JP2008039324A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】室内機本体1内に吸込口4,5と吹出口6を連通する送風路24が形成され、送風路中にエアフィルタ11、熱交換器8、熱交換器の通風二次側に送風機20の横流ファン21が順に配置され、室内機本体内にファン清掃装置Bおよび排気装置Dが配置され、ファン清掃装置は、先端にブラシ42を備えた板状清掃部材40と駆動部60とから構成され、板状清掃部材は非使用時には送風路の外部に収納され使用時には送風路内に突出しブラシが横流ファンに接触するよう移動する。
【選択図】 図1
Description
濾過された埃はエアフィルタに残り、長期の使用に亘ればエアフィルタの表面に埃が堆積する。そのまま放置すれば、熱交換器に流通する風量が減少し、熱交換器の熱交換効率が低下してしまう。そこで、ユーザーは適宜間隔でエアフィルタを取外し、付着堆積している埃を除去する必要がある。
そこで、近年、エアフィルタに付着した埃を自動的に除去するエアフィルタ自動清掃装置を備えた空気調和機が提供されるようになった。たとえば、[特許文献1]には、フィルタ上のごみを除去するごみ除去手段と、除去されたごみを収納するごみ収納部とからなるフィルタ清掃装置を設けてなる。
ところで、送風機を構成する上記横流ファンには、エアフィルタを通過した空気中に含まれる微細な埃やカビの胞子が付着し易い。したがって長期間の使用により、横流ファンの表面に埃やカビが付着・堆積し、そのため空調能力が低下して消費電力の増大に繋がる虞れがある。
また、カビ発生の原因となる本体内の湿気を取除く乾燥運転と、カビの胞子を死滅させるため内部にオゾンを充満させる殺菌運転および、汚れた空気や湿気を外部に排出する排気運転などを実行する機内クリーン運転を、空気調和運転の終了後に行うようにした空気調和機が、[特許文献3]に開示されている。
しかしながら、上記[特許文献3]の技術を採用して空調運転の終了後に機内クリーン運転を行い、[特許文献1]の技術を採用してエアフィルタの自動清掃をなすことにより、長期間に亘り本体内を清潔な状態に保持し、所定以上の空調能力を維持させることは可能である。
機内クリーン運転を行わないまま長期間に亘って空調運転を継続すると、本体内の殺菌が不十分となるばかりでなく、特に、横流ファンに対する殺菌が不十分となる。そのため、使用条件によっては、ファン表面にカビが発生し、微細な埃が付着し、かつ厚く堆積して、空調能力の低下を招く場合もある。
図1は空気調和機の室内機に係る概略の縦断面図、図2は前面パネル2を外した状態での室内機本体1の正面図である。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。以下同じ)
室内機本体1は、前側筐体を構成する前面パネル2と、後板筐体3とから構成され、上下方向に対し幅方向に横長状をなす。室内機本体1の前面側一部に前部吸込口4が開口され、この前部吸込口4に対向する前面パネル2には開閉駆動機構に支持される可動パネル2Aが嵌め込まれている。
上記室内機本体1の前面下部に吹出口6が開口され、この吹出口6には2枚の吹出しルーバー7a,7bが並行して設けられる。各吹出しルーバー7a,7bは、空調運転の種類に応じて回動姿勢をとり熱交換空気の吹出し方向が設定される。空調運転停止時および機内クリーン運転中には上記吹出口6を閉成するようになっている。
前面パネル2と熱交換器8との間に枠体組立て10が設けられる。前部吸込口4および上部吸込口5と、前側熱交換器部8Aおよび後側熱交換器部8Bとの間に、エアフィルタ11を構成する前部エアフィルタ11Aと上部エアフィルタ11Bが介在し、それぞれが枠体組立て10に対して移動自在に支持される。
さらにエアフィルタ清掃装置Aは、ダストボックス12内に、前部エアフィルタ11Aと上部エアフィルタ11Bの移動中に各エアフィルタに付着し堆積する埃を除去するロールブラシ13と、除去した埃を収集する埃受け通路14および、除去した埃がエアフィルタ清掃装置Aから周辺に飛散しないようダストボックス12を略密閉状態とするシール機構15を備えている。
各電気集塵機18は、流通する空気中の埃に電荷を与える荷電側電極と、電荷を与えられた埃を捕捉する集塵側電極を備えている。各電極表面には、脱臭剤が塗布され、電気集塵機として集塵機能と脱臭機能を併せ有する。そして、電気集塵機18は室内空気が導かれない状態では、オゾンを発生する機能を備えたオゾン発生装置でもある。
