感を盛り上げる
為に、表示器L3の図柄変更をゆっくりと時間をかけて
行うと共に特賞する割合を表示器を構成する指示針26
を介して行う。具体的な例で説明すると、表示器L1及
び表示器L2の表示が共に「J」となった場合には、表
示器L3が「J」となるか否かはアルファベットの順で
もって予測が可能である。しかしながら、アルファベッ
トの順序を知らない遊技者にとって、いつ「J」が表れ
るか判らなくて期待度を増さない。そこで、「J」の一
部に付記された数字によって、遊技者は判るし、更に
は、表示器L1と表示器L2が同じ図柄となったとき、
表示器L3に表れる図柄に対応して指示針26を揺動す
ることによっても判る。即ち、表示器L3の図柄が表示
器L1、L2と同じ図柄に近付いてきた場合には、指示
針26が特賞する割合の高いゾーンを示すようにする。
具体的に例示すれば、表示器L1及び表示器L2が共に
「J」で停止した場合に、表示器L3の図柄が「W」の
ときには、該「W」は「J」から13番目で1番遠い位
置であるので、指示針26を黄色ゾーン30cの左端を
示し、「X」、「Y」…と順次「J」に近付くに連れて
指示針26を右方向(橙ゾーン30b)に振らせ、
「J」が表れたとき指示針26は右端の赤ゾーン30a
を示す。又、更に表示器L3が変動し、「J」を通りす
ぎて「K」、「L」…となるに従って左方向に振れ
「J」から遠ざかって行ったことを示し、「W」が表れ
たとき指示針26は左端を示し最も「J」から遠ざかっ
た状態であることを示す。尚、表示器L1、L2、L3
の図柄が一致した場合には特賞として対処し、指示針2
6は、その旨を表すために左右に揺動させたり、所定位
置に停止させる。一方、表示器L3の図柄が停止して、
特賞とならなかったときには、指示針26は特定の位置
で待機させる。
【0011】又、前記した特賞の割合を指示針で指示す
るのとは異なって、図4、図5に示すデジタル表示でも
って行う。始動口15〜17の何れかに遊技球が入った
ときには、該表示器L1〜L3の表示内容を変動し、表
示器L1、L2、L3の順序で停止される。表示器L1
と表示器L2の図柄が一致しないときには、特賞はない
ため表示器L3の表示を早めに停止させる。反対に、表
示器L1と表示器L2の図柄が共に「J」で一致した場
合には、表示器(L1〜L3)の左右に開閉可能な扉5
3、53を開く。そして、前記したと同様に、表示器L
3の図柄が「W」の時が「J」から最も遠ざかっている
ので黄色ゾーン55cの端部のランプを点灯し、順次
「X」、「Y」…と「J」に近付くにつれて橙ゾーン5
5b、赤ゾーン55aへと点灯して行く。反対に、表示
器L3の図柄が「J」を通過して「K」、「L」…とな
るにつれて赤ゾーン55aから橙ゾーン55bへと順次
ランプの消灯を行う。尚、前記した様に、特賞する割合
を遊技者に報知することによって、一部の遊技者が知っ
ている図柄を使用することなく、種々の図柄を使用する
ことができる。又、遊技者が熟知していない図柄を選定
した場合には、図柄の出現順序を表す数字等を図柄の一
部に記入して遊技者に知らせることができるし、この数
字を図柄に記さない場合には、前記ランプ表示で遊技者
に知らせることができるため、図柄の美観を向上させる
ことができる。又、第2表示部の特賞する割合は3段階
に限定するものではないし、表示器の個数や図柄は前記
に限定するものではないし、特賞の条件も全ての図柄が
一致する場合に限定するものではないことはいうまでも
ない。
【0012】(実施例3) 図6は、他の確率表示器62を付設した図柄表示装置6
0の正面図を示し、図柄表示装置60の頂部には普通入
賞口10が設けられていて、その下部には確率表示器6
2が設置してある。この確率表示器62は、表示器(L
1、L2、L3)の内、最後に変動停止する表示器L3
が表すことができる図柄、本実施例では、数字0〜9に
対して可能性があるため、各数字を示すランプ(62a
〜62j)が扇状に配列されているデジタル表示をな
す。表示器L1、L2、L3は、図1に示す始動口1
5、16、17の何れかに遊技球が入賞することによっ
て、図示しない制御装置を介して、図柄(数字0〜9の
何れかを表示)が変動を開始し、一定時間経過後に乱数
等で決められた図柄を表示して、特賞であるかの判断を
なす。次に、図7に示すフローチャートを参照して、制
御装置(図示略)で前記構成の作用について説明する。
始動口15、16、17の何れかに遊技球が入賞したか
否かを判断し(ステップ1)、入賞したときには、表示
