JPH11132546A - 空調用グリル - Google Patents

空調用グリル

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JPH11132546A
JPH11132546A JP31616897A JP31616897A JPH11132546A JP H11132546 A JPH11132546 A JP H11132546A JP 31616897 A JP31616897 A JP 31616897A JP 31616897 A JP31616897 A JP 31616897A JP H11132546 A JPH11132546 A JP H11132546A
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JP
Japan
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louver
clip
frame
protrusion
air
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Withdrawn
Application number
JP31616897A
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English (en)
Inventor
Shota Maeda
正太 前田
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は空調用グリルのルーバーを簡単容易に
着脱出来るようにすることを課題とする。 【解決手段】空調用開口部1内周に凸起3を形成し、該
凸起3にルーバー4のクリップ9を係合することによっ
て、該ルーバー4を該空調用開口部1に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車、建物等に装
備される空調用グリルに関するものである。
【0002】
【発明の背景】空調用グリルは空調用開口部内側に空気
吹出方向を調節したり、吹込空気を整流したり、あるい
は吸込口の見栄え向上用のルーバーを取付けた構成を有
するが、長期の使用によって該空調用グリルにごみ、煙
草のやに等が付着するので、定期的に清掃を行なう必要
がある。このような清掃を容易に行なうためには、該空
調用開口部からルーバーを容易に取はずしまた取付ける
ことが出来るようにしなければならない。
【0003】
【従来の技術】従来、図5に示すように空調用グリル(4
1)のフレーム(42)に横溝(44)を有する金具(43)を複数個
取付け、ルーバー(45)からは該金具(43)の取付け位置に
対応する位置にピン(46)を差出し、該ルーバー(45)の金
具(43)の横溝(44)に挿入することによって、該ルーバー
(45)を該フレーム(42)に着脱可能に取付ける構成が提供
されている(特開平8−254351号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
フレームの金具が見えにくゝ、ルーバー着脱の際にルー
バーのピンをフレームの金具の横溝に殆んど手さぐりで
挿入しなければならないので手間がかゝり、またこのよ
うな構造を知らない者にはどうやってルーバーを着脱す
るのか分からないこともある。更にルーバーとフレーム
との間にはルーバーのピンの高さ分、そしてピンを金具
の横溝から脱出させるためにルーバーを横方向にスライ
ドさせる分だけの隙間を確得する必要があり、空調用グ
リルの見栄えが悪くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、空調用開口部(1) 内周に
クリップ係合用凸起(3) を形成し、ルーバー(4) 外周に
板バネクリップ(9) を取付け、該クリップ(9) を該凸起
(3) に係合することによって空調用開口部(1)内側にル
ーバー(4) を着脱自在に取付けた空調用グリル(14)を提
供するものである。該凸起(3) の望ましい態様は前後に
斜面(3A,3B) を有するものであり、これに対応する該ク
リップ(9) の望ましい態様は凸起(3) 斜面(3A,3B) に当
接する傾斜辺(11A,11B) を有するものである。また本発
明では空調用開口部(1) 内周の一辺にリブ(23)を形成
し、対向辺には該クリップ係合用凸起(33)を形成し、該
ルーバー(4) 外周には該リブ(23)を嵌合する嵌合凹部(1
9)と該クリップ係合用凸起(33)に係合するクリップ(9)
とを設けてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に示す一実施
例によって説明すれば、(1) は自動車の天井やインスト
ルーメントパネル等に設けられている空調用開口部であ
って、該開口部(1) にはフレーム(2) が嵌着されてお
り、該フレーム(2) の内周所定位置を肉厚にすることに
よってクリップ係合用の凸起(3) が形成されている。該
凸起(3)の前後面(3A,3B) は斜面になっている。
【0007】(4) は該フレーム(2) の内側に取付けられ
るルーバーであって、該ルーバー(4) はルーバーフレー
ム(5) と、該ルーバーフレーム(5) 内に縦に並列して左
右回動可能に取付けられている複数個の空気吹出方向調
