JP3053262B2 - 座標入力装置及び方法 - Google Patents

座標入力装置及び方法

Info

Publication number
JP3053262B2
JP3053262B2 JP19518191A JP19518191A JP3053262B2 JP 3053262 B2 JP3053262 B2 JP 3053262B2 JP 19518191 A JP19518191 A JP 19518191A JP 19518191 A JP19518191 A JP 19518191A JP 3053262 B2 JP3053262 B2 JP 3053262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
calculating
distance
detecting
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19518191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0540570A (ja
Inventor
克行 小林
潔 兼子
淳 田中
正樹 時岡
雄一郎 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP19518191A priority Critical patent/JP3053262B2/ja
Priority to DE69205761T priority patent/DE69205761T2/de
Priority to EP92113286A priority patent/EP0526879B1/en
Publication of JPH0540570A publication Critical patent/JPH0540570A/ja
Priority to US08/355,437 priority patent/US5736979A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3053262B2 publication Critical patent/JP3053262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/043Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using propagating acoustic waves
    • G06F3/0433Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using propagating acoustic waves in which the acoustic waves are either generated by a movable member and propagated within a surface layer or propagated within a surface layer and captured by a movable member

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば振動伝達板上の
振動源からの振動伝達時間より指示点座標を検出する座
標入力装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手書きの文字・図形などをコンピ
ュータなどの処理装置に入力する装置として、各種の入
力ペンおよびタブレットなどを用いた座標入力装置が知
られている。この主の装置では、入力された文字・図形
などからなる画像情報は、CRTディスプレイなどの表
示装置やプリンタなどの記録装置に表示出力される。こ
のような座標入力装置のうち、タブレット型の座標入力
装置における座標検出方法として、次にあげる各種の方
式が知られている。 (1)抵抗膜と対応配置されたシート材とにより構成さ
れ、押圧された点の抵抗値の変化によりその座標値を検
出する方式。 (2)対向配置された導電シートなどの電磁ないし静電
誘導をもとに座標位置を検出する方式。 (3)入力ペンからタブレットに伝達される超音波振動
を基に、入力ペンの座標位置を検出する方式。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方式
を採用した従来の座標入力装置には次のような欠点があ
る。
【0004】上述の抵抗膜利用タイプのもの(1の場
合)は、抵抗体の均一性がそのまま図形入力の精度を左
右するので均一性の優れた抵抗体を必要とし、大型の装
置になるほどその製作は困難なものとなり、高精度を必
要とする装置には不向きである。また、X座標用とY座
標用の2枚の抵抗膜が必要となるので、座標入力面の透
明度が低下してしまう。このため、原稿等に重ねて使用
する場合などは原稿が見にくくなるという欠点もある。
【0005】次に電磁誘導を利用したタイプのもの(2
の場合)は、電線がマトリックス状に配設されており、
その座標検出精度はマトリックス状に配設されている電
線の位置、つまり加工精度により直接左右されるので、
高精度な入力装置では非常に高価なものとなる。
【0006】これらの方式に比べて、超音波による方式
は入力面であるタブレット上を伝播してくる波の遅延時
間を検出して位置座標を算出する方式であり、タブレッ
ト上にマトリックス状電線等の細工がなんら施されてい
ないので、コスト的に安価な装置を提供することが可能
である。しかもタブレットに透明な板硝子を用いれば他
の方式に比べて入力板の透明度の高い座標入力装置を構
成することができる。しかしながら従来の超音波方式の
