JP3018690B2 - 感圧および感熱記録材料 - Google Patents

感圧および感熱記録材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感圧および感熱記録材料
に関する。さらに詳しくは、本発明は地肌白色度が高く
地肌安定性、発色画像安定性に優れた感圧記録材料およ
び感熱記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感圧記録材料、感熱記録材料とし
ては、電子供与性発色剤、例えばクリスタルバイオレッ
トラクトン、2,6-置換アミノフルオラン類、ベンズオキ
サジン類などと、電子受容性顕色剤、例えば活性白土、
フェノール化合物などとの接触等による発色を利用した
記録材料がよく知られている。例えば、特公昭42-20144
号公報等に開示の感圧記録材料は、コンピュータのプリ
ンター等に用いられており、特公昭45-14039号公報等に
開示の感熱記録材料は、計測記録計、ファクシミリなど
広範囲に利用されている。
【0003】これらの記録材料は情報産業の発達、事務
処理の合理化に伴い、近年その需要が飛躍的に増大して
いる。また、コンピュータへの情報入力の簡素化・合理
化をはかるため光学文字読み取り装置の発達、導入は目
覚ましく、これに適した記録材料が望まれている。
【0004】これらの感圧記録材料および感熱記録材料
に要求される共通の条件は、発色速度が高いこと、発色
濃度の高いこと、意図する発色色調及び読み取り波長領
域に強い吸収を有すること、発色画像が安定しているこ
と、さらに地肌の白さ及びその安定性である。
【0005】下式(I)および下式(II)
【化5】
【化6】 で表されるアザフタリド化合物に関して、その混合物に
ついては特開昭49−73218号および特開昭49−
74545号公報に開示されており、感圧および感熱記
録材料の発色剤として用いた場合、発色色調(吸収波
長)、発色濃度および発色画像の安定性に優れているこ
とが知られている。
【0006】かかる式(I)で表される4-アザフタリド
化合物と式(II)で表される7-アザフタリド化合物との
混合物は、公知のごとくつぎのようにして製造すること
ができる。すなわち、下式(III)
【化7】 に示すアニリン誘導体と、下式(IV)
【化8】 に示す酸無水物とを無水塩化亜鉛などの脱水縮合剤の存
在下に40〜150℃にて数時間反応させることにより
得られる。こうして得られた無色又はわずかに着色した
固体粉末であるアザフタリド混合物は、各種の記録材料
に使用される。
【0007】式(I)及び(II)で表されるアザフタリ
ド化合物は無機酸、有機酸、フェノール性化合物、酸化
剤などの電子受容性物質等の顕色剤により青色ないし緑
色の色調を呈し、高濃度かつ鮮明に速い発色を示し、そ
の画像安定性も高い。さらに式(I)及び式(II)のア
ザフタリド化合物を用いて作成した記録材料により得ら
れる記録像は、600〜750nm付近に強い光吸収性
を有しており、近年多用されている半導体レーザーなど
を用いた光学文字読み取り装置あるいは光学式バーコー
ド読み取り装置のための記録材料としても好適である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
式(I)および式(II)化合物を混合物として用いた従
来の感圧および感熱記録材料は、地肌が灰青色に着色し
た「地肌着色」という大きな欠点があり、特に感熱記録
材料において着色が著しい。地肌着色は発色前の記録材
料がすでに着色している現象で、外観上および画像形成
後の画像の鮮明度の観点から商品価値を著しく低下させ
るため、かかる「地肌着色」の解消が望まれている。
【0009】本発明の目的は、地肌白色度が高く優れた
地肌安定性を示すと共に、発色濃度、発色色調、画像安
定性にも優れた感圧および感熱記録材料を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題に
ついて種々検討を行った結果、前記の問題は式(II)で
表される7-アザフタリド化合物に起因するとの知見を得
た。さらに、検討を行ったところ式(II)の化合物の組
成比を一定量以下とすることにより、記録材料の地肌着
色が防止され、優れた性能を有する感圧・感熱記録材料
が得られることを知り本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち本発明は、下記式(I)で表され
る4-アザフタリド化合物と下記式(II)で表される7-ア
ザフタリド化合物の組成比が90:10〜100:0で
ある発色剤を含有することを特徴とする感圧記録材料を
提供するものである。また、本発明は式(I)で表され
る4-アザフタリド化合物と式(II)で表される7-アザフ
