JP5294440B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、エアフィルターを自動清掃する機能を有する空気調和機に関するものである。
従来のこの種の空気調和機として、空気吸込口から吸込んだ外気を空気吹出口に導く風路内に配設された円盤状のエアフィルターと、前記エアフィルターを回転駆動する除塵モータと、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去する自動清掃装置を有し、前記自動清掃装置を、前記エアフィルターの前面に接触すると共に前記エアフィルターの回転によって回転駆動される回転ブラシと、該回転ブラシで除去された塵埃を受ける集塵ボックスとで構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
又、内蔵されたエアフィルターの上流側に、エアフィルターの表面に付着した塵埃を除去するブラシ部と、前記ブラシ部を覆うダストボックスと、前記ブラシ部とダストボックスを、ガイドレールに沿って往復移動させる駆動部とを備え、前記駆動部を、ダストボックスを駆動する割ナットと、前記割ナットと螺合された駆動スクリュウと、前記駆動スクリュウを回転駆動する駆動モータとで構成し、エアフィルターの清掃を行なうときは、駆動モータで駆動スクリュウを右回り及び左回りに回転駆動して、ダストボックスと共にブラシ部を、エアフィルターの表面に沿って往復移動させ、その間に、前記ブラシ部でエアフィルターの表面に付着した塵埃を除去するようにした空気調和機用清掃装置もある(例えば、特許文献2参照)。
同じく、特許文献2に開示された他の空気調和機として、エアフィルターの表面に付着した塵埃を除去する回転ブラシと、回転ブラシで除去された塵埃を貯めるダストボックスを有する清掃部を備え、前記清掃部をエアフィルターの表面に沿って移動させながら回転ブラシを回転させるようにしたものもある。
特開2007−38215号公報 特開2007−040689号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の空気調和機用清掃装置の構成では、エアフィルターを回転させる構造になっているので、エアフィルターを円盤状に形成しなければならず、そのため、十分なフィルター面積が確保できないという課題があった。また、エアフィルターを回転させるため、エアフィルター自身に強度を持たせる必要があり、そのために、リブ等による補強等が必要となり、エアフィルターが分厚くなったり、空気調和機の大型化を招くなどの課題があった。さらに、エアフィルターを回転させるために、エアフィルターの面精度が要求されるが、大きなエアフィルターを精度良く回転させることはなかなか難しかった。
又、エアフィルターをスムーズに回転させるために、エアフィルターの外周部と空気調和機本体との間に、ある程度の隙間を設ける必要があり、このため、その隙間から、塵埃を含んだ外部の空気が、空気調和機本体内に直接流入し、熱交換器に塵埃が堆積し、空調性能を低下させるという課題があった。
又、上記特許文献2に記載された従来の空気調和機の構成によれば、エアフィルターが所定の位置に固定され回転させるようになっていないので、十分なフィルター面積を確保すると共に、エアフィルターに必要以上の強度や精度を持たせる必要はないが、所定位置に固定されたブラシ部を、エアフィルターの表面上を往復移動させるだけなので、ブラシ部の先端で、エアフィルターの表面に付着した塵埃を撫でるだけで、塵埃を弾き飛ばすような作用が働かず、エアフィルターの表面からの塵埃の除去性能が非常に悪い、という課題があった。
