JP3021726B2 - エアーフィルターの取付装置 - Google Patents

エアーフィルターの取付装置

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JP3021726B2
JP3021726B2 JP3063276A JP6327691A JP3021726B2 JP 3021726 B2 JP3021726 B2 JP 3021726B2 JP 3063276 A JP3063276 A JP 3063276A JP 6327691 A JP6327691 A JP 6327691A JP 3021726 B2 JP3021726 B2 JP 3021726B2
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元美 山内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアーフィルターと
このエアーフィルターが取付けられる取付枠とを備えた
エアーフィルターの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアーフィルターの取付装置の
従来技術としては、本出願人が特願平2−252222
号で出願したもの〔図8参照〕がある。
【0003】51はエアーフィルターの取付装置で、エ
アーフィルター52とこのエアーフィルターの取付けら
れる取付枠53とで構成されている。
【0004】前記エアーフィルター52には、その枠部
56にエアーフィルターを着脱するときに押える操作具
60と、取付枠53の取付部55に取付けられる取付片
54とが設けられている。
【0005】前記取付枠53には、前記枠部56が嵌ま
り合う引掛片57,58と、脱臭等のためのフィルター
素子が収納される収納部59と、取付部55とが設けら
れている。
【0006】そして、エアーフィルター52の取付枠5
3への取付けや取外しは、操作具60を押すことによっ
て枠部56を引掛片57,58に取付けたり、枠部56
を引掛片57,58から取外したりできるようになって
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したエアーフィル
ターの取付装置51では、操作具60の取付位置に近い
引掛片57も前記取付位置から遠い引掛片58も同じ寸
法に設定されていた。
【0008】操作具60を押えたとき、この操作具60
の取付位置に近い枠部の変形量は大きく、前記取付位置
から遠い枠部の変形量は小さいため、枠部56を引掛片
57,58に取付けたり、引掛片57,58から取外す
際に、枠部56が引掛片58に引掛からなかったり引掛
片58から取外せなかったりすることがあった。
【0009】このため、取付枠へのエアーフィルターの
着脱が容易でなかった。
【0010】この発明は、取付枠へのエアーフィルター
の着脱が容易なエアーフィルターの取付装置を提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、エアーフィ
ルターと、このエアーフィルターが取付けられる取付枠
とを備え、エアーフィルターの枠部にはエアーフィルタ
ーを着脱するための操作具を設け、前記取付枠には前記
枠部が嵌まり合う第1の引掛片とこの第1の引掛片より
も前記操作具の取付位置から離れた第2の引掛片とを設
けたエアーフィルターの取付装置において、第2の引掛
片が枠部に嵌まり合う深さ寸法を、第1の引掛片が枠部
に嵌まり合う深さ寸法よりも小さく設定したものであ
る。
【0012】
【作用】このエアーフィルターの取付装置では、第2の
引掛片が枠部に嵌まり合う深さ寸法は第1の引掛片が枠
部に嵌まり合う深さ寸法よりも小さく設定されているの
で、操作具が操作されたときに第2の引掛片に嵌まり合
う枠部の変形する量が小さくても、第2の引掛片に枠部
が嵌まり合わされたり第2の引掛片から枠部が取外され
たりする。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図1ないし図7に基づき
説明する。
【0014】図において、1はエアーフィルターの取付
装置、2はエアーフィルターで、このエアーフィルター
は主に枠3とネット4とから構成されている。
【0015】前記枠3は弾性力を有する樹脂材料から形
成されており、使用者の手の力により容易に変形するも
のである。
【0016】5はフィルター素子で、このフィルター素
子はエアーフィルター2より微細な粉塵を除去する帯電
フィルター素子6と、この帯電フィルター素子の下流側
に溶着された消臭フィルター素子7とで構成されてい
る。[図1、図2には示していない]。
【0017】8はエアーフィルター2の取付枠で、この
取付枠には、フィルター素子5の上下方向のずれを防止
