JP2830484B2 - 中継増幅装置 - Google Patents

中継増幅装置

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JP2830484B2
JP2830484B2 JP3016306A JP1630691A JP2830484B2 JP 2830484 B2 JP2830484 B2 JP 2830484B2 JP 3016306 A JP3016306 A JP 3016306A JP 1630691 A JP1630691 A JP 1630691A JP 2830484 B2 JP2830484 B2 JP 2830484B2
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泰生 藤村
克典 谷江
正己 和田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分散化して配置された機
器間での通信制御装置、特に電力線搬送制御装置に附加
される中継増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、商用電力線を通信伝送路として用
いる電力線搬送制御装置が実用されている。これは電力
線の商用周波電圧上にこれにより十分高い周波数の通信
用信号電圧(キャリア)を重畳させて通信を行うもの
で、制御用の特別な配線が不必要なことから設置にとも
なう手間や費用が小さいという特徴を持つ。
【0003】しかしながら、このような電力線搬送制御
装置において伝送距離が長くなると、その間の通信伝送
路(商用電力線)のインピダンスによって信号強度の減
衰が生じ、通信の信頼度が低下することがある。そこで
所定の伝送距離における通信の信頼度を確保するため
に、従来から、通信伝送路に、減衰した信号を増幅する
中継増幅装置を附加することが提案されている。
【0004】以下、従来の中継増幅装置について、図2
および図3を参照しながら説明する。
【0005】図2の1は通信伝送路となる商用電力線、
2は商用電力線1に接続されている端末機器で、制御機
器3からの信号を受信して、負荷となる電気機器4を制
御し、または電気機器4の負荷状態を検知して、制御機
器3に送信する。制御機器3は、端末機器2に電気機器
4を制御する命令を伝える通信電文を構成する信号を送
信し、または端末機器2からの負荷状態を伝える信号を
受信して、モニタ表示する。5は中継増幅装置で、通信
伝送路上にキャリアを送受信する通信手段6と、ビット
中継増幅判定手段7を有している。
【0006】電力線搬送制御装置の通信方式は、商用電
源電圧波形のゼロクロスポイントを基準に、2つの異な
る特定位相位置に所定時間長のキャリアを重畳すること
により“0”,“1”を定義するパルス位置変調による
デジタル信号によるものが一般的である。ビット中継増
幅判定手段7は、各ビット毎に、通信手段6が受信した
キャリアが商用電源電圧波形の所定の位相点から一定時
間(T)内に所定のキャリア数(C)がカウントされた
とき、所定時間長のキャリアの残りの部分を増幅送信す
る指示を、通信手段に与える。これにより、中継増幅装
置5の接続点における商用電力線上の信号強度が減衰し
ていても、中継増幅装置5の受信感度以上であれば、キ
ャリアは所定時間長の残りの部分が増幅され、信号は一
層遠距離迄伝送される。
【0007】図3にそのときの通信伝送路上の状態を示
す。1は、受信信号の所定のキャリア数(=C)が所定
の位相点からの一定期間内(=T)に受信されたので中
継増幅信号を通信伝送路上に送信することを示してい
る。2は、受信信号の所定のキャリア数(=C)が一定
期間(=T)を越えて受信されたので中継増幅機能が働
かないことを示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、各ビット毎に、所定の位相点からの一
定期間内で所定のキャリア数がカウントされればビット
中継増幅機能が働くため、信号だけでなくノイズでも中
継増幅する問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、信号とノイズの識別を明確にして中継増幅の実施,
非実施を決定することにより、より信頼度の高い通信制
御を可能とする中継増幅装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の中継増幅装置は、通信伝送路上にキャリア
を送受信する通信手段と、前記通信手段で受信したキャ
リアの各ビット毎に最初の一定期間内でキャリアの存在
を判定して残りの部分を増幅送信するよう前記通信手段
に指示を与えるビット中継増幅判定手段と、パケット毎
に電文が通信規約に基づいて正常であるかどうか判定す
る パケット判定手段と、連続した衝突ビットが存在す
ることを検出する連続衝突ビット検出手段と、キャリア
が存在しない空きビットが一定数連続して存在したこと
を確認する空きビットカウント手段と、前記パケット判
定手段がパケット毎に電文が通信規約に反する判定した
ときまたは前記連続衝突ビット検出手段が連続した衝突
ビットを検出したときは中継増幅送信の非実施を、ま
た、前記パケット判定手段がパケット毎に電文が正常で
あると判定したときまたは前記空きビットカウント手段
が空きビットが一定数連続して存在したことを確認した
ときは中継増幅送信の実施を、前記通信手段に指示する
中継増幅実施記憶手段を有する。
【0011】
【作用】この構成によって、本発明の中継増幅装置は、
ビット中継増幅判定手段がキャリアのある各ビット毎に
増幅送信を通信手段に指示するが、そのキャリアが電文
を構成する信号があるか、ノイズであるのかを、パケッ
ト判定手段と連続衝突ビット検出手段によって判定さ
れ、ノイズであるときには中継増幅実施記憶手段を通し
てその増幅送信の非実施が指示される。増幅送信の再開
は、パケット判定手段が正常な電文パケットを確認した
とき、または、空きビットカウント手段が一定数の連続
空きビットを検出して、キャリアが一定期間存在しなか
ったことを確認したとき、中継増幅実施記憶手段を通し
て指示される。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0013】図1において、通信伝送路として利用して
