JP4813923B2 - 室内機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、室内機ユニットおよび空気調和機に関する。
従来、空気調和機の室内機ユニットは、室内空気を内部に吸入し、その温度を調整した後、再び室内へ温度調整された室内空気を吹き出している。この際に、室内空気中に浮遊する塵埃を捕集し、室内機ユニット内に侵入するのを防ぐエアフィルタが、室内機ユニットの吸入口に設けられている。
室内機ユニットを運転し続けると、エアフィルタには捕集された塵埃が蓄積される。すると、エアフィルタにおける室内空気の流通抵抗が増加し、室内機ユニットの効率が低下する問題があった。一方、蓄積された塵埃にカビなどが発生する恐れもあった。
上述の問題を解決するためには、エアフィルタに蓄積された塵埃を取り除く必要があった。
しかしながら、通常、室内機ユニットは高所に設置されることが多く、エアフィルタの清掃を行うことは容易でなかった。特に、天井埋め込み式室内機ユニットや、天井吊り下げ式室内機ユニットは、設置位置が天井に近くエアフィルタの清掃作業が困難を伴うものであった。
そのため、高所に設置されたエアフィルタの清掃に関するさまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1から3参照。)。
特開平9−184656号公報 特開平11−226331号公報 特開2004−340507号公報
エアフィルタから塵埃を取り除く方法としては、エアフィルタの下面に配置したブラシなどの除去部をエアフィルタに沿って移動させる方法が知られている。かかる場合には、除去部を移動させる駆動部は、エアフィルタの上面側に配置されることが多い。駆動部の駆動力を伝達する伝達部は、エアフィルタの周囲を迂回して除去部に接続されている。
このように伝達部を用いて駆動力を伝える方法においては、エアフィルタに流入する空気が流れる流路の壁面に、伝達部が挿通される貫通孔を形成する必要があった。すると、エアフィルタに流入する空気の一部が上記貫通孔から流出し、エアフィルタを迂回して室内機ユニットに流入する恐れがあった。このエアフィルタを迂回して室内機ユニットに流入した空気は、エアフィルタを通過していないため塵埃を含んでおり、この塵埃も室内機ユニットに流入することになる。室内機ユニットに流入した塵埃は室内熱交換器に付着するため、室内熱交換器と空気との間の熱交換効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、メンテナンス性の低下を防止することができる室内機ユニットおよび空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の室内機ユニットは、天井に設置される筐体と、該筐体内に室内空気を流入させる吸入部と、該吸入部から流入する塵埃を捕集するエアフィルタと、前記エアフィルタにおける前記室内空気の流入側に設けられ、前記エアフィルタにおける前記室内空気の流入側の面に付着した塵埃を取り除き、貯留する塵埃除去部とを有し、前記筐体に対して昇降可能な吸込みグリルと、を備え、前記筐体は、前記塵埃除去部を前記エアフィルタに沿って移動させる駆動力を発生する塵埃除去部駆動部を更に有し、前記吸込みグリルは、前記エアフィルタよりも内部側に位置する前記塵埃除去部駆動部から、前記エアフィルタにおける前記室内空気の流入側に位置する前記塵埃除去部へ駆動力を伝達させる駆動部と、前記室内空気が、前記駆動部が移動する経路である隙間から前記筐体内部に流入することを妨げる遮風部を更に有することを特徴とする。
本発明によれば、遮風部が設けられているため、室内機ユニットにおけるメンテナンス性の低下を防止することができる。
遮風部が設けられたことにより、エアフィルタに流入する前の室内空気が、駆動部が移動する経路の隙間から筐体内部に流入することが妨げられる。つまり、塵埃などを含む室内空気が、エアフィルタを迂回して室内機ユニットに流入することを妨げることができる。塵埃の流入を防止することにより、室内機ユニットの室内熱交換器などに塵埃が付着することを防止することができ、室内機ユニットの洗浄などのメンテナンス回数を減らすことができる。
塵埃除去部と駆動部とが設けられているため、室内機ユニットにおけるメンテナンス性の低下を防止することができる。
駆動部により塵埃除去部をエアフィルタに沿って移動させることにより、エアフィルタの略全面に付着した塵埃を取り除くことができる。そのため、塵埃の付着によるエアフィルタにおける室内空気の流入抵抗の増加を防止することができる。一方、塵埃除去部は、取り除いた塵埃を一時的に貯留することができる。そのため、エアフィルタから塵埃を取り除く度に、塵埃除去部から塵埃を取り除く方法と比較して、取り除いた塵埃を塵埃除去部から取り除く回数を減らすことができる。
上記発明においては、前記遮風部が、前記駆動部の移動方向に対して交差する方向に延びるブラシであることが望ましい。
本発明によれば、遮風部がブラシであるため、エアフィルタに流入する室内空気が流出することを妨げるとともに、駆動部の移動を妨げることがない。
ブラシは、駆動部の移動方向に対して交差する方向に延びるため、駆動部が移動する隙間を塞ぐことができる。そのため、上記隙間から室内空気が室内機ユニット内に流出することを妨げることができる。一方、駆動部は、移動の際に、ブラシを押し退けることができる。そのため、ブラシは駆動部の移動を妨げることがない。
