JP5320189B2 - 室内機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、室内機ユニットおよび空気調和機に関する。
従来、空気調和機の室内機ユニットは、室内空気を内部に吸入し、その温度を調整した後、再び室内へ温度調整された室内空気を吹き出している。この際に、室内空気中に浮遊する塵埃を捕集し、室内機ユニット内に侵入するのを防ぐエアフィルタが、室内機ユニットの吸入口に設けられている。
室内機ユニットを運転し続けると、エアフィルタには捕集された塵埃が蓄積される。すると、エアフィルタにおける室内空気の流通抵抗が増加し、室内機ユニットの効率が低下する問題があった。一方、蓄積された塵埃にカビなどが発生する恐れもあった。
上述の問題を解決するためには、エアフィルタに蓄積された塵埃を取り除く必要があった。
しかしながら、通常、室内機ユニットは高所に設置されることが多く、エアフィルタの清掃を行うことは容易でなかった。特に、天井埋め込み式室内機ユニットや、天井吊り下げ式室内機ユニットは、設置位置が天井に近くエアフィルタの清掃作業が困難を伴うものであった。
そのため、高所に設置されたエアフィルタの清掃に関するさまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1から3参照。)。
上述の特許文献1から3には、グリル、エアフィルタ、エアフィルタに捕集された塵埃を除去するブラシなどの塵埃除去部、および、除去された塵埃を溜める箱などが昇降部により昇降される技術が記載されている。
このようにすることで、エアフィルタから除去された塵埃を、高所に登ることなく容易に箱から取り除くことができる。
特開2007−040689号公報 特開2007−225171号公報 特開2007−232243号公報
しかしながら、グリル、エアフィルタ、塵埃除去部、および、塵埃を溜める箱などを一体として昇降部により昇降させる場合には、昇降にかかる部分の重量が大きくなり、昇降部にかかる負担が大きくなるという問題があった。
上述の問題を解決するために、昇降させる必要がある部分、例えば、グリルおよび塵埃を溜める箱のみを昇降させる方法も考えられる。
この場合には、グリルおよび塵埃を溜める箱を室内機ユニットから降ろす際に、塵埃除去部と塵埃を溜める箱とが分離され、グリルおよび塵埃を溜める箱を上げる際に、塵埃除去部と塵埃を溜める箱とが合体される。
しかしながら、塵埃除去部と、塵埃を溜める箱との配置位置が一致していない場合には、グリルおよび塵埃を溜める箱を上げても、塵埃除去部と塵埃を溜める箱とが合体できないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、昇降する部分の軽量化を図るとともにメンテナンス性向上を図ることができる室内機ユニットおよび空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の室内機ユニットは、天井に設置される筐体と、該筐体内に室内空気を流入させる吸入部が設けられた枠体と、該吸入部から流入する塵埃を捕集するエアフィルタと、前記エアフィルタに沿って駆動され、前記エアフィルタに付着した塵埃を取り除く塵埃除去部と、前記枠体に沿って前記塵埃除去部の駆動方向と同方向に移動可能に配置されるとともに前記塵埃除去部と前記枠体との間に配置され、前記エアフィルタから取り除かれた塵埃を捕集する塵埃捕集部と、前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の一方に、前記塵埃除去部の駆動方向に並んで配置された複数の爪部と、前記枠体および前記塵埃捕集部を前記筐体から昇降可能に支持する昇降部と、が設けられ、前記枠体および前記塵埃捕集部が前記筐体まで上げられた状態で、前記複数の爪部の外側から内側への前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の他方の進入を許容するとともに、前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の他方が、前記複数の爪部の内側から外側に移動する際には、前記爪部を介して前記塵埃除去部から前記塵埃捕集部に駆動力が伝達されることを特徴とする。
