JP5020206B2 - エアフィルター、及びそれを用いたエアフィルター清掃装置並びに空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体の吸込口に配置された筐体内部に塵埃が侵入すると抑制するエアフィルターの形状に関する。
従来、空気調和機の室内機の吸込口部に具備されたエアフィルターには色々の形状のものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−147123号公報(図12)
しかしながら、前記特許文献1に開示された空気調和機には以下の問題があった。
空気調和機室内機の限られた空間でエアフィルターを移動させるため、曲率半径の小さい箇所が発生する。前記特許文献1に開示された空気調和機のように、エアフィルターは、湾曲させやすいように柔軟性を持たせる必要がある。しかし柔軟性があるため挿入方向のみではなく横方向の剛性も弱くなる。特に、曲率半径が小さい部分を通過する場合、挿入方向の力が、挿入方向に対し直角な方向に働き、エアフィルターが撓んでしまうという現象が発生する。この撓んだままエアフィルターを移動した場合には、エアフィルターの移動経路内にある空気調和機の吸込口の桟等に引っ掛り、挿入性の悪化、移動させる場合の駆動トルクの増加、引っ掛かりから外れたときに発生する異音などの問題があった。
また、柔軟性のある素材を用いて湾曲させ易くしているために、エアフィルターを移送させる駆動手段に噛合するための凹凸部が縦枠の可動方向に形成され、凹凸により形成された凸部の他面側に、移動する方向と直行する方向に溝が形成されているために、エアフィルターの軌跡の僅かな凸でも引っ掛かりを生じ、エアフィルターの挿入性が悪化する。
移動しているエアフィルターに対して引っ掛かりが生じた場合でも引っ掛かり力に対し移動する力が強ければエアフィルターは動作するが、この引っ掛かりがはずれる時に異音が発生するという問題があった。
また、空気調和機室内機の限られた空間でエアフィルターを移動させるため、曲率半径の小さい箇所が発生する。前記特許文献1に開示された空気調和機のように、エアフィルターには、湾曲させやすいように柔軟性を持たせる必要がある。柔軟性を持たせるためには製品を薄くする方法もあるが、その場合、曲率半径が小さくなると樹脂が白化する、又は、破壊強度が弱くなってしまうという問題がある。この対策として、柔軟性を持たせるために構成材料として熱可塑性エラストマー樹脂を用いる場合がある。しかしながら、安価な該熱可塑性エラストマー樹脂は、柔軟性を持たせるためにゴム成分を微量分散させているものが主流であり、そのため表面の摩擦抵抗が一般樹脂(ABSやPP)と比較して大きくなる。このため、エアフィルターを移動させるために大きな力を必要とし、挿入性の悪化、移動させる場合の駆動トルクの増加という問題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エアフィルターの移動軌跡に関係なくエアフィルターが移動しているときに周囲と引っ掛ることなく、スムーズに動作することができるエアフィルター及びそれをもちいたエアフィルター清掃装置並びに空気調和機を提供することを目的としている。
本発明に係るエアフィルターは、筐体の吸込口と熱交換器との間の吸込口側に設けたエアフィルターガイドに沿って吸込口の全面を覆うように配置され、通気体と、この通気体が配設された枠体と、外周を形成する横桟および縦桟とを備え、挿入方向に対して、先端側にある横桟における厚さが、挿入方向の先端部分の厚さに対して、反先端側である内側部分の厚さが相対的に薄く形成され、かつ、挿入方向に対して末端側にある横桟における厚さが、挿入方向の末端側部分の厚さに対して、反末端側である内側部分の厚さが相対的に薄く形成され、エアフィルターの挿入方向に対して縦桟の先端部もしくは末端部の少なくとも一方の端部の形状が、挿入方向に対して横桟の位置より突出している形状を有している、又は、該内側部分にスリットを設けてエアフィルターの先端が表裏方向に動きやすいように構成したことを特徴とする。
なお、挿入方向に対して縦桟の先端部分もしくは末端部分の少なくとも一方に挿入方向に対して横桟の位置より突出している形状を有する。
なお、縦桟がエアフィルターの移動する軌跡を決めるエアフィルターガイドに接触する面には、挿入方向に対し平行に連続した複数の凸凹溝を設ける。
なお、枠体と横桟および縦桟はPET繊維のエアフィルター通気体(網状体)部と熱可塑性エラストマー樹脂の桟部で構成され湾曲させやすいようにし、エアフィルターをU字に往復運動させるエアフィルター移動を行う場合は、エアフィルターの縦桟にエアフィルターを移動させるための従動ギヤを設け、ギヤ部の反対面でエアフィルターガイドに接触する面に複数の凸凹溝を設ける。