タリド化合物の組成比が95:5〜100:0である発
色剤を含有することを特徴とする感熱記録材料を提供す
るものである。
【0012】本発明者等の研究によれば前記公知の製造
法により得られるアザフタリド混合物は、式(I)及び
式(II)の化合物の生成混合比が1:1から4:1であ
り、特に式(II)の7-アザフタリド化合物の混入率が高
い場合に地肌の着色が著しい。式(I)で表される4−
アザフタリド化合物は式(II)で表される7−アザフタ
リドに比べて地肌着色が非常に少ない。
【0013】なお、4-または7-アザフタリド化合物が、
感圧または感熱記録材料として用い得ることについては
従来知られているが、前記のごとく、一方の構造異性体
である7-アザフタリド化合物の含有量を特定値以下とす
ることにより感圧および感熱記録材料として優れた特性
を示すことについては、従来まったく知られていない。
すなわち、前記特開昭49−73218号および特開昭
49−74545号公報には4―アザフタリド化合物と7
-アザフタリド化合物の両異性体のうち、7-アザフタリ
ド化合物が記録材料の地肌着色の原因となることや、片
方の異性体のみが特に性能的に優れていることを示唆す
る記載はない。また、同様に各々式(I)、(II)の化
合物に類似の構造を有する下式(V)および下式(VI)
【化9】
【化10】 で表わされる化合物についても、前記公報にはそれぞれ
を単品として得て、これを感圧および感熱記録材料に使
用することが記載されているにすぎない。
【0014】前記式(I)の化合物が発色剤として優れ
た性能を有することは驚くべきことであり、例えば、同
様に4-アザフタリド化合物である式(V)化合物と比較す
ると後記の表1および表2に示すように、発色画像濃度
の点で特に優れている。
【0015】なお、特公昭49−17489号公報に
は、式(I)の化合物と同様、4-アザフタリド化合物で
あって置換基の異なる下式(VII)および下式(VIII)
で表される化合物の名称が挙げられ、これが電子供与性
発色剤として感圧複写紙に用い得ることが開示されてい
るが、これらについては何ら具体的な実施をうかがい知
ることのできる記載はない。
【0016】
【化11】
【化12】 しかも、式(I)の化合物は、これら構造の近い式(VI
I)および式(VIII)の4-アザフタリド化合物と比較し
た場合も、後記の表1および表2に示すように発色画像
濃度の点で特に優れている。
【0017】式(I)及び(II)化合物の各種組成の混
合物及び純粋物は、一般に公知の方法により得ることが
できる。例えば、特開昭49−73218号公報、特開
昭49−74545号公報に開示のごとく、一旦原料中
間体として式(IX)と式(X)で表されるケト酸の混合
物を合成する。
【0018】
【化13】
【化14】 これを水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、希塩酸を加え
て酸析する際にpHの相違によって析出してくるそれぞ
れの異性体を分取して各アザフタリド異性体の原料中間
体に相当する式(IX)と式(X)のケト酸を単品として
得ることができる。ついで、これらより4-アザフタリド
体および7-アザフタリド体を合成する。
【0019】しかしながら、本発明の目的とする7-アザ
フタリド体の混入率の少ない発色剤組成物を得るには、
一旦、特公昭48−8728号公報に記載の方法に従っ
て前記式(III)のアニリン誘導体と式(IV)の酸無水
物から直接アザフタリドの両異性体混合物を得て、かか
る公知の方法により得られた異性体混合物を適当な有機
溶剤、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、アセトン、クロロフォルム又はトルエンで処理し、
必要に応じてその生成物を再結晶する方法にて生産する
のが工業上好ましい。本発明において感圧記録材料とし
て発色剤を用いる場合、式(I)化合物と式(II)化合
物の組成比は90:10〜100:0、好ましくは9
5:5〜100:0である。式(II)の化合物の割合
が、前記組成比90:10よりも多くなると地肌着色が
強くなり、また地肌耐光性および地肌耐熱性が劣る。
【0020】また、感熱記録材料として発色剤を用いる
場合、式(I)化合物と式(II)化合物の組成比は9
5:5〜100:0、好ましくは98:2〜100:0
である。式(II)の化合物の割合が、前記組成比95:
5よりも多くなると地肌着色が強くなり、また地肌耐熱
性も劣る。
【0021】式(I)と式(II)のアザフタリド化合物
の混合物は、記録材料中の発色剤としてそのままで用い
ることもできるが、必要に応じ、他の発色剤を併用して
もよい。このような発色剤としては、この種の記録材料
に従来用いられているものがいずれも使用でき、トリフ
ェニルメタンフタリド系、フルオラン系、フルオレン