本発明によれば、塵埃除去部から塵埃捕集部を分離して枠体および塵埃捕集部のみが昇降される。そのため、枠体とともに、塵埃除去部および塵埃捕集部を昇降させる場合と比較して、昇降にかかる部分の重量が軽減される。
さらに、エアフィルタに沿って移動する塵埃除去部、および、枠体に沿って移動する塵埃捕集部の配置位置が異なった状態で、枠体および塵埃捕集部が筐体まで上げられた場合であっても、塵埃除去部をエアフィルタに沿って移動させることにより、塵埃除去部と塵埃捕集部とが一体となる。
具体的には、塵埃除去部と塵埃捕集部との配置位置が異なった状態で、塵埃除去部がエアフィルタに沿って移動すると、塵埃除去部および塵埃捕集部の一方に設けられた複数の爪部に対して他方が、外側から内側に向って移動することになる。塵埃除去部および塵埃捕集部の他方は複数の爪部の内側に進入し、塵埃除去部および塵埃捕集部は一体となる。その後、爪部を介して塵埃除去部から塵埃捕集部に駆動力が伝達されるため、塵埃除去部および塵埃捕集部は一体のまま、エアフィルタおよび枠体に沿って移動する。
塵埃除去部は、塵埃捕集部と一体となってエアフィルタに沿って移動することにより、エアフィルタに捕集された塵埃を、エアフィルから取り除く。エアフィルタから取り除かれた塵埃は、エアフィルタから枠体に向って落下し、塵埃捕集部に溜められる。
塵埃捕集部に溜められた塵埃は、塵埃捕集部を天井に設置された筐体から塵埃捕集部を降ろすことにより、塵埃捕集部から取り除かれる。
上記発明においては、前記爪部は、前記外側から前記内側に向かって、前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の一方から他方に突出する傾斜面を有し、前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の他方が前記傾斜面に当接すると、前記爪部は前記他方により押圧されて前記一方の内部に押し込まれることが望ましい。
本発明によれば、塵埃除去部および塵埃捕集部の一方に設けられた複数の爪部に対して他方が、外側から内側に向って移動すると、塵埃除去部および塵埃捕集部の他方が爪部の傾斜面と当接する。当該他方がさらに内側に向って移動すると、傾斜面、つまり爪部は塵埃除去部および塵埃捕集部の一方の内部に向って押し込まれ、塵埃除去部および塵埃捕集部の他方は複数の爪部の内側に進入し、塵埃除去部および塵埃捕集部は一体となる。
その一方で、塵埃除去部および塵埃捕集部の一方の内部に押し込まれた爪部は、再び塵埃除去部および塵埃捕集部の他方に向かって突出する。
上記発明においては、前記塵埃除去部は、前記枠体および前記塵埃捕集部が前記筐体から降ろされた状態から前記筐体まで上げられた場合に、前記エアフィルタに沿って駆動されることが望ましい。
本発明によれば、枠体および塵埃捕集部が筐体から降ろされた状態から、再び筐体まで上げられ、塵埃除去部と塵埃捕集部との配置位置がズレた場合であっても、塵埃除去部がエアフィルタに沿って駆動されるため、塵埃除去部と塵埃捕集部とを一体にすることができる。
上記発明においては、前記塵埃除去部は、前記エアフィルタに沿って延びるとともに、前記塵埃除去部の駆動方向に対して交差する方向に延びる棒状の部材であって、前記エアフィルタと当接して塵埃の除去を行う除去面が設けられ、前記塵埃除去部を長手軸線まわりに回転させることにより、前記エアフィルタに対して前記除去面を当接または離間させることが望ましい。
本発明によれば、除去面をエアフィルタに当接した状態で、塵埃除去部をエアフィルタに沿って駆動させることにより、エアフィルタに捕集された塵埃は除去される。
その一方で、塵埃除去部を長手軸線まわりに回転させて、除去面をエアフィルタから離間させた状態で、塵埃除去部をエアフィルタに沿って駆動させることにより、塵埃除去部と塵埃捕集部とを一体にする際に、エアフィルタに与える疲労を軽減できる。
