JP2019152416A - 空気調和機のフィルタ清掃装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタに捕集された塵埃が付着した清掃用回転ブラシから効果的に塵埃を取り除いて残存し難くした空気調和機のフィルタ清掃装置を提供する。【解決手段】フィルタ清掃装置11は、空気調和機1に搭載されるフィルタ清掃装置であって、空気調和機1の吸込口6に吸い込まれる空気G中の塵埃Dを捕集する可撓性のフィルタ7が収納され、フィルタ7の往路と復路の摺動を可能にする移動路13を有するフィルタガイド15と、フィルタ7の摺動を実行するフィルタ駆動体17と、フィルタ駆動体17を駆動する駆動機構21と、フィルタ7に捕集された塵埃Dを取り除くフィルタ清掃ユニット41とを備え、フィルタ清掃ユニット41は、フィルタ7に捕集された塵埃Dを掻き落とす清掃用回転ブラシ43と、清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを掻き落とす除去用ブラシ47と、描き落とされた塵埃Dを受ける塵埃受け部49とを備える。【選択図】図4
Description
本発明は、空気調和機に取り付けられたフィルタの清掃を行うフィルタ清掃装置に関するものである。
この種の空気調和機のフィルタ清掃装置として、特許文献1に記載されている装置が挙げられる。この空気調和機のフィルタ清掃装置は、フィルタに捕集された塵埃を掻き落とすブラシと、このブラシに付着した塵埃を掻き落とす櫛とを備えている。
従来の上記フィルタ清掃装置は、ブラシに付着した塵埃を櫛によって掻き落とす構造である。櫛による掻き落とし構造であるので、その図7から図10で説明されているように、ブラシに付着した塵埃が該ブラシや櫛に残存しやすい問題があった。
本発明の目的は、フィルタに捕集された塵埃を掻き落とすブラシに付着した塵埃を除去する際に、該塵埃がブラシに残存し難い空気調和機のフィルタ清掃装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置は、空気調和機に搭載されるフィルタ清掃装置であって、前記空気調和機の吸込口に吸い込まれる空気中の塵埃を捕集する可撓性のフィルタが収納され、前記フィルタの往路と復路の摺動を可能にする移動路を有するフィルタガイドと、前記フィルタの前記摺動を実行するフィルタ駆動体と、前記フィルタ駆動体を駆動する駆動機構と、前記フィルタに捕集された塵埃を取り除くフィルタ清掃ユニットと、を備え、前記フィルタ清掃ユニットは、前記フィルタに捕集された塵埃を掻き落とす清掃用回転ブラシと、前記清掃用回転ブラシに付着した前記塵埃を掻き落とす除去用ブラシと、前記掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部と、を備えることを特徴とする。
ここで、「フィルタ駆動体」とは、フィルタに送り力を付与できる状態でフィルタと接触しているギア、円板、プーリ、ローラ等の回転体を意味する。例えばフィルタとの接触面に凸部或いは凹部が送り方向に並んで設けられている回転体であり、一例としてギアが挙げられる。又は接触部分の摩擦力でフィルタに送り力を付与する構造の回転体でもよい。
本態様によれば、清掃用回転ブラシに付着した塵埃を除去用ブラシによって掻き落とすので、除去用ブラシと清掃用回転ブラシとのブラシ同士の接触によって付着した塵埃を掻き落とすことになる。即ち、両ブラシのブラシ先端同士が、互いに作用し合って、両者が動きつつ他方に当たることになる。
ここで、除去用ブラシ自体が自らは動かない構造(回転等しない構造)である場合は、除去用ブラシの先端部が他方の清掃用回転ブラシの先端部から回転力の作用を受け、その回転力に対する反作用として、該除去用ブラシの先端部が根元部を基点にして揺動等する動きとなる。
従って、従来の櫛のような一方が静的な状態で清掃用回転ブラシに接触する状態とは違って、両ブラシのブラシ先端同士が、互いに作用し合って、両者が動きつつ付着した塵埃を掻き落とすことになる。
ここで、除去用ブラシ自体が自らは動かない構造(回転等しない構造)である場合は、除去用ブラシの先端部が他方の清掃用回転ブラシの先端部から回転力の作用を受け、その回転力に対する反作用として、該除去用ブラシの先端部が根元部を基点にして揺動等する動きとなる。
従って、従来の櫛のような一方が静的な状態で清掃用回転ブラシに接触する状態とは違って、両ブラシのブラシ先端同士が、互いに作用し合って、両者が動きつつ付着した塵埃を掻き落とすことになる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記除去用ブラシは、前記清掃用回転ブラシに対して自ら動いて動的に接触することにより前記塵埃を掻き落とすことを特徴とする。
ここで、「自ら動いて動的に接触して前記塵埃を掻き落とす」における「動的に接触」とは、除去用ブラシ自体が自ら回転或いは揺動等、運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシに接触し、この接触により清掃用回転ブラシに付着している塵埃を掻き落とすことを意味する。
「動的」は連続駆動に限らず間欠駆動も含まれる。
ここで、「自ら動いて動的に接触して前記塵埃を掻き落とす」における「動的に接触」とは、除去用ブラシ自体が自ら回転或いは揺動等、運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシに接触し、この接触により清掃用回転ブラシに付着している塵埃を掻き落とすことを意味する。
「動的」は連続駆動に限らず間欠駆動も含まれる。
本態様によれば、除去用ブラシ自体も回転や揺動等により自らも動いて、運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシに接触する。そして、この自らも動きつつの動的な接触により清掃用回転ブラシに付着している塵埃を掻き落とすことになる。
除去用ブラシが自ら動かない状態では、他方の清掃用回転ブラシの回転力の作用を受けたことに基く反作用として除去用ブラシの先端部が根元部を基点にして揺動等する受動的な動きになる。
本態様によれば、除去用ブラシは、前記受動的な動きではなく、自ら能動的に動いて運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシに接触する。これにより、前記「動的な接触」による塵埃除去力は除去用ブラシの前記運動エネルギーの分、大きくなる。従って、清掃用回転ブラシに付着している塵埃を一層残存少なく効果的に除去することが可能になる。
除去用ブラシが自ら動かない状態では、他方の清掃用回転ブラシの回転力の作用を受けたことに基く反作用として除去用ブラシの先端部が根元部を基点にして揺動等する受動的な動きになる。
