JP2014020658A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

天井埋込形空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014020658A
JP2014020658A JP2012159171A JP2012159171A JP2014020658A JP 2014020658 A JP2014020658 A JP 2014020658A JP 2012159171 A JP2012159171 A JP 2012159171A JP 2012159171 A JP2012159171 A JP 2012159171A JP 2014020658 A JP2014020658 A JP 2014020658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
brush
ceiling
air conditioner
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012159171A
Other languages
English (en)
Inventor
Terukazu Sunaga
照和 須永
Tomonobu Watanabe
智暢 渡辺
Satoshi Ushiyama
悟士 牛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2012159171A priority Critical patent/JP2014020658A/ja
Publication of JP2014020658A publication Critical patent/JP2014020658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、筐体の高さ方向の寸法増大を抑制するとともに、逆V字状に構成した熱交換器に対向するフィルタを、簡易な構成で且つ2面同時に清掃する清掃装置を備えた天井埋込形空気調和機を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の天井埋込形空気調和機は、上側凸形状に構成された熱交換器と、熱交換器と対向するように構成されたフィルタと、フィルタを清掃する清掃機構と、を備え、清掃機構は、フィルタに付着した塵埃を捕集する捕集ブラシと、捕集ブラシと一体に構成されて捕集ブラシに付着した塵埃を回収するダストボックスと、を有する清掃ユニットと、凸形状フィルタの頂点部分に配置された第1レールと、フィルタの他端側に配置された第2レールと、を備え、清掃ユニットをこれらのレールに沿って移動することにより、フィルタに付着した塵埃をダストボックスに回収する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィルタに捕集された集塵を清掃する清掃装置を備えた天井埋込形空気調和機に関する。
従来の清掃装置を備えた天井埋込形空気調和機として、天井から懸架された筐体本体、吹出口を形成した化粧パネル及び化粧パネルに装着され且つ吸込口を備えた吸込グリルからなる筐体と、吸込口の裏側に設けられたフィルタと、化粧パネルと筐体本体との間に設けられたフィルタ清掃手段と、吸込グリルと吹出口とを結ぶ空気流路に設けられたファン及び熱交換器とを備えるものがある(特許文献1参照)。フィルタ清掃手段は、フィルタに付着した集塵を除去する清掃ブラシ、清掃ブラシの回転を規制するロック部材及び除去された集塵を回収するブラシを内蔵し、清掃ブラシにより除去された集塵を回収するフィルタ清掃ユニットと、フィルタ清掃ユニットをフィルタ上で移動させる駆動手段とを備える。
特開2007−271174号公報 特開2008‐116140号公報
特許文献1の天井埋込形空気調和機は、化粧パネルと筐体本体との間にフィルタ清掃ユニットが追加されているため、筐体本体の高さ方向の寸法が大きくなってしまう。特に、室内天井面から天井内上面の荒床面までの寸法が小さい住宅では、フィルタ清掃機能を備えた天井埋込形空気調和機を設置できない場合がある。また、フィルタとフィルタ清掃手段とが独立して筐体に装着されているので、フィルタとフィルタ清掃ユニットの位置関係を精度よく設定することが難しい。
本発明は、天井埋込形空気調和機において、筐体の高さ方向の寸法増大を抑制するとともに、筐体の高さ方向の寸法増大のために逆V字状に構成した2熱交換器に対向するフィルタを、簡易な構成で且つ2面同時に清掃することができる清掃装置を備えた天井埋込形空気調和機を提供することを課題とする。
本発明の天井埋込形空気調和機は、天井に埋設される筐体と、筐体の底面に配置する化粧パネルと、化粧パネルの中央部に位置し、筐体の内部に室内空気を吸込む吸込口と、吸込口の周囲に設けられ室内へ空気を吹出す吹出口と、吸込口の上方に位置し、上側凸形状に構成された第1熱交換器及び第2熱交換器と、吹出口と熱交換器との間に位置し、室内空気を空気吸込口より吸込み空気吹出口より吹出すファンと、吸込口と熱交換器との間に位置し、熱交換器と対向するように上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタと、第1フィルタ及び第2フィルタを清掃する清掃機構と、を備え、清掃機構は、吹出口とフィルタとの間に位置し、フィルタと対向するように上側凸形状に構成され、フィルタに付着した塵埃を捕集する第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの間に位置し、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシと一体に構成されて、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシに付着した塵埃を回収するダストボックスと、を有する清掃ユニットと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの一端側である凸形状の頂点部分に配置された第1レールと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの他端側に配置された第2レールと、を備え、第1レール及び第2レールに保持された清掃ユニットを第1レール及び第2レールに沿って移動することにより、フィルタに付着した塵埃を第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシを介してダストボックスに回収する。
本発明の天井埋込形空気調和機によれば、天井埋込形空気調和機において、熱交換器を逆V字状に配置するとともにこの熱交換器間に清掃装置を配置することにより、筐体の高さ方向の寸法増大を抑制するとともに、フィルタの上下両端(逆V字条の頂点部分及び各フィルタの下端部分)に配置されたレールに沿って清掃装置を移動させて、筐体の高さ方向の寸法増大のために逆V字状に構成した熱交換器に対向するフィルタに付着した塵埃を除去するので、簡易な構成で2面同時にフィルタを清掃することができる。
空気調和機の斜視図。 図1の空気調和機の縦断面図。 天井埋込形空気調和機に設けられたフィルタ清掃ユニットと周囲の部品構成を示す正面図 フィルタ清掃ユニットの駆動系統を示す正面図。 (A)はブラシユニットを示す分解斜視図。(B)はブラシユニットに設けられた回転ブラシの分解斜視図。 (A)は待機状態のブラシユニットを示す断面図。(B)は往路移動中のフィルタ清掃中のブラシユニットを示す断面図。(C)は往復折り返し地点のブラシユニットを示す断面図。(D)は復路移動中のブラシユニットを示す断面図。 フィルタ清掃ユニットの中央断面図。 (A)はフィルタ清掃ユニットの往路稼動部断面図。(B)はフィルタ清掃ユニットの正面図。
本発明の天井埋込形空気調和機は、天井に埋設される筐体と、筐体の底面に配置する化粧パネルと、化粧パネルの中央部に位置し、筐体の内部に室内空気を吸込む吸込口と、吸込口の周囲に設けられ室内へ空気を吹出す吹出口と、吸込口の上方に位置し、上側凸形状に構成された第1熱交換器及び第2熱交換器と、吹出口と熱交換器との間に位置し、室内空気を空気吸込口より吸込み空気吹出口より吹出すファンと、吸込口と熱交換器との間に位置し、熱交換器と対向するように上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタと、第1フィルタ及び第2フィルタを清掃する清掃機構と、を備え、清掃機構は、吹出口とフィルタとの間に位置し、フィルタと対向するように上側凸形状に構成され、フィルタに付着した塵埃を捕集する第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの間に位置し、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシと一体に構成されて、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシに付着した塵埃を回収するダストボックスと、を有する清掃ユニットと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの一端側である凸形状の頂点部分に配置された第1レールと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの他端側に配置された第2レールと、を備え、第1レール及び第2レールに保持された清掃ユニットを第1レール及び第2レールに沿って移動することにより、フィルタに付着した塵埃を第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシを介してダストボックスに回収する。このような本発明の天井埋込形空気調和機によれば、天井埋込形空気調和機において、熱交換器を逆V字状(上側凸形状)に配置するとともにこの熱交換器間に清掃装置を配置することにより、筐体の高さ方向の寸法増大を抑制するとともに、フィルタの上下両端(逆V字条の頂点部分及び各フィルタの下端部分)に配置されたレールに沿って清掃装置を移動させて、筐体の高さ方向の寸法増大のために逆V字状に構成した熱交換器に対向するフィルタに付着した塵埃を除去するので、簡易な構成で2面同時にフィルタを清掃することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。まず、本実施形態の空気調和機1の全体構成を、図1及び図2を参照して説明する。図1は空気調和機1の設置状態を示す斜視図、図2は本発明による天井埋込形空気調和機を示す側面図、図3は天井埋込形空気調和機に設けられるフィルタ清掃ユニットと周囲の部品構成を示す正面図。図4はフィルタ清掃ユニットの駆動系統を示す正面図、図5はフィルタ清掃ユニットを示す分解斜視図、図6はフィルタ清掃ユニット内の動作を示す断面図である。