この室内送風機20を駆動することで、室内空気が前、上部吸込口4,5から室内機本体1内に吸込まれ、前、上部エアフィルタ11A,11Bから空気清浄ユニット17と熱交換器8を流通し、さらに室内送風機20を介して吹出口6から吹出される送風路24が形成されるようになっている。
前後ドレンパン22a,22bの一部側壁外面は室内送風機20に近接して設けられ、これらで横流ファン21に対するノーズを構成している。ノーズとなる前後ドレンパン22a,22bの側壁部分から吹出口6の各辺部との間に亘ってケーシング23が設けられ、このケーシング23で囲まれる空間が、ノーズと吹出口6とを連通する上記送風路24の一部を構成する。
上記横流ファン21は、軸方向の両側部に設けられる円板状の端板25と、これら両側端板25の間に所定間隔を存して並置される複数枚の円板状の中間仕切り板26と、これら両側端板25と中間仕切り板26の周端部に沿って設けられる溝部を貫通し、たとえば接着等の手段をもって取付け固定される複数枚のブレード27からなる。
図中右側の端板25の軸芯部には孔部25aが設けられていて、ここに上記ファンモータの回転軸が挿入され、かつ固定される。図中左側の端板25の軸芯部には支軸25bが外方へ突設されていて、この支軸25bは横流ファン21側部に設けられる軸受部に支持される。
上記横流ファン21は回転駆動されることによって周方向から空気を吸込み、周方向へ吹出すことができる。その一方で、一方の端板25に設けられる円弧状長孔bと、中間仕切り板26に設けられる開口部dおよび他方の端板25に設けられる孔部cとが互いに連通状態となっている。すなわち、横流ファン21を構成するブレード27の内側に、上記孔部b等からなる埃回収用開口部28が開口されている。
ケーシング23の外周側一部に、周方向に所定長さで、軸方向に横流ファン21の全長と対向し収納用凹部30が設けられる。上記ファン清掃装置Bおよび気流変更装置Cともに、所定の板厚で、収納用凹部30に収容される幅寸法と長さ寸法の平板状部材を備えている。すなわち、ファン清掃装置Bは板状清掃部材40を備え、気流変更装置Cは気流変更板50を備えている。
ブラシ42には、防カビ剤、抗菌剤、潤滑剤、帯電防止剤のいずれか1つ、もしくは複数が含有され、もしくは表面に塗布される柔軟材である。さらにそのうえ、ブラシ42の表面は金属の薄い膜を形成する金属蒸着処理が施されていて、ブラシ42表面の耐摩耗性が高められている。
図4は、板状清掃部材40と気流変更板50とを駆動する駆動部60の外観斜視図である。
板状清掃部材40の回動支点41と気流変更板50の回動支点51は、それぞれが送風路24一部を形成するケーシング23から外部に突出し、ギヤカバー61内のギヤに嵌着される。これらギヤ間には図示しないアイドルギヤ、カムおよびリンク機構等が介設されていて、ギヤカバー61の外面に取付けられる駆動モータ62の回転軸に連結される。
図5は、板状清掃部材40と気流変更板50がともに収納用凹部30に収納された状態を示す要部の断面図である。
板状清掃部材40と気流変更板50の非使用時は、ともに収納用凹部30に収納される。このとき、板状清掃部材40が下側に収納され、板状清掃部材40の上側に気流変更板50が重ね合わされた状態で収納される。なお説明すると、板状清掃部材40は収納用凹部30の底面上に直接置かれ、気流変更板50は板状清掃部材40を全面的に覆い、かつ気流変更板50の上面はケーシング23面と略同一の高さになる。
すなわち、図5の状態から気流変更板50が回動支点51を支点として起き上がり、ほとんど直立状態になったタイミングをとって板状清掃部材40が回動支点41を支点として回動する。このとき、気流変更板50がほとんど直立しているので、それまで下側にあった板状清掃部材40の回動には何らの支障も無く円滑に行われる。
図7は、板状清掃部材40が設定された部位に到達し、横流ファン21に対する掃除作用をなす状態を示していて、先に説明した図1の部分拡大図でもある。
図6の状態から板状清掃部材40は継続して回動し、図7に示すようにほとんど直立した状態で起立する。つぎのタイミングで気流変更板50は起立状態から板状清掃部材40方向へ倒れ込み、先端が板状清掃部材40の側部に当接した位置で停止する。上記横流ファン21は時計回り方向に回転駆動させられるので、気流変更板50は横流ファン21の反回転方向から板状清掃部材40に当接することとなる。