座標入力装置では、センサで出力される波の検出信号波
形は、振動入力ペンとセンサの距離で波の減衰により振
幅レベルが変化するばかりでなく、操作者による入力ペ
ンの筆圧の大小にも大きく依存する。従って検出信号波
形がある一定レベル以上となったところを特定点として
遅延時間を検出した場合(そのレベルはノイズと区別す
るためにある一定以上の値が必要である)、検出信号波
形の先頭部分が検出されずに、検出信号波形のレベルに
依存して2周期目・3周期目(図7(a)〜(c)参
照)が出力され、座標を誤検出してしまうという欠点が
生じる。この解決方法として検出信号波形のレベルを一
定にする方法が電気的に可能であるが、回路部品の個数
が増しコストが大幅に増してしまう新たな問題が生じる
他、増幅率を決定するために参照となる信号データが必
要となり、全ての入力データが座標算出に用いることが
できない。つまり座標算出のサンプリングレートが低下
するという問題が生じる。
【0007】これらの問題を考慮すると遅延時間を検出
するためには、検出信号波形の振幅レベルに依存しない
方法が必要となる。これらの問題を解決するために、検
出信号波形の包絡線を電気的に取り出し、微分処理する
などして包絡線のピーク、または包絡線の変曲点を特定
点として検出し遅延時間を測定する方法が考えられる。
この方法の問題点は包絡線を作り出したり、そのピーク
値を求めるためのアナログ回路が増えるためにコストア
ップの要因となること、また消費電力が増すなどの弊害
がやはり生じる。さらに大きな問題として、振動伝達板
上を伝わって来た波の先頭(検出信号波形の先頭部分)
部分よりも時間軸上で遅い点を検出ポイントとしている
ために、検出ポイントよりも前に通過した波が振動伝達
板の端面で反射してきて直接波による検出信号波形と重
畳し、遅延時間を計測するための検出信号波形が歪む恐
れが生じる。この影響は、座標入力装置の座標検出精度
を大幅に低下させることになる。この問題を解決するた
めには、端面での反射を亡くすか、もしくは端面までの
距離を長くすることで反射波の戻ってくる時間を遅く
し、検出信号波形の中の検出ポイントに反射波が重畳し
ないようにする必要がある。前者の解決方法は反射波の
レベルを低減することは防振材などを用いて可能ではあ
るが、反射波をゼロにすることは技術的に困難であり、
また後者の方法は、端面までの距離がある程度必要とな
るために、座標を入力することができる有効エリアに対
して振動伝達板の大きさが大きくなり、装置全体が大き
くなるという欠点を有する。
【0008】また超音波を利用する座標入力装置に於
て、振動伝達板の板厚よりもその板上を伝播する弾性波
の波長が大きくなると、群速度と位相速度の異なる板波
が伝播することが良く知られている。この波を用いた場
合、位相遅延時間の検出点を一定レベル以上となった点
とし、また群遅延時間を検出信号波形の包絡線のピーク
を各々検出ポイントとして、距離と波の到達遅延時間の
関係を模式的に示すと図8のようになる。群遅延時間は
連続ではあるものの揺らぎ幅の大きい関係を示し、位相
遅延時間は階段状の関係を示す。この様な関係を示すの
は位相速度と群速度が異なる板波の性質に起因してい
る。この時、群遅延時間のみによる距離算出では精度良
く測定することが不可能であり、位相遅延時間で距離算
出を行う場合は、たとえ検出信号波形のレベルを電気的
に一定にして音波の減衰、筆圧の依存性の影響を取り除
いたとしても、図8に示すような位相遅延時間と距離の
関係は階段状のままである。即ち、例えば同図において
0 という値が出力された場合、距離がl1 なのかl2
なのか判定することができないという欠点が生じる。
【0009】この問題を解決するために先願である特願
昭61−149742号と特願昭61−245475号
とで示されているように、板波の群遅延時間と位相遅延
時間の両方を検出して座標を算出する方法が提案されて
いる。この方法はセンサと振動入力源の距離をLとした
場合、 L=Vp・Tp+n・λp …(1) n=int[(Vg・TgーVp・Tp)/λp] …(2) Vp:板波の位相速度 Tp:位相遅延時間 Vg:板波の群速度 Tg:群遅延時間 λp:板波の波長 で各センサまでの距離を算出し、この情報より幾何学的
に座標を算出するものである。この方法は前述の問題を
解決するばかりでなく、検出信号波形のレベルに依存す
ることなく、板波を利用して座標を算出することができ
る優れた方法であるが、群遅延時間・位相遅延時間の両
方を検出するために回路が複雑で消費電力も増し、また
群遅延時間を検出することが必要であることから、有効
エリアに対して装置全体が大きくなるという欠点を有す
る。
【0010】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、検出信号波形のレベル変動の影響を受けることなく
検出信号波形の位相情報のみで正確な座標算出が可能
で、しかも回路を節約して低消費電力化・低コスト化お
よびコンパクトにされた座標入力装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の座標入力装置は以下のような構成からなる。
【0012】所定波長の振動を発生する発生手段と、該
発生手段で発生した振動を伝達する伝達手段と、前記伝
達手段の振動を検出する複数の検出手段と、前記発生手
段による振動の発生から前記検出手段による振動検出ま
での遅延時間を計測する計測手段と、該計測手段で計測
された遅延時間を基に前記発生手段と前記複数の検出手
段各々との距離を算出する第1の算出手段と、該算出手
段で算出された距離を基に前記発生手段の位置を算出す
る第2の算出手段と、前記第2の算出手段で算出された
位置を基に前記発生手段と前記複数の検出手段各々との
距離を算出する第3の算出手段と、前記第1の算出手段