本発明による天井埋込形空気調和機1は、図1で示すように、天井内壁面から複数の吊りボルトにより掛架され、下面が開放された多角形状の筐体2と、室内の天井下面に周縁部を密着させた化粧パネル3と、吸込口を形成し化粧パネル3には吸込グリル4と、筐体2内に設けられた、フィルタ掃除ユニット5とで構成される。化粧パネル3の吸込グリル4の両側には風向偏向板を備えた吹出口が左右に2ヶ所に形成される。吸込グリル4と化粧パネル3の吹出口とを結び、筐体2内に形成された空気流路には、吸込グリル4から室内の空気を吸引する送風ファン8と、送風ファン8を囲うように並列された多数のフィンと、フィンに直交するように蛇行状に配設された伝熱管とからなる熱交換器9(第1熱交換器及び第2熱交換器)が逆V字状(上側凸形状)に左右に配設される。また、筐体2の一側面には回転軸を送風ファン8に固定して、これを駆動するファンモータ10が左右に配置される。吸込口から送風ファン8によって吸込まれた室内の空気は熱交換器9に向かい、熱交換器9を通過して熱交換された後、左右の吹出口から再び室内に送出される。
図3の正面図で示すように、フィルタ清掃ユニット5は、熱交換器9の前面に配置された枠部5aに装着されたフィルタ11(吸込口と熱交換器との間に位置し、熱交換器と対向するように上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタと、)と、枠部5aの両端に配置された相対向する一対のレール12a、12b(上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの一端側である凸形状の頂点部分に配置された第1レール12aと、上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの他端側に配置された第2レール12b)と、レール12a、12bに左右移動可能なブラシユニット13(吹出口とフィルタとの間に位置し、フィルタと対向するように上側凸形状に構成され、フィルタに付着した塵埃を捕集する第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシ)と、フィルタ清掃ユニット5にブラシユニット13を固定するブラシユニット抑え13aと、ブラシユニット13を駆動させるための駆動ユニット14を備える。
図4で示すように、枠部5aに装着されるフィルタ11は、碁盤の目状の細桟11aを備えた枠体と、枠体表面に張設され、網目が規則的に形成されたフィルタ部11bとから構成される。フィルタ部11bは例えばポリエチレンテレフタレート樹脂などから形成される。また、フィルタ11の枠体両側には突状部が形成され、枠部5aに備えられたフィルタ抑え5bによって枠部5aに固定される。
図4で示すように、ブラシユニット抑え13aには、両側に回動可能なキャスタ13bがレール12a、12b上を転動することにより、フィルタ11上をブラシユニットが均等且つ適切な面圧で移動可能に支持される。駆動ユニット14の一側には、ブラシユニット13を移動させるためのステッピングモータ14aが固定される。さらに、ステッピングモータ14aの動力を伝達するためのシャフト14bと回転運動をブラシユニット13の左右往復運動に変換するウォームギア13cが備えられる。枠部5aに設けられたラックにより、ブラシユニット13はブラシユニット抑え13aとともに左右に往復移動する。ブラシユニット13はフィルタ11の前面に配置される。
次に、ブラシユニット13について説明する。図5(A)はブラシユニット13の分解斜視図である。ブラシユニット13は、回転ブラシ15と、回転ブラシ15を支持するブラシ座16と、回転ブラシ15によって捕集した塵埃を受け取る台座である受け座18と、回転ブラシ15の回転を制御するアーム17と、清掃により捕集した塵埃を溜めるダストボックス19(上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタの間に位置し、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシと一体に構成されて、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシに付着した塵埃を回収するダストボックス)とで構成される。図5(B)で示すように、回転ブラシ15内部には、フィルタ11に接触し清掃するナイロン製のブラシ15aと、ブラシ15aを支えるゴム製のブラシケース15bと、ブラシ15aとブラシケース15bを回転させる土台となるブラシ台15cと、ブラシ15aとブラシケース15bをブラシ台15cに固定するブラシ抑え15dとで構成される。
回転ブラシ15は両端に設けられた軸をブラシ座16に設けられた軸穴に支持されている。アーム17は回転ブラシ15の軸が貫通しており、ブラシ座16との間で支持される。受け座18は両端部に設けられた軸をブラシ座16に設けられた軸穴に支持される。ばねの作用により回転ブラシ15が回転する。具体的には、ブラシ台15cを受け座18の方向に回転させるばね20aと、アーム17をブラシ台15cに押し付けるばね20bと、受け座18をブラシ台15cに押し付けるばね20cとを備える。さらに、受け座18にはブラシ15aによって捕集された塵埃を受け取るリントブラシ(起毛させた繊維(ナイロン等)により埃を吸着するブラシ)18aが貼付される。さらに、ブラシ台15cにはリントブラシ18aに付着した塵埃を擦り、ダストボックス19に落下させるリントブラシ15eが貼付される。回転ブラシ15は、ばね20aの力によって受け座18の方向に回転し、ばね20aを固定するためのブラシ台15cの端部に設けられた凸部15fがブラシ座16に干渉することによって、回転を静止させる。
次に、フィルタ清掃の動作について説明する。図6はブラシユニット13の動作を示す断面図、図6(A)はブラシユニット13の待機時を示し、天井埋込形空気調和機1が運転停止時の場合、または天井埋込形空気調和機1の運転中におけるフィルタ清掃機能停止時の場合を示している。図6(A)で示すように、ブラシユニットはフィルタ11の下面に配設され、回転ブラシ15は両端に設けられた軸がブラシ座16の軸穴によって支持されることにより、回動できる構成となっている。ブラシ座16はブラシユニット抑え13aによって固定され、ばね20aにより回転ブラシ15は受け座18の方向に回転力が加わり、アーム17はフィルタ11面の凹部21aによって拘束されないので、回転ブラシ15は受け座18方向に回転する。回転ブラシ15の回転規制方法としては、ブラシ15aの先端がリントブラシ18aの下端に到達した時点で回転を抑制させるため、ブラシ台15cの端面に設けられた凸部15fが、ブラシ座16に干渉する構成となっている。
図6(B)はフィルタ清掃中のブラシユニット13を示す断面図である。フィルタの清掃が開始すると、駆動ユニット14が始動し、シャフト14bの回転がウォームギア13cに伝達され、図6(B)の往路進行方向に移動し始める。凹部21aから離れることにより、アーム17が細桟11aに干渉し、ブラシ台15cとアーム17に設けられた凸部同士が干渉することで、回転ブラシ15はばね20aの回転力に対抗し、ブラシ15aがフィルタ11の方向に回転する。これによりブラシ15aはフィルタ11に接触し、さらにブラシ15aとフィルタ11との摩擦力も回転ブラシ15の回転力に加わる。回転力によってブラシ15aがフィルタ11に接触し、ブラシ15aがフィルタ11に対し直角に交わる前にブラシ台15cとアーム17に設けられた凸部同士の干渉が解放される。これにより以降の回転はブラシ15aとフィルタ11との摩擦力のみによって回転し、ブラシ15aとフィルタ11が直角に交わった時点で、回転が抑制されるように、ブラシ座16に設けられた回転抑制部16aとブラシ台15cの底面が干渉する。このようにブラシ15aとフィルタ11が直角に交わる前に、ブラシ台15cとアーム17に設けられた凸部同士の干渉が解放される機構にしたのは、フィルタ清掃ユニット5、フィルタ11、及び、レール12a、12bの歪み、又は、小さな凹凸による精確な平行移動が困難な場合においても、アーム17とブラシ台15cの凸部同士に遊びを持たせることにより、圧縮力及びせん断力による構成部品の破損を防止するためである。
図6(B)の往路進行方向に移動することにより、フィルタ11に付着した塵埃をブラシ15aによって捕集することができる。
図6(C)はブラシユニット13の往復折り返し地点でのブラシユニット13を示す断面図である。ばね20bの力でフィルタ11に拘束抑制されていたアーム17は凹部21bによって解放され、拘束力を失った回転ブラシ15は、ばね20aの回転力により受け座18の方向に回転し、図6(A)の待機状態と同様にブラシ台15cの端面に設けられた凸部15fがブラシ座16に干渉することで回転を静止させる。
図6(D)は復路進行時のブラシユニット13を示す断面図である。アーム17は凹部21bから離れるとともにフィルタ11に干渉するが、回転ブラシ15を回転させたブラシ台15cとアーム17の凸部とは反対方向にアーム17が回転しようとするため、回転ブラシ15はばね20aによって図6(C)の状態を保ち、アーム17はばね20bによってフィルタ11の下面に常に接しながら待機状態(図6(A))まで復路進行方向に移動する。
次に、ブラシ15aによって捕集した塵埃の移動について説明する。ブラシ15aによって捕集された塵埃は図6(C)で示すように、折り返し地点においてブラシ15aと、受け座18に設けられたリントブラシ18aに接触し、そのまま待機状態(図6(A))まで復路移動する。受け座18に設けられたばね20cによって、回転ブラシ15の方向に回転しようとするので、ブラシ15aとリントブラシ18aは常に一定圧力で接する。続いて、次回のフィルタ掃除機能作動時に凹部21aを離れることによって、回転ブラシ15が回転し、ブラシ15aがリントブラシ18aの表面を移動する際、リントブラシ18aの毛は、ダストボックス19の方向に整列しているので、ブラシ15aに捕集した塵埃はフィルタ11に戻ることなく、リントブラシ18aに回収される。さらに往路進行方向に移動し、図6(C)のように回転する際、リントブラシ18aとブラシ台15cに設けられたリントブラシ15eは、ばね20cによって一定圧力で接しており、さらにリントブラシ15eの毛もリントブラシ18aと同様、ダストボックス19の方向に整列しているため、前回のフィルタ清掃時に捕集され、リントブラシ18aに回収されている塵埃を回転ブラシ15の回転により、ダストボックス19に落下させ、蓄積させる。
次に、フィルタ清掃によってダストボックス19に蓄積した塵埃の廃棄方法について説明する。清掃部13はフィルタ清掃ユニット5から着脱可能であり、塵埃の廃棄時にはフィルタ清掃ユニット5を製品本体から取り外すことができる。フィルタ清掃ユニット全体が一体となって外れるため、ダストボックス19に蓄積した塵埃を飛散させてしまうという不具合を解消することができる。
そして、図5に示すように、ダストボックス19とブラシ保持ケース16とが着脱可能となっており、ブラシ保持ケース16からダストボックス19を取り外すことにより、ダストボックス19内に蓄積した塵埃を廃棄することができる。
さらには、図7に示すように、ダストボックス19の下面に開口部19bが設けられる。開口部19bは、吸込パネル4を開いた状態で、空気吸込口30aに露出される。開口部19bに電気掃除機のノズル25を挿入して吸引することで、清掃部13を天井埋込形空気調和機1から取り外すことなく、容易に塵埃を廃棄することができる。そして、ダストボックス19の開口部19bにノズル25を挿入しない状態では、開口部19bは回動可能なカバー24により塞がれているので、ダストボックス9内の塵埃が開口から漏れることがない。ノズル25の先端でカバー24を押すことによってカバー24が回動され、開口内にノズル25の先端を挿入することができる。また、ノズル25にはガイド25aが設けられているので、このガイド25aを利用して、ノズル25の先端をダストボックス19の開口部19bに誘導することができる。ガイド25aを、例えば、化粧パネル3に当てるようにすることで、作業者による必要以上の力が加わることを防ぎ、構成部品の損傷を防ぐことができる。
本実施形態によれば、フィルタ11に塵埃が堆積した際、回転ブラシ15を備えたブラシユニット13が一側から他側に向かい移動を行う往路では、ブラシ15aがフィルタ11に接触して清掃する。また、折り返し地点(図6(C))において、前回のフィルタ清掃時に回収し、リントブラシ18aに付着した塵埃をリントブラシ15eによりダストボックス19に落下させ、今回のフィルタ清掃時に捕集した塵埃をリントブラシ15eが通過した後のリントブラシ18aに付着させることにより、人手を介することなく、容易にフィルタ清掃作業を行うことができる。また、フィルタ11と、ブラシユニット13と、駆動ユニット14を筐体2内部に納めたことで、従来の天井埋込形空気調和機の寸法を変えることなく、フィルタ清掃機能を搭載することができる。
尚、本実施例の天井埋込形空気調和機においては、フィルタの清掃時以外は、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシをダストボックス内に収納する。ダストボックス内の空間に第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシを収納するので、清掃機構をコンパクトに構成することができる。
また、ダストボックス内の空間に第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシを収納するとともに、この際、第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシがダストボックスの蓋として機能する(第1捕集ブラシ及び第2捕集がダストボックスと連通する開口部を覆う)ように構成する。このように構成することにより、フィルタの清掃時以外において、ダストボックス内から捕集された塵埃が放出されるのを防止することができる。
また、上述したように、ダストボックスは吸込口と対向する位置(ダストボックスの下面)に電気掃除機のノズルを挿入可能な開口及びこの開口を塞ぐカバーを備える。吸込口と対向する位置(ダストボックスの下面)に開口を備えるので、容易に電気掃除機のノズルを挿入してダストボックス内の塵埃を除去することができる。また、この開口を塞ぐカバーを備えるので意図しないときにダストボックス内から塵埃が放出されるのを防止することができる。
1…天井埋込形空気調和機、2…筐体、3…化粧パネル、4…吸込パネル、5…フィルタ清掃ユニット、5…枠部、5b…フィルタ抑え、8…送風ファン、9…熱交換器、10…ファンモータ、11…フィルタ、11a…細桟、11b…フィルタ部、12a,12b…レール、13…ブラシユニット、13a…ブラシユニット抑え、13b…キャスタ、13c…ウォームギア、14…駆動ユニット、14a…ステッピングモータ、14b…シャフト、15…回転ブラシ、15a…ブラシ、15b…ブラシケース、15c…ブラシ台、15d…ブラシ抑え、15e…リントブラシ、15f…凸部、16…ブラシ座、16a…回転抑制部、17…アーム、18…受け座、18a…リントブラシ、19…ダストボックス、19a…ブラシ保持ケース係合穴、19b…開口部、20a,20b,20c…ばね、21a,21b…凹部、22…吹出口パネル、24…カバー、25…ノズル、25a…ガイド、26…吊ボルト

Claims (5)

  1. 天井に埋設される筐体と、
    前記筐体の底面に配置する化粧パネルと、
    前記化粧パネルの中央部に位置し、前記筐体の内部に室内空気を吸込む吸込口と、
    前記吸込口の周囲に設けられ室内へ空気を吹出す吹出口と、
    前記吸込口の上方に位置し、上側凸形状に構成された第1熱交換器及び第2熱交換器と、
    前記吹出口と前記熱交換器との間に位置し、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、
    前記吸込口と前記熱交換器との間に位置し、前記熱交換器と対向するように上側凸形状に構成された第1フィルタ及び第2フィルタと、
    前記第1フィルタ及び前記第2フィルタを清掃する清掃機構と、
    を備え、
    前記清掃機構は、
    前記吹出口と前記フィルタとの間に位置し、前記フィルタと対向するように上側凸形状に構成され、前記フィルタに付着した塵埃を捕集する第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシと、
    上側凸形状に構成された前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの間に位置し、前記第1捕集ブラシ及び前記第2捕集ブラシと一体に構成されて、前記第1捕集ブラシ及び前記第2捕集ブラシに付着した塵埃を回収するダストボックスと、
    を有する清掃ユニットと、
    上側凸形状に構成された前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの一端側である前記凸形状の頂点部分に配置された第1レールと、
    上側凸形状に構成された前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの他端側に配置された第2レールと、
    を備え、
    前記第1レール及び前記第2レールに保持された前記清掃ユニットを前記第1レール及び前記第2レールに沿って移動することにより、前記フィルタに付着した塵埃を第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシを介して前記ダストボックスに回収する天井埋込形空気調和機。
  2. 請求項1において、前記フィルタの清掃時以外は、前記第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシは前記ダストボックス内に収納される天井埋込形空気調和機。
  3. 請求項2において、前記フィルタの清掃時以外は、前記第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシは前記ダストボックス内に収納され、前記第1捕集ブラシ及び第2捕集ブラシは前記ダストボックスの蓋として機能する天井埋込形空気調和機。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、前記ダストボックスは前記吸込口と対向する位置に、電気掃除機のノズルを挿入可能な開口と、前記開口を塞ぐカバーと、を有する天井埋込形空気調和機。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記上側凸形状とは逆V字形状である天井埋込形空気調和機。
JP2012159171A 2012-07-18 2012-07-18 天井埋込形空気調和機 Pending JP2014020658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012159171A JP2014020658A (ja) 2012-07-18 2012-07-18 天井埋込形空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012159171A JP2014020658A (ja) 2012-07-18 2012-07-18 天井埋込形空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014020658A true JP2014020658A (ja) 2014-02-03

Family

ID=50195751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012159171A Pending JP2014020658A (ja) 2012-07-18 2012-07-18 天井埋込形空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014020658A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104501390A (zh) * 2014-12-22 2015-04-08 武汉科技大学 一种旋转除尘的空调滤网
CN105327873A (zh) * 2015-11-30 2016-02-17 美的集团武汉制冷设备有限公司 滚刷及除尘模块及挂壁式空调器
EP3276276A1 (en) * 2016-07-28 2018-01-31 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device
EP3276275A1 (en) * 2016-07-28 2018-01-31 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000146218A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内ユニット
JP2005156018A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和装置
EP1813880A1 (en) * 2006-01-26 2007-08-01 LG Electronics Inc. Indoor unit of air conditioner
WO2010143230A1 (ja) * 2009-06-11 2010-12-16 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
JP2012112550A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
US20120167609A1 (en) * 2010-12-30 2012-07-05 Kim Brian S Cleaning brush device for condenser

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000146218A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内ユニット
JP2005156018A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和装置
EP1813880A1 (en) * 2006-01-26 2007-08-01 LG Electronics Inc. Indoor unit of air conditioner
WO2010143230A1 (ja) * 2009-06-11 2010-12-16 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
JP2012112550A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
US20120167609A1 (en) * 2010-12-30 2012-07-05 Kim Brian S Cleaning brush device for condenser

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104501390A (zh) * 2014-12-22 2015-04-08 武汉科技大学 一种旋转除尘的空调滤网
CN105327873A (zh) * 2015-11-30 2016-02-17 美的集团武汉制冷设备有限公司 滚刷及除尘模块及挂壁式空调器
EP3276276A1 (en) * 2016-07-28 2018-01-31 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device
EP3276275A1 (en) * 2016-07-28 2018-01-31 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device
WO2018021303A1 (en) * 2016-07-28 2018-02-01 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device
WO2018021304A1 (en) * 2016-07-28 2018-02-01 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device
CN109790998A (zh) * 2016-07-28 2019-05-21 大金工业株式会社 用于空气调节器的过滤器清洁设备和具有这种过滤器清洁设备的空气调节器
CN109790997A (zh) * 2016-07-28 2019-05-21 大金工业株式会社 用于空气调节器的过滤器清洁设备和具有这种过滤器清洁设备的空气调节器
CN109790998B (zh) * 2016-07-28 2021-06-25 大金工业株式会社 过滤器清洁设备和空气调节器
US11231190B2 (en) 2016-07-28 2022-01-25 Daikin Industries, Ltd. Filter cleaning device for an air conditioner and air conditioner having such filter cleaning device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5276166B2 (ja) 空気調和機
US8282695B2 (en) Air conditioner
EP2050380B1 (en) Robot cleaner
JP4182328B2 (ja) 空気調和機
EP1762790B1 (en) Air conditioner with a filter cleaning arrangement
US9138120B2 (en) Automatic floor cleaner
US9750381B2 (en) Robot cleaner
KR20040002724A (ko) 공기 조화기
JP2014020658A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP6384918B2 (ja) 集塵機
JP5519073B2 (ja) 掃除ロボットの集塵ブレード構造およびこれを備えた掃除ロボット
JP2007271170A (ja) 空気調和機
WO2012096119A1 (ja) フィルタ保持装置、フィルタ清掃装置および空気調和機
KR20090085365A (ko) 천장형 공기조화기
JP5108119B2 (ja) ダストボックス、フィルタ清掃装置および空気調和機
JP2014025667A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP5530735B2 (ja) 清掃装置及びこれを備えた室内機並びに空気調和機
WO2008038570A1 (en) Air conditioner
JP2006292364A (ja) 空気調和機
JP2008180507A (ja) 空気調和機
JP2008185331A (ja) 空気調和機
JPWO2018047365A1 (ja) フィルタ清掃装置
JP4165245B2 (ja) 空気調和機
JP4165246B2 (ja) 空気調和機
JP6829433B2 (ja) 集塵機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150818

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150902

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150903

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151110