すなわち、ケーシング23は、横流ファン21に近接するにしたがって、横流ファン21外周とケーシング23面との間隙が小さくなり、逆に送風路24の下流側になるにしたがって空間部が大となる。
したがって、板状清掃部材40の回動空間が充分に取れるとともに、板状清掃部材40の高さを短く設定できる。これにより、板状清掃部材40をコンパクトに形成させることで収納用凹部30のスペースを小さくすることができるとともに、高さを短くすることで、ブラシ42のブレード27への接触の際にかかる支持部への応力を小さくでき、板状清掃部材40の変形も押えることができる。
板状清掃部材40は、上記駆動部60により使用時に移動し、上記送風路24内に突出してブラシ42が横流ファン21に斜めに接触するよう起立させられる。板状清掃部材40のブラシ42が横流ファン21のブレード27に接するファン円周接線に対する角度をJとし、横流ファン21の板状ブラシ42が当接するブレード27先端のファン円周接線に対するブレード先端の傾斜角から外側へ延びる線がなす角度をG(<90°)とすると、
G ≦ J ≦ G+90°
に設定される。
そして、上記板状清掃部材40のブラシ42の厚み寸法W1は、横流ファン21を構成するブレード27相互の間隔寸法W2よりも小さく(W1<W2)に形成される。
再び図2に示すように、熱交換器8の一側部(図の右側部)には電気部品箱70が並置される。この電気部品箱70内には、リモコンから送られる信号や各種のセンサ類から送られる信号にもとづいて、室内送風機20、エアフィルタ清掃装置Aの駆動部、ファン清掃装置Bと気流変更装置Cの駆動部60、後述する排気装置Dの駆動部、他の電動部品を制御する半導体部品および電気部品の集合体である制御部Sが収容されている。
図9は排気装置Dに対するエアフィルタ清掃装置Aとファン清掃装置Bの作用説明図、図10は排気装置Dとエアフィルタ清掃装置A一部の斜視図である。
上記排気装置Dは、上記エアフィルタ清掃装置Aおよび上記ファン清掃装置Bが除去した埃を室外へ排出する機能を備えている。なお説明すると、図9に示すように、上記エアフィルタ清掃装置Aと排気装置Dの間には、除去した埃を案内するエアフィルタ用案内路32が介設され、上記ファン清掃装置Bと排気装置Dとの間には、除去した埃を案内するファン用案内路33が形成される。
上記エアフィルタ用案内路32は、上記排気装置Dを構成するファンケーシング36の周面一部に接続される。上記ファン用案内路33は、上記排気装置Dに形成される導入口37と対向していて、この導入口37は上記横流ファン21の軸受部と対向する位置にあり、かつ上記換気ダンパ35によって開閉させられるようになっている。
排気装置Dは、ファンケーシング36内に、モータに連結される多翼型ファンからなる換気ファン38を備えている。換気ファン38と横流ファン21の軸芯は同一の軸L上にあり、これらの間に上記導入口37が形成され、かつ換気ダンパ35が介設されることとなる。
しかも、ファン清掃装置Bと排気装置Dは互いに連動するよう制御される。たとえば、ファン清掃装置Bの作動開始にタイミングを合わせて排気装置Dを作動開始してもよく、ファン清掃装置Bが作動を開始し所定時間が経過したあとで排気装置Dを作動させてもよく、あるいは排気装置Dの作動を開始し所定時間が経過したあとでファン清掃装置Bを作動させてもよい。
図10に示すように、上記エアフィルタ清掃装置Aの一側部には排出ボックス12aが設けられていて、この排出ボックス12aと上記排気装置Dとは接続ホース71で連通されている。上記接続ホース71は全体的に緩やかな曲線をなすよう曲成されていて、内部を導通する埃が途中で詰まらないように配慮されている。
上記排気装置Dには、上記接続ホース71が接続される口体を備えたダンパケース72が設けられ、このダンパケース72内に上記風力ダンパ34が設けられる。すなわち、接続ホース71とダンパケース72とで上記エアフィルタ用案内路32が構成されることになる。
このようにして構成される空気調和機の室内機であって、リモコンの運転スイッチをオンに切換えると、可動パネル2Aが前部吸込口4を開放し、冷房運転と暖房運転の指定に応じて吹出口6に備えられる吹出しルーバー7a,7bの風向姿勢が設定される。同時に、室内送風機20が送風作用をなす一方で、室外機の圧縮機が駆動され冷凍サイクル運転が開始される。