なお、熱可塑性エラストマー樹脂の桟は、PET繊維のフィルター通気体(網状体)を桟で挟むように成型し、挿入方向に対して垂直に設けた縦桟の表面側の複数の凸凹溝の断面形状は、台形形状もしくは円弧形状になるようにする。
したがって、本発明に係るエアフィルターは、筐体の吸込口と熱交換器との間の吸込口側に設けたエアフィルターガイドに沿って吸込口の全面を覆うように配置され、通気体と、この通気体が配設された枠体と、外周を形成する横桟および縦桟とを備え、挿入方向に対して先端側にある横桟における厚さが、挿入方向の先端部分の厚さに対して、反先端側である内側部分の厚さが相対的に薄く形成され、かつ、挿入方向に対して末端側にある横桟における厚さが、挿入方向の末端側部分の厚さに対して、反末端側である内側部分の厚さが相対的に薄く形成され、エアフィルターの挿入方向に対して縦桟の先端部もしくは末端部の少なくとも一方の端部の形状が、挿入方向に対して横桟の位置より突出している形状を有している、又は該内側部分にスリットを設けて、エアフィルターの先端がエアフィルターの表裏方向に動きやすいようにすることにより、曲率半径の小さな箇所を通過する場合でも挿入方向の力にかかる抵抗を抑制し、エアフィルターが移動するときに内側に力がかかり、たわむことを防止することができる。結果としてエアフィルターが移動する移動軌跡から外れることがないため、空気調和機の吸込口の桟や空気調和機の背面側の壁に引っ掛ることがない。
なお縦桟がエアフィルターの移動する軌跡を決めるエアフィルターガイドに接触する表側の面に挿入方向に対して平行に複数の凸凹溝を設けることにより、エアフィルターとエアフィルターガイド面との接触面積を少なくして摩擦を低減し、エアフィルターがスムーズにエアフィルターガイドに沿って移動することができる。また、熱可塑性エラストマー樹脂で桟を構成することによって、エアフィルターの移動軌跡の最小曲率半径が小さくなったとしても、樹脂が白化することがない。
なおエアフィルターを自動で移動させエアフィルターの清掃部を設けたエアフィルター清掃機構に使用する場合、縦桟の裏側面にエアフィルターを移動させるための従動ギヤを設け、ギヤ部が設けられた裏側面の反対側面で、エアフィルターガイドに接触する表面に複数の凸凹溝を設けることで、同様にスムーズにエアフィルターを移動させることができる。さらに、凸凹溝は挿入方向に対して途切れることなく連続した形状することで移動時の引っ掛かりを抑制できる。
また、熱可塑性エラストマー樹脂、特にオリフィン系のエラストマー樹脂は安価ではあるが、PET繊維との融着性が悪いため、枠体、桟の表面にPET繊維のエアフィルター通気体(網状体)を設けた場合、エアフィルター通気体(網状体)が簡単に桟から剥れてしまう。そのためにPET繊維のエアフィルター通気体(網状体)は、枠体、桟で挟むように配置しインサート成型し、挿入方向に対して直交する断面における縦桟の断面形状は、台形形状もしくは円弧形状を有するようにすることにより、エアフィルター通気体(網状体)の剥がれを改善することができ、エアフィルター清掃機構の清掃部での塵埃除去性能を維持することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る空気調和機を模式的に示す側面視の中央部における断面図である。図1において、空気調和機100は、筐体10と、筐体10内に設置され空気を吸引すると共に吸引した空気を吹き出す送風ファン20と、送風ファン20が形成する風路内に配置され、吸引した空気を調和する熱交換器30と、吸引した空気に含まれる塵埃を捕捉するためのエアフィルター40と、エアフィルター40の移動する移動軌跡を決めるエアフィルターガイド16と、エアフィルター40を清掃するエアフィルター清掃装置50を有している。以下、各構成部材について個別に説明する。
筐体10は、両端面(図示しない)が塞がれた筒状であって、天面(図中、上側)の一部が開口し、該開口部が空気を吸い込む吸込口11を形成し、底面(図中、下側)の一部が開口し、吸込口11から吸い込んだ空気を吹き出す吹出口12を形成している。そして、前面(図中、左側)は開口し、該開口部を開閉する前面パネル13が設置されている。なお、背面(図中、右側)は塞がれている。
送風ファン20は、筐体10の側面視で略中央部に配置され、吸込口11から吹出口12に至る風路を形成するものである。送風ファン20と吹出口12との間の吹出側風路は、ノズル14と背面ガイド板15とによって挟まれている。