本態様によれば、除去用ブラシは、前記受動的な動きではなく、自ら能動的に動いて運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシに接触する。これにより、前記「動的な接触」による塵埃除去力は除去用ブラシの前記運動エネルギーの分、大きくなる。従って、清掃用回転ブラシに付着している塵埃を一層残存少なく効果的に除去することが可能になる。
本発明の第3の態様は、第2の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記除去用ブラシは前記清掃用回転ブラシと同方向に回転する回転ブラシであることを特徴とする。
本態様によれば、除去用ブラシは清掃用回転ブラシと同方向に回転する回転ブラシである。よって、両ブラシは同方向に回転するので、ブラシ同士の接触部となるブラシ先端部は互いに逆方向に動きつつ接触することになる。これにより、清掃用回転ブラシに付着している塵埃を一層残存少なく効果的に除去することが可能になる。
本発明の第4の態様は、第3の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記清掃用回転ブラシは前記除去用ブラシより回転速度が速いことを特徴とする。
本態様によれば、清掃用回転ブラシは除去用ブラシより回転速度が速いので、フィルタに捕集された塵埃を高速回転で掻き落としつつ、低速回転の除去用ブラシによって、即ち前記速度差による効果が加わって、清掃用回転ブラシに付着している塵埃を残存少なく効果的に除去することが可能になる。
本発明の第5の態様は、第3の態様又は第4の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記清掃用回転ブラシ及び前記除去用ブラシを回転させるブラシ駆動機構は、駆動源の回転力を前記除去用ブラシの第2ブラシ駆動軸に伝達する第2伝達ギアと、清掃用回転ブラシの回転軸となる第1ブラシ駆動軸に前記第2ブラシ駆動軸の回転力を伝達する第1伝達ギアと、前記第2ブラシ駆動軸に設けられた一方向クラッチと、を備え、前記一方向クラッチは、前記フィルタが前記往路を移動して前記清掃用回転ブラシで清掃される際には前記第1ブラシ駆動軸と第2ブラシ駆動軸の回転を許容し、前記清掃後のフィルタが前記復路を移動して元の位置に移動する際には前記第1ブラシ駆動軸と第2ブラシ駆動軸の回転を規制することを特徴とする。
本態様によれば、前記清掃用回転ブラシ及び除去用ブラシを回転させるブラシ駆動機構は、駆動源として一つのモータとギア輪列と一方向クラッチとにより構成されているので、フィルタ清掃装置のコンパクト化を実現することができる。
また、一方向クラッチが、清掃用回転ブラシで清掃される際には第1ブラシ駆動軸と第2ブラシ駆動軸の回転を許容し、前記清掃後のフィルタが前記復路を移動して元の位置に移動する際には第1ブラシ回転軸と第2ブラシ駆動軸の回転を規制する。この回転規制により、清掃用回転ブラシによってフィルタから掻き落とされて塵埃受け部に受けられた塵埃が、清掃後のフィルタが復路を移動して元の位置に移動する際に、外部に出る虞を低減することができる。
また、一方向クラッチが、清掃用回転ブラシで清掃される際には第1ブラシ駆動軸と第2ブラシ駆動軸の回転を許容し、前記清掃後のフィルタが前記復路を移動して元の位置に移動する際には第1ブラシ回転軸と第2ブラシ駆動軸の回転を規制する。この回転規制により、清掃用回転ブラシによってフィルタから掻き落とされて塵埃受け部に受けられた塵埃が、清掃後のフィルタが復路を移動して元の位置に移動する際に、外部に出る虞を低減することができる。
本発明の第6の態様は、第1の態様から第5の態様のいずれか一つの態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記フィルタガイドの前記移動路はUターン部を有しており、前記Uターン部は前記フィルタ駆動体にフィルタが巻回することにより作られる構造であることを特徴とする。
本態様によれば、前記フィルタガイドの前記移動路はUターン部を有しており、前記Uターン部は前記フィルタ駆動体にフィルタが巻回することにより作られる構造であるので、フィルタ清掃装置及びそれを備える空気調和機のコンパクト化を実現することができる。
本発明の第7の態様は、第5の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記フィルタ清掃ユニットは、空気調和機に着脱自在であり、装着することにより、前記第1ブラシ駆動軸の回転が前記清掃用回転ブラシに伝達可能となり、前記第2ブラシ駆動軸の回転が前記除去用ブラシに伝達可能となる、ことを特徴とする。
本態様によれば、塵埃受け部に塵埃がある程度溜まったら、前記フィルタ清掃ユニットを空気調和機から外して、中の塵埃を廃棄し、再び装着して使用を再開することができる。
本発明の第8の態様は、第7の態様の空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記第1ブラシ駆動軸と前記清掃用回転ブラシの取付け穴部との間と、前記第2ブラシ駆動軸と前記除去用ブラシの取付け穴部との間には、軸方向の相対的な移動を許容するが回転方向の相対的な回転を規制する回り止め機構が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記フィルタ清掃ユニットの空気調和機に対する着脱操作が簡単な構造により実現できるようになり着脱操作が円滑になる。
本発明によれば、フィルタに捕集された塵埃を掻き落とすブラシに付着した塵埃を除去する際に、該塵埃がブラシに残存しにくくすることができる。
以下、本発明に係る空気調和機のフィルタ清掃装置を図示の実施形態を例にとって、添付図面に基づいて詳細に説明する。
尚、以下の説明では、最初に図1に基づいて本発明の実施形態に係るフィルタ清掃装置11が装着された空気調和機1の全体構成の概略について説明する。次に、図2から図4に基づいて、本発明の実施形態に係るフィルタ清掃装置11の構成を具体的に説明する。
尚、以下の説明では、最初に図1に基づいて本発明の実施形態に係るフィルタ清掃装置11が装着された空気調和機1の全体構成の概略について説明する。次に、図2から図4に基づいて、本発明の実施形態に係るフィルタ清掃装置11の構成を具体的に説明する。
続いて、図5から図8に基づいて、本発明の実施形態に係るフィルタ清掃装置11の動作を、フィルタの往路摺動時の動作とフィルタの復路摺動時の動作に分けて説明する。
更に、図9及び図10に基づいて、フィルタ清掃ユニット内に捕集された塵埃の廃棄方法について説明し、最後に前記実施形態とは部分的構成を異にする本発明の他の実施形態について言及する。
更に、図9及び図10に基づいて、フィルタ清掃ユニット内に捕集された塵埃の廃棄方法について説明し、最後に前記実施形態とは部分的構成を異にする本発明の他の実施形態について言及する。
(1)空気調和機の全体構成の概略(図1参照)