上記発明においては、前記遮風部が、回動可能に支持された前記隙間を塞ぐ開閉蓋であって、該開閉蓋には、前記駆動部と接触して、前記駆動部の移動を前記開閉蓋の回動に変換する変換部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、遮風部が開閉蓋であるため、エアフィルタに流入する室内空気が流出することを妨げるとともに、駆動部の移動を妨げることがない。
開閉蓋は回動可能に支持されているため、塵埃除去部が駆動部により移動される場合には、開閉蓋は開かれて駆動部の移動を妨げることがない。一方、駆動部が移動しない場合には、開閉蓋は閉じられて隙間を塞ぐことができる。そのため、上記隙間から室内空気が室内機ユニット内に流出することを妨げることができる。
開閉蓋には変換部が設けられているため、駆動部の動きに合わせて開閉蓋の開閉を行うことができる。
変換部は、駆動部と接触することにより、駆動部の移動を開閉蓋の回動に変換することができる。そのため、変換部は、駆動部が移動する場合には、駆動部の移動を利用して開閉蓋を開くことができる。一方、変換部は、駆動部が移動しない場合には、開閉蓋を閉じることができる。
上記発明においては、前記遮風部が、一対の板状に形成された弾性部であって、一方の弾性部と他方の弾性部とが、それぞれ前記隙間における前記駆動部の移動方向に沿って延びる前記エアフィルタおよび前記枠体の対向面に配置され、前記一方の弾性部の側面と、前記他方の弾性部の側面とが接触することにより、前記隙間を塞ぐことが望ましい。
本発明によれば、前記遮風部が一対の弾性部であるため、エアフィルタに流入する室内空気が流出することを妨げるとともに、駆動部の移動を妨げることがない。
一対の弾性部は板状に形成されているとともに、一方および他方の弾性部は、隙間における駆動部の移動方向に沿って延びる対向面に配置されている。さらに、一方および他方の弾性部は、それぞれの側面同士が接触しているため、隙間を塞ぐことができる。そのため、上記隙間から室内空気が室内機ユニット内に流出することを妨げることができる。一方、一方および他方の弾性部の接触部は、駆動部の移動方向に沿って延びている。また、駆動部は、一方および他方の弾性部の接触部を押し広げながら移動する。そのため、駆動部は、一方および他方の弾性部の間に挟まれているため、弾性部により駆動部の移動は妨げられない。
本発明の空気調和機は、上記本発明の室内機ユニットと、該室内機ユニットとともに冷媒が循環する冷媒回路を構成する室外機ユニットと、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の室内機ユニットを用いているため、室内機ユニットにおけるメンテナンス性の低下を防止することにより、空気調和機のメンテナンス性の低下を防止することができる。
本発明の室内機ユニットおよび空気調和機によれば、遮風部が設けられているため、室内機ユニットにおけるメンテナンス性の低下を防止することができるという効果を奏する。
〔第1の実施の形態〕
この発明の一実施形態に係る空気調和機について、図1から図9を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の全体構成を説明する図である。
空気調和機1は、図1に示すように、天井に設置される室内機ユニット3と、室外に設置される室外機ユニット5と、室内機ユニット3と室外機ユニット5との間で冷媒を循環させる冷媒流路7と、から概略構成されている。
室外機ユニット5は、図1に示すように、冷媒を圧縮する圧縮機9と、冷媒と室外空気との間で熱交換を行なう室外熱交換器11と、室外ファン13と、から概略構成されている。
図2は、図1の室内機ユニットの構成を説明する断面図である。
室内機ユニット3は、図2に示すように、下部に天面パネル14およびスペーサ14Aを有し、天井に埋め込み設置される筐体15と、室内空気を吸込む吸込口(吸入部)17が形成された吸込みグリル19と、室内空気を吸込み送り出す室内ファン21と、室内空気と冷媒との間で熱交換を行なう室内熱交換器23と、から概略構成されている。
筐体15内部の上面における略中央には、室内ファン21を駆動するファンモータ25が配置され、室内ファン21およびファンモータ25の周囲には、室内熱交換器23が配置されている。室内ファン21の下方(図2中の下方)には、室内ファン21に流入する室内空気の流れを整えるベルマウス27が配置され、ベルマウス27の下方には、吸込みグリル19が配置されている。天面パネル14に設けられた吸込みグリル19の周囲には、室内ファン21から室内熱交換器23を通過した室内空気が、筐体15から流出する吹出口29が形成されている。
図3は、図2の室内機ユニットにおける吸込みグリル、天面パネルおよびスペーサの構成を説明する部分斜視図である。
吸込みグリル19には、図3に示すように、吸入される空気に含まれる塵埃等を除去するエアフィルタ31と、エアフィルタ31を清掃する清掃部(塵埃除去部)33とが備えられている。エアフィルタ31は、吸込みグリル19の略中央領域に配置されている。吸込みグリル19の縁領域である枠部の四隅には、吸込みグリル19を昇降させるワイヤ63が配置されている。天面パネル14上には所定の厚さ寸法を有するスペーサ14Aが配置され、該スペーサ14Aによって形成される空間には、清掃部33を駆動するための後述する回転駆動力を発生する駆動モータ135と、回転駆動力を往復駆動力に変換する往復動部137と、往復駆動力が伝達される上部伝達部139と、が天面パネル14上に設置されたフレーム141に保持されて配置されている。