熱交換器30は、前面側下部の熱交換器と、前面側上部の熱交換器と、背面側の熱交換器から構成され、これらは吸込口11と送風ファン20との間に送風ファン20を取り囲むように配置され、吸い込まれた空気を調和(冷却、加熱、除湿等)する。また、前面側下部の熱交換器は、ノズル14よりも上側に配置される。
なお、図中、熱交換器30は、送風ファン20の天面側および前面側を取り囲むように配置されているが、この発明は上記配置形態に限定されるものではない。
また、図1に示すようにエアフィルター40は、筐体10の吸込口11と熱交換器30との間の吸込口側に設けたエアフィルターガイド16に沿って吸込口の全面を覆うように配置され、エアフィルター清掃装置50は、前面側下部の熱交換器30と前面パネル13との間に設置される。
図2は、図1のエアフィルター40及びエアフィルター清掃装置50の設置部分を拡大して示す前方視の斜視図である。また、図3は、図1のエアフィルター40及びエアフィルター清掃装置50の設置部分を拡大して示す後方視の斜視図である。
図2および図3において、エアフィルター40は、図示しない熱交換器30に沿って前面パネル13から見て回転出力装置60を挟んで左右に1つずつ設けられている。また、エアフィルター40は、左右よりも奥行きが長い略方形の形状を持ち、エアフィルター通気体(網状体)41と、エアフィルター通気体41が配設されたエアフィルター枠体42、外周を形成する横桟47および縦桟49とから構成されている。また、エアフィルター枠体42、横桟47、縦桟49は、柔軟性のある材料で成形されており、縦桟49の裏面側に等間隔に所定の凹凸のパターン形状を有するエアフィルター従動ギヤ43が形成されている。
なお、エアフィルター40は、成形時は平板状で形成されるが、空気調和機100に搭載されると柔軟性があるので、図1のようにエアフィルターガイド16に沿って、逆U字状に湾曲した形状で保持される。
また、エアフィルター清掃装置50は、図2および図3に示すように、モータ(図示せず)を内蔵し、2枚のエアフィルター40の横方向での間に位置するように設けられた回転出力装置60と、エアフィルター40から塵埃を除去し、この塵埃を溜める塵埃回収部70とから構成される。
また、図4は、この発明の実施の形態1に係るエアフィルターの斜視図である。図4に示すようにエアフィルターガイド16に接触する面44には、エアフィルターの挿入方向に対して平行な複数の凸凹溝45を設けている。また、この凸凹溝45は挿入方向に対して途中で途切れることなく、そして、凸凹溝45が逆転することなく連続した形状で形成されている。
また、図5は、複数の凸凹溝45を設けた面を挿入方向に対して直交する断面にて切った断面図である。連続して設けた凸凹溝45の断面形状は、台形形状もしくは円弧形状で形成されている。
また、図6は、エアフィルター枠体42の断面図である。枠体、桟の表面にPET繊維のエアフィルター通気体(網状体)41を設けた場合、容易にエアフィルター通気体(網状体)41が枠体、桟から剥れてしまうためにエアフィルター通気体(網状体)41は枠体、桟で挟むように配置してインサート成型し、エアフィルター枠体42の断面を、台形形状もしくは円弧形状を有するものとすることにより、エアフィルター通気体(網状体)41の剥がれを改善し、またエアフィルター清掃機構の清掃部での塵埃除去性能を通常の方形の枠体に較べて良好に維持することができる。
また、図7は、この発明の実施の形態1に係るエアフィルターの先端部の斜視図である。
エアフィルター40の挿入方向に対して先端側にある横桟もしくは末端側にある横桟の少なくとも一方の横桟47の、挿入方向の反先端又は反末端側である内側部分に挿入方向に対し直交するスリット48を設け、スリット48にはエアフィルター通気体(網状体)41を設ける。このスリット48を設けることにより、エアフィルター40の先端はエアフィルター40の表裏方向に動きやすいようになる。
また、図7に示すように、挿入方向に対して左右両端側にある縦桟46の先端部もしくは末端部の少なくとも一方の端部の形状が、挿入方向に対し横桟位置より突出している形状を有している。
また、図7に示すように、エアフィルター枠体42は柔軟性のある材料で成形されており、エアフィルター40の前記左右側にある縦桟の裏面側の面に等間隔に所定の凹凸のパターン形状を有するエアフィルター従動ギヤ43を備え、且つ所定の凹凸のパターン形状は円弧状のサイクロイド歯形で形成されている。このサイクロイド歯形は、エアフィルター駆動歯車51、52との噛み合い位置における、エアフィルターの材料、曲率と、エアフィルター駆動歯車51、52の仕様を併せ考慮すると、エアフィルター駆動歯車51、52との同時噛み合い率が1.2以上になるように選択されることが望ましい。
