JP3041471B2 - 記録媒体のハーフカット手段を具えたサーマルプリンタ - Google Patents

記録媒体のハーフカット手段を具えたサーマルプリンタ

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JP3041471B2
JP3041471B2 JP6886795A JP6886795A JP3041471B2 JP 3041471 B2 JP3041471 B2 JP 3041471B2 JP 6886795 A JP6886795 A JP 6886795A JP 6886795 A JP6886795 A JP 6886795A JP 3041471 B2 JP3041471 B2 JP 3041471B2
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cam
thermal head
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thermal
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均 石浜
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日本タイプライター株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブまたはラベル
テープ等の連続する記録媒体の一部を残して切断する記
録媒体のハーフカット手段を具えたサーマルプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこのようなサーマルプリンタと
して、配電盤に配線される電線に装着されるチューブに
文字等を印字するチューブプリンタが知られており、こ
のチューブプリンタは印字されたチューブを配線作業者
が作業時に簡単に引きちぎれるようにするため、チュー
ブの一部分を残して切断するハーフカット手段を具えて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のチュ
ーブプリンタはこのハーフカット手段を駆動するための
駆動手段を設けなければならず構成が複雑になってい
た。本発明の目的とするところは以上の問題を鑑み、記
録媒体のハーフカット手段を具えたサーマルプリンタに
おいてハーフカット手段の機能を十分に保ちながら、そ
の構成を簡単にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハーフカット手
段を有するサーマルプリンタは、連続する記録媒体を搬
送する搬送手段と、サーマルヘッドを支持しこのサーマ
ルヘッドを記録媒体に対して接離するよう移動するサー
マルヘッド支持部材と、記録媒体に対して移動して記録
媒体の一部分を残して切断するハーフカット手段とを具
えたサーマルプリンタにおいて、サーマルヘッドの記録
媒体に対する接離を行うためのサーマルヘッド支持部材
の移動と記録媒体のハーフカット処理を行うためのハー
フカット手段の移動との両方を駆動する駆動手段を有す
ることを特徴とし、さらに好ましくは、前記サーマルヘ
ッド支持部材の一端部を回動自在に支持し他端部をハー
フカット手段の近傍に位置させ、前記駆動手段はサーマ
ルヘッド支持部材の他端部と係合する第1カムと、ハー
フカット手段と係合する第2カムと、この第1カムと第
2カムを駆動する駆動源とを有するものである。
【0005】
【作用】本発明のハーフカット手段を有するサーマルプ
リンタは、駆動手段が作動するとサーマルヘッド支持部
材が移動しサーマルヘッドが記録媒体に接触して記録可
能となる、さらにこの駆動手段の作動によりハーフカ
ット手段を移動させハーフカット処理が行える。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図より説明する。図1はチ
ューブおよびラベルシート兼用のサーマルプリンタの印
字部およびハーフカット部の拡大図で、図2は本プリン
タの全体平面図である。
【0007】プリンタ1は、表示部2と、キーボードに
よる入力部3と、チューブおよびラベルテープに文字等
を印字する印字部4を一体化したもので、ラベルテープ
カセット5とインクリボンカセット6とを着脱自在とし
たものである。さらにラベルテープカセット6を取り外
し、替わりにチューブを挿入することでチューブへの印
字を可能としたものである。
【0008】このプリンタ1は熱転写方式を用いてお
り、サーマルヘッド7はサーマルヘッド支持部材8のプ
ラテンローラ11に対向する位置に設けられており、こ
のサーマルヘッド支持部材8はその一端部81を駆動ロ
ーラ9の軸を中心として揺動自在に取りつけられ、スプ
リング10によってプラテンローラ11に向けて付勢さ
れている。また、サーマルヘッド支持部材8の他端部の
凸部82はスプリング10の付勢により後述する第1カ
ム14と係合するようになっている。
【0009】カム部材12は軸13に対して回動自在に
設けられ、第1カム14、第2カム15およびギア16
が一体化され具えられている。さらに、このカム部材1
2はギア16、ギア17およびギア18を介してモータ
19の駆動により左右両方向に回転するようにしてあ
る。
【0010】ハーフカット手段20は第2カム15に近
接して位置しており、内部にカッタ201を備えたホル
ダ202と、このホルダ202を第2カム15に対して
接離方向に摺動自在に案内するガイド部材203と、カ
ッタ受台204とにより構成されている。このハーフカ
ット手段20のホルダ202は、図示しないスプリング
の付勢により第2カム15に向けて付勢されており、ホ
ルダ202の凸部205が第2カム15と係合すること
で、第2カム15の回転に伴いガイド部材203に沿っ
て摺動するようになっている。なお、ホルダ202に備
えられるカッタ201は、ホルダ202のカッタ受台2
04との接触面より若干引き込んだ構成とすることで、
ハーフカット時においてチューブやラベルテープの一部
を残して切断することを可能としている。
【0011】駆動ローラ9は図示しないモータの駆動に
より回転し、この駆動ローラ9と対となるローラ21と
により、図1においてラベルテープ51を矢印A方向に