本発明の空気調和機は、上記本発明の室内機ユニットと、該室内機ユニットとともに冷媒が循環する冷媒回路を構成する室外機ユニットと、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の室内機ユニットが設けられていることにより、エアフィルタに捕集された塵埃を除去する塵埃除去部から、除去された塵埃を溜める塵埃捕集部を分離して昇降させることにより、昇降する部分の軽量化を図るとともに、室内機ユニットのメンテナンス性向上を図ることができる。
本発明の室内機ユニットおよび空気調和機によれば、塵埃除去部から塵埃捕集部を分離して枠体および塵埃捕集部のみを昇降させるとともに、塵埃除去部および塵埃捕集部の他方が、塵埃除去部および塵埃捕集部の一方に設けられた複数の爪部の外側から内側への進入することを許容することにより、昇降する部分の軽量化を図るとともにメンテナンス性向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の全体構成を説明する図である。 図1の室内機ユニットにおける一部の構成を説明する模式図である。 図2の吸い込みグリルおよびダストボックスが降ろされた状態を説明する模式図である。 図2のエアフィルタおよび清掃部の構成を説明する模式図である。 図2のブラシ部の構成を説明する模式図である。 図2の吸込みグリルおよびダストボックスの構成を説明する模式図である。 図2の吸込みグリルおよびダストボックスの構成を説明する模式図である。 図7の爪部の構成を説明する模式図である。 図8の爪部の別の実施例を説明する模式図である。 図6の誘導部および吸込みグリルの構成を説明する模式図である。 エアフィルタから塵埃を除去する場合の清掃部とエアフィルタとの関係を説明する模式図である。 清掃部およびダストボックスの一体化を説明する模式図である。
この発明の一実施形態に係る空気調和機について、図1から図12を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の全体構成を説明する図である。
空気調和機1は、図1に示すように、天井に設置される室内機ユニット2と、室外に設置される室外機ユニット3と、室内機ユニット2と室外機ユニット3との間で冷媒を循環させる冷媒流路4と、から概略構成されている。
室外機ユニット3は、図1に示すように、冷媒を圧縮する圧縮機11と、冷媒と室外空気との間で熱交換を行なう室外熱交換器12と、室外ファン13と、から概略構成されている。
室内機ユニット2は、図1に示すように、下部に天面パネル21を有し、天井に埋め込み設置される筐体22と、室内空気を吸込む吸込口(吸入部)23が形成された吸込みグリル(枠体)24と、室内空気を吸込み送り出す室内ファン25と、室内空気と冷媒との間で熱交換を行なう室内熱交換器26と、から概略構成されている。
筐体22内部の上面における略中央には、室内ファン25を駆動するファンモータ(図示せず)が配置され、室内ファン25の周囲には、室内熱交換器26が配置されている。室内ファン25の下方(図1中の下方)には、室内ファン25に流入する室内空気の流れを整えるベルマウス27が配置され、ベルマウス27の下方には、吸込みグリル24が配置されている。天面パネル21に設けられた吸込みグリル24の周囲には、室内ファン25から室内熱交換器26を通過した室内空気が、筐体22から流出する吹出口28が形成されている。
図2は、図1の室内機ユニットにおける一部の構成を説明する模式図である。図3は、図2の吸い込みグリルおよびダストボックスが降ろされた状態を説明する模式図である。
筐体22には、図2および図3に示すように、吸入される空気に含まれる塵埃等を除去するエアフィルタ29が設けられている。さらに、エアフィルタ29と吸込みグリル24との間には、エアフィルタ29を清掃する清掃部(塵埃除去部)30およびダストボックス(塵埃捕集部)31と、吸込みグリル24を昇降させるワイヤ(昇降部)32と、が備えられている。
