JP2011202931A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアフィルタ清掃ユニットを備えるうえに、エアフィルタのみを容易に脱着できるようにして、エアフィルタ清掃ユニットでは除去できないエアフィルタに固着する油分等の除去・清掃作業を可能にした空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】吸込み口5と室内熱交換器8との間にエアフィルタ23が配置され、エアフィルタ移動機構27と、エアフィルタに付着している塵埃を除去する回転ブラシ28とを備えたエアフィルタ清掃ユニット25と、除去された塵埃を収納するダストボックス30とを具備し、エアフィルタ清掃ユニットは、エアフィルタに摺接し塵埃を除去する位置から室内機本体の前面側に回動自在に支持され、エアフィルタは、エアフィルタ清掃ユニットを塵埃の除去清掃位置から前面側に回動した状態で、室内機本体に対して脱着自在である。
【選択図】 図6

Description

本発明は、エアフィルタに付着した塵埃をエアフィルタから自動的に除去する機能を備えた空気調和機の室内機の改良に関する。
空気調和機の室内機においては、室内空気が前面パネルに設けられる吸込み口から本体内に吸込まれ、本体内に配置される熱交換器を流通して熱交換する。吸込み口と熱交換器との間にはエアフィルタが介設されていて、室内空気に含まれる塵埃はエアフィルタで捕捉される。
長期に亘る空調運転の継続にともない、エアフィルタに捕捉された塵埃が堆積するので、定期的にエアフィルタを本体から取外し、エアフィルタに付着している塵埃を除去する必要が生じる。
そのため、居住者が定期的に前面パネルを開放してフィルタの着脱操作をしなければならず、手間がかかるのでそのまま放置することになり易い。そこで、たとえば[特許文献1]あるいは、[特許文献2]に開示されるような、エアフィルタに付着するゴミを自動的に除去する手段を備えた空気調和機が提供されるに至った。
特開2004−044933号公報 特許第4182328号公報
しかしながら、[特許文献1]あるいは[特許文献2]に開示されるフィルタ自動清掃装置は、綿埃のようなエアフィルタに付着に対する塵埃の除去は容易であるが、たとえば、厨房などの調理にともなって発生する油分を含む塵埃の付着に対する除去は完璧に行えず、長期間使用した場合はフィルタにその種類の塵埃が残る可能性が生じる。
このため、上述の室内機であっても、長期間使用毎に、居住人がエアフィルタを取外して汚れを除去する必要がある。このときは、エアフィルタを取外す前に、フィルタ自動清掃装置を取外さなければならなかった。
本発明は前記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、エアフィルタに付着する塵埃を自動的に除去・清掃するエアフィルタ清掃ユニットを備えるとともに、エアフィルタを容易に脱着できる構造を備えて、エアフィルタに固着した油分等の除去・清掃を可能にした空気調和機の室内機を提供しようとするものである。
前記目的を満足するため本発明は、吸込み口と吹出し口を備えた室内機本体内に、室内熱交換器および送風機が収容されるとともに吸込み口と室内熱交換器との間にエアフィルタが配置される空気調和機の室内機において、エアフィルタを移動させる機構と、移動するエアフィルタに摺接してエアフィルタに付着している塵埃を除去するブラシ体とを備えたエアフィルタ清掃ユニットと、このエアフィルタ清掃ユニットのブラシ体により除去された塵埃を収納するダストボックスとを具備し、前記フィルタ清掃ユニットはエアフィルタに摺接し塵埃を除去する位置から室内機本体の前面側に回動自在に支持され、前記エアフィルタはエアフィルタ清掃ユニットを塵埃の除去清掃位置から前面側に回動した状態で室内機本体に対して脱着自在とする。
本発明によれば、エアフィルタ清掃装置を備えるうえに、エアフィルタのみの室内機本体からの脱着作業の容易化を図り、エアフィルタの完全清掃化が得られる等の効果を奏する。
本発明における一実施の形態に係る、空気調和機の室内機において、運転停止状態の概略縦断面図。 同実施の形態に係るエアフィルタの正面図と、エアフィルタの構造説明図。 同実施の形態に係る、空気調和機の室内機において、冷房運転時の概略縦断面図。 同実施の形態に係る、空気調和機の室内機において、暖房運転時の概略縦断面図。 同実施の形態に係る、空気調和機の室内機において、エアフィルタに対する自動清掃時の概略縦断面図。 同実施の形態に係る、空気調和機の室内機において、エアフィルタ取外し時の概略縦断面図。
以下、本発明の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、空気調和機の室内機を概略に示す縦断面図である。
室内機本体1は、前側筐体を構成する前面パネル2と、後板筐体3とから構成されていて、上下方向に対して幅方向が長い横長形状をなしている。前面パネル2の前面部は開口され、ここに上端部を回動支点aとして開閉自在に化粧パネル2aが設けられる。
室内機本体1の上部である、後板筐体3の上面部は上面吸込み口5となっている。上面吸込み口5には枠状の桟が嵌め込まれていて、この桟によって複数の空間部に仕切られ、常に開放状態にある。
前記室内機本体1の前面下部に、吹出し口6が開口される。この吹出し口6には、1枚の水平ルーバ7aと、複数枚の縦ルーバ7bが一体に設けられる。水平ルーバ7aは、回動姿勢によって吹出し口6を開閉し、さらに運転条件に応じて熱交換空気の吹出し方向を設定する。縦ルーバ7bは、複数枚ずつ一斉に回動駆動され、左右方向の風向を変える。
室内機本体1内には、前側熱交換器部8Aと後側熱交換器部8Bとで略逆V字状に形成される室内熱交換器8が配置される。前側熱交換器部8Aは、前面パネル2と間隙を存してほぼ平行な湾曲状に形成され、後側熱交換器部8Bは、直状で斜めに傾斜していて、いずれの熱交換器部8A,8Bも上面吸込み口5と対向する状態にある。
前記室内熱交換器8の前後側熱交換器部8A,8B相互間には、室内送風機10が配置される。室内送風機10は、支持体に支持されるファンモータと、このファンモータの回転軸に嵌着される横流ファンとから構成される。ファンモータの軸方向長さは室内熱交換器8の幅方向長さに一致し、かつ正しく対向している。
前記前側熱交換器部8Aの下端部は前ドレンパン12a上に載り、前記後側熱交換器部8Bの下端部は後ドレンパン12b上に載る。前、後ドレンパン12a,12bは、後板筐体3に一体に構成され、それぞれの熱交換器部8A,8Bから滴下するドレン水を受け、排水ホースを介して外部に排水できるようになっている。
前後ドレンパン12a,12bの一部側壁外面は室内送風機10に近接して設けられ、これらで室内送風機10の横流ファンに対するノーズを構成している。ノーズとなる前後ドレンパン12a,12bの側壁部分と吹出し口6の各辺部との間は、隔壁部材14によって連結される。
前記隔壁部材14で囲まれる空間が、ノーズと吹出し口6とを連通する吹出し通風路15となる。なお、前記隔壁部材14を構成する前ドレンパン12aと吹出し口6との間の一部は開口されていて、この開口部17は、前ドレンパン12aおよび吹出し口6の左右幅方向と同一の幅方向寸法に形成される。
前記開口部17には、開閉機構に連結される蓋体18が開閉自在に設けられる。この開口部17の両側端部から前記吹出し通風路15へ、下部フィルタガイド20が突設されている。下部フィルタガイド20は、吹出し通風路15を横断して、後ドレンパン12bと吹出し口6下端部とを連結する側の隔壁部材14までに亘って設けられる。
なお説明すると、図1では下部フィルタガイド20は吹出し通風路15を横切って描いているが、実際には吹出し通風路15の両側壁から所定長さだけ突出して設けられる。そのため下部フィルタガイド20は、吹出し通風路15に沿って吹出される空気に対し、ほとんど通風抵抗にならない。
前記開口部17を介して、下部フィルタガイド20上端と対向する部位から、室内熱交換器8の前面と上面に間隙を存し、かつ後板筐体3の背面部に亘って上部フィルタガイド22が設けられる。この上部フィルタガイド22も、後板筐体3の両側壁から所定長さだけ突出していて、室内熱交換器8に導かれる空気に対しほとんど通風抵抗にならない。
図1に示す空調運転停止中の状態と、後述する空調運転時には、上部フィルタガイド22に後述するエアフィルタ23が支持される。このエアフィルタ23は、前面パネル2と室内熱交換器8との間に介在され、前記送風機10の駆動にともなって形成される吸込み通風路の室内熱交換器8上流側に位置する。
つぎに、前記エアフィルタ23について説明する。
図2(A)は、エアフィルタ23の正面図であり、図2(B)は、エアフィルタ23の構造説明図である。
前記エアフィルタ23は正面視で矩形状に形成されていて、この左右上下の周辺枠bと、中央部の縦桟cおよび、上下方向に所定間隔を存して水平に複数本の横桟dが設けられ、これら桟部b〜d間に亘ってネットeが張り巡らされる。
エアフィルタ23における左右両側部の周辺桟bは、長手方向に所定間隔を存して複数のギヤ孔24が設けられているので、中央部の縦桟cとともに柔軟性を有する。そのため、上部と下部の横桟dを除く、中央部と中間部の横桟dを連結回動支点として回動自在である。
換言すれば、エアフィルタ23は連結回動支点となる横桟dを介して、この上部側と下部側のネットe部分は互いの角度を自由に変化できる。具体的には、たとえば図2(B)に示すように、中央部の横桟d1に対して、この下部側の中間横桟d2の位置を自由に変えられる。
再び図1に示すように、室内熱交換器8の前側熱交換器部8Aを載置する上ドレンパン12aの前面側で、前面パネル2との間にエアフィルタ清掃ユニット25が取付けられる。このエアフィルタ清掃ユニット25は、前記蓋体18によって開閉される開口部17の上方部位に位置し、蓋体18の開閉動作に何らの支障もない位置が選択される。
エアフィルタ清掃ユニット25は、箱体からなるユニット本体26と、このユニット本体26とは別個に構成されるエアフィルタ移動機構27を備えている。
先にエアフィルタ移動機構27から説明すると、エアフィルタ23の両側部に設けられるギヤ孔24に噛合する送りギヤと、この送りギヤにギヤ列を介して連結される正逆回転自在なステッピングモータ等の駆動源から構成される。
図1の、エアフィルタ23が上部フィルタガイド22に支持される位置からエアフィルタ移動機構27の駆動源を正転駆動することで、エアフィルタ23は開口部17から抜け出て下部フィルタガイド20と隔壁部材14とに支持する位置まで移動される。その位置から逆転駆動すれば、図1に示す上部フィルタガイド22の支持位置まで移動される。
前記ユニット本体26は、内部に回転ブラシ(ブラシ体)28を回転自在に支持するとともに、この回転ブラシ28に連結するステッピングモータ等の駆動源を備えている。前記回転ブラシ28は、エアフィルタ23の幅方向に亘って対向する軸方向長さを有し、周面に設けられるブラシ毛はエアフィルタ23に接触するよう取付けられる。
前記ユニット本体26の上面部には摘み部fが設けられ、下面部は開口し、かつ下面部の奥側(前ドレンパン12a側)には回動枢支部gが設けられる。この回動枢支部gは後板筐体3の左右両側壁に設けられ、摘み部fを手前側に引くことにより、ユニット本体26は回動枢支部gを支点に回動自在である。
ユニット本体26の下方部位には、ダストボックス30が後板筐体3に対して着脱自在に取付けられる。ダストボックス30は上面部が開口されていて、ユニット本体26の下面開口部と連通する位置にある。さらに、ユニット本体26には掻き落し用突片が設けられ、回転ブラシ28の回転にともなってブラシ毛が摺接する位置にある。
このようにして構成される空気調和機の室内機であって、図1に示す運転停止の状態から運転開始信号が入ると、以下の状態に変る。
たとえば、冷房運転開始の信号が入ると、図3に示すようになる。
すなわち、ここでは図示しない室外機の圧縮機が駆動されるとともに、送風機10の横流ファンが回転して送風作用をなす。さらに、吹出し口6に設けられる水平ルーバは吹出し通風路15の傾斜角度と略同一角度になるように回動付勢される。
化粧パネル2aの位置は変らず、エアフィルタ清掃ユニット25に対する信号は出ないので、回転ブラシ28とエアフィルタ移動機構27は停止状態を維持する。そして、蓋体18の位置も変りがなく開口部17を閉塞していて、隔壁部材14には何らの開口部分も存在しない。
圧縮機の駆動にともなって冷凍サイクル運転が開始され、室内熱交換器8に冷媒が導かれる。送風機10の駆動により、図に矢印で示すように上面吸込み口5から室内空気が吸込まれてエアフィルタ23を流通し、室内空気に含まれる塵埃が捕捉される。清浄化された室内空気が室内熱交換器8を流通し、ここに導かれた冷媒と熱交換して冷気に変る。
冷気は吹出し通風路15に沿って導かれ、水平ルーバ7aと縦ルーバ7bに案内されて吹出し口6から吹出される。特に、水平ルーバ7aの回動姿勢から、冷気は被空調室の上部側へ吹出され、よって居住人の足元を冷やすことがない快適冷房作用が行われる。
なお、蓋体18が開口部17を閉塞しているので、冷気が室内熱交換器8の前側熱交換器部8Aへショートサーキットする、あるいは吹出し口6の周辺部に結露が生じて冷気とともに室内へ吹き飛ばされる、等の不具合を確実に防止できる。
暖房運転開始の信号が入ると、図4に示すようになる。
このときも、化粧パネル2aの位置は変らないとともに、エアフィルタ清掃ユニット25に対する信号は出ないので、回転ブラシ28とエアフィルタ移動機構27は停止状態を維持する。蓋体18の位置も変りがなく、開口部17を閉塞する。
圧縮機が駆動され、冷凍サイクル運転が行われて室内熱交換器8にガス冷媒が導かれる。送風機10が駆動され、図に矢印で示すように上面吸込み口5から室内空気が吸込まれてエアフィルタ23を流通し、室内空気に含まれる塵埃が捕捉される。清浄化された室内空気が室内熱交換器8を流通し、ここに導かれた冷媒と熱交換して暖気に変る。
暖気は吹出し通風路15に沿って導かれるが、このときも蓋体18か開口部17を閉塞しているので、全ての暖気は水平ルーバ7aと縦ルーバ7bに案内されて吹出し口6から吹出される。特に、水平ルーバ7aの回動姿勢から、暖気は被空調室の床面に向って吹出され、よって居住人を足元から暖める快適暖房作用が行われる。
なお、蓋体18が開口部17を閉塞しているので、暖気が室内熱交換器8へショートサーキットするような不具合を確実に防止できる。
ある程度の使用期間が経過したら、エアフィルタ23には捕捉した塵埃が厚く付着し、室内熱交換器8に対する通風抵抗となり熱交換効率の低下を招くので、エアフィルタ23に付着した塵埃を除去する必要がある。このときは、「エアフィルタお掃除ボタン」をオンする。
吹出し通風路15に設けられる開口部を閉塞していた蓋体18は回動変位して、開口部を開放する。タイミングをとって、エアフィルタ清掃ユニット25を構成するエアフィルタ移動機構27の送りギヤが正回転(反時計回り方向)駆動されるとともに、ユニット本体26の回転ブラシ28も反時計回り方向に回転駆動される。
送りギヤに噛合するギヤ孔24を有するエアフィルタ23は、下端部から開口部17を出て、吹出し通風路15に設けられる下部フィルタガイド20に沿い移動案内される。なお、上部フィルタガイド22と下部フィルタガイド20とも湾曲成され、互いに曲率半径が相違している。
しかしながら、図2(B)に示したように、エアフィルタ23は中央部と中間部の横桟dを連結回動支点として回動自在であるので、エアフィルタ23は上部フィルタガイド22から下部フィルタガイド20に沿って円滑にガイドされ、移動する。
同時に、エアフィルタ23の移動方向と反対方向に回転する回転ブラシ28のブラシ毛がエアフィルタ23と摺接し、エアフィルタ23に付着していた塵埃は掻き落される。さらに、ユニット本体26に設けられる掻き落し用突片が、エアフィルタ23から回転ブラシ28に移動した塵埃を掻き落す。
回転ブラシ28から掻き落された塵埃は、ユニット本体26の下面開口部からダストボックス30内へ落下する。このようにして、エアフィルタ23に付着していた塵埃は、ダストボックス30に集積される。
図1に示すエアフィルタ23が上部フィルタガイド22に支持される位置から、図5に示すようにエアフィルタ23のほとんど大部分が下部フィルタガイド20に支持される位置まで移動する。この状態をセンサが検知して、今度はエアフィルタ移動機構27の送りギヤと回転ブラシ28が逆方向に回転するよう制御される。
エアフィルタ23は、再び開口部17から上部フィルタガイド22に支持される位置に移動する。回転ブラシ28は、エアフィルタ23の戻り移動中もエアフィルタ23に残留している塵埃を除去する。
エアフィルタ23が元の位置に復帰したら、エアフィルタ移動機構27と回転ブラシ28の回転を停止して、再度の空調運転開始を待機する。この状態で、エアフィルタ23に付着していた塵埃は完全に除去され、ダストボックス30内に集積される。
以上のエアフィルタ23に対する自動清掃操作を何回か行うと、ダストボックス30内の塵埃が満杯状態になる。このときは、居住人に対して何らかの報知がなされるので、ダストボックス30に溜まった塵埃を取出して排出しなければならない。
また、たとえば油分等がエアフィルタ23に付着してしまうと、回転ブラシ28のブラシ毛をエアフィルタ23に摺接するだけでは油分を完全除去するのは困難である。さらに、その油分に塵埃が付着し、エアフィルタ23に対して固着状態となるので、居住人がエアフィルタ23を取出して洗浄し油分を除去する必要がある。
そこで、図6に示すような操作が必要となる。このとき化粧パネル2aを開放して、エアフィルタ清掃ユニット25およびダストボックス30を室内機本体1の前面側に露出する。そして、ダストボックス30を掴んで手前側に引張り付勢すれば、容易に取出すことができ、ダストボックス30内の塵埃を排出し、元の位置に取付ければよい。
エアフィルタ23を取外す場合は、ダストボックス30を取外してから、ユニット本体26の摘み部fを手前側に引く。ユニット本体26は回動枢支部gを中心に回動して、室内機本体1の前面側に倒れる。
この状態でも、エアフィルタ23のギヤ孔24に送りギヤは噛合しているが、送りギヤはエアフィルタ23の背面側(裏面側)に位置しているので、エアフィルタ23全体が露出する。したがって、エアフィルタ23を室内機本体1から取外すことができ、そのエアフィルタ23を洗浄して付着している油分等を完全に除去し、乾燥させる。
以上の作業が終了したら、エアフィルタ23の上端部を上部フィルタガイド22の上端部に対向させ、エアフィルタ23を上部フィルタガイド22に支持する。なお、エアフィルタ23のギヤ孔24をエアフィルタ移動機構27の送りギヤに噛合させることは、確実に行う必要がある。
さらに、ユニット本体26の摘み部fを持って後方に回動させ、元の位置に戻すとともに、ダストボックス30も元の位置に取付ければ、全ての作業が終了する。要は、化粧パネル2aを開放してからダストボックス30を取外し、ユニット本体26を回動すればエアフィルタ23の脱着が可能となり、比較的容易な作業ですむ。
このような空気調和機の室内機によれば、エアフィルタ清掃ユニット25を備えて、エアフィルタ23に対する自動清掃をなすとともに、エアフィルタ23を室内機本体1から取外でき、手動メンテナンスの容易化を得られる。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
5…上面吸込み口、6…吹出し口、1…室内機本体、8…室内熱交換器、10…送風機、23…エアフィルタ、27…エアフィルタ移動機構、28…回転ブラシ(ブラシ体)、25…エアフィルタ清掃ユニット、30…ダストボックス、12a…前ドレンパン。

Claims (3)

  1. 吸込み口と吹出し口を備えた室内機本体内に、室内熱交換器および送風機が収容されるとともに、前記吸込み口と前記室内熱交換器との間にエアフィルタが配置される空気調和機の室内機において、
    前記エアフィルタを移動させる機構と、移動するエアフィルタに摺接して、エアフィルタに付着している塵埃を除去するブラシ体とを備えたエアフィルタ清掃ユニットと、
    このエアフィルタ清掃ユニットのブラシ体により除去された塵埃を収納するダストボックスと、を具備し、
    前記エアフィルタ清掃ユニットは、エアフィルタに摺接し塵埃を除去する位置から室内機本体の前面側に回動自在に支持され、
    前記エアフィルタは、前記エアフィルタ清掃ユニットを塵埃の除去清掃位置から前面側に回動した状態で、室内機本体に対して脱着自在である
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記室内熱交換器はドレンパン上に載置され、
    このドレンパン前面側に前記エアフィルタ清掃ユニットが回動自在に支持される
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記ダストボックスは、前記エアフィルタ清掃ユニットの下部に配置され、室内機本体に対して脱着自在である
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
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