JP2012052763A - フィルタ移動機構及び空調室内機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】清掃時に、フィルタ移動機構50の駆動ローラ54は、エアフィルタ16に接触してエアフィルタ16を移動させるためのトルクをエアフィルタ16に伝達する。エアフィルタ16は、駆動ローラ54とエンドローラ56との間を周回移動する。エンドローラ56でエアフィルタ16が折り返されるが、エンドローラ56は、回転するようにガイドフレーム53に取り付けられている。エンドローラ56の突出部563は、エアフィルタ16を強い力で押すように構成され、エンドローラ56の非突出部564は、エアフィルタと接触しないように構成されている。
【選択図】図9
Description
空調室内機の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るフィルタ移動機構を備える空調室内機の断面図である。図1において、空調室内機10は、主に、上面、前面及び下面を覆う本体ケーシング11と背面を覆う背面板12とで外殻が構成されている。本体ケーシング11の上面には、グリル13が形成されており、本体ケーシング11の前面には前面パネル14が取り付けられている。そして、本体ケーシング11及び背面板12は、本体フレーム15に取り付けられる。
エアフィルタ16の構成を図2及び図3に示す。エアフィルタ16は、数十デニールのポリエチレンテレフタレート製の縦糸と横糸からなる、数十メッシュの1枚の網で作られている。この網は、両端部を互いに5〜10mm程度重ねて超音波溶着されてなる筒状の部材である。そのため、溶着されてできた高剛性部16aは、他の部分よりも剛性が高くなっている。この筒状のエアフィルタ16の2つの辺16b,16cの近傍(幅5〜10mm程度)は、糸が解れないように熱処理されている。
エアフィルタ16は、図1に示すように、側面から見て環形状になるように取り付けられており、清掃時にはエンドレスのループの上を移動する。このように、エアフィルタ16を移動させながら自動的に清掃するために、空調室内機10は、フィルタ清掃装置30を備えている。このフィルタ清掃装置30は、主に、塵埃除去機構40とフィルタ移動機構50とからなる。
図1に示すように、塵埃除去機構40は、ブラシ41と、ダストボックス42と、櫛部44と、圧縮ローラ43と、後述するブラシ駆動モータとを備えている。ブラシ41には、多数の比較的長い毛材が植毛されている。ブラシ41は、ブラシ駆動モータで回転駆動され、毛材がエアフィルタ16を擦ることによってエアフィルタ16から塵埃を掻き落とす。
フィルタ移動機構50は、図4に示すように、主に、支持枠51と、フィルタ組立体52のエアフィルタ16を除く部分とで構成される。1つの支持枠51に、2つのフィルタ組立体52が取り付けられる。
フィルタ組立体52の分解図を図5に示す。ガイドフレーム53は、2本の幅広の桁531の間に複数の横棒532が渡されている。これら桁531は、側面視において湾曲した形状を呈している。そして、横棒532に垂直に複数の縦棒533が取り付けられ、複数の横棒532と複数の縦棒533とによって格子が組まれている。それにより、室内空気の通風抵抗を小さく抑えながらガイドフレーム53の形状を保てるようになっている。また、縦棒533と桁531との間を結ぶ横棒534のようなものも設けられている。
ガイドフレーム53の2本の桁531の前面側の端部には、駆動ローラ54を取り付けるためのリング状の支持部535が設けられている。駆動ローラ54は、その芯になる部分が平行な複数のリブからなる断面形状を有するが、断面の表面形状が略円形になるように構成されている。そのような断面略円形の表面形状とするために、駆動ローラ54の表面には短い毛材が立毛されたフィルムが螺旋状に巻回されている。この毛材としては、例えば短繊維(パイル)などがある。駆動ローラ54は、この支持部535に支持された状態で回転することができる。駆動ローラ54には、被駆動ギア55が嵌め込まれる。この被駆動ギア55は、後述するローラ駆動モータの回転を駆動ローラ54に伝える。
図5及び図6に示すように、ガイドフレーム53の2本の桁531には、2個の取っ手部材57がそれぞれ固定される。この取っ手部材57は、フィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるときに掴む場所を設けるためのものである。これら取って部材57を掴んだときにフィルタ組立体52が歪むのを防止するため、2個の取っ手部材57を補強棒58により繋げて取っ手部材57周辺の強度が高められている。