図4は、図2のエアフィルタおよび清掃部の構成を説明する模式図である。
エアフィルタ29は、図2から図4に示すように、吸込みグリル24から室内ファン25に吸入される空気に含まれる塵埃等を除去するものである。エアフィルタ29は、吸込みグリル24と室内ファン25との間であって、筐体22の略中央領域、言い換えると吸入される空気が流れる領域に取り付けられている。
エアフィルタ29には、吸入される空気に含まれる塵埃等を除去するフィルタ部29Aが設けられている。さらに、エアフィルタ29には、吸込みグリル24との間に清掃部30と、清掃部30を移動させる一対のドライブシャフト33およびドライブモータ34と、が設けられている。
なお、エアフィルタ29としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
ドライブシャフト33は、ドライブモータ34とともに清掃部30をエアフィルタ29に沿って移動させるものである。
ドライブシャフト33は、図4に示すように、エアフィルタ29におけるフィルタ部29Aを間に挟んで、かつ、フィルタ部29Aに沿って延びて配置された円柱状の部材である。ドライブシャフト33は、中心軸線まわりに回転可能に配置されているとともに、一方の端部において、ドライブモータ34からギアなどを介して回転駆動力が伝達可能とされている。
さらに、ドライブシャフト33の円周面には、清掃部30の雌ネジと噛み合わされる雄ネジが設けられている。
ドライブモータ34は、ドライブシャフト33とともに清掃部30をエアフィルタ29に沿って移動させるものである。ドライブモータ34は、図4に示すように、ドライブシャフト33の一方の端部に配置され、かつ、エアフィルタ29やフィルタ部29Aの対角線上に配置されている。
なお、ドライブモータ34としては公知のモータを用いることができ、特に限定するものではない。
清掃部30は、図2から図4に示すように、エアフィルタ29に沿って移動されることにより、フィルタ部29Aに捕集された塵埃を、フィルタ部29Aから除去するものである。言い換えると、ドライブシャフト33に沿って往復移動されることにより、フィルタ部29Aから塵埃を除去するものである。
清掃部30は、ドライブシャフト33が延びる方向、つまり移動方向に対して直交する方向に延びるブラシ部35と、ブラシ部35を支えるブラシ支持部36と、が設けられている。
図5は、図2のブラシ部の構成を説明する模式図である。
ブラシ部35には、図5に示すように、四角柱状に形成された中心部35Cと、中心部35Cを挟む一対の当接部35A,35Bと、が設けられている。
中心部35Cは、長手軸線方向(図5における紙面に対して垂直方向)まわりに、所定の角度、本実施形態では90°ごとに回転可能に構成されたものである。
中心部35Cの一方の側面、および、反対側の他方の側面には、それぞれ当接部35A,35Bが設けられている。
当接部35A,35Bは、中心部35Cの側面に配置されるものであって、エアフィルタ29と当接する円周面を有する断面が三日月型の部材である。さらに、当接部35A,35Bが中心部35Cに配置された状態で、当接部35A,35Bの円周面は中心および径を共有するように構成されている。
当接部35Aの円周面は、フィルタ部29Aに捕集された塵埃を取り除く除去面35Dとされている。
本実施形態では除去面35Dは、ブラシ部35の径方向外側に向かって、周方向の一方向に傾斜して延びる複数の繊維が設けられたものに適用して説明する。
この場合、ブラシ部35がフィルタ部29Aに沿って往復移動することにより、除去面35Dの繊維によりフィルタ部29Aから塵埃が取り除かれる。
ブラシ支持部36は、図2から図5に示すように、ブラシ部35の周囲を覆うとともにブラシ部35を長手軸線まわり(図2の紙面に対して垂直な軸線まわり)に回転可能に支持するものである。
ブラシ支持部36には、エアフィルタ29側および吸込みグリル24側に開口が設けられ、ブラシ部35がエアフィルタ29に当接可能にするとともに、エアフィルタ29から除去された塵埃が、ダストボックス31に捕集可能とされている。さらに、ブラシ支持部36の長手方向における両端部には、ドライブシャフト33が貫通して配置され、ドライブシャフト33の雄ネジと噛み合わされる雌ネジが設けられている。
