JP5276166B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に係わり、特にフィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃装置を備えた天井埋込形空気調和機に好適なものである。
清掃装置を備えた天井埋込形空気調和機としては、特開2007−271174号公報(特許文献1)に示されたものがある。
この空気調和機は、天井から懸架された筐体本体、吹出口を形成した化粧パネル及び同化粧パネルに装着され且つ吸込口を備えた吸込グリルからなる筐体と、前記吸込口の裏面に設けられたフィルタと、前記化粧パネルと前記筐体本体との間に設けられたフィルタ清掃手段と、前記吸込グリルと前記吹出口とを結ぶ空気流路に設けられたファン及び熱交換器と、を備えている。
前記フィルタ清掃手段は、前記フィルタに付着した塵埃を除去する清掃ブラシ、前記清掃ブラシの回動を規制するロック部材及び除去された塵埃を回収する回収ブラシを内蔵し、前記清掃ブラシにより除去された塵埃を回収するフィルタ清掃ユニットと、前記フィルタ清掃ユニットを前記フィルタ上で移動させる駆動手段と、を備えている。
また、清掃装置を備えた壁掛け形空気調和機としては、特開2008−116140号公報(特許文献2)に示されたものがある。
この空気調和機では、垂直な前面フィルタに捕集された塵埃を除去する前面清掃装置を前面熱交換器部の前面に設置している。前記前面清掃装置は、前記前面フィルタの掃除を行う掃除用刷毛と、摺接により掃除用刷毛に付着した塵埃を除去する傾斜植毛を施した除去ブラシと、掃除用刷毛を除去ブラシに摺接可能にする移動手段と、集塵開口を有し、除去した塵埃を貯留する集塵容器と、除去ブラシで除去した塵埃を集塵開口に移送する手段と、排出部が集塵開口に対向し、移送された塵埃の戻りを防止する傾斜植毛を施した塵埃戻り防止ブラシと、除去ブラシを塵埃戻り防止ブラシに摺接させる機構と、を備えている。
特開2007−271174号公報 特開2008−116140号公報
特許文献1の空気調和機では、次のような問題があった。
化粧パネルと筐体本体との間にフィルタ清掃ユニットが追加されているため、筐体の高さ方向の寸法が大きくなってしまう、という問題があった。特に、室内天井面から天井内上面の荒床面までの寸法が短い住宅では、フィルタ清掃機能を備えた天井埋込形空気調和機を設置できない場合が出てしまう、という問題があった。
また、吸込口の裏面にフィルタが設けられているので、フィルタの通風面積が吸込口の大きさに制約されて十分に大きくすることができず、騒音が高く、集塵性能が低くなってしまう、という問題があった。
また、フィルタとフィルタ清掃手段とが独立して筐体に装着されているので、フィルタとフィルタ清掃ユニットとの位置関係を精度よく設定することが難しい、という問題があった。
また、清掃ブラシで清掃された塵埃が清掃ブラシから回収ブラシへ渡されるのみであり、塵埃をフィルタ清掃ユニットのカバー内に確実に排出することが難しい、という問題があった。
一方、特許文献2の空気調和機では、次のような問題があった。
前面フィルタが垂直に設置されているので、前面フィルタの通風面積を十分に大きくとれず、騒音が高く、集塵性能が低くなってしまう、という問題があった。
本発明の目的は、筐体の高さ寸法を大きくすることなく、騒音低減、集塵性能の向上を図ることができる空気調和機を提供することにある。
本発明の第1の態様では、空気吸込口及び空気吹出口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、前記筐体内で前記ファンの空気吸込側に配置された熱交換器と、前記筐体内で前記熱交換器の空気吸込側に配置されたフィルタと、前記筐体内に配置され、前記フィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃装置と、を備えた空気調和機において、前記熱交換器の下部が前側にその上部が後側に位置するように傾斜して当該熱交換器を前記ファンの背面側に設置し、前記熱交換器の傾斜面に沿うように傾斜して前記フィルタを前記熱交換器の背面後方に設置し、前記フィルタの吸込み側に捕集された塵埃を前記フィルタの背面側で清掃するように前記清掃装置を設置したことにある。
係る本発明の第1の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記ファンは左右方向に長い貫流ファンで構成され、前記筐体は天井面内に埋め込まれる筐体本体と前記筐体本体の下面開口を覆って天井面より下方に露出する化粧パネルとを有し、前記空気吸込口は前記化粧パネルの後側部分に左右に長く形成して設けられ、前記空気吹出口は前記化粧パネルの前側部分に左右に長く形成して設けられ、前記フィルタは前記空気吸込口の上方で且つ前記熱交換器の後方の空間内に収納されると共に、前記清掃装置に装着して当該清掃装置とユニット化され、前記清掃装置は、前記フィルタに沿って移動して当該フィルタの清掃を行う清掃部とこの清掃部を駆動する駆動部とこれらの清掃部及び駆動部を支持する支持体とをユニット化して備えると共に、前記フィルタをユニット化した状態で前記筐体に取り付けられていること。
(2)前記(1)において、前記清掃部は、回転ブラシと、静止ブラシと、前記回転ブラシ及び前記静止ブラシを保持するブラシ保持ケースと、前記フィルタから清掃された塵埃を溜めるダストボックスとをユニット化して構成され、前記回転ブラシは、前記フィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃ブラシと、前記回収ブラシに回収された塵埃を前記ダストボックスへ排出する排出ブラシとを備え、前記静止ブラシは前記清掃ブラシで清掃された塵埃を回収する回収ブラシを備えたこと。
