JP2010216707A - 天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、比較的簡単な構造で製造コストの低減化を図れるとともに、フィルタから塵埃を除去する運転時において消費電力が小さくてすみ、ランニングコストの低減化を得られる天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置を提供する。
【解決手段】天井裏に配置される筐体2の下面開口部を閉成する化粧パネル7を具備し、吸込み口12と送風機3との間にフィルタ14が張られた円盤状のフィルタ組立て13を配置し、これをフィルタ駆動部15で回転駆動し、ブラシ24をフィルタ組立ての半径方向に沿い毛先が接触するように配置し、フィルタ組立ての回転にともないブラシ駆動部58はブラシを回転駆動してフィルタから塵埃を掻き取らせ、ブラシボックス20にブラシを収容して掻き落した塵埃を受け、ブラシボックスに塵埃排出口206を設け、第1の移動板29で塵埃受け部に受けた塵埃を塵埃排出口に集中移動させ、ブラシボックスの下方に、塵埃排出口から排出される塵埃を貯留するダストボックス30を配置する。
【選択図】 図2
【解決手段】天井裏に配置される筐体2の下面開口部を閉成する化粧パネル7を具備し、吸込み口12と送風機3との間にフィルタ14が張られた円盤状のフィルタ組立て13を配置し、これをフィルタ駆動部15で回転駆動し、ブラシ24をフィルタ組立ての半径方向に沿い毛先が接触するように配置し、フィルタ組立ての回転にともないブラシ駆動部58はブラシを回転駆動してフィルタから塵埃を掻き取らせ、ブラシボックス20にブラシを収容して掻き落した塵埃を受け、ブラシボックスに塵埃排出口206を設け、第1の移動板29で塵埃受け部に受けた塵埃を塵埃排出口に集中移動させ、ブラシボックスの下方に、塵埃排出口から排出される塵埃を貯留するダストボックス30を配置する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、天井埋込み形空気調和機に係り、特に吸込んだ室内空気から塵埃を捕捉するフィルタに対して自動清掃機能を備えたフィルタ装置に関する。
たとえば、店舗や事務所向けの業務用として、取付けによる圧迫感が無く、壁面全面を有効に利用できる天井埋込み形空気調和機が多用されている。その反面、この種の空気調和機においては取付け場所が天井であるゆえに、メンテナンス作業が面倒であることは否定できない。
たとえば、化粧パネルの吸込みグリルに取付けられるフィルタは、吸込んだ室内空気から、室内空気に含まれる塵埃を捕捉して室内の清浄化が得られる。ただし、長期間放置すればフィルタは目詰まりを起し、熱交換効率の低下による空調性能の低下と、ランニングコストの悪化に繋がる。
従来は、脚立等に立って腕を伸ばしてフィルタを取外し、ここに付着する塵埃を除去する作業を行っていたが、労力を要する面倒な作業であるので、怠りがちになってしまう。なお、近年の家庭用の壁掛け形空気調和機においてはフィルタ清掃を自動で行う、フィルタ清掃装置を備えることが一般的になりつつある。
そこで、上記天井埋込み形空気調和機においてもフィルタを自動清掃する機能を備えることが検討されていて、たとえば、[特許文献1]および[特許文献2]には、その一例が開示されている。
[特許文献1]の空気調和機は、吸込みグリルと熱交換器との間に円盤状のエアフィルタを配設し、エアフィルタを中心周りに回転自在に保持するトレイを設け、エアフィルタ外周部に設けた歯車を介してエアフィルタを回転駆動する駆動装置を備え、エアフィルタに付着した塵埃を吸引する吸引ノズルと吸引装置を備えている。
[特許文献1]の空気調和機は、吸込みグリルと熱交換器との間に円盤状のエアフィルタを配設し、エアフィルタを中心周りに回転自在に保持するトレイを設け、エアフィルタ外周部に設けた歯車を介してエアフィルタを回転駆動する駆動装置を備え、エアフィルタに付着した塵埃を吸引する吸引ノズルと吸引装置を備えている。
[特許文献2]の室内機ユニットは、天井に設置される筐体に、室内空気を流入する吸入部を備え、この吸入部に塵埃を捕集するエアフィルタを備え、エアフィルタに付着した塵埃を取除く塵埃除去部と、塵埃除去部が取除いた塵埃を捕集する捕集部を備え、捕集部を筐体から昇降可能に支持する昇降部を備えている。
[特許文献1]の技術では、フィルタの清掃が完全自動化されて、労力の軽減化を得られる。そして、吸引ノズルの吸引開口を小さく、吸引能力の小さな装置となし、コンパクトな構成であるとともに吸引時に発生する動作音を小さくすることの配慮もなされていると、記載されている。
しかしながら、[特許文献1]において、吸引能力の小さな吸引ノズルで塵埃を完全に集塵除去するには、円盤状フィルタの回転速度を落し、複数回も回転させることで可能となり、時間がかかって効率が悪い。フィルタの回転速度と、吸引ノズルの吸引能力を上げると、吸引にともなう騒音が頭上から降り注ぐことになり、快適性が損なわれる。
[特許文献2]の技術では、昇降部を駆動することで、塵埃除去部および捕集部が目の前に降下してくるので、捕集部を取外し、塵埃を廃棄する作業が容易に行える。そして、塵埃処理後に捕集部を取付けて昇降部を再び駆動すれば、塵埃除去部と捕集部が元の位置に納まり、全ての作業が速やかに終了する。
しかしながら、[特許文献2]の塵埃除去部は、平面矩形状に形成されるフィルタに対して往復移動しながら回転駆動される回転ブラシが用いられる。機構的に複雑であり、回転ブラシの軸方向長さはフィルタの幅寸法に対応しているので、フィルタから塵埃を除去する際の抵抗が大となり、ブラシ回転駆動源であるモータの消費電力が大きくなる。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、比較的簡単な構造で製造コストの低減化を図れるとともに、エアフィルタから塵埃を除去する運転時において消費電力が小さくてすみ、ランニングコストの低減化を得られる天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明は、下面が開口し内部に熱交換器、ドレンパンおよび送風機を収容し天井板に設けられる取付け用開口部から天井裏に挿入配置される筐体と、この筐体の下面開口部を閉成するよう取付けられ中央部に吸込み口、周辺部に吹出し口を備え天井板から室内に露出する化粧パネルとを具備する天井埋込み形空気調和機であり、全面に亘ってフィルタが張られた円盤状のフィルタ組立てを吸込み口と送風機との間に配置し、フィルタ駆動手段で円盤状のフィルタ組立てを円周方向に回転駆動し、ブラシをフィルタ組立ての半径方向に沿うとともに毛先がフィルタに接触するよう配置し、フィルタ駆動手段が作動してフィルタ組立てを回転するのにともないブラシ駆動手段はブラシを回転駆動してブラシの毛先でフィルタに付着している塵埃を掻き取らせ、塵埃受け部はブラシを収容してブラシが掻き落した塵埃を受け、塵埃受け部に塵埃排出口を設けるとともに塵埃受け部に受けた塵埃を塵埃排出口部へ集中移動させる第1の塵埃移動手段を設け、塵埃受け部の下方に塵埃貯留部を配置して塵埃排出口部に集中移動さて排出される塵埃を貯留する、フィルタ装置を備えた。