図6および図7は、図2の吸込みグリルおよびダストボックスの構成を説明する模式図である。
ダストボックス31は、図2、図3および図6に示すように、清掃部30とともに移動して、エアフィルタ29から除去された塵埃を捕集するものである。さらに、ダストボックス31は、エアフィルタ29および清掃部30から分離され、吸込みグリル24とともに昇降されるものである。
ダストボックス31には、図7及び図8に示すように、捕集部37と、爪部38と、誘導部39と、が設けられている。
捕集部37は、ダストボックス31の本体であって、清掃部30によりフィルタ部29Aから除去された塵埃を捕集する凹みが形成されたものである。捕集部37の凹みは、ドライブシャフト33が延びる方向に対して直交する方向に延びる、言い換えると、ブラシ部35に沿って延びるとともに、吸込みグリル24側に凹むものである。
爪部38は、清掃部30の移動をダストボックス31に伝達するとともに、分離された清掃部30とダストボックス31とを一体化させるものである。爪部38は、捕集部37における四隅に配置されたものであって、捕集部37から清掃部30やエアフィルタ29に向って突出して配置されたものである。
図8は、図7の爪部の構成を説明する模式図である。
爪部38は、図8に示すように、弾性を有する板状の部材を折り曲げて形成したものであって、傾斜面38Aと、当接面38Bと、が設けられたものである。
傾斜面38Aは、捕集部37の外側から内側に向って(図8の右から左に向って)、捕集部37から清掃部30に近づく方向に(図8の上方向に)傾斜した面である。傾斜面38Aにおける外側の端部(図8の右側の端部)には、エアフィルタ29や吸込みグリル24などと略平行に延びる取付け面38Cが設けられている。
爪部38は、取付け面38Cにおいて捕集部37に取り付けられている。
そのため、清掃部30が捕集部37の外側から内側に向って移動して、傾斜面38Aと接触すると、爪部38は、傾斜面38Aおよび取付け面38Cの近傍で弾性変形して回動し、捕集部37の内部に押し込まれる。
当接面38Bは、傾斜面38Aにおける捕集部37の内側の端部(図8の左側の端部)から、清掃部30の移動方向に対して略垂直に延びる面(図8の紙面に対して直交する面)である。
そのため、清掃部30が捕集部37の内側から外側に向かって移動して、当接面38Bと当接すると、清掃部30の移動は、爪部38を介して捕集部37やダストボックス31に伝達される。
図9は、図8の爪部の別の実施例を説明する模式図である。
なお、爪部38は、上述のように一枚の弾性を有する板状の部材から形成されたものであってもよいし、図9に示すように、断面が略三角形状の柱部38Xを、清掃部30の移動方向に対して直交する方向に延びる回転軸38Yまわりに回転可能に配置し、バネなどの弾性部38Zを用いて、捕集部37から清掃部30に向って突出させてもよく、特に限定するものではない。
この場合であっても、清掃部30が捕集部37の外側から内側に向って移動して、傾斜面38Aと接触すると、弾性部38Zが伸びるとともに、爪部38は回転軸38Yまわりに回動して、捕集部37の内部に押し込まれる。
その一方で、清掃部30が捕集部37の内側から外側に向かって移動して、当接面38Bと当接すると、清掃部30の移動は、爪部38を介して捕集部37やダストボックス31に伝達される。
図10は、図6の誘導部および吸込みグリルの構成を説明する模式図である。
誘導部39は、図6および図10に示すように、吸込みグリル24の第1レール40および第2レール41とともに、ダストボックス31を吸込みグリル24の面に沿って移動させるものである。
誘導部39には、ダストボックス31における長手方向の両端のそれぞれに一対の第1車輪39A、および、一対の第2車輪39Bが設けられている。
