JP3062074B2 - 平面往復式駐車装置 - Google Patents

平面往復式駐車装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送台車が往復走
行する搬送路の両側に沿って1列に複数の格納室を備え
た多層の平面往復式駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の平面往復式駐車装置の構
成を示している。図7において、71は搬送台車であ
り、72はその搬送路である。73はそれぞれ搬送路7
2の両側に沿って1列に配列された格納室であり、それ
ぞれ自動車載置用のトレー74が配置されている。76
は自動車乗り入れ階に連絡するリフトである。
【0003】この種の駐車装置では、自動車の入出庫に
際し、トレー74が各格納室73から搬送台車71に受
け渡しされ、搬送台車71によりリフト76まで搬送さ
れてリフト76に載せ替えられる。反対に、トレー74
がリフト76から搬送台車71に載せ替えられ、搬送台
車71により搬送されて各格納室73に受け渡しされ
る。この搬送台車71と各格納室73との間のトレー7
4の受け渡しにトレー移載装置が用いられ、搬送台車7
1上に搭載されている。
【0004】図8にトレー移載装置の一例を示してい
る。これは本願出願人が開示した特公平7−33734
号公報の発明である。このトレー移載装置は、搬送台車
71においてその幅方向の中心位置に旋回中心を設定さ
れて水平方向に旋回可能に配置され、先端が格納室73
側に所要寸法だけ突出した長さを有する旋回アーム81
と、旋回アーム81の先端に上方に向けて突設された係
合部材82と、旋回アーム81を旋回駆動する旋回駆動
装置として減速機付きの駆動モータ83とを備え、旋回
アーム81の旋回動作により、係合部材82をトレー7
4下面の長手方向に沿って取り付けられたアングル状の
ガイド部材75に係合、離脱させて、搬送台車71と各
格納室73との間で、トレー74の受け渡しを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の平面往復式駐車装置では、トレー移載装置の動作
上、一方の格納室の列から引き込んだトレーをその反対
の他方の列へ送り出しできないことから、リフトの位置
を搬送台車の搬送路上に設定する必要があり、このた
め、自動車の乗り入れ階をビルなどの一角に効率良く設
定することができなかったり、ビル側の乗り入れ階にデ
ッドスペースを発生させてしまうなど、設置空間の効率
的な利用を図ることができないという問題があり、また
搬送台車とリフトとの間で、さらにリフトとその両側の
各格納室との間でトレーの載せ替えを行うための別の駆
動装置を必要とし、駐車装置全体として構造が複雑で、
コスト高になるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、平面往復式駐車装置において、リフトを
格納室の列の任意の1箇所に設置して、自動車の乗り入
れ階をビルなどの一角に効率良く設定し、ビル側にデッ
ドスペースの発生を無くすなど、設置空間を効率的に利
用し、また、搬送台車に設けた駆動装置のみによって、
搬送台車と各格納室およびリフトとの間でトレーの受け
渡しを自在に行え、駐車装置全体として簡単な構造を実
現し、コストダウンを図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の平面往復式駐車装置においては、リフトを
格納室の列の任意の一箇所に設置し、トレー移載機構
を、搬送台車上の幅方向の中央部に旋回中心を設定して
水平方向に旋回可能に配置され、先端部が格納室側に所
要寸法だけ突出した長さを有する旋回アームと、旋回ア
ームの先端に設けられた係合部材と、旋回アームを旋回
駆動する旋回駆動装置と、係合部材を上下方向に変位さ
せて係合離脱させる上下駆動装置とにより構成するとと
もに、各トレー下面の両側に、係合部材が係合可能なガ
イド部材を対にして配設し、各トレーをリフト、搬送台