本発明によれば、比較的簡単な構造で製造コストの低減化を図れるとともに、エアフィルタから塵埃を除去する運転時において消費電力が小さくてすみ、ランニングコストの低減化を得られる等の効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。(なお、文中に符号の付していない構成部品および構成部位については図示していない。また、図の煩雑さを避けるために意図して構成部品および構成部位に符号を付していない場合もある)
図1は本発明の一実施の形態に係る天井埋込み形空気調和機の概略断面図、図2は天井埋込み形空気調和機を分解した斜視図である。
図1は本発明の一実施の形態に係る天井埋込み形空気調和機の概略断面図、図2は天井埋込み形空気調和機を分解した斜視図である。
天井埋込み形空気調和機Sは、室内機として、室内側から天井板1に設けられた取付け用開口部1aに挿入され、吊り下げボルト等を介して、いわゆる天井裏に吊持固定される。屋外に配置される室外機とは冷媒管を介して接続され、冷凍サイクルを構成する。
室内機本体である筐体2は、下面部全てが開口し、上面部と側面部に金属薄板を組立て加工してなるケーシング2aと、このケーシング2aの内周面に取付けられる発泡スチロール材等の断熱材2bからなり、断熱構造をなしている。
室内機本体である筐体2は、下面部全てが開口し、上面部と側面部に金属薄板を組立て加工してなるケーシング2aと、このケーシング2aの内周面に取付けられる発泡スチロール材等の断熱材2bからなり、断熱構造をなしている。
前記筐体2内部の中央部には送風機3が配置され、この送風機3を囲むようにして平面視で四角枠状に一体形成される室内熱交換器4が配置される。室内熱交換器4は断熱材からなるドレンパン5上に載置され、室内熱交換器4の上端部は筐体2を構成する断熱材2bに接している。
換言すれば、室内熱交換器4はドレンパン5と筐体断熱材2bとの間に挟持状態にあり、室内熱交換器4とドレンパン5および、室内熱交換器4と筐体断熱材2bとの間に少しの隙間もない。ドレンパン5は、室内熱交換器4の熱交換作用にともなって生成されるドレン水を受け、ドレンポンプとドレンホースを介してドレン水を屋外へ排水できる。
ドレンパン5は断熱材からなるチャンバ6上に載り、このチャンバ6は合成樹脂材から成形され下面が美麗に仕上げられた化粧パネル7上に載って、化粧パネル7とチャンバ6および筐体2は一体構造化されている。筐体2とチャンバ6の外形寸法形状は互いに同一であるのに対して、化粧パネル7の外形はチャンバ6、筐体2よりも外方へ突出する。
したがって、筐体2とチャンバ6が天井板1に設けられた取付け用開口部1aに挿入されて天井裏に突出し、化粧パネル7は天井板1から室内側に露出して、筐体2およびチャンバ6と天井板1の取付け用開口部1aとの隙間を遮蔽する。
チャンバ6は略矩形状の開口部を備え、略四角枠状をなす。チャンバ6の上下両面を貫通して複数の吹出し口8が設けられ、筐体断熱材2bの室内熱交換器4外周部に沿って設けられる吹出し口と連通する。
チャンバ6は略矩形状の開口部を備え、略四角枠状をなす。チャンバ6の上下両面を貫通して複数の吹出し口8が設けられ、筐体断熱材2bの室内熱交換器4外周部に沿って設けられる吹出し口と連通する。
化粧パネル7もチャンバ6の開口部と同一寸法形状の開口部を備え、外形も矩形状をなす平面板である。化粧パネル7には、チャンバ6の吹出し口8と連通する吹出し口8が設けられていて、この吹出し口8には吹出される熱交換空気の吹出し方向を設定するルーバーが設けられる。
化粧パネル7には、吸込みグリル10と連結するグリル昇降機構11が設けられる。前記グリル昇降機構11は、回転軸にドラムを取付けた正逆回転駆動自在な駆動モータと、ドラムに巻き付けられ一端を吸込みグリルに固定されたワイヤとからなり、駆動モータの回転方向の切換えにともない、吸込みグリル10を昇降駆動できる。
前記送風機3は、ケーシング2aの上面部に取付け固定されるファンモータと、このファンモータの回転軸に取付けられるファンとからなる。前記ファンは、回転にともない回転軸方向から空気を吸込んで周方向へ吹出す送風作用をなす、多翼形ファンである。
したがって、ファンの回転軸方向である、筐体2とケーシング2aおよび化粧パネル7の中央部に形成される開口部が吸込み口12となる。吸込み口12と送風機ファンとの間に亘ってベルマウスMが設けられていて、このベルマウスMは前記ドレンパン5により囲まれる位置にある。
したがって、ファンの回転軸方向である、筐体2とケーシング2aおよび化粧パネル7の中央部に形成される開口部が吸込み口12となる。吸込み口12と送風機ファンとの間に亘ってベルマウスMが設けられていて、このベルマウスMは前記ドレンパン5により囲まれる位置にある。
前記熱交換器4は、送風機ファンの吹出し方向である周方向に対向して配置される。したがって、ファンから周方向へ吹出された室内空気は熱交換器4を流通したあと、筐体2とチャンバ6および化粧パネル7に連通する吹出し口8に導かれて室内へ吹出されるようになっている。
前記ドレンパン5には、制御用電気部品を実装し、制御回路がプリント配線された制御基板を収容する電気部品箱が取付けられている。すなわち、これらで室内機に搭載される電気部品を制御するための制御装置を構成する。
この天井埋込み形空気調和機Sには、後述するフィルタ装置Fが取付けられる。フィルタ装置Fは、円盤状のフィルタ組立て13と、フィルタ組立て13の半径方向に沿って設けられるブラシボックス(塵埃受け部)20と、ブラシボックス20に一端部が重なり合うよう吸込みグリル10に取付けられるダストボックス(塵埃貯留部)30を備える。
さらにフィルタ装置Fは、フィルタ組立て13を回転自在に支持し、化粧パネル7の開口部に嵌め込み固定される清掃ユニットフレーム40を備えている。ダストボックス30を支持し、上述したグリル昇降機構11により昇降駆動される吸込みグリル10は、フィルタ装置Fを構成しない。
なお説明すると、フィルタ組立て13は化粧パネル7の吸込み口12に設けられる吸込みグリル10と、筐体2内の中央部に位置する送風機3との間に配置される。フィルタ組立て13の下面全面に亘ってフィルタ14が張られ、フィルタ組立て13はフィルタ駆動部(フィルタ駆動手段)15によって周方向に回転駆動されるようになっている。
