JP3089335U - ピザ様食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のものは、一般的に形状が平たく調理形
成されるものであるため、調理後、数分で経時的に内部
が冷めていき、旨みも徐々に落ちていくといった問題点
があった。またそれらを食するときに、包丁やピザカッ
ターなどで、食べやすいサイズに小さく切断しなけれ
ば、食べにくいといった問題点もあった。 【解決手段】 小麦粉と、スープまたは／および水を混
合して混練した生地に、チーズまたは／およびソースま
たは／および野菜または／および肉加工品を、前記生地
の中に入れ、外観形状を、たこ焼き状に略球形に焼き上
げることで問題を解決できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、外観形状に特徴を持たせ、調理形成したピザ様食品に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来の一般的なピザ食品は、平たい円盤状のパン生地をベースにし、この上に ピザソース、ピーマン、玉葱、サラミ、チーズなどを載せ、これを焼いた後に適 当な大きさにカットし、食するといったものが一般的であった。

【０００３】 また他の例として、例えば実用新案公開番号平成０３−０２２６９１号のよう に、ピザ風に調理したお好み焼きが開示されているが、これは、山芋成分を含有 する小麦粉に、スープやコンソメなどを混合してペースト状の生地を作り、そこ に刻み切りしたキャベツや青ねぎなどを混ぜ合わせ、アルミ皿や陶器皿にそれら を流し込んで、オーブンや遠赤外線加熱具で過熱調理するもである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、それら従来のものは、一般的に形状が平たく調理形成されるも のであるため、調理後、数分で経時的に内部が冷めていき、旨みも徐々に落ちて いくといった問題点があった。

【０００５】 また従来のものは、それらを食するときに、包丁やピザカッターなどで、食べ やすいサイズに小さく切断しなければ、食べにくいといった問題点もあった。

【０００６】 本考案は、これらの問題点を解決するために考案されたものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は、従来の問題を解決するため、小麦粉と、スープまたは／および水を 混合して混練した生地に、チーズまたは／およびソースまたは／および野菜また は／および肉加工品を、前記生地の中に入れ、外観形状を、たこ焼き状に略球形 に焼き上げることで問題を解決できる。

【０００８】 別の案として、シュウマイ状に略円筒形に焼き上げることでも問題を解決でき る。

【０００９】 または、クレープ状に略三角形に焼き上げることでも問題を解決できる。

【００１０】 更に、餃子状に勾玉形に焼き上げることでも問題を解決できる。

【００１１】 加えて、たい焼き状に生物模写形に焼き上げたことを特徴とするピザ。

【００１２】

【考案の実施の形態】

以下、本考案に係るピザ様食品の一実施形態について詳細に説明する。

【００１３】 図１は、本実施形態におけるピザ様食品の、第一の実施形態である球形状ピザ の斜視図である。

【００１４】 図２は、本実施形態におけるピザ様食品の、第一の実施形態である球形状ピザ の断面図である。

【００１５】 図３は、本実施形態におけるピザ様食品の、第二の実施形態である円筒状ピザ の斜視図である。

【００１６】 図４は、本実施形態におけるピザ様食品の、第三の実施形態である三角状ピザ の斜視図である。

【００１７】 図５は、本実施形態におけるピザ様食品の、第四の実施形態である勾玉状ピザ の斜視図である。

【００１８】 図６は、本実施形態におけるピザ様食品の、第五の実施形態である生物模写状 ピザの斜視図である。

【００１９】 図１において、符号１は球形状ピザ、図２において、符号２はピーマン、３は ベーコン、４はチーズ若しくはソース、図３において、符号５は円筒状ピザ、図 ４において、符号６は三角状ピザ、図５において、符号７は勾玉状ピザ、図６に おいて、符号８は生物模写状ピザを表しているものである。

【００２０】 球形状ピザ１は、たこ焼きを模写したものであり、図２の如く内部にピーマン ２、ベーコン３、チーズ若しくはソース４などを有しており、その周囲に小麦粉 とスープなどで混練した生地が加熱調理形成されており、本考案の製法は一般的 なたこ焼きの調理法と同じである。

【００２１】 また、円筒状ピザ５は、シュウマイを模写したものであり、前記球形状ピザ１ と同様に、内部にピーマンやベーコン、チーズ、ソースなどを有しており、その 周囲に小麦粉とスープなどで混練した生地が加熱調理形成されている。

【００２２】 また、三角状ピザ６は、洋菓子のクレープを模写したものであり、勾玉状ピザ ７は、餃子を模写したものであり、生物模写状ピザ８は、魚を模写したものであ るが、それぞれ調理法は、焼き型やフライパンなどの調理器を使って焼成するも のである。

【００２３】 本考案は、以上のように述べた実施例に限定されるものではなく、例えば本考 案品の外観形状は、他の形態をいろいろ模写しても良く、また内部に入る食材も 、ピーマンやベーコン、チーズなどに限定されるものではない。

【００２４】

【考案の効果】 以上の説明で明らかなように、本考案のピザ様食品によれば、従来の平たく調 理形成されたピザに比べ、厚さのある形態で調理されるため、内部が冷めにくく 、しかも旨みも持続するといった効果が得られるものである。

【００２５】 また従来のものは、それらを食するときに、包丁やピザカッターなどで、小さ く切断して食していたが、本考案品は、予め形態自体が食べやすい大きさとなっ ているため、それらの煩わしさも解決できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第一の実施例を示す球形状ピザの斜視
図。

【図２】本考案の第一の実施例を示す球形状ピザの断面
図。

【図３】本考案の第二の実施例を示す円筒状ピザの斜視
図。

【図４】本考案の第三の実施例を示す三角状ピザの斜視
図。

【図５】本考案の第四の実施例を示す勾玉状ピザの斜視
図。

【図６】本考案の第五の実施例を示す生物模写状ピザの
斜視図。

【符号の説明】

１ 球形状ピザ ２ ピーマン ３ ベーコン ４ チーズ若しくはソース ５ 円筒状ピザ ６ 三角状ピザ ７ 勾玉状ピザ ８ 生物模写状ピザ

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】小麦粉と、スープまたは／および水を混合
   して混練した生地に、 チーズまたは／およびソースまたは／および野菜または
   ／および肉加工品を、前記生地の中に入れ、 外観形状を、たこ焼き状に略球形に焼き上げたことを特
   徴とするピザ様食品。
2. 【請求項２】請求項１記載の前記外観形状を、シュウマ
   イ状に略円筒形に焼き上げたことを特徴とするピザ様食
   品。
3. 【請求項３】請求項１記載の前記外観形状を、クレープ
   状に略三角形に焼き上げたことを特徴とするピザ様食
   品。
4. 【請求項４】請求項１記載の前記外観形状を、餃子状に
   勾玉形に焼き上げたことを特徴とするピザ様食品。
5. 【請求項５】請求項１記載の前記外観形状を、たい焼き
   状に生物模写形に焼き上げたことを特徴とするピザ様食
   品。