で算出された距離と前記第3の算出手段で算出された距
離とを比較する比較手段と、該比較手段による比較の結
果に応じて前記第1の算出手段で算出された距離を修正
する修正手段と、前記修正手段で修正された距離を基に
前記発生手段の位置を算出する第4の算出手段とを備え
る。また、上記目的を達成するために本発明の座標入力
方法は次のような構成からなる。すなわち、振動を伝達
する伝達手段を用いた座標入力方法であって、所定波長
の振動を発生して前記伝達手段に入力する発生工程と、
前記伝達手段の振動を複数の検出点で検出する検出工程
と、前記発生工程による振動の発生から前記検出工程に
よる検出点それぞれにおける振動検出までの遅延時間を
計測する計測工程と、該計測工程で計測された遅延時間
を基に前記発生工程による振動入力点と前記複数の検出
点各々との距離を算出する第1の算出工程と、該算出工
程で算出された距離を基に前記振動の入力点の位置を算
出する第2の算出工程と、前記第2の算出工程で算出さ
れた位置を基に前記発生工程による振動入力点と前記複
数の検出点各々との距離を算出する第3の算出工程と、
前記第1の算出工程で算出された距離と前記第3の算出
工程で算出された距離とを比較する比較工程と、該比較
工程による比較の結果に応じて前記第1の算出工程で算
出された距離を修正する修正工程と、前記修正工程で修
正された距離を基に前記発生工程による振動入力点の位
置を算出する第4の算出工程とを備える。
【0013】
【作用】上記構成により本発明の座標入力装置は、振動
伝達手段の上で適当な点に振動を与えると、振動伝達手
段の上に配置した振動検出手段により振動を検出して遅
延時間を得て振動源からの距離を算出し、それに基づい
て振動源の座標を得る。得られた座標から、振動検出手
段と振動源との距離を逆算し、前に算出した距離と比較
して、その(前に算出した)距離の値を修正して、両者
が一致するように振動源の位置を再計算する。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の
詳細を説明する。
【0015】図1は本発明を実施した座標入力装置の構
成図である。図中符号8は振動を弾性波として伝える振
動伝達板、符号6は弾性波を検出する圧電素子からなる
振動センサである。本実施例の場合、振動センサ6は振
動伝達板8の周辺部に4個設けられている。符号7は振
動伝達板8上の弾性波の残響を除去するための防振材で
ある。符号3は振動入力ペンであり、振動入力ペン3内
の圧電素子4は振動子駆動回路2により駆動される。振
動子駆動回路2は、ある一定周期で、特定周波数のパル
ス列を発生して振動入力ペン3内の振動子4を駆動し、
発生した振動エネルギーはホーン部5を介して振動伝達
板8に入射される。振動伝達板8上を伝播して来た波は
振動センサ6で検出され、前置き増幅回路9〜12によ
り増幅され、波形検出回路13〜16に入力される。波
形検出回路13〜16は、各々の検出信号の波形処理に
より所定の波形成分の到達タイミングを検出し、この検
出出力によりラッチ回路17〜20に計時カウンタ21
の計時情報をラッチさせる。ラッチ回路17〜20にラ
ッチされた計時情報、すなわち入力点から各振動センサ
6までの弾性波の到達遅延時間情報はマイクロコンピュ
ータその他からなる制御装置1に入力される。制御装置
1はラッチされた上記時間情報から後述のようにして入
力点の座標を算定し、他の情報処理装置、例えばパーソ
ナルコンピュータ等にその情報を入力する。
【0016】次に図2を用いて制御装置1が各回路に対
して行う制御の詳細について述べる。図中符号31は制
御装置1を構成するマイクロコンピュータであり、RO
M、RAM及び内部カウンタを内蔵している。マイクロ
コンピュータ31は、まずクリア信号によりラッチ回路
17〜20及び計時カウンタ21をリセットする。
【0017】ペンダウン検出回路22は、振動入力ペン
3が振動伝達板8に接触する際の振動波形を検出するこ
とにより、振動入力ペン3が振動伝達板8上に下ろされ
たことを検出するものである。ペンダウン検出回路22
はクリア信号により新たなペンダウン信号を検出するた
めにリセットされる。またラッチ回路17〜20はラッ
チ内容をクリアする。また計時カウンタ21はカウント
値をクリアした後、スタート信号入力待ちの状態とな
る。
【0018】次にマイクロコンピュータ31より振動子
駆動回路2及び計時カウンタ21にスタート信号が送ら
れる。このスタート信号によって振動子駆動回路2では
一定周波数のパルス列を発生して圧電素子4を駆動す
る。また計時カウンタ21は必要とされる分解能に対応
した周期のクロックでカウントを開始する。座標を算出
するためにまず求められる振動入力ペン3と各振動セン
サ6までの距離は、弾性波の伝播速度と弾性波の到達遅
延時間の積を基に求められるので、距離測定の分解能を
高めるためには弾性波の伝播速度を遅くするか、もしく
は前述のクロックの周波数を高くする必要がある。しか
しながらクロックの周波数を高めるとその速度に電子部
品が追随して行かなければならず、コスト的に高い装置
となってしまう。そのために、本実施例では周波数が3
00KHz(振動伝達板8の圧み1.2〜1.6)程度
の比較的速度の遅い板波を用いて、結果的に分解能の高
い座標入力装置を低コストで実現している。
【0019】さて振動入力ペン3の振動によって発生し
た弾性波は、各振動センサ6で電気信号に変換され、前
置き増幅回路9〜12を介して波形検出回路13〜16
に入力される。ラッチ回路17〜20は各々の波形検出
回路の出力信号をトリガとして計時カウンタ21の出力
を取り込み、マイクロコンピュータ31にこの値を出力
する。マイクロコンピュータ31は、これらのデータか