フィルタ組立て13の周端部が、清掃ユニットフレーム40に形成される円形状の立上り壁40a上端に載り、回転自在に支持される。ブラシボックス20一端部と清掃ユニットフレーム40の立上り壁40aを挟んだ位置に、ブラシボックス用駆動部50が配置される。
ブラシボックス20の一端部は、清掃ユニットフレーム40の立上り壁40aを介してブラシボックス用駆動部50に支持される。ブラシボックス20の他端部は、フィルタ組立て13の中心部に取付け具(手回し用ねじ)を介して取付け支持される。なお、フィルタ組立て13自体は周方向に回転駆動されるが、中心部は回転せず固定である。
グリル昇降機構11のワイヤが巻き上げられた状態で、吸込みグリル10は清掃ユニットフレーム40に密に接触して化粧パネル7等に形成される吸込み口12を覆う。吸込みグリル10は矩形状をなし、この一辺部に沿ってダストボックス30が取付けられる。
グリル昇降機構11のワイヤが巻き上げられた状態で、吸込みグリル10は清掃ユニットフレーム40に密に接触して化粧パネル7等に形成される吸込み口12を覆う。吸込みグリル10は矩形状をなし、この一辺部に沿ってダストボックス30が取付けられる。
図2にのみ示すように、清掃ユニットフレーム40にはフィルタ装置Fを駆動制御するためのフィルタ制御器60が取付けられる。また、フィルタ装置F外部には天井埋込み形空気調和機Sの運転と停止および運転切換え等の遠隔操作をなす、遠隔操作盤であるリモートコントローラ(以下、「リモコン」と呼ぶ)Rが備えられる。
以上が天井埋込み形空気調和機Sと、ここに備えられるフィルタ装置Fの概略構成である。つぎに、フィルタ装置Fについて詳細に説明する。
図3(A)はフィルタ組立て13の斜視図、図3(B)はフィルタ組立てを分解した斜視図である。
図3(A)はフィルタ組立て13の斜視図、図3(B)はフィルタ組立てを分解した斜視図である。
前記フィルタ組立て13は、中心部から半径方向に所定の間隔を存して設けられる円形枠16aと、最も内径側の円形枠16aから最も外径側の円形枠16aに亘って半径方向に円形枠16aを連結する、放射状に設けられた複数本の連結枠16bとからなる円形状の枠体16を備えている。
予め、円形状の枠体16は半円状の半枠体Wに2分割され、互いの合せ面で最も外周側端部に取付けられる取付け具を介して互いに取付けられ、一体化している。枠体16の中心部に受けボス17が設けられ、この受けボス17には後述するようにブラシボックス20の一端部を支持するためのねじ部が設けられる。
このような枠体16の、図における下面にフィルタ14が取付けられる。さらに、フィルタ14が取付けられる下面で、半枠体W相互が合せられる連結枠16bに沿い、かつ最も内径側円形枠16aから最も外径側円形枠16aに亘ってブラシ受け板(遮蔽部)18が設けられる。
したがって、枠体16の図における下側全面は、フィルタ14および、フィルタ組立て13の半径方向に沿って合せられたブラシ受け板18で覆われる。ここでは詳細に示していないが、それぞれのブラシ受け板18には、長手方向である枠体16の半径方向に沿って断面円弧状の凹部が設けられている。
枠体16の外周面には受けギヤ部19が嵌め込まれている。受けギヤ部19は、所定の曲率半径の円弧状ギヤ部を繋ぎ合せて円環状としたものであり、この内周面が枠体16外周面に嵌め込まれ、この外周面に沿ってギヤが形成される。特に、受けギヤ部19は、耐摩耗性に優れた合成樹脂材(ポリアミド、ポリアセタール等)からなる。
図2のみに示すように、フィルタ装置Fとして組立てられた状態で、フィルタ組立て13の上面側(フィルタ14が張られていない面)に、板金材からなるフィルタ押えPが接している。フィルタ押えPは枠体16の中心部を通り、両側端部は最も外周側の円形枠から突出する直状の板片であり、両側端部は後述するように取付け固定される。
図4(A)は清掃ユニットフレーム40にフィルタ組立て13を取付けた状態の斜視図、図4(B)はフィルタ組立て13一部とフィルタ駆動部15とを拡大して示す斜視図である。なお、図2も参照すると理解が早い。
上記清掃ユニットフレーム40は、円形状の立上り壁40aを備えている。フィルタ組立て13を構成する受けギヤ部19は、この下面が円形状の立上り壁40a上端に載り、フィルタ組立て13全体が清掃ユニットフレーム40に回転自在に支持される。
上記清掃ユニットフレーム40は、円形状の立上り壁40aを備えている。フィルタ組立て13を構成する受けギヤ部19は、この下面が円形状の立上り壁40a上端に載り、フィルタ組立て13全体が清掃ユニットフレーム40に回転自在に支持される。
清掃ユニットフレーム40において立上り壁40aから外側は、矩形状のフランジ部40bが一体に成形される。フランジ部40bの周縁に沿って矩形状の立上り片aが設けられ、フランジ部40bの一方の隅部で、円形状立上り壁40aと矩形状立上り片aとの間に、上記フィルタ駆動部15が取付けられる。
特に図4(B)に示すように、前記フィルタ駆動部15は、取付け基板15aの一面側に取付けられる2個の駆動モータ15Mと、他面側に取付けられ駆動ギヤ15Gと複数のギヤの組合せからなるギヤ組立て15Kを備えている。
スペース的に余裕が無いのでフィルタ駆動部15を小型化し、駆動ギヤ15Gのギヤ径は小さい。これに対して、フィルタ組立て13の受けギヤ部19直径は充分に大であるので、フィルタ組立て13を確実に回転駆動するトルクを保持するために、駆動モータ15Mは1個では足りず、2個備えている。
スペース的に余裕が無いのでフィルタ駆動部15を小型化し、駆動ギヤ15Gのギヤ径は小さい。これに対して、フィルタ組立て13の受けギヤ部19直径は充分に大であるので、フィルタ組立て13を確実に回転駆動するトルクを保持するために、駆動モータ15Mは1個では足りず、2個備えている。
前記フィルタ駆動部15と、フィルタ組立て13の中心部を介して180度対向する位置に、前記ブラシボックス用駆動部50が取付けられている。なお説明するとブラシボックス用駆動部50は、円形状立上り壁40aと矩形状立上り片aとの間で、フランジ部40bの隅部に配置されていて、この詳細については後述する。
これらフィルタ駆動部15とブラシボックス用駆動部50とを結ぶ線の中心部から90度対向する清掃ユニットフレーム40の隅部に、前記フィルタ制御器60が取付けられる。このフィルタ制御器60は、前記駆動モータ15M等のフィルタ装置Fを構成する電動部品を制御するためのものである。
再び図2に示すように、ブラシボックス20は清掃ユニットフレーム40の円形状立上り壁40aから、この内側の開口部へ突出している。前記フィルタ押えPは、一端部がフィルタ駆動部15上面に取付け固定され、他端部がブラシボックス用駆動部50上面に取付け固定される。
図5は化粧パネル7に対してフィルタ組立て13と清掃ユニットフレーム40を組立て、かつブラシボックス20を取外して示す斜視図であり、図6は図5の一部を拡大して示す斜視図である。