車および格納室間で移載可能としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、リフトを格納室の列の任意の一箇所に設置し、トレ
ー移載機構を、搬送台車上の幅方向の中央部に旋回中心
を設定して水平方向に旋回可能に配置され、先端部が格
納室側に所要寸法だけ突出した長さを有する旋回アーム
と、旋回アームの先端に設けられた係合部材と、旋回ア
ームを旋回駆動する旋回駆動装置と、係合部材を上下方
向に変位させて係合離脱させる上下駆動装置とにより構
成するとともに、各トレー下面の両側に、係合部材が係
合可能なガイド部材を対にして配設し、各トレーをリフ
ト、搬送台車および格納室間で移載可能としたものであ
る。
【0009】以下、図を用いて本発明の一実施の形態に
ついて説明する。
【0010】(実施の形態)図1は本発明の一実施の形
態における平面往復式駐車装置の構成を示している。図
1において、1は自動車載置用のトレー4を搬送する自
走式の搬送台車であり、2はその搬送路であり、搬送台
車1は搬送路2上に敷設された一対のレール201上を
往復走行可能になっている。3は搬送路2の両側に沿っ
て1列に配列された格納室であり、それぞれトレー4が
配置されている。6は自動車乗り入れ階に連絡するリフ
トであり、7はその昇降路であり、格納室3の列の任意
の1箇所として、(図1中、右側)一方の列の一端部に
設置されている。
【0011】この駐車装置においては、搬送台車1上
に、搬送台車1と各格納室3およびリフト6との間でト
レー4の受け渡しを行うトレー移載機構11が搭載さ
れ、旋回アーム12と、旋回アーム12の係合部材13
と、旋回アーム12の旋回駆動装置14と、係合部材1
3の上下駆動装置16とにより構成されている。
【0012】旋回アーム12は、その旋回中心を搬送台
車1の幅方向中央の所定位置に設定されて、水平方向に
旋回可能に配置されている。ここで、旋回アーム12
は、旋回動作に際して、その先端が格納室3側に所要寸
法だけ突出した長さを有している。
【0013】旋回アーム12の係合部材13は、図2に
示すように、ローラ131とその支軸132とからな
り、支軸132が旋回アーム12の先端上面に挿通穴1
2aを通じて挿通され、上下駆動装置16に上下動可能
に連結されている。ここで、係合部材13のローラ13
1はその下部から上部に向けて直径を漸次縮小したテー
パ状に形成され、全体として円錐台状をなす。
【0014】旋回アーム12の旋回駆動装置14は、サ
ーボモータであり、図2に示すように、その回転軸15
に旋回アーム12が取り付けられて、旋回アーム12の
旋回動作においてパルス信号により旋回アーム12の旋
回停止位置が制御されるようになっている。
【0015】係合部材13の上下駆動装置16は、図2
に示すように、リニアヘッドモータなどの駆動モータ1
61と、この駆動モータ161により上下方向に駆動さ
れる駆動軸162とを備え、旋回アーム12の先端で係
合部材13の下側に装着され、係合部材13の支軸13
2と駆動軸162とが連結されている。なお、図2中、
17は駆動モータ161に接続された電源用のコードで
あり、旋回アーム12を通って旋回アーム12の枢支側
裏面に突出する集電子18に接続されている。この集電
子18は旋回駆動装置のサーボモータ14に備えた給電
子19を介して電源に接続されている。このような集電
子18と給電子19との接続構造により、旋回アーム1
2の旋回動作を妨げないようになっている。この係合部
材13の上下駆動装置16はまた、リニアヘッドモータ
に代えて、電動シリンダやソレノイドを利用して構成す
ることができる。
【0016】また、上下駆動装置16を、係合部材13
を上下動させる手段に代えて、旋回アーム12全体を上
下動させる手段により構成し、旋回駆動装置14側に設
けてもよい。この場合、係合部材13の支軸132を固
定する。そして、係合部材13を上下動させる駆動モー
タ161や、集電子18側から電源につなぐコード17
等は不要となる。
【0017】このようにしてトレー移載機構11を搬送
台車1に搭載する一方、自動車載置用のトレー4におい