又、上記特許文献2に記載された他の空気調和機の構成によれば、清掃部を移動させながら回転ブラシを回転させるので、塵埃の除去性能は向上するが、ダストボックス内に溜まった塵埃を除去するときは、清掃部を設けた吸込みグリルを空気調和機本体から一旦取り外し、次に清掃部を吸込みグリルから外してダストボックスを取り出さなければならず、塵埃の廃棄作業に大変手間がかかるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、安価な構成で、優れた塵埃除去性能で、エアフィルターを自動清掃することができると共に、除去された塵埃の廃棄が容易で、メンテナンスが容易な空気調和機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、吸引される空気内の塵埃を捕捉するエアフィルターと、空気調和機本体と、前記エアフィルターの上流側の表面に沿って回転しながら移動して、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去する回転清掃体と、前記エアフィルターから除去された塵埃を貯留するダストボックスと、前記エアフィルターの前部を覆い、前記空気調和機本体の前面側に設置される前面パネルとを備え、前記前面パネルに、前記ダストボックス取り出し用の開口部を設け、前記前面パネルの前面側から塵埃を取り出すことを特徴とするもので、エアフィルターを回転させる必要が無いので、小型で、構成が簡素化さると共に、回転清掃体が回転しながらエアフィルターの表面に沿って移動する際に、エアフィルターに付着した塵埃が回転清掃体により効率よく弾き飛ばされるので、塵埃の除去性能に優れた空気調和機を提供することができる。また、エアフィルターから除去された塵埃を貯留するダストボックスを備えているので、ダストボックス内に溜まった塵埃の廃棄頻度が減り、メンテナンスが容易である。また、前面パネルに、ダストボックス取り出し用の開口部を設けたので、塵埃の廃棄の都度、空気調和機から前面パネルを外すことなく、ダストボックスを取り出して、中に溜まった塵埃を廃棄することができ、メンテナンス性に優れたものである。
本発明の空気調和機は、優れた塵埃除去性能でエアフィルターを自動清掃することができると共に、除去された塵埃の廃棄が容易にでき、メンテナンス性に優れている。
第1の発明は、吸引される空気内の塵埃を捕捉するエアフィルターと、空気調和機本体と、前記エアフィルターの上流側の表面に沿って回転しながら移動して、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去する回転清掃体と、前記エアフィルターから除去された塵埃を貯留するダストボックスと、前記エアフィルターの前部を覆い、前記空気調和機本体の前面側に設置される前面パネルとを備え、前記前面パネルに、前記ダストボックス取り出し用の開口部を設け、前記前面パネルの前面側から塵埃を取り出すことを特徴とするもので、エアフィルターを回転させる必要が無いので、小型で、構成が簡素化さると共に、回転清掃体が回転しながらエアフィルターの表面に沿って移動する際に、エアフィルターに付着した塵埃が回転清掃体により効率よく弾き飛ばされるので、塵埃の除去性能に優れた空気調和機を提供することができる。また、エアフィルターから除去された塵埃を貯留するダストボックスを備えているので、ダストボックス内に溜まった塵埃の廃棄頻度が減り、メンテナンスが容易である。また、前面パネルに、ダストボックス取り出し用の開口部を設けたので、塵埃の廃棄の都度、空気調和機から前面パネルを外すことなく、ダストボックスを取り出して、中に溜まった塵埃を廃棄することができ、メンテナンス性に優れたものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の回転清掃体を回転駆動する駆動手段を備え、前記回転清掃体の回転に連動して、前記回転清掃体が、エアフィルターの表面に沿って移動するようにしたもので、一つの駆動手段で、回転清掃体を、回転駆動しながら、エアフィルターの表面に沿って移動させることができるので、部品点数が少なくて済み、また小型、軽量化が図れる。
第3の発明は、特に、第2の発明の回転清掃体と一体で回転するギヤを設け、前面パネルの内面に、前記ギヤと噛み合うラックギヤを、前記回転清掃体の移動方向と同方向に延設して、前記回転清掃体が、前記エアフィルターの表面に沿って移動するようにしたもので、空気調和機の前部に配された前面パネルの内面にラックギヤを設けるという簡単な構成で、回転清掃体をエアフィルターの表面に沿って移動させることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの空気調和機において、前面パネルは、空気調和機本体にたいして着脱自在に設置されたものであって、回転清掃体を、前記前面パネルに設けたもので、空気調和機の前部に配された前面パネルを外すだけで、回転清掃体の清掃が容易になると共に、回転清掃体を回転駆動する駆動手段などのチェックや、メンテナンスが容易になる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施例によって本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
