JPH0993273A - 共通線式通信装置 - Google Patents

共通線式通信装置

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JPH0993273A
JPH0993273A JP7243306A JP24330695A JPH0993273A JP H0993273 A JPH0993273 A JP H0993273A JP 7243306 A JP7243306 A JP 7243306A JP 24330695 A JP24330695 A JP 24330695A JP H0993273 A JPH0993273 A JP H0993273A
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JP
Japan
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terminal
controller
signal
cpu
phase modulation
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Withdrawn
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JP7243306A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kanematsu
秀年 兼松
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キヤリヤセンス後の送信の衝突検出をせずに信
号が伝送できる。 【解決手段】制御機MA1に共通線式の幹線L1で接続さ
れた複数の端末FS 1〜FS16を設け、制御機は、端末
からの位相変調信号f1〜f16による送信データF1〜F16
を受信する制御機位相復調回路3、端末からの送信デー
タを受信して受信確認データFDを制御機位相変調回路2
を介して返送する制御機CPU4、を有し、端末のそれ
ぞれは、制御機へ送信データを送信する位相変調信号を
生成する端末位相変調回路14、制御機からの受信確認
データを受信する端末位相復調回路12、制御機からの
受信確認データを受信して送信データの送信を停止する
端末CPU16、端末CPUに送信データを発生するた
めの信号を送信する信号源15、端末位相変調回路と端
末幹線インタフェース11との間に端末位相変調回路か
らの出力レベルを端末CPUにより送信時毎に可変する
出力レベル可変増幅回路13を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は共通線式通信装置に
係わり、特に、キヤリヤセンス後の送信の衝突検出をせ
ずに信号が伝送できる共通線式通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示す共通線式通信装置
が提案されている。この共通線式通信装置は、制御機M
2と複数の端末FS31〜FS46(説明のため端末を火
災報知器とし、端末の数を16とする)を有し、制御機
MA2の端子T50と火災報知器FS31〜FS46の端子T
31〜T46は幹線L2に共通線方式で接続されている。
【0003】制御機MA2は制御機幹線インターフェー
ス31、制御機位相変調回路32、制御機位相復調回路
33、制御機CPU34、表示板駆動回路35、表示板
36を有し、端子T50が接続されている制御機幹線イン
ターフェース31の入力側は制御機位相変調回路32の
出力側が接続され、制御機位相変調回路32の入力側は
制御機CPU34の制御出力側が接続されている。
【0004】制御機幹線インターフェース31の出力側
は、制御機位相復調回路33を介して制御機CPU34
の制御入力側と接続され、制御機CPU34の表示制御
側は表示板駆動回路35を介して表示板36と接続され
ている。火災報知器FS31〜FS46は端末幹線インター
フェース41、端末位相復調回路42、端末位相変調回
路43、端末CPU45、信号源(火災感知器)44を
有し、端子T31〜T46が接続されている端末幹線インタ
ーフェース41の入力側は端末位相変調回路43の出力
側が接続され、端末位相変調回路43の入力側は端末C
PU45の制御出力側が接続されている。
【0005】端末幹線インターフェース41の出力側
は、端末位相復調回路42を介して端末CPU45の制
御入力側と接続され、端末CPU45の火災感知器側は
火災感知器44の出力側と接続されている。このような
共通線式通信装置における端末の動作フローを図5に示
す。図4に示すように、任意の場所に配置された端末F
31〜FS46において、端末FS31の場所で火災が発生
した場合(図5の)、火災感知器44が動作し、端末
CPU45へ火災が発生したことを知らせる。
【0006】端末CPU45が火災を知らされると端子