て、その下面幅方向の両側所定位置にそれぞれ、トレー
移載機構11の係合部材13が係合可能なアングル状の
ガイド部材5が対にして取り付けられている。これらの
ガイド部材5の両端はそれぞれ、従来例の図8に示した
ように、外側に向けて拡開されて、旋回移動する係合部
材13が確実に嵌合できる構造になっている。以下の説
明では、トレー4下面において、搬送路2側に近い内側
のガイド部材5を第1のガイド部材51と、その反対の
外側のガイド部材5を第2のガイド部材52と称して区
別する。
【0018】次に、この平面往復式駐車装置の動作につ
いて図1から図6を用いて説明する。自動車の入庫また
は出庫に際して、まず、図1中、右側の奥(図1の上
側)に位置する格納室3上のトレー4を取り出し、その
引き出し先と同じ列にあるリフト6に載せるまでの一連
の第1の受け渡し動作について簡単に説明する。この場
合の動作は、前述した特公平7−33734の駆動装置
で行い得るものである。すなわち、搬送台車1を搬送路
2上の右側奥の格納室3前へ移動してから、旋回アーム
12を当該格納室3に向けて旋回することにより係合部
材13をトレー4下面の第1のガイド部材51に係合す
る。続いて、係合部材13がそのガイド部材51に沿っ
て移動しながら、旋回アーム12の旋回とともにトレー
4を旋回アーム12の旋回方向に引き出し、搬送台車1
上に引き込む。トレー4が搬送台車1上に完全に受け渡
しされると、図示されないトレーロック装置によりトレ
ー4が固定される。そして、係合部材13と第1のガイ
ド部材51とを係合したまま、搬送台車1をリフト6の
前へ移動し、移動後、旋回アーム12を戻す方向に旋回
してトレー4を送り出し、リフト6上に載せ替える。な
お、反対に、リフト6から搬送台車1へトレー4を載せ
替えて、リフト6と同じ列の任意の格納室3へ受け渡し
する一連の動作もまた、上記の第1の受け渡し動作と同
様である。さらに、リフト6に代えて、同じ列の格納室
3間でトレー4を受け渡しする場合も同様の第1の受け
渡し動作が行われる。
【0019】次に、図1中、左側の奥に位置する格納室
3上のトレー4を取り出し、引き出し先とは反対の列に
なるリフト6に載せるまでの一連の第2の受け渡し動作
ついて詳しく説明する。
【0020】図1において、まず、搬送台車1が自走に
より搬送路2上を移動し、奥側(図1中、上側)端で停
止される。次に搬送台車1のトレー移載機構11におい
て、サーボモータ14の作動によりその回転軸15が回
転し、旋回アーム12が搬送路2と平行な初期停止位置
から左側の格納室3に向けて旋回していく。旋回アーム
12の先端がその格納室3内に入り、旋回アーム12全
体が格納室3の配列方向に対して直角の位置まで旋回さ
れると、係合部材13がその格納室3上のトレー4の下
面第1のガイド部材51の一端に入り込む。図3に示す
ように、係合部材13がそのガイド部材51に沿って移
動し、旋回アーム12の旋回とともにトレー4を旋回ア
ーム12の旋回方向に引き出し、搬送台車1上に引き込
んでいく。旋回アーム12がトレー4の長手方向に対し
て平行な位置まで旋回したところで、係合部材13はト
レー4の第1のガイド部材51の終端近くに達し、そこ
から旋回アーム12の旋回に伴い、係合部材13が第1
のガイド部材51上を戻る方向に移動する。このように
して、旋回アーム12はトレー4が搬送台車1上に完全
に移し替えられる位置まで旋回して停止される。。そし
て、トレー4が図示されないロック手段によりロックさ
れ、その状態が固定される。
【0021】このようにしてトレー4が搬送台車1上に
載せられると、図4に示すように、今度は搬送台車1が
自走により搬送路2上をリフト6方向に移動される。搬
送台車1の移動中、トレー移載機構11において係合部
材13の上下駆動装置16が作動を開始する。すなわ
ち、駆動モータ161の作動により、駆動軸162が下
方向に移動し、駆動軸162に連結された係合部材13
の支軸132が旋回アーム12の下面側に下降してい
く。この支軸132の下降によりローラ131が下方向