図4は、図3のスペーサおよび天面パネル上に設置されたフレームの構成を説明する分解斜視図である。
スペーサ14Aは、図4に示すように、矩形状の枠体から構成され、枠体内の空間には、駆動モータ135や往復動部137を保持するフレーム141が配置されている。なお、スペーサ14Aの枠体の中央に形成された貫通孔は、室内機ユニット3に流入する空気の流路であり、周囲に形成された4つの貫通孔は、室内機ユニット3から流出する空気の流路である。
天面パネル14上に設置されるフレーム141には、駆動モータ135や往復動部137などを支持する支持部143が設けられている。支持部143は、フレーム141における対向する一対の辺であって、略中央部に設けられている。支持部143は、フレーム141の内周面から内側に向かって突出する凸状の部材であり、駆動モータ135と、往復動部137とを支持するものである。駆動モータ135は、フレーム141と支持部143との間に配置され、往復動部137は、一対の支持部143の間に配置されている。
なお、上述のように、フレーム141に支持部143を設けて、支持部143により駆動モータ135や往復動部137などを支持してもよいし、支持部143を設けることなく、フレーム141が直接駆動モータ135や往復動部137などを支持するように構成してもよく、特に限定するものではない。
往復動部137は、図4に示すように、駆動モータ135により回転駆動される駆動用シャフト145と、駆動用シャフト145により回転駆動されるウォームギア147と、ウォームギア147と係合される駆動用ラックギア149と、を備えている。
駆動用シャフト145は、断面が六角形などの多角形に形成された柱状部材であり、一対の支持部143の間に回転可能に支持されている。
ウォームギア147は、駆動用シャフト145により回転駆動されるとともに、駆動用シャフト145の長手方向に移動可能に配置されている。
駆動用ラックギア149は、回転駆動されるウォームギア147と噛み合わされることにより、ウォームギア147が往復移動する駆動力を発生させるものである。駆動用ラックギア149は、一対の支持部の間に固定配置されている。
図5は、図4の上部伝達部とウォームギアと組み合わせを説明する部分斜視図である。
駆動力伝達部153は、ウォームギア147から往復駆動力が伝達される天板159と、後述する下部伝達部175に往復駆動力を伝達する側板161とを備えている。
天板159には、矩形状に形成された貫通孔163が形成されている。貫通孔163には、図5に示すように、上部伝達部139と往復動部137とが組み合わされた際に、ウォームギア147のギア部が配置される。
側板161の下方端部には、図4に示すように、後述する下部伝達部175と係合される上部係合部169が形成されている。上部係合部169には、下部伝達部175を挟み、往復駆動力を下部伝達部175に伝達する上部凹部171と、側板161から外側に延び、上部伝達部139および下部伝達部175の間の相対姿勢を規定する押さえ板173と、が設けられている。
規制部155は、図4に示すように、凹状に折り曲げられた部材であり、その内部に駆動用ラックギア149が配置されるように、駆動力伝達部153に取り付けられる。
図6は、図3の吸込みグリル上に設けられるエアフィルタおよび清掃部の構成を説明する部分分解斜視図である。
吸込みグリル19上には、図6に示すように、吸入される空気に含まれる塵埃等を除去するエアフィルタ31と、エアフィルタ31を清掃する清掃部33と、清掃部33に往復駆動力を伝達する下部伝達部(駆動部)175と、が矩形状の台座(枠体)119を介して設置されている。
図7は、図6の台座の構成を説明する平面図である。
吸込みグリル19上に設置される台座119は、エアフィルタ31および清掃部33を支持する枠体である。台座119には、図7に示すように、略中央にエアフィルタ31が配置される矩形状の貫通孔が形成されている。台座119は、回転用ラックギア177と、ガイド部179と、ガイドリブ180と、台座側爪部182とを備えている。
図8は、図7の回転用ラックギアの形状を説明するA−A断面視図である。図9は、図7の台座および清掃部の組み合わせを説明するB−B断面視図である。
回転用ラックギア177は、後述する回転ブラシ185に回転駆動力を発生させるものである。ガイド部179は、清掃部33を支持するものである。ガイド部179および回転用ラックギア177は、上記貫通孔の対向する辺に沿った方向であって、清掃部33の移動方向に沿って延びるように形成されている。
回転用ラックギア177は、図8に示すように、台座119の面に沿って延びるラックギアであり、図9に示すように、後述する回転ブラシ185のピニオンギア193と係合されるものである。
ガイド部179は、図9に示すように、後述するダストボックス187のコロ203の案内溝207と係合する凸部である案内部181と、コロ203を支持する支持面183とを備えている。
図10は、図7のガイドリブの形状を説明するC−C断面視図である。
ガイドリブ180は、エアフィルタ31の移動を誘導する一対の誘導部材である。ガイドリブ180は、図8に示すように、台座119の縁部に、清掃部33の移動方向に沿って延びるように形成されている。ガイドリブ180は、図10に示すように、誘導部180Aと、規制部180Bとを備えている。誘導部180Aは、エアフィルタ31の面に沿って延びるリブであって、エアフィルタ31の移動を誘導するものである。エアフィルタ31には、スリット(図示せず)が設けられ、誘導部180Aとスリットとが相対移動可能に嵌め合わされる。