図4に示す支持枠51は、図1に示す本体フレーム15に取り付けられている。そのために支持枠51には、本体フレーム15に留めるための爪部519などが設けられている。この支持枠51には、向かって右側から、右側部材511、中央部材512及び左側部材513が並行に配置されている。右側部材511と中央部材512との間がそれぞれビーム(梁)515と複数の横棒516で接続され、同様に中央部材512と左側部材513との間がビーム515と横棒516とで接続されている。複数の横棒516に平面視で垂直に交わるように、縦棒と板とからなる複数の補強部材517が設けられている。
図4に示すように、支持枠51の下部には。駆動ローラ54に沿ってU字型に折り返されるエアフィルタ16の下方をカバーするアンダーカバー60が取り付けられている。図10は、アンダーカバー60の平面図であり、図11はアンダーカバー60の正面図であり、図12は図11のI−I線断面である。
図13はアシストローラ70の斜視図であり、図14はアシストローラ70の平面図である。アシストローラ70は、十字形のハブを内部に有する円筒形の2つのローラ部71,72とこれらを繋ぐ回転軸73とからなる。
上述のように、アシストローラ70は、支持部材75の連結部78の弾性変形によって、駆動ローラ54が押される。そのため、駆動ローラ54がアシストローラ70によって押されてもフィルタ組立体52の位置が変わらないように、アシストローラ70の連結部78を弾性変形させた状態でフィルタ組立体52を固定する固定具80が支持枠51に取り付けられている(図17及び図18参照)。図19は、固定具80の正面図である。固定具80は、一つの軸を中心に回転移動するように構成されており、この軸上に設けられている2つの嵌合部81,82が支持枠51に嵌め込まれる。固定具80が回転移動できるようにするため、これら2つの嵌合部81,82は円形又は円弧が組み合わさった形状の断面に成形されている。
空調室内機10は、フィルタ清掃装置30を制御する制御部を内蔵しており、制御部の制御の下で自動制御を行う。制御部は、空調室内機10の運転時間をカウントしている。前回フィルタ清掃装置30が行ったフィルタ清掃運転の後、累積運転時間が予め設定されている時間(例えば18時間)に達すると新たにフィルタ清掃運転を行う。
(4−1)
空調室内機10のエアフィルタ16の自動清掃の際には、フィルタ移動機構50のエンドローラ56(折り返し部材)の突出部563に掛かる力がバランスするところでエンドローラ56が通常は止まった状態でエアフィルタ16がエンドローラ56の上を滑って折り返される。そのため、エンドローラ56の上をエアフィルタ16が滑ってエアフィルタ16が周回移動している定常的な状態では、エアフィルタ16がエンドローラ56から受ける力は小さい。
図8に示すように、エンドローラ56は、突出部563と非突出部564が、90度回転すれば同じ状態に戻るように、回転軸562を回転中心として回転対称に構成されている。90度回転すれば、同じ状態に戻るので、エアフィルタ16の高剛性部16aが折り返されるときにエンドローラ56が、図9(a)〜図9(f)に示すように回転しても、また、高剛性部16aを折り返す前の状態に近い状態になる。そのため、もし、高剛性部16aが1周してエンドローラ56の所に来ても、前回と同様に小さな力で折り返すことができる。そのため、例えば、エアフィルタ16を自動清掃する際に、エアフィルタ16を2周周回させるように設定しても、1周周回させる場合と同様に小さな力で高剛性部16aを折り返すことができる。そのため、エアフィルタ16の周回の制限を設ける必要がなくなる。また、特に、エンドローラ56の突出部563の向きを合わせなくても、ほぼ、図9(a)〜図9(f)に類似した状態で毎回折り返すことができるので、折り返すときに必要な力も毎回同程度にすることができる。