ら後述する処理を行って座標値を算出し、入出力ポート
33(例えばRSー232Cポート等からなる)を介し
てホストの情報処理装置に転送する。
【0020】続いて連続して入力される次の入力点の座
標値を求めるべく、前述したラッチ回路、計時カウンタ
のクリア動作からの制御を繰り返す。この時、振動入力
ペン3を駆動してから(すなわちスタート信号を出力し
てから)振動入力ペン3と振動センサ6の距離が最大と
なる点に於る弾性波の伝播遅延時間(最大値)を過ぎて
も検出信号が出力されない場合には、振動入力ペン3が
振動伝達板8から離れている状態、すなわちペンアップ
の時であるから、伝播遅延時間の計測を打ち切って、前
述のクリア動作からの制御を繰り返す。
【0021】以上説明してきた制御及び処理を行うこと
によって、指示点座標をリアルタイムに検出することが
できる。
【0022】図3は波形検出回路13〜16に入力され
る振動センサ6からの信号波形と、これに基づく振動伝
播遅延時間の計測処理を示している。図3に於て符号4
1で示した物は振動入力ペン3中の圧電素子4に対して
印加される駆動信号パルスであり、本実施例の場合30
0KHzのパルス列(5周期相当)で駆動している。こ
のような駆動信号により駆動され、振動入力ペン3から
振動伝達板8に入力される超音波振動は、振動センサ6
までの直線距離に対応した時間経過の後に振動センサ6
で検出され電気的に出力される。符号42は振動センサ
6が出力した検出信号波形である。符号43は検出信号
波形のレベルが一定値以上となった所を基準として窓を
開けた状態を示すものである。符号44は遅延時間tp
を計測するための信号を示すものであり、符号43の窓
を開けた状態から、検出信号波形の位相情報が最初に立
ち上がるゼロクロスを検出点としている。
【0023】本構成によれば、振動入力ペン3と振動セ
ンサ6の距離が同じであっても、出力される検出信号波
形の振幅レベルによって得られる伝播遅延時間が異なる
ことになる。これはしきい値を用いて遅延時間tpの検
出用窓を開けているため(図7)に生じるものであり、
検出される伝播遅延時間の差は弾性波の周期τの整数倍
に相当するので、求められる遅延時間は式(3)により
与えられる。
【0024】 T=tp+n・τ …(3) tp:本検出系で出力される伝播遅延時間 n :整数 このnの値によって与えられる遅延時間Tの複数の候補
のうち、どれかが真の遅延時間と成り得る。従ってnの
値を求めることにより、ある振動センサ6と振動入力ペ
ン3の距離Lは、板波の周波数をfとすれば次式によっ
て求めることができる。
【0025】 L=Vp・tp+n・λp …(4) Vp:板波の位相速度 λp:板波の波長(=Vp/f=Vp・τ) 従って整数nを求めることができれば正確に距離Lを算
出することが可能となり、以下にその算出方法について
説明する。ただし、整数nは各センサが検出する振動の
振幅としきい値及び、振動入力ペン3と振動センサ6と
の距離によって決まる数であるため、各センサごとに異
なる。
【0026】図4は本実施例に置けるセンサの配置を示
した図であり、対向する2個の振動センサ6を1対とし
て2対のセンサX1・X2とY1・Y2とを直交するよ
うに配置し、座標算出を行っている。いま振動入力ペン
3が座標(X,Y)のA点を指示してその座標値を得よ
うとしている場合、指示点AとY1振動センサ6までの
真の距離をdY1、Y2振動センサ6までのそれをdY
2、X1振動センサ6までのそれをdX1、X2振動セ
ンサ6までのそれをdX2とする。また座標系を図4の
ようにとり、Y1振動センサ6とY2振動センサ6間の
距離をy(小文字)、X1振動センサ6とX2振動セン
サ6間の距離をx(小文字)と定義して、以下の手順に
従って座標値A(X,Y)を求める。
【0027】図5は座標値算出の処理の流れを示したフ
ローチャートである。図5を追いながら処理手順を説明
する。
【0028】まずマイクロコンピュータ31が、4つの
センサ6における各々の位相遅延時間をラッチ17〜2
0より得たなら(S51−YES)、その値と既知の位
相速度とを式(4)に適用し、振動センサ6と振動入力
ペン3との仮の距離を算出する。式(4)の第2項はこ
の段階では確定することができないので、各々の振動セ
ンサ6ごとに後述する方法で仮の初期値n01〜n04(n
0 で代表する)を予め求め(S52)、式(4)に代入
する(S53)。まず、Y1センサで計測された遅延時
間tp1 と仮の初期値n01とから点AとY1センサとの
距離LY1を求める。Y2センサについても同様に、遅
延時間tp2 とnの初期値n02とから点Aとの距離LY
2を算出する。その後これらの値LY1・LY2を式
(5)に適用してY座標を算出する。同様にして点Aと
X1センサ・X2センサとの距離LX1・LX2を求
め、式(6)を用いてX座標を算出する(S54)。
【0029】 Y=y/2+(LY1+LY2)(LY1ーLY2)/2y …(5) X=x/2+(LX1+LX2)(LX1ーLX2)/2x …(6) このYとXとの値は、2組の振動センサであるY1・Y
2の組とX1・X2の組とから各々得られた値であり、
独立して得られた値である。従ってここで得られた点A
の仮の座標値(X,Y)を用いて各振動センサ6までの
距離RLY1・RLY2・RLX1・RLX2を後述の
式(7)〜(10)で逆算した場合、必ずしも位相遅延
時間及び初期値であるn0 から算出される距離LY1・
LY2・LX1・LX2とは一致しない(なぜならば式
4の第2項がまだ確定されていないから)。
