JP3023020U - 食品シートとごまを使用した珍味製品 - Google Patents

食品シートとごまを使用した珍味製品

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JP3023020U
JP3023020U JP1995011462U JP1146295U JP3023020U JP 3023020 U JP3023020 U JP 3023020U JP 1995011462 U JP1995011462 U JP 1995011462U JP 1146295 U JP1146295 U JP 1146295U JP 3023020 U JP3023020 U JP 3023020U
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JP
Japan
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sesame
food sheet
product
food
strip
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JP1995011462U
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English (en)
Inventor
睦志 大礒
Original Assignee
有限会社ダイコー食品
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品シートの表裏面にごまを一体的に密着さ
せたフライ商品でありながらフライ商品と見られない細
帯状の珍味製品を市販に供することを目的とする。 【解決手段】 食品シートを圧延機で凡そ０．２ｍｍ〜
２ｍｍの肉厚に圧延して帯状板体を形成し、該帯状板体
の表裏面に対し、フライ用の衣を薄く１ｍｍ〜２ｍｍ程
度付着させると共に、両面に対してごまの多数を付着さ
せ、フライヤーで揚げたのち付着している食油を油搾り
機で除去し、あと適当な大きさの細帯状に切断して製造
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案はおやつ、おつまみなどの嗜好品として好適な珍昧製品に関する。
【０００２】
【従来の技術】
するめを使用した珍味製品、例えばするめに醤油や香辛料を塗布して焙焼する とか、衣をつけてフライ製品としたりすることは知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来品には全く見られなかった食品シートの表裏面にごまを全面付着 させて揚げた細帯状の栄養価の高い珍味製品を市販に供せんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は食品シートの身部分を圧延機で凡そ０．２ｍｍ〜２ｍｍの肉厚に圧延 して帯状板体を形成し、該帯状板体の表裏面に対し、フライ用の衣を薄く１ｍｍ 〜２ｍｍ程度付着させると共に、両面に対してごまの多数を付着させ、フライヤ ーで揚げたのち付着している食油を油搾り機で除去し、あと適当な大きさの帯状 片に切断して製造するのであり、このさいフライ用の衣は小麦粉に食塩その他の 調味料を混ぜたものであり、且つフライヤーの温度及び揚げ時間は１６０°〜１ ８０℃で２〜３分間程度とすると良く、また帯状片は巾が５ｍｍ〜１０ｍｍ、長 さが８ｃｍ〜１２ｃｍ、肉厚を３ｍｍ〜７ｍｍとなしたものが食べ易いものであ り、また使用するごまは皮むきごまを使用したものが色合いや食感に優れる。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１は本考案品の製造工程を模式的に説明するものであって、Ａは図示しない 圧延機で凡そ０．２ｍｍ〜２ｍｍの肉厚に圧延した食品シート１の板体である。 Ｂは上記食品シート１の表裏面に対し、フライ用の衣２をロール手段３を使用し て上下方向から薄く、即ち１ｍｍ〜２ｍｍ程度付着させるようになすのである。 このさい衣２は小麦粉に食塩その他の調味料を混ぜ、適当量の水を加えて攪拌し たものである。
【０００６】 しかして、上記により衣２をその表裏面に薄く付着させた食品シート１は図Ｃ に示す如きごま付着槽４によって該衣をつなぎ材として全面に密着させるように なすのであり、図示例では該槽４の上方にごまを全面に載せて回動走行するベル ト装置５を設け、且つ該槽４の槽底は走行始端側へ向けて傾斜底に形成すると共 に該部には内部の貯留ごまｐをベルト上面へ掻き上げしめる掻き上げ装置６が設 けてあり、またベルト装置の前面側にはごまを上方から降り注ぐための散布装置 ７が設けてあり、他面該ごまは槽底内の貯留ごまを別設吸引ポンプ装置などで吸 引しては降り注ぐようになしてある。
【０００７】 次に上記の如くなしてごまｐを表裏面に付着させた食品シート１は図Ｄに於い て、油温１６０℃〜１８０℃となしたフライヤー８内へ２〜３分浸漬させるよう になすのであり、あと該揚げ製品は図Ｅに示す通り油搾り機９のローラ間を通過 させて表裏面に付着した油を搾り取るようになさしめる。
【０００８】 しかして、図示しない切断機で適当寸法の細帯状片に切断するのであり、図２ は斯くして製造された製品１０である。 上記、切断にさいし巾が５ｍｍ〜１０ｍｍ、長さが８ｃｍ〜１２ｃｍ、肉厚が ３ｍｍ〜７ｍｍとなさしめたものが手に持って最も食べ易いものとなる。また、 ごまの付着性も良好で味に優れたものとなる。
【０００９】 本考案で使用する食品シートはたらのすり身を主体とし、これにイカやエビの すり身及び又は同粉末を混入させたもの、或るいは板のりなどで作成されるもの である。なお、ごまはいりごまや皮むきごまなどが使用されるが、皮むきごまは 色肌が白く且つ軟らかくて極めて食べ易いものとなる。
【００１０】
【考案の効果】 本考案品はいかのフライ揚げであるが、従来品に比べて衣の付着が極めて薄く 該衣はごまを単にその全面に付着させるためのつなぎ材として使用するにとどめ 、且つフライ後の表裏面についている食油は油搾り機で除去することからフライ 商品でありながらフライ商品ではないように視覚されるものであり、また表裏面 全体に密着したごまは栗おこし風で子供のおやつとしては勿論のこと、酒処のお つまみとして心地良い歯応えと食べ易さでもって歓迎されるものとなる。 なお、栄養価に優れた健康食品である。
【図面の簡単な説明】
【図１】Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅは製造順序を模式的に示す
ものである。
【図２】本考案品の斜視図である。
【符号の説明】
１ 食品シート ２ 衣 ４ ごま付着槽 ５ ベルト装置 ８ フライヤー ９ 油搾り機 ｐ ごま