図8に示すエンドローラ56や、後述する図23に示すエンドローラ56Aは、3筋以上の突出部563,56A1と3筋以上の非突出部564,56A2を有している。例えば、図9(a)に示すように、エアフィルタ16がエンドローラ56に向かう方向と、エンドローラ56から戻る方向とのなす角がほぼ180度になるようにUターンする場合には、突出部563や非突出部564がほぼ対称に配置されていると、2筋以上の突出部563にエアフィルタ16が接触する。そのため、停止しているエンドローラ56の状態によらず、エアフィルタ16がエンドローラ56の周囲をUターンする距離の違いを小さくできる。例えば、突出部が180度の角度をなして2筋設けられている場合には、突出部が垂直になっているか突出部が水平になっているかによって、エンドローラ56をUターンする距離が大きく異なる。また、エアフィルタ16がエンドローラ56から力を受ける向きも大きく異なる。このように、突出部を3筋以上設けることで、エンドローラ56の回りを移動するエアフィルタ16の動作を安定させることができ、フィルタ移動機構を小型化し易くなる。
エンドローラ56(折り返し部材)がエアフィルタ16の移動に連れて回転するので、エンドローラ56が能動的に回転する場合に比べてエアフィルタ56に余分な力が掛かり難い構成になっている。また、このような構成は、エンドローラ56を回転するように支持するだけであるため、構成も簡単で組み立ても容易である。そのため、フィルタ移動機構50の小型化が容易になる。
(5−1)変形例1A
上記実施形態では、エンドローラ56の形状を断面十字形の形状にしたが、エンドローラ56の形状は、断面十字形の形状には限られない。エンドローラ56の突出部は、3つ以上が好ましい。例えば、図23(a)に示すような断面が略三角形で、その三角形を構成する3辺が外側に少し膨らんだ形状に構成することもできる。このような形状のエンドローラ56Aでは、エアフィルタ16を折り返す場合に、3筋の突出部56A1,56A2,56A3の間の非突出部56A4,56A5,56A6は、突出部56A1,56A2,56A3よりも弱い力でエアフィルタ16を押すことになる。
上記実施形態では、エアフィルタ16の高剛性部16aを折り返すときに、高剛性部16aが互いに隣接する2つの突出部563に接触しながら回転するような構成について説明した。しかし、エアフィルタ16が掛かる部分について、互いに隣接する2つの突出部563の距離は必ずしも高剛性部16aの寸法よりも小さい必要はない。例えば、図24に示すように、互いに隣接する突出部56B1の距離D1を高剛性部16aの寸法よりも大きくすることもできる。なお、図24における非突出部56B2を図23に示すように突出部56B1よりも弱い力で高剛性部16aに接触するように構成することもできる。
上記実施形態では、フィルタ組立体52に駆動ローラ54を組み込み、駆動ローラ54が組み込まれたフィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるように構成している。しかし、駆動ローラ54は、必ずしもフィルタ組立体52に組み立てて支持枠51に取り付ける必要はなく、駆動ローラ54をエアフィルタ16と一緒に直接取り付けるように構成することもできる。
50 フィルタ移動機構
51 支持枠
52 フィルタ組立体
53 ガイドフレーム
54 駆動ローラ
56 エンドローラ
70 アシストローラ
75 支持部材
78 連結部材
80 固定具
空調室内機の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るフィルタ移動機構を備える空調室内機の断面図である。図1において、空調室内機10は、主に、上面、前面及び下面を覆う本体ケーシング11と背面を覆う背面板12とで外殻が構成されている。本体ケーシング11の上面には、グリル13が形成されており、本体ケーシング11の前面には前面パネル14が取り付けられている。そして、本体ケーシング11及び背面板12は、本体フレーム15に取り付けられる。
エアフィルタ16の構成を図2及び図3に示す。エアフィルタ16は、数十デニールのポリエチレンテレフタレート製の縦糸と横糸からなる、数十メッシュの1枚の網で作られている。この網は、両端部を互いに5〜10mm程度重ねて超音波溶着されてなる筒状の部材である。そのため、溶着されてできた高剛性部16aは、他の部分よりも剛性が高くなっている。この筒状のエアフィルタ16の2つの辺16b,16cの近傍(幅5〜10mm程度)は、糸が解れないように熱処理されている。
エアフィルタ16は、図1に示すように、側面から見て環形状になるように取り付けられており、清掃時にはエンドレスのループの上を移動する。このように、エアフィルタ16を移動させながら自動的に清掃するために、空調室内機10は、フィルタ清掃装置30を備えている。このフィルタ清掃装置30は、主に、塵埃除去機構40とフィルタ移動機構50とからなる。
