JP2012052697A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアフィルタのメッシュ面が回転ブラシから逃げないよう支持部材で確実に押圧できるエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構を備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】清掃時に移動するエアフィルタから回転ブラシにより塵埃を掻き取るように構成されたエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構を備えた空気調和機において、フィルタ清掃機構がエアフィルタを回転ブラシに押圧して接触させる略円筒形状の駆動ローラ24を備え、該駆動ローラ24の軸外周面24aに、エアフィルタの桟部を吸収するように変形しながらエアフィルタのメッシュ面を押圧する軟質ゴムの放射状リブ241よりなる軟質変形部240を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアフィル移動方式のフィルタ清掃機構を搭載した空気調和機に関する。
空気調和機の室内ユニットは、エアフィルタで捕集された塵埃が蓄積されると、通風抵抗の増大により運転効率が低下する。そこで、エアフィルタにより捕集された塵埃を定期的に除去し、エアフィルタを自動清掃するフィルタ清掃機構を備えた空気調和機が提供されている。
このようなフィルタ清掃機構としては、様々な方式が提案されている。このうち、エアフィルタ移動方式と呼ばれるフィルタ清掃機構の場合には、熱交換器の上流側に配設されているエアフィルタをフィルタガイドに沿って移動させ、その移動経路に沿って設置されている回転ブラシ等を介してエアフィルタ上の塵埃を掻き取り、この塵埃をダストボックス内に回収するように構成されている。
上述したエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構は、清掃用の回転ブラシに対向する支持部材により、エアフィルタのメッシュ面(通気部)を回転ブラシから逃げないように押圧して接触させる必要があり、たとえば下記の特許文献1に開示されているように、エアフィルタの清掃体が摺接する部分の裏側に設けた従動プーリが知られている。
一方、下記の特許文献2には、網目を通してゴミをフィルタの裏面側から表面側へ向けて押し出すため、たとえば合成樹脂製ブラシのような多数の突子を設けることが記載されている。
特開2008−111590号公報 特開2008−82639号公報
ところで、エアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構で使用するエアフィルタは、骨組みとなる桟部が周囲及び上下左右に設けられている。従って、エアフィルタのメッシュ面は、桟部により複数に区画された構造となっている。
このため、支持部材として従来の従動プーリを使用すると、清掃用の回転ブラシに対向する円筒形状の支持部材が桟部に当たる場合、支持部材の摺接面が桟部の面に阻止されてメッシュ面に接触する位置まで到達できなくなり、この結果、塵埃の除去率やフィルタメッシュの寿命に影響する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エアフィルタのメッシュ面が回転ブラシから逃げないよう支持部材で確実に押圧できるエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構を備えた空気調和機を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る空気調和機は、清掃時に移動するエアフィルタから回転ブラシにより塵埃を掻き取るように構成されたエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構を備えている空気調和機において、前記フィルタ清掃機構が前記エアフィルタを前記回転ブラシに押圧して接触させる略円筒形状の支持部材を備え、該支持部材の軸外周面に、前記エアフィルタの桟部を吸収するように変形しながら前記エアフィルタのメッシュ面を押圧する軟質変形部を設けたことを特徴とするものである。
上述した本発明の空気調和機によれば、フィルタ清掃機構がエアフィルタを回転ブラシに押圧して接触させる略円筒形状の支持部材を備え、該支持部材の軸外周面に、エアフィルタの桟部を吸収するように変形しながらエアフィルタのメッシュ面を押圧する軟質変形部を設けたので、フィルタ清掃用の回転ブラシに対向する円筒形状の支持部材がエアフィルタの桟部に当たると、軟質変形部が圧縮されて桟部を吸収するように変形する。
しかし、メッシュ面については、軟質変形部が略そのままの形状状態を維持して押圧するので、回転ブラシによりエアフィルタ上の塵埃を効率よく掻き取ることができる。
上記の発明において、前記軟質変形部は、軸外周面に軟質ゴムを成形して設けた放射状リブが好ましく、これにより、軟質ゴムのリブがエアフィルタの桟やメッシュ面の形状に対して柔軟に追従し、メッシュ面の適正な押圧を維持することができる。