規制部180Bは、エアフィルタ31の面に対して交差する方向に延びるリブであって、エアフィルタ31の移動を規制するものである。規制部180Bは誘導部180Aの端部に設けられ、規制部180Bから台座119の貫通孔までの距離は、清掃部33における長手方向に直交する方向の長さよりも長いことが望ましい。このような構成にすることにより、清掃部33をエアフィルタ31の下面側から上方へ取り出しやすくすることができるからである。
台座側爪部182は、フィルタ側爪部34と噛み合わされることにより、台座119とエアフィルタ31とを固定するものである。台座側爪部182は、図6に示すように、清掃部33の移動方向に対して交差する方向に延びる台座119の縁部の一方(図6における手前側)であって、台座119の貫通孔を囲む壁面に設けられている。台座側爪部182は、断面がL字状に形成された清掃部33の移動方向に対して交差する方向に延びる一対の部材である。台座側爪部182における一方の長辺は、台座119の壁面に回動可能に固定されている。台座側爪部182における他方の長辺の近傍には、フィルタ側爪部34と噛み合わされる爪(図示せず)が設けられている。
清掃部33は、図6に示すように、エアフィルタ31に捕集された塵埃などを除去する回転ブラシ185と、回転ブラシ185により除去された塵埃などを一時的に貯留するダストボックス187と、を備えている。
回転ブラシ185は、図9に示すように、回転駆動されるとともにエアフィルタ31の面に沿って駆動される回転軸189と、エアフィルタ31に捕集された塵埃などを掃き取るブラシ部191と、回転軸189を回転駆動させるピニオンギア193とを備えている。
回転軸189には、図6に示すように、その両端にピニオンギア193が配置されている。回転軸189には、ブラシ部191が半径方向外側に向かって延びるように設けられている。本実施形態においては、ブラシ部191は、4つのブラシ部191の列が回転軸189の中心軸線に沿って延びるとともに、回転軸189の円周周りに等間隔に配置されるように形成されている。
なお、このブラシ部191の列の構成は、上述のように上記中心軸線に沿って延びるように形成されていてもよいし、回転軸189周りに螺旋状に延びる様に形成されていてもよく、特に限定するものではない。また、ブラシ部191の列の数についても、4つであってもよいし、それよりも多くても良いし、少なくてもよく、特に限定するものではない。
ピニオンギア193は回転用ラックギア177と係合され、回転ブラシ185がエアフィルタ31の面に沿って移動されることにより、回転軸189を回転させる回転駆動力を発生するものである。
ダストボックス187は、図6に示すように、下部伝達部175から往復駆動力が伝達される本体197と、塵埃などを一時的に貯留する貯留部199と、を備えている。本体197と貯留部199とは、その間に回転ブラシ185を回転可能に保持するように構成されている。
本体197は、図9に示すように、下部伝達部175と係合されるブラケット(駆動部)201と、本体197を往復移動可能に支持するコロ203と、を備えている。
本体197は、図6に示すように、中央に貫通孔が形成された枠体状に形成されているとともに、図9に示すように、長手方向の両端部に回転ブラシ185のピニオンギア193が配置される凹部が形成されている。
ブラケット201は、上記凹部が形成された両端部に、長手方向へ延びるように配置されている。ブラケット201の先端部は、エアフィルタ31の縁部よりも外側に延びている。ブラケット201の先端部は、エアフィルタ31の縁部よりも外側の領域で下部伝達部175と係合されている。
コロ203は、上記凹部が形成された両端部の外面に、回転可能に配置されている。コロ203は円柱状に形成され、その円柱面には、ガイド部179の案内部181と嵌め合わされる案内溝207が形成されている。
下部伝達部175は、図6に示すように、略棒状に形成された部材であって、その長手方向における両端部に清掃部33のブラケット201を把持する把持部209が設けられている。
下部伝達部175の略中央部には、上部伝達部139の上部係合部169と係合される下部係合部211が形成されている。下部係合部211は、下部伝達部175における他の部分と比較して、棒状の部材の幅が狭く形成され、この部分が上部係合部169の上部凹部671と係合される。把持部209は、図9に示すように、その先端に清掃部33と係合されブラケット201を把持する下部凹部213が形成されている。
エアフィルタ31と台座119との間には、図9に示すように、隙間221が形成されている。隙間221は、ブラケット201が挿通されるものであって、回転用ラックギア177やガイド部179と同様に、清掃部33の移動方向(図9における紙面に対して垂直方向)に沿って延びるように形成されている。
エアフィルタ31における縁部の台座119と対向する面には、ブラシ(遮風部)223が設けられている。ブラシ223は、エアフィルタ31から台座119に向かって延びるように配置されているとともに、清掃部33の移動方向に沿って一列に延びるように配置されている。ブラシ223は、隙間221を塞ぐ長さに形成されている。