前記ブラシボックス20は、フィルタ組立て13の半径方向に沿って設けられる前記ブラシ受け板18と略同一の長手方向寸法で、所定の幅寸法および高さ寸法を有する矩形状の筒体である。清掃ユニットフレーム40の円形状立上り壁40aに対する端部のみ、他の部分よりも幅寸法が大に形成される。
前記ブラシボックス20は、フィルタ組立て13の半径方向に沿って設けられる前記ブラシ受け板18と略同一の長手方向寸法で、所定の幅寸法および高さ寸法を有する矩形状の筒体である。清掃ユニットフレーム40の円形状立上り壁40aに対する端部のみ、他の部分よりも幅寸法が大に形成される。
特に図6に示すように、清掃ユニットフレーム40の円形状立上り壁40aには2個の連結用孔55a,57aが設けられる。これら連結用孔55a,57aにブラシボックス20端面から突出する回転軸が挿入し掛合することで、ブラシボックス20の一端部が清掃ユニットフレーム40を介して上記ブラシボックス用駆動部50に支持される。
前記連結用孔55a,57aと、ブラシボックス20端面から突出する回転軸および、ブラシボックス用駆動部50については後述する。ブラシボックス20の他端部に、取付け用孔bが穿設される半円状の取付け用突起部21が設けられる。
この取付け用突起部21に手回しねじ22を挿入し、かつこの手回しねじ22をブラシ組立て13の中心部に設けられる前記受けボス17のねじ部に螺挿することで、ブラシボックス20の他端部を支持できる。
この取付け用突起部21に手回しねじ22を挿入し、かつこの手回しねじ22をブラシ組立て13の中心部に設けられる前記受けボス17のねじ部に螺挿することで、ブラシボックス20の他端部を支持できる。
図7はブラシボックス20の一部を分解して示す斜視図であり、図8はブラシボックス20の一部を省略し、見上げた状態にして示す斜視図である。
図7に示すように、ブラシボックス20自体は上面側が開口する、略角筒体である。この幅方向の中央部にねじ棒カバー23があり、ねじ棒カバー23の両側部に沿って2本のブラシ24が、それぞれブラシボックス20の長手方向に沿って支持される。
図7に示すように、ブラシボックス20自体は上面側が開口する、略角筒体である。この幅方向の中央部にねじ棒カバー23があり、ねじ棒カバー23の両側部に沿って2本のブラシ24が、それぞれブラシボックス20の長手方向に沿って支持される。
ブラシボックス20の取付け用突起部21側の端部において、2本のブラシ24は軸受具に回転自在に支持される。ブラシボックス20の幅広側の端部にはブラシ機構部25が設けられていて、ここに2本のブラシ24端部が連結される。
図8に示すように、ブラシボックス20の一端部から他端部に亘ってねじ棒26が設けられている。このねじ棒26は、2本のブラシ24の間に設けられる前記ねじ棒カバー23によって下面側のみ開口するようにカバーされ、この端部もブラシ機構部25に連結される。
図8に示すように、ブラシボックス20の一端部から他端部に亘ってねじ棒26が設けられている。このねじ棒26は、2本のブラシ24の間に設けられる前記ねじ棒カバー23によって下面側のみ開口するようにカバーされ、この端部もブラシ機構部25に連結される。
ねじ棒26にはナット27が螺合しており、ナット27の一端部に掻き落し板28が、他端部に第1の移動板(第1の塵埃移動手段)29が取付けられる。ねじ棒26が回転駆動されると、ナット27がねじ棒26の軸方向に沿って移動し、ナット27に取付けられる掻き落し板28と第1の移動板29が同時に移動するようになっている。
第1の移動板29は、移動面の左右両側部に作動用突起tが設けられ、下端縁はブラシボックス20の底面壁に略接触し、両側縁はブラシボックス20の両側面壁に略接触状態にあり、ブラシ24とは接触しないよう逃げ用の凹部が設けられる。掻き落し板28の端部はブラシ24の毛先内に挿入し、ブラシボックス20の壁面とは離間している。
ブラシ24が回転するとともに掻き落し板28を移動することで、ブラシ24の毛先に付着する異物を掻き落すことができる。各ブラシ24の軸方向に沿って、先端がブラシ24の毛先内に挿入するクシ28Aが設けられる。クシ28Aは固定であり、ブラシ24が回転したときのみ、ブラシ24の毛先に付着する異物を除去できる。
図9はブラシボックス用駆動部50からブラシボックス20を分離して示す斜視図、図10は同状態でかつブラシボックス用駆動部50とブラシボックス20内部を示す斜視図、図11はブラシボックス用駆動部50とブラシボックス20とを組立てた状態の斜視図である。
いずれも、ブラシボックス20は一端部のみを示し他端部は省略している。ねじ棒26にナット27を介して取付けられる掻き落し板28と第1の移動板29は、ブラシボックス20の他端部に位置していて、ここでは図示していない。
ブラシボックス20のブラシ機構部25にねじ棒26の一端部が挿入され、第1の回転軸202として端面から突出する。また、ブラシ機構部25に2本のブラシ24の一端部が挿入され、ギヤ組立て203を介し第2の回転軸204として端面から突出する。第1の回転軸202と第2の回転軸204は、上下方向に所定間隔を存して並ぶ。
ブラシボックス用駆動部50は、複数の駆動モータ51を収容する動力源収容室52と、ギヤ組立て53を収容するギヤ室54とに区画される。1個の駆動モータ51はギヤ組立て53を介して第1の連結具55に連結し、残りの複数の駆動モータ51はギヤ組立て53を介して第2の連結具57に連結する。
1個の駆動モータ51とギヤ組立て53および第1の連結具55で移動板駆動部56が構成される。複数の駆動モータ51とギヤ組立て53および第2の連結具57でブラシ駆動部58が構成される。すなわち、ブラシボックス用駆動部50は、移動板駆動部56と、ブラシ駆動部58とから構成される。
第1の連結具55と第2の連結具57に設けられる連結用孔55a,57aは、上下方向に所定間隔を存して並び、清掃ユニットフレーム40の立上り壁40aに開口する。そこで、第1の回転軸202を第1の連結具55の連結用孔55aに挿入し、第2の回転軸204を第2の連結具57の連結用孔57aに挿入する。
このことにより、ブラシボックス20の一端部がブラシボックス用駆動部50に支持される。同時に、ブラシボックス20に収容されるねじ棒26が移動板駆動部56と機械的に連結され、ブラシボックス20に収容されるブラシ24がブラシ駆動部58と機械的に連結される。
ここでも、2本のブラシ24を同時に回転駆動するのに必要なトルクを確保するため、ブラシ駆動部58に複数の駆動モータ51を備えている。これに対して、ねじ棒26は1本しかないので小さなトルクですみ、移動板駆動部56は1個の駆動モータ51を備えている。