31、端末幹線インターフェース41、端末位相復調回
路42を介して幹線L2に信号が伝送されていないこと
を確認(図5の)する。以下、この確認をキャリアセ
ンスという。幹線L2に信号が無いならば、待ち時間
(W1)後、端末位相変調回路43により火災発生デー
タF31をFSK信号f31(位相変調信号)に変調し、端
末幹線インターフェース41、及び端子T31を介して幹
線L2に送信する。この時、端末CPU45は、 端子T
31、端末幹線インターフェース41、端末位相復調回路
42を介して幹線L2に出力したFSK信号f31が異常
でないかを確認(図5の)している。以下、この確認
を衝突検出という。
【0007】これはキャリアセンス時に幹線L2に信号
がなくても、送信開始までの間に他の火災センサFS32
〜FS46が信号を送信している可能性があるためで、も
しも衝突が起こったならば直ちに送信を停止して、待ち
時間(W2)後に再送動作(図5の)に入る。なお、
キャリアセンス(図5の)から再送信フロー(図5の
)までのフローをCSMA/CD(Carrier Sense Mu
ltiple Access with Collision Detector)方式とい
う。
【0008】制御機MA2の制御機CPU34はこのF
SK信号f31を端子T50、制御機幹線インターフェース
31で受信し、制御機位相復調回路33で復調したデー
タF3 1により火災発生を確認すると、受信完了データF30
を制御機位相変調回路32によりFSK信号f30に変調
し、制御機幹線インターフェース31、端子T50及び幹
線L2を介して端末FS31に送信する。
【0009】端末FS31は、このFSK信号f30を受信
することで(図5の)、制御機MA2にFSK信号f
31が届いたことを確認できる。また制御機CPU34は
FSK信号f31を受信したときに、表示板駆動回路35
を制御し、FSK信号f31を復調したデータF31により
表示板36に火災が発生したことを示す表示をする。
【0010】なお、図5の待ち時間W1、W2は幹線L2
のトラフィックに応じて適宜に定める。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の共通線式通信装
置では、複数の火災センサが火災発生信号を送信しよう
とする時に信号が衝突しやすくなり、また再送動作に入
ると幹線に信号送信待ちしている火災センサの数は増加
する傾向にあるため、さらに衝突しやすくなってしま
う。
【0012】このような問題により、衝突を回避する手
段として幹線に信号がないことを検出するキャリアセン
スや、再送するタイミングをずらして送信するような操
作を付加して、信号の衝突回避をしなければならないと
いう欠点がある。本発明はこのような従来の欠点を解消
するためになされたもので、キャリアセンス後の信号の
送信に衝突検出しなくても信号が伝送できる共通線式通
信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明による共通線式通信装置は、制御機、複数
の端末をそれぞれの制御機幹線インターフェース、端末
幹線インターフェースを介し共通線幹線を経由して接続
し、制御機は、制御機幹線インターフェースに、端末へ
受信確認データを送信する位相変調信号を生成する制御
機位相変調回路を介して接続され、制御機幹線インター
フェースから、端末からの位相変調信号による送信デー
タを受信する制御機位相復調回路を介して接続され端末
からの送信データを受信して受信確認データを送信する
制御機CPUを有し、端末のそれぞれは、端末幹線イン
ターフェースに、制御機へ送信データを送信する位相変
調信号を生成する端末位相変調回路を介して接続され、
端末幹線インターフェースから、制御機からの受信確認
データを受信する端末位相復調回路を介して接続され制
御機からの受信確認データを受信して送信データの送信
を停止する端末CPUと、端末CPUに送信データを発
生するための検出信号を送信する信号源とを有し、端末
位相変調回路と端末幹線インターフェースとの間に端末
位相変調回路からの出力レベルを端末CPUにより送信
時毎に可変する出力レベル可変増幅回路を介在してい
る。
【0014】この共通線式通信装置において、信号源か
ら送信データを発生するための信号が端末に設けられた
端末CPUへ送出される。端末CPUは、端末幹線イン
ターフェース、端末位相復調回路を介して幹線に搬送波
が無いことを確認する。幹線に搬送波が無いことが確認
されたれら、端末CPUは出力レベル可変回路を制御
し、端末位相変調回路で位相変調された送信データの出
力レベルを送信時毎に変化して、端末幹線インターフェ
ースから幹線へ送出する。
【0015】幹線へ送出された送信データは制御機に設
けられた制御機幹線インターフェースを介して制御機位
相復調回路へ送出され、制御機位相復調回路で復調され
る。復調された送信データが正しいとき、制御機CPU
は制御機位相変調回路を制御し受信確認データが含まれ
