JP3059970B2 - 電力線搬送通信制御装置 - Google Patents

電力線搬送通信制御装置

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JP3059970B2
JP3059970B2 JP2181839A JP18183990A JP3059970B2 JP 3059970 B2 JP3059970 B2 JP 3059970B2 JP 2181839 A JP2181839 A JP 2181839A JP 18183990 A JP18183990 A JP 18183990A JP 3059970 B2 JP3059970 B2 JP 3059970B2
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紀之 久代
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Mitsubishi Electric Lighting Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、制御信号を出力する機器制御用送信機
と、機器制御用送信機に商用電力線を介して接続された
機器制御用受信機と、機器制御用受信機に接続された負
荷と、を備え、機器制御用送信機から負荷制御データな
どを含む搬送高周波で変調された通信フレームを商用電
力線に重畳して搬送する電力線搬送通信制御装置に関す
る。
[従来の技術] 第1図は、例えば特開昭56−86043号公報に記載され
ている従来の電力線搬送通信制御装置を示すブロック図
であり、電力線搬送通信制御装置(1)は、負荷制御デ
ータなどを含む搬送高周波で変調された通信フレームを
商用電力線(3)に重畳して送出する機器制御用送信機
(2)を有しており、機器制御用送信機(2)には商用
電力線(3)を介して複数の機器制御用受信機(4)が
接続されており(第2図参照)、機器制御用受信機
(4)にはそれぞれ負荷(5)が接続されている。
そして、機器制御用送信機(2)は、商用電源(6)
を整流して波形成形しかつ商用電源(6)の半サイクル
に対応する同期信号を出力する同期回路(7)を有して
おり、同期回路(7)には、同期信号に基づいて制御信
号を出力する伝送制御回路(8)が接続されている。
更に、伝送制御回路(8)には、送受信回路(9)お
よび操作部(10)が接続されており、送受信回路(9)
には、伝送制御回路(8)より出力される制御信号を電
力線(3)に重畳する結合回路(11)が接続されてい
る。
また、機器制御用受信機(4)は、商用電源(6)を
整流して波形成形しかつ商用電源(6)の半サイクルに
対応する同期信号を出力する同期回路(7)を有してお
り、同期回路(7)には、同期信号に基づいて制御信号
を出力する伝送制御回路(8)が接続されている。
更に、伝送制御回路(8)には、送受信回路(9)が
接続されており、かつトランジスタ(12)を介して負荷
(5)への電力供給をON・OFFするリレー(13)が接続
されている。送受信回路(9)には、伝送制御回路
(8)より出力される制御信号を電力線(3)に重畳す
る結合回路(11)が接続されている。
また、制御信号のフォーマットは、第3図に示すよう
に、優先コード(15)、自己アドレス(16)、相手アド
レス(17)、制御コード(18)、システムコード(1
9)、データ長(20)、データ(21)、フレームチェッ
クコード(22)、ACK/NAK(23)からなっており、ACK/N
AK(23)が送られてから次のフォーマットまでの間には
所定の休止期間が設けられている。
そして、制御信号は、第4図に示すように、商用電源
(6)の半サイクル期間の後半部に搬送高周波が存在す
る場合をデータ“1"、前半部のみに搬送高周波が存在す
る場合をデータ“0"としたものである。
次に動作について説明する。
機器制御用送信機(2)から機器制御用受信機No.1
(4)に接続されている負荷(5)を制御されるための
フレーム1の制御信号が電力線(3)に送出されると、
機器制御用受信機No.1(4)の伝送制御回路(8)はフ
レーム1の制御信号の相手アドレス(17)から自己宛て
の制御信号であると判断し、この制御信号を受信する。
この際、機器制御用受信機No.2(4)の伝送制御回路
(8)はフレーム1の制御信号の相手アドレス(17)か
ら自己宛ての制御信号でないと判断し、この制御信号を
受信しない。
そして、機器制御用受信機No.1(4)の伝送制御回路
(8)はこの制御信号に基づき負荷(5)を制御し、AC
K(23)を返送する。
同様に、機器制御用受信機No.2(4)に接続されてい
る負荷(5)を制御されるためのフレーム2の制御信号
が電力線(3)に送出されると、機器制御用受信機No.2
(4)の伝送制御回路(8)はフレーム2の制御信号の
相手アドレス(17)から自己宛ての制御信号であると判
断し、この制御信号を受信する。