一方、ブラシボックス20におけるブラシ機構部25側の端部底面に、塵埃排出口扉205によって開閉される塵埃排出口206が設けられる。図5および図6にも、ブラシボックス20の一端部底面に、長手方向が短く、幅方向に長い矩形状の塵埃排出口206が塵埃排出口扉205により閉成された状態を示している。
図9,図11も同様に、塵埃排出口206が塵埃排出口扉205により閉成された状態を示し、図10のみ塵埃排出口扉205が回動し塵埃排出口206を開放している。塵埃排出口扉205は、ブラシ機構部25側の端縁に沿ってヒンジ部を備え、反対側の端縁を自由端として上方へ回動自在となっている。
図12は、ブラシボックス20に収容される2本のブラシ24と、フィルタ組立て13に設けられるブラシ受け板18との関係を示す図である。ここでは、フィルタ組立て13に設けられるフィルタ14を省略して示している。
フィルタ装置Fの組立て時および、通常の空調運転時は、ブラシボックス20とブラシ受け板18とが正しく対向した位置にあり、この状態を先に図2、図5および図6にも示している。換言すれば、フィルタ装置Fとして作動していない初期位置では、ブラシ受け板10がブラシボックス20に対向するよう設定されている。
フィルタ装置Fの組立て時および、通常の空調運転時は、ブラシボックス20とブラシ受け板18とが正しく対向した位置にあり、この状態を先に図2、図5および図6にも示している。換言すれば、フィルタ装置Fとして作動していない初期位置では、ブラシ受け板10がブラシボックス20に対向するよう設定されている。
このとき図12に示すように、2本のブラシ24の毛先が、ブラシ受け板18に形成される凹部に接触しない程度に突出している。そのため、フィルタ装置Fの初期位置では、ブラシ24の毛先を曲げるようなストレスがかかっておらず、初期位置の期間が長くてもブラシ24の変形はない。
後述するように、フィルタ駆動部15がフィルタ組立て13を回転駆動すると、フィルタ組立て13に設けられるブラシ受け板18が初期位置からずれて所定方向に移動する。したがって、ブラシ24はフィルタ受け板18との対向位置からずれてフィルタ14と接触する。設計上は、ブラシ24の毛先1〜2mmの部分がフィルタ14に接触する。
このようなブラシボックス20に対し、先に図2で説明したように、吸込みグリル10に取付けられるダストボックス30の一部が接触して取付けられる。なお説明すると、ダストボックス30は吸込みグリル10の一辺部に沿って取付けられるのに対して、ブラシボックス20はフィルタ組立て13の中心部から半径方向に沿って取付けられる。
したがって、ダストボックス30とブラシボックス20は一端部のみが重なり合い、互いの他端部は互いに異なる方向に延出される。ダストボックス30はブラシボックス20との接触部分の厚み寸法が、他の部分よりも薄く、この上面部に後述する塵埃入口部31が突設される。
ダストボックス30の他の部分は、組合わされた状態でブラシボックス20の上面部と略同一程度の高さ寸法に形成される。厚み寸法の厚い部分における上面部は、蓋体30aが着脱自在に取付けられている。この蓋体30aは上面部のほとんど大部分を占めていて、必要に応じて容易に取外しでき、また取付けもワンタッチで確実に行える。
図13(A)は組立てられたブラシボックス20に対して吸込みグリル10に備えたダストボックス30を分離して示す斜視図、図13(B)は同状態でブラシボックス20とダストボックス30の一部を拡大した斜視図、図13(C)はブラシボックス20にダストボックス30を組立てた状態を示す斜視図である。
なお、説明の便宜上、図13(A)でブラシボックス20の塵埃排出口扉205を回動し、塵埃排出口206を開放した状態を示している。実際には図13(B)に示すように、ブラシボックス20からダストボックス30を分離した状態で、塵埃排出口扉205は塵埃排出口206を閉成している。
前記塵埃入口部31は、ダストボックス30上面部に一体に突設されていて、この基端部はダストボックス30内部に対して開口する。そして塵埃入口部31は、上端が水平な辺部と、2つの対向する傾斜辺部とで断面略山形状をなし、ブラシボックス20底面部の塵埃排出口206に挿入可能な寸法形状をなしている。
塵埃入口部31を形成する傾斜辺部は、一方の傾斜辺部のみ開口31aされ、この傾斜開口部31aに塵埃入口扉32が開閉自在に取付けられる。塵埃入口扉32のヒンジ部は塵埃入口部31の上端内部に設けられ、ここには戻しばねが装着されて、傾斜開口部31aを閉成する方向に弾性的に回動付勢している。
さらに、塵埃入口扉32の下端縁に掛止片が一体に突設されていて、ダストボックス30内部で、塵埃入口部31の直下部に設けられる第2の移動板(第2の塵埃移動手段)33の上端部に掛止している。このことにより、塵埃入口扉32の回動にともない、掛止片を介して第2の移動板33に回動力を伝達できるようになっている・
第2の移動板33の一側部に回動軸34が設けられていて、この回動軸34には戻しばねが装着され、第2の移動板33を所定方向に回動するよう弾性的に付勢している。第2の移動板33の上端縁はダストボックス30上部壁に略接触状態にあり、下端縁はダストボックス30底面壁に略接触状態にある。
第2の移動板33の一側部に回動軸34が設けられていて、この回動軸34には戻しばねが装着され、第2の移動板33を所定方向に回動するよう弾性的に付勢している。第2の移動板33の上端縁はダストボックス30上部壁に略接触状態にあり、下端縁はダストボックス30底面壁に略接触状態にある。
第2の移動板33は、常時は、ダストボックス30の高さ寸法の薄い部分を一側部から他側部まで、ダストボックス30内を斜めに横断して保持する。回動付勢されることで、戻しばねの弾性力に抗して塵埃入口部31の直下部を越え、ダストボックス30端面および塵埃入口部31の直下部と間隙を存して並行な姿勢に変る。
第2の移動板33に対する回動付勢力が無くなれば、戻りばねの作用により、ダストボックス30の塵埃入口部31直下部を越え、再びダストボックス30内部を斜め横断する姿勢に戻されるようになっている。
フィルタ装置Fを組立てるにあたって、吸込みグリル10を降下した位置で図13(A)に示すように、上記構造のダストボックス30を吸込みグリル10の所定の部位に取付けて、吸込みグリル10を上昇駆動する。ダストボックス30とブラシボックス20とが近接した位置まで、吸込みグリル10を上昇させたら、一旦、上昇を停止する。
この状態で図13(B)に示すように、ダストボックス30の塵埃入口部31をブラシボックス20の塵埃排出口206に正しく対向させる。このときはまだ、塵埃排出口206は塵埃排出口扉205によって閉成されている。そして、再び吸込みグリル10の上昇を再開する。
