JP3057627U - 立ち基板の保持固定構造 - Google Patents

立ち基板の保持固定構造

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JP3057627U
JP3057627U JP1998007015U JP701598U JP3057627U JP 3057627 U JP3057627 U JP 3057627U JP 1998007015 U JP1998007015 U JP 1998007015U JP 701598 U JP701598 U JP 701598U JP 3057627 U JP3057627 U JP 3057627U
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博之 石橋
秀史 石井
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂成形品のホルダーや固定金具及び取付板
等を必要とせずに、放熱板を加工してこの放熱板によっ
て基板上の立ち基板を保持固定することができて部品点
数を削減でき、コストダウンを図ることができ、しかも
構造を簡単化することができる立ち基板の保持固定構造
を提供する。 【解決手段】 基板1上における立ち基板2の近傍箇所
に立設固定された放熱板3の上部を立ち基板2に向けて
略水平向きに折曲して折曲保持片3aを設け、この折曲
保持片3aに立ち基板2を挟み込んで保持固定するため
の切欠凹部3bを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、基板上の立ち基板を固定する構造に関し、特に基板上における立ち 基板の近傍箇所に立設された放熱板によって立ち基板を保持固定するようにした 立ち基板の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基板上に立ち基板を固定するには、樹脂成形品のホルダーを基板上にビ ス止めして、このホルダーで立ち基板を固定するか、もしくは基板上にビス止め された固定金具で立ち基板を固定していた。 ところが、上記従来の立ち基板の固定構造では、立ち基板を基板上に固定する ために、基板上にビス止めした樹脂成形品のホルダーもしくは固定金具を必要と するために、部品点数が多くなり、コスト高になるという問題があった。
【0003】 また、従来の電子部品の放熱構造として、実開昭59−173395号公報に 記載されたものがある。 この従来の電子部品の放熱構造は、図3(a)(b)に示すように、プリント 基板11に固定される放熱板13と、この放熱板13に位置決め固定される取付 板14とを備え、この取付板14と放熱板13によりプリント基板11に固定さ れた電子部品12を挟持するようにしている。
【0004】 ところが、この従来の電子部品の放熱構造では、放熱板13に電子部品を取り 付けるための取付板14を必要としていたために、部品点数が多くなり、コスト 高になるという問題があった。 また、プリント基板11に固定された電子部品12を取付板14と放熱板13 によって挟持する構造が複雑であり、しかも、この挟持する作業も行い難いとい う問題があった。
【0005】 また、従来の放熱板を用いた電子部品の取付け構造として、特開平1−101 700号公報に記載されたものがある。 この従来の電子部品の取付け構造は、図4に示すように、電子部品21を放熱 板22を介してプリント配線板23に取付ける構造において、放熱板22及び電 子部品22を密着してあり、放熱板22をプリント配線板23に貼着している。 ところが、この従来の電子部品の取付け構造では、図4に示すように、電子部 品22を横向きにした状態で、放熱板22を介してプリント配線板23に取付け るようにしており、基板上に固定される立ち基板を保持固定する構造には適用で きないという問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題を解消し、樹脂成形品のホルダーや固定金具及び取 付板等を必要とせずに、放熱板を加工してこの放熱板によって基板上の立ち基板 を保持固定することができて部品点数を削減でき、コストダウンを図ることがで き、しかも構造を簡単化することができる立ち基板の保持固定構造を提供するこ とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、基板上に立設された立 ち基板を、基板上における立ち基板の近傍箇所に立設固定された放熱板によって 保持して固定するように構成したことを特徴としている。 請求項2に記載の考案は、基板上における立ち基板の近傍箇所に立設固定され た放熱板の上部を前記立ち基板に向けて略水平向きに折曲して折曲保持片を設け 、この折曲保持片に前記立ち基板を挟み込んで保持固定するための切欠凹部を形 成したことを特徴としている。
【0008】 請求項3に記載の考案は、基板上における立ち基板の近傍箇所に立設固定され た放熱板の適宜箇所から前記立ち基板に向けて折曲片を設け、この折曲片で立ち 基板を保持固定するように構成したことを特徴としている。 請求項4に記載の考案は、前記放熱板の折曲片と前記立ち基板とをビス止めし て、放熱板で立ち基板を保持固定するようにしたことを特徴としている。
【0009】 請求項5に記載の考案は、前記放熱板から互いに向かい合う少なくとも一対の 折曲片を設け、これら折曲片で前記立ち基板を挟み込んでこの立ち基板を保持固 定するようにしたことを特徴としている。 請求項6に記載の考案は、前記少なくとも一対の折曲片で前記立ち基板を挟み 込んだ状態で、前記折曲片と前記立ち基板とをビス止めして保持固定したことを 特徴としている。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る立ち基板の保持固定構造の実施の形態について、図を参照 しつつ説明する。 図1は本考案の第1実施形態の立ち基板の保持固定構造を示す斜視図である。
【0011】 この第1実施形態の立ち基板の保持固定構造は、図1に示すように、基板1上 における立ち基板2の近傍箇所に立設固定された放熱板3の上部を立ち基板2に 向けて略水平向きに折曲して折曲保持片3aを設け、この折曲保持片3aに立ち 基板2を挟み込んで保持固定するための切欠凹部3bを形成している。 このように、放熱板3の折曲保持片3aの切欠凹部3b内に立ち基板2の上部 を挿入して挟み込むことによって、立ち基板2はその立設状態を保持されて固定 される。
【0012】 従って、放熱板3で立ち基板2を基板1上に保持固定できるので、従来立ち基 板を保持固定するための樹脂成形品のホルダーや固定金具及び取付板等を必要と せずに、放熱板を加工してこの放熱板によって基板上の立ち基板を保持固定する ことができて部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができ、しかも構造 を簡単化することができる。
【0013】 図2は第2実施形態の立ち基板の保持固定構造を示す斜視図である。 この第2実施形態の立ち基板の保持固定構造は、図2に示すように、基板1上 における立ち基板2の近傍箇所に立設固定された平面視略L字形の放熱板4の適 宜箇所から立ち基板2に向けて前後一対の折曲片4a、4bを設け、これら前後 一対の折曲片4a、4bで立ち基板2の縁部を挟み込んで、この立ち基板2を放 熱板4で保持固定するようにしている。 尚、この放熱板4の前後一対の折曲片4a、4bにビス挿入孔4cを形成して 、このビス挿入孔4cにビス(図示略)を挿入し、このビスを立ち基板2に螺入 れるようにすることによって、立ち基板2を放熱板4に固定して保持するように してもよい。
【0014】 この第2実施形態の立ち基板の保持固定構造によれば、上記した第1実施形態 の立ち基板の保持固定構造と同様に、放熱板4で立ち基板2を基板1上に保持固 定できるので、従来立ち基板を保持固定するための樹脂成形品のホルダーや固定 金具及び取付板等を必要とせずに、放熱板を加工してこの放熱板によって基板上 の立ち基板を保持固定することができて部品点数を削減でき、コストダウンを図 ることができ、しかも構造を簡単化することができる。 尚、放熱板4に折曲片を一つ設けてこの折曲片を立ち基板2にビス止めするこ とによって、立ち基板2を放熱板4で保持固定するようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案によれば、基板上に立設された立 ち基板を放熱板によって保持して固定するようにしたので、樹脂成形品のホルダ ーや固定金具及び取付板等を必要とせずに、放熱板を加工してこの放熱板によっ て基板上の立ち基板を保持固定することができて部品点数を削減でき、コストダ ウンを図ることができ、しかも構造を簡単化することができる。
【0016】 請求項2に記載の考案によれば、基板上に立設された立ち基板を保持固定する ための放熱板の上部を折曲保持片とし、この折曲保持片に形成した切欠凹部に立 ち基板を挿入して挟み込むようにしたので、基板上に立設された立ち基板をこの 放熱板によって、強固に保持固定できる。 請求項3に記載の考案によれば、放熱板の適宜箇所から立ち基板に向けて折曲 片を設けて、この折曲片で立ち基板を保持固定するようにしたので、構造を簡単 化することができ、しかも、この放熱板の折曲片で立ち基板を基板上に確実に保 持固定できる。
【0017】 請求項4に記載の考案によれば、折曲片と立ち基板とをビス止めするようにし たので、この放熱板の折曲片を立ち基板にビスて固定して立ち基板を基板上に強 固に保持固定できる。 請求項5に記載の考案によれば、放熱板から互いに向かい合うように設けられ た少なくとも一対の折曲片で、立ち基板を挟み込んで立ち基板を保持固定するよ うにしたので、ビスを用いることなく放熱板で立ち基板を強固に保持固定でき、 部品点数を削減できてコストダウンを図ることができる。
【0018】 請求項6に記載の考案によれば、立ち基板を挟み込む少なくとも一対の折曲片 と立ち基板とをビス止めするようにしたので、この少なくとも一対の折曲片を設 けた放熱板で、立ち基板をより一層強固に基板上に保持固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態の立ち基板の固定構造を
示す斜視図である。
【図2】本考案の第2実施形態の立ち基板の固定構造を
示す斜視図である。
【図3】従来の放熱板を備えた電子部品の放熱構造を示
し、(a)は分解斜視図、(b)は組立て完了状態の正
面図である。
【図4】従来の放熱板を備えた電子部品の取付け構造の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 立ち基板 3 放熱板 3a 折曲保持片 3b 切欠凹部 4 放熱板 4a、4b 折曲片

