JP5595839B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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本発明の実施形態は空気調和機の室内機に関する。
従来から空気調和機の室内機には、その室内機内に配設されているエアフィルタを自動的に清掃するエアフィルタ清掃装置を具備したものが知られている。
エアフィルタ清掃装置を具備した空気調和機の室内機は、例えば、図9に示すように空気調和機の室内機101は、室内機本体102の上面に、空気の吸込口103を形成し、この上面吸込口103の内側に、エアフィルタ104を配設し、エアフィルタ104の下部に、エアフィルタ清掃装置105を配設している。エアフィルタ清掃装置105は、主にエアフィルタ送り機構、塵埃除去用ブラシおよびダストボックスを具備している。エアフィルタ清掃装置105は、フィルタ送り機構を、エアフィルタ清掃運転時に駆動して、エアフィルタ104の下端部を、その背面側(図9では右側)のガイド路gにUターンさせ、上方へ送り込み移動させる。この際、フィルタ表面に付着した塵埃を塵埃除去用ブラシで除去し、ダストボックスへ収集するようにしている。上方へ送り込まれたエアフィルタ104は、ガイド路gに案内されて、室内機本体102の上面吸込口103に設けられたエアフィルタ出入口106から、室内機本体102の上面よりも外側の上方へ突出する。エアフィルタ104の清掃が終了した後は、エアフィルタ送り機構の逆転によりエアフィルタ104が再びエアフィルタ出入口106から室内機本体102内へ戻され、原状位置に戻される。このように、エアフィルタの清掃時、エアフィルタを室内機本体上面に突出させ、エアフィルタの清掃状態を確認することが出来るエアフィルタ清掃装置105機構を備えた空気調和機としては、例えば特許文献1のものがある。
特開2008−151367号公報
しかしながら、エアフィルタ清掃装置105により清掃されたエアフィルタ104の一部が図9に示すようにエアフィルタ出入口106から外側上方へ突出したときに、特許文献1記載のような平面状フィルタの場合には、前面側から上面後方側に平面的に移動すると、室内機本体上面のエアフィルタ出入口から、本体上面吸込口の上面に沿って後方へ送られるが、エアフィルタの下端部を、その背面側のガイド路gにUターンさせ、上方へ送り込み移動させる構成においては、エアフィルタ104が反転しているためそのエアフィルタ104の突出部104aが上面方向に向かって移動するため、例えば室内機101の据付箇所近傍の天井面107に突き当り、接触してしまう可能性が生じる。
この場合には、エアフィルタ清掃装置105により、一旦清掃されたエアフィルタ104の突出部104aが天井面107に接触したときに、この突出部104aに、天井面107に付着されている塵埃が再び付着してしまうという虞がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、エアフィルタ出入口から外側へ突出したエアフィルタが天井面等に接触することを防止することが可能な空気調和機の室内機を提供することにある。
本実施形態によれば、室内機本体の上面に形成された空気の吸込口と、前記室内機本体内に配置されて前記吸込口から室内機本体内に吸い込まれた空気の塵埃を除去するエアフィルタと、このエアフィルタが室内機本体の内外に出入されるエアフィルタ出入口と、を備えている。
また、本実施形態によれば、前記上面吸込口の外面側に着脱可能に装着され、エアフィルタ出入口から外側に突出した前記エアフィルタの移動先端部を天板の内面に突き当てることで室内機本体の後方側に案内するフィルタガイドを具備している。
本発明の第1の実施形態に係る空気調和機の室内機の外観を上方から俯瞰したときの斜視図。 第1のフィルタガイドを装着する前の図1で示す室内機の外観斜視図。 図2で示す室内機の縦断面図。 図1で示す室内機の要部縦断面図。 本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の室内機の外観を上方から俯瞰したときの斜視図。 図5で示す第2のフィルタガイドを下方から仰視したときの斜視図。 図5で示す第2のフィルタガイドを、この第2のフィルタガイド装着された吸込口の内側から仰視したときの斜視図。 本発明の第3の実施形態に係る空気調和機の室内機の外観斜視図。 フィルタガイドが装着されていない室内機のエアフィルタが室内機本体上面のフィルタ出入口から外側上方へ突出して天井面に接触している状態を示す模式図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の図面中、同一または相当部分には、同一符号を付している。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る空気調和機の室内機の外観斜視図、図2は第1のフィルタガイドを装着する前の図1で示す室内機の外観斜視図、図3は図2で示す室内機の縦断面図である。