図1に表す空気調和機は、室内の暖房や冷房に利用されるエアコンディショナーの室内機を示している。空気調和機1は、内部に熱交換器3を備える空気調和機本体5と、該空気調和機本体5の天面と前面を覆うカバー2と、吸込口6から吸い込んだ室内の空気G中に含まれる塵埃Dを捕集する可撓性のフィルタ7と、を備えている。
空気調和機本体5の前面下部には、フィルタ7の終端7bに当接することでフィルタ7の装着の有無を検知する一例としてリミットスイッチによって構成されるフィルタ位置センサー9が設けられている。
また、空気調和機本体5の内部には、本実施形態に係るフィルタ清掃装置11が設けられている。このフィルタ清掃装置11によって空気調和機1の運転停止時に自動的にフィルタ7の清掃が行われたり、予め、設定されたプログラムやユーザの指示に基づいて定期的に或いは不定期にフィルタ7の清掃が実行されるようになっている。
図1に表す空気調和機は、室内の暖房や冷房に利用されるエアコンディショナーの室内機を示している。空気調和機1は、内部に熱交換器3を備える空気調和機本体5と、該空気調和機本体5の天面と前面を覆うカバー2と、吸込口6から吸い込んだ室内の空気G中に含まれる塵埃Dを捕集する可撓性のフィルタ7と、を備えている。
空気調和機本体5の前面下部には、フィルタ7の終端7bに当接することでフィルタ7の装着の有無を検知する一例としてリミットスイッチによって構成されるフィルタ位置センサー9が設けられている。
また、空気調和機本体5の内部には、本実施形態に係るフィルタ清掃装置11が設けられている。このフィルタ清掃装置11によって空気調和機1の運転停止時に自動的にフィルタ7の清掃が行われたり、予め、設定されたプログラムやユーザの指示に基づいて定期的に或いは不定期にフィルタ7の清掃が実行されるようになっている。
(2)フィルタ清掃装置の構成(図2〜図4参照)
本実施形態に係る空気調和機のフィルタ清掃装置11は、空気調和機1に搭載されるフィルタ清掃装置であって、フィルタ7と、フィルタ7の往路と復路の摺動を可能にする移動路13を有するフィルタガイド15と、フィルタ7の摺動を実行するフィルタ駆動体17と、フィルタ駆動体17を駆動する駆動機構21と、フィルタ7に捕集された塵埃Dを取り除くフィルタ清掃ユニット41と、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、フィルタ清掃ユニット41は、フィルタ7に捕集された塵埃Dを掻き落とす清掃用回転ブラシ43と、清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを掻き落とす除去部材45である除去用ブラシ47と、除去部材45によって描き落とされた塵埃Dを受ける塵埃受け部49と、を備えている。
本実施形態に係る空気調和機のフィルタ清掃装置11は、空気調和機1に搭載されるフィルタ清掃装置であって、フィルタ7と、フィルタ7の往路と復路の摺動を可能にする移動路13を有するフィルタガイド15と、フィルタ7の摺動を実行するフィルタ駆動体17と、フィルタ駆動体17を駆動する駆動機構21と、フィルタ7に捕集された塵埃Dを取り除くフィルタ清掃ユニット41と、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、フィルタ清掃ユニット41は、フィルタ7に捕集された塵埃Dを掻き落とす清掃用回転ブラシ43と、清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを掻き落とす除去部材45である除去用ブラシ47と、除去部材45によって描き落とされた塵埃Dを受ける塵埃受け部49と、を備えている。
また、本実施形態では、前述したフィルタ7、フィルタガイド15、フィルタ駆動体17、駆動機構21及びフィルタ清掃ユニット41を備えるフィルタ清掃装置11が、幅方向Xに並ぶように二組設けられている。
これら二組の各構成要素を識別する場合には、向って左側に位置するものについては、それぞれの符号の末尾に「L」を付け、向って右側に位置するものについては、それぞれの符号の末尾に「R」を付けて識別する。例えばフィルタ7を識別する場合は、一方が「7L」、他方が「7R」と表記される。
フィルタ7は、可撓性を有する例えば合成樹脂製で矩形平板状の格子状の枠材8と、該枠材8の窓部8aに取り付けられるシート状のフィルタ本体10と、を備えることによって構成されている。また、枠材8の左右の側端とこれらの中間に一例として4本設けられる縦桟8bの一面には、ラック状の歯部12(図4)が所定のピッチで複数個設けられている。更に、4本の縦桟8bのうち左右の2本の縦桟8bがフィルタガイド15の移動路13を形成している凹部13aや凹部5a(図4)に嵌まって案内されるように構成されている。
これら二組の各構成要素を識別する場合には、向って左側に位置するものについては、それぞれの符号の末尾に「L」を付け、向って右側に位置するものについては、それぞれの符号の末尾に「R」を付けて識別する。例えばフィルタ7を識別する場合は、一方が「7L」、他方が「7R」と表記される。
フィルタ7は、可撓性を有する例えば合成樹脂製で矩形平板状の格子状の枠材8と、該枠材8の窓部8aに取り付けられるシート状のフィルタ本体10と、を備えることによって構成されている。また、枠材8の左右の側端とこれらの中間に一例として4本設けられる縦桟8bの一面には、ラック状の歯部12(図4)が所定のピッチで複数個設けられている。更に、4本の縦桟8bのうち左右の2本の縦桟8bがフィルタガイド15の移動路13を形成している凹部13aや凹部5a(図4)に嵌まって案内されるように構成されている。
フィルタガイド15は、左右両端と、これらの中間に一例として3枚設けられている側面視L字形のガイド側板16L、16M、16Rと、左右両端のガイド側板16L、16Rの内壁面と中間のガイド側板16Mの左右両壁面に設けられる湾曲した上下2本、計4組のガイド凸条13b(図4)と、これらのガイド凸条13bに沿う下方位置において、同じく上下2本、計4組、空気調和機本体5に対して設けられるガイド凸条5b(図4)と、を備えることによって形成されている。
そして、ガイド側板16に対して設けられるガイド凸条13bと空気調和機本体5に対して設けられるガイド凸条5bは、次に述べるフィルタ駆動体17が設けられる後方位置においてループ状に連結されてUターン部14(図4)が形成されており、平行して延びる上下2本のガイド凸条13b或いは上下2本のガイド凸条5bの間の空間が、前述した移動路13を形成する凹部13a、5aになっている。
そして、ガイド側板16に対して設けられるガイド凸条13bと空気調和機本体5に対して設けられるガイド凸条5bは、次に述べるフィルタ駆動体17が設けられる後方位置においてループ状に連結されてUターン部14(図4)が形成されており、平行して延びる上下2本のガイド凸条13b或いは上下2本のガイド凸条5bの間の空間が、前述した移動路13を形成する凹部13a、5aになっている。
フィルタ駆動体17は、フィルタ7に接触して送り力を付与する部材である。本実施形態では4本の縦桟8bに形成されているラック状の歯部12と噛み合う4枚のフィルタ駆動ギア19によって構成されている。