いる商用電力線11には端末機器12と制御機器13と
中継増幅装置15および端末機器12を介して電気機器
14が接続されている。
【0014】中継増幅装置15は、通信手段16と、ビ
ット中継増幅判定手段17と、中継増幅実施記憶手段1
8と、パケット判定手段19と、連続衝突ビット検出手
段20と、空きビットカウント手段21を有している。
【0015】以上のように構成された中継増幅装置につ
いて、その動作を説明する。ビット中継増幅判定手段1
7によって通信手段16が受信したキャリアの各ビット
毎に最初の一定期間内でキャリアの存在を判定して残り
の部分を増幅送信するよう通信手段16に指示を与える
動作は、従来例で説明したところと同じである。しかし
ながら、通信手段16がキャリアと同じ周波数のノイズ
を受信したときにも、同様の動作によって増幅送信する
ことは望ましくない。そこで通信手段16が受信したキ
ャリアは、ビット中継増幅判定手段17に送られると同
時に、パケット判定手段19,連続衝突ビット検出手段
20,空きビットカウント手段21にも送られる。パケ
ット判定手段19は、このキャリアによって構成される
電文をパケット毎に通信規約に基づいて解析し、電文の
途中切れ、電文長のオーバー、またはサムチェックエラ
ーなど通信規約に反することがないかどうかを判定す
る。また、連続衝突ビット検出手段20は、前記キャリ
アによって構成される電文に連続した衝突ビットがない
かどうかを検出する。そして、前記通信規約違反があっ
たとき、または、連続衝突ビットが検出されたときは、
このキャリアはノイズであると判断して中継増幅実施記
憶手段18を通して通信手段16に増幅送信の非実施が
指示される。これは本実施例における通信規約として衝
突検出後送信を停止する(=CSMA/CD)方式を採
用しているため、ノイズでない正規の信号においては連
続した衝突ビットは有り得ないからである。
【0016】次に増幅送信の再開は、空きビットカウン
ト手段21が、ノイズが停止したと判定してよい一定数
(実施例では2ビット)の空きビットを確認したとき、
または、パケット判定手段19が通信規約に反しない正
常な電文を確認したときに、中継増幅実施記憶手段18
を通して通信手段16に増幅送信の実施を指示すること
により行われる。
【0017】以上のように本発明の実施例の中継増幅装
置によれば通信手段16と、ビット中継増幅判定手段1
7と、中継増幅実施記憶手段18と、パケット判定手段
19と、連続衝突ビット検出手段20と、空きビットカ
ウント手段21を有することにより、信号とノイズの識
別を明確に行い、ノイズは増幅送信することなく、信号
のみを増幅送信することができる。
【0018】なお、本発明の実施例において、通信伝送
路として利用している商用電力線11には、電気機器1
4を接続した端末機器12と、制御機器13と、中継増
幅装置15をそれぞれ独立して1台づつ接続して説明し
たが、電力線搬送制御装置では、端末機器と制御機器は
それぞれ複数台接続されることが一般的であり、中継増
幅装置も必要により複数台接続してもよい。また、中継
増幅装置15と同じ構成と機能は、制御機器,端末機器
あるいは商用電力線11に接続されるその他の機器のい
づれか、または、複数の機器に付加してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の中継増幅装置は、
通信手段,ビット中継増幅判定手段,中継増幅実施記憶
手段,パケット判定手段,連続衝突ビット検出手段,空
きビットカウント手段とを有することにより、信号とノ
イズの識別を明確にして信号のみの中継増幅送信ができ
るので、これにより電力線搬送制御装置の伝送距離が長
く、途中で信号強度の減衰が生じても、本発明の中継増
幅装置を通信伝送路上の、その受信感度以上の信号強度
をもつ点に接続することによって、SIN比の大きく信
頼度の高い優れた通信制御を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における中継増幅装置のブロ
ック図
【図2】従来例の中継増幅装置のブロック図
【図3】従来例の中継増幅装置の動作説明のための電気
信号図
【符号の説明】
11 商用100V電力線(伝送通信路) 12 端末機器 13 制御機器 15 中継増幅装置 16 通信手段 17 ビット中継増幅判定手段 18 中継増幅実施記憶手段 19 パケット中継増幅判定手段 20 連続衝突ビットカウント手段 21 空きビットカウント手段
フロントページの続き (72)発明者 中村 真二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−149229(JP,A) 特開 昭62−287724(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 3/00 - 3/02 H04B 3/50 - 3/58 H04Q 9/00 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信伝送路上にキャリアを送受信する通
    信手段と、前記通信手段が受信したキャリアの各ビット
    毎に最初の一定期間内でキャリアの存在を判定して残り
    の部分を増幅送信するよう前記通信手段に指示を与える
    ビット中継増幅判定手段と、中継増幅実施記憶手段と、
    パケット毎に電文が通信規約に基づいて正常であるかど
    うか判定するパケット判定手段と、連続した衝突ビット
    が存在することを検出する連続衝突ビット検出手段と、
    キャリアが存在しない空きビットが一定数連続して存在
    したことを確認する空きビットカウント手段とを有し、
    前記中継増幅実施記憶手段は、前記パケット判定手段が
    パケット毎に電文が通信規約に反すると判定したときま
    たは前記連続衝突ビット検出手段が連続した衝突ビット
    を検出したときは中継増幅送信の非実施を、また、前記
    パケット判定手段が電文が正常であると判定したときま
    たは前記空きビットカウント手段が一定数の連続空きビ
    ットを確認したときは中継増幅送信の実施を、前記通信
    手段に指示する中継増幅装置。
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