JPH036165A - キャリア検出レベル設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、変復調装置で使用されるキャリア検出レベル
設定方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、変復調装置間を公衆回線で接続する場合における
キャリア検出レベル設定方式は、固定値に設定するかも
しくは外部から数ステップの選択設定をする形態であり
、いずれも予め設定する方式となっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のキャリア検出レベル設定方式によれば、
公衆回線では接続を行う都度その回線ロスが異なるので
、キャリア検出レベルが固定的に設定されているとロス
の少ない回線の場合に回線ノイズ等をキャリアとみなし
て誤検出しまうという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のキャリア検出レベル設定方式は、第１および第
２の変復調装置間を公衆回線で接続したとき、前記第１
の変復調装置から前記第２の変１夏調装置に対して予め
定めたデータ送信出力レベルに等しいレベルの特定信号
を送信し前記第２の変復調装置で受信した該特定信号の
レベルを測定した結果に応じて前記第２の変復調装置の
キャリア検出レベルの自動設定を行い、更に前記第２の
変復調装置から前記第１の変復調装置に対して予め定め
たデータ送信出力レベルに等しいレベルの特定信号を送
信し前記第１の変復調装置で受信した該特定信号のレベ
ルを測定した結果に応じて前記第１の変復調装置のキャ
リア検出レベルの自動設定を行う。

〔実施例〕

以下、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。変
復調装置１および２が公衆ｙｉ３を含む公衆回線を介し
て通信を行う構成において、変復調装置１は、変復調装
置２との公衆回線接続を制御するための網制御部６と、
公衆回線でのロスを測定するための特定信号を送信する
トーン送信部１２と、変復調装置２からの特定信号のレ
ベルを測定するレベル測定部１４と、変復調部１０に対
しキャリア検出レベルを設定するためのキャリア検出レ
ベル設定部１６と、公衆回線を変復調部１０に接続する
かトーン送信部１２及びレベル測定　部１４に接続する
かの切替を行うスイッチ８と、これらを制御する制御部
１８とを有している。変復調装置２も、変復調装置１と
の公衆回線接続を行うための網制御部７と、公衆回線の
ロスを測定するための特定信号を送信するトーン送信部
　１３と、変復調装置１からの特定信号のレベルを測定
するレベル測定部１５と、変復調部１１に対しキャリア
検出レベルを設定するためのキャリア検出レベル設定部
１７と、公衆回線を変復調部１１に接続するかトーン送
信部１３及びレベル測定部１５に接続するかの切替えを
行うスイッチつと、これらを制御する制御部１９とを有
している。

変復調装置１および２間の通信時にはまず、変復調装置
１では、制御部１８がスイッチ８を動作させトーン送信
部１２及びレベル測定部１４を網制御部６に接続させ、
また変復調装置２では、制御部１９がスイッチ９を動作
させトーン送信部１３及びレベル測定部１５を網制御部
７に接続させる。変復調装置１の制御部１８は網制御部
６を動作させ、また変復調装置２の制御部１つは網制御
部７を動作させて、網制御部６と網制御部７とを公衆網
３を介し公衆回線接続する。次いで、変復調装置１のト
ーン送信部１２がら所定のデータ送信出力レベルに等し
いレベルの特定信号を変復調装置２に対して送出する。

これを受信した変復調装置２では、受信信号のレベルを
レベル測定部１５で測定し、制御部１９はこのレベル測
定結果に対応して予め決められている測定レベルに対す
るキャリア検出レベルのテーブルからキャリア検出レベ
ルを決定し、キャリア検出レベル設定部１７にその値を
設定させる。

次に変復調装置２は、トーン送信部１３からデータ送信
出力レベルに等しいレベルの特定信号を変復調装置ｌに
対して送出する。変復調装置１では、受信信号のレベル
をレベル測定部１４で測定し、制御部１８はこのレベル
測定結果に対応して予め決められている測定レベルに対
するキャリア検出レベルのテーブルからキャリア検出レ
ベルを決定し、キャリア検出レベル設定部１６にその値
を設定させる。

以上の動作により、変復調装置１および２のキャリア検
出レベルの設定を行なったあと、変復調装置１の制御部
１８はスイッチ８を動作させ網制御部６と変復調部１０
とを接続し、また変復調装置２の制御部１９はスイッチ
９を動作させ網制御部７と変復調部１１とを接続して、
公衆回線を介し変復調装置１および２間のデータ通信に
移行させる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、公衆回線を接続す
る都度、回線ロスが異なっても回線ロスに適合したキャ
リア検出レベルを設定可能であリ、ノイズ等をキャリア
として誤検出することが無くなる効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。 １．２・・・変復調装置、３・・・公衆網、６．７・・
・網制御部、８，９・・・スイッチ、１０．１１・・・
変復調部、１２．１３・・・トーン送信部、１４．１５
・・・レベル測定部、１６．１７・・・キャリア検出レ
ベル設定部、１８．１９・・・制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１および第２の変復調装置間を公衆回線で接続したと
   き、前記第１の変復調装置から前記第２の変復調装置に
   対して予め定めたデータ送信出力レベルに等しいレベル
   の特定信号を送信し前記第２の変復調装置で受信した該
   特定信号のレベルを測定した結果に応じて前記第２の変
   復調装置のキャリア検出レベルの自動設定を行い、更に
   前記第２の変復調装置から前記第１の変復調装置に対し
   て予め定めたデータ送信出力レベルに等しいレベルの特
   定信号を送信し前記第１の変復調装置で受信した該特定
   信号のレベルを測定した結果に応じて前記第１の変復調
   装置のキャリア検出レベルの自動設定を行うことを特徴
   とするキャリア検出レベル設定方式。