熱交換したあとの空気は、二次側である横流ファン21を介して吹出し側の送風路24を形成するケーシング23に沿って導かれ、吹出口6から吹出しルーバー7a,7bに案内されて室内へ吹出され、効率のよい空調運転を継続する。このとき、ファン清掃装置Bを構成する板状清掃部材40と気流変更装置Cを構成する気流変更板50は収納用凹部30に収納されている。
空調運転を長期間継続すると、必然的に前部エアフィルタ11Aと、上部エアフィルタ11Bに室内空気から捕捉した埃が堆積するとともに、前、上部エアフィルタ11A,11Bおよび空気清浄ユニット17においても捕捉されなかった埃が熱交換器8を通過し、室内送風機20を構成する横流ファン21に付着する。
上記制御部Sは、可動パネル2Aの駆動部へ信号を送って前部吸込口4を閉成するとともに、吹出しルーバー7a,7bの駆動部へ信号を送って吹出口6を閉成する。予め室内機本体1を略密閉構造化することにより、収集した埃が漏れるのを可能な限り防止する。
前部エアフィルタ11Aが上部エアフィルタ11Bの上面側に移動したら、今度は元の前部吸込口4方向へ移動させ、ロールブラシ13は前部エアフィルタ11Aに残っている埃を除去する。前部エアフィルタ11Aが元の位置に戻ったあと、上部エアフィルタ11Bを前部エアフィルタ11A側へ移動させ、付着している埃が除去される。
そのあと、エアフィルタ清掃装置Aとしての作用が停止される。前部エアフィルタ11Aと上部エアフィルタ11Bともに2度ずつ埃の除去作業がなされ、清掃効果が完璧となる。ダストボックス12の埃受け通路14には除去した埃が収集されているので、制御部Sは排気装置Dへ作動信号を送り、収集された埃を屋外へ排出する。
エアフィルタ用案内路32からダストボックス12内の埃受け通路14に負圧がかかり、収集されていた埃がエアフィルタ用案内路32からファンケーシング36内に導かれ、排気ダクト39から屋外へ排出される。このように換気ダンパ35がファン用案内路33を閉成すると、風力ダンパ34はエアフィルタ用案内路32を開放する。
図5に示す状態から図6に示す状態にしてから、さらに板状清掃部材40を起立させ、気流変更板50は収納用凹部30への収納方向に回動させる。結局、図1および図7に示すように板状清掃部材40を起立させて先端のブラシ42を横流ファン21のブレード27に接触させる。気流変更板50は先端が板状清掃部材40の側部に接触するよう斜め姿勢となる。
横流ファン21は時計回り方向に回転駆動させられ、気流変更板50は板状清掃部材40を支持する。ブラシ42がブレード27に付着する埃を除去する一方で、板状清掃部材40は横流ファン21の回転方向に付勢力を受けて倒れ込もうとするが、気流変更板50が反回転方向側から支持するので倒れ込みがなく、埃除去を支障なく継続できる。
上記横流ファン21の低速回転により、常時開放している上部吸込口5から室内空気が室内機本体1内に吸込まれ、熱交換器8の前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bを流通する。熱交換器8から流出した二次側空気は換気ファン38の作動により、導入口37からファンケーシング36内に吸込まれる。
このとき、吹出しルーバー7a,7bが吹出口6を閉成したうえで横流ファン21を低速回転させ、しかも気流変更板50が板状清掃部材40とともにケーシング23によって形成される送風路24中に突出している。
循環流Rは、熱交換器8の二次側空気として、ついには排気装置Dの導入口37から吸込まれて屋外へ排気される。このようにして、横流ファン21から掻き落された埃を含む気流が、横流ファン21周辺へ飛散し、もしくは各構成部品に付着することなく、室内機本体1内部の清潔度を保持する。
ファン清掃装置Bの作動時は、ファンケーシング36からダンパケース72へ送風圧がかかるので、ダンパケース72に設けられる風力ダンパ34が接続ホース71側への気流の流れを防止する。したがって、接続ホース71からダストボックス12への気流の逆流がなく、換気ダンパ35がファン用案内路33を開放すると、風力ダンパ34はエアフィルタ用案内路32を閉成することとなる。
特に、ファン清掃装置Bが作動する際、直前に行われる空調運転が冷房運転もしくは除湿運転であると、室内機本体1内の湿度が上昇して横流ファン21に付着する埃が水分を吸収し、除去し難い状態となっている。
