JP3021149B2 - インクジェット記録手段 - Google Patents

インクジェット記録手段

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JP3021149B2 JP3336945A JP33694591A JP3021149B2 JP 3021149 B2 JP3021149 B2 JP 3021149B2 JP 3336945 A JP3336945 A JP 3336945A JP 33694591 A JP33694591 A JP 33694591A JP 3021149 B2 JP3021149 B2 JP 3021149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出して記録
を行う記録ヘッド部と、該ヘッド部へ供給されるインク
を収納したインクタンク部とが一体化されて使用され、
必要に応じて前記インクタンク部を分離交換することが
可能なインクジェット記録手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来インクジェット記録装置は半永久的
に使用可能なヘッド(以下、PHと称する。)とPHに
インクを供給するために装置内に這い回されたチューブ
を介してインクを供給する装置に対して交換可能なイン
クカートリッジとで構成されている例が多かった。しか
しながら、PHの場合には、ノズル部のゴミ詰まりなど
に依る偶発的な故障や吐出素子の劣化などに依る経時的
な故障を皆無にすることが難しく、記録装置自体の信頼
性の面で問題があり記録性能の維持のために特別なメン
テナンスサービス体制が必要となっていた。
【0003】一方、信頼性向上やコストダウン等の観点
から、記録ヘッドを所定の間隔で定期的に交換するよう
にするとともに、記録ヘッドの交換を所定のインク量毎
に確実に実施できるようにインクタンクとヘッドとを一
体化した交換タイプの記録ヘッドカートリッジ(以下、
DHと称する。)を用いるインクジェット記録装置も実
用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DHは
信頼性確保の目的とDHカートリッジ自体の大きさ及び
重さの観点から使用可能なインク量を大きく設定できな
いことから、ランニングコストがPHに比べ高く、イン
クを使い切った時点でヘッドの駆動機能は十分である場
合でも廃棄しなければならない。特に、ヘッドカートリ
ッジの廃棄は、近年の世界的な潮流である環境面での問
題に影響を及ぼす虞が潜在している。
【0005】そこで近年信頼性の面ではDHの特徴を生
かした上でランニングコストを低減するとともに地球環
境への配慮をしたカートリッジ構成として、記録ヘッド
部とヘッドに対して供給されるインクタンク部とが接離
可能に構成され、使用時には両者を一体化し、インク終
了時点などではそれぞれ独立に交換可能な様に構成した
形式のカートリッジが提案されてきている。
【0006】この構成のカートリッジでは、ヘッド長期
保存時や物流時に印字用インクを充填せず、インク無し
の状態で放置されると、印字ヘッドのヒーター表面が周
囲の環境により膜汚染されてしまい、印字時の発泡特性
が劣化してしまい印字品位が悪化してしまうという欠点
があった。この現象を防止するために印字ヘッド中に印
字用インクを充填し、膜汚染を阻止する方法がある。こ
の方法は空気等の汚染を防止するには効果的であるが印
字ヘッドの放置条件によっては上記インクが固着する場
合があり、記録初期において吐出不良になる場合があっ
た。また、上記印字用インクをヘッド内に充填した状態
で長期保存(物流時を含む)した場合に、インク組成が
水系インクであると放置時に溶存気体が析出し、ヘッド
の液室内に残留し、その部分が疎水性に変化してしま
う。この液室内の泡はインクの吐出に様々な悪影響を及
ぼし、印字品位の保持という観点からは非常に好ましく
ないものであった。あるいはヘッド製造時に色インクを
充填してしまうと各ヘッドが色ごとに決定してしまい購
入時や使用時の自由度が低減することもある。
【0007】本発明は、前述の課題を改善するために提
案されたもので、物流時などの長期保存時における記録
ヘッドの保存性能を向上させ、かつ記録ヘッドの物流上
の制限を取り除き、取り扱いの自由度を向上させること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために提案されたもので、インクジェット記録
装置に対して交換可能に搭載され、インクを吐出して記
録を行う吐出口と吐出ヒーターとを備えた記録ヘッド部
と、該ヘッド部へ供給されるインクを収納したインクタ
ンク部とが一体化されて使用され、必要に応じて前記イ
ンクタンク部を分離交換することが可能なインクジェッ
ト記録手段において、前記インクジェット記録装置は、
前記インクジェット記録手段の記録ヘッド部が交換され