系、ビニローグフタリド系、ベンズオキサジン系等の発
色剤が好ましく用いられる。
【0022】具体的には、例えば、3,3−ビス(p−
ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリ
ド、2−アニリノ−3−メチル−6−ジメチルアミノフ
ルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルア
ミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジプ
ロピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−
6−ジブチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メ
チル−6−ジアミルアミノフルオラン、2−アニリノ−
3−メチル−6−N−メチル−N−プロピルアミノフル
オラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−
N−イソブチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−
メチル−6−N−エチル−N−イソアミルアミノフルオ
ラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−アニリノ−3
−メチル−6−N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノフルオラン、3,6−ビス(ジメチルアミノ)
フルオレンスピロ[9,3’]−6’−ジメチルアミノ
フタリド、3,3−ビス{2,2−ビス(p−ジメチル
アミノフェニル)エテニル}−4,5,6,7−テトラ
クロロフタリド、3,3−ビス{2,2−ビス(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)エテニル}−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド、4−(p−ジ
エチルアミノフェニル)−7−ジメチルアミノ−4−
(p−メトキシフェニル)−6(又は8)−メチルー2
−フェニルー3,1−ベンズオキサジン等が挙げられ
る。これらは単独で、あるいは2種以上混合して用いて
よい。
【0023】前記発色剤を用いて感圧記録材料を製造す
るには、例えば特公昭42−20144号等に開示の方
法など種々の公知の方法が用いられる。一般には、発色
剤をカプセル化溶剤に溶解して得られた発色剤溶液を高
分子化合物を膜剤としてカプセル化した後、上質紙、合
成紙、プラスチックフィルム等の支持体の裏面に塗布し
て上用紙を作成する。一方、顕色剤を別の支持体の表面
に塗布して下用紙を作成する。使用にあたっては上用紙
と下用紙を塗布面が接触するように重ね合わせて筆圧あ
るいは打圧等の圧力を加える。加圧された部分のカプセ
ルは破壊されて、カプセル中の発色剤が顕色剤と反応
し、下用紙の表面に記録画像が形成される。また、支持
体の表面に顕色剤、裏面にカプセルを塗布した中用紙を
上用紙と下用紙の間に数枚挿入することにより、複数枚
の複写記録が得られる。
【0024】このような感圧記録材料に使用する顕色剤
としては、酸性白土、サリチル酸誘導体亜鉛塩、p−オ
クチルフェノール樹脂亜鉛塩、p−フェニルフェノール
樹脂等が挙げられる。特に、サリチル酸誘導体亜鉛塩お
よびp−オクチルフェノール樹脂亜鉛塩が好ましい。
【0025】一方、前記の発色剤を用いて感熱記録材料
を製造するには、例えば特公昭45−14039号に開
示の方法など種々の公知の方法を用いてよい。一般に
は、発色剤、顕色剤、増感剤をそれぞれポリビニールア
ルコール等の水溶性高分子水溶液と共にアトライター、
サンドミル等を用いて薬剤の粒径が数ミクロン以下にな
るように分散する。増感剤は、発色剤、顕色剤のいずれ
か、あるいは両方に加えて、同時に分散してもよく、ま
た場合によっては予め発色剤あるいは顕色剤との共融物
を作成して分散してもよい。これらの分散液を混合し
て、必要に応じて顔料、バインダー、ワックス、金属石
鹸、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を加えて、感熱塗液と
する。得られた感熱塗液を上質紙、合成紙、プラスチッ
クフィルム等の支持体に塗布した後、カレンダー処理に
より平滑性を付与すると、感熱記録材料が得られる。ま
た感熱塗液は、発色性を向上させるために、必要に応じ
て、プラスチック顔料あるいはシリカ等の断熱剤の下塗
り層を有する支持体に塗布してもよい。さらに、耐水
性、耐薬品性を付与するために、必要に応じて、感熱記
録層上に水溶性高分子水溶液等で上塗り層を設けてもよ
い。