ている位相変調信号を端末へ返送する。端末CPUはこ
の受信確認データが含まれている位相変調信号により送
信データが制御機に間違いなく送出されたことを知り、
送信データを停止し、幹線を空ける。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の共通線式通信装置
の一実施例を、図にしたがって詳述する。本発明による
共通線式通信装置は、図1に示すように、制御機MA1
と複数の端末FS1〜FS16(説明のため端末を火災報
知器とし、端末の数を16とする)を有し、火災報知器
FS1〜FS16の端子T1〜T16は共通線幹線L1に共通
線方式で接続されている。
【0017】制御機MA1は制御機幹線インターフェー
ス1、制御機位相変調回路2、制御機位相復調回路3、
制御機CPU4、表示板駆動回路5、表示板6を有し、
共通線幹線L1に接続される端子T20が接続されている
制御機幹線インターフェース1の入力側は制御機位相変
調回路2の出力側が接続され、制御機位相変調回路2の
入力側は制御機CPU4の制御出力側が接続されてい
る。
【0018】制御機幹線インターフェース1の出力側
は、制御機位相復調回路3を介して制御機CPU4の制
御入力側と接続され、制御機CPU4の表示制御側は表
示板駆動回路5を介して表示板6と接続されている。端
末FS1〜FS16は端末幹線インターフェース11、端
末位相復調回路12、出力レベル可変増幅回路13、端
末位相変調回路14、端末CPU16、信号源(火災感
知器)15を有し、端子T1〜T16が接続されている端
末幹線インターフェース11の入力側は出力レベル可変
増幅回路13と接続され、出力レベル可変増幅回路13
の入力側は端末位相変調回路14の出力側と端末CPU
16の制御出力側が接続されている。
【0019】端末位相変調回路14の入力側は端末CP
U16の制御出力側が接続され、端末CPU16の火災
感知器側は火災感知器15の出力側と接続されている。
端末幹線インターフェース11の出力側は、端末位相復
調回路12を介して端末CPU16の制御入力側と接続
されている。このような共通線式通信装置における端末
の動作フローを図2に示す。任意の場所に配置された端
末FS1〜FS16で、例えば端末FS1の信号源(火災感
知器)15が火災を感知すると、端末CPU16へ火災
が発生したことを知らせる。
【0020】(図2の) 端末CPU16は火災を検出したことを知ると、端子T
1、端末幹線インターフェース11、端末位相復調回路
12を介して幹線L1をキャリアセンス(図2の点線
で示す衝突監視手順の)して、端末CPU16から出
力される火災発生データF1を端末位相変調回路14によ
りFSK信号f1(位相変調信号)に変調し、端末CP
U16の制御により出力レベル可変増幅回路13で適当
な振幅レベルに変換して端末幹線インターフェース11
及び端子T1を介して幹線L1に送出する。
【0021】なお、図2のの待時間W1は幹線L1のト
ラフィックに応じて適宜に定める。同様に例えば端末F
16の場所でも火災発生を検出した場合、端末FS16
FSK信号f16を幹線L1に送出する。制御機MA1では
FSK信号f1とf16の合成波を端子T20を介して制御
機幹線インターフェース1で受信する。(図2の) この受信信号のキャリアは振幅レベルの大きい方の周波
数になるので、ここで振幅レベルがFSK信号f1>f
16だったとすると制御機位相復調回路3ではFSK信号
1を復調することができる。この復調原理を図3に示
す合成波のベクトル図を用いて説明する。 2つのFS
K信号が衝突した場合、伝送波は合成波V(t)とな
り、位相は振幅レベルの大きいf1に従うことになる。
FSK信号はf1は二値信号なので、f1の位相成分をω
H(で示す)とωL(で示す)で表わすことができ
る。この時の合成波の二値信号の一方の値と他方の値を
それぞれVH(t)(で示す)、VL(t)(で示
す)とすると、VH(t)はωHの同心円周上にあり、V
L(t)も同様にωLの同心円周上にあるので、V
H(t)とVH(t)が共に交差することの無い位相ωM
を考えた時、このωM(に示す)よりも位相が進んで
いるか遅れているかでVH(t)かVL(t)かを判別す
ることができる。この判別した結果により復調ができ
る。従って制御機CPU4は、制御機位相復調回路3で
FSK信号f1から復調された火災発生データF1により
端末FS1での火災発生を知ることができるので、制御
機位相変調回路2により受信完了データFDをFSK信号
Dに変調し、制御機幹線インターフェース1、端子T
20及び幹線L1を介して端末FS1に送信する。端末FS
1はこのFSK信号fDを受信することで、制御機MA1
に火災発生信号が届いたことを確認できるので、f1
送信を停止する。
【0022】また制御機CPU4は火災発生信号を受信
したときに、表示板駆動回路5を制御し表示板6に端末
FS1の場所で火災が発生したことを示す表示をする。