上記の発明において、前記軟質変形部は、前記軸外周面と前記放射状リブとの間に弾性変形層を備えていることが好ましく、これにより、リブの長さを短くしても、軟質ゴムのリブがエアフィルタの桟やメッシュ面の形状に対して柔軟に追従可能となる。
上記の発明において、前記放射状リブの軸方向を複数に分割し、隣接する前記放射状リブの突出位置を周方向にずらして千鳥配置としてもよい。
上述した本発明の空気調和機によれば、エアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構において、支持部材がエアフィルタの桟部に当たる場合でも、軟質変形部が圧縮されて桟部を吸収するように変形するので、エアフィルタのメッシュ面が回転ブラシから逃げないように支持部材で確実に押圧することができる。すなわち、この場合の軟質変形部は、エアフィルタの裏面側からメッシュ面を貫通するようにして塵埃を押し出すものではなく、桟部を吸収するように弾性変形しながら、メッシュ面を弾性支持するものである。
この結果、エアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構は、回転ブラシによる塵埃の掻き取りを効率よく確実に実施できるようになるので、塵埃の除去率や通気部となるフィルタメッシュの寿命向上に顕著な効果を奏する。
本発明に係るエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構を備えた空気調和機に使用される支持部材の一実施形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の外観斜視図である。 図2に示す空気調和機のフロントパネルを取り外して支持部材を露出させた状態を示す斜視図である。 図2に示す空気調和機のエアフィルタが通常位置に配設されている状態を示す縦断面図である。 図2に示す空気調和機のエアフィルタが清掃時に移動している途中の状態を示す縦断面図である。 図2に示す空気調和機のエアフィルタが清掃時に移動終了(往動終了)位置まで移動した状態を示す縦断面図である。 図1に示した支持部材の第1変形例を示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 図1に示した支持部材の第2変形例を示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
以下、本発明に係るエアフィルタ及び空気調和機の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図2には、本発明の一実施形態に係る空気調和機の斜視図が示され、図3には、そのフロントパネルを取り外した状態の斜視図、図4には、その縦断面図が示されている。ここでは、壁掛け型の空気調和機1が例示されている。
空気調和機1は、ベース本体2と、該ベース本体2にその前方部位を上下、左右、及び前面から被うように取り付けられたフロントカバー3と、該フロントカバー3の前面に取り付けられたフロントパネル4とから構成された横長長方形状の筐体5を備えている。
筐体5を構成しているフロントカバー3の前面及び上面は、その略全面が格子状の桟6,7とされ、該桟6,7により空気吸込み口8が形成されるとともに、該桟6,7がフィルタガイドを兼ねるように構成されている。
フロントカバー3の上面には、吸込みグリル9が設置されており、下面の前方部位には、略全幅にわたり温調された空気を室内に吹出す吹出し口10が開口されている。
空気吹出し口10には、風向を左右方向に変更する複数枚のルーバ11と、風向を上下方向に変更するとともに、空気吹出し口10を閉鎖可能な左右に2分割されている上下各2枚の水平フラップ12が設けられている。このルーバ11及び水平フラップ12は、図示省略のモータによって、それぞれ独立して回動されるように構成されている。
筐体5内には、前面及び上面の空気吸込み口8から下面前方部位の空気吹出し口10に至る間に空気流路13が形成されており、該空気流路13中に上流側からエアフィルタ14、室内熱交換器(熱交換器)15及び室内ファン16が順次配設されている。
吸込みグリル9を介して吸込まれた室内空気は、エアフィルタ14を通過して塵埃が除去された後、室内熱交換器15により冷却または加熱され、室内ファン16を介して空気吹出し口8から室内に吹出されるようになっている。エアフィルタ14は、左右に2分割されて設置され、該エアフィルタ14の背面側の前面上方部位には、それぞれ横長の空清フィルタ17が配設されている。
室内熱交換器15は、概略Λ形状に折り曲げ形成されたプレートフィンチューブ型熱交換器とされ、筐体5内において、前面の下部位置から上面及び後面にかけて配設されている。該室内熱交換器15の下流側において、その内側空間内に室内ファン16を構成する細長い筒状のクロスフローファンが配設されている。エアフィルタ14は、室内熱交換器12の上流側において、筐体5を構成しているフロントカバー3の前面及び上面の略全面に設けられている格子状の桟6,7の前面側領域を覆うように、多数のフィルタガイドによって形成される第1フィルタガイド経路18に沿って付設されている。