節用翼体(6) とからなり、各翼体(6) は横桟(7) によっ
て結合されて一体的に回動するようになっており、中央
の翼体(6) には把手(8) が突設されている。該ルーバー
フレーム(5) の所定箇所、即ち該フレーム(2) の凸起
(3) の位置に対応する位置にはクリップ(9) が取付けら
れている。該クリップ(9) は板バネを屈曲加工したもの
であって、根部には取付部(10)、先端部には山形に屈曲
して前後に傾斜辺(11A,11B) を形成した係合部(11)が設
けられており、該フレーム(2) から後方に差出されてい
る凸部(12)に該クリップ(9) の取付部(10)を嵌着するこ
とによって、該クリップ(9) は該ルーバーフレーム(5)
の所定位置に取付けられている。
【0008】上記構成の空調用グリル(14)では、図1に
示す分解状態から図2矢印イに示すように該フレーム
(2) 内にルーバー(4) を押込むと、該ルーバー(4) のク
リップ(9) の前側傾斜辺(11A) が該フレーム(2) の凸起
(3) の後側斜面(3B)と当接し、該クリップ(9) の係合部
(11)は押下げられ、図3に示すように該クリップ(9) の
係合部(11)がフレーム(2) の凸起(3) を通過すると該ク
リップ(9) は弾性的に復元して該凸起(3) の前側傾斜辺
(11A) と当接し凸起(3) と係合状態になる。
【0009】このようにして該ルーバー(4) は該フレー
ム(2) の内側に取付けられるが、該ルーバー(4) を取外
す場合には、図3矢印ロに示すように該ルーバー(4) を
フレーム(2) 内から引出す。この際、該ルーバー(4) の
クリップ(9) の後側傾斜辺(11B) が該フレーム(2) の凸
起(3) の前側傾斜辺(11A) と当接し、該クリップ(9)の
係合部(11)は押下げられ、該クリップ(9) の係合部(11)
が該フレーム(2) の凸起(3) を通過すると該クリップ
(9) は弾性的に復元すると共に該フレーム(2) から取外
された状態となる。
【0010】該クリップ(9) の係合部(11)の前後傾斜辺
(11A,11B) の角度は該ルーバー(4)をフレーム(2) 内に
押込む際の押込み力の方が、該ルーバー(4) をフレーム
(2)内から引出す引出し力よりも低くなるように設定
し、また該引出し力は自動車走行中の振動等で外れない
程度になるように該クリップ(9) の係合部(11)の弾性力
を設定する。
【0011】図4には本発明の他の実施例が示される。
本実施例ではクリップ(9) はルーバー(4) の下側にのみ
取付けられ、該フレーム(2) の下側には押込み加工によ
ってクリップ係合用凸起(33)が形成されている。そして
該フレーム(2) の上側にはリブ(23)が形成され、ルーバ
ー取付け状態において該リブ(23)は該ルーバー(4) 上側
のリブ溝(19)に嵌合されている。
【0012】本実施例の空調用グリル(34)では、該ルー
バー(4) はリブ溝(19)嵌合状態のリブ(23)を支点として
下側から矢印ハ方向にルーバー(4) を回動させることに
よって、該ルーバー(4) のクリップ(9) を該フレーム
(2) の凸起(33)から引抜き、該ルーバー(4) を該フレー
ム(2) から取外す。
【0013】
【発明の効果】本発明ではルーバーのクリップをフレー
ムの凸起と係合して弾性的に固定することによって該ル
ーバーを該フレーム内に取付けるので、該ルーバーを該
フレーム内に押込みあるいは引出すだけの極めて簡単な
操作で該ルーバーをフレームに着脱することが出来、空
調用グリルの掃除が極めて容易に出来る。また該ルーバ
ー着脱は該ルーバーを前後方向に押し引きするだけなの
で、ルーバーとフレームとの間の隙間を縮小することが
出来、空調用グリルの見栄えも良くなる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】分解斜視図
【図2】ルーバー取付け過程説明図
【図3】ルーバー取付け状態説明図
【図4】他の実施例のルーバー取付け状態説明図
【図5】従来例のルーバー取付け状態説明図
【符号の説明】
1 空調用開口部 2 フレーム 3,33 クリップ係合用凸起 3A,3B 斜面 4 ルーバー 9 クリップ 11A,11B 傾斜辺 14,34 空調用グリル 19 嵌合凹部 23 リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調用開口部内周にクリップ係合用凸起を
    形成し、ルーバー外周に板バネクリップを取付け、該ク
    リップを該凸起に係合することによって空調用開口部内
    側にルーバーを着脱自在に取付けたことを特徴とする空
    調用グリル
  2. 【請求項2】該凸起は前後に斜面を有し、該クリップは
    該凸起斜面に当接する傾斜辺を有する請求項1に記載の
    空調用グリル
  3. 【請求項3】該空調用開口部内周の一辺にはリブが形成
    され、対向辺には該クリップ係合用凸起が形成され、該
    ルーバー外周には該リブを嵌合する嵌合凹部と該クリッ
    プ係合用凸起に係合するクリップとが設けられている請
    求項1および2に記載の空調用グリル
JP31616897A 1997-10-31 1997-10-31 空調用グリル Withdrawn JPH11132546A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104