また、図8は、この発明の実施の形態1に係る塵埃回収部のブラシ機構90とエアフィルター駆動歯車51、52の取り付け状態を示す前方視の斜視図である。図8に示すように、回転出力装置60の左右側面からエアフィルター駆動歯車52とブラシ揺動軸61が突出している。エアフィルター駆動歯車52は、その先に駆動シャフト53が同軸で伸び、駆動シャフト53の先端にエアフィルター駆動歯車51が同軸で設置されている。また、エアフィルター駆動歯車51およびエアフィルター駆動歯車52は、エアフィルター40の両端の裏面側の面に形成されたエアフィルター従動歯43に噛み合うようになる。
また、図9は、塵埃回収部70の横断面図である。図3および図9に示すようにこのエアフィルターガイド82の斜め上方に、駆動シャフト53に接続されたエアフィルター駆動歯車51およびエアフィルター駆動歯車52を配置し、これらエアフィルターガイド82とエアフィルター駆動歯車51、52との間において、エアフィルター40をガイドし、且つエアフィルター40の左右両端部の裏面側の面に形成されたエアフィルター従動歯43をエアフィルター駆動歯車51、52に押し付けることにより、エアフィルター40がエアフィルター駆動歯車51および52の回転軸を中心として回動される。
また、ブラシ機構90は、図8に示すように、棒状のアルミ製のブラシ係止シャフト91に短冊状のブラシ92が横方向に伸びて配置され、ブラシ係止シャフト91に挿入し固定されている。そして、ブラシ係止シャフト91の両端はブラシ92が抜けてこないようにスリーブ93、94で固定される。
また、図9ではブラシ係止シャフト91は、中空円筒状で内部にブラシ92を固定する凸部を設けたものであるが、形状はこれに限定されるものではなく、長手方向側面からブラシ92を挿入でき、内側に設けた凸部でブラシ92を固定することができる形状(例えば、中空で断面四角形状のシャフトで内側に固定用の凸部を設けるもの)であれば、どのような形状であってもよい。
ブラシ係止シャフト91は、その両端が本体80の側面板のブラシ係止穴85に挿入され、図9に示すように短冊状のブラシ92の先端が、本体80の細長い開口穴83から上方に出るように配置される。
また、ブラシ係止シャフト91の左右の一方の端面が回転出力装置60のブラシ揺動軸61に同軸で接続される。
また、回転出力装置60の内部には、モータ(図示せず)とギヤなどの伝達機構によるエアフィルター駆動歯車52の回転と連動して180度を往復揺動する機構(例えば、正転用ギヤの連結と反転用ギヤの切り離しによる往動と、正転用ギヤの切り離しと反転用ギヤの連結による復動を繰り返す機構、あるいは往動用ギヤの連結による往動とこのギヤの切り離しおよび予め設けられているフライホイールによる反転力を利用した復動を繰り返す機構など)が内蔵され、これによりブラシ揺動軸61が180度往復揺動するように構成されている。
このときにブラシ揺動軸61の揺動速度は、エアフィルター40の移動速度がブラシ92の移動速度より遅くなる、すなわちエアフィルター40の移動速度<ブラシ92の移動速度の関係となるように設定する。
また、回転出力装置60、エアフィルター駆動歯車51、エアフィルター駆動歯車52、駆動シャフト53は空気調和機100に固定されているが、エアフィルター40と塵埃回収部70は着脱自由に空気調和機100に固定される。なお、塵埃回収部70の固定時に図8に示すスリーブ93とブラシ揺動軸61の形状が互いに係合して固定される形状を有するために軸固定された状態になる。
上述したように回転出力装置60は空気調和機100の左右方向の中央に配置されており、これまで、この回転出力装置60の一方(図中、左側)に配置されたエアフィルター清掃装置50のみについて説明したが、他方(図中、右側)についても全く同様の構成となっており、1つの回転出力装置60で左右の両エアフィルター清掃装置50を駆動させている。
なお、送風ファン20は、送風手段を構成し、エアフィルター駆動歯車51とエアフィルター駆動歯車52と回転出力装置60と駆動シャフト53は、エアフィルター移動手段を構成する。
次に、この実施の形態1の動作について説明する。
使用者が空気調和機100の電源スイッチをONすると、空気調和の運転を開始する。
その後、使用者が電源スイッチをOFFにして停止指令を出した際に、予め設定した空気調和の積算運転時間を越えていた場合は、空気調和の運転を停止し、エアフィルター清掃装置50が稼働する。
上記のように構成されたエアフィルター清掃装置50において、まずエアフィルター40の移動動作について説明する。エアフィルター40は、空気調和機100の内部では、図1、図9のように凸形状の駆動シャフト53で連結されたエアフィルター駆動歯車51、エアフィルター駆動歯車52と前面エアフィルターガイド82に挟まれ、エアフィルター従動歯43がエアフィルター駆動歯車51、エアフィルター駆動歯車52と噛み合った状態になる。
