JPS6121248Y2 - - Google Patents

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JPS6121248Y2
JPS6121248Y2 JP15897580U JP15897580U JPS6121248Y2 JP S6121248 Y2 JPS6121248 Y2 JP S6121248Y2 JP 15897580 U JP15897580 U JP 15897580U JP 15897580 U JP15897580 U JP 15897580U JP S6121248 Y2 JPS6121248 Y2 JP S6121248Y2
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JP
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ticket
pinch roller
roller
thermal head
printing
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JP15897580U
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーマルヘツドを用いる印刷装置に関
する。乗車券販買機等における発券前の印刷には
印判を用いる方法と発熱素子により順次文字を描
いてゆくサーマルヘツド方式とがある。印判方式
によるものは、印刷速度が速く、従つて客の行先
ボタン選択後から発券までの所要時間が短いとい
う長所がある。反面、インキがにじんだり、ぶれ
たりする欠点がある。一方、サーマルヘツド方式
のものは加熱発色させるものであるから、インキ
がにじだんりする様なことはない。が、印字速度
が遅く発券に時間を要する欠点がある。本考案は
上述の如くサーマルヘツドを用いる印刷装置に関
するが、この種装置として、従来例えば特願昭51
−36442号(特開昭52−119337号)がある。この
装置はピンチローラーを固定式にし、これに対し
てサーマルヘツドをバネで適当に加圧して常時ピ
ンチローラーに当接させ、この間にロール状の用
紙を切断することなく連続的に供給し、印刷後に
切断するものである。又この様な装置に対してロ
ール状の用紙によるバツクテンシヨン印字部への
影響をさけるために、予め用紙を所定の券紙寸法
に切断した後印字部へ送り込むものもある。第1
図はこの様な従来技術を示すものである。イはサ
ーマルヘツドで、ロは発熱素子、ハはピンチロー
ラー、ニは送り台、ホはカツター、ヘは送りロー
ラー、トはロール紙、チは券紙である。ピンチロ
ーラーハは固定で、これに対してサーマルヘツド
イが常時押圧状態にあり、その間に券紙を挾みつ
つローラーハで送り、発熱素子ロで感熱印刷す
る。この従来例の欠点は、ピンチローラーハとサ
ーマルヘツドイとが常時押圧しあつていることか
ら、ゴム製のピンチローラーハがその当接部のみ
凹んだり、券紙が跡切れたときにピンチローラー
ハが発熱素子ロを直接擦つてしまつたり、ピンチ
ローラーハの回転の初期立上がりが悪くて印刷文
字が縮んだりすることである。そして特に、ピン
チローラーハとサーマルヘツドイは常時押圧し合
つているから、券紙チを発熱素子ロ下へ送り込む
ためには券紙チと次の券紙チとを隙間なく且同速
(印字速度)で送らねばならず、このため発券ま
での時間が長くなる欠点がある。すなわち、第2
図のa,b,cの各図で説明すると、券紙チ
のうち、印字部リは印字開始線ヌから終了線
ルまである。今、第2図aにおいて先行の券紙チ
の印字開始線ヌから印刷を開始すると、第2図
bの先行券紙チの印字終了線ルで印字は終了す
る。しかしながら、この時点では後行の券紙チ
は末だ発熱素子ロの下にきておらず、さらに第2
図cの後行券紙チの印字開始線ヌまでの距離s
を印字速度で移動することになる。そして先行、
後行の券紙チ,チはS/2だけ各々余分に印
字速度で移動されることになる。ところが印字速
度は他の送り速度に比較して著しく遅速であるた
め、印字速度による不必要な送りは発券速度を遅
延する原因となつていた。本考案は以上述べた従
来技術の欠点を解消する印刷装置の提供を目的と
する。
実施例について説明すると、第3図以降は実施
例の簡略図を示し、1は紙巻ロールで、該ロール
1から帯状用紙2が繰り出される。繰り出された
帯状用紙2は定寸送り部3で一定寸法ずつ送ら
れ、カツター4で切断される。そして印刷部5で
印刷された後、磁気情報書込み及び読取部6を経
てキヤツプ受皿7へ落下する。定寸送り部3はカ
ム8と、該カム8にリンク連結されたセクターギ
ヤ9、カム8と当接するカツターアーム10、セ
クターギヤ9により時計方向へのみ一定量回転せ
られる用紙送りローラー11、及びそのローラ1
2、セクターギヤ9の後端側にリンク連結された
紙たぐりローラー13を有する。そしてカム8の
最初の反時計方向回転によりセクターギヤ9を反
時計方向に回動させ、これにより用紙送りローラ
ー11を時計方向に一定回転させてパスライン1
4にある帯状用紙2を所定の券紙寸法だけ前方へ
送ると共に、たぐりローラー13を浮上させる。
又、カム8の後半の反時計方向回転により、カツ
ターアーム10が時計方向に回動して、カツター
4を押下げて帯状用紙2を切断すると共に、セク