この際、機器制御用受信機No.1(4)の伝送制御回路
(8)はフレーム2の制御信号の相手アドレス(17)か
ら自己宛ての制御信号でないと判断し、この制御信号を
受信しない。
そして、機器制御用受信機No.2(4)の伝送制御回路
(8)はこの制御信号に基づき負荷(5)を制御し、AC
K(23)を返送する(第5図参照)。
[発明が解決しようとする課題] 従来の電力線搬送通信制御装置は、以上のように構成
されているので、機器制御用受信機(4)が制御フレー
ムを受信して、負荷制御を行う際に、電力線(3)のイ
ンピーダンスが低下し、ノイズが発生し、伝送特性が劣
化し、これにより伝送不能(信号伝達不能)、通信エラ
ーが発生し、システム制御の障害となっていた。
この発明は、上記のような課題を解消するためになさ
れたもので、伝送不能(信号伝達不能)、通信エラーの
発生を防止し、システム制御の障害を引き起こさない電
力線搬送通信制御装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係わる電力線搬送通信制御装置は、制御信
号を出力する機器制御用送信機と、機器制御用送信機に
商用電力線を介して接続する機器制御用受信機と、機器
制御用受信機に接続する負荷とを備え、機器制御用送信
機から負荷の制御データなどを含む搬送高周波で変調さ
れた通信フレームを商用電力線に重畳して搬送する電力
線搬送通信制御装置において、機器制御用受信機は通信
フレームから次の通信フレームまでの間に所定の休止期
間を設ける休止期間手段と、休止期間手段で設けられた
休止期間を検出する休止期間検出手段と、休止期間検出
手段からの信号に基づいて負荷を制御する制御手段とを
具備したものである。
[作用] この発明における電力線搬送通信制御装置は、機器制
御用送信機より制御信号を出力し、機器制御用送信機に
商用電力線を介して接続された機器制御用受信機により
制御信号を受信し、機器制御用受信機に設けられた休止
期間検出手段により通信フレームから次ぎの通信フレー
ムまでの休止期間を検出し、機器制御用受信機に設けら
れた制御手段により休止期間検出手段からの信号に基づ
き通信フレームの休止期間に負荷を制御する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
電力線搬送通信制御装置(1)は、第1図に示すよう
に、負荷制御データなどを含む搬送高周波で変調された
通信フレームを商用電力線(3)に重畳して送出する機
器制御用送信機(2)を有しており、機器制御用送信機
(2)には商用電力線(3)を介して複数の機器制御用
受信機(4)が接続されており(第2図参照)、機器制
御用受信機(4)にはそれぞれ負荷(5)が接続されて
いる。
そして、機器制御用送信機(2)は、商用電源(6)
を整流して波形成形しかつ商用電源(6)の半サイクル
に対応する同期信号を出力する同期回路(7)を有して
おり、同期回路(7)には、同期信号に基づいて制御信
号を出力する伝送制御回路(8)が接続されている。
更に、伝送制御回路(8)には、送受信回路(9)お
よび操作部(10)が接続されており、送受信回路(9)
には、伝送制御回路(8)より出力される制御信号を電
力線(3)に重畳する結合回路(11)が接続されてい
る。
また、機器制御用受信機(4)は、商用電源(6)を
整流して波形成形しかつ商用電源(6)の半サイクルに
対応する同期信号を出力すると共に休止期間には同期信
号を出力しない休止期間検出手段としての同期回路
(7)を有しており、同期回路(7)には、同期信号に
基づいて制御信号を出力する制御手段としての伝送制御
回路(8)が接続されている。
更に、伝送制御回路(8)には、送受信回路(9)が
接続されており、かつトランジスタ(12)を介して負荷
(5)への電力供給をON・OFFするリレー(13)が接続
されている。送受信回路(9)には、伝送制御回路
(8)より出力される制御信号を電力線(3)に重畳す
る結合回路(11)が接続されている。
また、制御信号のフォーマットは、第3図に示すよう
に、優先コード(15)、自己アドレス(16)、相手アド
レス(17)、制御コード(18)、システムコード(1
9)、データ長(20)、データ(21)、フレームチェッ
クコード(22)、ACK/NAK(23)からなっており、ACK/N
AK(23)が送られてから次のフォーマットまでの間には
所定の休止期間が設けられている。
そして、制御信号は、第4図に示すように、商用電源
(6)の半サイクル期間の後半部に搬送高周波が存在す
る場合をデータ“1"、前半部のみに搬送高周波が存在す
る場合をデータ“0"としたものである。
ついで、本実施例の作用を第6図のフローチャートに
沿って説明する。
電源投入後、機器制御用受信機(4)の伝送制御回路
(8)は機器制御用送信機(2)から負荷制御要求の有
無を判断し(ステップS1)、機器制御用送信機(2)か
ら負荷制御要求があると判断した場合、例えば機器制御