【0030】 RLY1=sqrt((Xーx/2)2 +Y2 ) …(7) RLY2=sqrt((Xーx/2)2 +(Yーy)2 ) …(8) RLX1=sqrt(X2 +(Yーy/2)2 ) …(9) RLX2=sqrt((Xーx)2 +(Yーy/2)2 ) …(10) RLY1:点AからY1センサまでの逆算距離 RLY2:点AからY2センサまでの逆算距離 RLX1:点AからX1センサまでの逆算距離 RLX2:点AからX2センサまでの逆算距離 sqrt(S):Sの正の平方根 そこで、式(7)〜(10)によって点Aと各センサと
の逆算距離RLY1・RLY2・RLX1・RLX2を
得(S55)、位相遅延時間と初期n0 (S53)から
得られた距離LY1・LY2・LX1・LX2とステッ
プS55で得られた値とを各々比較し(S56)、各々
が所定の誤差範囲内で一致したなら(S57−YES)
そのときの座標(X,Y)を確定座標としてこの座標入
力装置は座標を出力、もしくは内部メモリに値を書き込
む(S58)。また前述の値が一致しなかった場合には
(S57−NO)、nの初期値n0 に整数を加減して整
数nを設定し直して(S59)、前述の計算(式4〜式
10)を再び実行する。
【0031】以上の手順を、RLY1・RLY2・RL
X1・RLX2の値とLY1・LY2・LX1・LX2
の値とが各々等しくなるまで、各センサについて整数n
の値を変更し前述の計算を繰り返すと、位相遅延時間か
ら得られた距離LY1・LY2・LX1・LX2は真の
距離dY1・dY2・dX1・dX2と等しい値とな
る。
【0032】このようにして点Aの座標を決定すること
ができるが、式(4)の第2項を決定するための整数n
の仮の値の選び方を次に説明する。
【0033】図6は筆圧が一定範囲内にある時に得られ
る遅延時間tpと距離Lとの関係を示した図である(図
中実線)。筆圧が弱くなったりして検出信号波形のレベ
ルが大きく変化すると、この図に於ける波線部分の関係
をも示すことになる。従って通常動作時はこの実線部分
の関係を示す確立が高く、本実施例では計測される遅延
時間を基に図6に示すような関係(遅延時間が長くなる
とそれと共に初期値n 0 の値を大きくしていく)で整数
nの初期値n0 を与え、計算時間の短縮をはかってい
る。本実施例においては、このようにして、初期値n0
を定めているが、n0 の定め方として、例えばそのくぎ
りを、図中Aの各点で行っても良いことは言うまでもな
い。
【0034】さて本実施例では板波について説明してき
たが、ペンで指示する座標入力装置では操作時の筆圧変
動は必ず起こるものであり、検出信号波形のレベル変動
はどうしても起こり得る。従って検出信号波形の定点
(例えば検出信号の先頭部)を常に検出することは不可
能であり、板波に限らず表面波やラヴ波等の弾性波を用
いた座標入力装置にも応用することが可能である。また
本実施例で説明した板波は、位相速度と群速度が異なっ
ていて検出信号波形の中の位相がずれていく特異な波で
あるが、検出信号波形のレベルによる問題のみならず、
板波の特異性をも問題としない優れた座標算出手段であ
る。
【0035】このように、本実施例の座標入力装置は検
出信号波形のレベル変動の影響、つまり振動入力ペンと
各振動センサまでの距離に依存した弾性波の減衰や座標
入力時の振動ペンの筆圧等、レベル変動を引き起こす種
々の要因の影響を受けることなく、検出信号波形の位相
情報のみで正確に座標算出が可能となる。
【0036】しかも本構成によれば群速度と位相速度が
異なる板波を弾性波として用いることも可能であり、表
面波等の弾性波に比べて板波は位相速度が遅いことか
ら、遅延時間を測定するカウンタの分解能が同じならば
距離測定の精度が向上し、結果的に座標入力装置が算出
する座標の精度も向上するという効果が得られる。また
本実施例の構成によれば、検出信号波形の中の位相情報
のみで座標を算出するために、大幅にアナログ回路を削
減でき、低消費電力化・低コスト化が可能となる。ま
た、従来の例えば検出信号波形の包絡線のピークを検出
点としていたものよりも、検出信号波形のより先頭に近
い部分へと検出点を移動させられるので、振動伝達板端
部からの反射波の影響が小さくなり、座標入力が可能な
有効エリアに対して振動伝達板自体の大きさを大幅に縮
小することができ、装置をコンパクトにすることができ
るという優れた効果がある。
【0037】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検出信号波形のレベル変動の影響を受けることなく検出
信号波形の位相情報のみで正確な座標算出が可能であ
り、しかも回路を節約して低消費電力化・低コスト化お
よびコンパクト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】座標入力装置の構造
【図2】座標検出系のブロック図
【図3】信号処理のタイムチャート
【図4】座標系入力装置の座標系を示す図
【図5】座標を算出するフローチャート
【図6】検出遅延時間と距離の関係を示す図
【図7】遅延時間が検出信号波形のレベルに依存するこ
とを説明した図
【図8】板波の位相遅延時間と群遅延時間の距離に対す
る関係を示した模式図
【符号の説明】 1…演算制御回路 2…振動子駆動回路 3…振動入力ペン 4…振動子 5…ホーン 6…振動センサ6 7…防振材 8…振動伝達板 9〜12…前置増幅回路 13〜16波形検出回路 17〜20…ラッチ回路 21…計時カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時岡 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−191922(JP,A) 特開 平2−130612(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 340