(3)前記(2)において、前記ダストボックスの側面形状は前記熱交換器の後方の空間の側面から見た略三角形状とほぼ一致する略三角形状になっていること。
(4)前記(3)において、前記ブラシ保持ケースは、その反往路進行方向側の側面に、清掃時に前記清掃ブラシを通過して前記フィルタから落下した塵埃を受けて前記ダストボックス内に案内する滑り台を設けていること。
(5)前記(3)において、前記ダストボックスは、その下面に設けられ且つ電気掃除機のノズルを挿入可能な開口と、この開口を塞ぐカバーとを備えていること。
(6)前記(2)において、前記支持体は前記清掃部の待機位置に対応して第1凹部及び第2凹部を隣接して設けており、前記清掃部は前記回転ブラシの回転を制御するアームを備え、前記アームは、二股状に形成された第1アーム部及び第2アーム部を有して回転可能に前記ブラシ保持ケースに支持され、前記第1アーム部は、前記清掃部の待機位置で前記第1凹部内に開放され、前記清掃部の動作の開始後に当該第1凹部の角部に当接して回動され、前記第2アーム部は、前記第1アーム部の回動に伴って回動されて前記第2凹部内に開放された後に当該第2凹部の角部に当接されてさらに回動されること。
(7)前記(2)において、前記清掃部は、一側から他側に向かって移動する往路では、前記清掃ブラシが前記フィルタに接触して清掃を行い、折り返し地点では、前回のフィルタ清掃時に前記回収ブラシに回収して付着した塵埃を前記排出ブラシにより前記ダストボックスに落下させると共に、今回のフィルタ清掃時に捕集した塵埃を前記排出ブラシが通過した後の前記回収ブラシに付着させるように動作されること。
(8)前記(7)において、前記清掃部は、折り返し地点から待機状態に戻る往路では、前記清掃ブラシ及び前記排出ブラシを前記ブラシ保持ケース内に収納した状態に維持されること。
(9)前記フィルタは前記清掃装置に装着して当該清掃装置とユニット化され、前記清掃装置は、前記フィルタに沿って移動して当該フィルタの清掃を行う清掃部とこの清掃部を駆動する駆動部とこれらの清掃部及び駆動部を支持する支持体とをユニット化して備えると共に、前記フィルタをユニット化した状態で前記筐体に取り付けられていること。
(10)前記清掃装置は、前記フィルタに沿って移動して当該フィルタの清掃を行う清掃部とこの清掃部を駆動する駆動部と備え、前記清掃部は、回転ブラシと、静止ブラシと、前記回転ブラシ及び前記静止ブラシを保持するブラシ保持ケースと、前記フィルタから清掃された塵埃を溜めるダストボックスとをユニット化して構成され、前記回転ブラシは、前記フィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃ブラシと、前記静止ブラシに回収された塵埃を前記ダストボックスへ排出する排出ブラシとを備え、前記静止ブラシは前記清掃ブラシで清掃された塵埃を回収する回収ブラシを備えたこと。
(11)前記清掃装置は回転ブラシと前記回転ブラシにより前記フィルタから清掃された塵埃を溜めるダストボックスとを有する清掃部を備え、前記清掃部は前記フィルタに捕集された塵埃を清掃する動作の後に短距離往復動作を複数回繰り返して前記回転ブラシに付着した塵埃を前記ダストボックスに落下させるものであること。
また、本発明の第2の態様では、空気吸込口及び空気吹出口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、前記筐体内で前記ファンの空気吸込側に配置された熱交換器と、前記筐体内で前記熱交換器の空気吸込側に配置されたフィルタと、前記筐体内に配置され、前記フィルタに捕集された塵埃を除去する清掃装置と、を備えた空気調和機において、前記ファンは左右方向に長い貫流ファンで構成され、前記筐体は天井面内に埋め込まれる筐体本体と前記筐体本体の下面開口を覆って天井面より下方に露出する化粧パネルとを有し、前記空気吸込口は前記化粧パネルの後側部分に左右に長く形成して設けられ、前記空気吹出口は前記化粧パネルの前側部分に左右に長く形成して設けられ、前記フィルタは前記空気吸込口の上方で且つ前記熱交換器の後方の空間内に収納されていることにある。
また、本発明の第3の態様では、空気吸込口及び空気吹出口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、前記筐体内で前記ファンの空気吸込側に配置された熱交換器と、前記筐体内で前記熱交換器の空気吸込側に配置されたフィルタと、前記筐体内に配置され、前記フィルタに捕集された塵埃を除去する清掃装置と、を備えた空気調和機において、前記フィルタは前記清掃装置に装着して当該清掃装置とユニット化され、前記清掃装置は、前記フィルタに沿って移動して当該フィルタの清掃を行う清掃部とこの清掃部を駆動する駆動部とこれらの清掃部及び駆動部を支持する支持体とをユニット化して備えると共に、前記フィルタをユニット化した状態で前記筐体に取り付けられていることにある。
本発明の空気調和機によれば、筐体の高さ寸法を大きくすることなく、騒音低減、集塵性能の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の斜視図である。 図1の空気調和機の縦断面図である。 図2の清掃装置の分解斜視図である。 図2の清掃装置の正面図である。 図4の側面図である。 図4の清掃装置の端部の拡大図である。 図6の側面図である。 図6の清掃部本体の分解斜視図である。 図8の回転ブラシの分解斜視図である。 図2の空気調和機における清掃部の待機状態を示す断面図である。 図10Aから清掃装置の動作が開始された直後の清掃部の状態を示す断面図である。 図10Bから清掃装置の動作がさらに進んだ状態の清掃部を示す断面図である。 図10Cから清掃装置の動作がさらに進んで清掃部が往復折り返し地点に至った状態の清掃部を示す断面図である。 図10Dから清掃装置の動作がさらに進んだ状態の清掃部を示す断面図である。 図10Eから清掃装置の動作が復路に移行した直後の清掃部を示す断面図である。 図10Fから清掃装置の動作がさらに復路で進行した状態の清掃部を示す断面図である。 図10Gから清掃部が待機位置に戻った後に清掃装置の動作が再度開始された直後の清掃部を示す断面図である。 本実施形態の清掃部のブラシ保持ケースからダストボックスを取り外した状態の斜視図である。 本実施形態の清掃部の正面図である。 図12の中央縦断面図である。