するめ横枠9、左右方向のずれを防止する縦枠10、フ
ィルター素子5が外れないようにするための縦枠11、
エアーフィルター2の取付片12が引掛かる枠13、エ
アーフィルター2の上部の枠部3が引掛かる第1、第2
の引掛片15,16等が設けられている。
【0018】また、取付枠8には枠13に向けて延びた
桟17が設けられている。
【0019】更にまた、この取付枠8には、空気調和機
に設けられたラッチに嵌まり合う突起18、フィルター
を引出す時に摘む摘み19、取付装置1落下防止のため
の突起20が形成されている。
【0020】前記エアーフィルター2の枠3の上部両側
には指等で押えられるような操作具21が形成されてい
る。
【0021】尚、前記横枠9と縦枠10,11とでフィ
ルター素子6の収まる枠を形成している。
【0022】また、前記取付片12には桟17に嵌まり
合う嵌合部22が形成されている。
【0023】前記第1の引掛片15と操作具21の取付
位置Cとの距離は第2の取付片16と取付位置Cとの距
離より小さい。
【0024】また、前記第2の引掛片16の寸法Bを第
1の取付片15の寸法1より、例えば1〜2mm小さく
設定することによって、第2の引掛片16が枠部3bに
嵌まり合う深さ寸法を、第1の引掛片15が枠部3aに
嵌まり合う深さ寸法よりも小さく設定している。
【0025】図5において、23は分離型空気調和機の
室内ユニットの筐体で、室内の壁面に取付けられるもの
である。
【0026】この筐体は機体24と、この機体の前面に
取付けられる外装カバー25とから構成されている。
【0027】このカバー25には吸込口26のある化粧
板27が形成されている。
【0028】28は機体24に収納されるクロスフロー
ファン、29は室内熱交換器、30はこの熱交換器の下
方に配置されたドレンパンである。
【0029】また、この空気調和機の室内ユニットには
エアーフィルターの取付装置1が組込まれている。
【0030】図6において、26aは吸込口を左右対称
にするために電装箱[図示せず]の前面に対向する位置
に形成した吸込口、31はこの吸込口から電装箱内の電
気部品が見えないようにするための目隠し板、32はエ
アーフィルターの取付装置1が挿入されるフィルター取
付枠で、このフィルター取付枠は前記目隠し板と合成樹
脂で一体に形成されている。
【0031】尚、前記合成樹脂の色は黒色のものを使用
しており、エアーフィルターの取付装置1と同じにして
いる。
【0032】使用者がカバー25の前面から筐体23を
見ると、吸込口26,26aが左右対称に形成されてい
るのが確認できる。
【0033】しかも、このとき、吸込口26,26aを
通して見える色はエアーフィルターの取付装置1と目隠
し板31との同じ黒色のため、筐体23は形と色が左右
対称に見え、美観的にも優れたものとなる。
【0034】また、前記目隠し板31はフィルター取付
枠32と一体に形成されているので、従来別体で形成さ
れていたものの欠点である目隠し板とフィルター取付枠
との隙間は生じない。
【0035】更にまた前記目隠し板31とフィルター取
付枠32とは一体形成されているので、別体で形成され
ていたものに比べて組付工程数を少なくすることができ
る。
【0036】図7に示すように、縦枠10に、取付枠8
にエアーフィルター2を取付けたときエアーフィルター
2より突出するように形成したリブ10aと、縦枠10
の背面側に突出するように形成したリブ10bとを特別
に設けた[他の図面には示していない]ものにおいて
は、エアーフィルターの取付装置1とフィルター取付枠
32との接触面積が小さく線接触に近いため、装置1と
フィルター取付枠32との摩擦抵抗が小さく、装置1の
フィルター取付枠32への出し入れを容易にすることが
できる。
【0037】このエアーフィルター装置1は次のように
組立てられる。
【0038】まず最初に、使用者はフィルター素子5を
取付具8の枠内に収める。
【0039】次に、エアーフィルター2の取付片12の
嵌合部22を取付具8の桟17に嵌め合わせる。
【0040】嵌合部22を桟17に嵌め合わせた状態
で、エアーフィルター2を枠13方向に滑らせると、エ
アーフィルター2の取付片12が枠13の背面側に差込
まれる。
【0041】そして、エアーフィルター2の取付片12
を枠13に差込んだ状態で、操作具21を指で押してエ
アーフィルター2をわん曲させながらエアーフィルター
2の上部の枠部3を引掛片15,16に嵌めて組立てが
完了した。
【0042】この操作具21を押すとき、操作具21の
取付位置Cに近い枠部3aの変形する量は大きく、取付
位置Cから遠い枠部3bの変形する量は小さく、その変
形する量[たわむ量]は異なる。
【0043】しかし、取付枠8にはその量に応じた第1
及び第2の引掛片15,16が設けられているので、操