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定波長の振動を発生する発生手段と、 該発生手段で発生した振動を伝達する伝達手段と、 前記伝達手段の振動を検出する複数の検出手段と、 前記発生手段による振動の発生から前記検出手段による
    振動検出までの遅延時間を計測する計測手段と、 該計測手段で計測された遅延時間を基に前記発生手段と
    前記複数の検出手段各々との距離を算出する第1の算出
    手段と、 該算出手段で算出された距離を基に前記発生手段の位置
    を算出する第2の算出手段と、 前記第2の算出手段で算出された位置を基に前記発生手
    段と前記複数の検出手段各々との距離を算出する第3の
    算出手段と、 前記第1の算出手段で算出された距離と前記第3の算出
    手段で算出された距離とを比較する比較手段と、 該比較手段による比較の結果に応じて前記第1の算出手
    段で算出された距離を修正する修正手段と、 前記修正手段で修正された距離を基に前記発生手段の位
    置を算出する第4の算出手段とを備えることを特徴とす
    る座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記修正手段は、第1の算出手段で算出
    された距離に前記所定波長の整数倍の値を加減すること
    を特徴とする請求項1の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記発生手段の位置は2次元の直交座標
    で表され、前記検出手段は直交する各座標成分が独立し
    て得られるよう配置されることを特徴とする請求項1の
    座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段で検出する振動は板波(ラ
    ム波)であることを特徴とする請求項1の座標入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段で検出する振動は表面波で
    あることを特徴とする請求項1の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段で検出する弾性は振動波ラ
    ヴ波であることを特徴とする請求項1の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 振動を伝達する伝達手段を用いた座標入
    力方法であって、 所定波長の振動を発生して前記伝達手段に入力する発生
    工程と、 前記伝達手段の振動を複数の検出点で検出する検出工程
    と、 前記発生工程による振動の発生から前記検出工程による
    検出点それぞれにおける振動検出までの遅延時間を計測
    する計測工程と、 該計測工程で計測された遅延時間を基に前記発生工程に
    よる振動入力点と前記複数の検出点各々との距離を算出
    する第1の算出工程と、 該算出工程で算出された距離を基に前記振動の入力点の
    位置を算出する第2の算出工程と、 前記第2の算出工程で算出された位置を基に前記発生工
    程による振動入力点と前記複数の検出点各々との距離を
    算出する第3の算出工程と、 前記第1の算出工程で算出された距離と前記第3の算出
    工程で算出された距離とを比較する比較工程と、 該比較工程による比較の結果に応じて前記第1の算出工
    程で算出された距離を修正する修正工程と、 前記修正工程で修正された距離を基に前記発生工程によ
    る振動入力点の位置を算出する第4の算出工程とを備え
    ることを特徴とする座標入力方法。
  8. 【請求項8】 前記修正工程は、第1の算出工程で算出
    された距離に前記所定波長の整数倍の値を加減すること
    を特徴とする請求項7の座標入力方法。
  9. 【請求項9】 前記発生工程による振動入力点の位置は
    2次元の直交座標で表され、前記検出工程は直交する各
    座標成分が独立して得られるよう配置されることを特徴
    とする請求項7の座標入力方法。
  10. 【請求項10】 前記検出工程で検出する振動は板波
    (ラム波)であることを特徴とする請求項7の座標入力
    方法。
  11. 【請求項11】 前記検出工程で検出する振動は表面波
    であることを特徴とする請求項7の座標入力方法。
  12. 【請求項12】 前記検出工程で検出する弾性は振動波
    ラヴ波であることを特徴とする請求項7の座標入力方
    法。
JP19518191A 1991-08-05 1991-08-05 座標入力装置及び方法 Expired - Fee Related JP3053262B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19518191A JP3053262B2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 座標入力装置及び方法
DE69205761T DE69205761T2 (de) 1991-08-05 1992-08-04 Koordinateneingabegerät.
EP92113286A EP0526879B1 (en) 1991-08-05 1992-08-04 Coordinate input apparatus
US08/355,437 US5736979A (en) 1991-08-05 1994-12-13 Coordinate input apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19518191A JP3053262B2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 座標入力装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540570A JPH0540570A (ja) 1993-02-19
