JP3027129B2 - 弾性パッド - Google Patents

弾性パッド

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JP3027129B2
JP3027129B2 JP9024018A JP2401897A JP3027129B2 JP 3027129 B2 JP3027129 B2 JP 3027129B2 JP 9024018 A JP9024018 A JP 9024018A JP 2401897 A JP2401897 A JP 2401897A JP 3027129 B2 JP3027129 B2 JP 3027129B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性パッドに係
り、グローサーを有する又は有しない履板(所謂鉄シュ
ー)の踏面に着脱自在(交換自在)に装着して建設機
械、農業機械等の無限走行装置を構成するものである。
【0002】
【従来の技術】所謂鉄シュー(履板)で無限走行装置を
構成すると、路面の傷付、振動、騒音等が激しいことか
ら、最近では、履板の路面に弾性パッドを装着した無限
走行装置(所謂後付け弾性パッド)が注目されている。
この後付け弾性パッド(単にゴムパッドという場合もあ
る)を、履板の踏面に取付ける型式として、弾性パッド
にボルトを溶接にて固着し、該ボルトを履板の取付孔に
挿通してナットで締上げる所謂ボルト型と、弾性パッド
にナットを溶接にて固着し、履板の取付孔に挿通したボ
ルトをナットにねじ込んで締上げる所謂ナット型と、弾
性パッドにフック形の取付金具を溶接等で固着し、この
取付金具を履板に係合させてボルト止めする所謂フック
型と、の三種類が一般的に採用されている。
【0003】しかし、これら従来例では、ボルト、ナッ
ト等の溶接工程があって溶接歪が生じ易く工程上複雑で
あって量産性に適合し難いこと、ボルト、ナット等のね
じ山にゴム、接着剤の流込み防止のためマスキングをし
なければならず生産性に劣ること、ボルト、ナット等に
折曲、折損等が生じると他の部分、例えば接地ブロック
がまだ健全であるにも拘らず新規な弾性パッドに交換す
るという無駄があること、等々の不具合があった。
【0004】このような課題を解決する従来技術とし
て、特開平5−278646号公報(従来例の1)、実
開平5−82776号公報(従来例の2)が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の1および2は
それなりに有用であるけれども、芯材(従来例の1では
座金に相当し、従来例の2では補強板に相当する)の形
状が履板の踏面形状に沿うべく所謂凹凸波形に形成して
あるため、芯材が鉄板等の帯板材よりなるときには、凹
凸波形にプレス等で成形するには相当なプレス力量が必
要であるし、該凹凸波形の芯材に接地ブロック(従来例
の1ではゴムパットに相当し、従来例の2では弾性部材
に相当する)を接着(接着剤による形式又は焼付け(加
硫接着)による形式)するとき、芯材が凹凸波形である
が故に接着斑が生じ易く芯材と接地ブロックとが剥離す
るという課題があった。
【0006】なお、芯材として押出型材又は引抜型材を
採用することも考えられるが、履板の踏面形状はグロー
サーによって複雑であることから、実際には採用できな
いものであった。また、従来例の1では、接地ブロック
(ゴムパッド)に芯材(座金)が埋設されていて、接地
ブロックのゲージ(ゴムパッド厚さ)が薄くなり、その
弾性特性を有効に発揮できないし、また、接地ブロック
の接地面側から凹部を形成してこの凹部を介して締結具
を挿脱自在にしていることから、凹部に泥土、砂利、雪
等が侵入するので、接地ブロックの部分的な欠けが生じ
易くなるだけでなく、侵入固化すると締結具の交換が実
質的に不可能になるという課題があるし、一方、従来例
の2では該公報の図5に示されたものは従来例の1と同
様な課題があるし該公報の図2に示されたものでは接地
ブロック(弾性部材)に締結具が埋入固着されている故