た際、前記吐出ヒーターに連続的にヒートパルスを与
え、吐出ヒーター上に発生した酸化皮膜、不純物を発泡
エネルギーで剥離、分離し、吐出口より排出させるエー
ジング処理を行うよう構成されており、前記記録ヘッド
部内に保存、物流時に内蔵されていた記録用インクから
着色成分が排除された保存、物流用のインクを排出し、
インクタンク側から記録用のインクを記録ヘッド部内に
充填することを特徴とする。
【0009】前記保存、物流インクは、溶存気泡の発生
が少ない脱気処理がなされたインクであることが好まし
い。
【0010】記録用インクとは異なるインクを記録ヘッ
ド部に充填した状態で物流させることで、印刷用インク
を充填したことにより発生する虞のある気泡の発生や、
インク成分の析出などによる吐出口の固着等を良好に防
止可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0012】本実施例における記録ヘッドは電気信号に
応じて膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エ
ネルギーを生成する電気熱変換体を用いて記録を行うイ
ンクジェット方式のものである。図1において記録ヘッ
ド1の主たる構成はすべてヘッドベースプレート5に設
けた位置決め用の突起及び切欠きを位置基準としてヘッ
ドベースプレート5上に接着ないしは圧着して積層配置
されており、ヒータボード4はSi基板上に複数の列状
に配された電気熱変換体(吐出ヒータ)と、これに電力
を供給するAl等の電気配線とが成膜技術により形成さ
れてなり、本体装置からの電気信号を受け取るパッド6
aを端部に配した配線を有するヘッドPCB6に対し
て、それぞれの配線を対応させてワイヤボンディング7
により接続されている。吐出ヒータに対応して複数のイ
ンク流路を各々区分するための隔壁や供給路8を介して
インクタンク2からインクを導入してインク流路に供給
する。ヘッドを構成する共通液室9と複数の吐出口を形
成するオリフィスとはポリサルフォン等で一体成型した
溝天板10をヒータボード4に不図示のバネで押圧する
とともに封止剤を用いて圧着固定及び封止して形成して
いる。溝天板10に結合封止された供給路8は、インク
タンク2と結合可能とするために本実施例においてはヘ
ッドPCB6及びヘッドベースプレート5に設けた穴を
通ってヘッドベースプレート5の反対側へ貫通させると
ともに、貫通部でヘッドベースプレート5に接着固定さ
れている。また、流路8のインクタンク2と結合する側
の端部には吐出部へのゴミや気泡などの流入を防止する
ためのフィルタ11が設けてある。また、記録ヘッド1
の吐出部や電気接続用のパッド6aを保護することと、
記録ヘッド1の取り扱い面から持ちやすくする為にヘッ
ドカバー12を設けている。
【0013】交換用インクタンク2は内面にリブ2aを
有するタンクケース2A内に、インクを含浸させたイン
ク吸収体2bをほぼ隙間なく詰め込むとともに、記録ヘ
ッド1のインクのフィルタ11を設けた供給路端を挿入
させて結合を行うためのインク供給部(孔)2cとイン
クタンク2からのインクの流出に見合うだけの大気をイ
ンクタンク内に導入して過度の負圧発生を防止するため
の大気連通部(孔)2dとを有する。供給部へのタンク
ケース内壁を伝っての直接の大気連通を防止して、イン
ク吸収体全領域のインクを毛管力を用いて最大限有効に
利用するために、タンク内壁にリブ2aを設けるととも
に大気連通部2dをなるべくインク供給部2cから離し
て設置している。リブ2aは同時にタンクケース2Aの
補強部としても機能し、タンク交換時の操作性を向上さ
せてもいる。インク吸収体2b内の初期の含浸インク量
は、記録ヘッド1との結合時に吐出口のメニスカスに負
の水頭圧を付与して安定した吐出を可能にするための機
能上の目的と、インクタンク交換時に多少の衝撃が与え
られてもインクが漏出することがないようにするための
操作性上の目的のために、インク吸収体2bの吸収可能
量よりも少なめのインクを充填している。大気連通部2
dのインク吸収体を溌液処理するか別体の溌液性の吸収
体を用いて構成し大気連通部2dからのインクの漏出を
規制しても良い。
【0014】インクのインクタンク2のインク供給限界
は、インク吸収体2bの含浸インク量が非常に少なくな
って、インク吐出に伴うノズルの毛管力による記録ヘッ
ド1へのインク供給能力よりもインク吸収体2bのイン
ク吸引力が強くなるかフィルタ11の周囲に大気連通部
2dから導入された大気が多くなってフィルタ11を介
してインク吸収体内の大気が多量に供給される様になっ
た場合である。
【0015】記録ヘッド1とインクタンク2との結合は
図1に示すように、キャリッジ3への記録ヘッド部1の
結合と同時にキャリッジ3の加圧フック13による付勢
力により一体化される。
【0016】ここで、記録装置における記録ヘッド1の
配置および動作を説明するために図4を用いて簡略に記