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に立設された立ち基板を、基板上
    における立ち基板の近傍箇所に立設固定された放熱板に
    よって保持して固定するように構成したことを特徴とす
    る立ち基板の保持固定構造。
  2. 【請求項2】 基板上における立ち基板の近傍箇所に立
    設固定された放熱板の上部を前記立ち基板に向けて略水
    平向きに折曲して折曲保持片を設け、この折曲保持片に
    前記立ち基板を挟み込んで保持固定するための切欠凹部
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載の立ち基板
    の保持固定構造。
  3. 【請求項3】 基板上における立ち基板の近傍箇所に立
    設固定された放熱板の適宜箇所から前記立ち基板に向け
    て折曲片を設け、この折曲片で立ち基板を保持固定する
    ように構成したことを特徴とする請求項1に記載の立ち
    基板の保持固定構造。
  4. 【請求項4】 前記放熱板の折曲片と前記立ち基板とを
    ビス止めして、放熱板で立ち基板を保持固定するように
    したことを特徴とする請求項3に記載の立ち基板の保持
    固定構造。
  5. 【請求項5】 前記放熱板から互いに向かい合う少なく
    とも一対の折曲片を設け、これら折曲片で前記立ち基板
    を挟み込んでこの立ち基板を保持固定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の立ち基板の保持固定構
    造。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一対の折曲片で前記立ち
    基板を挟み込んだ状態で、前記折曲片と前記立ち基板と
    をビス止めして保持固定したことを特徴とする請求項5
    に記載の立ち基板の保持固定構造。
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