第1フィルタガイド経路18は、フロントカバー3の桟6,7の表面、吸込みグリル9の下面、フロントカバー3の前面側に設置されているフィルタガイド19、空清フィルタ17のフィルタ枠20の外表面、該フィルタ枠20に対向してフロントカバー3の前面上方部位に設置されているフィルタガイド21、フロントパネル4の背面にフィルタガイド19と対向配置されているフィルタガイド部材22等々の多数のフィルタガイドによって形成されている。
この第1フィルタガイド経路18は、筐体5の上面側に沿って形成されているガイド経路18Aと、筐体5の前面側に沿って形成されているガイド経路18Bとから構成されている。また、第1フィルタガイド経路18を介して室内熱交換器15の上流側に沿って付設されているエアフィルタ14は、その上流側面に捕集された塵埃を除去するため、フィルタ清掃機構23により第1フィルタガイド経路18内を往復動可能とされている。
フィルタ清掃機構23は、エアフィルタ14上に捕集されている塵埃を除去してエアフィルタ14を自動清掃するものであり、フロントカバー3の前面側の下方部位に設置されている。本実施形態のフィルタ清掃機構23は、エアフィルタ14を往復動させるための左右一対の円筒状駆動ローラ24と、駆動ローラ24の下方に対向配置され、該駆動ローラ24により移動されるエアフィルタ14の塵埃捕集面から塵埃を掻き取る左右一対の回転ブラシ25と、該回転ブラシ25で掻き取った塵埃を回収して溜め込む左右一対の着脱可能なダストボックス26とを備えた構成とされている。
このフィルタ清掃機構23において、駆動ローラ24は、エアフィルタ14を回転ブラシ25に押圧して接触させる略円筒形状の支持部材として機能する。
そして、支持部材となる駆動ローラ24の軸外周面24aには、たとえば図1に示すように、エアフィルタ14の桟部を吸収するように変形しながらエアフィルタ14のメッシュ面を押圧する軟質変形部240が設けられている。この軟質変形部240は、エアフィルタ14を挟み込むようにしてフィルタ清掃用の回転ブラシ25と対向する駆動ローラ24の軸外周面24aに、たとえば軟質ゴムのように、比較的柔らかい弾性部材を成形して多数の放射状リブ241を設けたものである。
この場合、比較的柔らかい弾性部材とは、略針状またはブラシ状に突出する放射状リブ241がエアフィルタ14のメッシュ面に接触して押圧する場合、放射状リブ241がメッシュ面の裏面側から表面側へ突き抜けることがないよう弾性変形するものである。
すなわち、本実施形態の軟質変形部240は、駆動ローラ24の軸外周面24aに軟質ゴムを成形して設けた多数の放射状リブ241である。
このような放射状リブ241は、エアフィルタ14の桟部に当たると、軟質ゴムのリブがエアフィルタ14の桟やメッシュ面の形状に対して柔軟に追従するため、圧縮されたリブが桟部を吸収するように弾性変形する。しかし、エアフィルタ14のメッシュ面については、放射状リブ241が略そのままの形状状態を維持して押圧するので、すなわち、放射状リブ241の先端部側が所定の弾性変形をした状態でメッシュ面を回転ブラシ25に向けて適正に押圧するので、回転ブラシ25によりエアフィルタ14上の塵埃を効率よく掻き取ることができる。
駆動ローラ24の左右両端部には、歯車24Aが設けられており、この歯車24Aとエアフィルタ14のフィルタ枠の左右両側に設けられているラック14Aとが噛合わされている。これにより、駆動ローラ24を介してエアフィルタ14が第1フィルタガイド経路18内を往復動可能とされている。なお、駆動ローラ24は、図示省略のモータを介して正逆回転されるようになっている。
また、フィルタ清掃時に、エアフィルタ14がフィルタ清掃機構23の駆動ローラ24を介して移動されたとき、その移動経路を確保するための第2フィルタガイド経路27及び第3フィルタガイド経路29が筐体5内に形成されている。第2フィルタガイド経路27は、エアフィルタ14を駆動ローラ24に沿う湾曲部を介して上方に折り返すための湾曲経路(Uターン経路)とされており、駆動ローラ24の軸外周面24aと該駆動ローラ24に沿って設けられている湾曲ガイド部材28とによって形成されている。この第2フィルタガイド経路27は、第1フィルタガイド経路18の一端に連続されている。
第3フィルタガイド経路29は、エアフィルタ14を室内熱交換器15の上方部位から外れた位置に導くための経路であり、第2フィルタガイド経路27のUターンされた側の端部に連続されている。この第3フィルタガイド経路29は、室内熱交換器15の前面側において、フロントパネル4の背面に沿って上下方向に延在されている第1フィルタガイド経路18のガイド経路18Bと、室内熱交換器15の前面側との間を通して、該ガイド経路18Bと略平行に上方に延在されている。
また、第3フィルタガイド経路29は、フロントカバー3の前面側になる桟6の表面とフィルタガイド19の後面19Aとの間に形成される上方に延在する経路29Aと、筐体5内の前面上方部位で第1フィルタガイド経路18と交差してフロントパネル4の背面に延在する、フィルタガイド21とフロントパネル4背面のフィルタガイド部材22とにより形成される経路29Bと、フロントパネル4の背面に沿って下向きに折り返されて下方に延在し、フィルタガイド21の下端付近で第1フィルタガイド経路18に合流される、フィルタガイド21とフィルタガイド部材22によって形成される経路29Cとから構成されている。