に、締結具が折曲、折損等すると接地ブロック(弾性部
材)がまだ健全であるにも拘らず新規な弾性パッドに交
換するという無駄があった。
【0007】本発明は、芯材として帯板材を基本として
採用し、履板の踏面に沿う形状部分を少なくすることで
該芯材の成形が容易で、かつ、芯材と接地ブロックとの
接着が確実であって、更に、芯材と接地ブロックとの被
着界面に、袋状の空所を形成することによって締結具の
折曲、折損を少なくしながらその交換も容易にできる弾
性パッドを提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯板形状とさ
れている芯材2の片面に、弾性材料よりなる接地ブロッ
ク3を被着している弾性パッド1であって、該弾性パッ
ド1の芯材2を無限走行装置を構成する履板4にあてが
って締結具5を介して交換自在に取付けられる弾性パッ
ド1において、前述の目的を達成するために、次の技術
的手段を講じている。
【0009】すなわち、本発明に係る弾性パッド1は、
前記芯材2と接地ブロック3との被着界面部分に、外囲
いされている袋状の空所8が形成され、該空所8に収め
た締結具5の頭を外囲いしていることを特徴とするもの
であり、このような構成を採用したことによって、空所
8に収められている締結具5は損傷等が少なくなるし、
接地ブロック3の接地面には凹所等を形成する必要がな
くなって該ブロック3の部分的な欠けが防止できるだけ
でなく、充分な弾性特性を発揮するのである。
【0010】本発明においては、前記袋状の空所8が、
芯材2の折り曲げ加工又は芯材2に固着した区画部材9
によって形成されていることによって、袋状の空所8の
形成が容易であり、この空所8は所謂部分的であって芯
材2の他の部分は帯板形状である故に弾性材料よりなる
接地ブロック3の被着も全体に亘って均一である故に確
実強固なものとなって剥離も少なくできるのであり、ま
た、芯材2に区画部材9を固着して空所8を形成したと
きには、該区画部材9によって芯材2の剛性を向上でき
るのである。
【0011】更に、本発明においては前記袋状の空所8
に、締結具5の廻り止め部9Aを形成している構成を採
用することによって締結具5によってトラックリンク6
を有する履板4に弾性パッド1を履き替えるとき、締結
具5の締結は容易でありながら強力にできるのである。
また、本発明においては前記袋状の空所8に対して締結
具5を挿脱自在にする挿脱部8Cを形成している構成を
採用することにより、万が一に締結具5が折曲等して接
地ブロック3がまだ健全であるときは新規な締結具5を
もって取付けることができて弾性パッドの全体を新規な
ものと交換するものに比較して無駄が少なくなったので
ある。
【0012】なお、本発明において無限走行装置を構成
する履板は所謂鉄シューであってトラックリンクを有す
る限りにおいてグローサの有無は問わないものであり、
また、芯材2に対する接地ブロック3の被着とは、芯材
2の片面のほぼ全面に亘って加硫接着等で両者を固着す
る意味である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1(A)(B)は第1の実施形態
を示しており、本発明に係る弾性パッド1は、帯板形状
とされている芯材2の片面に、弾性材料よりなる接地ブ
ロック3を被着している弾性パッド1であって、該弾性
パッド1の芯材2を無限走行装置を構成する履板4にあ
てがって締結具5を介して交換自在に取付けられてい
る。
【0014】ここで芯材2は鉄板、鋼板等の金属製材料
を基本的に採用するが、硬質樹脂製、ファイバー等を混
入した強化樹脂製等を採用することが可能であり、金属
板と樹脂板との複合積層板であっても良い。接地ブロッ
ク3の弾性材料としては耐摩耗性、耐候性等に優れたゴ
ム(合成ゴム、天然ゴムを含む)、ウレタン等を採用で
き、弾性材料中にカットファイバー等を混入したもので
あっても良い。
【0015】また、芯材2と接地ブロック3との固着手
段(被着手段)としては接着剤による接着、ゴム焼付
け、加硫型による加硫接着等を採用することができ、い