【0026】このような感熱記録材料に使用する顕色剤
としては、各種のフェノール性化合物が使用できる。具
体例としては、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン(ビスフェノールA)、2,2−ビス(p
−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、1,1
−ビス(p−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビ
ス(p−ヒドロキシフェニル)スルホン(ビスフェノー
ルS)、ビスフェノールSモノイソプロピルエーテル、
3,3’−ジアリルビスフェノールS、1,5−ビス
(p−ヒドロキシフェニルメルカプト)−3−オキサペ
ンタン、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、テトラブロ
モビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールS等
が挙げられ、特にビスフェノールAが好ましい。
【0027】増感剤としては、p−ベンジルビフェニ
ル、m−ターフェニル、2−ベンジルオキシナフタレ
ン、1,4−ジベンジルオキシナフタレン、シュウ酸ジ
ベンジル、シュウ酸ジ−p−メチルベンジル、1,2−
ジフェノキシエタン、1,2−ジ−m−トルオキシエタ
ン、1,2−ジ−p−トルオキシエタン、1,4−ジフェ
ノキシブタン、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、
2−ナフトエ酸フェニル、1−ヒドロキシ−2−ナフト
エ酸フェニル、テレフタル酸ジベンジル等が挙げられ
る。特に、p−ベンジルビフェニル、m−ターフェニ
ル、2−ベンジルオキシナフタレン、シュウ酸ジ−p−
メチルベンジル、1,2−ジ−m−トルオキシエタンが
好ましい。
【0028】顔料としては、有機および無機の顔料が使
用できる。好ましい具体例としては、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、非晶
質シリカ、尿素ホルマリン樹脂粉末、ポリエチレン樹脂
粉末等が挙げられる。
【0029】バインダーとしては、水溶性高分子および
水不溶性高分子が使用できる。水溶性高分子好ましい
具体例としては、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロール、デンプン
類、スチレン−無水マレイン酸共重合体加水分解物、エ
チレン−無水マレイン酸共重合体加水分解物、イソブチ
レン−無水マレイン酸共重合体加水分解物、ポリビニル
アルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ポ
リアクリルアミド等が挙げられる。また水不溶性高分子
の好ましい具体例としては、スチレン−ブタジエンゴム
ラテックス、アクリロニトリルーブタジエンゴムラテッ
クス、酢酸ビニルエマルジョン等が挙げられる。
【0030】ワックスの好ましい具体例としては、パラ
フィンワックス、カルボキシ変性パラフィンワックス、
ポリエチレンワックス等が挙げられる。
【0031】金属石鹸としては、高級脂肪酸金属塩が用
いられ、好ましい具体例としては、ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等
が挙げられる。
【0032】酸化防止剤としては、ヒンダードフェノー
ル類が好ましい。また紫外線吸収剤としては、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤が用
いられる。
【0033】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
【0034】[製造例1] 無水キノリン酸(IV)15gおよびN,N−ジエチル−
m−フェネチジン(III)39gに無水塩化亜鉛20gを
加え、120〜130℃にて5時間加熱撹拌した。氷冷
下に水を加え、水蒸気蒸留にて未反応N,N−ジエチル
−m−フェネチジンを留去した。残渣に苛性ソーダ水溶
液を加え、アルカリ性とした後、トルエンにて抽出し
た。トルエンを減圧留去した後、残渣を塩酸で抽出し、
得られた塩酸溶液を希苛性ソーダ水溶液で中和すると微
淡黄褐色の固体9.8gが得られた。この異性体混合物
を液体クロマトグラフを用いて分析したところ、異性体
比は4−アザフタリド化合物(I):7−アザフタリド
化合物(II)=54:46であった。この微淡黄褐色の
固体を、さらにメタノールにて再結晶を繰り返し、下記
の各異性体比の混合物を得た。