本発明の第1の実施例における空気調和機について図1〜7を用いて説明する。
図1は、本実施例における空気調和機の外観斜視図、図2は、同空気調和機の横断面図(図1のA−A断面)、図3は、同空気調和機の前面パネルを外した状態の斜視図、図4は、同前面パネルの裏面斜視図である。
図1〜4において、本実施例における空気調和機の空気調和機本体1(以下、「本体1」という)は、後部側に配され送風ファン2を収納するファン室2aと、送風ファン2を回転駆動するファンモータ3と、送風ファン2の上流側に配されたエアフィルター4と、エアフィルター4の上流側の表面に付着した塵埃を、上下に移動しながら除去する塵埃除去手段5を内蔵し、前部に、エアフィルター4と塵埃除去手段5を覆う前面パネル6が着脱自在に設けられている。
本体1の両側の側面1aの前側には、エアフィルター4の上流側と連通し空気を取り入れるための吸気口7が、天面1bには、ファン室2aと連通し、空気を排出する排気口8がそれぞれ設けられている。
又、本体1の天面1bの前側には、本体1の運転操作用の本体スイッチ1cと、エアフィルター4をクリーニングする際に操作するクリーニングスイッチ1dと、本体1の運転状態などを表示する表示ランプ1eなどが設けられている。
前面パネル6の下方には、後述する塵埃除去手段5のダストボックス17を出し入れするための開口部6aと、その開口部6aを開閉すると共に一体に形成されたつまみ片9aを有する蓋体9が設けられ、前面パネル6の裏面の両側には、同じく後述する塵埃除去手段5のギヤ23が噛み合うラックギヤ10が、塵埃除去手段5の移動方向と同方向、すなわち垂直方向に延設されている。
次に、図5〜7を用いて、塵埃除去手段5の構成について詳述する。
図5は、塵埃除去手段5の斜視図(ダストボックスを抜いた状態)、図6は、塵埃除去手段の断面図(図2のB−B断面)、図7は、同塵埃除去手段の断面図(図2のC−C断面)である。
図5〜7において、塵埃除去手段5は、エアフィルター4の表面に付着した塵埃を掻き取る回転清掃体15を回転自在に収納する塵埃除去本体16と、回転清掃体15で除去され落下してくる塵埃を受けて貯留するダストボックス17から構成され、塵埃除去本体16の下部には、ダストボックス17を前方より着脱自在に装着するための挿入口18が設けられている。17aは、ダストボックス17を取り出す際につまむつまみである。
塵埃除去本体16の後方両端には、本体1の内側面1fに縦方向に延設されたガイド溝19内で摺動自在に移動できる摺動片16aが形成されている。塵埃除去本体16のエアフィルター4側には、回転清掃体15が臨む開口16bが設けられている。図6に示すように、ダストボックス17を、挿入口18より差し込んで、塵埃除去本体16に装着すると、ダストボックス17が、回転清掃体15の真下に位置して、回転清掃体15で掻き取られて落下してくる塵埃を受けるようになっている。
回転清掃体15は、金属や樹脂などの材料からなる軸体15aと、軸体15aに取着されたブラシ部材15bから構成され、その軸体15の両端には、前面パネル6に設けたラックギヤ10と噛み合うギヤ23が固着されている。16cは、回転清掃体15のブラシ部材15bを梳く櫛歯である。
24は、ギヤ23と共に軸体15を回転駆動する駆動手段となるモータで、モータ24側の摺動片16aの前後に設けた一対の電極25と電気的に接続されている。
塵埃除去本体16に設けた二つのガイド溝19の内、一対の電極25を設けた摺動片16aをガイドする側のガイド溝19内には、特に図示しないが、一対の電極25に対し摺動自在でしかも、電極25に電力を供給するためのレールが設けられている。