図13(C)に示すように、塵埃入口部31の上端部から塵埃排出口206に挿入し、塵埃排出口扉205に接触して押上げる。ダストボックス30は塵埃入口部31のみがブラシボックス20の内部に挿入し、かつこの周辺のダストボックス30一端部のみがブラシボックス20に密着する。
このような天井埋込み形空気調和機Sにおいて、送風機3を駆動することにより、空内空気が吸込みグリル10とフィルタ組立て13を流通する。室内空気に含まれる塵埃は、フィルタ組立て13に設けられたフィルタ14に捕捉される。清浄化した室内空気はベルマウスMに案内され、送風機3の回転軸方向から吸込まれ周方向へ吹出される。
室内空気は室内熱交換器4を流通して熱交換され、冷房運転時には冷気に変り、暖房運転時には暖気に変る。この熱交換空気は、室内熱交換器4と筐体断熱材2bとの間隙に沿って導かれ、化粧パネル7に形成される複数の吹出し口8から室内へ吹出される。したがって、室内に対する空調作用が効率よく行われる。
長期間の使用に亘るとフィルタ14に捕捉した塵埃が厚く積もり、そのままでは目詰まりを起して室内空気の流通が阻害され、熱交換器4の熱交換効率に悪影響を及ぼす。そこで、適宜期間、もしくは定期的にフィルタ装置Fを作動してフィルタの塵埃を除去する。
このときは、リモコンRに設けられる、「フィルタお掃除ボタン」をオンする。もしくは、フィルタ装置Fに備えられるフィルタ制御器60のタイマ機能が作用し、自動的にフィルタ掃除スタートオンの信号を出す。
フィルタ制御器60からフィルタ駆動部15とブラシ駆動部58に駆動信号が送られる。フィルタ駆動部15においては、駆動モータ15Mが駆動を開始し、ギヤ組立て15Kの駆動ギヤ15Gを回転駆動する。
フィルタ制御器60からフィルタ駆動部15とブラシ駆動部58に駆動信号が送られる。フィルタ駆動部15においては、駆動モータ15Mが駆動を開始し、ギヤ組立て15Kの駆動ギヤ15Gを回転駆動する。
駆動ギヤ15Gに噛合するフィルタ組立て13の受けギヤ部19が順次周方向へ送られ、フィルタ組立て13が回転してブラシ受け板18がブラシボックス20のブラシ24から離間し、代ってフィルタ14がブラシ24に接触する。
同時に、ブラシボックス用駆動部50が作動を開始する。具体的には、ブラシ駆動部58のみ作動を開始して2本のブラシ24は同時に回転駆動され、移動板駆動部56は停止状態を継続する。
同時に、ブラシボックス用駆動部50が作動を開始する。具体的には、ブラシ駆動部58のみ作動を開始して2本のブラシ24は同時に回転駆動され、移動板駆動部56は停止状態を継続する。
フィルタ14の移動と、フィルタ14に摺接するブラシ24の回転駆動により、フィルタ14に付着していた塵埃はブラシ24によって掻き落されてブラシボックス20内に落下する。ブラシボックス20に取付けられるクシ28Aは、常時、ブラシ24の毛先に接触しているので、フィルタ14からブラシ24に移動した塵埃を掻き落す。
フィルタ駆動部15がフィルタ組立て13を1回転駆動し、2本のブラシ24の毛先が再びブラシ受け板18に対向する位置に戻る間は、各ブラシ24がフィルタ14から効率よく塵埃を掻き落してブラシボックス20内に落下させる。したがって、フィルタ14は目詰まりの無い、初期状態に戻る。
2本のブラシ24はフィルタ組立て13の下部に設けられていて、フィルタ14に摺接し塵埃を除去しながらフィルタ組立て13を押上げる。フィルタ組立て13にとっては、受けギヤ部19が清掃ユニットフレーム40の立上り壁40aから浮き上がる方向への力を受けることになる。
しかしながら、フィルタ組立て13の上面側にフィルタ押えPを備えたので、フィルタ組立て13の浮き上がりが規制される。フィルタ組立て13は清掃ユニットフレーム40に確実に支持され、常に円滑な回転を継続する。
しかしながら、フィルタ組立て13の上面側にフィルタ押えPを備えたので、フィルタ組立て13の浮き上がりが規制される。フィルタ組立て13は清掃ユニットフレーム40に確実に支持され、常に円滑な回転を継続する。
フィルタ組立て13が1回転し、ブラシ受け板18がブラシ24と対向する位置に戻ったら、フィルタ制御器60はフィルタ駆動部15の作用を停止させる。ブラシ駆動部58への駆動信号は継続して送り、各ブラシ24の回転駆動を継続する。
ブラシ24はブラシ受け板18の凹部位置で回転するので、毛先にストレスがかからず、変形の虞れが無い。同時に、クシ28Aは継続してブラシ24の毛先に付着している塵埃を除去する。
ブラシ24はブラシ受け板18の凹部位置で回転するので、毛先にストレスがかからず、変形の虞れが無い。同時に、クシ28Aは継続してブラシ24の毛先に付着している塵埃を除去する。
このタイミングでフィルタ制御器60は、ブラシボックス用駆動部50を構成する移動板駆動部56に駆動信号を送る。
図14は、フィルタ14から塵埃を除去してブラシボックス20内に落とした状態の、ブラシボックス20の断面図であり、先に図5等に示した状態とは左右逆にして描いている。
図14は、フィルタ14から塵埃を除去してブラシボックス20内に落とした状態の、ブラシボックス20の断面図であり、先に図5等に示した状態とは左右逆にして描いている。
ここでは、ブラシボックス20の右側部に塵埃排出口206と、この塵埃排出口206を開放する塵埃排出口扉205があり、左側部に第1の移動板29が対向位置している。そして、ブラシボックス20の底面部には、フィルタ14から除去した塵埃Gが溜まっている。
図15(A)は第1の移動板29の移動開始を説明する図、図15(B)は第1の移動板29が塵埃を塵埃排出口206へ落とす状態を説明する図であり、いずれもブラシボックス20のみを対象として図示している。
フィルタ制御器60から移動板駆動部56へ駆動信号が送られると、図15(A)に示すように、ブラシボックス20に設けられるねじ棒26が回転駆動され、このねじ棒26に螺合するナット27が移動を開始する。実際には、ナット27の進行方向側に掻き落し板28があって第1の移動板29を先導する。
フィルタ制御器60から移動板駆動部56へ駆動信号が送られると、図15(A)に示すように、ブラシボックス20に設けられるねじ棒26が回転駆動され、このねじ棒26に螺合するナット27が移動を開始する。実際には、ナット27の進行方向側に掻き落し板28があって第1の移動板29を先導する。
ブラシ駆動部58は継続して各ブラシ24を回転駆動しており、掻き落し板28はブラシ24の全周から確実に塵埃を掻き落し、ブラシ24に対する清掃運転をなす。上述したように、第1の移動板29の両側縁はブラシボックス20の両側部内面に略接触状態にあり、下端縁はブラシボックス20の底面部に略接触状態にある。
第1の移動板29はブラシ24から掻き落した塵埃と、ブラシボックス20底面上に落下し溜まった塵埃を、全て押し出しながら移動する。このようにして、掻き落し板28によるブラシ24に対する清掃運転と、第1の移動板29による塵埃を所定の部位へ押し出す作用が同時に行われる。