【0035】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 再結晶 化 合 物 融点 I II (℃) ───────────────────────── 1回目 75 : 25 152〜158 2回目 88 : 12 160〜167 3回目 94 : 6 172〜173 4回目 98 : 2 173〜174 5回目 100 : 0 173〜174 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0036】[製造例2] (i)無水キノリン酸(IV)15g、N,N−ジエチル−
m−フェネチジン(III)39g及びジクロルエタン15
0gの混合物に、撹拌下、30〜35℃の温度で約30
分かけて無水塩化アルミニウム33gを少量ずつ加え
た。添加終了後、35〜40℃の温度で5時間撹拌を続
けた。反応混合物に氷水を加え、撹拌後、ジクロルエタ
ン層を分液分取した。ジクロルエタンを減圧濃縮留去
し、残渣に苛性ソーダを加え、アルカリ性とした後、希
硫酸にて酸析し、析出する沈殿を瀘取した。乾燥すると
淡褐色のケト酸異性体混合物の粉末22gが得られた。
【0037】(ii)得られたケト酸異性体混合物22g
にN,N−ジエチル−m−フェネチジン(III)13g及び
無水酢酸44gを加え、85〜95℃にて4時間撹拌し
た。放冷後、氷水に投入し撹拌下に希苛性ソーダを加え
アルカリ性にした。トルエン抽出物を濃縮し得られた固
体を少量のメタノールで洗浄すると、4−アザフタリド
化合物(I)と7−アザフタリド化合物(II)との異性体
混合物9.5gが得られた。この異性体混合物の異性体
比は(I):(II)=71:29であった。
【0038】[製造例3] 製造例2(i)で得られた淡褐色のケト酸異性体混合物の
粉末を希苛性ソーダ水溶液に溶解し、希硫酸を滴下し
た。溶液のpHを5とし、析出した沈殿を瀘取した。水
洗・乾燥後、トルエン−メタノールを用いて数回再結晶
を行い純度99.9%の式(IX)のケト酸を得た。
【0039】一方、上記析出固体を瀘別したpH5の瀘
液にさらに希硫酸を滴下し、pHを2として沈殿を得、
これを瀘取した。水洗乾燥後、トルエン−メタノール−
ヘプタンで数回再結晶し、純度99.9%の式(X)の
ケト酸を得た。
【0040】それぞれの高純度ケト酸22gにN,N−
ジエチル−m−トルイジン11g及び無水酢酸44gを
加え、85〜95℃にて4時間撹拌した。放冷後、氷水
に投入し撹拌下に希苛性ソーダを加えアルカリ性にし
た。各トルエン抽出物を濃縮し得られた固体を少量のメ
タノールで洗浄して、各々純粋な4−アザフタリド化合
物(V)8.5gと7−アザフタリド化合物(VI)6.8
gを得た。
【0041】[製造例4] 製造例1においてN,N−ジエチル−m−フェネチジン
の代わりにN,N−ジメチル−m−アニシジンを用いる
ことにより、4−アザフタリド化合物(VII)が得られ
た。
【0042】[製造例5] 製造例1においてN,N−ジエチル−m−フェネチジン
の代わりにN,N−ジエチル−m−アニシジンを用いる
ことにより、4−アザフタリド化合物(VIII)が得られ
た。
【0043】[実施例1] (感圧記録材料の製造) 製造例1で得られた3回再結晶の異性体混合物
((I):(II)=94:6)3gを加熱下にKMC−
113(呉羽化学製)47gに溶解して発色剤溶液を調
製した。
【0044】一方、水100gに系変性剤5gを加え、
苛性ソーダ水溶液でpH4とした。これに前記の発色剤
溶液50gとメラミン−ホルムアルデヒド初期重合物1
0gを加えて、ホモミキサーで油滴が4ミクロンになる
まで乳化した。次いで撹拌下に60℃まで加熱し、同温
度で1時間撹拌した。室温まで冷却後、25%アンモニ
ア水でpH7.5に調整して、発色剤のカプセル分散液
を作製した。
【0045】このようにして調製した発色剤のカプセル
分散液10g、小麦粉澱粉2gおよびラテックス1gを
よく混合した後、上質紙に固形分塗布量が5g/m2
なるように塗布、乾燥し白色の上用紙を作製した。
【0046】[実施例2] (感圧記録材料の製造) 実施例1において発色剤である3回再結晶の異性体混合
物の代わりに、製造例1で得られた4回再結晶の異性体
混合物((I):(II)=98:2)を用いた以外は実
施例1と同様にして上用紙を製造した。
【0047】[実施例3] (感圧記録材料の製造) 実施例1において発色剤である3回再結晶の異性体混合
物の代わりに、製造例1で得られた5回再結晶による式
(I)化合物を用いた以外は実施例1と同様にして上用
紙を製造した。
【0048】[実施例4] (感熱記録材料の製造) 製造例1で得られた4回再結晶の異性体混合物5gを
2.5%ポリビニルアルコ−ル水溶液45g中、サンド
ミルを用いて平均粒径が1ミクロンになるように粉砕し
発色剤分散液を得た。
【0049】一方、顕色剤であるビスフェノールA10
gと増感剤であるp−ベンジルビフェニル10gを2.