駆動シャフト53は、凸形状にすることによって、エアフィルター駆動歯車51、52の歯数が奇数歯の場合に生じる左右の歯位置ズレを防いでいる。図9では凸形状にしているが、左右で歯車の凸凹形状の位置関係が同じになる形状(たとえば歯車が奇数歯の場合、三角形や台形、歯車が偶数歯の場合小判状や正方形)であればよい。
この状態で使用者が空気調和機100の電源スイッチをOFFすると、回転出力装置60に通電され、図示しないモータおよびギヤなどの伝達機構によってエアフィルター駆動歯車51とエアフィルター駆動歯車52が回転する。これにより、エアフィルター40が前面エアフィルターガイド82に沿って動き始め、エアフィルター駆動歯車51および52の回転軸を中心として回動しながらエアフィルターガイド16に沿って図1の矢印方向に移動して行き、図12のように最終的には始動時に前面エアフィルターガイド82の近傍にあったエアフィルター40の端部は、背面側熱交換器の上方の位置まで移動する。
このとき、エアフィルター40の表側面は、エアフィルターガイド16に接触しながら移動する。エアフィルターガイド16は、空気調和機室内機の限られた空間でエアフィルター40をガイド移動させるため、曲率半径の小さい箇所が発生する。そのためエアフィルター40は、湾曲させやすいように柔軟性を持たせる必要がある。
しかし柔軟性があるため挿入方向のみではなく横方向の剛性も弱くなる。横方向の剛性も弱くなると曲率半径が小さい部分を通過する際に、挿入方向の力に抵抗が発生した場合、挿入方向に対し垂直の方向(エアフィルター40の内側)に力が働き、エアフィルター40がたわんでしまうという現象が発生する。この場合には、エアフィルター40は、その移動経路中にある空気調和機の吸込口の桟17や空気調和機の背面側の壁18に引っ掛る。
そのためエアフィルター40の挿入方向に対して先端側にある横桟もしくは末端側にある横桟の少なくとも一方の横桟47の内側部分にスリット48を設け、エアフィルター40の先端がエアフィルター40の表裏方向に動きやすいようにすることで、曲率半径の小さな箇所を通過する場合でも挿入方向の力にかかる抵抗を抑制し、エアフィルター40が移動するときに内側に力がかかりたわむことを抑制することができる。結果として、エアフィルター40が移動する移動軌跡から外れないため、空気調和機の吸込口の桟17や空気調和機の背面側の壁18に引っ掛ることが防止される。
また、図では、横桟47の内側にスリット48を設けているが、横桟47の挿入方向に対する反先端側である内側部分の厚さを先端側の厚さより、厚みを薄くすることによっても同様な効果を得ることができる。厚みを薄くする部分は、上述のスリット48が設けられる位置に相当する位置が好ましく、その薄肉分は、先端側の厚さの10〜30%程度が望ましい。
さらに、挿入方向に対して左右両端側にある縦桟46の先端部もしくは末端部の少なくとも一方の端部の形状が、挿入方向に対して横桟位置より突出している形状とすることによって、左右両端よりも中央部が凹んでいるため、多少エアフィルター40がたわみ、中央部がエアフィルター40の移動軌跡よりも外れたとしても、先に左右両端部がエアフィルターガイド16に反って曲がるために、空気調和機の背面側の壁18に引っ掛ることなく挿入することができる。
また、柔軟性を持たせるためには、エアフィルター40の厚みを薄くする方法もあるが、その場合、曲率半径が小さくなると樹脂が白化したり、破壊強度が弱くなってしまうという問題があるため、熱可塑性エラストマー樹脂を用いている。ただし安価な熱可塑性エラストマー樹脂は、柔軟性を持たせるためにゴム成分を微分散させているものが主流であり、そのため表面の摩擦抵抗が一般のABSと比較して大きくなるため、エアフィルターを移動させるために大きな力が必要になる。そのため、エアフィルター40は、エアフィルターガイド16に接触する面44に挿入方向に平行な所定の複数の凸凹溝45を設けることにより接触面積を小さくし、小さな力でエアフィルター40を移動させることが可能になる。
また、この凸凹溝45はエアフィルターガイド16に接触する面44の途中で凸凹が逆転することもなく連続して設けることにより、エアフィルターガイド16の成形時に発生するバリなど僅かな突起物に対しても引っ掛ることなくスムーズに移動させることが可能になる。
また、図5に示すよう凸凹溝45の挿入方向断面形状は、溝が方形のごとく角度90度で設けられたものでなく、鈍角の頂角を持った凸部を設ける。これにより、挿入方向の対する引っ掛かりのみならず、挿入方向に対し垂直な動き(横方向の動き)に対しても、エアフィルターガイド16の成形時に発生するバリなど僅かな突起物による引っ掛かりをなくし、スムーズに移動させることが可能になる。また、図では凸凹溝が台形形状を記載しているが、これに限らず円弧形状であっても同様な効果を得ることが出来る。