以下、本発明の空気調和機の一実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態の空気調和機1の全体構成に関して、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は空気調和機1の設置状態を示す斜視図、図2は図1の空気調和機1の縦断面図である。ここで、図1及び図2は吸込パネル4及び吹出パネル22が開いた状態を示す。なお、本実施形態の空気調和機1は天井埋込形空気調和機である。
空気調和機1は、筐体30、ファン8、ファンモータ10、熱交換器9、フィルタ11、清掃装置5等を備えて構成されている。
筐体30は、天井面31内に埋め込まれる筐体本体2と、この筐体本体2の下面開口を覆う化粧パネル3とから構成されている。この筐体30は、吊ボルト32を介して、天井内の上壁面に吊り下げられている。筐体本体2は、横幅寸法より奥行寸法が小さく、奥行寸法より高さ寸法が小さい直方体の外観形状をしている。なお、天上面31には筐体本体2の下面に合致する位置に四角の穴が形成される。
化粧パネル3は、筐体本体2の下面開口と天上面31の穴の縁部とを覆って天井面31より下方に露出するように配置されている。この化粧パネル3は筐体本体2に取り付けられている。筐体30の下面を構成する化粧パネル3には、空気吸込口30a及び空気吹出口30bが設けられている。空気吸込口30aは化粧パネル3の後側部分に左右に長く設けられている。空気吹出口30bは化粧パネル3の前側部分に左右に長く設けられている。
ファン8は、室内空気を空気吸込口30aより吸込み、空気吹出口30bより吹出すように、筐体本体2内に配置されている。このファン8は左右方向に長い貫流ファンで構成されている。ファン8を駆動するファンモータ10は、ファン8の左右方向の一側に並置され、ファン8及びファンモータ10の回転軸同士が連結されている。
化粧パネル3には、空気吸込口30aを開閉する吸込パネル4と、空気吹出口30bを開閉する吹出パネル22とが備えられている。吸込パネル4及び吹出パネル22は、空気調和機1の運転時に開き、停止時に閉じられるように駆動される。
吸込パネル4は、前側が回転可能に軸支され、後側が吸込パネル昇降アーム7aの下端に支持され、吸込パネル昇降アーム7aの上下動によって回動される。この吸込パネル4の回動動作により、空気吸込口30aが開閉される。吸込パネル昇降アーム7aは、アーム昇降ギアユニット7により上下動するように駆動される。
吹出パネル22は、後側が回転可能に軸支され、吹出パネル駆動モータにより回動される。この吹出パネル22は風向を上下させる吹出風向板を兼ねており、吹出パネル22の開閉角度の調整により、室内に送り出される風向を調整できる。吹出パネル22は、冷房時に空気吹出口30bから主に前方に風を吹出し、暖房時に主に下方に風を吹出すように駆動される。
熱交換器9は、筐体30内で、ファン8の空気吸込側に配置されている。この熱交換器9は、ファン8の背面側に設けられた背面熱交換器部9aと、ファン8の下面側に設けられた下面熱交換器部9bとから構成されている。背面熱交換器部9aは、その下部が前側(ファン側)に、その上部が後側(反ファン側)に位置するように傾斜して設置されている。下面熱交換器部9bは、その前側が若干低くなるように傾斜して設置されている。背面熱交換器部9aの下端部から下面熱交換器部9bが連続的に前方下方にファン8を取り囲むように延びている。係る構成によって、高さ寸法を増大することなく、熱交換器9の通風面積を増大することができ、低騒音で熱交換性能を向上することができ、天井埋込形空気調和機に適したものとなっている。また、熱交換器9の背面側には、側面から見て略三角形状の空間が形成されることとなる。
熱交換器9は冷凍サイクルの一部を構成するものである。冷凍サイクルは、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧装置、熱交換器9、四方弁、圧縮機の順に冷媒を循環させるように構成されている。熱交換器9(背面熱交換器部9a及び下面熱交換器部9b)は、左右方向に並置された多数のプレートフィンと、これらのプレートフィンを貫通する蛇行状の冷媒管とから構成されている。熱交換器9の通風部の横幅とファン8の横幅とは、ほぼ同一となっている。
フィルタ11は、熱交換器9に流入する室内空気の塵埃を捕集するものであり、筐体30内で熱交換器9の空気吸込側に配置される。フィルタ11は、清掃中に、移動されることなく静止された状態で設置されている。
このフィルタ11は、熱交換器部9の背面後方の略三角形状の空間に設置されており、背面熱交換器部9aの傾斜面に沿って傾斜している。具体的には、フィルタ11は空気吸込口30aの上方で且つ背面熱交換器部9aの後方の空間内に傾斜して収納されている。係る構成によって、空気調和機1の高さ寸法を増大することなく、フィルタ11の通風面積を増大することができ、低騒音で集塵性能を向上することができ、天井埋込形空気調和機に適したものとなっている。
清掃装置5は、筐体30内に配置され、フィルタ11に捕集された塵埃を清掃して回収するものであり、フィルタ11の吸込み側に捕集された塵埃を当該フィルタ11の背面側で清掃して回収する。係る構成によって、空気調和機1の高さ寸法を増大することなく、傾斜したフィルタ11の背面側空間を利用して塵埃の清掃、回収を行うことができ、天井埋込形空気調和機に適したものとなっている。