へ、旋回アーム12の上面位置まで下がって、第1のガ
イド部材51との係合が解除され、駆動モータ161の
作動が停止される。このようにして係合部材13とトレ
ー4との係合が外れると、今度はサーボモータ14の作
動により旋回アーム12がトレー4の引き込み時とは反
対の方向に向けて旋回され、ローラ131と他方の第2
のガイド部材52と交差したところで旋回を停止され
る。そして、再び上下駆動装置16の駆動モータ161
の作動により、駆動軸162を上方向に移動して、係合
部材13の支軸132を旋回アーム12の上面上に上昇
させ、ローラ131を第2のガイド部材52に下方から
挿入し、係合する。このとき、ローラ131が円錐台
状、すなわち下部から上部に向けて漸次縮径するテーパ
状であるから、旋回アーム12の停止位置と第2のガイ
ド部材52直下の位置とに多少のずれが生じていても、
係合部材13と第2のガイド部材52とのスムーズな係
合が得られる。
【0022】搬送台車1の移動中、このように係合部材
13が第1のガイド部材51から第2のガイド部材52
へ係合を切り替えられ、搬送台車1がリフト6前に到達
したところで走行を停止される。続いて、トレー4のロ
ックが解除される。次いで、トレー移載機構11におい
て、サーボモータ14の作動により旋回アーム12がリ
フト6方向に向けて旋回し、旋回アーム12の旋回とと
もに係合部材13が第2のガイド部材52に沿って移動
し、旋回アーム12の旋回方向に向けてトレー4を送
り、搬送台車1からリフト6へ送り出していく。旋回ア
ーム12がトレー4の長手方向に対して平行な位置まで
旋回したところで、係合部材13は第2のガイド部材5
2の終端近くに達し、そこから旋回アーム12の旋回に
伴い、係合部材13がガイド部材52上を戻る方向に移
動する。図5に示すように、旋回アーム12がトレー4
を送り出していき、旋回アーム12が所定の旋回角度ま
で旋回したところで、トレー4がリフト6上に完全に移
し替えられる。同時に係合部材13がトレー4の第2の
ガイド部材52から外れ、旋回アーム12は搬送台車1
上の初期の停止位置まで旋回して停止される。なお、左
側の列から右側の列へ移動されたトレー4は第1および
第2のガイド部材51、52の関係が逆になる。すなわ
ち、その移動後において搬送路2に近い内側の方が第1
のガイド部材51であり、その反対の外側の方が第2の
ガイド部材52であり、移動前とは逆になる。
【0023】なお、図6に、左側の列の奥に位置する格
納室3から右側の列の手前の格納室3へトレー4を移し
替える動作例を例示している。この場合の一連の動作に
おいてもまた、装置各部が上記と同様の第2の受け渡し
動作を行う。
【0024】また、反対に、リフト6から搬送台車1へ
トレー4を載せ替えて、リフト6と異なる列の格納室3
へ受け渡しする一連の動作や、リフト6に代えて、異な
る列の格納室3間でトレー4を受け渡しする一連の動作
もまた同様である。
【0025】このように上記実施の形態によれば、リフ
ト6を格納室3の列の任意の一箇所に設置し、搬送路1
2上を往復走行する搬送台車1にトレー移載機構11を
構成して、その係合部材13と第1のガイド部材51と
を係合する旋回アーム12の旋回により、トレー4を格
納室3またはリフト6から搬送台車1へ引き出してか
ら、係合部材13と第1のガイド部材51との係合のま
ま旋回アーム12をトレー4の引き出し先と同じ列のリ
フト6または格納室3に向けて旋回することにより、ト
レー4を引き出し先と同じ列のリフト6または格納室3
へ送り出す第1の受け渡し動作と、係合部材13を第1
のガイド部材51から第2のガイド部材52へ係合を切
り替えて旋回アーム12をトレー4の引き出し先とは反
対側の列のリフト6または格納室3に向けて旋回するこ
とにより、トレー4を引き出し先とは反対側の列のリフ
ト6または格納室3へ送り出す第2の受け渡し動作とを
取り得るようにしているので、搬送台車1に設けたトレ
ー移載機構11のみで、同じ列の格納室3間でのトレー
14の出し入れや、異なる列相互の格納室3間でのトレ
ー4の出し入れ、さらにリフト6への移送などを自在に