録装置の動作を説明する。図4で、記録媒体Sをプラテ
ンローラ5000を用いて紙面下方から上方へ案内し、
紙押さえ板5002でキャリッジ移動方向にわたってプ
ラテン5000に対して押圧する。キャリッジHCは、
キャリッジ駆動ピンをそのらせん溝5004にはめ込ん
でそれ自身が回転することで駆動源として動作するリー
ドスクリュー5005とリードスクリューに平行に配置
されたスライダ5003とに支持係合されてプラテンロ
ーラ5000上に案内された記録媒体Pの記録面に沿っ
て左右に往復動する。リードスクリュー5005は駆動
伝達ギア5011、5009を介して駆動モータの正逆
回転に連動して回転駆動制御される。5007、500
8はフォトカプラでキャリッジのレバー5006のこの
域での存在を確認してモータ5013の回転方向切換等
を行うためのホームポジション検知手段である。画像記
録信号は記録ヘッドを搭載するキャリッジの移動にタイ
ミングを計って記録ヘッドに送られ所定の位置でインク
滴を吐出させて記録を行う。5016は記録ヘッドの前
面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材
で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキ
ャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を
行う。5017はクリーニングブレードで、5019は
このブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、
本体支持板5018にこれらは支持されている。吸引手
段、ブレード等は、この形態でなくとも良く、周知のも
のが適用可能なことはいうまでもない。また、5012
は、吸引回復動作のタイミングを決めるためのレバー
で、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って
移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切換等の公
知の伝達手段で移動制御される。これらの回復手段はキ
ャリッジがホームポジション側領域にきたときにリード
スクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で
所望の処理が所定のタイミングで行える様に構成されて
いる。上述のキャリッジHCへの記録ヘッドの機械的、
電気的接続は以下の様に行われる。
【0017】キャリッジHCは、プラテン側(ヘッドの
前面側)に位置する前板と、記録ヘッドのPCB上のパ
ッド6aに対応するヘッド駆動電極16aを具備したフ
レキシブルシート及びこれを裏面側から押圧する弾性力
を発生させるためのゴムパッドを保持する電気接続部用
支持板16と、記録ヘッドを機械的に固定する際のヘッ
ド位置決め部と、インクタンク2及び記録ヘッド1を矢
印A方向に付勢支持するための加圧フック13とが設け
られている。前板は位置決め用基準面3b,3cを、記
録ヘッドのヘッドベースプレート5に設けた前述の位置
決め用の突起14に各々対応して2個有する。キャリッ
ジ3の加圧フック13は図1の加圧方向、すなわちキャ
リッジの移動方向に対して約10度傾いた方向に付勢力
が発生する様に構成しているので、その付勢力によって
記録ヘッドは前板3a方向と電気接続用支持板16との
2方向に押しつけられる。同時に、電気接続用支持板1
6を支点としてヘッド位置決め部ではキャリッジの移動
方向にも付勢される。この加圧フックの加圧係合動作は
どのようなものでも良いが、キャリッジの上面側から操
作できるレバー等で行える構成が好ましい。いずれにし
てもこの加圧フックの係合時に記録ヘッド及び交換用イ
ンクタンクはキャリッジHC上でやや回転しつつ位置決
め用突起及び切欠きが前板の基準面3bに接触した上で
電気的接続がなされることになるのでヘッドPCB上の
パッド6aとヘッド駆動電極16aとの位置決めも確実
に行われる。
【0018】記録ヘッド1とインクタンク2との結合は
図2に示す様に、記録ヘッド1のヘッドベースプレート
5に一端を固定(不図示)したタンクバンドを交換イン
クタンク2のインク結合部近傍の外壁を沿わせてタンク
バンド他端に設けたタンクバンドバネの終端に設けたリ
ング状のタンクバンドフックをヘッドベースプレート5
に設けたバンド用突起に付勢しながら引っ掛けることに
よりタンクバンドバネによる付勢力により一体化され
る。更に、詳しく説明すると、交換インクタンク2の結
合は図3に示すようにキャリッジ外で行うことができ、
まず、ヘッドベースプレート5のタンクガイド穴15
に、交換インクタンク2のタンクガイド20をはめ込む
ことから始める。この係合部の位置をキャリッジ3の加
圧フック13の作用点に対して近接配置するとともに、
インク供給部2cを加圧フック13の作用点から可能な