器L1〜L3の各数字の変動を開始する(ステップ
2)。そして、所定時間経過後に表示器L1の数字を停
止する(ステップ3)。更に、前記ステップ3と同時で
もよいが、所定時間経過後に表示器L2の数字を停止す
る(ステップ4)。次のステップ5では、前記表示器L
1の数字と表示器L2の数字が一致しているかを判断
し、一致しているときには次のステップ6へ進み、異な
っているときには特賞とはならないため、早期に判断を
なすステップ7へ進む。ステップ6では、最後に停止す
る表示器L3に表れる数字を確率表示器62のランプ
(62a〜62j)に点灯表示する。例えば、表示器L
1、L2が共に「7」のときは特賞となる可能性の組合
せであるため、「7」を含んだ「3」と「5」と「7」
の箇所のランプ(62d、62f、62h)を点滅す
る。これによって、遊技者は表示器L3で停止する数字
「7」が、確率1/3であることを知りながら遊技をす
ることができる。又、遊技者は順次変動表示される表示
器L3の数字と確率表示器62の点滅ランプ(62d、
62f、62h)と見比べながら遊技ができ、数字
「3」を通過したとき安堵感と期待感を取得する。そし
て、次の数字「5」(ランプ62f)で停止するか否か
の不安感を得る。そして、数字「5」を通過した瞬間
に、遊技者は表示器L3で停止する数字が「7」である
確率が大であることが判明し、特賞となることが予測で
きる。尚、前記表示器L3で表している数字に対応し
て、確率表示器のランプ(62a〜62j)を順次点灯
表示して行くように構成することもでき、遊技者はラン
プ(62a〜62j)を見ながら特賞となるか、わくわ
くしながら遊技を行う。そして、ステップ7では所定時
間経過後に表示器L3の数字を停止させる。次のステッ
プ8では、表示器L1、L2、L3の停止した数字が、
予め決められた数字の組合せと一致するか否かを判断
し、一致したときには、ステップ9で特賞として、大入
賞口19を所定時間(例えば30秒)経過するまで開状
態を維持するか、或はそれ以前に所定数(例えば10
個)の入賞球が発生するまで開状態を維持する。反対
に、前記ステップ8で表示器(L1〜L3)の図柄が一
致しなかった(特賞とならない組合わせ)ときには、最
初のステップ1に戻って、新たに、始動口16、17の
何れかに遊技球が入賞したか否かを検出している。尚、
前記において、確率表示器62のランプ(62a〜62
)には数字「3」、「5」及び「7」を点滅して特賞
の確率を1/3としているが、他の個数のランプを点滅
させて異なる確率とすることもできる。又、前記とは異
なって図8に示すフローに従って制御装置を介して制御
するように構成してもよい。即ち、始動口に入賞したか
(ステップ1)を判断し、入賞したときには、表示器
(L1〜L3)の図柄を変動して(ステップ2)、確率
表示器62に特賞となる割合を表す(ステップ3)。そ
の後、順次に時間間隔をおいて、或は同時に表示器(L
1〜L3)の図柄を停止する(ステップ4、5、6)。
そして、ステップ7で特賞であるか否かを判断し、特賞
のときには大入賞口19を所定時間(例えば30秒)経
過するまで開状態を維持するか、或はそれ以前に所定数
(例えば10個)の入賞球が発生するまで開状態を維持
する(ステップ8)。反対に、特賞とならなかったとき
には、ステップ1へ戻る。この様に構成しても、遊技者
に期待感を与えて遊技をさせることができる。
【0013】(実施例4) 次に、図9は図柄表示装置60aに他の形式の確率表示
器63を配設したものであって、最後に変動停止する表
示器(本実施例ではL3)に表される図柄を表示可能な
3個のLED等で形成される表示部63a、63b、6
3cで構成している。この表示部(63a〜63c)
は、図7に示すフローシートのステップ6の段階で、最
後に停止する表示器L3に表れる数字を表示する。例え
ば、表示器L1、L2が共に、特賞となる組合せである
「7」のとき、「7」を含んだ「3」と「5」と「7」
を表示することによって、遊技者は表示器L3で停止す
る数字の確率を知ることができ、表示器L3の変動数字
と見比べながら、期待感と不安感が入り交じった状態で
遊技をすることができる。尚、表示部(63a〜63
c)の全てを使用することなく、2個を使用すれば、特
賞は確率1/2となり、より特賞となることを遊技者に
知らせることができるが、数字以外を表示して特賞とな
らない旨を知らせるように構成することもできる。尚、
その他の制御は、制御装置を介して図7のフローチャー
トに従って行われる。又、図8に示すフローに従って制