さらに、第3フィルタガイド経路29と第1フィルタガイド経路18とが交差する位置は、エアフィルタ14が第3フィルタガイド経路29に沿って移動される過程で、その一端が交差位置に差し掛かったとき、第1フィルタガイド経路18を移動しているエアフィルタ14の他端が交差位置を通過しているように、第2フィルタガイド経路27のUターン位置から最遠の上方位置に設定されている。
上述したフィルタ清掃機構23は、エアフィルタ14側が移動するエアフィルタ移動方式である。このエアフィルタ14は、通常の空調運転状態では図4に示す所定の設置位置にある。
しかし、フィルタ清掃時には、駆動ローラ24の回転によりエアフィルタ14が下方へ移動し、図5に示す移動途中の状態を経て、図6に示す移動終了位置に到達する。このようにして、エアフィルタ14が全長にわたって回転ブラシ25を通過することで、移動中のエアフィルタ14が回転ブラシ25を通過する際に付着している塵芥が除去され、エアフィルタ14の清掃が完了する。こうしてエアフィルタ14の清掃が完了すると、駆動ローラ24を逆回転させることにより、エアフィルタ14を空調運転時の所定位置まで戻せば、一連のフィルタ清掃工程は完了する。
ところで、上述した軟質変形部240は、たとえば図7に示す第1変形例や図8に示す第2変形例の構造を採用してもよい。
図7に示す第1変形例の駆動ローラ24Aは、駆動ローラ24の軸外周面24aと放射状リブ242との間に、弾性変形層243を備えている。すなわち、この変形例では、駆動ローラ24Aと放射状リブ242との間に圧縮されて弾性変形する軟質ゴム等の弾性変形層243を設けたので、軟質ゴムの放射状リブ242と弾性変形層243とが協働してエアフィルタ14の桟やメッシュ面の形状に対して柔軟に追従することができる。
この結果、弾性変形層243が押圧を受けて弾性変形する分だけ、軟質ゴムで成形する放射状リブ242の長さを短く設定することができるので、耐久性や信頼性の面で有利になる。
また、図8に示す第2変形例の駆動ローラ24Bでは、上述した放射状リブ241の軸方向を分割して複数の幅ブロックが形成され、隣接する幅ブロックの放射状リブ241,241′が突出する位置を周方向にずらした千鳥配置となっている。このような千鳥配置にしても、回転ブラシ24に対してメッシュ面を安定した状態で確実に押圧することができる。このような千鳥配置は、図7に示した第1変形例の放射状リブ242に適用することも可能である。
このように、上述した本実施形態の空気調和機1によれば、エアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構において、駆動ローラ24がエアフィルタ14の桟部に当たる場合でも、軟質変形部240が圧縮されて桟部を吸収するように変形するので、エアフィルタ14のメッシュ面が回転ブラシ25から逃げないように確実に押圧することができる。この場合の軟質変形部240は、エアフィルタ14の裏面側からメッシュ面を貫通するようにして塵埃を押し出す高剛性のものではなく、桟部を吸収するように弾性変形しながら、メッシュ面を弾性支持する比較的柔らかい弾性部材である。
この結果、駆動ローラ25の軸外周面24aに軟質変形部240を備えたエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構は、回転ブラシ25による塵埃の掻き取りを効率よく確実に実施できるようになり、塵埃除去率やフィルタメッシュ寿命の向上に有効である。
また、上述した清掃用の回転ブラシ25に対向し、エアフィルタ14を回転ブラシ25に押圧して接触させる略円筒形状の支持部材としては、たとえば駆動ローラ25の軸外周面24aに軟質系のインシュレーションを設けたものでもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
1 空気調和機
5 筐体
14 エアフィルタ
15 熱交換器
23 フィルタ清掃機構
24,24A,24B 駆動ローラ(支持部材)
24a 軸外周面
240,240A,240B 軟質変形部
241,241′,242 放射状リブ
243 弾性変形層

Claims (4)

  1. 清掃時に移動するエアフィルタから回転ブラシにより塵埃を掻き取るように構成されたエアフィルタ移動方式のフィルタ清掃機構を備えている空気調和機において、
    前記フィルタ清掃機構が前記エアフィルタを前記回転ブラシに押圧して接触させる略円筒形状の支持部材を備え、該支持部材の軸外周面に、前記エアフィルタの桟部を吸収するように変形しながら前記エアフィルタのメッシュ面を押圧する軟質変形部を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記軟質変形部が、前記軸外周面に軟質ゴムを成形して設けた放射状リブであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記軟質変形部が、前記軸外周面と前記放射状リブとの間に弾性変形層を備えていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記放射状リブの軸方向を複数に分割し、隣接する前記放射状リブの突出位置を周方向にずらして千鳥配置としたことを特徴とする請求項2または3に記載の空気調和機。
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