限り離間させて配置することで、キャリッジ3を装着し
た場合の加圧力のインク供給部2cでの分力を小さくす
ることが可能となり、インク供給路の確実な結合が可能
となる。すなわち、図2で明らかなように、記録ヘッド
1と交換インクタンク2の結合に関して考えると、力点
である加圧フック13による交換インクタンク2への加
圧力が図中時計回りの方向に交換インクタンク2を回転
させる際に、タンクガイド20の係合部を支点としてイ
ンク供給部2cが作用点となるので、インク結合部では
結合を阻害する力が発生する。インク供給部2cではタ
ンクバンドによる結合力によって、インク吸収体2bと
フィルタ11とが圧接結合することでインク供給路の接
続を行うとともに、ヘッドベースプレート5と交換イン
クタンク外壁面とに挟まれた弾性体のリングシール19
が加圧変形して密着することによりインク供給部2cに
おいてインクタンク内部と大気との連通を完全に封止し
ている。この封止が不十分であると、記録ヘッド1への
インク供給に伴うインクタンク内部への大気の導入がイ
ンク吸収体2bを介さずにこの部分で直接行われてしま
うので、インク吸収体2bに含浸させたインクの有効利
用が困難となる。
【0019】しかしながら、本発明ではインク結合部に
おけるタンクバンドバネによる結合力を加圧フック13
の作用力よりも大きくしているので、キャリッジ3への
装着時でも確実なインク結合が行える。
【0020】加圧フック13は、前述のごとく記録ヘッ
ド1をキャリッジ3に対して紙面方向への位置決めを行
うために、その加圧方向が10度傾斜した方向に設定し
ているが、ヘッドベースプレート5に加圧フック13を
引っ掛ける様にするにはヘッドベースプレート5の形状
が複雑化するので本発明の様に精度的には比較的許容度
の高い交換インクタンク2に引っ掛ける様に構成したほ
うが簡易である。また、同時に記録ヘッド1と交換イン
クタンク2との結合を考えた場合にも結合方向の直交方
向への力が加わるが、本実施例では図1に示すように、
タンクガイドとタンクガイド穴15との係合によってそ
の方向の力を受けるようにしている。すなわち、タンク
ガイド20がタンクガイド穴15の紙面方向の内壁に接
合し、その力を受けてヘッド位置決め部14において記
録ヘッド1がキャリッジ3と位置決めされて結合され
る。本実施例では記録ヘッド1に於て特に高精度が要求
される吐出部に直接結合している流路8への余分な機械
的な力の作用を防止するために、交換インクタンク2の
インクタンク供給部2cにおける流路8のガタをタンク
ガイド穴15におけるタンクガイド20のガタより大き
く設定しており、インクタンク2の結合方向と直交方向
の力を全てタンクガイド20の結合部で受けるようにし
ている。本実施例におけるタンクガイド20の結合部
は、さらに、ヘッドベースプレート5の面上での交換イ
ンクタンク2の回転を防止する機能も付与されており、
その作用面でのガタの関係も同様に流路8への余分な力
の作用がないように配慮されている。
【0021】リングシール19はインク供給部2cのガ
タを許容できるように交換インクタンク外壁との接合部
を広めに取れるように、本実施例ではやや太い弾性体リ
ングで構成している。
【0022】図1、図2を用いて説明したように、本実
施例ではキャリッジ3上で記録ヘッド1と交換インクタ
ンク2とを概略係合させた上で交換インクタンク2を1
方向に付勢することで、キャリッジ3と記録ヘッド1と
位置決め及び結合と記録ヘッド1と交換インクタンク2
との結合を確実かつ同時に行うことができた。また、本
実施例では、キャリッジ(記録装置本体)3と記録ヘッ
ド1との電気的接続も同時に行うように構成したので、
記録ヘッド・交換インクタンクの交換時の操作性も良好
であるが、電気的接続を別途コネクタ接続方式などにし
て、記録ヘッドの位置決めと交換インクタンクとの結合
をより確実なものとするための構成自由度を高くするの
も良い。
【0023】図3は交換インクタンクの使用前の状態を
説明するための断面図であり、物流時のインクの漏出や
蒸発を防止するために、大気連通部2dとインク供給部
2cとに取りはずし可能なように封止部材22,23を
それぞれ設けており、交換インクタンク2使用時に矢印
方向にそれらを取り除くようにしている。
【0024】本実施例では、記録ヘッド1をひとつ有す
る単色記録装置で説明したが、異なる色のインクを吐出
可能な複数の記録ヘッド、例えば、Bk・C・M・Yの
4ヘッドを持つカラーインクジェット記録装置にも適用
可能であり、ひとつの記録ヘッドで複数色のインクを吐
出できる様な記録ヘッドでも適用可能であり、その場合
は交換タンクの結合位置・方向を規制する手段を付加す
れば良い。
【0025】以上説明したように、本実施例ではキャリ
ッジ3と記録ヘッド1との結合方向及び記録ヘッド1と
交換インクタンク2の結合方向を略同方向に配置した上
で交換インクタンク2を付勢することで同時に結合させ
る構成としたので、記録ヘッド・交換インクタンクの交