これら図1〜図3に示すように空気調和機の室内機本体1は、室内壁面等取付面に固定される後板本体2と前面パネル3とにより室内機本体1の筐体を構成している。前面パネル3は、室内機本体1の前面、上面、下面および左右両側面の筐体部を構成し、後板本体2は、室内機本体1の内部に収納される部品を配置固定する取付け部を備えると共に、室内機本体1の背面部を構成している。
前記前面パネル3の前面および上前面には、空気吸込口の一例である前面吸込口4、および上部吸込口5を形成する開口部が設けられる。図1,図2、図3に示すように、前面パネル3の前面の開口部には、全幅に亘って、その開口部前面の上下方向中間部分を遮蔽し、上部と下部に通風路を構成するために化粧パネル3aが取り付けられる。したがって、この化粧パネル3aの上方と下方が前面吸込口4を形成する。なお、この化粧パネル3aは、室内機本体1内に配置されたフィルタの清掃などのメンテナンスを行うために、開閉可能に構成されている。
上部吸込口5は、室内機本体1の長手方向(幅方向)ほぼ中間部に形成されたセンターピラー5aにより左右に仕切られている。これらの吸込口5は、左右夫々を複数の縦桟5b…、5c…により、長手方向に複数の開口に仕切られている。
前記前面パネル3の下部には、吹出口6が形成される。この吹出口6には、上下方向の風向を変更させる前後2枚の水平ルーバ7a、7bとこの後方の水平ルーバ7b表面に一体的に配置された左右方向風向を変更させる複数枚の左右ルーバ7cを配設している。
図3に示すように室内機本体1は、その内部空間に、前面と上部吸込口4、5と吹出口6を連通させる通風路8を形成している。通風路8は、その上流側にほぼ逆V字状の熱交換器9を配設し、その下流側に室内送風機を構成する横流ファン11を配設していると共に、横流ファン11上流側に吸込口4、5と連通する吸込口側通風路8a、横流ファン11下流側に吹出口6と連通する吹出口側通風路8bを有する。
また、前面と上部吸込口4、5の内側には、エアフィルタ10を配設している。エアフィルタ10は、左右一対のエアフィルタ10a,10bより構成している。これら左右一対のエアフィルタ10a,10bの下端部近傍には、これらのエアフィルタ10a,10bを清掃するエアフィルタ清掃装置12が配設されている。エアフィルタ清掃装置12は、主にエアフィルタ送り機構、塵埃除去用ブラシおよびダストボックスを配設している。フィルタ送り機構は、エアフィルタ清掃運転時に駆動して、左右の各エアフィルタ10a,10bの下端部を背面側(図1では右側)のガイド路13にUターンさせ、図中上方へ送り移動させる。
図3に示すようにガイド路13は、その図中上端部をフィルタ出入口14に連通している。フィルタ出入口14は、上部吸込口5の前後方向(図3,図4では左右方向)の中間部のやや前面側に形成されている。
塵埃除去用ブラシは、回転軸外面に螺旋状に巻装されたブラシで構成し、左右のエアフィルタ10a,10bの移動に連動して回動し、エアフィルタ10a,10bに付着している塵埃を掻き取り、ダストボックスに落下させ収納させる。
そして、図1に示すように、上部吸込口5とフィルタ出入口14の外面側の上面には、全体が弾性変形可能の第1のフィルタガイド15を着脱可能に設けている。
図1,図4に示すように第1のフィルタガイド15は、上部吸込口5とフィルタ出入口14の図中上面のほぼ全面を被覆し得る大きさの矩形格子枠状のフィルタガイド本体15aを有する。このフィルタガイド本体15aは、その前端部(図4では左端部)に、その垂直方向下方に突出する短い前脚部15bを一体に形成する一方、ガイド本体15aの後端部(図4では右端部)に、その垂直方向下方に突出する長い後脚部15cを一体に形成している。
フィルタガイド本体15aは、矩形外枠15a1の長手方向ほぼ中間部に、上部吸込口5のセンターピラー5aとほぼ同形同大のガイドセンターピラー15a2を図1中前後方向に一体に架設している。このガイドセンターピラー15a2の図1中左右両側には、外枠15a1の前後方向に一体に架設された複数のガイド桟15a3,15a3,…を等ピッチ、または所要ピッチで並設し、複数の開口を形成している。
図4に示すように第1のフィルタガイド15の前脚部15bは、その図中下端部を前側(図4では左側)にほぼ直角に折曲して、前上部吸込口5dの前端(図4では左端)下面(内面)に着脱可能に嵌合する逆L字状の前係止部15b1を一体に形成している。
一方、後脚部15cは、その高さが前脚部15bよりも若干高く形成され、フィルタガイド本体15a全体を後方(図4では右側)に向けて漸次高くなる所要の傾斜角により支持している。後脚部15cは、その図中下端部を後側(図4では右側)にほぼ直角に折曲して、後上部吸込口5eの後端(図4では右端)の下面(内面)に嵌合するL字状の後係止部15c1を一体に形成している。
これにより、第1のフィルタガイド15を上部吸込口5の上面(外面)上に取り付ける場合は、まず、第1のフィルタガイド15の逆L字状の前係止部15b1を、前上部吸込口5dの前端部内側に着脱可能に嵌合させる。次に、第1のフィルタガイド15の全体を前後方向に若干弾性的に変形させてL字状の後係止部15c1を後上部吸込口5eの後端部内側に着脱可能に嵌合させる。これにより、第1のフィルタガイド15がフィルタ出入口14と上部吸込口5の上面外側に着脱可能に装着される。この装着後は、第1のフィルタガイド15全体の弾性復元力によりその装着状態が保持される。
第1のフィルタガイド15は、その全体を、弾性を有する所要の金属製平板の板金加工により一体に形成してもよく、または、所要の樹脂のモールド成型等により一体に形成してもよい。前者の板金加工により第1のフィルタガイド15を形成する場合には、モールド成型により形成する場合の金型が不要になるので、その分、コスト低減を図ることができる。
次に、この空気調和機の室内機1の作用について説明する。
空気調和機が運転されると、室内機1の横流ファン11が回転駆動される。このために、室内空気が前面吸込口4と上部吸込口5から室内機本体1内に吸い込まれ、左右一対のエアフィルタ10a,10bにより塵埃等異物が捕捉されて除去され、さらに、吸込口側通風路8aを通風して熱交換器9で熱交換される。ここで、熱交換された冷風または温風等の調温空気は、吹出口側通風路8bを経て吹出口6から再び室内へ吹き出される。これの繰返しにより室温が調温される。
そして、この空調運転停止時のエアフィルタ清掃運転時には、エアフィルタ清掃装置12のフィルタ送り機構が駆動し、左右一対のエアフィルタ10a,10bの下端部をその背面側(図1では右側)のガイド路13にUターンさせ、図中上方へ送り移動させる。このために、これら左右一対のエアフィルタ10a,10bの移動先端部がフィルタ出入口14から外側へ突出する。
一方、塵埃除去用ブラシは左右一対のエアフィルタ10a,10bの移動に連動して回動し、エアフィルタ10a,10bに付着している塵埃を、回転軸外面に螺旋状に巻装されたブラシにより掻き取り、ダストボックスに落下させ収納させる。
そして、図4に示すようにエアフィルタ出入口14から外部へ突出した左右一対のエアフィルタ10a,10bの移動先端は、第1のフィルタガイド15の天板に相当する枠状のフィルタガイド本体15aのガイドセンターピラー15a2との複数のガイド桟15a3,15a3,…内面に突き当り、その内面に案内されて、後板本体2側の後方へ案内される。
このために、本実施形態の室内機1によれば、図9のフィルタガイドの無い状態の室内機101のように、フィルタ出入口106から外方へ突出した清掃後のエアフィルタ10a,10bの突出部が上方へ延出して、室内機1を設置している室内の天井面に突き当り、接触することを防止できる。このために、清掃後のエアフィルタ10a,10bが天井内面に付着している塵埃が再びエアフィルタ10a,10bに付着し、汚れることを防止できるとともに、フィルタ清掃が確実に実行されていることを視覚で確認することが出来る。
そして、エアフィルタ10a,10bの清掃が終了すると、フィルタ送り機構が逆転し、エアフィルタ10a,10bが室内機本体1内へ巻き戻される。このために、フィルタ出入口14から外部へ、一旦突出したエアフィルタ10a,10bは再びガイド路13を通って室内機本体1内へ戻され、初期位置に戻される。
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の室内機1Aの外観斜視図である。この空気調和機の室内機1Aは、前記図1〜図4で示す室内機1の第1のフィルタガイド15に代えて、樹脂製等の第2のフィルタガイド25を室内機本体1に設けた点に特徴があり、これ以外の構成は第2の実施形態と同様の構成である。
図5〜図7に示すように第2のフィルタガイド25は、フィルタ出入口14の外面(図5では上面)の長手方向中間部に着脱可能に装着される装着部26と、フィルタ出入口14から外側へ出入される左右一対のエアフィルタ10a,10bの互いに隣り合う各片側の側縁部を、室内機本体1の後方側(後板本体2側)へ案内するガイド部27とを具備している。
装着部26は、前上部吸込口5dのセンターピラー前端部5a1とほぼ同形同大、または若干小形の矩形平板の基板26aを有する。図2に示すようにセンターピラー前端部5a1は、上部吸込口5を左右に仕切るセンターピラー5aの前方延長線上に成形されて、前上部吸込口5dをさらに左右に仕切るセンターピラーである。