尚、フィルタ駆動体17は、このようなフィルタ駆動ギア19に限らず、周面に凹凸を有しない円板や周面に凹凸が形成されたプーリでもよく、幅方向Xに架け渡される1本のローラ等によって構成することも可能である。また、周面に凹凸を有しない円板やローラ等の回転体によってフィルタ駆動体17を構成する場合には、接触部分の摩擦係数を高くして接触部分の摩擦力でフィルタ7に送り力を付与する構成とすることも可能である。
尚、フィルタ駆動体17は、このようなフィルタ駆動ギア19に限らず、周面に凹凸を有しない円板や周面に凹凸が形成されたプーリでもよく、幅方向Xに架け渡される1本のローラ等によって構成することも可能である。また、周面に凹凸を有しない円板やローラ等の回転体によってフィルタ駆動体17を構成する場合には、接触部分の摩擦係数を高くして接触部分の摩擦力でフィルタ7に送り力を付与する構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、フィルタガイド15における移動路13のUターン部14は、フィルタ駆動体17を構成している4枚のフィルタ駆動ギア19にフィルタが約180°巻回することにより作られる構造である。
そして、下方のガイド凸条5bの間の凹部5aを通ってUターン部14に到達したフィルタ7は、該Uターン部14により反転した状態になって上方のガイド凸条13bの間の凹部13aに進入するように構成されている。
従って、本実施形態では、次に述べるフィルタ清掃ユニット41は、図4及び図5等に表したように、Uターン部14により反転した状態のフィルタ7の内面側に配置されることになる。フィルタ清掃ユニット41は、フィルタ7の内面側であって、フィルタ駆動体17に隣接する位置に配置することがスペース有効利用の観点で好ましい。
そして、下方のガイド凸条5bの間の凹部5aを通ってUターン部14に到達したフィルタ7は、該Uターン部14により反転した状態になって上方のガイド凸条13bの間の凹部13aに進入するように構成されている。
従って、本実施形態では、次に述べるフィルタ清掃ユニット41は、図4及び図5等に表したように、Uターン部14により反転した状態のフィルタ7の内面側に配置されることになる。フィルタ清掃ユニット41は、フィルタ7の内面側であって、フィルタ駆動体17に隣接する位置に配置することがスペース有効利用の観点で好ましい。
駆動機構21は、図2に表したように、次に述べるフィルタ清掃ユニット41の清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47を駆動するブラシ駆動機構22と、フィルタ7を摺動させるフィルタ駆動機構23と、が一体になった駆動機構である。
このうち、ブラシ駆動機構22は、駆動源であるモータ25の回転力Fを除去部材45である除去用ブラシ47の第2ブラシ駆動軸31に伝達する第2伝達ギア33と、清掃用回転ブラシ43の回転軸となる第1ブラシ駆動軸27に前記第2ブラシ駆動軸31の回転力Fを伝達する第1伝達ギア29と、第2ブラシ駆動軸31に設けられた一方向クラッチ35と、を備えることによって基本的に構成されている。
このうち、ブラシ駆動機構22は、駆動源であるモータ25の回転力Fを除去部材45である除去用ブラシ47の第2ブラシ駆動軸31に伝達する第2伝達ギア33と、清掃用回転ブラシ43の回転軸となる第1ブラシ駆動軸27に前記第2ブラシ駆動軸31の回転力Fを伝達する第1伝達ギア29と、第2ブラシ駆動軸31に設けられた一方向クラッチ35と、を備えることによって基本的に構成されている。
本実施形態では、一方向クラッチ35は、ねじりコイルばねで構成されており、ねじりコイルばねが巻き締め方向または巻き戻し方向に回転することにより、駆動力が伝達または遮断されるようになっている。すなわち、一方向クラッチ3は、第2ブラシ駆動軸31のCW方向およびCCW方向のいずれか一方の回転のみを第1ブラシ駆動軸27に伝達している。より具体的には、一方向クラッチ35は、フィルタ7が往路を摺動して清掃用回転ブラシ43で清掃される際には第1ブラシ駆動軸27と第2ブラシ駆動軸31の回転を許容し、清掃後のフィルタ7が復路を摺動して元の位置に戻る際には第1ブラシ駆動軸27と第2ブラシ駆動軸31の回転を規制するように構成されている。
以下、ブラシ駆動機構22とフィルタ駆動機構23が一体になった駆動機構21の具体的構成を説明する。
以下、ブラシ駆動機構22とフィルタ駆動機構23が一体になった駆動機構21の具体的構成を説明する。
駆動機構21は、左端側のガイド側板16Lにおける外方の側傍と、右端側のガイド側板16Rにおける外方の側傍に2基(21L、21R)設けられている。
駆動機構21は、ハウジング37内に駆動源であるモータ25を備えており、モータ25の出力軸に取り付けられているピニオンギア24の回転力Fが以下述べるギア輪列39を介して第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27とフィルタ駆動ギア19の駆動軸20とに伝達されるように構成されている。
駆動機構21は、ハウジング37内に駆動源であるモータ25を備えており、モータ25の出力軸に取り付けられているピニオンギア24の回転力Fが以下述べるギア輪列39を介して第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27とフィルタ駆動ギア19の駆動軸20とに伝達されるように構成されている。
ギア輪列39は、モータ25の出力軸に取り付けられているピニオンギア24に噛み合う大径ギアと小径ギアが一体になった第1ギア26と、第1ギア26の小径ギアに噛み合う大径ギアと小径ギアが一体になった第2ギア28と、第2ギア28の小径ギアに噛み合う第3ギア30と、を備えている。
そして、この第3ギア30によって動力が分配されて、その一部がフィルタ駆動ギア19の駆動軸20に伝達され、残りの一部が一方向クラッチ35を介して第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27に伝達される。
そして、この第3ギア30によって動力が分配されて、その一部がフィルタ駆動ギア19の駆動軸20に伝達され、残りの一部が一方向クラッチ35を介して第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27に伝達される。
このうち、フィルタ駆動ギア19の駆動軸20に向かう動力は、第3ギア30に噛み合う大径ギアと小径ギアが一体になった第4ギア32と、第4ギア32の小径ギアに噛み合う大径ギアと小径ギアが一体になった第5ギア34に伝達される。第5ギア34の小径ギアが駆動軸20上に設けられる第6ギア36に噛み合うことによって駆動軸20に動力が伝達される。これにより、同じく駆動軸20上に設けられている4枚のフィルタ駆動ギア19を往路方向Aと復路方向Bとに回転できるようになっている。