換時の操作性が良好で、かつ、それらの機械的・電気的
結合が簡易な構成で確実に行えるようになった。
【0026】図5に本実施例の記録ヘッド部1を示す。
本ヘッド部1は交換可能な形態でありインク流路には保
存、物流用のインクが充填されている。同図中では流路
と液室部に保存、物流用のインクが充填されていること
になる。本例で使用される保存、物流用のこのインク
は、従来課題であった液室内あるいはインク流路内のイ
ンクが長期放置された場合に発生する放置泡による弊害
を避けるために水+ジエチレングリコールを成分に持つ
液体が使用可能である。又、インク中の溶存気体を減ら
した公知の脱気処理を施したインクを用いても十分な効
果が得られる。
【0027】さて、上記印字ヘッドをプリンター本体に
搭載する場合はキャップ及びシール部材をはずした後イ
ンクタンクをセットし、上述の吸引回復動作を行う。こ
の吸引動作により印字ヘッド中の保存、物流用のインク
を吸引しかつインクタンク中の印字用インクを吸引す
る。そしてヘッド中の液室内に印字用インクを充填する
ことにより印字動作が可能になる。
【0028】以上説明したように交換式印字ヘッドのイ
ンクを保存、物流用と印字用に分けて用いることにより
印字ヘッド放置状態におけるヘッドの劣化を防止し、印
字品質を高めた状態で保存が可能となる。
【0029】図6乃至図9は本発明にかかるインクジェ
ット記録手段の他の実施形態例を示す。
【0030】前記実施態様例と同じ名称の部材は同様の
番号を記しその具体的な説明は省略する。
【0031】本実施例では紙面上面を記録ヘッド1が下
向きにインクを吐出しながら印字走査するので、キャリ
ッジ3に対する紙面方向の記録ヘッド1の位置決めは記
録ヘッドの自重を利用してヘッドベースプレート5の切
欠き部をキャリッジの基準面に密着させて行っている。
図6で示すように、記録ヘッドの印字走査方向の位置決
めはキャリッジ上に設けた付勢(加圧)部材30による
加圧力が交換インクタンク2を介して記録ヘッド1の作
用してヘッド位置決め部で記録ヘッドの突起基準面がキ
ャリッジの基準面3aに圧接することで達成される。本
実施例における電気的接続は前記実施例と同様に交換イ
ンクタンク2を介した加圧力で、キャリッジ3上のヘッ
ド駆動電極16aにヘッドフレキ上のパッド6aが圧接
するように構成している。ただし、本実施例では記録ヘ
ッド1への電気配線を可撓性の優れたフレキシブル基板
上に配した上で、記録ヘッド1の吐出部とは反対側のヘ
ッドベースプレート面に圧接用パッド6aを設けている
ので、記録ヘッド1が若干回転して装着される前記実施
例に比べて接続の信頼性が向上している。更に、記録ヘ
ッド1の傾斜装着を防止するために、ヘッドベースプレ
ート5の後端部の電極部近傍に位置決めのための基準突
起(不図示)を設けるとともに、電極接続をより確実化
するためにヘッド駆動電極の下層に前記実施例よりも厚
めかつ高弾性の弾性部材を配して基準突起の圧接時にも
ヘッドフレキとヘッド駆動電極との間に適正な圧接力を
得る様にしている。
【0032】すなわち、本実施例では交換インクタンク
2を介して記録ヘッド1に作用する加圧力はヘッドベー
スプレート5の前後に設けた基準用突起で受け止められ
る様になっている。
【0033】本実施例における流路は、前記実施例と異
なり液室の直上部に設けられており、ヘッドベースプレ
ートの吐出部側で交換インクタンクと結合する様に構成
されている。ヘッドベースプレートを貫通することもな
いので流路を短くかつ太くすることが容易であり流路の
流体抵抗を前記実施例に比べて小さくできるようになっ
ており、記録ヘッドへのインク供給時の圧力損失が小さ
くなり、記録周波数を向上させることが可能である。反
面、交換インクタンク2と記録ヘッド1の結合時の加圧
力が流路を介して吐出部に作用しやすくなっているの
で、本実施例では流路部材の機械的強度を高くした上で
流路をヘッドベースプレートに直接固定支持する様に
し、流路と液室との結合部の密閉性は十分な封止剤の付
与で達成している。逆に、本実施例の記録ヘッドの構成
はヘッドベースプレート上にヒータボードや溝天板を積
層する様にしているので、交換インクタンクを介して作
用する加圧力を適正な圧力に調整した上でそれらの結合
力を補強する様にしても良い。
【0034】本実施例における記録ヘッドと交換インク
タンクと着脱について、図6〜図8を用いて説明する。
本実施例の記録ヘッド及び交換インクタンクは図7〜図
8に示す様に、記録装置から取り出した状態でそれらを
着脱できる様にしている。もちろん、キャリッジにそれ
らの着脱を容易化するための補助手段を設けて、キャリ
ッジ上での着脱をできるようにしても良い。
【0035】記録ヘッドと交換インクタンクの装着は図
7の状態から図6の状態になる様にタンクガイド25と
インク供給部の係合ガイド28とを用いて行う。タンク
ガイド25は記録ヘッド1の上面での交換インクタンク