次に、上記の構成からなる空気調和機1における作用について説明する。
まず、空気調和機1における冷房運転時の作用について説明する。
冷媒は、図1に示すように、圧縮機9により圧縮され高温高圧の状態で室外熱交換器11に送り出される。室外熱交換器11に流入した冷媒は、室外空気に対して熱を放出し、凝縮・液化する。液化した冷媒は、膨張弁を通過する際に減圧され室内熱交換器23に流入する。室内熱交換器23に流入した冷媒は、室内空気から熱を奪い、蒸発・気化する。気化した冷媒は再び圧縮機9に流入し、上述のサイクルを繰り返す。
次に空気調和機1における暖房運転時の作用について説明する。
冷媒は、圧縮機9により圧縮され室内熱交換器23に送り出される。室内熱交換器23に流入した冷媒は、室内空気に対して熱を放出し、凝縮・液化する。液化した冷媒は、膨張弁を通過する際に減圧され室外熱交換器11に流入する。室外熱交換器11に流入した冷媒は、室外熱交換器11から熱を奪い、蒸発・気化する。気化した冷媒は再び圧縮機9に流入し、上述のサイクルを繰り返す。
次に、室内機ユニット3内における室内空気の流れについて説明する。
室内空気は、図2に示すように、ファンモータ25により室内ファン21が回転することにより、吸込口17から筐体15内に流入する。筐体15に流入した室内空気は、エアフィルタ31を通過し、室内空気に含まれるゴミがエアフィルタ31に捕集される。
このとき、エアフィルタ31と台座119との隙間221は、ブラシ223により塞がれている。そのため、吸込口17からエアフィルタ31に向かって流れる室内空気の略全てがエアフィルタ31を通過する(図9参照)。
エアフィルタ31を通過した室内空気は、ベルマウス27を通過して室内ファン21に吸込まれる。室内ファン21に吸込まれた室内空気は、室内ファン21の半径方向外側へ送り出され、室内熱交換器23を通過する。
冷房運転時には、室内空気は室内熱交換器23を通過する際に冷媒に熱を奪われ冷却される。一方、暖房運転時には、室内空気は室内熱交換器23を通過する際に冷媒から熱を受取り加熱される。
室内熱交換器23を通過した室内空気は、吹出口29から室内へ流出する。
次に、本実施形態におけるエアフィルタの清掃における作用について説明する。
上述のように、室内機ユニット3の運転によりエアフィルタ31に付着したゴミは、清掃部33をエアフィルタ31の面に沿って往復動させることにより取り除かれる。
具体的には、駆動モータ135の回転駆動力が、図4に示すように、駆動用シャフト145に伝達され、ウォームギア147が回転駆動される。駆動用ラックギア149と係合されたウォームギア147は、回転駆動されることにより駆動用シャフト145に沿って往復駆動される。ウォームギア147の駆動方向は、駆動モータ135の回転方向により制御される。ウォームギア147の往復動は上部伝達部139に伝達され、上部伝達部139は、ウォームギア147とともに往復動される。
上部伝達部139に伝達された往復動は、図5に示すように、上部伝達部139から下部伝達部175へ伝達される。
下部伝達部175に伝達された往復動は、図9に示すように、把持部209からエアフィルタ31の下面側に配置された清掃部33のブラケット201へ伝達される。
ブラケット201は、エアフィルタ31と台座119との隙間221を、ブラシ223を押し分けながら往復移動する。押し分けられたブラシ223は、ブラケット201が通過すると、再びエアフィルタ31から台座119に向かって延びる形状に戻り、隙間221を塞ぐ。
ブラケット201に伝達された往復動はダストボックス187から回転ブラシ185へ伝達される。
回転ブラシ185は、エアフィルタ31の下面側を往復動するとともに、ピニオンギア193と回転用ラックギア177との係合により回転駆動される。回転ブラシ185の往復動および回転により、回転ブラシ185のブラシ部191は、エアフィルタ31における空気吸入側の面の全面を掃き、エアフィルタ31に捕集された塵埃などを取り除く。
ブラシ部191により取り除かれた塵埃などは、貯留部199内に貯留される。
上記の構成によれば、ブラシ223が設けられているため、室内機ユニット3におけるメンテナンス性の低下を防止することができる。
ブラシ223が設けられたことにより、エアフィルタ31に流入する前の室内空気が、ブラケット201が移動する経路の隙間221から室内機ユニット3内に流出することが妨げられる。つまり、塵埃などを含む室内空気が、エアフィルタ31を迂回して室内機ユニット3に流入することを妨げることができる。塵埃の流入を防止することにより、室内機ユニット3の室内熱交換器23などに塵埃が付着することを防止することができ、室内機ユニット3の洗浄などのメンテナンス回数を減らすことができる。
ブラシ223は、ブラケット201の移動方向に対して交差する方向に延びるため、ブラケット201が移動する隙間221を塞ぐことができる。そのため、隙間221から室内空気が室内機ユニット3内に流出することを妨げることができる。一方、ブラケット201は、移動の際に、ブラシ223を押し退けることができる。そのため、ブラシ223はブラケット201の移動を妨げることがない。
清掃部33とブラケット201とが設けられているため、室内機ユニット3におけるメンテナンス性の低下を防止することができる。