第1車輪39Aは、吸込みグリル24の面に対して直交方向(図10の上下方向)に延びる回転軸線まわりに回転可能に支持された円柱状の部材である。第1車輪39Aの円周面には、第1レール40が配置される円環状の溝が形成されている。
第1レール40は、図6および図10に示すように、吸込みグリル24に対して着脱可能とされた板状の部材である。
第1レール40には、吸込みグリル24の面に沿って延びるとともに、吸込みグリル24の外側から内側に向って延びる第1突出部40Aが設けられ、第1突出部40Aと第1車輪39Aの溝とが噛み合わされている。
第2車輪39Bは、吸込みグリル24の面に沿って延びるとともに、ダストボックス31の移動方向に対して直交方向(図10の左右方向)に延びる回転軸線まわり回転可能に支持された円柱状の部材である。第2車輪39Bの円周面には、第2レール41が配置される円環状の溝が形成されている。
第2レール41は、図10に示すように、吸込みグリル24から延びる部材であって、吸込みグリル24側からダストボックス31を支持するものである。
第2レール41には、ダストボックス31の移動方向に沿って延びるとともに、吸込みグリル24からエアフィルタ29に向って延びる第2突出部41Bが設けられ、第2突出部41Bと第2車輪39Bの溝とが噛み合わされている。
ワイヤ32は、吸込みグリル24およびダストボックス31を、天井に配置された筐体22から昇降させるものである。
本実施形態では、ワイヤ32の一方の端部は吸込みグリル24の縁領域である枠部の四隅に固定され、他方の端部は筐体22に設けられた昇降用モータのプーリなど(図示せず。)に巻きつけられている例に適用して説明する。
なお、吸込みグリル24およびダストボックス31を昇降させる機構としては、上述のようにワイヤ32および昇降用モータを用いる機構であってもよいし、その他の公知の機構であってもよく、特に限定するものではない。
次に、上記の構成からなる空気調和機1における作用について説明する。
まず、空気調和機1における冷房運転時の作用について説明する。
冷媒は、図1に示すように、圧縮機11により圧縮され高温高圧の状態で室外熱交換器12に送り出される。室外熱交換器12に流入した冷媒は、室外空気に対して熱を放出し、凝縮して液化する。液化した冷媒は、膨張弁を通過する際に減圧され室内熱交換器26に流入する。室内熱交換器26に流入した冷媒は、室内空気から熱を奪い、蒸発して気化する。気化した冷媒は再び圧縮機11に流入し、上述のサイクルを繰り返す。
次に空気調和機1における暖房運転時の作用について説明する。
冷媒は、圧縮機11により圧縮され室内熱交換器26に送り出される。室内熱交換器26に流入した冷媒は、室内空気に対して熱を放出し、凝縮して液化する。液化した冷媒は、膨張弁を通過する際に減圧され室外熱交換器12に流入する。室外熱交換器12に流入した冷媒は、室外熱交換器12から熱を奪い、蒸発して気化する。気化した冷媒は再び圧縮機11に流入し、上述のサイクルを繰り返す。
次に、室内機ユニット2内における室内空気の流れについて説明する。
室内空気は、図1および図2に示すように、ファンモータにより室内ファン25が回転駆動されることにより、吸込口23から筐体22内に流入する。筐体22に流入した室内空気は、エアフィルタ29を通過し、室内空気に含まれるゴミがエアフィルタ29に捕集される。エアフィルタ29を通過した室内空気は、ベルマウス27を通過して室内ファン25に吸込まれる。室内ファン25に吸込まれた室内空気は、室内ファン25の半径方向外側へ送り出され、室内熱交換器26を通過する。
冷房運転時には、室内空気は室内熱交換器26を通過する際に冷媒に熱を奪われ冷却される。一方、暖房運転時には、室内空気は室内熱交換器26を通過する際に冷媒から熱を受取り加熱される。
室内熱交換器26を通過した室内空気は、吹出口28から室内へ流出する。
次に本実施形態の特徴である、エアフィルタ29に捕集された塵埃の除去、および、ダストボックス31に貯留された塵埃の取り除き方法について、説明する。
まず、エアフィルタ29に捕集された塵埃の除去方法について説明する。