JP3053262B2 true JP3053262B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=16336802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19518191A Expired - Fee Related JP3053262B2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 座標入力装置及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5736979A (ja)
EP (1) EP0526879B1 (ja)
JP (1) JP3053262B2 (ja)
DE (1) DE69205761T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100434863C (zh) * 2005-02-25 2008-11-19 Nec显示器解决方案株式会社 波接收设备和确定波接收的方法

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091958B1 (en) * 1995-07-20 2006-08-15 Kabushiki Kaisha Sega Enterprises Image processing device, image processing method, input device used therin, game device and recording medium
US5761087A (en) * 1996-01-10 1998-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate input device and a control method therefor
JPH1165748A (ja) 1997-08-22 1999-03-09 Canon Inc 座標入力装置及びセンサ装着構造及び方法
JPH11249803A (ja) * 1998-03-03 1999-09-17 Canon Inc 座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
JP2000284895A (ja) 1999-03-31 2000-10-13 Hitachi Software Eng Co Ltd 座標入力ペン並びにそれを用いた電子ボード、座標入力システム及び電子ボードシステム
US7157649B2 (en) 1999-12-23 2007-01-02 New Transducers Limited Contact sensitive device
JP4532664B2 (ja) * 2000-04-07 2010-08-25 キヤノン株式会社 座標入力装置、座標入力方法、情報表示システム及び記憶媒体
JP4708581B2 (ja) 2000-04-07 2011-06-22 キヤノン株式会社 座標入力装置、座標入力指示具及びコンピュータプログラム
JP4590114B2 (ja) * 2001-02-08 2010-12-01 キヤノン株式会社 座標入力装置及びその制御方法、記録媒体
JP2002236546A (ja) 2001-02-08 2002-08-23 Canon Inc 座標入力装置及びその制御方法、コンピュータ可読メモリ
GB0116310D0 (en) 2001-07-04 2001-08-29 New Transducers Ltd Contact sensitive device
KR100893114B1 (ko) * 2002-01-31 2009-04-14 후지쯔 가부시끼가이샤 좌표 입력을 위한 초음파 거리 측정 장치 및 방법
US6871149B2 (en) 2002-12-06 2005-03-22 New Transducers Limited Contact sensitive device
JP2004192332A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Medical Bank Technology:Kk 医療情報伝達システム
JP4455392B2 (ja) * 2005-04-15 2010-04-21 キヤノン株式会社 座標入力装置及びその制御方法、プログラム
US7538894B2 (en) 2005-04-15 2009-05-26 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate input apparatus, control method thereof, and program
JP2008078628A (ja) * 2006-08-25 2008-04-03 Canon Inc 電子モジュールおよびその製造方法
JP4968353B2 (ja) * 2009-10-16 2012-07-04 カシオ計算機株式会社 指示位置検出装置、指示位置検出方法及びプログラム
JP5024355B2 (ja) * 2009-11-06 2012-09-12 カシオ計算機株式会社 指示位置検出装置及び指示位置検出方法と、表示装置及びその表示制御方法と、携帯情報端末、プログラム
JP5460341B2 (ja) * 2010-01-06 2014-04-02 キヤノン株式会社 3次元計測装置及びその制御方法