なお、エアフィルタ清掃装置Aとファン清掃装置Bが順に作用するように説明したがこれに限定されるものではなく、それぞれが別個に作用するようにしてもよい。すなわち、ファン清掃装置Bの作動時間は極く短く(約1分程度)てすむので、冷房運転や暖房運転等の空調運転の開始時、もしくは停止時の都度、ファン清掃装置Bを作動させ横流ファン21を清掃するようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
Claims (7)
- 室内機本体の空気吸込口と吹出口を連通する送風路に、エアフィルタ、熱交換器および、この熱交換器の通風二次側に送風機を構成する横流ファンが順に配置された空気調和機の室内機において、
上記室内機本体内に、上記横流ファンに付着した埃を除去するファン清掃装置および、このファン清掃装置で除去した埃を含む熱交換器の二次側空気を屋外へ排出する排気装置が配置され、
上記ファン清掃装置は、先端に清掃部を備えた板状清掃部材と、この板状清掃部材を可動させる駆動部とから構成され、
上記板状清掃部材は、上記駆動部により、非使用時には上記送風路の外部に収納され、使用時には送風路内に突出させて上記清掃部が上記横流ファンに接触するよう移動する構成を備えた
ことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 上記板状清掃部材は、先端の清掃部とは反対側の部位に回動支点が設けられて回動自在であり、
上記板状清掃部材の回動支点が上記送風路の上流側に位置し、上記清掃部が送風路下流側に位置するよう設置されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。 - 室内機本体の空気吸込口と吹出口を連通する送風路に、エアフィルタ、熱交換器および、この熱交換器の通風二次側に送風機を構成する横流ファンが順に配置された空気調和機の室内機において、
上記室内機本体内に、上記横流ファンに付着した埃を除去するファン清掃装置および、このファン清掃装置で除去した埃を含む熱交換器の二次側空気を屋外へ排出する排気装置が配置され、
上記ファン清掃装置は、先端に清掃部を備えた板状清掃部材と、この板状清掃部材を可動させる駆動部とから構成され、
上記板状清掃部材は、上記駆動部により、使用時に起立させられて上記送風路内に突出させて上記清掃部が上記横流ファンに接触するよう移動し、
上記清掃部材の清掃部が横流ファンに接するファン円周接線に対する角度Jとし、
横流ファンの板状ブラシが当接するブレード先端のファン円周接線に対するブレード先端の傾斜角から外側へ延びる線がなす角度をG(<90°)とすると、
G ≦ J ≦ G+90°
の範囲に設定される
ことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 室内機本体の空気吸込口と吹出口を連通する送風路に、エアフィルタ、熱交換器および、この熱交換器の通風二次側に送風機を構成する横流ファンが順に配置された空気調和機の室内機において、
上記室内機本体内に、上記横流ファンに付着した埃を除去するファン清掃装置および、このファン清掃装置で除去した埃を含む熱交換器の二次側空気を筐体外へ排出する排気装置が配置され、
上記ファン清掃装置は、先端に清掃部を備えた板状清掃部材と、この板状清掃部材を可動させる駆動部とから構成され、
上記板状清掃部材は、清掃部の厚み寸法W1が、横流ファンを構成するブレード相互の間隔寸法W2よりも小さく形成される
ことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 上記板状清掃部材は、清掃部がブラシであり、このブラシの表面に金属蒸着処理が施されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
- 上記ファン清掃装置の使用時に、上記横流ファンを、冷房運転時における弱運転時の回転数以下で回転するよう制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
- 上記制御部は、冷房運転や暖房運転等の空調運転の開始時、もしくは終了時に、上記ファン清掃装置を作動するよう制御することを特徴とする請求項6記載の空気調和機の室内機。
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