一方、第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27への動力は、フィルタ駆動ギア19が往路方向Aに回転するときに接続状態になり、フィルタ駆動ギア19が復路方向Bに回転するときに遮断状態となる一方向クラッチ35を介して第2ブラシ駆動軸31に伝達される。
第2ブラシ駆動軸31上には第2伝達ギア33が設けられており、この第2伝達ギア33と噛み合う中間ギア38を介して、中間ギア38に噛み合う第1伝達ギア29に動力が伝達されて、第1伝達ギア29が取り付けられている第1ブラシ駆動軸27に回転力Fを伝達できるようになっている。
第2ブラシ駆動軸31上には第2伝達ギア33が設けられており、この第2伝達ギア33と噛み合う中間ギア38を介して、中間ギア38に噛み合う第1伝達ギア29に動力が伝達されて、第1伝達ギア29が取り付けられている第1ブラシ駆動軸27に回転力Fを伝達できるようになっている。
フィルタ清掃ユニット41は、一例として底面に設けられる塵埃受け部49が開閉可能な(図10)ハウジング51と、ハウジング51内にそのすべてが収容される除去部材45である除去用ブラシ47と、ハウジング51内にほとんどの部位が収容され、その一部がハウジング51の外部に突出した状態で設けられる清掃用回転ブラシ43と、を備えることによって構成されている。
ハウジング51は、除去用ブラシ47と清掃用回転ブラシ43を水平に支持する左右の側板と天板及び後面板を有する本体部52と、本体部52の天板の前端部に設けられる回動軸53を支点として回転する前面板と左右の側板と底板を有する開閉蓋54と、を備えることによって構成されている。そして、開閉蓋54の底板の内面が塵埃受け部49になっている。
ハウジング51は、除去用ブラシ47と清掃用回転ブラシ43を水平に支持する左右の側板と天板及び後面板を有する本体部52と、本体部52の天板の前端部に設けられる回動軸53を支点として回転する前面板と左右の側板と底板を有する開閉蓋54と、を備えることによって構成されている。そして、開閉蓋54の底板の内面が塵埃受け部49になっている。
除去用ブラシ47と清掃用回転ブラシ43は、フィルタ7の幅とほぼ同じ長さの円筒状のブラシで、その軸中心には、第2ブラシ駆動軸31に外嵌する取付け穴部55(図2)と、第1ブラシ駆動軸27に外嵌する取付け穴部57(図2)とが形成されている。
また、第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27は、その周面の一部が切除されたD形断面の軸31C、27Cになっており、第2ブラシ駆動軸31が内嵌する取付け穴部55と第1ブラシ駆動軸27が内嵌する取付け穴部57も、同様にD形断面の穴部55C、57Cになっている。
また、第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27は、その周面の一部が切除されたD形断面の軸31C、27Cになっており、第2ブラシ駆動軸31が内嵌する取付け穴部55と第1ブラシ駆動軸27が内嵌する取付け穴部57も、同様にD形断面の穴部55C、57Cになっている。
そして、このような形状の軸31C、27Cと穴部55C、57Cによって第1ブラシ駆動軸27と清掃用回転ブラシ43の取付け穴部57との間と、第2ブラシ駆動軸31と除去用ブラシ47の取付け穴部55との間に、軸方向の相対的な移動を許容するが回転方向の相対的な回転を規制する回り止め機構58が形成されている。
また、回り止め機構58を有することによって、フィルタ清掃ユニット41は、空気調和機本体5に対して着脱可能であり、装着することにより、第1ブラシ駆動軸27の回転が清掃用回転ブラシ43に伝達可能になり、第2ブラシ駆動軸31の回転が除去用ブラシ47に伝達可能になる。
また、回り止め機構58を有することによって、フィルタ清掃ユニット41は、空気調和機本体5に対して着脱可能であり、装着することにより、第1ブラシ駆動軸27の回転が清掃用回転ブラシ43に伝達可能になり、第2ブラシ駆動軸31の回転が除去用ブラシ47に伝達可能になる。
また、本実施形態では、除去用ブラシ47は、回転ブラシによって構成されており、清掃用回転ブラシ43に対して自ら動いて動的に接触することにより清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを塵埃受け部49に掻き落とすことができるように構成されている。
ここで、「自ら動いて動的に接触して塵埃Dを掻き落とす」における「動的に接触」とは、除去用ブラシ47自体が自ら回転或いは揺動等、運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシ43に接触し、この接触により清掃用回転ブラシ43に付着している塵埃Dを掻き落とすことを意味している。尚、前記「動的」には連続駆動の動きに限らず間欠駆動の動きも含まれる。
ここで、「自ら動いて動的に接触して塵埃Dを掻き落とす」における「動的に接触」とは、除去用ブラシ47自体が自ら回転或いは揺動等、運動エネルギーを有する状態で清掃用回転ブラシ43に接触し、この接触により清掃用回転ブラシ43に付着している塵埃Dを掻き落とすことを意味している。尚、前記「動的」には連続駆動の動きに限らず間欠駆動の動きも含まれる。
また、除去用ブラシ47は、清掃用回転ブラシ43と同方向に回転する回転ブラシによって構成されている。具体的には、第1伝達ギア29と第2伝達ギア33は、中間ギア38を1枚介在させた状態で接続されている。これにより、第2ブラシ駆動軸31と第1ブラシ駆動軸27は同方向に回転するようになり、第2ブラシ駆動軸31に取り付けられる除去用ブラシ47と第1ブラシ駆動軸27に取り付けられる清掃用回転ブラシ43も同方向に回転するように構成されている。
このような構成を採用することにより、ブラシ47、43同士の接触部となるブラシ47、43の各先端部は互いに逆方向(図4、図7)に動きつつ接触するようになる。これにより、除去用ブラシ47は清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを一層効果的に除去することができるようになっている。
このような構成を採用することにより、ブラシ47、43同士の接触部となるブラシ47、43の各先端部は互いに逆方向(図4、図7)に動きつつ接触するようになる。これにより、除去用ブラシ47は清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを一層効果的に除去することができるようになっている。
また、本実施形態では、清掃用回転ブラシ43の回転速度が除去用ブラシ47の回転速度よりも速くなるように設定されている。具体的には、清掃用回転ブラシ43が取り付けられる第1回転ブラシ駆動軸27上に設けられる第1伝達ギア29の歯数を除去用ブラシ47が取り付けられる第2ブラシ駆動軸31上に設けられる第2伝達ギア33の歯数よりも少なくすることによって一例として実行される。