図1に示すように、塵埃除去機構40は、ブラシ41と、ダストボックス42と、櫛部44と、圧縮ローラ43と、後述するブラシ駆動モータとを備えている。ブラシ41には、多数の比較的長い毛材が植毛されている。ブラシ41は、ブラシ駆動モータで回転駆動され、毛材がエアフィルタ16を擦ることによってエアフィルタ16から塵埃を掻き落とす。
フィルタ移動機構50は、図4に示すように、主に、支持枠51と、フィルタ組立体52のエアフィルタ16を除く部分とで構成される。1つの支持枠51に、2つのフィルタ組立体52が取り付けられる。
フィルタ組立体52の分解図を図5に示す。ガイドフレーム53は、2本の幅広の桁531の間に複数の横棒532が渡されている。これら桁531は、側面視において湾曲した形状を呈している。そして、横棒532に垂直に複数の縦棒533が取り付けられ、複数の横棒532と複数の縦棒533とによって格子が組まれている。それにより、室内空気の通風抵抗を小さく抑えながらガイドフレーム53の形状を保てるようになっている。また、縦棒533と桁531との間を結ぶ横棒534のようなものも設けられている。
ガイドフレーム53の2本の桁531の前面側の端部には、駆動ローラ54を取り付けるためのリング状の支持部535が設けられている。駆動ローラ54は、その芯になる部分が平行な複数のリブからなる断面形状を有するが、断面の表面形状が略円形になるように構成されている。そのような断面略円形の表面形状とするために、駆動ローラ54の表面には短い毛材が立毛されたフィルムが螺旋状に巻回されている。この毛材としては、例えば短繊維(パイル)などがある。駆動ローラ54は、この支持部535に支持された状態で回転することができる。駆動ローラ54には、被駆動ギア55が嵌め込まれる。この被駆動ギア55は、後述するローラ駆動モータの回転を駆動ローラ54に伝える。
図5及び図6に示すように、ガイドフレーム53の2本の桁531には、2個の取っ手部材57がそれぞれ固定される。この取っ手部材57は、フィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるときに掴む場所を設けるためのものである。これら取って部材57を掴んだときにフィルタ組立体52が歪むのを防止するため、2個の取っ手部材57を補強棒58により繋げて取っ手部材57周辺の強度が高められている。
図4に示す支持枠51は、図1に示す本体フレーム15に取り付けられている。そのために支持枠51には、本体フレーム15に留めるための爪部519などが設けられている。この支持枠51には、向かって右側から、右側部材511、中央部材512及び左側部材513が並行に配置されている。右側部材511と中央部材512との間がそれぞれビーム(梁)515と複数の横棒516で接続され、同様に中央部材512と左側部材513との間がビーム515と横棒516とで接続されている。複数の横棒516に平面視で垂直に交わるように、縦棒と板とからなる複数の補強部材517が設けられている。
図4に示すように、支持枠51の下部には。駆動ローラ54に沿ってU字型に折り返されるエアフィルタ16の下方をカバーするアンダーカバー60が取り付けられている。図10は、アンダーカバー60の平面図であり、図11はアンダーカバー60の正面図であり、図12は図11のI−I線断面である。
図13はアシストローラ70の斜視図であり、図14はアシストローラ70の平面図である。アシストローラ70は、十字形のハブを内部に有する円筒形の2つのローラ部71,72とこれらを繋ぐ回転軸73とからなる。
上述のように、アシストローラ70は、支持部材75の連結部78の弾性変形によって、駆動ローラ54を押す。そのため、駆動ローラ54がアシストローラ70によって押されてもフィルタ組立体52の位置が変わらないように、アシストローラ70の連結部78を弾性変形させた状態でフィルタ組立体52を固定する固定具80が支持枠51に取り付けられている(図17及び図18参照)。図19は、固定具80の正面図である。固定具80は、一つの軸を中心に回転移動するように構成されており、この軸上に設けられている2つの嵌合部81,82が支持枠51に嵌め込まれる。固定具80が回転移動できるようにするため、これら2つの嵌合部81,82は円形又は円弧が組み合わさった形状の断面に成形されている。
空調室内機10は、フィルタ清掃装置30を制御する制御部を内蔵しており、制御部の制御の下で自動制御を行う。制御部は、空調室内機10の運転時間をカウントしている。前回フィルタ清掃装置30が行ったフィルタ清掃運転の後、累積運転時間が予め設定されている時間(例えば18時間)に達すると新たにフィルタ清掃運転を行う。
(4−1)
空調室内機10のエアフィルタ16の自動清掃の際には、フィルタ移動機構50のエンドローラ56(折り返し部材)の突出部563に掛かる力がバランスするところでエンドローラ56が通常は止まった状態でエアフィルタ16がエンドローラ56の上を滑って折り返される。そのため、エンドローラ56の上をエアフィルタ16が滑ってエアフィルタ16が周回移動している定常的な状態では、エアフィルタ16がエンドローラ56から受ける力は小さい。
図8に示すように、エンドローラ56は、突出部563と非突出部564が、90度回転すれば同じ状態に戻るように、回転軸562を回転中心として回転対称に構成されている。90度回転すれば、同じ状態に戻るので、エアフィルタ16の高剛性部16aが折り返されるときにエンドローラ56が、図9(a)〜図9(e)に示すように回転しても、また、高剛性部16aを折り返す前の状態に近い状態になる。そのため、もし、高剛性部16aが1周してエンドローラ56の所に来ても、前回と同様に小さな力で折り返すことができる。そのため、例えば、エアフィルタ16を自動清掃する際に、エアフィルタ16を2周周回させるように設定しても、1周周回させる場合と同様に小さな力で高剛性部16aを折り返すことができる。そのため、エアフィルタ16の周回の制限を設ける必要がなくなる。また、特に、エンドローラ56の突出部563の向きを合わせなくても、ほぼ、図9(a)〜図9(e)に類似した状態で毎回折り返すことができるので、折り返すときに必要な力も毎回同程度にすることができる。
図8に示すエンドローラ56や、後述する図23に示すエンドローラ56Aは、3筋以上の突出部563,56A1と3筋以上の非突出部564,56A2を有している。例えば、図9(a)に示すように、エアフィルタ16がエンドローラ56に向かう方向と、エンドローラ56から戻る方向とのなす角がほぼ180度になるようにUターンする場合には、突出部563や非突出部564がほぼ対称に配置されていると、2筋以上の突出部563にエアフィルタ16が接触する。そのため、停止しているエンドローラ56の状態によらず、エアフィルタ16がエンドローラ56の周囲をUターンする距離の違いを小さくできる。例えば、突出部が180度の角度をなして2筋設けられている場合には、突出部が垂直になっているか突出部が水平になっているかによって、エンドローラ56をUターンする距離が大きく異なる。また、エアフィルタ16がエンドローラ56から力を受ける向きも大きく異なる。このように、突出部を3筋以上設けることで、エンドローラ56の回りを移動するエアフィルタ16の動作を安定させることができ、フィルタ移動機構を小型化し易くなる。
エンドローラ56(折り返し部材)がエアフィルタ16の移動に連れて回転するので、エンドローラ56が能動的に回転する場合に比べてエアフィルタ56に余分な力が掛かり難い構成になっている。また、このような構成は、エンドローラ56を回転するように支持するだけであるため、構成も簡単で組み立ても容易である。そのため、フィルタ移動機構50の小型化が容易になる。
(5−1)変形例1A
上記実施形態では、エンドローラ56の形状を断面十字形の形状にしたが、エンドローラ56の形状は、断面十字形の形状には限られない。エンドローラ56の突出部は、3つ以上が好ましい。例えば、図23(a)に示すような断面が略三角形で、その三角形を構成する3辺が外側に少し膨らんだ形状に構成することもできる。このような形状のエンドローラ56Aでは、エアフィルタ16を折り返す場合に、3筋の突出部56A1,56A2,56A3の間の非突出部56A4,56A5,56A6は、突出部56A1,56A2,56A3よりも弱い力でエアフィルタ16を押すことになる。
上記実施形態では、エアフィルタ16の高剛性部16aを折り返すときに、高剛性部16aが互いに隣接する2つの突出部563に接触しながら回転するような構成について説明した。しかし、エアフィルタ16が掛かる部分について、互いに隣接する2つの突出部563の距離は必ずしも高剛性部16aの寸法よりも小さい必要はない。例えば、図24に示すように、互いに隣接する突出部56B1の距離D1を高剛性部16aの寸法よりも大きくすることもできる。なお、図24における非突出部56B2を図23に示すように突出部56B1よりも弱い力で高剛性部16aに接触するように構成することもできる。