ブラケット201により清掃部33をエアフィルタ31に沿って移動させることにより、エアフィルタ31の略全面に付着した塵埃を取り除くことができる。そのため、塵埃の付着によるエアフィルタ31における室内空気の流入抵抗の増加を防止することができる。一方、清掃部33は、取り除いた塵埃を一時的に貯留することができる。そのため、エアフィルタ31から塵埃を取り除く度に、清掃部33から塵埃を取り除く方法と比較して、取り除いた塵埃を清掃部33から取り除く回数を減らすことができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図11および図12を参照して説明する。
本実施形態の空気調和機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、ブラケットが移動する隙間近傍の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図11および図12を用いてブラケットが移動する隙間近傍の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る空気調和機における室内機ユニットの台座および清掃部の組み合わせを説明する要部断面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
空気調和機301における室内機ユニット303のエアフィルタ31には、図11に示すように、開閉蓋(遮風部)351が備えられている。

開閉蓋351は、断面が略L字状に形成され、清掃部33の移動方向(図10における紙面に対して垂直方向)に延びる部材である。開閉蓋351における隙間221と対向する対向面353の先端側には、台座119側に向かって曲がる湾曲部355が形成されている。
図12は、図11の開閉蓋の構成を説明する図である。
開閉蓋351は、図12に示すように、開閉蓋351を回動可能に支持する回動軸357と、室内機ユニット303の運転時にブラケット201が退避する位置である退避部359と、開閉蓋351を回動させる傾斜部(変換部)361と、が備えられている。回動軸357は、開閉蓋351における長手方向(図11の左右方向)の両端部に設けられ、エアフィルタ31の縁部と嵌め合わされている。退避部359は、開閉蓋351の対向面353であって、長手方向の一方の端部(図11の右側の端部)に形成されている。退避部359は、対向面353に形成された切り欠き部であり、隙間221から延びるブラケット201と開閉蓋351とが接触しないように形成されたものである。傾斜部361は、開閉蓋351の対向面353における退避部359に隣接する位置に形成されている。傾斜部361は、開閉蓋351の退避部359から中央方向に向かうにつれて、対向面353の先端側に近づくように傾斜する傾斜面である。
ブラケット201における傾斜部361と接触する部分には、面取り部201Aが形成されている。面取り部201Aは、傾斜部361の傾斜に沿う傾斜角で形成されていることが望ましい。
次に、上記の構成からなる空気調和機301における作用について説明する。
空気調和機301における冷房運転時および暖房運転時の作用については、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、室内機ユニット303内における室内空気の流れについて説明する。
室内空気は、第1の実施形態と同様に、ファンモータ25により室内ファン21が回転することにより、吸込口17から筐体15内に流入する。筐体15に流入した室内空気は、エアフィルタ31を通過し、室内空気に含まれるゴミがエアフィルタ31に捕集される(図2参照)。
このとき、エアフィルタ31と台座119との隙間221は、図11に示すように、開閉蓋351の対向面353により塞がれている。そのため、吸込口17からエアフィルタ31に向かって流れる室内空気の略全てがエアフィルタ31を通過する。このとき、対向面353の湾曲部355は台座119と接触しており、隙間221から室内空気の流出をより効果的に妨げている。
エアフィルタ31を通過した室内空気は、第1の実施形態と同様に、ベルマウス27を通過して室内ファン21に吸込まれる。室内ファン21に吸込まれた室内空気は、室内ファン21の半径方向外側へ送り出され、室内熱交換器23を通過する(図2参照)。
次に、本実施形態におけるエアフィルタの清掃における作用について説明する。
第1の実施形態と同様に、室内機ユニット3の運転によりエアフィルタ31に付着したゴミは、清掃部33をエアフィルタ31の面に沿って往復動させることにより取り除かれる。
下部伝達部175に伝達された往復動は、図11に示すように、把持部209からエアフィルタ31の下面側に配置された清掃部33のブラケット201へ伝達される。
ブラケット201は、図12に示すように、退避部359から開閉蓋351の中央側に向けて移動する。ブラケット201の面取り部201Aと傾斜部361とは接触し、ブラケット201の移動により開閉蓋351は押し上げられ、エアフィルタ31側に回動される。開閉蓋351がエアフィルタ31側に回動されることにより、隙間221は露出され、ブラケット201は隙間221に沿って往復動する。ブラケット201が、再び退避部359に戻ると、ブラケット201により押し上げられていた開閉蓋351は、下に降りて隙間221を塞ぐ。
以後、ブラケット201により往復動が伝達されたダストボックス187における作用は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記の構成によれば、開閉蓋351が設けられているため、エアフィルタ31に流入する室内空気が流出することを妨げるとともに、ブラケット201の移動を妨げることがない。