以上のように構成された本実施例における空気調和機の動作、作用は以下の通りである。
通常の空気調和運転の場合は、本体スイッチ1cを操作することにより、ファンモータ3が駆動し、送風ファン2が回転し、室内の空気が、本体1の両側面に設けた吸気口7から吸引され、エアフィルター4で塵埃が捕獲されて綺麗になった空気が、本体1の天面に設けた排気口8から排出される。このようにして、室内の空気が浄化されると共に、室内の空気が循環されることにより、室内の空気の温度が均一化され、快適に過ごすことができる。
このようにして、空気調和機を運転していると、エアフィルター4に塵埃が堆積し、次第に空気の通りが悪くなって、空気調和効率が低下してくる。
そこで、定期的に、或いは、必要に応じて、エアフィルター4をクリーニングすることが必要になるが、本実施例では、クリーニングスイッチ1dを操作するだけで、エアフィルター4のクリーニングを簡単に行うことができる。
すなわち、クリーニングスイッチ1dをオンすると、ガイド溝19内に配されたレールを通じて、電極25に電力が供給され、モータ24が回転駆動し、回転清掃体15及びギヤ23が回転する。なお、本実施例では、塵埃除去手段5の初期位置を、塵埃除去本体16の開口16bがエアフィルター4の最も下の部分に対向する位置としている。この位置は、また、前面パネル6に設けた蓋体9を開けたときに、開口部6aを通して、ダストボックス17を引き出すことができる位置でもある。
従って、クリーニングスイッチ1dがオンされて、モータ24に通電されると、回転清掃体15及びギヤ23が、モータ24側から見て、反時計方向(図6内の実線矢印)に回転するようになっている。これにより、エアフィルター4に付着した塵埃は、回転清掃体15のブラシ部材15bでこそぎ取られ、その塵埃は、塵埃除去本体16内に設けた櫛歯16cで梳られ、ダストボックス17内に落下し堆積する。また、回転清掃体15の回転と共に、ラックギヤ10に噛み合ったギヤ23も回転するので、ガイド溝19に沿って塵埃除去手段5が上昇していく。そして、本体1の上部に設けた第1の位置検出スイッチ(図示せず)が、塵埃除去手段5がエアフィルター4の上端に達したことを検知すると、モータ24の回転を反転、すなわち、回転清掃体15とギヤ23を逆転させる。これにより、回転清掃体15が時計方向に回転しながら、塵埃除去手段5が下降し、本体1の下部に設けた第2の位置検出スイッチ(図示せず)が、塵埃除去手段5がエアフィルター4の下端(初期位置)に達したことを検知すると、モータ24への通電を停止する。
尚、本実施例では、エアフィルター4のクリーニング運転中は、送風ファン2を回転駆動するファンモータ3を運転しないようにしている。これにより、エアフィルター4上に塵埃が吸引風で吸着されて、塵埃が取れ難くなるのを防止している。
上記クリーニング運転を何度か繰り返すと、ダストボックス17内に塵埃が堆積してくるので、時々、前面パネル6に設けた蓋体9を手前に開けて、ダストボックス17を取り出し、溜まった塵埃を廃棄するようにする。
尚、ダストボックス17を透明部材で形成すれば、蓋体9を開けるだけで、ダストボックス17内の塵埃の堆積量がわかるので、塵埃の廃棄のタイミングが簡単に分かりより使用勝手が良くなる。更には、前面パネル6の蓋体9の開成動作に連動して点灯するランプ(図示せず)を設けて、ダストボックス17内の塵埃を照らすようにすれば、ダストボックス17内の塵埃の堆積量が、より容易に確認できるようになり、一層使用勝手が向上するものである。
以上のように、本実施例によれば、エアフィルター4を回転させる必要が無いので、小型で、構成が簡素化さると共に、回転清掃体15が回転しながらエアフィルター4の表面に沿って移動する際に、エアフィルター4に付着した塵埃が回転清掃体15により効率よく弾き飛ばされるので、塵埃の除去性能に優れた空気調和機を提供することができる。
また、エアフィルター4から除去された塵埃を貯留するダストボックス17を備えているので、ダストボックス17内に溜まった塵埃の廃棄頻度が減り、メンテナンスが容易である。また、前面パネル6に、ダストボックス17取り出し用の開口部6aを設けたので、塵埃の廃棄の都度、空気調和機から前面パネル6を外すことなく、ダストボックス17を取り出して、中に溜まった塵埃を廃棄することができ、メンテナンスが極めて容易である。