ずれにしても芯材2と接地ブロック3の構成材料に適合
したものが採用される。更に、履板4は所謂鉄シューで
あって、図1(B)ではトリプルグローサー形4Aを示
しているが、ダブルグローサー、シングルグローサーで
あってもまた、グローサーを有しないものでも良く、ト
ラックリンク6に溶接又はボルト止めされていて、該ト
ラックリンク6をトラックピン7によって接合すること
によって無端(限)走行装置を構成するものである。
【0016】図1(A)(B)の第1実施形態では、前
記芯材2は金属製であってその帯長手方向(走行方向と
交差する方向)の両端近傍でかつ帯幅方向の前後にプレ
ス加工等による折り曲げ加工によって反接地面側に突出
形成した断面台形状の突隆壁8Aで外囲いされた袋状の
空所8が形成されており、この実施形態では、突隆壁8
Aがグローサー4A間に嵌入されて空所8の底に形成し
ている取付け孔8Bと履板4に形成されている取付け孔
4Bとを合致させてボルト・ナットで例示する締結具5
によって交換自在に取付けてある。
【0017】締結具5については、そのナットを空所8
の底に取付け孔4Bとナットの雌ネジとを合致した状態
で溶接等で固着しておいても、空隆壁8Aの左右に締結
具5の挿脱部8Cを形成しておいて、該挿脱部8Cを介
して締結具5における頭付ボルトを空所8に装入してお
いてから、履板4にナット止めするいずれの型式であっ
ても良い。
【0018】また、締結具5は、そのボルト或いは頭付
きボルトを接地ブロック3と芯材2との加硫接着前に挿
入しておいても良く、このようにすると挿脱部8Cを過
度に大きくする必要もなく芯材2の強度向上が図れ、し
かも穴加工も簡単に済むことになる。この第1実施形態
における弾性パッド1は、弾性材料よりなる接地ブロッ
ク3はその全体に亘ってゲージが略一定であり、該ブロ
ック3の外周縁部がテーパー面3Aとされているだけで
あって、接地面には凹部がないことから土、砂利、雪等
の侵入はなくて袋状の空所8に収められている締結具5
の頭(ナット、ボルト頭)は外囲いされている故に損傷
(発錆等)も少なくなってほぼ全体に亘って弾性ブロッ
ク3による緩衝が充分で該ブロック3の欠けなども少な
くなっているのである。
【0019】図2(A)(B)は本発明に係る弾性パッ
ド1の第2実施形態を示しており、基本構成は既述の第
1実施形態と共通することから、共通部分は共通符号で
示し、以下、相違点について説明する(図3以下の各実
施形態についても同様である)。図2(A)(B)で示
す弾性パッド1は、グローサーを有する履板に装着され
るものであって、該パッド1の両端部(帯長手方向の両
側)に、グローサー間に嵌入される(嵌入状態は図1
(B)を参照)嵌入部1Aを突隆形成しており、該嵌入
部1Aに、外囲いされた袋状の空所8を形成している。
【0020】図2(A)で示す例では断面L形の区画部
材9を芯材2に溶接等で固着して外囲いした袋状の空所
8としており、図2(B)で示す例では断面台形状の突
隆壁8Aに平板状の区画部材9を溶接等で固着してお
り、図2(A)(B)のいずれの例においても、締結具
を挿脱自在とする挿脱部8Cが形成されているととも
に、図2(A)においては区画部材9に、締結具(ボル
ト頭又はナットの立面部)が係合する廻り止め9Aが形
成されている。
【0021】図3に示している第3実施形態の弾性パッ
ド1は、折り曲げ加工(プレス加工)等によって断面台
形状に形成された突隆壁8Aによって外囲いされた空所
8を有し、芯材2の周縁には突隆壁8Aと略同じ高さで
フランジ部2Aを同じくプレス加工で形成したものであ
り、この弾性パッド1はダブルグローサー間に嵌入する
か若しくは平板状の履板に重ね合わせて締結具によって
交換自在として備えられるものであり、フランジ部2A
を周縁に形成している故に、芯材2の剛性はフランジ部
2Aによって向上されることになる。
【0022】図4に示す第4実施形態は、芯材2を帯板
材(平板材)で構成して外囲いされた空所8は弾性ブロ
ック3の内面に形成したものであり、この弾性パッド1