御することもできる。
【0014】(実施例5) 図10は、図6の確率表示器62と図9の確率表示器6
3を組み合せた確率表示器68を設置した図柄表示装置
60bである。即ち、ランプ(62a〜62j)と表示
部(63a〜63c)を配置したものである。この確率
表示器68は、図7に示すフローシートのステップ6の
段階で、表示部(63a〜63c)に、最後に停止する
表示器L3に表れる数字を表示する。例えば、表示器L
1、L2が共に「7」のとき、「7」を含んだ「3」と
「5」と「7」を表示する。そして、表示器L3に表す
数字に対応して、確率表示器のランプ(62a〜62
j)を順次点灯して行くことによって、前記したと同様
に、遊技者は安堵感と期待感を味わうことができる。
尚、ステップ6以外は、図7のフローチャートに従って
行われる。又、図8に示すように制御することもでき
る。尚、前記実施例は、3個の表示器(L1〜L3)で
構成する図柄表示装置において、2個の表示器(L1、
L2)が停止して特賞となる可能性がある図柄で停止し
たときに、確率表示器で特賞となる割合を示したもので
あるが、遊技球が始動口に入賞した時に、特賞となる割
合を確率表示器に表すように構成することもでき、遊技
に同じ様な期待感を与えることができる。又、1個の
表示器で構成する図柄表示装置を備えたパチンコ遊技機
は、当然に、遊技球が始動口に入賞したとき、確率表示
器に特賞となる割合を示し、遊技者に対して同様の効果
を与えることができるのは言うまでもない。又、前記の
何れの実施例において、特賞となる前の段階で、確率表
示器には表示器L1、L2の図柄を含むように表示した
り、或はアナログ式においても何等かの確率がある場合
について説明したが、特賞となる確率がゼロとなる様
に、即ち、デジタル式確率表示器においては表示器(L
1〜L3)に含まれない図柄を表示したり、アナログ式
確率表示器においては指示針を振らない状態とする様に
構成してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1のパチンコ遊技機は、
表示器に表示する図柄の一部に、予め決められた出現順
序が判る数字が記してあるため、遊技者はその図柄の出
現順序を容易に知りながら遊技することができ、特に出
現順序が判らない図柄の場合にはより有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】図柄表示装置の正面図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】他の図柄表示装置の正面図である。
【図5】図4の図柄表示装置の扉を開いた状態の正面図
である。
【図6】他の図柄表示装置の正面図である。
【図7】制御装置で制御するフローチャートである。
【図8】制御装置で制御する他のフローチャートであ
る。
【図9】他の図柄表示装置を示す図である。
【図10】他の図柄表示装置を示す図である。
【符号の説明】
15、16、17 始動口 18、50、60、60a、60b 図柄表示装置 26 指示針 30(30a、30b、30c) 第2表示部 40、55、62、63、68 確率表示器 62a〜62j ランプ 63a〜63c 表示部 L1〜L3 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中垣 健一 名古屋市中村区長戸井町3丁目12番地 豊丸産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−107985(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を予め決められた出現順序で
    変動表示できる表示器を備え、遊技球が始動口に入った
    ことにより、前記表示器の図柄は予め決められた出現順
    序で変動表示を開始し、その後、特賞図柄を停止表示し
    たとき特賞となるパチンコ遊技機であって、 前記表示器に表示する図柄の一部に予め決められた出現
    順序が判る数字を記すことによって、遊技者に図柄の出
    現順序を知らせることを可能とすることを特徴とするパ
    チンコ遊技機。
JP6165910A 1992-03-31 1994-06-23 パチンコ遊技機 Expired - Lifetime JP3062536B2 (ja)

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