装着部26は、基板26aの図6,図7中、前端部下面に、その前方に突出する左右一対のL字状の前係止爪26b,26cを一体に突設し、基板26aの下面後部には、左右一対の挟持用係止爪26d,26eを一体に突設している。これら挟持用係止爪26d,26eは、これらの鈎状係止爪を相互に内側に向けて対向配置している。
図7に示すように左右一対の係止爪26b,26cは、前上部吸込口5dの開口内端下方に挿入されて着脱可能に係止し、左右一対の挟持用係止爪26d,26eは、前上部吸込口5dのセンターピラー前端部5a1の幅方向両端内面に係止して幅方向に挟持するように構成されている。
ガイド部27は、装着部26の基板26aの一端(後端)に、基板26aの上面側(図6では上方)に凸の円弧状に湾曲する円弧板27aを一体に連成している。この円弧板27aの内面(図6,図7では下面に)27a1には、その幅方向中間部にて、左右に仕切る隔壁27bを長手方向ほぼ全長に亘って一体に突設し、隔壁27bの両側に、左右一対のエアフィルタ10a,10bの隣り合う左,右両側縁部をそれぞれ受けて支持しつつ、その出入方向を案内する左右2つのガイドレーンを形成している。隔壁27bの突出端(図6,図7中下端)は、基板26aの上面または下面からほぼ水平方向へ延在し、基板26a側の前部から、その反対側の後部へ向けて、その突出長さを漸次長くしてほぼ水平に延在している。
次に、この第2のフィルタガイド25をフィルタ出入口14の上方(外側)に装着する方法について説明する。
まず、第2のフィルタガイド25の左右一対のL字状の前係止爪26b,26cを、センターピラー前端部5a1の両側近傍の前上部吸込口5dの開口縁部の内面下に差し込む。
次に、第2のフィルタガイド25の装着部の基板26aを、前上部吸込口5dのセンターピラー前端部5a1の外面(上面)上に位置決めし、その外方(上方)から下方へ押し込む。すると、左右一対の挟持用係止爪26d,26eの湾曲先端面がセンターピラー前端部5a1の両側面に当接して漸次拡開するように弾性変形し、さらなる押込みにより、この湾曲先端面を乗り超えたときに、これら係止爪26b,26cの鈎状係止部が弾性復元力によりセンターピラー前端部5a1の内面(下面)に係止され、同時にこのセンターピラー前端部5a1を幅方向に弾性的に挟持する。
このために、エアフィルタ清掃運転時、エアフィルタ清掃装置12のフィルタ送り機構により、塵埃が除去されつつ、ガイド路13へ送り出されると、この左右一対のエアフィルタ10a,10bがフィルタ出入口14から外側へ突出される。すると、これら柔軟なエアフィルタ10a,10bの隣り合う各側縁部が第2のフィルタガイド25の円弧板27aと隔壁27bとに突き当り、弾性的に撓曲しつつ摺動して、室内機本体1の後方へ案内される。
このために、この第2のフィルタガイド25によっても、フィルタ出入口14から外部へ突出する左右一対のエアフィルタ10a,10bの突出方向を円滑に後方へ案内する。このために、エアフィルタ10a,10bが天井7の内面に突き当って接触し、再び塵埃が付着することを防止することができる。そして、エアフィルタ10a,10bの清掃が終了すると、エアフィルタ10a,10bは、フィルタ送り機構の逆転により室内機本体1内へ戻される。
また、第2のフィルタガイド25は、着脱容易であるので、室内機1から取り外した状態で、この第2のフィルタガイド25を同梱することにより、室内機1自体の高さを低くすることができる。しかも、第2のフィルタガイド25は小形軽量であるので、室内機1と同梱する際にも容易であり、梱包の小形軽量化を図ることができる。
さらに、フィルタ出入口14から外部へ突出する一対のエアフィルタ10a,10bの突出先端が突き当る円弧板27aの内面が、円弧面であり、エアフィルタ10a,10bが柔軟であるので、そのエアフィルタ10a,10bの突き当る際の外力ないし衝撃を軽減することができる。これにより、第2のフィルタガイド25のさらなる小型軽量化を図ることができる。
また、第2のフィルタガイド25を前上部吸込口5dのセンターピラー前端部5a1から取り外す場合は、左右一対の挟持用係止爪26d,26eの一方を外側方へ撓曲させて、その係止を解除し、この後、左右一対の前係止爪26b,26cを、前上部吸込口5d内端から引き抜くことにより、簡単かつ迅速に取り外すことができる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係る空気調和機の室内機1Bの外観斜視図である。この空気調和機の室内機1Bは、図5で示す第2のフィルタガイド25の図中左右に、第3,第4のフィルタガイド35,45をそれぞれ並設し、フィルタ出入口14から外部へ突出してくる左右一対のエアフィルタ10a,10bの幅方向左右両側縁部を、これら第2,第3,第4のフィルタガイド25,35,45により、その出入方向を案内するように構成した点に特徴がある。
第3のフィルタガイド35は、上部吸込口5dの図8中左端部に着脱可能に装着され、第4のフィルタガイド45は上部吸込口5dの図8中右端部に着脱可能に装着される。
第3,第4のフィルタガイド35,45は、その基本的構成が第2のフィルタガイド25の構成とほぼ同様であって、装着部26とガイド部27を有する。しかし、ガイド部27は、隔壁27bを、円弧板27aの幅方向中間部ではなく、その外側端に一体に形成した点に特徴がある。
すなわち、第3のフィルタガイド35は左右一対のエアフィルタ10a,10bの一方、図8では左側のエアフィルタ10aの左側縁部を受けて支持し、室内機本体1の後方へ往復動可能に案内するように構成されている。
また、第4のフィルタガイド45は、図8中、右側のエアフィルタ10bの右側縁部を受けて支持し、室内機本体1の後方へ往復動可能に案内するように構成されている。
したがって、この空気調和機の室内機1Bによれば、フィルタ出入口14から内外へ出入される左右一対のエアフィルタ10a,10bの左右両側縁部を、第2〜4のフィルタガイド25,35,45により、それぞれ受けて支持しつつ、その出入方向を案内するので、左右のエアフィルタ10a,10bが柔軟であっても、その支持の確実性の向上を図ることができる。また、このために、左右一対のエアフィルタ10a,10bの出入方向の案内の確実性の向上を図ることができる。
なお、フィルタ出入口14の幅方向(図8では左右方向)中間部に配設される第2のフィルタガイド25を削除し、左右の第3,第4のフィルタガイド35,45によりエアフィルタ10a,10bの出入方向を案内するように構成してもよい。この場合でも、これら第3,第4のフィルタガイド35,45の外側縁部をそれぞれ支持することができるので、これらエアフィルタ10a,10bの出入方向を案内することができる。また、第2のフィルタガイド25を削除するので、その分、部品点数の削減を図ることができる。
また、上記各実施形態では、左右一対のエアフィルタ10a,10bの出入方向を案内する場合について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、例えばエアフィルタが1枚の場合にも適用することができ、1枚以上であればよい。
以上、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…室内機本体、2…後板本体、3…前面パネル、4…前面吸込口、5…上部吸込口、5a…センターピラー、5a1…センターピラー前端部、5b,5c…上部吸込口の縦桟、5d…前上部吸込口、6…吹出口、7a、7b、7c…ルーバ、10…エアフィルタ、10a,10b…左右一対のエアフィルタ、12…エアフィルタ清掃装置、13…ガイド路、14…フィルタ出入口、15…第1のフィルタガイド、15a…フィルタガイド本体、15a1…外枠、15a2…ガイドセンターピラー、15a3…ガイド桟、15b…前脚部、15c…後脚部、25…第2のフィルタガイド、26…装着部、26b,26c…左右一対の前係止爪、26d,26e…左右一対の挟持用係止爪、27…ガイド部、27a…円弧板、27b…隔壁、35…第3のフィルタガイド、45…第4のフィルタガイド。

Claims (3)

  1. 室内機本体の上面に形成された空気の吸込口と、
    前記室内機本体内に配置されて前記吸込口から前記室内機本体内に吸い込まれた空気の塵埃を除去するエアフィルタと、
    このエアフィルタが室内機本体上面吸込口の外面側に出入されるエアフィルタ出入口と、
    を備えた空気調和機の室内機において、
    前記上面吸込口の外面側に着脱可能に装着され、前記エアフィルタ出入口から外側に突出した前記エアフィルタの移動先端部を天板の内面に突き当てることで室内機本体の後方側に案内するフィルタガイドを設けた
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記フィルタガイドは、
    前記エアフィルタの片側の側縁部を支持して、
    その出入を案内するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記エアフィルタは、
    幅方向に複数枚で構成して夫々前記フィルタ出入口から外側出入され、
    前記フィルタガイドは、
    これらエアフィルタの隣り合う片側の側縁部をそれぞれ支持して、その出入を案内するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
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