上記実施形態では、フィルタ組立体52に駆動ローラ54を組み込み、駆動ローラ54が組み込まれたフィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるように構成している。しかし、駆動ローラ54は、必ずしもフィルタ組立体52に組み立てて支持枠51に取り付ける必要はなく、駆動ローラ54をエアフィルタ16と一緒に直接取り付けるように構成することもできる。
50 フィルタ移動機構
51 支持枠
52 フィルタ組立体
53 ガイドフレーム
54 駆動ローラ
56 エンドローラ
70 アシストローラ
75 支持部材
78 連結部材
80 固定具
空調室内機の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るフィルタ移動機構を備える空調室内機の断面図である。図1において、空調室内機10は、主に、上面、前面及び下面を覆う本体ケーシング11と背面を覆う背面板12とで外殻が構成されている。本体ケーシング11の上面には、グリル13が形成されており、本体ケーシング11の前面には前面パネル14が取り付けられている。そして、本体ケーシング11及び背面板12は、本体フレーム15に取り付けられる。
エアフィルタ16の構成を図2及び図3に示す。エアフィルタ16は、数十デニールのポリエチレンテレフタレート製の縦糸と横糸からなる、数十メッシュの1枚の網で作られている。この網は、両端部を互いに5〜10mm程度重ねて超音波溶着されてなる筒状の部材である。そのため、溶着されてできた高剛性部16aは、他の部分よりも剛性が高くなっている。この筒状のエアフィルタ16の2つの辺16b,16cの近傍(幅5〜10mm程度)は、糸が解れないように熱処理されている。
エアフィルタ16は、図1に示すように、側面から見て環形状になるように取り付けられており、清掃時にはエンドレスのループの上を移動する。このように、エアフィルタ16を移動させながら自動的に清掃するために、空調室内機10は、フィルタ清掃装置30を備えている。このフィルタ清掃装置30は、主に、塵埃除去機構40とフィルタ移動機構50とからなる。
図1に示すように、塵埃除去機構40は、ブラシ41と、ダストボックス42と、櫛部44と、圧縮ローラ43と、後述するブラシ駆動モータとを備えている。ブラシ41には、多数の比較的長い毛材が植毛されている。ブラシ41は、ブラシ駆動モータで回転駆動され、毛材がエアフィルタ16を擦ることによってエアフィルタ16から塵埃を掻き落とす。
フィルタ移動機構50は、図4に示すように、主に、支持枠51と、フィルタ組立体52のエアフィルタ16を除く部分とで構成される。1つの支持枠51に、2つのフィルタ組立体52が取り付けられる。
フィルタ組立体52の分解図を図5に示す。ガイドフレーム53は、2本の幅広の桁531の間に複数の横棒532が渡されている。これら桁531は、側面視において湾曲した形状を呈している。そして、横棒532に垂直に複数の縦棒533が取り付けられ、複数の横棒532と複数の縦棒533とによって格子が組まれている。それにより、室内空気の通風抵抗を小さく抑えながらガイドフレーム53の形状を保てるようになっている。また、縦棒533と桁531との間を結ぶ横棒534のようなものも設けられている。
ガイドフレーム53の2本の桁531の前面側の端部には、駆動ローラ54を取り付けるためのリング状の支持部535が設けられている。駆動ローラ54は、その芯になる部分が平行な複数のリブからなる断面形状を有するが、断面の表面形状が略円形になるように構成されている。そのような断面略円形の表面形状とするために、駆動ローラ54の表面には短い毛材が立毛されたフィルムが螺旋状に巻回されている。この毛材としては、例えば短繊維(パイル)などがある。駆動ローラ54は、この支持部535に支持された状態で回転することができる。駆動ローラ54には、被駆動ギア55が嵌め込まれる。この被駆動ギア55は、後述するローラ駆動モータの回転を駆動ローラ54に伝える。
図5及び図6に示すように、ガイドフレーム53の2本の桁531には、2個の取っ手部材57がそれぞれ固定される。この取っ手部材57は、フィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるときに掴む場所を設けるためのものである。これら取って部材57を掴んだときにフィルタ組立体52が歪むのを防止するため、2個の取っ手部材57を補強棒58により繋げて取っ手部材57周辺の強度が高められている。