開閉蓋351は回動可能に支持されているため、清掃部33がブラケット201により移動される場合には、開閉蓋351は開かれてブラケット201の移動を妨げることがない。一方、ブラケット201が移動しない場合には、開閉蓋351は閉じられて隙間221を塞ぐことができる。そのため、隙間221から室内空気が室内機ユニット303内に流出することを妨げることができる。
開閉蓋351には傾斜部361が設けられているため、ブラケット201の動きに合わせて開閉蓋351の開閉を行うことができる。
傾斜部361は、ブラケット201と接触することにより、ブラケット201の移動を開閉蓋351の回動に変換することができる。そのため、傾斜部361は、ブラケット201が移動する場合には、ブラケット201の移動を利用して開閉蓋351を開くことができる。一方、傾斜部361は、ブラケット201が移動しない場合には、開閉蓋351を閉じることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について図13を参照して説明する。
本実施形態の空気調和機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、ブラケットが移動する隙間近傍の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図13を用いてブラケットが移動する隙間近傍の構成周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図13は、本実施形態に係る空気調和機における室内機ユニットの台座および清掃部の組み合わせを説明する要部断面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
空気調和機401における室内機ユニット403のエアフィルタ31および台座119には、図13に示すように、一対の遮風シート(遮風部、弾性部)451A,451Bが備えられている。
遮風シート451A,451Bは、略矩形状に形成されたゴムなどの弾性部材から形成されたシートである。一方の遮風シート451Aは、エアフィルタ31における隙間221を形成する面(対向面)31Aに、接着剤を用いて貼り付けられている。他方の遮風シート451Bは、台座119における隙間221を形成する面(対向面)119Aに、接着剤を用いて貼り付けられている。遮風シート451A,451Bは隙間221に沿って延びるように貼り付けられている。なお、遮風シート451A,451Bの取り付けには、上述のように接着剤を用いてもよいし、他の公知な取り付け方法を用いてもよく、特に限定するものではない。
遮風シート451Aは、隙間221からエアフィルタ31の中央に向かうとともに、台座119に近づくように傾斜して配置されている。遮風シート451Bは、隙間221からエアフィルタ31の中央に向かうとともに、エアフィルタ31に近づくように傾斜して配置されている。これら遮風シート451A,451Bは、互いに側面が接触するように配置され、隙間221を塞ぐように配置されている。
次に、上記の構成からなる空気調和機401における作用について説明する。
空気調和機401における冷房運転時および暖房運転時の作用については、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、室内機ユニット403内における室内空気の流れについて説明する。
室内空気は、第1の実施形態と同様に、ファンモータ25により室内ファン21が回転することにより、吸込口17から筐体15内に流入する。筐体15に流入した室内空気は、エアフィルタ31を通過し、室内空気に含まれるゴミがエアフィルタ31に捕集される(図2参照)。
このとき、エアフィルタ31と台座119との隙間221は、図13に示すように、一対の遮風シート451A,451Bにより塞がれている。そのため、吸込口17からエアフィルタ31に向かって流れる室内空気の略全てがエアフィルタ31を通過する。このとき、遮風シート451A,451Bは、互いに側面が接触しており、隙間221から室内空気の流出をより効果的に妨げている。
エアフィルタ31を通過した室内空気は、第1の実施形態と同様に、ベルマウス27を通過して室内ファン21に吸込まれる。室内ファン21に吸込まれた室内空気は、室内ファン21の半径方向外側へ送り出され、室内熱交換器23を通過する(図2参照)。
次に、本実施形態におけるエアフィルタの清掃における作用について説明する。
第1の実施形態と同様に、室内機ユニット3の運転によりエアフィルタ31に付着したゴミは、清掃部33をエアフィルタ31の面に沿って往復動させることにより取り除かれる。
下部伝達部175に伝達された往復動は、図11に示すように、把持部209からエアフィルタ31の下面側に配置された清掃部33のブラケット201へ伝達される。
ブラケット201は、図13に示すように、遮風シート451Aと遮風シート451Bとの間を隙間221に沿って移動する。ブラケット201が移動する際には、遮風シート451Aはエアフィルタ31側に押し上げられ、遮風シート451Bは台座119側に押し下げられる。ブラケット201が通過すると、遮風シート451A,451Bは、再び、互いに側面が接触する。