空気調和機1が運転されると、圧縮機が駆動されて冷凍サイクルが動作し、アーム昇降ギアユニット7が駆動されて吸込パネル4が回動して空気吸込口30aを開き、吹出パネル駆動モータが駆動されて吹出パネル22が回動して空気吹出口30bを開き、ファンモータ10が駆動されてファン8が回転する。
このファン8の回転によって、室内空気は、空気吸込口30aを通して筐体30内に吸込まれ、フィルタ11を通過する。この際に室内空気に含まれる塵埃はフィルタ11に捕集される。フィルタ11を通過した室内空気は、熱交換器9により加熱、冷却、除湿等の空気調和が行われ、ファン8を通って、空気吹出口30b吹出口から再び室内空間に吹出される。
次に、図3から図7を参照しながら、清掃装置5を具体的に説明する。図3は図2の清掃装置5の分解斜視図、図4は図2の清掃装置5の正面図、図5は図4の側面図、図6は図4の清掃装置5の端部の拡大図、図7は図6の側面図である。なお、図4では駆動モータ14aを省略してある。
清掃装置5は、フィルタ11に沿って移動して当該フィルタ11の清掃を行う清掃部13と、この清掃部13を駆動する駆動部14と、これらのフィルタ11、清掃部13及び駆動部14を支持する支持体6とをユニット化して備えている。係る構成によって、フィルタ11を静止した状態で当該フィルタ11に捕集された塵埃を清掃しつつ回収でき、効率よく塵埃の清掃、回収を行うことができる。
また、フィルタ11は清掃装置5に装着して当該清掃装置5とユニット化され、清掃装置5はフィルタ11をユニット化した状態で筐体11に取外し可能に取り付けられている。係る構成によって、フィルタ11と清掃装置5との位置関係を精度良く設定できると共に、フィルタ11及び清掃装置5を筐体本体2に簡単な取付作業で取り付けることができる。
フィルタ11は2枚のフィルタ11A、11Bで構成されている。各フィルタ11A、11Bは、格子状のフィルタ枠11aと、このフィルタ枠11aの表面に張設されたフィルタ網11bとを備えている。室内空気がこのフィルタ網11bを通過する際に、室内空気の塵埃がフィルタ網11bに捕集される。
2枚のフィルタ11A、11Bは、支持体6の背面側に左右に隣接して配置され、清掃装置5にユニット化されている。各フィルタ11A、11Bの両側には突条部11cが形成されている。突条部11cに対応する支持体6の部分には、背面方向に突出したフィルタ抑え6dが形成されている。突条部11cが支持体6に設けられたフィルタ抑え6dに係合されることよって、各フィルタ11A、11Bが支持体6に保持される。
支持体6は略長方形の板状部材で構成されている。フィルタ11に対面する支持体6の部分は、フィルタ枠11aとほぼ同じ形状に形成された支持体枠部6aとなっている。室内空気はフィルタ網11b、フィルタ枠11aの穴及び支持体枠部6aの穴を通って流れる。
支持体6には、清掃部13の移動に用いられるレール部6b、6cが設けられている。レール部6b、6cは、支持体6の上下両端に設けられ、左右に平行に延びる断面コ字状に形成されている。
支持体6の上端部には、背面方向に突出するフランジ部6eが設けられている。このフランジ部6eは、支持体6の全体にわたって左右に延びている。フランジ部6eの下には、ウォームギア36と係合するラック6fが設けられている。このラック6fはレール部6b、6cと平行に左右に延びている。
アーム17の移動経路の支持体6の部分には、アーム17の動作を制御する複数の凹部6h、6i、6jが設けられている(図10参照)。第1凹部6h及び第2凹部6iは清掃部13の待機位置に対応して設けられている。2つの凹部6h、6iはリブ6kを介して隣接して設けられている。第3凹部6jは清掃部13の折り返し位置に対応して設けられている。
清掃部13は、全体が概略縦長箱状であり、支持体6の背面を左右方向に移動可能に配置されている。この清掃部13は清掃部本体37及びキャスタ33を備えている。キャスタ33は清掃部本体37の上下端部に設けられている。キャスタ33がレール部6b、6cを転動して、清掃部13が支持体6の背面を左右に移動する。
駆動部14は、清掃部13を左右方向に駆動するためのものであり、ステッピングモータで構成された駆動モータ34と、駆動モータ34の駆動力を清掃部13に伝達するための伝達シャフト35と、伝達シャフト35の回転運動を清掃部13の左右往復運動に変換するウォームギア36とからなっている。
駆動モータ34は支持体6の一側端部(右側端部)に取り付けられている。伝達シャフト35は、レール部6b、6cと平行に左右に延びており、その一端が駆動モータ34に連結され、他端が支持体6に回動可能に支持されている。ウォームギア36は、その中心穴内に伝達シャフト35を嵌合すると共に、その外周が支持体6のラック6fに係合されている。このウォームギア36は清掃部13のウォームギア抑え13aによって保持されている。
駆動モータ34の駆動により伝達シャフト35が回転されると、ウォームギア36が回転され、これに伴ってラック6fに係合されたウォームギア36がラック6f及び伝達シャフト35の長手方向(左右方向)に移動される。これによって、ウォームギア36をウォームギア抑え13aにより保持している清掃部13が左右方向に移動される。
次に、図8から図10Aを参照しながら、清掃部本体37を具体的に説明する。図8は図6の清掃部本体37の分解斜視図、図9は図8の回転ブラシ15の分解斜視図、図10Aは図6の清掃部13の待機状態における断面図である。
清掃部本体37は、図8に示すように、回転ブラシ15と、静止ブラシ18と、回転ブラシ15及び静止ブラシ18を保持するブラシ保持ケース16と、回転ブラシ15の回転を制御するアーム17と、フィルタ11から清掃された塵埃を溜めるダストボックス19と、ばね20とをユニット化して構成されている。