なお、上記実施例では制御機と通信する端末に火災セン
サを用いたが他種のセンサ、あるいはインターホン子機
等とのデータ通信としても良い。また、上記実施例では
端末に設けた出力レベル可変増幅回路はCPUで制御さ
れるようになっていたが、別に制御回路を設けても上記
実施例と同様の効果を奏する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の共通線式通信装置によれば、制御機、複数の端末をそ
れぞれの制御機幹線インターフェース、端末幹線インタ
ーフェースを介し共通線幹線を経由して接続し、制御機
は、制御機幹線インターフェースに、端末へ受信確認デ
ータを送信する位相変調信号を生成する制御機位相変調
回路を介して接続され、制御機幹線インターフェースか
ら、端末からの位相変調信号による送信データを受信す
る制御機位相復調回路を介して接続され端末からの送信
データを受信して受信確認データを送信する制御機CP
Uを有し、端末のそれぞれは、端末幹線インターフェー
スに、制御機へ送信データを送信する位相変調信号を生
成する端末位相変調回路を介して接続され、端末幹線イ
ンターフェースから、制御機からの受信確認データを受
信する端末位相復調回路を介して接続され制御機からの
受信確認データを受信して送信データの送信を停止する
端末CPUと、前記端末CPUに前記送信データを発生
するための検出信号を送信する信号源とを有し、端末位
相変調回路と端末幹線インターフェースとの間に端末位
相変調回路からの出力レベルを端末CPUにより送信時
毎に可変する出力レベル可変回路を介在してあるので、
キヤリヤセンス後の送信の衝突検出をせずに信号が伝送
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共通線式通信装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明による共通線式通信装置の端末の動作フ
ロー。
【図3】本発明による共通線式通信装置のベクトル図。
【図4】従来の共通線式通信装置のブロック図。
【図5】従来の共通線式通信装置の端末の動作フロー。
【符号の説明】
1・・・・・・制御機幹線インターフェース 2・・・・・・制御機位相変調回路 3・・・・・・制御機位相復調回路 4・・・・・・制御機CPU 11・・・・・・端末幹線インターフェース 12・・・・・・端末位相復調回路 13・・・・・・出力レベル可変増幅回路 14・・・・・・端末位相変調回路 15・・・・・・信号源 16・・・・・・端末CPU MA1・・・・・・制御機 FS1〜FS16・・・・・・端末 L1・・・・・・共通線幹線 FD・・・・・・受信確認データ fD、f1〜f16・・・・・・FSK信号(位相変調信号) F1〜F16・・・・・・送信データ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御機(MA1)、複数の端末(FS1〜F
    16)をそれぞれの制御機幹線インターフェース
    (1)、端末幹線インターフェース(11)を介し共通
    線幹線(L 1)を経由して接続し、 前記制御機は、前記制御機幹線インターフェースに、前
    記端末へ受信確認データ(FD)を送信する位相変調信号
    (fD)を生成する制御機位相変調回路(2)を介して
    接続され、前記制御機幹線インターフェースから、前記
    端末からの位相変調信号(f1〜f16)による送信デー
    タ(F1〜F16)を受信する制御機位相復調回路(3)を
    介して接続され前記端末からの前記送信データを受信し
    て前記受信確認データを送信する制御機CPU(4)を
    有し、 前記端末のそれぞれは、前記端末幹線インターフェース
    に、前記制御機へ前記送信データを送信する前記位相変
    調信号を生成する端末位相変調回路(14)を介して接
    続され、前記端末幹線インターフェースから、前記制御
    機からの前記受信確認データを受信する端末位相復調回
    路(12)を介して接続され前記制御機からの前記受信
    確認データを受信して前記送信データの送信を停止する
    端末CPU(16)と、前記端末CPUに前記送信デー
    タを発生するための検出信号を送信する信号源(15)
    とを有し、 前記端末位相変調回路と前記端末幹線インターフェース
    との間に前記端末位相変調回路からの出力レベルを前記
    端末CPUにより送信時毎に可変する出力レベル可変増
    幅回路(13)を介在したことを特徴とする共通線式通
    信装置。
JP7243306A 1995-09-21 1995-09-21 共通線式通信装置 Withdrawn JPH0993273A (ja)

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Effective date: 20021203