また、図6に示すように枠体、桟にPET繊維のエアフィルター通気体(網状体)41を保持配設する場合、エアフィルター通気体(網状体)41が枠体、桟から簡単に剥れてしまうことがあり、このためにエアフィルター通気体(網状体)41は枠体、桟で挟むように配置してインサート成型する。また、エアフィルター枠体42の断面を、台形形状もしくは円弧形状を有する形状とすることによって、エアフィルター通気体(網状体)41の剥がれを改善し、エアフィルター清掃機構の清掃部での塵埃除去性能を良好に維持することができる。
また、図4に示すように、エアフィルター40の端部は、先端形状および末端形状を同じにすることで、挿入するときのエアフィルター40の方向性をなくし、どちらの方向にエアフィルター40を取り付けたとしても、引っ掛ることがなくスムーズに挿入(可動)することができる。
また、図7に示すように、エアフィルター40の端部は、先端形状および末端形状を同じにすることで、挿入するときのエアフィルター40の方向性をなくし、どちらの方向にエアフィルター40を取り付けたとしても、引っ掛ることがなくスムーズに挿入(可動)することができる。
次に、塵埃回収部70の動作について説明する。エアフィルター40が移動すると同時にブラシ揺動軸61の往復揺動によりブラシ機構90も動作する。ブラシ機構90は、図9のブラシ92の先端が上方を向いた状態を中心に前後(図中、左右)に90度ずつ揺動する。つまり図10と図11を往復揺動することになる。ブラシ92は、その先端が開口穴83から少し飛び出した状態で構成されているため、エアフィルター通気体(網状体)41とラップした状態で往復揺動し塵埃を掻き落としていく。エアフィルター通気体(網状体)41からブラシ92に移動した塵埃は、ブラシ機構90の少なくとも一方の側に設置した波状の掻き落とし片84に接触し、掻き落とし片84により掻き落とされて集塵室81に回収、貯留される。
さらに、図9に示すように、往復揺動するブラシ92の両側に掻き落とし片84を設けることで、ブラシ92は往復揺動の片道工程毎に掻き落とし片84と接触し、エアフィルター通気体41から移動してきた塵埃を掻き落とされるので、往復揺動の往路でブラシ92に移動した塵埃が、復路において再びエアフィルター通気体41に戻ってしまうという事態は回避でき、確実な回収が成し遂げられる。
ブラシ92は、上方を向いた短冊状であり、かつ180度往復揺動するため、ブラシ機構90の搭載スペースが小さくできるし、それにより、従来のごとく、360度回転ブラシのようにブラシが下方に向かって伸長していないことで、そのブラシの高さ分集塵室81を浅くしても集塵室81に必要な容積、すなわち従来同様の容積は確保できる。
よって、このエアフィルター装置50は、装置全体が360度回転ブラシを備えた従来のエアフィルター清掃装置に比べて小型化でき、空気調和機100におけるエアフィルター清掃装置50の搭載スペースを小さくすることができる。また、エアフィルター清掃装置50を小型化できることで、空気調和機100本体を小型化することも可能となる。
さらに、ブラシ92の動作が上方に向かって180度の範囲のみなので、集塵室81に貯留した塵埃、すなわちすでにブラシ92によりエアフィルター40から回収した塵埃を、ブラシ92によって上に舞上げてしまうこともない。一度回収した塵埃は、確実に集塵室81内に収めておくことができ、一度集塵室81に回収した塵埃がブラシ92によってエアフィルター40に再び戻ってしまう事態を回避できる。
エアフィルター40は、図12の位置まで移動したら、再び元の位置(図1)まで戻ってくる。このときにブラシ機構90も往復揺動しているため、前記同様エアフィルター40を清掃し、エアフィルター40は移動時には常に清掃されることになる。エアフィルター40の可動方向に対してブラシ92の可動方向が逆の場合は、当然問題なく塵埃を除去でき、お互いの可動方向が同一の場合でもブラシ92のスピードを速く設定してあるため問題なく除去できる。
なお、上記の例では、ブラシ92を180度往復揺動(前後に90度ずつ揺動)させる場合について説明したが、これに限らず、180度以下の範囲内で往復揺動させてもよい。
この場合には集塵室81に貯留された塵埃を上に飛ばす力もさらに弱くなり、エアフィルター40に戻ることを防げる。