尚、清掃用回転ブラシ43の回転速度を、除去用ブラシ47の回転速度と同じに設定する構成も可能であり、清掃用回転ブラシ43の回転速度よりも除去用ブラシ47の回転速度を速く設定する構成にすることも可能である。
尚、清掃用回転ブラシ43の回転速度を、除去用ブラシ47の回転速度と同じに設定する構成も可能であり、清掃用回転ブラシ43の回転速度よりも除去用ブラシ47の回転速度を速く設定する構成にすることも可能である。
(3)フィルタ清掃装置の動作(図5から図8参照)
次に、本実施形態に係るフィルタ清掃装置11の動作を、フィルタ7の往路摺動時の動作とフィルタ7の復路摺動時の動作に分けて説明する。
(A)フィルタの往路摺動時の動作(図5から図7参照)
モータ25が回転し、ギア輪列39を介して駆動軸20に動力が伝達されると、フィルタ駆動ギア19が往路方向A又は復路方向Bに回転するようになる。図5は、フィルタ駆動ギア19が往路方向Aに回転し始めた直後の状態を表している。
次に、本実施形態に係るフィルタ清掃装置11の動作を、フィルタ7の往路摺動時の動作とフィルタ7の復路摺動時の動作に分けて説明する。
(A)フィルタの往路摺動時の動作(図5から図7参照)
モータ25が回転し、ギア輪列39を介して駆動軸20に動力が伝達されると、フィルタ駆動ギア19が往路方向A又は復路方向Bに回転するようになる。図5は、フィルタ駆動ギア19が往路方向Aに回転し始めた直後の状態を表している。
フィルタ駆動ギア19が往路方向Aに回転すると、フィルタ7の縦桟8bに形成されているラック状の歯部12がフィルタ駆動ギア19と噛み合ってフィルタの始端7aを移動路13のUターン部14に送り込む。尚、図5において、歯部12は図面の複雑化を避ける観点からその図示が一部省かれている。
このとき、一方向クラッチ35は接続状態になっているので、第2ブラシ駆動軸31に取り付けられている除去用ブラシ47と第1ブラシ駆動軸27に取り付けられている清掃用回転ブラシ43は、図7に表すように同方向に回転する。
このとき、一方向クラッチ35は接続状態になっているので、第2ブラシ駆動軸31に取り付けられている除去用ブラシ47と第1ブラシ駆動軸27に取り付けられている清掃用回転ブラシ43は、図7に表すように同方向に回転する。
これにより、図7に表すように、フィルタ7が往路方向Aに摺動すると、フィルタ7によって捕集されてフィルタ7の表面に付着している塵埃Dは、フィルタ7の進行方向と逆方向に回転する清掃用回転ブラシ43によってすくい上げるように掻き取られ、その一部は清掃用回転ブラシ43に付着した状態で上方に送られる。
次に、清掃用回転ブラシ43の回転によって上方に送られた清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dは、塵埃Dを下方に払い落とす方向に回転する除去用ブラシ47によって掻き落とされ下方の塵埃受け部49上に捕集されて行く。
次に、清掃用回転ブラシ43の回転によって上方に送られた清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dは、塵埃Dを下方に払い落とす方向に回転する除去用ブラシ47によって掻き落とされ下方の塵埃受け部49上に捕集されて行く。
フィルタ7の往路方向Aの摺動が進んで図6に表すように、フィルタ7の終端7bが移動路13のUターン部14に至ると、フィルタ7の往路方向Aの摺動が終了する。尚、このとき、フィルタ7の始端7aは下方のガイド凸条5b間の凹部5aからUターン部14を通って上方のガイド凸条13b間の凹部13a内に進入している。
また、フィルタ7の往路方向Aの摺動中、清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47によるフィルタ7の表面に付着した塵埃Dの捕集が実行される。
また、フィルタ7の往路方向Aの摺動中、清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47によるフィルタ7の表面に付着した塵埃Dの捕集が実行される。
(B)フィルタの復路摺動時の動作(図5、図6及び図8参照)
フィルタの往路方向Aの摺動とフィルタ7の表面に付着した塵埃Dの捕集が終了すると、モータ25は逆方向に回転するようになる。これにより、ギア輪列39を介して駆動軸20に動力が伝達されて、フィルタ駆動ギア19は、図8に表したように復路方向Bに回転するようになる。
フィルタ駆動ギア19が復路方向Bに回転すると、フィルタ7の縦桟8bに形成されているラック状の歯部12がフィルタ駆動ギア19と噛み合ってフィルタ7の終端7bをUターン部14から下方のガイド凸条5b間の凹部5aに送り込む。
フィルタの往路方向Aの摺動とフィルタ7の表面に付着した塵埃Dの捕集が終了すると、モータ25は逆方向に回転するようになる。これにより、ギア輪列39を介して駆動軸20に動力が伝達されて、フィルタ駆動ギア19は、図8に表したように復路方向Bに回転するようになる。
フィルタ駆動ギア19が復路方向Bに回転すると、フィルタ7の縦桟8bに形成されているラック状の歯部12がフィルタ駆動ギア19と噛み合ってフィルタ7の終端7bをUターン部14から下方のガイド凸条5b間の凹部5aに送り込む。
このとき、一方向クラッチ35は遮断状態になっているので、第2ブラシ駆動軸31に取り付けられている除去用ブラシ47と第1ブラシ駆動軸27に取り付けられている清掃用回転ブラシ43は、図8に表すように回転しない。
これにより、フィルタ7の往路摺動時に捕集した塵埃Dは、フィルタ清掃ユニット41のハウジング51内に閉じ込められた状態を維持する。
これにより、フィルタ7の往路摺動時に捕集した塵埃Dは、フィルタ清掃ユニット41のハウジング51内に閉じ込められた状態を維持する。
フィルタ7の復路方向Bの摺動が進んでフィルタ7の終端7bが、空気調和機本体5の前面のフィルタ位置センサー9の検知位置に達すると、モータ25が停止しフィルタ7の復路方向Bの摺動が終了する。
尚、このとき、フィルタ7の始端7aの位置は、図5に表すようにUターン部14中に位置しており、フィルタ7の縦桟8bに形成されているラック状の歯部12は、フィルタ駆動ギア19と噛み合った状態で停止している。
尚、このとき、フィルタ7の始端7aの位置は、図5に表すようにUターン部14中に位置しており、フィルタ7の縦桟8bに形成されているラック状の歯部12は、フィルタ駆動ギア19と噛み合った状態で停止している。
(4)塵埃の廃棄方法(図9及び図10参照)
本実施形態に係るフィルタ清掃装置11は、フィルタ清掃ユニット41を駆動機構21と切り離して空気調和機1から着脱自在に取り出すことができるように構成されている。
従って、フィルタ清掃ユニット41のハウジング51内の塵埃受け部49に溜まった塵埃Dを廃棄する場合には、空気調和機1の前面と天面を覆っているカバー2を拡開し、必要に応じて取り外し、フィルタ清掃ユニット41をハウジング51ごと、図9に表すように、空気調和機1の外部に取り出す。