ターギヤ9が時計方向に回動して、たぐりローラ
ー13を降下させて帯状用紙2をたぐる。印刷部
5は大きく分けてサーマルヘツド15側とピンチ
ローラー16側とからなる。サーマルヘツド15
側は、サーマルヘツド15を固着したサーマルヘ
ツド取付金17と押えゴム18を固着した押え金
19とを一端側で軸受20,20し、握り玉21
を回動操作して、常時サーマルヘツド15を機台
22表面22aに押圧している。23は発熱素子
で、後述する券紙41の移送方向に対して直角方
向に一列に並んでいる。ピンチローラー16側
は、磁台22の両側に一対に取付けられてその間
でピンチローラー16を枢着、支持するローラー
アーム24と、駆動源であるモーター25と、モ
ーター25の駆動力をピンチローラー16に伝達
する各ギヤー26,27,28,29,30と、
ギヤー28,29,30及びピンチローラー16
を取付けたローラーアーム24を軸31の回りに
回動させる昇降機32を有する。昇降機32はソ
レノイド33と、該ソレノイド33の作用子33
aの進退運動により軸34の回りに狭い範囲で回
動せられる回動アーム35と、該回動アーム35
の前記軸34に対して同方向に取付けられた2つ
のロツド、すなわち前記ローラーアーム24の昇
降をバネ36を介して行なうピンチローラー昇降
ロツド37と、取込みローラー38を昇降させる
取込みローラー昇降ロツド39、及び回動アーム
35の前記軸34に対して前記ロツド37,39
とは反対側に一端が取付けられて、ロツド37,
39を降下させる方向に回動アーム35を常時付
勢する付勢バネ40とを有する。ソレノイド33
が作動すると回動アーム35が時計方向に回動
し、ピンチローラー16がサーマルヘツド15に
押接すると、この時ピンチローラー16の中心線
上に発熱素子23が一致する。これが印字ライン
L2となる。又、この際、ソレノイド33はスト
ロークエンドまで回動アーム35を引き上げる
が、ピンチローラー16はそれまでにサーマルヘ
ツド15に当接し、余つたストローク分でバネ3
6を圧縮し、これによりピンチローラー16をサ
ーマルヘツド15に押付ける。又、モーター25
からの駆動力伝達において、ローラーアーム24
の3つのギヤー28,29,30のうち、ピンチ
ローラー16側のギヤー30と軸31側のギヤー
28との間にアイドラーとしてのギヤー29を介
在させて、ローラーアーム24の昇降によつて生
じるピンチローラー16の角移動を防止する様に
している。パスライン14にある帯状用紙2はカ
ツター4により第5図に示す如く所定寸l1の券紙
41に切断されるが、この切断位置において券紙
41の印字部42先端42aが発熱素子23上に
一致する様にカツター4ラインL1と発熱素子2
3による印字ラインL2との水平距離を予め定め
る。今、コインが投入されると、ピンチローラー
16が回転開始し、定速回転となる。次に客によ
る行先ボタンが押されると、マイクロコンピユー
タにより、印字情報がセツトされると共にソレノ
イド33が働いてピンチローラー16がサーマル
ヘツド15に当接する。これにより発熱素子23
が第5図aの如く予めセツトされている券紙41
を、その印字部先端42aから印字を開始し、印
字部42の寸法l2間を印字した後、第5図bに示
す如く印字部後端42bに達する。この時点で券
紙41先端41aは券紙取込みラインL3に達す
る一方、後行の帯状用紙2はその先端2aがカツ
ターラインL1にとどまる。そしてピンチローラ
ー16は券紙41を印字部42の寸法だけ送つた
後、印字部後端42bが印字された時点で降下す
る。この時取込みローラー38も降下して券紙4
1を高速で前方へ送ると共に、帯状用紙2が所定
寸法送り込まれ、カツター4で切断されて、印字
部先端42aが印字ラインL2に一致する位置に
券紙41がセツトされる(第5図c)。すなわ
ち、ピンチローラー16による印字速度での券紙
41の送りは印字部寸法l2だけであり、券紙先端
41aから印字部先端42まで、及び印字部後端
42bから券紙後端41bまで高速送りがなされ
る。磁気情報書込み及び読取り部6は前記取込み
ローラー38で取込んだ券紙41を発券ベルト4
3で高速に送ると共に、その途中で券紙41に磁
気情報を書込み44、それをチエツク45し、問
題なければキヤツプ受皿7へ出す。
本考案は以上の通り、発熱素子を有するサーマ
ルヘツドと、サーマルヘツドの発熱素子に対向し
て設けられたピンチローラーと、サーマルヘツド
とピンチローラーの間に券紙を送給すると送給機
構と、サーマルヘツドとピンチローラーの間から
でた券紙を送出する送出機構と、ピンチローラー
をサーマルヘツドに対し接離方向に揺動させる揺
動機構とを備え、送給機構には、券紙を切断する
切断手段を有し、ピンチローラーは、揺動機構に
連結され、送出機構は、サーマルヘツドとピンチ
ローラーの間から出た券紙を取込む取込みローラ
ーを有し、該取込みローラーは、前記揺動機構に
連結され、ピンチローラーがサーマルヘツドから
離れる方向に揺動されると取込みローラーは券紙
を押える押圧方向に移動され、ピンチローラーが
サーマルヘツドに接する方向に揺動されるとき取
込みローラーは押圧解除方向に移動され、ピンチ
ローラーによる券紙の発熱素子への押圧及び移送
は前記券紙の印字部の範囲のみとされ、券紙は、
切断手段による切断位置で、券紙の印字部先端が