なお、各部品の形状公差やそれらの組み立て公差など、いわゆるバラツキを考慮して、実質的なブラシ機構90の往復揺動範囲が180度となるように、言い換えれば、確実に180度の範囲で往復運動されるように、回転出力装置60による往復揺動範囲は、180度より大きめに設定し、上記のバラツキを吸収するようにしてもよい。例えば、前後にそれぞれ5度ずつバラツキ吸収のための回転出力装置60による揺動角度の余裕代を設け、回転出力装置60は190度の範囲で揺動させるのである。
また、上記の例では電源スイッチをOFFした直後にエアフィルターの清掃をする例で説明したが、これに限られるものではない。例えば、別途エアフィルター清掃専用のスイッチを設け、このスイッチが押されたら、空気調和の運転を一旦停止して、エアフィルター清掃装置50によるエアフィルター清掃を行うように構成してもよい。
また、上記の例では、天面側に吸込口11を形成した例について説明したが、これに限らず、前面側に吸込口を形成してもよい。
また、図1に示すように、エアフィルター従動ギヤ43は、エアフィルター駆動歯車51、52近傍でエアフィルター40の移動軌跡の曲率半径が小さくなる場合、通常のインボリュート形状を用い、従動ギヤ43の凹凸のパターン形状の間隔を大きくする(モジュールを大きく)と従動ギヤ43がエアフィルター駆動歯車51、52で拘束され、エアフィルター駆動歯車51、52からのトルク伝達効率が悪くなる。それを回避するためには凹凸のパターン形状の間隔を小さくする(モジュールを小さくする)か、エアフィルター駆動歯車51、52を大きくする必要がある。しかし、凹凸のパターン形状の間隔を小さくするとエアフィルターをセットするときにエアフィルター左右両端の凹凸の位置がずれ、斜めにエアフィルター40が可動してしまう結果、エアフィルター40を駆動させるトルクが増加する。
また、エアフィルター駆動歯車51、52を大きくした場合は、エアフィルター駆動歯車51、52が小さい場合のエアフィルター40の可動速度を同じにするためには、エアフィルター40を駆動させるトルクを増加させる必要がある。そのために図7に示すように、エアフィルター従動ギヤ43は、円弧状のサイクロイド歯形で形成することによって、凹凸のパターン形状の間隔を広くとれ、かつエアフィルター駆動歯車51、52を小さくでき駆動トルクを小さくし、モータ(図示せず)の負荷を低減することができる。これにより、トルク出力の小さい安価なモータ(図示せず)を選定することができコスト的にも効果を得られる。
以上のように、エアフィルター40の挿入方向に対して先端側の横桟もしくは末端側の横桟の少なくとも一方の横桟47の内側部分が端部よりも寸法を小さくし、又は横桟の内側部分にスリット48を設けることにより、エアフィルター40の先端がエアフィルター40の表裏方向に動きやすいようになり、さらに、挿入方向に対して左右両端の縦桟46の先端もしくは末端の少なくとも一方の縦桟が挿入方向に対して横桟位置より突出している形状とすることによって、空気調和機の室内機100の限られたスペースのなかで、エアフィルターガイド16に沿ってエアフィルター40を挿入(可動)させる場合に、曲率半径の小さい箇所を通過するときに発生する挿入方向の抵抗によるエアフィルター40のたわみを抑制することができる。また、これによりエアフィルター40の移動時の引っ掛かりを防止し、スムーズにエアフィルターを挿入(可動)させることが出来る。
また、エアフィルター40の端部を、先端形状および末端形状共同じくすることで、挿入するときのエアフィルター40の方向性をなくし、どちらの方向にエアフィルター40を取り付けたとしても、引っ掛ることがなくスムーズに挿入(可動)することができる。
この発明の実施の形態1に係る空気調和機を示す側面視の中央部における断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエアフィルター及びエアフィルター清掃装置の設置部分を拡大して示す前方視の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るエアフィルター及びエアフィルター清掃装置の設置部分を拡大して示す後方視の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るエアフィルターの正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエアフィルターの挿入方向に対して垂直方向の断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエアフィルターのエアフィルター枠体の断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエアフィルターの先端部の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る塵