2の回転を概略規制する機能を有し、インク供給部の結
合である係合ガイド28の結合を疎外しない様にガタを
持たせてある。インク供給部の結合は交換インクタンク
2に設けた弾性変形可能な係合ガイドと記録ヘッド28
のヘッドベースプレート5に支持された流路形成部材の
くぼみ部とをはめ合わせることで行う。そのため、係合
ガイド28の先端部は丸みを持たせている。本実施例に
おいては係合ガイド28を3つ(ひとつは不図示)設け
ており、係合部が円筒形状の流路形成部材に3点で結合
させている。ただし、係合ガイドは更に多数であるか円
筒形であっても良く、また、流路形成部材の係合部が非
円筒形でなくても良い。係合ガイド28の弾性力は着脱
を容易にするために強固なものでなく、したがって、図
7の状態ではインク供給部の結合は十分でなくリングシ
ール19の変形密着や、フィルタとインク吸収体との接
触も不十分であり、ただ、記録ヘッド1と交換インクタ
ンク2とを交換時に一体的に取り扱えられる程度の結合
力である。
【0036】略結合されたこの状態の記録ヘッド1及び
交換インクタンク2を図6に示すように、記録装置本体
のキャリッジ3に装着する。前述のごとく、キャリッジ
3上のヘッド位置決め部3aに記録ヘッドの位置決め基
準5aを係合した上で、キャリッジ3上に配した加圧手
段30で交換インクタンク2を図6の矢印方向に加圧す
る。交換インクタンク2を加圧することで、記録ヘッド
1をキャリッジ3に圧着固定するとともに、記録ヘッド
1と交換インクタンク2とを完全に結合する。すなわ
ち、図6に示す様に、交換インクタンクの係合ガイド2
8は流路形成部材のくぼみ部よりもさらに深く挿入さ
れ、流路端部のフィルタ11とインク供給部のインク吸
収体とが十分に密着してインクの供給を可能にするとと
もに、交換インクタンク2の外壁と流路端部の上面とが
接するまでリングシールが弾性変形して結合部での大気
との直接の連通を完全に封止する。
【0037】この状態でも、タンクガイド部25は記録
ヘッドと交換インクタンクの結合方向に関しては十分な
隙間を残す様に配置しており、インク供給部での結合に
不要な力が作用しない様にしている。そうした意味で図
9に示す様に、交換インクタンクを円柱状に構成して記
録ヘッド上面における交換インクタンクの結合方向を自
由に(回転自在に)構成すればタンクガイドはなくても
良い。
【0038】以上説明したように、本実施例ではキャリ
ッジと記録ヘッドとの結合方向及び記録ヘッドと交換イ
ンクタンクの結合方向を完全に同一方向に配置した上
で、交換インクタンクを付勢することで同時に結合させ
る構成としたので、記録ヘッド・交換インクタンクの交
換時の操作性が良好で、かつ、それらの機械的・電気的
結合が簡易な構成でより確実に行えるようになった。更
に、キャリッジ装着されていなくても記録ヘッドと交換
インクタンクとを略一体化できる様に構成したので、交
換時の取り扱い性をより向上させることができた。
【0039】なお、本実施例においてインクタンクの形
態としては、図10、図11に示されるようなインク吸
収体を取り去り、タンク全体にインクを収容した構成の
ものも適用できる。
【0040】図10のインク容器は、一端面が底板10
4により閉鎖された円筒状の外筒1の他端面の開口部が
ゴム、軟質のプラスチック等の可撓性材料からなる可撓
性部材102で閉鎖され、底板104には非使用時には
閉塞手段であるボール線で閉塞されたインク取り出し用
の排出口105が形成されたものであり、その内部には
インク106が収容されている。
【0041】前記可撓性部材102は、その周縁部が外
筒101の開口部の端面に固定され、前記周縁部近傍か
ら外筒101の内壁にそって折り曲げられて外筒101
の長手方向に延びる外壁部102aと外筒101のほぼ
中央部で逆方向に折れ曲がった屈曲部102b、この屈
曲部102bから前記外壁部102aに沿って外筒10
1の開口部近傍まで延びる内壁部2c及び内壁部2cに
続く円板状の底壁部102dゐ有する。図10はも四季
的な図面であり、屈曲部102bは図のような形状だけ
でなく材質の特性によってふくらみを有するような比較
的大きな曲率で屈曲している形態も当然含むものであ
る。
【0042】また、図11のインク容器121は、その
底壁121a上にスポンジ等に代表される多孔質体12
3が配設されており、多孔質体123の部分以外は5枚
の仕切り板122a〜122eによって6個の室に区分
されている。この容器の材料を内部が確認可能な材質と
することができ、この場合にはインクの残量を目視で知
ることができる。また、容器本体121の後面壁121
cには管状に形成された大気連通孔124が室のほぼ中
央部位に突出して設けられている。このように構成され
た大気連通孔124の室にインクが溜った場合でも室の
容積の半分までのインクであればインク容器の姿勢にか
かわらず漏れ出すことはない。
【0043】前述のようなヘッド部には保存、物流用の