発熱素子に対向すると共に、券紙の印字部後端と
券紙の後端との間に発熱素子が対向していると
き、券紙先端部が取込ローラーの押圧位置にある
ことを特徴とする印刷装置であるから次の効果を
奏する。
すなわち、ピンチローラーによる券紙の発熱素
子への押圧及び移送は前記券紙の印字部の範囲の
みとされ、券紙が、切断手段による切断位置で、
券紙の印字部先端が発熱素子に対向すると共に、
券紙の印字部後端と券紙の後端との間に発熱素子
が対向しているとき、券紙の先端部が取込ローラ
ーの押圧位置にあるから、低速送りの部分は、券
紙の後端が切断位置を過ぎてから、券紙の先端部
が取込みローラーの押圧位置にくるまでの間でよ
く、低速送りを要する部分が少なくなり、発券時
間の短縮を可能とした。しかも、ピンチローラー
による券紙の発熱素子への押圧及び移送は前記券
紙の印字部の範囲のみとされているので、印刷時
以外は、発熱素子とピンチローラーとが押圧し合
うことがなく、ピンチローラーの局部的変形のお
それがなくなつた。さらに、ピンチローラーをサ
ーマルヘツドに対し接離方向に揺動させる揺動機
構を備え、ピンチローラーが揺動機構と連結され
ると共に、サーマルヘツドとピンチローラーの間
から出た券紙を取込む取込みローラーも揺動機構
と連結され、ピンチローラーがサーマルヘツドか
ら離れる方向に揺動されると取込みローラーは巻
紙を押える押圧方向に移動され、ピンチローラー
がサーマルヘツドに接する方向に揺動されるとき
取込みローラーは押圧解除方向に移動されるの
で、発熱素子により印字が終了し、ピンチローラ
ーが離れると直ちに取込みローラーにより送出機
構に取込まれ発券に回されるので、発券時間の短
縮ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図a,b,cは従来例を示す図、
第3図は本案の実施例を示す全体図、第4図は実
施例の要部の拡大図、第5図a,b,cは券紙の
印刷過程を示す図である。 1……紙巻きロール、2……帯状用紙、4……
カツター、15……サーマルヘツド、16……ピ
ンチローラー、23……発熱素子、32……昇降
機、38……取込みローラー、41……券紙、4
2……印字部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発熱素子を有するサーマルヘツドと、 サーマルヘツドの発熱素子に対向して設けられ
    たピンチローラーと、 サーマルヘツドとピンチローラーの間に券紙を
    送給する送給機構と、 サーマルヘツドとピンチローラーの間からでた
    券紙を送出する送出機構と、 ピンチローラーをサーマルヘツドに対し接離方
    向に揺動させる揺動機構とを備え、 送給機構には、券紙を切断する切断手断を有
    し、 ピンチローラーは、揺動機構に連結され、 送出機構は、サーマルヘツドとピンチローラー
    の間から出た券紙を取込む、取込みローラーを有
    し、 該取込みローラーは、前記揺動機構に連結さ
    れ、 ピンチローラーがサーマルヘツドから離れる方
    向に揺動されると取込みローラーは券紙を押える
    押圧方向に移動され、ピンチローラーがサーマル
    ヘツドに接する方向に揺動されるとき取込みロー
    ラーは押圧解除方向に移動され、 ピンチローラーによる券紙の発熱素子への押圧
    及び移送は前記券紙の印字部の範囲のみとされ、 券紙は、切断手段による切断位置で、券紙の印
    字部先端が発熱素子に対向すると共に、 券紙の印字部後端と券紙の後端との間に発熱素
    子が対向しているとき、券紙の先端部が取込ロー
    ラーの押圧位置にあることを特徴とする 印刷装置。
JP15897580U 1980-11-05 1980-11-05 Expired JPS6121248Y2 (ja)

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JP15897580U JPS6121248Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15897580U JPS6121248Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05

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Publication Number Publication Date
JPS5781144U JPS5781144U (ja) 1982-05-19
JPS6121248Y2 true JPS6121248Y2 (ja) 1986-06-25

Family

ID=29518014

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15897580U Expired JPS6121248Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05

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JPS5781144U (ja) 1982-05-19

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