回転ブラシ15は、図9及び図10Aに示すように、フィルタ11に捕集された塵埃を清掃する清掃ブラシ15aと、この清掃ブラシ15aを支持する清掃ブラシ基部15bと、この清掃ブラシ基部15bを支持する清掃ブラシ台15dと、回収ブラシ18aに付着して回収された塵埃をダストボックス19へ排出する排出ブラシ15eと、清掃ブラシ台15d及び排出ブラシ15eを保持する回転ブラシ台15cと、衝撃吸収部材15fと、を備えて構成されている。
清掃ブラシ15aは、フィルタ11に接触して当該フィルタ11に捕集された塵埃を清掃するものであり、ナイロン(登録商標)製の多数の毛で構成されている。清掃ブラシ15aは、長い毛の列と、その片側にそれよりも若干短い毛の列とからなっている。係る構成によって、清掃ブラシ15aの清掃時のフィルタ11との摺動抵抗が少なく、しかもフィルタ11から塵埃を確実に清掃できる機能を有する。清掃ブラシ基部15bは、清掃ブラシ15aを植毛して支えるゴム製部材で構成されている。
清掃ブラシ15aの1回の移動でフィルタ11の全面を清掃できるように、清掃ブラシ15a及び清掃ブラシ基部15bの長さ方向の設置寸法はフィルタ11の高さ方向の寸法とほぼ同一に設定されている。
清掃ブラシ台15dは略コ字状の樹脂製帯状部材で構成されている。この清掃ブラシ台15dには、清掃ブラシ基部15bの根本部が収納されて保持されている。清掃ブラシ台15dには、回転ブラシ台15cとの係止部を構成する複数の係止用爪15d1が一体に形成されている。
回転ブラシ台15cは、細長い樹脂製箱状部材で構成されている。回転ブラシ台15cの前面には、長手方向に延びる清掃ブラシ挿入穴15c1と、この清掃ブラシ挿入穴15c1の両側に位置して係合部を構成する複数の爪係合穴15c2とが形成されている。清掃ブラシ台15dの係止用爪15d1が回転ブラシ台15cの爪係合穴15c2に挿入されて回転ブラシ台15cに係止されることによって、清掃ブラシ台15dが回転ブラシ台15cに保持されると共に、清掃ブラシ15a及び清掃ブラシ基部15bの先端側が清掃ブラシ挿入穴15c1を通して外方へ露出される。
回転ブラシ台15cの上下面には、当該回転ブラシ台15cの回動中心となる回動軸15c3が突出して設けられている。回転ブラシ台15cの左右両側の側面には、外方に凸面となる円弧面が形成されている。この回転ブラシ台15cの左右両側の側面には、複数の切欠き15c4が設けられている。各切欠き15c4には、ゴム部材で構成された衝撃吸収部材15fが取り付けられている。
排出ブラシ15eは、回転ブラシ台15cの円弧面に取り付けられ、円弧状に構成されている。この排出ブラシ15eの円弧は、回収ブラシ18aの円弧とほぼ同じ半径及び中心点となっている。
静止ブラシ18は、図8及び図10Aに示すように、清掃ブラシ15aで清掃された塵埃を受け取る回収ブラシ18aと、回収ブラシ18aを支持する静止ブラシ台18bと、静止ブラシ係止部18cと、静止ブラシ台18bの両端から突出して設けられた支持軸18dと、塵埃の受け渡しを補助する凹凸部18eと、を備えて構成されている。
静止ブラシ台18bには、内方に凹入する円弧面が形成されている。回収ブラシ18aは、静止ブラシ台18bの円弧面に取り付けられ、円弧状に構成されている。
ブラシ保持ケース16は、長方形の樹脂製枠部材で構成されている。ブラシ保持ケース16の上下面には、回転軸穴16aが形成されている。この回転軸穴16aに回転ブラシ台15cの回動軸15c3が回動可能に挿入されることにより、回転ブラシ15がブラシ保持ケース16に回動可能に保持される。
また、ブラシ保持ケース16の上下面には、支持軸穴16eが形成されている。この支持軸穴16eに静止ブラシ18の支持軸18dが挿入されることにより、静止ブラシ18がブラシ保持ケース16に保持される。
ブラシ保持ケース16の一方の側面の内側には、静止ブラシ係合部16bが突出して形成されている。この静止ブラシ係合部16bに静止ブラシ18の係止部18cが係合されることにより、静止ブラシ18がブラシ保持ケース16に静止状態に保持される。ブラシ保持ケース16の他方の側面の内側には、滑り台部16fが側面の全幅にわたって突出して形成され、その先端部に回転抑制部16dが形成されている。
さらに、ブラシ保持ケース16の左右両側の側面には、複数の爪からなるダストボックス係止部16cが形成されている。
アーム17は、第1アーム部17a、第2アーム部17b、回動軸係合穴17cを備えている。このアーム17は、ブラシ保持ケース16の内側に配置され、回動軸15c3を回動軸係合穴17cに嵌合することにより、回動軸15c3に回動可能に支持されている。第1アーム部17a及び第2アーム部17bは、回動軸係合穴17cを中心として放射状に延びており、二股状に形成されている。
ばね20は、3種類のばね、即ち、回転ブラシ用ばね20a、アーム用ばね20b及び静止ブラシ用ばね20c、からなっている。
回転ブラシ用ばね20aは、回転ブラシ15を回転させるものであり、清掃ブラシ15a及び排出ブラシ15eが回収ブラシ18a側を通ってブラシ保持ケース16内に収納される方向に回転ブラシ台15cを回転させる。即ち、回転ブラシ15は、回転ブラシ用ばね20aの力によって静止ブラシ18の方向に回転され、回転ブラシ台15cの衝撃吸収部材15fがブラシ保持ケース16に設けられた回転抑制部16dに当接することによって回転が停止される。回転ブラシ台15cと回転抑制部16dとの衝突音を抑制するために、回転ブラシ台15cの当接部となる部分に衝撃吸収部材15fを設け、衝撃を吸収することにより、衝突音を軽減すると共に、構成部品への損害を抑えている。
アーム用ばね20bは、当該アーム用ばね20bに外力が加わらない限り、アーム17の凸部17dが回転ブラシ台15cの凸部15c5に常に接触するように当該アーム17を押し付けるものである。
静止ブラシ用ばね20cは、当該静止ブラシ用ばね20cに外力が加わらない限り、静止ブラシ18を回転ブラシ台15cに押し付けるものである。