行うことができ、駐車装置全体として自動車のより迅速
で円滑な入出庫を行うことができる。
【0026】したがって、この装置構成によれば、リフ
ト6の位置を格納室3の列の任意の箇所に設置すること
ができるので、自動車の乗り入れ階をビルなどの一角に
効率的に設定してビル側の有効スペースを確保するな
ど、駐車装置全体を設置空間に効率よく設置することが
でき、また、リフト6と搬送台車1との間でトレー4の
移し替えを行うための別の駆動装置を必要としないの
で、駐車装置全体として、簡単な構造を実現し、コスト
の低減を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記実施の形態から明らかなよ
うに、リフトを格納室の列の任意の位置に設置し、搬送
台車に備えたトレー移載機構により、トレーを格納室ま
たはリフトから搬送台車へ引き出してから、トレーを引
き出し先と同じ列のリフトまたは格納室へ送り出す第1
の受け渡し動作と、トレーを引き出し先とは反対側の列
のリフトまたは格納室へ送り出す第2の受け渡し動作と
を取り得るようにしているので、自動車の乗り入れ階を
ビルなどの一角に効率良く設定し、ビル側にデッドスペ
ースの発生を無くすなど、設置空間の効率的な利用を図
り、搬送台車と各格納室およびリフトとの間でトレーの
受け渡しを自在に行え、駐車装置全体として簡単な構造
を実現し、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における平面往復式駐車
装置の平面図
【図2】同駐車装置の搬送台車に搭載したトレー移載機
構の側面図
【図3】同駐車装置においてトレー移載機構のトレー引
き込み動作の一部を示す平面図
【図4】同駐車装置において、搬送台車の移動中、トレ
ー移載機構の係合部材が第1のガイド部材から第2のガ
イド部材へ係合を切り替える一連の動作を示す平面図
【図5】同駐車装置においてトレー移載機構のトレー送
り出し動作の一部を示す平面図
【図6】同駐車装置においてトレー移載機構の別のトレ
ー受け渡し動作を示す平面図
【図7】従来の平面往復式駐車装置の平面図
【図8】同駐車装置に利用するトレー移載装置の平面図
【符号の説明】
1 自走式の搬送台車 2 搬送路 201 一対のレール 3 格納室 4 自動車載置用のトレー 5 ガイド部材 51 第1のガイド部材 52 第2のガイド部材 6 リフト 7 昇降路 11 トレー移載機構 12 旋回アーム 12a 挿通穴 13 係合部材 131 ローラ 132 支軸 14 サーボモータ(旋回駆動装置) 15 回転軸 16 上下駆動装置 161 駆動モータ 162 駆動軸 17 電源用のコード 18 集電子 19 給電子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路上を往復走行し、自動車載置用の
    トレーを搬送する搬送台車と、搬送路の両側に沿って一
    列に配列されてそれぞれにトレーを配置された複数の格
    納室と、入出庫階と格納階層との間でトレーを昇降移送
    するリフトと、搬送台車と各格納室またはリフトとの間
    でトレーを受け渡しするトレー移載機構とを備えた平面
    往復式駐車装置において、 リフトを格納室の列の任意の一箇所に設置し、 トレー移載機構を、搬送台車上の幅方向の中央部に旋回
    中心を設定して水平方向に旋回可能に配置され、先端部
    が格納室側に所要寸法だけ突出した長さを有する旋回ア
    ームと、旋回アームの先端に設けられた係合部材と、旋
    回アームを旋回駆動する旋回駆動装置と、係合部材を上
    下方向に変位させて係合離脱させる上下駆動装置とによ
    り構成するとともに、 各トレー下面の両側に、係合部材が係合可能なガイド部
    材を対にして配設し、 各トレーをリフト、搬送台車および格納室間で移載可能
    としたことを特徴とする平面往復式駐車装置。
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