本実施形態に係るフィルタ清掃装置11は、フィルタ清掃ユニット41を駆動機構21と切り離して空気調和機1から着脱自在に取り出すことができるように構成されている。
従って、フィルタ清掃ユニット41のハウジング51内の塵埃受け部49に溜まった塵埃Dを廃棄する場合には、空気調和機1の前面と天面を覆っているカバー2を拡開し、必要に応じて取り外し、フィルタ清掃ユニット41をハウジング51ごと、図9に表すように、空気調和機1の外部に取り出す。
この際、本実施形態ではフィルタ清掃ユニット41と駆動機構21の接続は、第1ブラシ駆動軸27と清掃用回転ブラシ43の取付け穴部57との嵌合と、第2ブラシ駆動軸31と除去用ブラシ47の取付け穴部55との嵌合と、の2ヶ所の嵌合によって実行されているので、フィルタ清掃装置11を第1ブラシ駆動軸27と第2ブラシ駆動軸31の軸方向に引き抜くことによって、容易にフィルタ清掃ユニット41を空気調和機1の外部に取り出すことができる。
次に、空気調和機1の外部に取り出したフィルタ清掃ユニット41のハウジング51の開閉蓋54を回動軸53を支点として拡開することで、図10に表したようにハウジング51内に捕集された塵埃Dをハウジング51外に排出して廃棄する。その後、上記と逆の手順でフィルタ清掃ユニット41を空気調和機1に装着する。
次に、空気調和機1の外部に取り出したフィルタ清掃ユニット41のハウジング51の開閉蓋54を回動軸53を支点として拡開することで、図10に表したようにハウジング51内に捕集された塵埃Dをハウジング51外に排出して廃棄する。その後、上記と逆の手順でフィルタ清掃ユニット41を空気調和機1に装着する。
このように構成される本実施形態によるフィルタ清掃装置11によれば、フィルタ7の清掃に伴って清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを除去部材45である除去用ブラシ47の動的な接触により効果的に掻き取って取り除くことが可能になる。
また、フィルタ7の復路摺動時は、清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47の回転を停止させるようにしたので、フィルタ7の復路方向Bの摺動時にフィルタ清掃ユニット41のハウジング51内に捕集された塵埃Dがハウジング51外へ流出する虞がない。
また、フィルタ7の復路摺動時は、清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47の回転を停止させるようにしたので、フィルタ7の復路方向Bの摺動時にフィルタ清掃ユニット41のハウジング51内に捕集された塵埃Dがハウジング51外へ流出する虞がない。
更に、フィルタ清掃ユニット41を従来デッドスペースになっていたフィルタ7がUターン部14により反転した状態のフィルタ7の内面側に配置したことにより、空間の有効利用が図れ、フィルタ清掃装置11の小型化を達成することができる。
また、空気調和機本体5に対して着脱自在のフィルタ清掃ユニット41の採用により、フィルタ清掃装置11のメンテナンス性も向上する。
また、空気調和機本体5に対して着脱自在のフィルタ清掃ユニット41の採用により、フィルタ清掃装置11のメンテナンス性も向上する。
[他の実施形態]
本発明に係る空気調和機のフィルタ清掃装置11は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
本発明に係る空気調和機のフィルタ清掃装置11は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
例えば、前述した実施形態では清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47の回転方向を同方向に設定したが、必ずしも同方向に設定しなくてもよい。この場合には、中間ギア38を省略して第1伝達ギア29と第2伝達ギア33を直接、噛み合わせる構成を取ることができ、この場合、両ブラシ43、47の接触部は同方向に移動するようになる。従って、この場合には第1伝達ギア29と第2伝達ギア33の歯数を変えたり、別途のギア輪列等を追加する等して両ブラシ43、47の回転速度を異ならせて清掃用回転ブラシ43に付着した塵埃Dを取り除き易くする構成にすることが望ましい。
また、前述した実施形態では、フィルタ7の移動路13にUターン部14を設けて、フィルタ7を往路方向Aと復路方向Bに摺動するとき、該Uターン部14を通過させるようにしたが、必ずしもフィルタ7の移動路13にUターン部14を設けなくてもよい。例えば奥行き寸法の長い空気調和機1であれば、フィルタ7を空気調和機本体5の前面から天面に移動させるL字形の移動路13でフィルタ41の清掃を行う十分なストロークが確保できる場合もあるし、フィルタ7を空気調和機本体5の前面から天面、そして後面に移動させる門形の移動路13が形成できる場合には、そのような形状の移動路13を採用することも可能である。
この他、小型のフィルタ清掃ユニット41をフィルタ7の移動路13に直列的に複数組設けたり、単一のフィルタ清掃ユニット41のハウジング51内に複数の清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47を配置することも可能である。因みに、このような構成を採用した場合には、塵埃Dを掻き落とす回数ないし機会が多くなるから塵埃Dの捕集効果が向上する。
また、前述した実施形態では、単一のモータ25を使用してブラシ駆動機構22とフィルタ駆動機構23を同時に駆動したが、それぞれの駆動機構22、23に別々のモータ25を設けて独立して駆動するように構成することも可能である。
また、前述した実施形態では、単一のモータ25を使用してブラシ駆動機構22とフィルタ駆動機構23を同時に駆動したが、それぞれの駆動機構22、23に別々のモータ25を設けて独立して駆動するように構成することも可能である。
また、前述した実施形態では、フィルタ清掃ユニット41等を空気調和機本体5の上部スペースに設置したが、必ずしも当該上部スペースに設置する必要はない。例えば、空気調和機本体5の前面や背面等、他の部位にスペースがあれば当該スペースにフィルタ清掃ユニット41等を設置することが可能である。
また、清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47のいずれか一方又は双方を振動ブラシで構成して塵埃Dの捕集効果を向上させる構成とすることも可能である。
また、清掃用回転ブラシ43と除去用ブラシ47のいずれか一方又は双方を振動ブラシで構成して塵埃Dの捕集効果を向上させる構成とすることも可能である。
また、前述した実施形態の説明の中でも述べたように、除去用部材45は、前述した実施形態で採用した回転する除去用ブラシ47のように清掃用回転ブラシ43に対して動的に接触するものに限らず、平ブラシや櫛状のもの或いはブレード状のもの等が動的に接触するものであってもよい。