ダストボックス19は、細長い樹脂製箱状部材で構成され、前面が開口されている。このダストボックス19の左右両側の側面には、ブラシ保持ケース係合穴19aが複数形成されている。ダストボックス係止部16dが係合穴19aに係合することにより、ダストボックス19はブラシ保持ケース16保持される。
ダストボックス19の側面形状は、背面熱交換器部9aの後方の空間の側面から見た略三角形状とほぼ一致するように、略三角形状になっている。係る構成によって、筐体30を大きくすることなく、ダストボックス19の塵埃収納量を増大することができる。
また、ダストボックス19は、傾斜したフィルタ11の背面に沿うように位置して移動されるので、フィルタ11に捕集された塵埃を清掃ブラシ15aで清掃する際に、フィルタ11より落下する塵埃があった場合に、滑り台16fで受けてそのままダストボックス19内に収納することができる。
次に、清掃部13の動作について、図10A〜図10Hを参照しながら説明する。
図10Aは、図2の空気調和機1における清掃部13の待機時(清掃装置5の停止時)の状態を示し、空気調和機1の運転停止時または空気調和機1の運転中においてフィルタ清掃機能停止時の状態である。
この待機状態では、第1アーム部17aは支持体6の第1凹部6h内に拘束されない状態で配置され、第2アーム部17bは支持体6から離れた状態で配置されている。ここで、回転ブラシ15は、回転ブラシ用ばね20aにより静止ブラシ18の方向(時計方向)に回転力が加えられているので、静止ブラシ18の方向に回転され、回転ブラシ台15cの衝撃吸収部材15fがブラシ保持ケース16の回転抑制部16dの当接されるまで回転されて停止される。また、回転ブラシ15が回転を停止した後も、回転ブラシ用ばね20aの張力を残し、回転ブラシ15にテンションを掛ける事により、回転ブラシ15は回転停止状態を保つことができる。図10Aの待機状態では、清掃ブラシ15aは他部品に干渉していないので、毛の変形を最小限に抑えられる。
図10Bは、図10Aから清掃装置5の動作が開始された直後の清掃部13の状態を示す断面図である。
清掃装置5の動作が開始されると、駆動部14の駆動モータ34が始動して伝達シャフト35が回転され、この伝達シャフト35の回転がウォームギア36に伝達される。ウォームギア36がウォームギア抑え13aで保持されているので、清掃部13は、図10Bの矢印の往路進行方向に移動し始める。
清掃部13が移動を始めると、第1凹部6h内で解放されていた第1アーム部17aが第1凹部6hの角部に当接されることにより第1アーム部17aが反時計方向に回動され、さらに、アーム17の凸部17dと回転ブラシ台15cの凸部15c5とが当接されることで、回転ブラシ15が回転ブラシ用ばね20aの回転力に対抗して反時計方向に回動される。この回転ブラシ15の回動に伴って、清掃ブラシ15a及び排出ブラシ15eがフィルタ11の方向(反時計方向)に回転して起き上がる。また、アーム17の回動に伴って、第2アーム部17bも起き上がり、第1凹部6hに隣接して支持体6に設けられた第2凹部6i内に入る。
図10Cは、図10Bから清掃装置5の動作がさらに進んだ状態の清掃部13を示す断面図である。
図10Bから清掃部13がさらに移動されると、第2凹部6i内で解放されていた第2アーム部17bが凹部6iの角部に当接されることにより、第2アーム部17bが反時計方向に回動される。これによって、回転ブラシ15が回転ブラシ用ばね20aの回転力に対抗して反時計方向にさらに回動され、清掃ブラシ15a及び排出ブラシ15eがさらに回転して起き上がる。
これにより、清掃ブラシ15aが回転ブラシ台15cからフィルタ11に対して直角となるように起き上がり、フィルタ11を清掃することができる状態となると共に、第2アーム部17bが支持体6の表面であるアーム当接面を摺動される状態となる。
本実施形態では、上述のように、アーム17を第1アーム部17aと第2アーム部17bとの2段のアーム部で構成し、隣接する凹部6h、6iとの関係で歯車のように回転させることにより、スペースファクタの良好な回転半径の小さいアーム17を用いてアーム17及び回転ブラシ15の回転角を大きくとれる。
清掃部13がさらに移動されると、清掃ブラシ15aの先端がフィルタ11に接触して反進行方向に変形され、フィルタ11に捕集された塵埃を清掃して清掃ブラシ15aに捕集する。
この場合において、清掃ブラシ15aがフィルタ11との摩擦によって必要以上に回転することを防ぐため、回転ブラシ台15cと回転抑制部16dとを所定位置で当接させることで、清掃ブラシ15aの回転を抑制するようにしてある。また、清掃ブラシ15aの回転を抑制する角度を、清掃ブラシ15aとフィルタ11とが直角になる角度から、それ以上回転できるように遊びを持たせている。その理由は、清掃装置5、フィルタ11及びレール12a、12bの歪みや小さな凹凸による正確な平行移動が困難な場合においても、圧縮力及びせん断力による構成部品の破損を防止するためである。
清掃ブラシ15aが移動する際に、当該清掃ブラシ15aで捕集しきれず、当該清掃ブラシ15aを通過してしまった塵埃がフィルタ11から落下するおそれがある。そこで、本実施形態では、ブラシ保持ケース16の反往路進行方向側の側面に滑り台16bを設け、清掃ブラシを通過してしまった塵埃がフィルタ11から落下しても、滑り台部16fで受けられてダストボックス19内に案内されるようになっている。
図10Dは図10Cから清掃装置5の動作がさらに進んで清掃部13が往復折り返し地点に至った状態の清掃部13を示す断面図、図10Eは図10Dから清掃装置5の動作がさらに進んだ状態の清掃部13を示す断面図である。
清掃部13が往復折り返し地点に至ると、支持体6のアーム当接面に接していた第2アーム部17bは、支持体6の折返し地点に設けられた第3凹部6jに入り、他部品との干渉がなくなって解放される。これによって、アーム17はアーム用ばね20bの回転力により時計方向に回転され、回転ブラシ15は回転ブラシ用ばね20aの回転力により時計方向に回転される。