又、一つのモータ24で回転清掃体15とギヤ23を回転駆動するようにし、そのギヤ23の回転によって、回転清掃体15と共に塵埃除去手段5がエアフィルター4の表面に沿って移動するようにしているので、部品点数が少なくて済み、それにより、小型、軽量化が図れる。
また、ギヤ23と噛み合うラックギヤ10を前面パネル6の内面に延設するという簡単な構成で、回転清掃体15をエアフィルター4の表面に沿って移動させることができる。
尚、上記実施例では、上下に移動する塵埃除去手段5を、本体1側に内設したが、塵埃除去本体16の両端に設けた摺動片16aを摺動自在にガイドするガイド溝19を、本体1側に設ける代わりに、前面パネル6の内壁に設けて、塵埃除去手段5を、前面パネル6側に設けても良い。そうすれば、空気調和機の前部に配された前面パネル6を外すだけで、回転清掃体15の清掃が容易になると共に、回転清掃体15を回転駆動するモータ24のチェックや、メンテナンスが容易になる。
また、エアフィルター4の下流側、すなわち、エアフィルター4と送風ファン2との間に、脱臭フィルターやイオン発生装置などを設ければ、より使い勝手の良い空気調和機を提供できることは、言うまでもない。
尚、上記実施例では、前面パネル6の開口部6aに開閉自在の蓋体9を設けたが、必ずしも設けなくてもよい。
また、回転清掃体を固定清掃体に変えることによって駆動手段の削減、或いは、組立工数の削減により大幅なコストダウンができ、更に安価な商品を提供することも可能である。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、安価な構成で、優れた塵埃除去性能で、エアフィルターを自動清掃することができると共に、除去された塵埃の廃棄やメンテナンスが容易なもので、家庭用、業務用の各種空気調和機は勿論、換気装置などエアフィルターを有する各種機器に適用できるものである。
本発明の第1の実施例における空気調和機の外観斜視図 同空気調和機の横断面図(図1のA−A断面) 同空気調和機の前面パネルを外した状態の斜視図 同前面パネルの裏面斜視図 同空気空気調和機の塵埃除去手段の斜視図(ダストボックスを抜いた状態) 同塵埃除去手段の断面図(図2のB−B断面) 同塵埃除去手段の断面図(図2のC−C断面)
符号の説明
1 空気調和機本体(本体)
2 送風ファン
4 エアフィルター
5 塵埃除去手段
6 前面パネル
6a 開口部
7 吸気口
8 排気口
10 ラックギヤ
15 回転清掃体
16 塵埃除去本体
17 ダストボックス
23 ギヤ
24 モータ(駆動手段)

Claims (4)

  1. 吸引される空気内の塵埃を捕捉するエアフィルターと、空気調和機本体と、前記エアフィルターの上流側の表面に沿って回転しながら移動して、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去する回転清掃体と、前記エアフィルターから除去された塵埃を貯留するダストボックスと、前記エアフィルターの前部を覆い、前記空気調和機本体の前面側に設置される前面パネルとを備え、前記前面パネルに、前記ダストボックス取り出し用の開口部を設け、前記前面パネルの前面側から塵埃を取り出すことを特徴とする空気調和機。
  2. 回転清掃体を回転駆動する駆動手段を備え、前記回転清掃体の回転に連動して、前記回転清掃体が、エアフィルターの表面に沿って移動するようにした請求項1に記載の空気調和機。
  3. 回転清掃体と一体で回転するギヤを設け、前面パネルの内面に、前記ギヤと噛み合うラックギヤを、前記回転清掃体の移動方向と同方向に延設して、前記回転清掃体が、前記エアフィルターの表面に沿って移動するようにした請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前面パネルは、空気調和機本体にたいして着脱自在に設置されたものであって、回転清掃体を、前記前面パネルに設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
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