図15(B)に示すように、第1の移動板29がブラシボックス20の他端部に形成される塵埃排出口206に到達したところで、第1の移動板29の移動を停止するよう制御される。第1の移動板29によって押し出されてきた塵埃は、塵埃排出口扉205が開放されているので、図中破線矢印に示すように塵埃排出口206から落下する。
実際には、図16および図17に示すように作動する。
図16(A)ないし(C)はブラシボックス20とダストボックス30内における塵埃処理を順に説明する図であり、図17(A)ないし(C)は、ダストボックス30内における塵埃処理を説明する図である。図16(A)ないし(C)と図17(A)ないし(C)のそれぞれは互いに対応している。
図16(A)ないし(C)はブラシボックス20とダストボックス30内における塵埃処理を順に説明する図であり、図17(A)ないし(C)は、ダストボックス30内における塵埃処理を説明する図である。図16(A)ないし(C)と図17(A)ないし(C)のそれぞれは互いに対応している。
フィルタ装置Fとして組立てられた状態で、図16(A)に示すように、ダストボックス30の塵埃入口部31がブラシボックス20の塵埃排出口206に挿入して塵埃排出口扉205を開放する。
このとき図17(A)に示すように、ダストボックス30内の第2の移動板33は、戻しばねの弾性力により開いた状態である、ダストボックス30内を一側部から他側部に亘って斜めに横切る位置にある。
このとき図17(A)に示すように、ダストボックス30内の第2の移動板33は、戻しばねの弾性力により開いた状態である、ダストボックス30内を一側部から他側部に亘って斜めに横切る位置にある。
図16(B)に示すように、第1の移動板29が移動してきて作動用突起tが塵埃入口部31を構成する塵埃入口扉32に突き当り、戻しばねの弾性力に抗して回動せしめる。塵埃入口部31の傾斜開口部31aが開放され、第1の移動板によって押し出されてきた塵埃が傾斜開口部31aに投入される。
そして、塵埃入口扉32の回動にともない掛止片が第2の移動板33を戻しばねの弾性力に抗して回動付勢する。全ての塵埃はブラシボックス20の塵埃排出口206とダストボックス30の塵埃入口部31を介して、ブラシボックス20からダストボックス30へ落とし込まれる。
図17(B)に示すように、第2の移動板33は塵埃入口部31と所定の間隔を存して並行に、かつ長手方向に沿う位置に移動して、塵埃入口部31の直下部を開放する。塵埃は、ダストボックス30内の第2の移動板33が開放した部位に落とし込まれることになる。
図16(C)に示すように、タイミングをとってブラシ駆動部58に逆回転の駆動信号が送られ、ねじ棒26が逆回転して第1の移動板29を逆方向へ移動せしめる。塵埃入口扉32は戻しばねの弾性力により回動して傾斜開口部31aを閉成する。したがって、落とし込まれた塵埃が塵埃入口部31から、再びブラシボックス20内に戻ることはない。
図17(C)に示すように、第2の移動板33に対する回動付勢力が除去されて戻しばねの弾性力が作用し、第2の移動板33は塵埃入口部31の直下部を越えて、ダストボックス30内を斜めに横切るよう回動変位する。このとき、塵埃入口部31からダストボックス30内に落とし込まれた塵埃をダストボックス30端部側へ移動せしめる。
以上で、フィルタ組立て13を1回転してフィルタ14に付着する塵埃を除去し、ブラシボックス20からダストボックス30へ移動して貯留するフィルタ自動清掃動作が終了する。フィルタ自動清掃により、フィルタ14に室内空気が円滑に流通し、かつ室内空気に含まれる塵埃が確実に捕捉される。
所定期間毎に、もしくは適宜な設定で、再び上述のフィルタ自動清掃動作をなすとよい。ブラシ24によりフィルタ14から除去され、第1の移動板29によりダストボックス30内に落とし込まれた塵埃は、第2の移動板33により順次、ダストボックス30の隅部へ押し込まれ、ついには圧縮される。
充分な量の塵埃がダストボックス30内に貯留した状態にあれば、リモコンを操作して、グリル昇降機構11を駆動し吸込みグリル10を降下させる。吸込みグリル10に取付けられるダストボックス30は清掃ユニットフレーム40に取付けられるブラシボックス20から離反する。
このとき、ダストボックス30の塵埃入口部31がブラシボックス20の塵埃排出口206から抜け出ると同時に、塵埃排出口扉205が回動して塵埃排出口206を閉成する。したがって、たとえブラシボックス20に塵埃が残留していても、塵埃排出口206からこぼれ落ちることは無い。
ダストボックス塵埃入口部31は、傾斜開口部31aが塵埃入口扉32で閉塞されたままであるので、塵埃が抜けることも無い。吸込みグリル10が充分な位置まで降下したら停止させ、ダストボックス30を吸込みグリル10から取外す。蓋体31aを開放し、ダストボックス30内部に圧縮状態となって貯留されている塵埃を廃棄すればよい。
再び、蓋体31aで閉成したダストボックス30を吸込みグリル10に組み込み、リモコンRを操作してグリル昇降機構11を駆動させ、吸込みグリル10を上昇する。ダストボックス塵埃入口部31がブラシボックス塵埃排出口206に挿入して、初期の状態に戻れば、これ以降は先に説明したように作用することとなる。
本発明の天井埋込み形空気調和機Sに備えられるフィルタ装置Fは、以下に述べる特徴を有する。
フィルタ押えPを、フィルタ組立てFの上面に取付けた。フィルタ14の下面側からブラシ24が接触し、フィルタ組立て13は浮き上がろうとするが、フィルタ押えPが確実に押えて、フィルタ組立て13の円滑な回転動作を保証する。
フィルタ押えPを、フィルタ組立てFの上面に取付けた。フィルタ14の下面側からブラシ24が接触し、フィルタ組立て13は浮き上がろうとするが、フィルタ押えPが確実に押えて、フィルタ組立て13の円滑な回転動作を保証する。
初期状態において、2本のブラシ24をブラシ受け板18の凹部に沿わせるようにした。ブラシ24の毛先にストレスがかからず、長寿命化を保持できる。フィルタ14から塵埃を除去するのに、ブラシ24の毛先が少なくとも2〜3mmはフィルタ14に接触しなければならない。
たとえば、ブラシ受け板18がなく、初期状態においてもブラシ24の毛先がフィルタ14に接触した状態であると、ブラシ24の毛先にストレスがかかり、早期に抜けたり変形して使用に耐えられなくなる虞れがある。
ブラシボックス20に2本のブラシ24を備え、同時に回転駆動してフィルタ14に付着する塵埃を除去するようにした。1本のブラシで行うよりも除去効果が高く得られる。また、フィルタ組立て13を2回転すると、ブラシ24からフィルタ14に塵埃が付着する虞れがあるが、本装置では1回転だけでフィルタ14から塵埃を完全除去する。