回転ブラシ15の回転によって、排出ブラシ15eが回収ブラシ18aと擦りながら時計方向に回転動作される。ここで、排出ブラシ15e及び回収ブラシ18aの毛が互いに対向して斜め下方に(ダストボックス19の底部方向に)向いているので、回収ブラシ18aに回収されて付着していた塵埃は、排出ブラシ15eにより掻き取られてダストボックス19内に排出される。
また、回転ブラシ15の回転によって、清掃ブラシ15aが排出ブラシ15eよりも遅れて回収ブラシ18aに擦りながら回転動作される。ここで、図10Dに示すように、清掃ブラシ15aが回収ブラシ18aの向きと反対側に変形されるので、清掃ブラシ15aに付着した塵埃のほとんどは、回収ブラシ18aに渡されことなく、清掃ブラシ15aと共に移動される。
そして、清掃ブラシ15aが静止ブラシ18の凹凸部18eを通る際に、凹突部18eが櫛として機能し、塵埃の一部が凹凸部18eに渡されると共に、塵埃の一部がダストボックス19内に落下され、残りの塵埃が清掃ブラシ15aに付着した状態となる。そして、排出ブラシ15e及び清掃ブラシ15aがさらに回転されてブラシ保持ケース16及びダストボックス19内に収納され、衝撃吸収部材15fが回転抑制部16dに当接することで回転が静止され、図10Eに示す状態となる。
図10Fは図10Eから清掃装置の動作が復路に移行した直後の清掃部13を示す断面図、図10Gは図10Fから清掃装置の動作がさらに復路で進行した状態の清掃部13を示す断面図である。
図10Eの状態から清掃部13が復路の進行を始めると、図10Fに示すように、第1アーム部17aの傾斜面側が支持体6に当接される。
清掃部13が復路をさらに進むと、回転ブラシ台15cの凸部15c5とアーム17の凸部17dとを押し付けていたアーム用ばね20bの力に対抗して第1アーム部17aを支持体6が押した状態となる。これによって、清掃部13は、復路において、図10Gに示すように、清掃ブラシ15a及び排出ブラシ15eがブラシ保持ケース16及びダストボックス19内に収納された状態のまま移動され、待機状態に戻る。このように、復路進行時に清掃ブラシ15aをブラシ保持ケース16に収納し、フィルタ11に接触しないようにすることで、塵埃の移動方向が1方向となり、塵埃の掃き戻しを防ぐことができる。
図10Hは図10Gから清掃部13が待機位置に戻った後に清掃装置5の動作が再度開始された直後の清掃部13を示す断面図である。
清掃装置5の動作が再度開始されると、図10Bで述べた清掃部13の動作が行われる。回転ブラシ15の回転により、凹凸部18bに残してきた塵埃を、今度は清掃ブラシ15aの往路進行方向後方に付着させることができる。さらに回転ブラシ15が回転することで清掃ブラシ15aは再び回収ブラシ18aに接触するが、清掃ブラシ15aがフィルタ11方向に回転し、起き上がる時は、回収ブラシ18aの逆目の方向に擦り合わさるので、塵埃は回収ブラシ18aに付着し、次回のフィルタ清掃時には清掃ブラシ15aはきれいな状態でフィルタ11の清掃を行うことができる。
回収ブラシ18aに付着した塵埃は、次回のフィルタ清掃往復折り返し地点、つまり図10Dのように、回転ブラシ15がダストボックス19方向に回転した際に、回転ブラシ台15cに貼付された排出ブラシ15eによって、ダストボックス19の方向に掃かれる。これは、排出ブラシ15eと回収ブラシ18aとの擦り合わせによるものであるが、排出ブラシ15eの毛も回収ブラシ18aと同様、ダストボックス19の方向に整列している。これによって、回転ブラシ15がフィルタ11の方向に起き上がる時には、回収ブラシ18aに付着している塵埃に影響を及ぼさないが、回転ブラシ15がダストボックス19の方向に回転する時は、排出ブラシ15eが逆目となるので、回収ブラシ18aに付着している塵埃を、ダストボックス19に掃き落とすことができる。
以上の一連の動作により、フィルタ11に捕集された塵埃をダストボックス19まで伝達することができるが、より確実に、効率的に塵埃をダストボックス19に回収するために、清掃装置5は回転ブラシと回転ブラシ15によりフィルタ11から清掃された塵埃を溜めるダストボックス19とを有する清掃部13を備え、清掃部13はフィルタ11に捕集された塵埃を清掃する動作の後に短距離往復動作を複数回繰り返して回転ブラシ15に付着した塵埃をダストボックス19に落下させるようにしている。具体的には、フィルタ清掃による清掃部13の1往復の後、排出ブラシ15eと回収ブラシ18aとを複数回擦り合わせるようにしている。
次に、フィルタ清掃によってダストボックス19に蓄積した塵埃の廃棄方法について説明する。
清掃部13は支持体6によって着脱可能に支持されており、塵埃の廃棄時には清掃部本体37を清掃装置5から取り外すことができる。清掃部本体37全体が一体となって外れるため、ダストボックス19に蓄積した塵埃を飛散させてしまうという不具合を解消することができる。
そして、図11に示すように、ダストボックス19とブラシ保持ケース16とが着脱可能となっており、ブラシ保持ケース16からダストボックス19を取り外すことにより、ダストボックス19内に蓄積した塵埃を廃棄することができる。
さらには、図12及び図13に示すように、ダストボックス19の下面に開口部19bが設けられている。この開口部19bは、吸込パネル4を開いた状態で、空気吸込口30aに露出される。この開口に電気掃除機のノズル25を挿入して吸引することで、清掃部13を天井埋込形空気調和機1から取り外すことなく、容易に塵埃を廃棄することができる。
そして、ダストボックス19の開口部19bにノズル25を挿入しない状態では、この開口は回動可能なカバー24により塞がれているので、ダストボックス9内の塵埃が開口から漏れることがない。ノズル25の先端でカバー24を押すことによってカバー24が回動され、開口内にノズル25の先端を挿入することができる。