JP5489886B2 (ja) 2010-06-30 2014-05-14 キヤノン株式会社 座標入力装置、該装置における受光装置、及びその製造方法
JP5725774B2 (ja) 2010-09-13 2015-05-27 キヤノン株式会社 座標入力装置及び座標入力方法
JP5973849B2 (ja) 2012-03-08 2016-08-23 キヤノン株式会社 座標入力装置および座標入力装置に用いられるセンサバー
JP5875445B2 (ja) 2012-03-30 2016-03-02 キヤノン株式会社 座標入力装置
JP5986426B2 (ja) 2012-05-24 2016-09-06 キヤノン株式会社 音響処理装置、音響処理方法
JP6049334B2 (ja) 2012-07-12 2016-12-21 キヤノン株式会社 検出装置、検出方法及びプログラム
JP6031293B2 (ja) 2012-08-03 2016-11-24 キヤノン株式会社 座標入力装置及びその制御方法、プログラム
JP6021531B2 (ja) 2012-08-31 2016-11-09 キヤノン株式会社 座標入力装置及びその制御方法、プログラム
JP6086741B2 (ja) * 2013-01-29 2017-03-01 オリンパス株式会社 走査型観察装置とその作動方法
US11358290B2 (en) 2017-10-19 2022-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, robot system, method for operating control apparatus, and storage medium
JP2019084601A (ja) 2017-11-02 2019-06-06 キヤノン株式会社 情報処理装置、把持システムおよび情報処理方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629424A (ja) * 1985-07-05 1987-01-17 Hitachi Ltd 座標入力装置
DE3751763T2 (de) * 1986-06-27 1996-11-14 Canon Kk Koordinateneingabegerät
JPH0614310B2 (ja) * 1987-06-25 1994-02-23 キヤノン株式会社 座標入力装置
DE3885521T2 (de) * 1987-07-01 1994-03-17 Canon Kk Koordinateneingabevorrichtung.
JP2502649B2 (ja) * 1988-01-28 1996-05-29 キヤノン株式会社 座標入力装置
US5070325A (en) * 1988-03-18 1991-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Coordinate input apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100434863C (zh) * 2005-02-25 2008-11-19 Nec显示器解决方案株式会社 波接收设备和确定波接收的方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5736979A (en) 1998-04-07
EP0526879B1 (en) 1995-11-02
DE69205761T2 (de) 1996-05-02
JPH0540570A (ja) 1993-02-19
DE69205761D1 (de) 1995-12-07
EP0526879A1 (en) 1993-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3053262B2 (ja) 座標入力装置及び方法
US4910363A (en) Coordinates input apparatus with plural pulse train whose phases differ
JPH07160408A (ja) 圧電センサ及びそれを使用した座標入力装置
JP3122509B2 (ja) 座標入力装置及び方法
JPH0823798B2 (ja) 振動入力ペン
JPS63245711A (ja) 座標入力装置
JP3167804B2 (ja) 計時装置及びそれを利用する座標入力装置
JP2654396B2 (ja) 座標入力装置
JP2537542B2 (ja) 座標入力装置
JP2655704B2 (ja) 座標入力装置における有効領域決定方法
JP2654397B2 (ja) 座標入力装置
JP3059563B2 (ja) 座標入力装置及び方法
JP3166989B2 (ja) 座標入力装置および方法
JP3432057B2 (ja) 座標入力装置及びその方法
JPS63106822A (ja) 座標入力装置
JPH05189135A (ja) 座標入力装置
JPH0562772B2 (ja)
JPH02130617A (ja) 座標入力装置
JPS63103317A (ja) 座標入力装置
JPH0562771B2 (ja)
JPH0973359A (ja) 座標入力装置及びその方法
JPS63136127A (ja) 座標入力装置
JPH02130612A (ja) 座標入力装置
JPH01130216A (ja) 座標入力装置
JPH01209523A (ja) 座標入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000303

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees