JP6202067B2 - 空調室内機 - Google Patents

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本発明は、エアフィルタを備える空調室内機に関する。
従来より、室内空気を吸込んで調和空気を吹出す空調室内機では、エアフィルタによって吸込む室内空気から塵埃を除去することが行われている。エアフィルタを清掃する手間を省くために、近年、室内空気から除した塵埃で汚れたエアフィルタを清掃ブラシで自動的に清掃する自動清掃機構を備える空調室内機が普及している。このような空調室内機では、清掃ブラシが汚れると清掃ブラシによるエアフィルタの清掃機能が低下するため、リフレッシュブラシで清掃ブラシに溜まった塵埃が掻き落とされる。例えば特許文献1(特開2009−192211号公報)に記載されている清掃機構では、清掃ブラシが間欠的にエアフィルタに沿って移動しながら、清掃ブラシが移動せずに停止しているときに清掃ブラシに溜まった塵埃がリフレッシュブラシで掻き落とされる。
特許文献1に記載されている空調室内機では、清掃ブラシを有する塵埃除去手段つまり掃除ユニットがネジを使って空調室内機に固定されているので、メンテナンスをするには、ネジを外して掃除ユニットを空調室内機から取り出すことが必要になる。そのため、掃除ユニットのメンテナンスのための操作が難しくなり手間が掛かるという問題がある。
本発明の課題は、掃除ユニットのメンテナンスの操作を簡単に行えるようにすることである。
本発明の第1観点に係る空調室内機は、本体ケーシングと、本体ケーシングに固定されるエアフィルタと、エアフィルタ上を前後に動く掃除ユニットと、掃除ユニットを動かす駆動機構とを備える空調室内機において、駆動機構は、掃除ユニットの被固定部を着脱自在に固定するための固定構造を持つ可動部を有し、固定構造は、掃除ユニットの被固定部を押し付けるための押圧部材と被固定部が押し付けられる受け部とを持ち、被固定部が押圧部材によって受け部に押し付けられることにより少なくともエアフィルタから掃除ユニットが移動時に受ける反力によっては被固定部が外れない第1姿勢及び、メンテナンス時に被固定部が押圧部材及び受け部から受ける抵抗力が第1姿勢のときよりも小さくなる第2姿勢を被固定部が取り得るように構成されている。
この調室内機では、固定構造が、被固定部が押圧部材によって受け部に押し付けられることによりエアフィルタが固定された本体ケーシングから掃除ユニットが移動時に受ける反力によって被固定部が外れない第1姿勢及び、メンテナンス時に被固定部が押圧部材及び受け部から受ける抵抗力が第1姿勢のときよりも小さくなる第2姿勢を被固定部が取り得るように構成されているので、掃除ユニットの移動時にはしっかりと掃除ユニットの被固定部を可動部が保持できるとともに、メンテナンス時には第2姿勢に変化させることで簡単に掃除ユニットを固定構造から取り外すことができる。
本発明の第2観点に係る空調室内機は、第1観点に係る空調室内機において、押圧部材は、一方端部が固定構造に固定された変形可能なバネ部材であって、一方端部の反対側にある他方端部と一方端部との間に順に並んだ複数の凸部が形成されており、第2姿勢のときに被固定部に当たる凸部の数が第1姿勢のときに被固定部に当たる凸部の数よりも少なくなるように構成されている、ものである。
この空調室内機では、第2姿勢のときに被固定部に当たる凸部の数が第1姿勢のときに被固定部に当たる凸部の数よりも少なくなるように構成されていることから、第2姿勢のときに第1姿勢のときよりも凸部から受ける摩擦抵抗を減少させることができる。
本発明の第3観点に係る空調室内機は、第1観点又は第2観点に係る空調室内機において、掃除ユニットは、清掃時にエアフィルタに接触してエアフィルタから塵埃を取り除くための清掃ブラシを有し、固定構造は、被固定部が第1姿勢をとっているときには、清掃ブラシが清掃時にエアフィルタから受ける反力よりも大きな力で被固定部を固定する、ものである。
この空調室内機では、被固定部が第1姿勢をとっているときには、清掃ブラシが清掃時にエアフィルタから受ける反力よりも十分に大きな力で被固定部を固定することから、清掃時に掃除ユニットが固定構造に対して動いたり抜けたりするのを防止することができる。
本発明の第4観点に係る空調室内機は、第3観点に係る空調室内機において、清掃ブラシの姿勢変更を行わせるためにエアフィルタ又は本体ケーシングの上を摺動する弾性片を有し、固定構造は、被固定部が第1姿勢をとっているときには、エアフィルタから清掃ブラシが受ける反力に弾性片がエアフィルタ又は本体ケーシングに引っ掛かって生じる抵抗力を加えた力よりも大きな力で被固定部を固定する、ものである。
この空調室内機では、被固定部が第1姿勢をとっているときには、エアフィルタから清掃ブラシが受ける反力に弾性片がエアフィルタ又は本体ケーシングに引っ掛かって生じる抵抗力を加えた力よりも大きな力で被固定部が固定されていることから、清掃時に掃除ユニットが振動したり抜けたりするのを防止することができる。
本発明の第1観点に係る空調室内機では、掃除ユニットのメンテナンスの操作を簡単に行うことができる。
本発明の第2観点に係る空調室内機では、バネ部材という安価な部材と使ってメンテナンス操作の簡単な構成が安価に実現できる。
本発明の第3観点に係る空調室内機では、掃除ユニットの振動したり抜けたりすることによって清掃中に騒音が発生したり清掃が中断されたりするのを防止することができる。
本発明の第4観点に係る空調室内機では、掃除ユニットの振動したり抜けたりすることによる清掃中の騒音の発生防止の効果や清掃の中断防止の効果を向上させることができる。
実施形態に係る空調室内機の外観を描いた斜視図。 図1のI−I線で切断された空調室内機の断面図。 図1の空調室内機から前面板を取り除いた状態の外観を描いた斜視図。 図1の空調室内機から前面板を取り除いた状態の外観を描いた平面図。 本体フレームとエアフィルタ22を含む組立体の分解斜視図。 本体フレームの左端のガイドレール周辺を拡大した部分拡大斜視図。 エアフィルタを拡大した拡大斜視図。 空調室内機の制御系統を説明するためのブロック図。 本体フレームの左端周辺の一部を拡大した部分拡大斜視図。 プーリーの周辺を拡大した部分拡大斜視図。 (a)清掃ブラシの毛材が露出した掃除ユニットの斜視図、(b)清掃ブラシの毛材が収納された掃除ユニットの斜視図。 被固定部が固定された固定具の周辺を拡大した部分拡大斜視図。 図11(a)のII−II線で切断した掃除ユニットを描いた斜視図。 (a)図11(a)のII−II線で切断した掃除ユニットの断面図、(b)。 ダストボックス蓋を閉じた掃除ユニットの外観を描いた斜視図。 ダストボックス蓋を開いた掃除ユニットの外観を描いた斜視図。 掃除ユニットとエアフィルタを拡大した拡大側面図。 清掃ブラシと清掃ブラシが外された掃除ユニットの斜視図。 剥離ブラシと剥離ブラシが外された掃除ユニットの斜視図。 剥離ブラシの左端の部分を拡大した部分拡大斜視図。 剥離ブラシ周辺を描いた掃除ユニットの部分拡大断面図。 掃除ユニットとエアフィルタの一部を拡大した部分拡大斜視図。 通常清掃モード時の掃除ユニットの清掃動作を説明するためのグラフ。 念入り清掃モード時の掃除ユニットの清掃動作を説明するためのグラフ。 (a)清掃ブラシの清掃姿勢を説明するための部分拡大断面図、(b)清掃ブラシのリフレッシュ姿勢を説明するための部分拡大断面図。 (a)本体フレームの外側から見た固定具の外観を示す斜視図、(b)本体フレームの内側から見た固定具の外観を示す斜視図。 (a)固定具のジョイントベースを示す平面図、(b)固定具のジョイントベースを示す側面図。 固定具が通る溝を説明するための本体フレームの断面図。 (a)板バネの正面図、(b)板バネの側面図、(c)板バネの背面図。 (a)クッション材の断面図、(b)クッション材の平面図。
(1)空調室内機の構成の概要
本発明の一実施形態に係る空調室内機は、空気調和機を構成するために、屋外に設置される空調室外機(図示せず)と接続される。図1には、実施形態に係る空調室内機10を右斜め上から見た状態が描かれている。図2には、図1のI−I線に沿って空調室内機10を切断したときの断面が描かれている。以下の説明において、上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1に示されている方向を意味する。この空調室内機10は、室内RSの壁面WLなどに取り付けられる。空調室内機10の壁面WLに取り付けられている面が背面(後面)になる。図2に描かれている掃除ユニット40の位置は、空調室内機10が通常運転をしているときの待機位置である。空調室内機10は、ケーシング21と、エアフィルタ22と、室内熱交換器23と、室内ファン24と、複数の垂直フラップ25と、複数の水平フラップ26と、本体フレーム27と、底フレーム28と、掃除ユニット40を含む自動清掃機構90とを備えている。
(2)空調室内機10の詳細構成
(2‐1)ケーシング21
ケーシング21は、空調室内機10の横方向(左右方向)に細長い直方体状の箱形状を呈する。ケーシング21は、空調室内機10の天面部11、前面板12、背面板13、右側板14及び左側板15によって囲まれた立体空間を内部に有している。天面部11には、室内空気を吸込むための天面吸込口16が形成されている。図2の矢印Aは、天面吸込口16から室内熱交換器23を通って室内ファン24に吸込まれる空気の流れを表している。空調室内機10の正面を構成する前面板12は、その上端が天面部11にヒンジ(図示せず)で回転自在に支持されている。右側板14及び左側板15は、それぞれ空調室内機10の右側面及び左側面を構成する。背面板13は、空調室内機10の背面を構成しており、室内の壁面にビス止めして設置された取付板(図示せず)に係止される。
ケーシング21の立体空間内には、エアフィルタ22、室内熱交換器23、室内ファン24、複数の垂直フラップ25、本体フレーム27、底フレーム28及び自動清掃機構90が収納されている。底フレーム28は、背面板13に固定されている。そして、この底フレーム28が、ケーシング21、室内熱交換器23、室内ファン24、複数の垂直フラップ25、複数の水平フラップ26及び本体フレーム27を支持している。空調室内機10の下面を構成する底フレーム28には、調和空気を吹出すための吹出口17及び、室内空気を吸込むための下面吸込口18が形成されている。下面吸込口18は、開閉板29によって開いたり閉じたりすることができる。この開閉板29は、図8に示されている制御部60によって制御されているモータM3によって駆動される。
下面吸込口18は、吹出口17と壁面WLとの間に位置している。底フレーム28には、下面吸込口18から上方に向かって吸込流路28aが形成されている。図2には図示されていないが、吸込流路28aの出口はエアフィルタ22の上方の空間につながっている。図2の破線の矢印Bは、下面吸込口18から室内熱交換器23へと送られる室内空気の流れを表している。
(2‐2)室内熱交換器23
室内熱交換器23は、複数の放熱フィン23aと複数の伝熱管23bとで構成されている。室内熱交換器23は、底フレーム28に取り付けられ、ケーシング21の内部に収納されている。室内熱交換器23は、空調室内機10の運転状態に応じて蒸発器または凝縮器として機能し、伝熱管23bの中を流れる冷媒と隣接する放熱フィン23aの間を通過する空気との間で熱交換を行わせる。
室内熱交換器23は、図2に示されているように、側面視において両端が下方に向いて屈曲する略逆V字型の形状を有している。室内ファン24は、室内熱交換器23の下方において、このような形状をした室内熱交換器23に囲まれる空間に位置している。また、図1に示されている空調室内機10は、湿度の高い空気を供給するために室内熱交換器23に対向して左側に略直方体状の加湿ダクト100を有しているが、このような加湿ダクト100が設けられなくてもよい。
(2−3)室内ファン24
室内ファン24は、ケーシング21の内部に位置しており、空調室内機10の長手方向(左右方向)に延びる細長い略円筒形状のクロスフローファンである。室内ファン24が稼働することによって、室内ファン24を上から下に向かって貫通して室内ファン24の上方から下方に向かう気流が発生する。その結果、室内空気が天面吸込口16あるいは天面吸込口16及び下面吸込口18の両方から吸い込まれて室内熱交換器23を通過する破線の矢印A,Bで示された気流と、室内ファン24から吹出流路28bを通過して吹出口17から室内RSへと吹出される破線の矢印Cで示された気流とが発生する。室内ファン24は、図8に示されている制御部60によって制御されたモータM5によって駆動される。
(2‐4)底フレーム28
底フレーム28は、下面に露出した底部28cを有している。また、底フレーム28は、底部28cから上方に延びる流路形成壁28dを有しており、この流路形成壁28dの後方に吸込流路28aが形成されており、この流路形成壁28dの前方に吹出流路28bが形成されている。流路形成壁28dは、断面視において、室内ファン24の形状に沿って湾曲したスクロール形状を持っている。また、底フレーム28は、室内ファン24の前方斜め下に、舌部28eを有している。室内ファン24の前後において、室内熱交換器23の下方には、結露を受け止めるドレンパン28fが設けられている。前方のドレンパン28fの周辺の底フレーム28よりも上に、本体フレーム27の開口部下端27aが配置される。
底フレーム28には、複数の垂直フラップ25及び複数の水平フラップ26が回動可能に取り付けられている。複数の垂直フラップ25は、左右方向に複数枚並べて配置され、吹出流路28bに設けられており、吹出される調和空気の左右方向の風向を調整する。また、これら垂直フラップ25の下流には3枚の水平フラップ26が配置されており、これら水平フラップ26は上下方向の風向を調整する。垂直フラップ25及び水平フラップ26は、図8に示されている制御部60によって制御されているモータM1,M2によって駆動される。
(2‐5)本体フレーム27
図3には、図1の空調室内機10から前面板12が外された状態を右斜め上方から見た状態が示されている。図4には、前面板12が外された状態の空調室内機10を真上から見た状態が示されている。また、図5には、本体フレーム27とエアフィルタ22と掃除ユニット40とサブダストボックス50を含む組立体の分解斜視図が示されている。
本体フレーム27は、底フレーム28の上に取り付けられている(図2参照)。本体フレーム27と底フレーム28とで囲まれた空間内に室内熱交換器23と室内ファン24が配置される一方、本体フレーム27の上にエアフィルタ22が取り付けられる。本体フレーム27は、前後に延びるアーチ状の3本のガイドフレーム31,32,33の後部をつなぐ左右に長いトレー状の後部連結部材34と、ガイドフレーム31,32,33の前部をつなぐ左右に長い前部連結部材35と、左右2本ずつ配置された縦桟36と、前後にわたって2本ずつ配置された横桟37とを備えている。
本体フレーム27の右端のガイドフレーム31と中央のガイドフレーム32と後部連結部材34と前部連結部材35とで囲まれた右側開口部38に、一枚のエアフィルタ22が嵌めこまれる。また、左端のガイドフレーム33と中央のガイドフレーム32と後部連結部材34と前部連結部材35とで囲まれた左側開口部39に、もう一枚のエアフィルタ22が嵌めこまれる。これらエアフィルタ22を嵌め込むために、右端のガイドフレーム31の左側にガイドレール31aが設けられており、中央のガイドフレームの左右両側にガイドレール32a,32bが設けられており、左端のガイドフレーム33の右側には、ガイドレール33aが設けられている。図6には、このガイドレール33aの近傍が拡大して示されている。ガイドレール31a,32a,32b,33aは、それぞれ左右方向に沿って切断されたときの断面形状がC字形又は逆C字形に形成されている。本体フレーム27の後部には、化粧板であるグリル19がビス止めされる。
また、本体フレーム27には、2つの掃除ユニット40が摺動可能に取り付けられる。さらに、掃除ユニット40からこぼれる塵埃を受け止めるためのサブダストボックス50が前部連結部材35に固定されている。サブダストボックス50は、上部が開口した左右に長い箱体である。サブダストボックス50の中に掃除ユニット40が収納されるように構成されている。
(2‐6)エアフィルタ22
図7に示されているエアフィルタ22は、左右に配置されて前後に伸びている縦フレーム22a,22bと前方に配置される横フレーム22cと後方に配置される横フレーム22dとで枠体が構成されている。これら縦フレーム22a,22bと横フレーム22c,22dに囲まれた領域に、2本の縦桟22eと4本の横桟22fが形成されている。これら縦フレーム22a,22b、横フレーム22c,22d、縦桟22e及び横桟22fに囲まれた領域にフィルタ本体22gが形成されている。フィルタ本体22gは、例えば、樹脂製の糸からなる網である。前述の縦フレーム22a,22b、横フレーム22c,22d、縦桟22e及び横桟22fも樹脂製であり、フィルタ本体22gと一体的に成形されている。
エアフィルタ22の前方の横フレーム22cには、左右に細長く延びた2つの溝22hが形成されている。例えば、右側のエアフィルタ22を本体フレーム27に装着するときには、縦フレーム22a,22bをそれぞれ右端のガイドフレーム31のガイドレール31aと中央のガイドフレーム32の右側のガイドレール32aに差し込んで押し込んでいき、横フレーム22dを後部連結部材34に差し込む。本体フレーム27の奥まで差し込まれたエアフィルタ22は、溝22hが、本体フレーム27の前部連結部材35に形成されている2つの爪35aに引っ掛けられて固定される。さらに、溝22hから爪が外れないように、サブダストボックス50が本体フレーム27に固定されて、エアフィルタ22がサブダストボックス50によって本体フレーム27に押し付けられる。
エアフィルタ22の縦フレーム22a,22bには多数の凸部22jが一定の間隔で前後方向に一列に並べて形成されている。これら凸部22jに対しては、後述する掃除ユニット40のゴム製のベロ部材41が突き当たったり、ゴム製のベロ部材41が乗り越えたりする。(図25(a)及び図25(b)参照)。突出部であるベロ部材41は、弾性片41cと基部41bとを有している。基部41bは、清掃ブラシ43の回動部材43aに取り付けられている。このベロ部材41の先端周辺の先端部41aは、弾性片41cの先端部でもある。
(2‐7)自動清掃機構90の概要
自動清掃機構90は、掃除ユニット40とサブダストボックス50とを含んでいる。この掃除ユニット40は、図8に示されているユニット駆動モータM4によって駆動される。そして、ユニット駆動モータM4は、例えばステッピングモータであり、制御部60から送信されるパルス信号のパルス数によって移動距離が制御される。このようなユニット駆動モータM4も自動清掃機構90に含まれる機器である。
また、この制御部60による掃除ユニット40の制御シーケンスは、メモリ62に記憶されている。自動清掃機構90による清掃は、リモートコントローラ61からの指令に基づいて行われたり、メモリ62に記憶されている制御シーケンスに従った制御部60の判断に基づいて自動的に行われたりする。
図9には、本体フレーム27の左側の一部が拡大して示されている。本体フレーム27の左側にユニット駆動モータM4が取り付けられている。このユニット駆動モータM4によって駆動されて、固定具94が本体フレーム27のガイドフレーム31,32,33に沿って移動する。固定具94は、掃除ユニット40の両端から突出した被固定部42を固定する器具である。被固定部42は、板バネ98によって固定される。この固定する力を高めるために被固定部42の表面にはゴム製のクッション材42aが貼り付けられている(図11(a)参照)。クッション材42aの材質は、例えばオレフィン系エラストマーである。従って、これら固定具94に固定された掃除ユニット40は、ユニット駆動モータM4の駆動にともない、固定具94と一緒に移動する。これらユニット駆動モータM4、ワイヤ93及び固定具94は、後述する駆動機構80に含まれる。
図11(a)及び図11(b)には、図5に示されている掃除ユニット40を背面側から見た状態が示されている。掃除ユニット40には、清掃ブラシ43が回動可能に取り付けられている。エアフィルタ22の清掃を行うときには、清掃ブラシ43の毛材44(図13参照)がエアフィルタ22に接触する。図12には、この掃除ユニット40の被固定部42が固定具94にはめ込まれた状態が示されている。
(3)自動清掃機構90の詳細
(3−1)掃除ユニット40の構成の詳細
図13には、図11(a)のII-II線で切断された掃除ユニット40を斜めから見た状態が示されている。また、図14(a)には、掃除ユニット40のII-II線断面図が示され、図14(b)には毛材44及び毛材48の毛先の形状が示されている。さらに、図15には、図11(a)及び図11(b)に示されている清掃ブラシ43が配置されている側とは反対の側から見た掃除ユニット40が示されている。掃除ユニット40は、図15及び図16に示されているように、ダストボックスベース部材45と、ヒンジ45aを回動の中心として開閉可能なダストボックス蓋46とを有している。掃除ユニット40の中には、ダストボックスベース部材45とダストボックス蓋46とで囲まれた塵埃を貯留する回収スペースCSが形成されている。つまり、掃除ユニット40は、ダストボックスとしての機能も兼ね備えているということである。掃除ユニット40は、第1側面40aを空調室内機10の後方に向け、第2側面40bを空調室内機10の前方に向けて移動する(図17参照)。
掃除ユニット40に取り付けられた清掃ブラシ43は、第2側面40bよりも第1側面40aに近いところに配置されている。この清掃ブラシ43は、図14(a)に示されているように、断面略円弧状の表面を持ち且つ、左右方向に長く延びた回動部材43aに毛材44が例えば接着剤などで固定されて構成されている。図18に示されているように、この回動部材43aの左右両端には、回動軸43bが突出している。この回動軸43bはダストボックスベース部材45の第1軸受45bに嵌め込まれる。つまり、清掃ブラシ43は、本体フレーム27の前部連結部材35及び後部連結部材34に平行に左右に長く延びる回転中心の周りで回動し得るように構成されている。
図19に示されているように、この清掃ブラシ43に対向して、剥離ブラシ47が掃除ユニット40の内部に取り付けられている。この剥離ブラシ47にも毛材48が例えば接着剤で固定されている。このような構成によって、清掃ブラシ43は、自身に固定された毛材44を剥離ブラシ47に固定された毛材48に擦りつけて、毛材44でエアフィルタ22から除去した塵埃を毛材44から掃除ユニット40の中に掻き落とす。
剥離ブラシ47は、清掃ブラシ43の毛材44から塵埃を掻き落とす性能を向上させるために、自身に固定された毛材48を毛材44に押し付けられるようにねじりばねによって付勢されている。また、このねじりばね49によって回動できるように、回転軸47a及び軸受47bを有している。剥離ブラシ47の回転軸47aは、ダストボックスベース部材45の第2軸受45cに嵌め込まれる。また、剥離ブラシ47の軸受47bには、ダストボックスベース部材45の回転軸45dが嵌め込まれる。図20には、剥離ブラシ47の左端の部分が拡大して示されている。図9に示されているように、剥離ブラシ47の回転軸47aにはねじりばね49が嵌めこまれて、ねじりばね49の一方端が剥離ブラシ47の本体47cに引っ掛けられる。このねじりばね49の他方端は、図21に示されているように、ダストボックスベース部材45の壁に押し付けられる。このような構成によって、掃除ユニット40の第1側面40aとは反対の側に向かって、剥離ブラシ47の毛材48が付勢される。そして、図13及び図14(a)に示されている状態では、清掃ブラシ43に固定された毛材44と剥離ブラシ47に固定された毛材48が接触した状態を保つことによって清掃ブラシ43と剥離ブラシ47の間に隙間が生じないように構成されている。図14(b)に示されているように、毛材44の毛先44aの形状は、中心線44cの周りに断面が円弧状になるように形成されているとともに、毛材48の毛先48aの形状は、中心線48cの周りに断面が円弧状になるように形成されている。隙間が生じないようにするだけではなく、剥離ブラシ47で剥離された塵埃が掃除ユニット40の外にこぼれないようにするために、中心線44c,48cをずらして、且つ毛先44a,48aが掃除ユニット40の奥で一部重なるように構成されている。また、毛材44は、矢印Dで示されているように、中心線44cから出る放射状の線に対して先端が第1側面40aに向かって傾くように傾斜している。毛材48は、矢印Eで示されているように、中心線48cから出る放射状の線に対して先端がダストボックス蓋の方を向くように傾斜している。
掃除ユニット40には、リフレッシュのために清掃ブラシ43を回転させるためのゴム製のベロ部材41が清掃ブラシ43に接続されている。図11(a)には、ベロ部材41が掃除ユニット40の第2側面40bに向かって倒れた状態が示され、図11(b)には、ベロ部材41が掃除ユニット40の第1側面40aに向かって倒れた状態が示されている。ベロ部材41が第2側面40bに向かって倒れると、清掃ブラシ43は、毛材44を露出する向きに回転する。図11(a)の状態のときに清掃ブラシ43がとる姿勢が清掃姿勢である。
逆に、ベロ部材41が第1側面40aに向かって倒れると、清掃ブラシ43は、毛材44を掃除ユニット40内に収納する向きに回転する。そして、図11(b)の状態では、図13に示されている回動部材43aの裏面43cが外側を向いて露出している。回動部材43aの裏面43cが露出している状態では、回動部材43aは、掃除ユニット40の内部側に凹んでいるので、清掃ブラシ43はエアフィルタ22には接触しない。この清掃ブラシ43の塵埃を掻き落とすために清掃ブラシ43の毛材44が掃除ユニット40の内部に収納されている状態のときに清掃ブラシ43がとる姿勢がリフレッシュ姿勢である。
(3−2)掃除ユニット40を移動させる駆動機構80
掃除ユニット40を駆動する駆動機構80は、図9及び図10に示されているように、ユニット駆動モータM4、回転軸91、プーリー92、ワイヤ93及び固定具94を含んでいる。ユニット駆動モータM4が回転軸91に接続されており、ユニット駆動モータM4によって回転軸91が回転駆動される。回転軸91には、プーリー92が取り付けられている。プーリー92には、ワイヤ93が巻きつけられている。ワイヤ93は、両端が固定具94に取り付けられ、環状に接続されている。そのため、ユニット駆動モータM4が駆動すると、環状に接続されたワイヤ93が、本体フレーム27に沿った所定の環状の軌道上を移動する。そして、このワイヤ93の移動に従って、固定具94も本体フレーム27のガイドフレーム31,32,33に沿って移動する。固定具94は、掃除ユニット40の両端から突出した被固定部42を固定する器具である。従って、これら固定具94に固定された掃除ユニット40は、ユニット駆動モータM4の駆動にともない、固定具94と一緒にワイヤ93の移動に従って移動する。
図26(a)には、固定具94を本体フレーム27の外側から見た外観が示され、図26(b)には、固定具94を本体フレーム27の内側から見た外観が示されている。また、図27(a)は固定具94のジョイントベース95の平面図であり、図27(b)は固定具94のジョイントベース95の側面図である。ジョイントベース95には、4つのジョイントローラ96が回転可能に取り付けられている。
ジョイントローラ96は、図28に示されている本体フレーム27の溝27bの中に配置される。つまり、固定具94の起動は、溝27bに沿ったものになる。ワイヤ93も溝27bの中を移動する。
(3−3)固定具94の詳細
固定具94のジョイントベース95は、掃除ユニット40の被固定部42が嵌めこまれる受け部97を有している。受け部97は、直方体形状の箱体の2つの面を切り取った構造を有している。受け部97の残りの4つの面のうちエアフィルタ22に対向するエアフィルタ22に近い面を形成する内壁97aと、エアフィルタ22から遠い面を形成する外壁97bとの間に被固定部42が挟み込まれる。この挟み込まれる被固定部42を内壁97aに押し付けるための板バネ98が外壁97bに取り付けられている。これら受け部97と板バネ98が固定構造99を構成する。
図29(a)は板バネ98の正面図であり、図29(b)は板バネ98の側面図であり、図29(c)は板バネ98の背面図である。この板バネ98は、厚さ約0.2mmのステンレス板を曲げてつくられている。板バネ98の幅SWは約10mmであり、長さSLが約30mmである。板バネ98の反発力は、曲率半径が約1mmの曲げ部98aで発生する。この曲げ部98aを挟んで、一方に取付部98bが形成され、他方に当接部98cが形成されている。取付部98bが固定具94の外壁97bに固定される。取付部98bには、開口98dが形成されている。受け部97の外壁97bには、板バネ98の開口98dに対応して突起97cが形成されている。板バネ98は、受け部97の中に設置されて、開口98dに突起97cが挿入されることで、板バネ98の取付部98bの面に平行な方向の移動が突起97cによって規制される。また、内壁97aと外壁97bとの間の側壁97dには、張り出し部97eが張り出しており、張り出し部97eと外壁97bとの間には、取付部98bが入る隙間が設けられている。この張り出し部97eは、突起97cで面内方向の動きが規制された取付部98bの垂直方向の動きを規制する役割を果たす。つまり、突起97cと張り出し部97eによって取付部98bが固定される。
固定具94の受け部97に掃除ユニット40の被固定部42が挿入されたときには、板バネ98の当接部98cが被固定部42に当接する。この当接部98cには、第1凸部98eと第2凸部98fが形成されている。曲げ部98aに近い方の第1凸部98eは、高さH1が約8mmであり、曲げ部98aから遠い方の第2凸部98fは、高さH2が約12mmである。板バネ98の長さ方向の中心線CL1から第1凸部98eまでの距離PL1が約7.5mmであり、第2凸部98fまでの距離PL2が約6mmである。第1凸部98e及び第2凸部98fの曲率半径は、約3mmである。
受け部97の長さRLは約30mmであり、受け部97の内壁97aから外壁97bまでの高さRHは約10mmである。それらに対して、被固定部42の厚みFD(図15参照)は約5mmである。被固定部42の長さは、受け部97の長さRLよりも長い。従って、受け部97の中に固定された板バネ98は、第2凸部98fが内壁97aに当接した状態になる。被固定部42が受け部97に挿入されると、板バネ98は、約5mmにまで高さが縮められるので、第1凸部98e及び第2凸部98fの両方が被固定部42に当接する。第1凸部98e及び第2凸部98fが当接するのは、特に被固定部42のクッション材42aである。この板バネ98の反発力によって、被固定部42は、受け部97の内壁97aに押し付けられる。このように、第1凸部98e及び第2凸部98fの両方によって被固定部42が受け部97の内壁97aに押し付けられている掃除ユニット40の姿勢を第1姿勢と呼ぶ。
図30(a)には、クッション材42aの断面形状が示され、図30(b)には、クッション材42aの平面形状が示されている。クッション材42aは、長さGLが約30mm、幅GWが約11mmであって厚さが約1mmのオレフィン系エラストマーで形成されている。つまり、このクッション材42aの幅GWは板バネ98の幅SWよりも広く、板バネ98の幅全体がクッション材42aに当接するように構成されている。このクッション材42aの裏面の中央では、円形の位置決め部48bが突出している。この位置決め部48bが被固定部42の凹部(図示せず)に嵌り込むことによってクッション材42aの位置決めが行なわれる。この位置決め部48bは、被固定部42が固定具94に嵌めこまれたときに、板バネ98の開口98dの位置に対応する場所に設けられている。クッション材42aには、中心線CL1に対応する中心線CL2を挟んで対称な位置に、2つの嵌め込み突起42cが形成されている。これら嵌め込み突起42cが被固定部42にも受けられている貫通穴(図示せず)に嵌め込まれる。これら嵌め込み突起42cには凹部42dが形成されている。中心線CL2からこれら凹部42dまでの距離は、約7.5mmである。従って、板バネ98が被固定部42を押圧しているときに第1凸部98e及び第2凸部98fが当接するのは、クッション材42aの2つの凹部42dの間である。
第1凸部98e及び第2凸部98fがクッション材42aに当接することによって掃除ユニット40が保持される力が、掃除ユニット40とエアフィルタ22とが相対的に移動することによって生じる摩擦力とベロ部材41とエアフィルタ22との間で生じる摩擦力との和に比べて十分に大きい。つまり、清掃ブラシが清掃時にエアフィルタ22から受ける反力よりも十分に大きな力で被固定部42が固定されているということである。従って、掃除ユニット40が固定具94によって固定された状態で、掃除ユニット40がエアフィルタ22の清掃のために前進と後進とを繰り返しても被固定部42が動かないので掃除ユニット40がずれたり抜けたりする不具合が防止される。
掃除ユニット40のメンテナンスをするときには、掃除ユニット40を固定具94から取り外すことが必要になる場合がある。掃除ユニット40を固定具94から取り外すときには、掃除ユニット40の第1側面40aが固定具94の内壁97aに近づくように、掃除ユニット40を作業者が手で持つなどして傾ける。掃除ユニット40が傾くと、第1凸部98eのみが掃除ユニット40の被固定部42に押されて、板バネ98がさらに縮むことにより、第2凸部98fが被固定部42から離れる。このように、掃除ユニット40が傾けられて第2凸部98fが被固定部42から離れているときの掃除ユニット40の姿勢を第2姿勢と呼ぶ。第2凸部98fが被固定部42から離れることで、板バネ98と被固定部42のクッション材42aとの摩擦抵抗が低下する。その結果、比較的弱い力で掃除ユニット40を固定具94から取り外すことができるようになる。また、被固定部42が傾くことで、第1凸部98eがクッション材42aに当接する位置が、凹部42dの上に移動するので、さらに摩擦力が小さくなって掃除ユニット40を固定具94から引き抜き易くなる。
(3−4)自動清掃機構90の動作
図8に示されている制御部60がエアフィルタ22の清掃を行う制御をするときは、制御部60によって室内ファン24の運転が停止される。室内ファン24の運転が停止した後、制御部60は自動清掃機構90のユニット駆動モータM4を駆動させる。自動清掃機構90が清掃を始める前は、図3に示されているように、掃除ユニット40が、サブダストボックス50の中で待機している。なお、図3には、説明の便宜上右側の掃除ユニット40が背面側に移動した状態も二点鎖線で示されている。このように、空調室内機10の前方で待機している掃除ユニット40は、空調室内機10の前方から後方に向かって移動しながらエアフィルタ22の清掃を行う。
エアフィルタ22の清掃時に掃除ユニット40が清掃する範囲は、図7に示されているエアフィルタ22のフィルタ本体22gの前端部22mから後端部22nまでである。このとき掃除ユニット40は、図4に矢印で示されている領域Ar1を移動する。なお、図4には、説明の便宜上右側の掃除ユニット40が背面側に移動した状態も二点鎖線で示されている。この空調室内機10では、前から後に向かって掃除ユニット40が移動するときに清掃ブラシ43によってエアフィルタ22の清掃が行われる。領域Ar1を前方から後方に前進と後進とを繰り返しながら進む一回の往路の間に、1セットの清掃が行われる。この空調室内機10では、フィルタ本体22gの後端部22nから前端部22mに向かって掃除ユニット40が移動する一回の復路の間には清掃は行われない。従って、一回の復路の間には、前進と後進との繰り返しは行われず、フィルタ本体22gの後端部22nから前端部22mに向かっての掃除ユニット40の後進のみが行なわれる。
掃除が始まって掃除ユニット40がサブダストボックス50から出るときには、図11(a)及び図25(a)に示したように、ゴム製のベロ部材41は、掃除ユニット40の第2側面40bの方に向かって倒れている。このような状態にあるベロ部材41は、前進している間は、図17において実線で示されているように、エアフィルタ22の凸部22jのところで弾性変形を起こして凸部22jを乗り越えながら進んでいく。前進を開始して所定パルス数だけユニット駆動モータM4が回転(正回転)すると、第1所定距離L1だけ掃除ユニット40が前進する。
制御部60は、ユニット駆動モータM4が第1所定パルス数だけ回転すると、ユニット駆動モータM4の回転を止めて逆方向に回転させるための逆回転用のパルス信号を制御部60がユニット駆動モータM4に送信する。このパルス信号に応じて、第2所定パルス数だけユニット駆動モータM4が回転(逆回転)し、第2所定距離L2だけ掃除ユニット40が後進する。この後進時の初期にベロ部材41の先端部41aがエアフィルタ22の凸部22jに引っ掛かる。ベロ部材41の先端部41aがエアフィルタ22の凸部22jに引っ掛かったままで掃除ユニット40が後進を続けると、掃除ユニット40の後進に連れて清掃ブラシ43が回転する。この清掃ブラシ43の回転が完了すると、図11(b)、図22及び図25(b)に示されている状態になる。つまり、図17に二点鎖線で示されているように、ベロ部材41の先端部41aが後方を指した状態になる。ベロ部材41の先端部41aが後方を指した状態になったままでさらに掃除ユニット40が後進を続けると、前進のときと同様に、ベロ部材41が変形を繰り返してエアフィルタ22の凸部22jを乗り越えていく。そして、第2所定距離L2だけ掃除ユニット40が後進すると、ユニット駆動モータM4の回転を止めて逆方向に回転させるための正回転用のパルス信号を制御部60がユニット駆動モータM4に送信する。すると、掃除ユニット40は、再び前進を開始する。図11(b)及び図22の状態で前進を始めた掃除ユニット40のベロ部材41の先端部41aは、凸部22jに引っ掛かって、清掃ブラシ43に固定されている毛材44を露出させる向きに清掃ブラシ43を回転させる。そして、図11(a)の状態になって掃除ユニット40は第1所定距離だけ前進を続ける。このように、前進と後進とを繰り返しながら、掃除ユニット40は、エアフィルタ22の後端部22nまでエアフィルタ22の清掃を続ける。
上述の前進と後進を繰り返しながら行う一回の往路の清掃について図23及び図24を用いて説明する。図23及び図24において、右向きの矢印が前進を示し、左向きの矢印が後進を示している。図23及び図24を用いた説明では、説明を分かり易くするため前進の移動距離と後進の移動距離の比に簡単な整数の値を用いている。図23に示されている場合が通常清掃モードであって、掃除ユニット40が1回前進する距離L1と1回後進する距離L2の比が、5:3になっている。そのため、エアフィルタ22の前端部22mから後端部22nまでの領域Ar1では、清掃ブラシ43が3回清掃する箇所ができるものの領域Ar1内のいずれの箇所も少なくとも2回は清掃されることになる。3回の清掃の間に必ず2回の後進が行われ、2回の清掃の間に必ず1回の後進が行われて清掃ブラシ43が剥離ブラシ47に擦りつけられてリフレッシュが行われる。そのため、2回目及び3回目の清掃も、清掃ブラシ43の清掃機能が回復した状態で行われる。具体的には、掃除ユニット40は、ユニット駆動モータM4のパルス数で見ると、例えば、2424パルス進んで1496パルス戻る前進と後進とを繰り返して、一組の前進と後進とで928パルスずつ15回進むように構成される。
図24に示されている場合が念入り清掃モードであって、掃除ユニット40が、1回前進する距離L1と1回後進する距離L3の比が、5:4になっている。そのため、エアフィルタ22の前端部22mから後端部22nまでの領域Ar1では、どの箇所も清掃ブラシ43が5回清掃することになる。この5回の清掃の間に必ず4回の後進が行われて清掃ブラシ43が剥離ブラシ47に擦りつけられてリフレッシュが行われる。そのため、1回目から5回目までの清掃は、清掃ブラシ43の清掃機能が回復した状態で行われる。具体的には、掃除ユニット40は、ユニット駆動モータM4のパルス数で見ると、例えば、2192パルス進んで1496パルス戻る前進と後進とを繰り返して、一組の前進と後進とで696パルスずつ20回進むように構成される。
なお、正確に掃除ユニット40を移動させるために、移動開始前又は移動終了後の少なくとも一方で、固定具94が本体フレーム27に突き当たって動かなくなってユニット駆動モータM4が空回りする増し締めが行われる。また、掃除ユニット40が清掃を介してからしばらくの間(L1-L2,L1−L3)、同じ箇所が1回しか清掃されない。そのため、この箇所が清掃の少ない箇所になるため、例えば、この箇所が横フレーム22cに対応する箇所にしておくと、フィルタ本体22gに対しての清掃ムラは生じなくなる。また、後端部22nの近傍でも同じことが生じる可能性があるため、予め横フレーム22dまで掃除ユニット40が移動するように構成しておくと同様に清掃ムラを防ぐことができる。あるいは、清掃開始時と清掃終了時だけ前進と後進の距離が同じになるように設定してもよい。
(3−5)運転積算量による設定
図8に示されている制御部60は、例えば内蔵されているタイマを用いてカウントすることにより、空調室内機10が空気調和運転(暖房運転及び冷房運転)を行った時間を運転積算量としてメモリ62に記憶している。空調室内機10は、この運転積算量に応じて念入り清掃モードで清掃を行うか、又は通常清掃モードで清掃を行うかを設定する。例えば、エアフィルタ22の清掃の指示が出た時点で、この運転積算量が閾値、例えば50時間を超えているか否かを判断する。そして、運転積算量が閾値を超えていれば、制御部60は、エアフィルタ22の汚れがひどくなっていると想定して、念入り清掃モードを選択する。もし、運転積算量が閾値を超えていなければ、制御部60は、エアフィルタ22に付着している塵埃が少ないと想定して、通常清掃モードを選択する。
(3−6)清掃運転の中止
図8に示されている制御部60は、例えば、リモートコントローラ61からの指示によって、通常運転を停止して清掃運転を開始する。通常は、エアフィルタ22の前端部22mから後端部22nまでの領域Ar1の全体の清掃を終えた時点で、清掃運転を終了して待機位置であるサブダストボックス50の中に移動する。ところが、清掃運転には所定時間例えば十数分の時間を要することから、領域Ar1の全体の清掃を終えるまでのタイミングで、リモートコントローラ61を用いてユーザから空気調和運転を再開するように指示される場合など、割り込みの命令が入る場合がある。
制御部60は、清掃運転中に割り込みの命令が入って清掃運転の中止指示を受けたときは、エアフィルタ22の後端部22nまでの清掃が完了する前でも清掃運転を終了し、直ちに反転して掃除ユニット40を前方に移動させる。そして、制御部60は、空気調和運転中に待機すべき待機位置であるサブダストボックス50の中に掃除ユニット40を戻す。このように清掃運転を途中で中止しても、掃除ユニット40が前方に向かって後進するときに、ベロ部材41の先端部41aが凸部22jに引っ掛かって、ベロ部材41によって清掃ブラシ43が回動させられ、清掃ブラシ43の毛材44が掃除ユニット40の中に収納される。そのため、直ちに反転しても、清掃ブラシ43の毛材44から塵埃を溢すこと無く、掃除ユニット40を待機位置まで移動させることができる。
(4)変形例
(4−1)変形例A
上記実施形態では、押圧部材として板バネ98が用いられているが、押圧部材は板バネ98に限られるものではない。例えば板バネ98に代えてゴム部材を用いることもできる。例えば、掃除ユニット40を左右方向にスライドさせる姿勢変更又は掃除ユニット40を傾ける姿勢変更により、被固定部42とゴム部材が当接する領域を変更してゴム部材と被固定部42との間で生じる摩擦力を変更できるように構成すれば、上記実施形態と同様に、簡単な操作で掃除ユニット40の固定具への取り付け取外しが可能になる。
(4−2)変形例B
上記実施形態では、バネ部材として板バネ98が用いられているが、バネ部材は板バネに限られるものではない。例えば板バネ98に代えてねじりばねを用いることもできる。ねじりばねの一端を固定し、コイル状にまかれた本体から他端までの間に複数の突起を設ければ類似の構成を得ることができる。
(4−3)変形例C
上記実施形態では、弾性片41cがベロ部材41の一部である場合について説明したが、例えば、基部41bを樹脂で成形して、樹脂製の基部に弾性片を嵌めこんでもよく、本発明を構成するための弾性片41cはベロ部材41の一部である場合に限られるものではない。
(4−4)変形例D
上記実施形態では、凸部22jがフィルタフレームである縦フレーム22a,22bに形成されているが、凸部22jが形成されるのはフィルタフレーム以外、例えばガイドフレーム31,32,33であってもよい。また、凸部22jのような引っ掛かり部は、例えば凹部でもよい。又は、粗面化された表面でもよく、その粗面化された表面との摩擦抵抗でゴム製のベロ部材41などの突出部が引っ掛かって清掃ブラシ43の姿勢を、エアフィルタ22に沿って移動しながらエアフィルタ22の塵埃を取り除くための清掃姿勢と、清掃ブラシ43の塵埃を除去するために清掃姿勢から変更されるリフレッシュ姿勢をとることができるものであればよい。
(5)特徴
(5−1)
以上説明したように空調室内機10では、被固定部42が固定具94(可動部の例)の板バネ98(押圧部材の例)により受け部97に押し付けられることにより、エアフィルタ22から掃除ユニット40が移動時に受ける反力によって被固定部42が外れない第1姿勢を掃除ユニット40がとることができる。また、空調室内機10では、メンテナンス時に、被固定部42が板バネ98及び受け部97から受ける抵抗力が第1姿勢のときよりも小さくなる第2姿勢を被固定部42が取り得る。このように構成されているので、掃除ユニット40の移動時にはしっかりと掃除ユニット40の被固定部42を固定構造99により固定具94が保持できるとともに、メンテナンス時には第2姿勢に変化させることで簡単に掃除ユニット40を固定構造99から取り外すことができる。
(5−2)
上述の板バネ98はバネ部材の例である。板バネ98の一方端部98gが配置されている取付部98bが固定構造99の一部である受け部97の外壁97bに固定されている(図29参照)。また、板バネ98は、一方端部98gの反対側にある他方端部98hである当接部98cを有している。板バネ98の当接部98cには、一方端部98gと他方端部98hとの間に順に並んだ第1凸部98eと第2凸部98f(複数の凸部の例)が形成されている。掃除ユニット40が固定具94に嵌めこまれただけの第1姿勢をとるときは、被固定部42に当たるのは、第1凸部98eと第2凸部98fの2つである。それに対して、掃除ユニット40が傾けられた第2姿勢をとるときには、被固定部42に当たるのは第1凸部98eの1つのみであり、第1姿勢のときに被固定部42に当接する凸部の数よりも少なくなる。このように構成されていることから、掃除ユニット40の第2姿勢のときに第1姿勢のときよりも、第1凸部98eと第2凸部98fとを含む当接部98cから受ける摩擦抵抗を減少させることができる。このように板バネ98という簡単な構成で、安価に、メンテナンス操作の簡単な構成が実現できている。なお、上記実施形態では、凸部の数が2つである場合が説明されているが、凸部は3つ以上であってもよい。
(5−3)
掃除ユニット40は、清掃時にエアフィルタ22に接触してエアフィルタ22から塵埃を取り除くための清掃ブラシ43を有している。固定構造99は、被固定部42が第1姿勢をとっているときには、清掃ブラシ43が清掃時にエアフィルタ22から受ける反力よりも大きな力で被固定部42を固定具94に固定している。その結果、清掃時に掃除ユニット40が振動したり抜けたりすることによって清掃中に騒音が発生したり清掃が中断されたりするのを防止することができる。
(5−4)
上述の実施形態又は変形例Dの空調室内機10では、清掃ブラシ43の姿勢変更を行わせるためにエアフィルタ22又は本体フレーム27(本体ケーシングの例)の上を摺動する弾性片41cを有している。ここでいう本体ケーシングは、ケーシング21だけでなく、本体フレーム27などのケーシング21以外の支持部材も含む概念である。固定構造99は、被固定部42が第1姿勢をとっているときには、エアフィルタ22から清掃ブラシ43が受ける反力に弾性片41cがエアフィルタ22又は本体フレーム27に引っ掛かって生じる抵抗力を加えた力よりも大きな力で被固定部42を固定している。その結果、清掃時に掃除ユニット40が振動したり抜けたりすることによる清掃中の騒音の発生防止の効果や清掃の中断防止の効果を向上させることができる。
10 空調室内機
21 ケーシング
22 エアフィルタ
22a,22b 縦フレーム
22j 凸部
40 掃除ユニット
41 ベロ部材
41a 先端部
41b 基部
41c 弾性片
43 清掃ブラシ
47 剥離ブラシ
80 駆動機構
94 固定具(可動部の例)
97 受け部
98 板バネ(押圧部材の例、及びバネ部材の例)
98e 第1凸部
98f 第2凸部
99 固定構造
特開2009−192211号公報

Claims (4)

  1. 本体ケーシングと、前記本体ケーシングに固定されるエアフィルタ(22)と、前記エアフィルタ上を前後に動く掃除ユニット(40)と、前記掃除ユニットを動かす駆動機構(80)とを備える空調室内機において、
    前記駆動機構は、前記掃除ユニットの被固定部を着脱自在に固定するための固定構造(99)を持つ可動部(94)を有し、
    前記固定構造は、前記掃除ユニットの前記被固定部を押し付けるための押圧部材(98)と前記被固定部が押し付けられる受け部(97)とを持ち、前記被固定部が前記押圧部材によって前記受け部に押し付けられることにより少なくとも前記エアフィルタから前記掃除ユニットが移動時に受ける反力によっては前記被固定部が外れない第1姿勢及び、メンテナンス時に前記被固定部が前記押圧部材及び前記受け部から受ける抵抗力が前記第1姿勢のときよりも小さくなる第2姿勢を前記被固定部が取り得るように構成されている、空調室内機。
  2. 前記押圧部材は、一方端部(98g)が前記固定構造に固定された変形可能なバネ部材(98)であって、前記一方端部の反対側にある他方端部(98h)と前記一方端部との間に順に並んだ複数の凸部(98e,98f)が形成されており、前記第2姿勢のときに前記被固定部に当たる前記凸部の数が前記第1姿勢のときに前記被固定部に当たる前記凸部の数よりも少なくなるように構成されている、
    請求項1に記載の空調室内機。
  3. 前記掃除ユニットは、清掃時に前記エアフィルタに接触して前記エアフィルタから塵埃を取り除くための清掃ブラシ(43)を有し、
    前記固定構造は、前記被固定部が前記第1姿勢をとっているときには、前記清掃ブラシが清掃時に前記エアフィルタから受ける反力よりも大きな力で前記被固定部を固定する、
    請求項1又は請求項2に記載の空調室内機。
  4. 前記掃除ユニットは、前記清掃ブラシの姿勢変更を行わせるために前記エアフィルタ又は前記本体ケーシングの上を摺動する弾性片(41c)を有し、
    前記固定構造は、前記被固定部が前記第1姿勢をとっているときには、前記エアフィルタから前記清掃ブラシが受ける反力に前記弾性片が前記エアフィルタ又は前記本体ケーシングに引っ掛かって生じる抵抗力を加えた力よりも大きな力で前記被固定部を固定する、
    請求項3に記載の空調室内機。
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