また、ノズル25にはガイド25aが設けられているので、このガイド25aを利用して、ノズル25の先端をダストボックス19の開口部19bに誘導することができる。ガイド25aを、例えば、化粧パネル3に当てるようにすることで、作業者による必要以上の力が加わることを防ぎ、構成部品の損傷を防ぐことができる。
本実施形態によれば、フィルタ11に塵埃が堆積した際、回転ブラシ15を備えた清掃部13が一側から他側に向かい移動を行う往路では、清掃ブラシ15aがフィルタ11に接触して清掃を行う。また、折り返し地点において、前回のフィルタ清掃時に回収ブラシ18aに回収して付着した塵埃を排出ブラシ15eによりダストボックス19に落下させ、今回のフィルタ清掃時に捕集した塵埃を排出ブラシ15eが通過した後の回収ブラシ18aに付着させることにより、人手を介することなく、容易にフィルタ清掃作業を行うことができる。また、フィルタ11と清掃部13と駆動部14とを筐体2内部に納めたことで、従来の天井埋込形空気調和機の寸法を変えることなく、フィルタ清掃機能を搭載することができる。
1…空気調和機、2…筐体本体、3…化粧パネル、4…吸込パネル、5…清掃装置、6…支持体、6a…支持体枠部、6b、6c…レール部、6d…フィルタ抑え、6e…フランジ部、6f…ラック、6h…第1凹部、6i…第2凹部、6j…第3凹部、6k…リブ、7…アーム昇降ギアユニット、7a…吸込パネル昇降アーム、8…ファン、9…熱交換器、9a…背面熱交換器部、9b…下面熱交換器部、10…ファンモータ、11…フィルタ、11a…フィルタ枠、11b…フィルタ網、11c…突条部、13…清掃部、13a…ウォームギア抑え、14…駆動部、15…回転ブラシ、15a…清掃ブラシ、15b…清掃ブラシ基部、15c…回転ブラシ台、15c1…清掃ブラシ挿入穴、15c2…爪係合穴、15c3…回動軸、15c4…切欠き、15c5…凸部、15d…清掃ブラシ台、15d1…係止用爪、15e…排出ブラシ、15f…衝撃吸収部材、16…ブラシ保持ケース、16a…回転軸穴、16b…静止ブラシ係合部、16c…ダストボックス係止部、16d…回転抑制部、16e…支持軸穴、16f…滑り台部、17…アーム、17a…第1アーム部、17b…第2アーム部、17c…回動軸係合穴、17d…凸部、18…静止ブラシ、18a…回収ブラシ、18b…静止ブラシ台、18c…静止ブラシ係止部、18d…支持軸、18e…凹凸部、19…ダストボックス、19a…ブラシ保持ケース係合穴、19b…開口部、20…ばね、20a…回転ブラシ用ばね、20b…アーム用ばね、20c…静止ブラシ用ばね、21a、21b…凹部、22…吹出口パネル(上下風向板)、24…カバー、25…ノズル、25a…ガイド、30…筐体、30a…空気吸込口、30b…空気吹出口、31…天井面、32…吊ボルト、33…キャスタ、34…駆動モータ(ステッピングモータ)、35…伝達シャフト、36…ウォームギア、37…清掃部本体。

Claims (6)

  1. 空気吸込口及び空気吹出口を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、
    前記筐体内で前記ファンの前記空気吸込口側に配置され、下部が前側に上部が後側になるように傾斜して設置した熱交換器と、
    前記筐体内で前記熱交換器の前記空気吸込口側に配置され、下部が前側に上部が後側になるように傾斜して設置したフィルタと、
    前記筐体内に配置され、前記フィルタに捕集された塵埃を前記フィルタの前記空気吸込口側で清掃する清掃ブラシと、
    前記清掃ブラシを挿んで前記フィルタの反対側に配置され、前記清掃ブラシにより清掃された塵埃を溜めるダストボックスと、を備える空気調和機において
    前記清掃ブラシと、前記清掃ブラシの回転を制御する第1アーム部及び第2アーム部と、を有す清掃部と
    前記清掃部の待機位置に対応して設けられた第1凹部及び第2凹部と、をさらに備え、
    前記第1アーム部は、前記清掃部の待機位置で前記第1凹部内に開放され、前記清掃部の動作の開始後に当該第1凹部の角部に当接して回転し
    前記第2アーム部は、前記第1アーム部の回転に伴って回転して前記第2凹部内に開放された後に当該第2凹部の角部に当接されてさらに回転する空気調和機。
  2. 請求項1において
    前記第1アーム部と前記第2アーム部の回転に伴って、前記清掃ブラシが前記フィルタの方向に回転して起き上がる空気調和機
  3. 請求項2において
    前記清掃部が前記待機位置から往復折り返し地点まで移動することで、前記清掃ブラシは前記フィルタに付着した塵埃を捕集し
    その後、前記往復折り返し地点に至ると、第2アーム部が第3凹部内に開放されることにより、前記清掃ブラシが前記ダストボックスの方向に回転する空気調和機
  4. 請求項1において
    前記清掃ブラシで清掃された塵埃を回収する回収ブラシと、前記回収ブラシに回収された塵埃を前記ダストボックスへ排出する排出ブラシと、を備える空気調和機
  5. 請求項4において
    前記清掃ブラシ及び前記排出ブラシからなる回転ブラシが時計回り方向に回転して、前記排出ブラシが前記回収ブラシに摺接することにより、前記回収ブラシに付着した塵埃が前記回収ブラシから離れて前記ダストボックスへ移送され
    前記回転ブラシが反時計回り方向に回転して、前記清掃ブラシが前記回収ブラシに摺接することにより、前記清掃ブラシに付着した塵埃が前記回収ブラシへ移送される空気調和機
  6. 請求項5において
    前記清掃ブラシは、長い毛の列と、短い毛の列とから構成され
    前記回転ブラシが反時計回り方向に回転して、前記清掃ブラシが前記回収ブラシに摺接する際に前記清掃ブラシの前記短い毛の列が前記長い毛の列よりも先に前記回収ブラシに摺接する空気調和機
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