埃回収部のブラシ機構とエアフィルター駆動歯車の取付状態を示す前方視の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る塵埃回収部の横断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエアエアフィルター清掃装置を示す側面視の中央部における断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエアエアフィルター清掃装置を示す側面視の中央部における断面図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機を示す側面視の中央部における断面図である。
符号の説明
10 筐体、11 吸込口、12 吹出口、13 前面パネル、14 ノズル、15 背面ガイド板、16 エアフィルターガイド、17 吸込口の桟、、20 送風ファン、30 熱交換器、40 エアフィルター、41 エアフィルター通気体(網状体)、42 エアフィルター枠体、43 エアフィルター従動歯、44 エアフィルターガイドとの接触面、45 凸凹溝、46 縦桟の凸部、47 横桟、48 スリット、49 縦桟、50 エアフィルター清掃装置、51 エアフィルター駆動歯車、52 エアフィルター駆動歯車、53 駆動シャフト、60 回転出力装置、61 ブラシ揺動軸、70 塵埃回収部、80 本体、81 集塵室、82 エアフィルターガイド、83 開口穴、84 掻き落とし片、85 ブラシ係止穴、86 集塵室係止穴、87 突起部、90 ブラシ機構、91 ブラシ係止シャフト、92 ブラシ、93 スリーブ、94 スリーブ、100 空気調和機。

Claims (8)

  1. 筐体に装着、取外し自在な、空気中の塵埃を捕捉するためのエアフィルターにおいて、
    前記筐体の吸込口と熱交換器との間の吸込口側に設けたエアフィルターガイドに沿って吸込口の全面を覆うように配置され、
    通気体と、この通気体が配設された枠体と、外周を形成する横桟および縦桟とを備え、
    挿入方向に対して先端側にある前記横桟における厚さが、挿入方向の先端部分の厚さに対して、反先端側である内側部分の厚さが相対的に薄く形成され、かつ、挿入方向に対して末端側にある前記横桟における厚さが、挿入方向の末端側部分の厚さに対して、反末端側である内側部分の厚さが相対的に薄く形成され、
    前記エアフィルターの挿入方向に対して前記縦桟の先端部もしくは末端部の少なくとも一方の端部の形状が、挿入方向に対して前記横桟の位置より突出している形状を有していることを特徴としたエアフィルター。
  2. 入方向に対して、先端側にある前記横桟の反先端である内側部分に、もしくは末端側にある前記横桟の反末端側である内側部分に、挿入方向に対して直交するスリットを設けたことを特徴とした請求項1記載のエアフィルター。
  3. 前記枠体と前記横桟および前記縦桟は、エアフィルターは柔軟性のあるエラストマー樹脂で成型されており、エアフィルターの前記縦桟の裏側の面に、等間隔に所定の凹凸パターン形状を有するエアフィルター従動ギヤをさらに備え、且つ従動ギヤの所定の凹凸パターン形状がサイクロイド歯形形状であることを特徴とした請求項1又は2記載のエアフィルター。
  4. 前記エアフィルターにおいて、挿入方向の先端部の形状と末端部の形状とを同じ形状に構成したことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のエアフィルター。
  5. 前記縦桟が前記エアフィルターの移動する軌跡を決めるエアフィルターガイドに接触する表側の面に、挿入方向に対して平行な複数の凸凹溝を備えていることを特徴とした請求項1からのいずれか1項に記載のエアフィルター。
  6. 前記凸凹溝の前記エアフィルターの挿入方向に対し直交する断面における断面形状が、台形形状又は円弧形状を有していることを特徴とする請求項に記載のエアフィルター。
  7. 空気中の塵埃を捕捉するためのエアフィルターを移動させるエアフィルター移動手段と、前記エアフィルターに捕捉された塵埃を除去するエアフィルター清掃機構部を備えたエアフィルター清掃装置において、請求項1からのいずれか1項に記載のエアフィルターを搭載したことを特徴とするエアフィルター清掃装置。
  8. 請求項に記載のエアフィルター清掃装置と、吸込み口から空気を吸い込み、吸込んだ空気を吹出し口へ吹き出す送風手段を備え、前記エアフィルターが前記吸込み口と前記送風手段の間に設けられていることを特徴とする空気調和機。
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