はダブルグローサー間の履板またはグローサーを有しな
い履板に重ね合わされて締結具によって交換自在とされ
るものである。この第4実施形態の弾性パッド1におい
て、空所8の形成手法としては、テフロン、メッキ、離
型剤等を塗布した空所形成ボックスを芯材2に仮止めし
ておいて弾性ブロック3を加硫接着した後に前記ボック
スを離型することによって形成できるし、また、前記ボ
ックスを消失模型(中子)で構成し弾性ブロック3を芯
材2に加硫接着するとき消失模型を熱によって消失させ
ることによって空所8とすることができ、この空所8の
外周面を廻り止め部とすることもできる。
【0023】図5に示した第5実施形態の弾性パッド1
は、外囲いされた空所8を有し、その芯材2の周縁フラ
ンジ部2Aをグローサーを有しない平板状の履板4に着
脱自在として嵌合して図外の締結具によって交換自在と
して取付けたものを示している。図6および図7(A)
(B)は芯材2の要部を示しており、図6はプレス加工
で空所を形成する突隆壁8B(図では上下)を折り曲げ
加工するとき、取付け孔8Aおよび挿脱部8Cを打抜き
形成したものであり、図7(A)(B)は深絞り加工に
よって空所を形成する突隆壁8Bを形成したもので、特
に、図7(B)では突隆壁8Bを方形状に形成し、取付
け孔8Aは長孔に形成したものを示している。
【0024】図8は他の有用な実施形態であって、図8
左半部分は廻り止め部9Aを有する空所8にナット5A
の挿脱部8Cを形成したものであり、図8右半部分はボ
ルト5Bの挿脱部8Cを形成したものを示している。図
9〜図16は図2(A)(B)で示した嵌入部1Aを有
する弾性パッド1の他の有用な実施形態を示しており、
図9〜図12では、嵌入部1Aにおける芯材2の着座部
1Bおよび接地ブロック3の端部にセンターグローサー
4C(図11参照)に嵌入するスリット10をトンネル
形として形成しているとともに、取付け孔8Bを有する
着座部1Bにはチャンネル形状の区画部材9を個別に溶
接等で固着して区画部材9の開口部を前後に向けて挿脱
部8Cとしたものであり、区画部材9の立上がり内壁を
ナット又はボルト頭の廻り止め部9Aとしている。
【0025】すなわち、図9〜図12に示した実施形態
においては、挿脱部8Cからナットを空所8に収めた状
態にしてから(このとき、区画部材9の奥部立上がり内
壁9Bにナットが当接すると、ナットの雌ネジと取付け
孔8Bが合致し、かつ廻り止めするようにすると好まし
い)、弾性パッド1をグローサー4Aを有する履板4に
重ね合わせる。
【0026】このとき、スリット10をセンターグロー
サー4Cに嵌入することで取付け孔8B,4Bを合致す
るように位置決めし、空所8に廻り止めされているナッ
トに対してボルトを取付け孔4B,8Bを介して挿通し
てねじ込むことで締着されるのである。なお、スリット
10の奥部をテーパー部10Aに形成しておくとセンタ
ーグローサー4Cに対する位置決めがより確実となる。
【0027】図13および図14(A)(B)は着座部
1Bに取付け孔8Bと挿脱部8Cとを鍵孔状として形成
し、チャンネル形の区画部材9を帯長手方向に向けて固
着したものであり、着座部1Bの内方からボルト頭又は
ナットを空所8に挿脱し、内壁8Bで廻り止めと位置決
めをしたものを示している。特に、図14(B)で示す
ように挿脱部8Cを芯材2の垂直壁に形成しておくこと
によって、締結具5を真横から水平方向に挿脱すること
ができる。
【0028】図15の実施形態は、チャンネル形の区画
部材9を対の着座部1Bに跨がって固着した点が図9の
例と相違しており、着座部1Bを区画部材9で剛結して
補強していて、区画部材9にはスリット10と合致連通
するスリット9Cが形成されている。図16の実施形態
は、チャンネル形区画部材9をその開口部を左右外方に
向けて固着したものを示している。
【0029】なお、上記においてチャンネル形区画部材
9の開口部には、弾性変形する樹脂キャップ等で着脱自
在に施蓋することが望ましい。また、以上の各実施形態
において袋状の空所8には締結具5が挿脱自在であっ