以後、ブラケット201により往復動が伝達されたダストボックス187における作用は、第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
上記の構成によれば、一対の遮風シート451A,451Bが設けられているため、エアフィルタ31に流入する室内空気が流出することを妨げるとともに、ブラケット201の移動を妨げることがない。
一対の遮風シート451A,451Bは板状に形成されているとともに、遮風シート451A,451Bは、隙間221におけるブラケット201の移動方向に沿って延びる面31A、面119Aに配置されている。さらに、遮風シート451A,451Bは、それぞれの側面同士が接触しているため、隙間221を塞ぐことができる。そのため、上記隙間221から室内空気が室内機ユニット403内に流出することを妨げることができる。一方、遮風シート451A,451Bの接触部は、ブラケット201の移動方向に沿って延びている。また、ブラケット201は、遮風シート451A,451Bの接触部を押し広げながら移動する。そのため、ブラケット201は、遮風シート451A,451Bの間に挟まれているため、遮風シート451A,451Bによりブラケット201の移動は妨げられない。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、室内機ユニットと室外機ユニットとが一対一に対応する空気調和機に適用して説明したが、その他にも、複数台の室内機ユニットに対して一台の室外機ユニットが対応する空気調和機や、複数台の室内機ユニットに対して複数台の室外機ユニットが対応する空気調和機に適用してもよく、特に限定するものでない。
本発明の第1の実施形態に係る空気調和機の全体構成を説明する図である。 図1の室内機ユニットの構成を説明する断面図である。 図2の室内機ユニットにおける吸込みグリル、天面パネルおよびスペーサの構成を説明する部分斜視図である。 図3のスペーサおよび天面パネル上に設置されたフレームの構成を説明する分解斜視図である。 図4の上部伝達部とウォームギアと組み合わせを説明する部分斜視図である。 図3の吸込みグリル19上に設けられるエアフィルタおよび清掃部の構成を説明する部分分解斜視図である。 図6の台座の構成を説明する平面図である。 図7の回転用ラックギアの形状を説明するA−A断面視図である。 図7の台座および清掃部の組み合わせを説明するB−B断面視図である。 図7のガイドリブの形状を説明するC−C断面視図である。 本発明の第2の実施形態に係る空気調和機における室内機ユニットの台座および清掃部の組み合わせを説明する要部断面図である。 図11の開閉蓋の構成を説明する図である。 本実施形態に係る空気調和機における室内機ユニットの台座および清掃部の組み合わせを説明する要部断面図である。
符号の説明
1,301,401 空気調和機
3,303,403 室内機ユニット
5 室外機ユニット
15 筐体
17 吸込口(吸入部)
31 エアフィルタ
33 清掃部(塵埃除去部)
175 下部伝達部(駆動部)
119 台座(枠体)
201 ブラケット(駆動部)
221 隙間
223 ブラシ(遮風部)
351 開閉蓋(遮風部)
361 傾斜部(変換部)
451A,451B 遮風シート(遮風部、弾性部)
31A,119A 面(対向面)

Claims (5)

  1. 天井に設置される筐体と、
    該筐体内に室内空気を流入させる吸入部と、該吸入部から流入する塵埃を捕集するエアフィルタと、前記エアフィルタにおける前記室内空気の流入側に設けられ、前記エアフィルタにおける前記室内空気の流入側の面に付着した塵埃を取り除き、貯留する塵埃除去部とを有し、前記筐体に対して昇降可能な吸込みグリルと、
    を備え、
    前記筐体は、前記塵埃除去部を前記エアフィルタに沿って移動させる駆動力を発生する塵埃除去部駆動部を更に有し、
    前記吸込みグリルは、
    前記エアフィルタよりも内部側に位置する前記塵埃除去部駆動部から、前記エアフィルタにおける前記室内空気の流入側に位置する前記塵埃除去部へ駆動力を伝達させる駆動部と、
    前記室内空気が、前記駆動部が移動する経路である隙間から前記筐体内部に流入することを妨げる遮風部を更に有することを特徴とする室内機ユニット。
  2. 前記遮風部が、前記駆動部の移動方向に対して交差する方向に延びるブラシであることを特徴とする請求項1記載の室内機ユニット。
  3. 前記遮風部が、回動可能に支持された前記隙間を塞ぐ開閉蓋であって、
    該開閉蓋には、前記駆動部と接触して、前記駆動部の移動を前記開閉蓋の回動に変換する変換部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の室内機ユニット。
  4. 前記遮風部が、一対の板状に形成された弾性部であって、
    一方の弾性部と他方の弾性部とが、それぞれ前記隙間における前記駆動部の移動方向に沿って配置され、
    前記一方の弾性部の側面と、前記他方の弾性部の側面とが接触することにより、前記隙間を塞ぐことを特徴とする請求項1記載の室内機ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の室内機ユニットと、
    該室内機ユニットとともに冷媒が循環する冷媒回路を構成する室外機ユニットと、
    が設けられていることを特徴とする空気調和機。
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