搬送しサーマルヘッド7に向けて搬送している。
【0012】プラテン11は図示しないモータの駆動に
より回転し、プラテン11と対となるローラ22とによ
り、印字されたラベルテープ51をハーフカット手段2
0に向けて搬送している。
【0013】カッタ23は、印字されたラベルテープ5
1を切断するためのものである。また、チューブ挿入口
24はラベルテープカセット5を取り外したとき、ここ
からチューブを挿入することで搬送ローラ9とローラ2
1にチューブが案内されるようにしてある。
【0014】次に、本実施例の作動について説明する。
なお、図1はラベルシートの印字前の状態であり、図3
はラベルシート印字時での状態であり、図4はラベルシ
ートのハーフカット時の状態を示している。
【0015】図1の状態より、使用者が印字開始の入力
をすると、まず、搬送ローラ9が回転し、ラベルテープ
51の先端がサーマルヘッド7とプラテンローラ11間
に位置するまでラベルテープ51を矢印A方向に搬送
し、次にモータ19を回転させ、第1カム14及び第2
カム15が図3に示す位置となるまでカム部材12を矢
印B方向に回転させる。このカム部材12の回転に伴
い、第1カム14に接するサーマルヘッド支持部材8が
スプリング10の付勢によって揺動し、サーマルヘッド
7はプラテンローラ11に向けて移動し、インクリボン
61を介してラベルテープ51に接するようになる。こ
のときハーフカット手段20と接する位置での第2カム
15の形状は、ここでのカム部材12の回転で変化がな
いため、図に示すとおりハーフカット手段20は全く移
動していない。
【0016】次に、ラベルテープ51に所定の文字を印
字し、ラベルテープ51が所定の長さまで搬送された
ら、続いてラベルテープ51のハーフカット作業がされ
る。まず、搬送ローラ9及びプラテンローラ11が停止
し、ラベルテープ51が停止したら、モータ19を回転
させ第1カム14及び第2カム15が図4に示す位置と
なるまでカム部材12を矢印B方向に回転させる。この
カム部材12の回転に伴い、第2カム15に接するハー
フカット手段20のホルダ202が移動し、ラベルテー
プ51の部分切断が行われる
【0017】次に、モータ19を逆回転させ第1カム1
4及び第2カム15が図3に示す位置となるまでカム部
材12を矢印Bの逆方向に回転させる。このカム部材1
2の回転に伴い、第2カム15に接するハーフカット手
段20のホルダ202が図3に示す非切断位置に戻り。
次に搬送ローラ9及びプラテンローラ11が回転し、再
び印字処理がされる。
【0018】このようにしてラベルシート51への印字
処理とハーフカット処理が所定の枚数分繰り返し行われ
たら、モータ19を逆回転させ第1カム14及び第2カ
ム15が図1に示す位置となるまでカム部材12を矢印
Bの逆方向に回転させる。このカム部材12の回転に伴
い第1カム14と接するサーマルヘッド支持部材8が揺
動し、サーマルヘッド7はプラテンローラ11から離れ
ることになる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、サーマルヘッドの記録
媒体に対する接離と記録媒体のハーフカット処理が行え
るよう、サーマルヘッド支持部材の移動とハーフカット
手段の移動との両方を駆動する駆動手段を有するので、
装置の部品点数を減らしコスト低減を図ることができ
る。
【0020】 さらにサーマルヘッド支持部材の一端部を
回動自在に支持し他端部をハーフカット手段の近傍に位
置させ、その駆動手段の構成としてサーマルヘッド支持
部材とハーフカット手段との夫々に係合する第1カム手
段と第2カム手段と、これを駆動する駆動源を設けるこ
とで、単純なメカ構成の安価なかつ確実な作動が行える
記録媒体のハーフカット手段を有するサーマルプリンタ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のサーマルプリンタの印字部およびハ
ーフカット部の拡大図
【図2】サーマルプリンタの全体平面図
【図3】印字時での印字部およびハーフカット部の拡大
【図4】ハーフカット時での印字部およびハーフカット
部の拡大図
【符合の説明】
1 プリンタ 5 ラベルテープカセット 6 インクリボンカセット 7 サーマルヘッド 8 サーマルヘッド支持部材 10 スプリング 11 プラテンローラ 12 カム部材 14 第1カム 15 第2カム 19 モータ 20 ハーフカット手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/304 B41J 2/32 B41J 2/325 B41J 11/70 B41J 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する記録媒体を搬送する搬送手段
    と、サーマルヘッドを支持しこのサーマルヘッドを記録
    媒体に対して接離するよう移動するサーマルヘッド支持
    部材と、記録媒体に対して移動して記録媒体の一部分を
    残して切断するハーフカット手段とを具えたサーマルプ
    リンタにおいて、サーマルヘッドの記録媒体に対する接
    離を行うためのサーマルヘッド支持部材の移動と記録媒
    体のハーフカット処理を行うためのハーフカット手段の
    移動との両方を駆動する駆動手段を有することを特徴と
    する記録媒体のハーフカット手段を具えたサーマルプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 前記サーマルヘッド支持部材の一端部を
    回動自在に支持し他端部をハーフカット手段の近傍に位
    置させ、前記駆動手段はサーマルヘッド支持部材の他端
    部と係合する第1カムと、ハーフカット手段と係合する
    第2カムと、この第1カムと第2カムを駆動する駆動源
    とを有することを特徴とする請求項1の記録媒体のハー
    フカット手段を具えたサーマルプリンタ。
JP6886795A 1995-03-03 1995-03-03 記録媒体のハーフカット手段を具えたサーマルプリンタ Expired - Lifetime JP3041471B2 (ja)

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