て、締結具5と弾性パッド1を個別に梱包しての輸送が
できるのである。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明の弾性パッド
は、締結具を収める袋状の空所を有して締結具を防護し
ている故に交換は自由自在であるし、軽量でかつ梱包輸
送が容易で耐久性に富みしかも履板への着脱が容易な弾
性パッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾性パッドの第1実施形態を示
し、(A)は断面図、(B)は履板への取付状態を示し
た断面図である。
【図2】本発明に係る弾性パッドの第2実施形態の特に
空所を示し、(A)はその第1例の断面図、(B)はそ
の第2例の断面図である。
【図3】本発明に係る弾性パッドの第3実施形態の特に
空所を示す断面図である。
【図4】本発明に係る弾性パッドの第4実施形態の特に
空所を示す断面図である。
【図5】本発明に係る弾性パッドの第5実施形態の特に
空所を示す断面図である。
【図6】芯材の要部を示す平面図である。
【図7】芯材の要部2例を示す平面図であり、(A)は
第1例、(B)は第2例である。
【図8】本発明に係る弾性パッドの他の有用の実施形態
を示す断面図である。
【図9】本発明に係る弾性パッドの他の実施形態を示す
斜視図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9の取付け状態図である。
【図12】図9の芯材のみを示す平面図である。
【図13】他の実施形態を示す芯材の平面図である。
【図14】図13の断面図であり、(A)はその第1
例、(B)はその第2例である。
【図15】他の実施形態を示す斜視図である。
【図16】他の実施形態を示す芯材の平面図である。
【符号の説明】 1 弾性パッド 2 芯材 3 弾性ブロック 4 芯材 8 空所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−59231(JP,A) 特開 平8−188185(JP,A) 特開 平7−257449(JP,A) 特開 平7−205856(JP,A) 実開 平5−82776(JP,U) 実公 昭50−27072(JP,Y1) 実公 昭43−9526(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 55/28 B62D 55/275

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板形状とされている芯材(2)の片面
    に、弾性材料よりなる接地ブロック(3)を被着してい
    る弾性パッド(1)であって、該弾性パッド(1)の芯
    材(2)を無限走行装置を構成する履板(4)にあてが
    って締結具(5)を介して交換自在に取付けられる弾性
    パッド(1)において、 前記芯材(2)と接地ブロック(3)との被着界面部分
    に、外囲いされている袋状の空所(8)が形成され、
    空所(8)に収めた締結具(5)の頭を外囲いしている
    ことを特徴とする弾性パッド。
  2. 【請求項2】 袋状の空所(8)が、芯材(2)の折り
    曲げ加工又は芯材(2)に固着した区画部材(9)によ
    って形成されていることを特徴とする請求項1記載の弾
    性パッド。
  3. 【請求項3】 袋状の空所(8)に、締結具(5)の廻
    り止め部(9A)を形成していることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の弾性パッド。
  4. 【請求項4】 袋状の空所(8)に対して締結具(5)
    を挿脱自在にする挿脱部(8C)を形成していることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弾性パッ
    ド。
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