1…空気調和機、2…カバー、3…熱交換器、5…空気調和機本体、
5a…凹部、5b…ガイド凸条、6…吸込口、7…フィルタ、7a…始端、
7b…終端、8…枠材、8a…窓部、8b…縦桟、9…フィルタ位置センサー、
10…フィルタ本体、11…フィルタ清掃装置、12…歯部、13…移動路、
13a…凹部、13b…ガイド凸条、14…Uターン部、
15…フィルタガイド、16…ガイド側板、17…フィルタ駆動体、
19…フィルタ駆動ギア、20…駆動軸、21…駆動機構、
22…ブラシ駆動機構、23…フィルタ駆動機構、24…ピニオンギア、
25…モータ(駆動源)、26…第1ギア、27…第1ブラシ駆動軸、
27C…D形断面の軸、28…第2ギア、29…第1伝達ギア、30…第3ギア、
31…第2ブラシ駆動軸、31C…D形断面の軸、32…第4ギア、
33…第2伝達ギア、34…第5ギア、35…一方向クラッチ、
36…第6ギア、37…ハウジング、38…中間ギア、39…ギア輪列、
41…フィルタ清掃ユニット、43…清掃用回転ブラシ、45…除去部材、
47…除去用ブラシ(回転ブラシ)、49…塵埃受け部、51…ハウジング、
52…本体部、53…回動軸、54…開閉蓋、55…取付け穴部、
55C…D形断面の穴部、57…取付け穴部、57C…D形断面の穴部、
58…回り止め機構、D…塵埃、 A…往路方向、B…復路方向、G…空気、
X…幅方向、F…回転力
5a…凹部、5b…ガイド凸条、6…吸込口、7…フィルタ、7a…始端、
7b…終端、8…枠材、8a…窓部、8b…縦桟、9…フィルタ位置センサー、
10…フィルタ本体、11…フィルタ清掃装置、12…歯部、13…移動路、
13a…凹部、13b…ガイド凸条、14…Uターン部、
15…フィルタガイド、16…ガイド側板、17…フィルタ駆動体、
19…フィルタ駆動ギア、20…駆動軸、21…駆動機構、
22…ブラシ駆動機構、23…フィルタ駆動機構、24…ピニオンギア、
25…モータ(駆動源)、26…第1ギア、27…第1ブラシ駆動軸、
27C…D形断面の軸、28…第2ギア、29…第1伝達ギア、30…第3ギア、
31…第2ブラシ駆動軸、31C…D形断面の軸、32…第4ギア、
33…第2伝達ギア、34…第5ギア、35…一方向クラッチ、
36…第6ギア、37…ハウジング、38…中間ギア、39…ギア輪列、
41…フィルタ清掃ユニット、43…清掃用回転ブラシ、45…除去部材、
47…除去用ブラシ(回転ブラシ)、49…塵埃受け部、51…ハウジング、
52…本体部、53…回動軸、54…開閉蓋、55…取付け穴部、
55C…D形断面の穴部、57…取付け穴部、57C…D形断面の穴部、
58…回り止め機構、D…塵埃、 A…往路方向、B…復路方向、G…空気、
X…幅方向、F…回転力
Claims (8)
- 空気調和機に搭載されるフィルタ清掃装置であって、
前記空気調和機の吸込口に吸い込まれる空気中の塵埃を捕集する可撓性のフィルタが収納され、前記フィルタの往路と復路の摺動を可能にする移動路を有するフィルタガイドと、
前記フィルタの前記摺動を実行するフィルタ駆動体と、
前記フィルタ駆動体を駆動する駆動機構と、
前記フィルタに捕集された塵埃を取り除くフィルタ清掃ユニットと、を備え、
前記フィルタ清掃ユニットは、
前記フィルタに捕集された塵埃を掻き落とす清掃用回転ブラシと、
前記清掃用回転ブラシに付着した前記塵埃を掻き落とす除去用ブラシと、
前記掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部と、を備える
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項1に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記除去用ブラシは、前記清掃用回転ブラシに対して自ら動いて動的に接触することにより前記塵埃を掻き落とす、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項2に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記除去用ブラシは前記清掃用回転ブラシと同方向に回転する回転ブラシである、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項3に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記清掃用回転ブラシは前記除去用ブラシより回転速度が速い、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項3又は4に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記清掃用回転ブラシ及び前記除去用ブラシを回転させるブラシ駆動機構は、
駆動源の回転力を前記除去用ブラシの第2ブラシ駆動軸に伝達する第2伝達ギアと、
前記清掃用回転ブラシの回転軸となる第1ブラシ駆動軸に前記第2ブラシ駆動軸の回転力を伝達する第1伝達ギアと、
前記第2ブラシ駆動軸に設けられた一方向クラッチと、を備え、
前記一方向クラッチは、
前記フィルタが前記往路を移動して前記清掃用回転ブラシで清掃される際には前記第1ブラシ駆動軸と第2ブラシ駆動軸の回転を許容し、
前記清掃後のフィルタが前記復路を移動して元の位置に移動する際には前記第1ブラシ駆動軸と第2ブラシ駆動軸の回転を規制する、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記フィルタガイドの前記移動路はUターン部を有しており、
前記Uターン部は前記フィルタ駆動体にフィルタが巻回することにより作られる構造である、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項5に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記フィルタ清掃ユニットは、空気調和機に着脱自在であり、装着することにより、
前記第1ブラシ駆動軸の回転が前記清掃用回転ブラシに伝達可能となり、
前記第2ブラシ駆動軸の回転が前記除去用ブラシに伝達可能となる、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。 - 請求項7に記載された空気調和機のフィルタ清掃装置において、
前記、第1ブラシ駆動軸と前記清掃用回転ブラシの取付け穴部との間と、前記第2ブラシ駆動軸と前記除去用ブラシの取付け穴部との間には、軸方向の相対的な移動を許容するが回転方向の相対的な回転を規制する回り止め機構が設けられている、ことを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。
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