図11は、エアフィルタから塵埃を除去する場合の清掃部とエアフィルタとの関係を説明する模式図である。
エアフィルタ29に捕集された塵埃を除去する場合には、図11に示すように、ブラシ部35を回転させて、除去面35Dを有する当接部35Aをエアフィルタ29のフィルタ部29Aに接触させる。
その後、図2および図4に示すように、ドライブモータ34によりドライブシャフト33を回転させて、清掃部30およびダストボックス31を、エアフィルタ29の面に沿って往復移動させる。
清掃部30がエアフィルタ29に沿って移動すると、除去面35Dがフィルタ部29Aに接触した状態で往復移動し、除去面35Dの繊維により塵埃がフィルタ部29Aから除去される。除去された塵埃は、清掃部30から下方、つまりダストボックス31に向って落下し、ダストボックス31に貯留される。
つぎに、ダストボックス31に貯留された塵埃を除去する方法について説明する。
塵埃の除去を行わない場合には、清掃部30のブラシ部35は回転されて、図2に示すように、エアフィルタ29から離間された状態となっている。これにより、エアフィルタ29にかかる負荷が減らされている。
そして、図3に示すように、ワイヤ32が筐体22の昇降用モータのプーリから繰り出されることにより、吸込みグリル24およびダストボックス31が、天井に配置された筐体22から下方に下ろされる。
このとき、清掃部30は、エアフィルタ29とともに筐体22の内部に残されている。
ダストボックス31から塵埃が取り除かれると、ワイヤ32が筐体22の昇降用モータのプーリに巻き取られ、吸込みグリル24およびダストボックス31が筐体22まで引上げられる。
図12は、清掃部およびダストボックスの一体化を説明する模式図である。
ダストボックス31から塵埃が取り除かれる際に、図12に示すように、吸込みグリル24や清掃部30に対するダストボックス31の相対位置が移動する場合がある。このような場合には、吸込みグリル24およびダストボックス31が筐体22まで引上げただけでは、清掃部30とダストボックス31とが分離した状態となる。
そこで、吸込みグリル24およびダストボックス31が筐体22まで引上げられると、ドライブモータ34によりドライブシャフト33を回転させて、清掃部30をエアフィルタ29の面に沿って往復移動させる。
なお、吸込みグリル24などが筐体22まで引上げられたか否かは、筐体22と吸込みグリル24との間の配置された接触センサの検出信号や、昇降用モータの負荷や回転の測定値などに基づいて判断することができ、特に限定するものではない。
清掃部30が移動すると、図8および図12に示すように、清掃部30のブラシ支持部36が、爪部38の傾斜面38Aと接触する。ブラシ支持部36がダストボックス31の外側から内側に向って移動すると、爪部38は傾斜面38Aが押圧されることにより、図8の破線で示すように、清掃部30側から捕集部37側に向かって押し込まれる。
すると、清掃部30は、押し込まれた爪部38を乗り越えて、爪部38と爪部38との間に進入し、清掃部30とダストボックス31とは一体化される(図11など参照。)。押し込まれた爪部38は、図8の実線で示すように、弾性力により再びエアフィルタ29側に向って突出する。
さらに清掃部30が移動すると、清掃部30のブラシ支持部36は、爪部38の当接面38Bと接触する。爪部38は清掃部30内に押し込まれることなく、清掃部30の移動を捕集部37に伝達する。
上記の構成によれば、清掃部30からダストボックス31を分離して吸込みグリル24およびダストボックス31のみが昇降されため、吸込みグリル24とともに、清掃部30およびダストボックス31を昇降させる場合と比較して、昇降にかかる部分の重量を軽減することができる。
さらに、ダストボックス31を筐体22から降ろすことができるため、ダストボックス31から塵埃の除去が行いやすくなり、室内機ユニット2のメンテナンス性の向上を図ることができる。
吸込みグリル24およびダストボックス31が筐体22から降ろされた状態から、再び筐体22まで上げられ、清掃部30とダストボックス31との配置位置がズレた場合であっても、清掃部30がエアフィルタ29に沿って駆動されるため、清掃部30とダストボックス31とを一体にすることができる。