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 食品シートを圧延機で凡そ０．２ｍｍ〜
    ２ｍｍの肉厚に圧延して帯状板体を形成し、該帯状板体
    の表裏面に対し、フライ用の衣を薄く１ｍｍ〜２ｍｍ程
    度付着させると共に、両面に対してごまの多数を付着さ
    せ、フライヤーで揚げたのち付着している食油を油搾り
    機で除去し、あと適当な大きさの細帯状に切断して製造
    したことを特徴とする食品シートとごまを使用した珍味
    製品。
  2. 【請求項２】 フライ用の衣は小麦粉に食塩その他の調
    味料を混ぜたものであり、またフライヤーの温度及び揚
    げ時間は１６０゜〜１８０℃で２〜３分間程度となして
    製造されることを特徴とした請求項１記載の食品シート
    とごまを使用した珍味製品。
  3. 【請求項３】 食品シートがたらのすり身を主体とし、
    これにイカやエビのすり身及び又は同粉末を適宜混入さ
    せてあることを特徴とした請求項１又は２記載の食品シ
    ートとごまを使用した珍味製品。
  4. 【請求項４】 食品シートが板のりであることを特徴と
    したた請求項１又は２記載の食品シートとこまを使用し
    た珍味製品。
  5. 【請求項５】 細帯状の切断寸法を巾が５ｍｍ〜１０ｍ
    ｍ、長さが８ｃｍ〜１２ｃｍ、肉厚が３ｍｍ〜７ｍｍで
    あることを特徴とした請求項１，２，３又は４記載の食
    品シートとごまを使用した珍昧製品。
  6. 【請求項６】 使用するごまが皮むきごまであることを
    特徴とした請求項１，２，３，４又は５記載の食品シー
    トとごまを使用した珍味製品。
JP1995011462U 1995-09-22 1995-09-22 食品シートとごまを使用した珍味製品 Expired - Lifetime JP3023020U (ja)

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