フィルタ組立て13の回転を停止したうえで、掻き落し板28がブラシ24の清掃作業を行うようにした。このときブラシ24はブラシ受け板18と対向し、フィルタ14には接触していないので、ブラシ24からフィルタ14への塵埃の再付着を防止できる。
掻き落し板28が先導してブラシ24から塵埃を掻き落した後、第1の移動板29が移動してきてブラシボックス20に溜まった塵埃を押し出すようにした。したがって、ブラシボックス20内の全ての塵埃を確実にダストボックス30へ移動することができる。
円盤状のフィルタ組立て13は、枠体16の周面に沿って受けギヤ部19を備え、フィルタ駆動部15の駆動ギヤ15Gと噛合するようにした。受けギヤ部19には径方向にギヤ噛合による受け応力が発生し、上方からの受け応力が発生しないですむ。したがって、フィルタ組立て13の回転精度が損なわれずにすむ。
これに対して、たとえば枠体の上面に受けギヤ部を形成し、枠体の上方部位に駆動源を備えて、駆動ギヤを上部に、受けギヤ部2を下部として噛合する構成が考えられる。この場合は、駆動ギヤが枠体を上方から押し付けることとなり、枠体16の円滑な回転が阻害されてしまう。
ブラシボックス20の下部にダストボックス30一部を密着状態で配置した。ブラシボックス20に備えたブラシ24でフィルタ14から除去した塵埃を、ダストボックス30との密着部分から落とし込むことができる。したがって、ブラシボックス20とダストボックス30から外部へ漏れることなく、塵埃を確実に移動できる。
ブラシボックス20の塵埃排出口206に、ダストボックス30の塵埃入口部31を挿入し、この塵埃入口部31には第1の移動板29により開閉する塵埃入口扉205を備えた。したがって、一旦、ダストボックス30に落下した塵埃が再び塵埃排出口206を介してブラシボックス20に逆戻りすることがない。
ダストボックス30の塵埃入口部31に塵埃入口扉32を備え、この塵埃入口扉32の開閉にリンクして第2の移動板33を作動させるようにした。第2の移動板33を回動変位させる駆動源として、特に駆動モータ等を備えることなく自然的に作動するので、簡単な構造でダストボックス30内に効率よく塵埃を貯留できる。
ブラシボックス20に対してダストボックス30を着脱自在とし、このダストボックス30の着脱にともない、ブラシボックス20の塵埃排出口206を開閉する塵埃排出口扉205を備えた。ダストボックス30を取外したときに、塵埃排出口206付近に残った塵埃が室内に落下するのを確実に防止して、清潔度を保持できる。
ダストボックス30から貯留した塵埃を廃棄すること以外の作業が自動的に行われて、メンテナンスの容易化が図れる。塵埃の廃棄時においても通常姿勢のまま行えて無駄がなく、かつ手が汚れずにすみ清潔度を保持できる。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
4…熱交換器、5…ドレンパン、3…送風機、1…天井板、1a…取付け用開口部、2…筐体、12…吸込み口、8…吹出し口、7…化粧パネル、S…天井埋め込み形空気調和機、14…フィルタ、13…フィルタ組立て、15…フィルタ駆動部(フィルタ駆動手段)、24…ブラシ、58…ブラシ駆動部(ブラシ駆動手段)、20…ブラシボックス(塵埃受け部)、206…塵埃排出口、29…第1の移動板(第1の塵埃移動手段)、30…ダストボックス(塵埃貯留部)、31…塵埃入口部、32…塵埃入口扉、33…第2の移動板(第2の塵埃移動手段)、205…塵埃排出口扉、18…ブラシ受け板(遮蔽部)。
Claims (6)
- 下面が開口し、内部に熱交換器、ドレンパンおよび送風機を収容し、天井板に設けられる取付け用開口部から天井裏に挿入配置される筐体と、
この筐体の下面開口部を閉成するよう取付けられ、中央部に吸込み口を備え、この吸込み口の周辺部に吹出し口を備えた、天井板から室内に露出する化粧パネルと、
を具備する天井埋込み形空気調和機であって、
前記吸込み口と前記送風機との間に配置され、全面に亘ってフィルタが張られた円盤状のフィルタ組立てと、
前記円盤状のフィルタ組立てを、円周方向に回転駆動するフィルタ駆動手段と、
前記円盤状のフィルタ組立ての半径方向に沿うとともに、その毛先が前記フィルタに接触するよう配置されるブラシと、
前記フィルタ駆動手段が作動してフィルタ組立てを回転するのにともない前記ブラシを回転駆動し、ブラシの毛先で前記フィルタに付着している塵埃を掻き取らせるブラシ駆動手段と、
前記ブラシを収容し、ブラシが掻き落した塵埃を受ける塵埃受け部と、
前記塵埃受け部に設けられる塵埃排出口および、塵埃受け部に受けた塵埃を前記塵埃排出口へ集中移動させる第1の塵埃移動手段と、
前記塵埃受け部の下方に配置され、前記塵埃排出口に集中移動させられて、ここから排出される塵埃を受けて貯留する塵埃貯留部と、
を具備することを特徴とする天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置。 - 前記塵埃貯留部は、前記塵埃受け部の塵埃排出口に挿入し、かつ掛合する塵埃入口部を備え、
この塵埃入口部は、前記塵埃受け部に備えた前記第1の塵埃移動手段の移動位置に応じて開閉する塵埃入口扉を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置。 - 前記塵埃貯留部は、前記塵埃入口扉の開閉にリンクして、前記塵埃入口部から塵埃貯留部内に導かれた塵埃を所定の方向へ移動させ、かつ圧縮状態にして貯留させる第2の塵埃移動手段を備えた
ことを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載の天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置。 - 前記塵埃貯留部は、前記塵埃受け部に対して着脱自在に取付けられ、
前記塵埃受け部は、塵埃貯留部の着脱にともない前記塵埃排出口を開閉する塵埃排出口扉を備えた
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置。 - 前記フィルタ組立ては、前記塵埃受け部と略同じ大きさの遮蔽部を有し、
前記フィルタに付着する塵埃をブラシにより除去したあと、前記塵埃受け部と遮蔽部とが重なり合ったところで前記ブラシに付着している塵埃を除去するブラシ清掃運転を行うようにした
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置。 - 前記塵埃受け部において、前記ブラシ清掃運転のあとに前記第1の塵埃移動手段を移動させ、塵埃受け部にある塵埃を塵埃貯留部に排出するようにした
ことを特徴とする請求項5記載の天井埋込み形空気調和機のフィルタ装置。
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