図4に示す支持枠51は、図1に示す本体フレーム15に取り付けられている。そのために支持枠51には、本体フレーム15に留めるための爪部519などが設けられている。この支持枠51には、向かって右側から、右側部材511、中央部材512及び左側部材513が並行に配置されている。右側部材511と中央部材512との間がそれぞれビーム(梁)515と複数の横棒516で接続され、同様に中央部材512と左側部材513との間がビーム515と横棒516とで接続されている。複数の横棒516に平面視で垂直に交わるように、縦棒と板とからなる複数の補強部材517が設けられている。
図4に示すように、支持枠51の下部には。駆動ローラ54に沿ってU字型に折り返されるエアフィルタ16の下方をカバーするアンダーカバー60が取り付けられている。図10は、アンダーカバー60の平面図であり、図11はアンダーカバー60の正面図であり、図12は図11のI−I線断面である。
図13はアシストローラ70の斜視図であり、図14はアシストローラ70の平面図である。アシストローラ70は、十字形のハブを内部に有する円筒形の2つのローラ部71,72とこれらを繋ぐ回転軸73とからなる。
上述のように、アシストローラ70は、支持部材75の連結部78の弾性変形によって、駆動ローラ54を押す。そのため、駆動ローラ54がアシストローラ70によって押されてもフィルタ組立体52の位置が変わらないように、アシストローラ70の連結部78を弾性変形させた状態でフィルタ組立体52を固定する固定具80が支持枠51に取り付けられている(図17及び図18参照)。図19は、固定具80の正面図である。固定具80は、一つの軸を中心に回転移動するように構成されており、この軸上に設けられている2つの嵌合部81,82が支持枠51に嵌め込まれる。固定具80が回転移動できるようにするため、これら2つの嵌合部81,82は円形又は円弧が組み合わさった形状の断面に成形されている。
空調室内機10は、フィルタ清掃装置30を制御する制御部を内蔵しており、制御部の制御の下で自動制御を行う。制御部は、空調室内機10の運転時間をカウントしている。前回フィルタ清掃装置30が行ったフィルタ清掃運転の後、累積運転時間が予め設定されている時間(例えば18時間)に達すると新たにフィルタ清掃運転を行う。
(4−1)
空調室内機10のエアフィルタ16の自動清掃の際には、フィルタ移動機構50のエンドローラ56(折り返し部材)の突出部563に掛かる力がバランスするところでエンドローラ56が通常は止まった状態でエアフィルタ16がエンドローラ56の上を滑って折り返される。そのため、エンドローラ56の上をエアフィルタ16が滑ってエアフィルタ16が周回移動している定常的な状態では、エアフィルタ16がエンドローラ56から受ける力は小さい。
図8に示すように、エンドローラ56は、突出部563と非突出部564が、90度回転すれば同じ状態に戻るように、回転軸562を回転中心として回転対称に構成されている。90度回転すれば、同じ状態に戻るので、エアフィルタ16の高剛性部16aが折り返されるときにエンドローラ56が、図9(a)〜図9(e)に示すように回転しても、また、高剛性部16aを折り返す前の状態に近い状態になる。そのため、もし、高剛性部16aが1周してエンドローラ56の所に来ても、前回と同様に小さな力で折り返すことができる。そのため、例えば、エアフィルタ16を自動清掃する際に、エアフィルタ16を2周周回させるように設定しても、1周周回させる場合と同様に小さな力で高剛性部16aを折り返すことができる。そのため、エアフィルタ16の周回の制限を設ける必要がなくなる。また、特に、エンドローラ56の突出部563の向きを合わせなくても、ほぼ、図9(a)〜図9(e)に類似した状態で毎回折り返すことができるので、折り返すときに必要な力も毎回同程度にすることができる。
図8に示すエンドローラ56や、後述する図23に示すエンドローラ56Aは、3筋以上の突出部563,56A1と3筋以上の非突出部564,56A2を有している。例えば、図9(a)に示すように、エアフィルタ16がエンドローラ56に向かう方向と、エンドローラ56から戻る方向とのなす角がほぼ180度になるようにUターンする場合には、突出部563や非突出部564がほぼ対称に配置されていると、2筋以上の突出部563にエアフィルタ16が接触する。そのため、停止しているエンドローラ56の状態によらず、エアフィルタ16がエンドローラ56の周囲をUターンする距離の違いを小さくできる。例えば、突出部が180度の角度をなして2筋設けられている場合には、突出部が垂直になっているか突出部が水平になっているかによって、エンドローラ56をUターンする距離が大きく異なる。また、エアフィルタ16がエンドローラ56から力を受ける向きも大きく異なる。このように、突出部を3筋以上設けることで、エンドローラ56の回りを移動するエアフィルタ16の動作を安定させることができ、フィルタ移動機構を小型化し易くなる。