作具21を押すと第1及び第2の引掛片15,16に枠
部3a,3bを同時に嵌め合わせることができる。
【0044】また逆に、操作具21を押すと第1及び第
2の引掛片15,16から枠部3a,3bを同時に取外
すことができる。
【0045】最後に、このエアーフィルターの取付装置
1の突起18がラッチ[図示せず]に嵌まり合うように
挿入されて、エアーフィルターの取付装置1が空気調和
機に組込まれる。
【0046】このように、操作具21が操作されたとき
の枠部3bの変形する量が小さくても、第2の引掛片1
6に枠部3bを嵌め合わせたり第2の引掛片16から枠
部3bを取外したりでき、操作具21の操作により第1
及び第2の引掛片15,16に枠部3a,3bを同時に
嵌め合わせたり、引掛片15,16から枠部3a,3b
を同時に取外したりできる。
【0047】このため、取付枠へのエアーフィルターの
着脱を容易にすることができる。
【0048】また、取付枠8へのエアーフィルター2の
着脱が容易なため、エアーフィルターの取付装置1を室
内ユニットの筐体23から取外した後エアーフィルター
2を取付枠8から容易に取外すことができ、エアーフィ
ルター2に付着した埃を飛散させないようにすることが
できる。
【0049】しかも、エアーフィルター2の取付枠8へ
の嵌め合わせも容易なため、室内ユニットのメンテナン
スの一部を軽減することができる。
【0050】尚、この実施例では、第2の引掛片15の
寸法Bを第1の引掛片16の寸法Aより小さく設定した
もので説明したが、第1及び第2の引掛片の寸法を同じ
にして、取付枠の枠部を、例えば略V字状等に形成した
り、また、第1及び第2の引掛片と取付枠の枠部との一
方あるいは両方を設定することによって、第2の引掛片
が枠部に嵌まり合う深さ寸法を、第1の引掛片が枠部に
嵌まり合う深さ寸法よりも小さく設定しても良い。
【0051】
【発明の効果】この発明は、エアーフィルターと取付枠
とを備えたエアーフィルターの取付装置において、第2
の引掛片が枠部に嵌まり合う深さ寸法を、第1の引掛片
が枠部に嵌まり合う深さ寸法よりも小さく設定したの
で、操作具が操作されたときの変形する量が小さくても
第2の引掛片に枠部を嵌め合わせたり第2の引掛片から
枠部を取外したりでき、操作具の操作により第1及び第
2の引掛片に枠部を同時に嵌め合わせたり、引掛片から
枠部を同時に取外したりでき、取付枠へのエアーフィル
ターの着脱を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエアーフィルターの取付装置を示す
要部斜視図である。
【図2】同エアーフィルターの取付装置を示す正面図で
ある。
【図3】同エアーフィルターの取付装置の断面図であ
る。
【図4】同エアーフィルターの取付装置の異なる要部断
面図である。
【図5】同エアーフィルターの取付装置を備えた分離型
空気調和機の断面図である。
【図6】同分離型空気調和機の要部分解斜視図である。
【図7】同分離型空気調和機にエアーフィルターの取付
装置を取付けた状態を示す要部断面図である。
【図8】従来のエアーフィルターの取付装置を示す要部
正面図である。
【符号の説明】
1 エアーフィルターの取付装置 2 エアーフィルター 3,3a,3b 枠部 8 取付枠 15 第1の引掛片 16 第2の引掛片 21 操作具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−131112(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/10 F24F 13/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーフィルターと、このエアーフィル
    ターが取付けられる取付枠とを備え、エアーフィルター
    の枠部にはエアーフィルターを着脱するための操作具を
    設け、前記取付枠には前記枠部が嵌まり合う第1の引掛
    片とこの第1の引掛片よりも前記操作具の取付位置から
    離れた第2の引掛片とを設けたエアーフィルターの取付
    装置において、第2の引掛片が枠部に嵌まり合う深さ寸
    法を、第1の引掛片が枠部に嵌まり合う深さ寸法よりも
    小さく設定したことを特徴とするエアーフィルターの取
    付装置。
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JP5020207B2 (ja) * 2008-09-17 2012-09-05 三菱電機株式会社 エアフィルター、及びそれをもちいたエアフィルター清掃装置並びに空気調和機
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