用送信機(2)から機器制御用受信機No.1(4)に接続
されている負荷(5)を制御されるためのフレーム1の
制御信号が電力線(3)に送出されると、機器制御用受
信機No.1(4)の伝送制御回路(8)はフレーム1の制
御信号の相手アドレス(17)から自己宛ての制御信号で
あると判断し、この制御信号を受信し、ACK(23)を返
送する。
この際、機器制御用受信機No.2(4)の伝送制御回路
(8)はフレーム1の制御信号の相手アドレス(17)か
ら自己宛ての制御信号でないと判断し、この制御信号を
受信しない。
そして、機器制御用受信機No.1(4)の伝送制御回路
(8)は、同期回路(7)からの信号に基づき、休止期
間中か否か判断し(ステップS2)、休止期間中であると
判断した場合、リレー制御信号を出力してリレー(13)
をONさせる(ステップS3)。
そして、リレー(13)のONにより負荷(5)は動作す
る。
同様に、機器制御用受信機No.2(4)に接続されてい
る負荷(5)を制御されるためのフレーム2の制御信号
が電力線(3)に送出されると、機器制御用受信機No.2
(4)の伝送制御回路(8)はフレーム2の制御信号の
相手アドレス(17)から自己宛ての制御信号であると判
断し、この制御信号を受信すし、ACK(23)を返送する
(第5図参照)。
この際、機器制御用受信機No.1(4)の伝送制御回路
(8)はフレーム2の制御信号の相手アドレス(17)か
ら自己宛ての制御信号でないと判断し、この制御信号を
受信しない。
そして、機器制御用受信機No.2(4)の伝送制御回路
(8)はこの制御信号に基づき負荷(5)を制御する。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、休止期間検
出手段により通信フレームから次ぎの通信フレームまで
の休止期間を検出して通信フレームの休止期間に負荷を
制御するように構成したので、負荷制御を行う際に、ノ
イズが発生しても伝送特性が劣化することを防止でき、
これにより伝送不能(信号伝達不能)、通信エラーが発
生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例による電力線
搬送通信制御装置の構成を示すブロック図、第3図は制
御信号のフレームフォーマットを示す図、第4図は制御
信号のタイミングを示す図、第5図は通信シーケンスを
示す図、第6図はこの発明の作用を示すフローチャート
図である。 図において、(2)は機器制御用受信機、(3)は電力
線、(4)は機器制御用受信機、(5)は負荷、(7)
は同期回路、(8)は伝送制御回路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皆川 良司 神奈川県鎌倉市大船2丁目14番40号 三 菱電機株式会社生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−223235(JP,A) 特開 平1−103097(JP,A) 特開 昭56−86043(JP,A) 特開 昭61−121541(JP,A) 特開 昭63−141418(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/02 H04B 3/54 H04Q 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号を出力する機器制御用送信機と、
    この機器制御用送信機に商用電力線を介して接続する機
    器制御用受信機と、この機器制御用受信機に接続する負
    荷とを備え、機器制御用送信機から前記負荷の制御デー
    タなどを含む搬送高周波で変調された通信フレームを前
    記商用電力線に重畳して搬送する電力線搬送通信制御装
    置において、前記機器制御用受信機は通信フレームから
    次の通信フレームまでの間に所定の休止期間を設ける休
    止期間手段と、この休止期間手段で設けられた休止期間
    を検出する休止期間検出手段と、この休止期間検出手段
    からの休止信号に基づいて負荷を制御する制御手段とを
    具備したことを特徴とする電力線搬送通信制御装置。
JP2181839A 1990-07-10 1990-07-10 電力線搬送通信制御装置 Expired - Lifetime JP3059970B2 (ja)

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JP2009100469A (ja) * 2007-09-26 2009-05-07 Daikin Ind Ltd 負荷の駆動方法及び負荷駆動装置
JP4654315B1 (ja) 2009-12-22 2011-03-16 日清食品ホールディングス株式会社 即席麺およびその製造方法

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