インクが充填されているがこのインクの排出方法につい
て述べる。
【0044】本方式はエージングと呼ばれ、印字ヘッド
の吐出ヒーターに連続的にヒートパルスを与え(数十万
発〜数百万発)吐出ヒーター上に発生した酸化皮膜や不
純物をこの発泡エネルギーで剥離、分離し吐出口より排
出させるものである。図13に新しい印字ヘッドを交換
するときのエージング動作の概略を示すフローをしめ
す。図13によれば、プリンター本体は公知の印字ヘッ
ドID検知手段により新ヘッドが本体に装着されたこと
ステップ1で確認する。新ヘッドが挿入された場合に
は、ステップ2でエージングを開始し液室及び流路中の
保存、物流用インクを吐出する。このインク吐出用の規
定印加パルスが所定値となったか否かをステップ3で判
断し、所定値となったことを検出したことでステップ4
でエージング動作を終了する。
【0045】本方式を上述の保存、物流インクの排出に
用いることにより、吐出ヒーターのエージングと保存、
物流インクの排出の両方を一度に行うことが可能であ
る。また本エージングを印字用インクで行った場合は、
染料等のコゲによりヒーターを劣化させる場合があった
が上記保存、物流インクを用いたエージングには染料等
のコゲによるヒーター劣化が避けられる。
【0046】
【0047】
【0048】以下に前述のようなインクジェット記録手
段の物流時の形態を図12に基づき説明する。
【0049】交換式の印字ヘッドを使用する場合、その
ヘッドの交換時期を正確に認識することが必要となる。
というのも印字画像の品位が劣化した場合、印字ヘッド
の寿命によるものなのかあるいは本体内蔵の回復ユニッ
トで回復可能な偶発的な画像劣化であるか区別する必要
がある。もし回復可能な画像劣化なら回復装置を使って
画像品位を回復する必要がある。また印字ヘッドの寿命
による画像劣化ならいくら回復動作を行っても効果がな
く、むだに印字用インクを使ってしまい好ましくない。
本例は印字用インクと交換ヘッドを一つのパッケージに
することで印字ヘッドの寿命を明確に指示することが可
能となった。上記パッケージには交換用印字ヘッドと交
換用インクタンク(印字用インク入り)が複数個同梱さ
れている。ここで、仮に印字ヘッドの寿命を記録媒体2
000枚とした場合、もし交換インクタンクの容量が1
ケ当り400枚印字可能なら印字ヘッドの寿命に対応す
るインクタンクの個数は5個になる。よって上記のパッ
ケージには1個の印字ヘッドと5個のインクタンクを同
梱することによりユーザーが印字ヘッドの寿命を簡単に
認識し交換時期が確認することができる。
【0050】もちろん、前述のヘッドの寿命及びインク
タンク1つ当たりの記録可能枚数の設定によって1パッ
ケージあたりに収納されるインクタンクの個数が変わる
ことは言うまでもない。
【0051】他の形態としては、交換ヘッド内のインク
には保存、物流用の1種類のインクを充填し、交換タン
クには複数の色インクをタンク毎に充填する。即ち印字
ヘッドは1種類で交換タンクのみ色の区別がついていれ
ば新品の印字ヘッド装着時や物流時にヘッドが色による
限定を受けずに取り扱うことが可能となり汎用性が非常
に向上する。
【0052】この場合、たとえば、クリーニングインク
用タンクを合わせて収納することで、容易にヘッド内部
をクリーニングすることができるので異なるインクを1
つのヘッドで使用することも可能である。
【0053】また、本例においては、パッケージに収納
されているインクタンクの外部から見やすい位置に番号
を記しておいてもよい。このように番号を記すことで、
使用者が今幾つめのインクタンクを使用しているかが容
易に認識できる。またこれに合わせて、表記番号あるい
は収納インクの特性等を装置側もしくはヘッドに対して
伝達できるような情報指標203A,203Nを設けて
もよい。このようにインクカートリッジの番号や特性等
が情報として伝達されれば、それに応じた記録状態を作
りだすことができるし、あるいは使用インクカートリッ
ジの番号でヘッドの寿命を装置が検知して警告等を出す
こともできる。
【0054】インクタンクに情報指標203A,203
Nを設けた場合、図14に示すように装置を構成するこ
とができる。図14に示すように、インクタンクの情報
を備えた手段TMとこの情報を読み取るための記録ヘッ
ドに設けられた信号ターミナルT1を介して装置本体に
設けられた制御手段CCに情報が伝達される。伝達され
た情報は、制御手段の備えるタンク判別手段TTのテー
ブルと照合されて、たとえばインクタンクの番号を認識
してそれに応じた記録の条件等を適宜選択して記録をお
こなうように構成されている。
【0055】このようにインクタンクに情報を搭載して
おくことで、使用インクタンクにもっとも適した記録を
達成でき、あるいは使用インクタンクの個数に鑑みた記
録を達成できるので品位の劣化がない良好な記録を達成
できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はインクタ