除去面35Dをエアフィルタ29に当接した状態で、清掃部30をエアフィルタ29に沿って駆動させることにより、エアフィルタ29に捕集された塵埃は除去される。
その一方で、清掃部30を長手軸線まわりに回転させて、除去面35Dをエアフィルタ29から離間させた状態で、清掃部30をエアフィルタ29に沿って駆動させることにより、清掃部30とダストボックス31とを一体にする際に、エアフィルタ29に与える疲労を軽減できる。
1 空気調和機
2 室内機ユニット
3 室外機ユニット
4 冷媒流路
22 筐体
23 吸込口(吸入部)
24 吸込みグリル(枠体)
29 エアフィルタ
30 清掃部(塵埃除去部)
31 ダストボックス(塵埃捕集部)
32 ワイヤ(昇降部)
35D 除去面
38 爪部
38A 傾斜面

Claims (5)

  1. 天井に設置される筐体と、
    該筐体内に室内空気を流入させる吸入部が設けられた枠体と、
    該吸入部から流入する塵埃を捕集するエアフィルタと、
    前記エアフィルタに沿って駆動され、前記エアフィルタに付着した塵埃を取り除く塵埃除去部と、
    前記枠体に沿って前記塵埃除去部の駆動方向と同方向に移動可能に配置されるとともに前記塵埃除去部と前記枠体との間に配置され、前記エアフィルタから取り除かれた塵埃を捕集する塵埃捕集部と、
    前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の一方に、前記塵埃除去部の駆動方向に並んで配置された複数の爪部と、
    前記枠体および前記塵埃捕集部を前記筐体から昇降可能に支持する昇降部と、
    が設けられ、
    前記枠体および前記塵埃捕集部が前記筐体まで上げられた状態で、前記複数の爪部の外側から内側への前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の他方の進入を許容するとともに、
    前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の他方が、前記複数の爪部の内側から外側に移動する際には、前記爪部を介して前記塵埃除去部から前記塵埃捕集部に駆動力が伝達されることを特徴とする室内機ユニット。
  2. 前記爪部は、前記外側から前記内側に向かって、前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の一方から他方に突出する傾斜面を有し、
    前記塵埃除去部および前記塵埃捕集部の他方が前記傾斜面に当接すると、前記爪部は前記他方により押圧されて前記一方の内部に押し込まれることを特徴とする請求項1記載の室内機ユニット。
  3. 前記塵埃除去部は、前記枠体および前記塵埃捕集部が前記筐体から降ろされた状態から前記筐体まで上げられた場合に、前記エアフィルタに沿って駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の室内機ユニット。
  4. 前記塵埃除去部は、前記エアフィルタに沿って延びるとともに、前記塵埃除去部の駆動方向に対して交差する方向に延びる棒状の部材であって、前記エアフィルタと当接して塵埃の除去を行う除去面が設けられ、
    前記塵埃除去部を長手軸線まわりに回転させることにより、前記エアフィルタに対して前記除去面を当接または離間させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の室内機ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の室内機ユニットと、
    該室内機ユニットとともに冷媒が循環する冷媒回路を構成する室外機ユニットと、
    が設けられていることを特徴とする空気調和機。
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