エンドローラ56(折り返し部材)がエアフィルタ16の移動に連れて回転するので、エンドローラ56が能動的に回転する場合に比べてエアフィルタ56に余分な力が掛かり難い構成になっている。また、このような構成は、エンドローラ56を回転するように支持するだけであるため、構成も簡単で組み立ても容易である。そのため、フィルタ移動機構50の小型化が容易になる。
(5−1)変形例1A
上記実施形態では、エンドローラ56の形状を断面十字形の形状にしたが、エンドローラ56の形状は、断面十字形の形状には限られない。エンドローラ56の突出部は、3つ以上が好ましい。例えば、図23(a)に示すような断面が略三角形で、その三角形を構成する3辺が外側に少し膨らんだ形状に構成することもできる。このような形状のエンドローラ56Aでは、エアフィルタ16を折り返す場合に、3筋の突出部56A1,56A2,56A3の間の非突出部56A4,56A5,56A6は、突出部56A1,56A2,56A3よりも弱い力でエアフィルタ16を押すことになる。
上記実施形態では、エアフィルタ16の高剛性部16aを折り返すときに、高剛性部16aが互いに隣接する2つの突出部563に接触しながら回転するような構成について説明した。しかし、エアフィルタ16が掛かる部分について、互いに隣接する2つの突出部563の距離は必ずしも高剛性部16aの寸法よりも小さい必要はない。例えば、図24に示すように、互いに隣接する突出部56B1の距離D1を高剛性部16aの寸法よりも大きくすることもできる。なお、図24における非突出部56B2を図23に示すように突出部56B1よりも弱い力で高剛性部16aに接触するように構成することもできる。
上記実施形態では、フィルタ組立体52に駆動ローラ54を組み込み、駆動ローラ54が組み込まれたフィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるように構成している。しかし、駆動ローラ54は、必ずしもフィルタ組立体52に組み立てて支持枠51に取り付ける必要はなく、駆動ローラ54をエアフィルタ16と一緒に直接取り付けるように構成することもできる。
50 フィルタ移動機構
51 支持枠
52 フィルタ組立体
53 ガイドフレーム
54 駆動ローラ
56 エンドローラ
70 アシストローラ
75 支持部材
78 連結部材
80 固定具
Claims (5)
- 空調室内機(10)において自動清掃のためにフィルタ(16)を移動させるフィルタ移動機構(50)であって、
前記フィルタを移動させるための力を前記フィルタに作用させる駆動部(54,59)と、
前記フィルタを折り返すための折り返し部材(56,56A,56B)と、
を備え、
前記折り返し部材は、回転するように取り付けられ、回転軸の方向に見て突出部(563,56A1,56B1)と非突出部(564,56A2,56B2)とを有し、
前記折り返し部材の前記突出部は、前記フィルタを強い力で押すように構成され、
前記折り返し部材の前記非突出部は、前記フィルタを前記突出部よりも弱い力で押すように、或いは、前記フィルタと接触しないように構成されている、フィルタ移動機構。 - 前記折り返し部材は、前記回転軸を回転中心として回転対称となるように配置されている複数の前記突出部と複数の前記非突出部とを有する、
請求項1に記載のフィルタ移動機構。 - 前記折り返し部材は、3つ以上の前記突出部と3つ以上の前記非突出部とを有する、
請求項1又は請求項2に記載のフィルタ移動機構。 - 前記折り返し部は、前記フィルムの移動に従動して回転する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルタ移動機構。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のフィルタ移動機構を備える、
空調室内機。
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