ンク・ヘッド分離交換型であって、交換ヘッド中に充填
するインクを保存、物流用インクと、実際に印字に使用
する印字用インクとに分けることにより印字ヘッドの保
存性能を向上されかつ印字ヘッドの色インクによる使
用、物流上の制限を取り除き取り扱いの自由度を向上さ
せることができるインクジェット記録手段を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される交換可能な記録ヘッド及び
交換インクタンクの本体への装着状態を表す断面図であ
る。
【図2】交換可能な記録ヘッド及び交換インクタンクの
装着工程を説明する断面図である。
【図3】交換可能なインクタンクの概略を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の適用可能なインクジェット記録装置の
概略を示す斜視図である。
【図5】交換可能な記録ヘッドの概略を示す断面図であ
る。
【図6】本発明が適用される交換可能な記録ヘッド及び
交換インクタンクの本体への装着状態を表す他の例の断
面図。
【図7】図6で示された交換可能な記録ヘッド及び交換
インクタンクの結合状態を説明する断面図である。
【図8】図6で示された交換可能な記録ヘッド及び交換
インクタンクの交換手順を説明する断面図である。
【図9】本発明が適用される交換可能な記録ヘッド及び
交換インクタンクの本体への装着状態を表すさらに他の
例の断面図。
【図10】他の交換可能なインクタンクの概略を示す断
面図である。
【図11】さらに他の交換可能なインクタンクの概略を
示す断面図である。
【図12】本発明が適用される交換可能な記録ヘッド及
び交換インクタンクを収納するパッケージの一例を示す
概略図である。
【図13】インク交換後のエージング処理の構成を示す
フローチャートである。
【図14】交換可能な記録ヘッド及び交換インクタンク
の本体との情報伝達の概略を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 交換インクタンク 3 キャリッジ 201 パケージ TM タンク情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 喜一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岩崎 督 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新井 篤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平林 弘光 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 杉本 仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松原 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 植月 雅哉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 後藤 史博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−258268(JP,A) 特開 昭60−139454(JP,A) 実開 昭62−53152(JP,U) 実開 昭59−46246(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット記録装置に対して交換可能
    に搭載され、インクを吐出して記録を行う吐出口と吐出
    ヒーターとを備えた記録ヘッド部と、該ヘッド部へ供給
    されるインクを収納したインクタンク部とが一体化され
    て使用され、必要に応じて前記インクタンク部を分離交
    換することが可能なインクジェット記録手段において、 前記インクジェット記録装置は、前記インクジェット記
    録手段の記録ヘッド部が交換された際、前記吐出ヒータ
    ーに連続的にヒートパルスを与え、吐出ヒーター上に発
    生した酸化皮膜、不純物を発泡エネルギーで剥離、分離
    し、吐出口より排出させるエージング処理を行うよう構
    成されており、前記記録ヘッド部内に保存、物流時に内
    蔵されていた記録用インクから着色成分が排除された保
    存、物流用のインクを排出し、インクタンク側から記録
    用のインクを記録ヘッド部内に充填することを特徴とす
    るインクジェット記録手段。
  2. 【請求項2】 前記保存、物流インクは、溶存気泡の発
    生が少ない脱気処理がなされたインクであることを特徴
    とする請求項1に記載のインクジェット記録手段。
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