5%ポリビニルアルコール水溶液80g中で、サンドミ
ルを用いて平均粒径が3ミクロンになるように粉砕し
て、顕色剤分散液を得た。
【0050】上記2種の分散液を混合した後、炭酸カル
シウム50%分散液30gとパラフィンワックス30%
分散液15gを添加、よく混合して感熱塗液を得た。
【0051】このようにして調製した感熱塗液を上質紙
に、固形分塗布量が4.5g/mとなるように塗布、
乾燥後、カレンダー処理により感熱記録層面のベック平
滑度が400〜500秒になるように調製し、感熱記録
材料を作成した。
【0052】[実施例5] (感熱記録材料の製造) 実施例において発色剤である4回再結晶の異性体混合
物の代わりに、製造例1で得られた5回再結晶による式
(I)化合物を用いた以外は実施例4と同様にして感熱
記録材料を作成した。
【0053】[比較例1] (感圧記録材料の製造) 実施例1において発色剤である3回再結晶の異性体混合
物3gの代わりに、製造例3で得られた式(V)の化合
物である3−[4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−
エトキシフェニル]−3−[4−(N,N−ジエチルア
ミノ)−2−メチルフェニル]−4−アザフタリド3g
を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行って上用
紙を作製した。
【0054】[比較例2] (感圧記録材料の製造) 実施例1において発色剤である3回再結晶の異性体混合
物3gの代わりに、製造例4で得られた式(VII)の化
合物である3,3−ビス[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)−2−メトキシフェニル]−4−アザフタリド3g
を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行って上用
紙を作製した。
【0055】[比較例3] (感圧記録材料の製造) 実施例1において発色剤である3回再結晶の異性体混合
物3gの代わりに、製造例5で得られた式(VIII)の化
合物である3,3−ビス[4−(N,N−ジエチルアミ
ノ)−2−メトキシフェニル]−4−アザフタリド3g
を使用した以外は、実施例1と同様の操作を行って上用
紙を作製した。
【0056】[比較例4] (感圧記録材料の製造) 実施例1において発色剤である3回再結晶の異性体混合
物3gの代わりに製造例1で得られた2回再結晶の異性
体混合物((I):(II):88:12)を使用した以
外は、実施例1と同様の操作を行って、上用紙を作製し
た。
【0057】[比較例5] (感熱記録材料の製造) 実施例4において発色剤である4回再結晶の異性体混合
物5gの代わりに、製造例3で得られた式(V)化合物
5gを使用した以外は、実施例4と同様の操作を行っ
て、感熱記録材料を作製した。
【0058】[比較例6] (感熱記録材料の製造) 実施例4において発色剤である4回再結晶の異性体混合
物5gの代わりに、製造例4で得られた式(VII)化合
物5gを使用した以外は、実施例4と同様の操作を行っ
て、感熱記録材料を作製した。
【0059】[比較例7] (感熱記録材料の製造) 実施例4において発色剤である4回再結晶の異性体混合
物5gの代わりに、製造例5で得られた式(VIII)化合
物5gを使用した以外は、実施例4と同様の操作を行っ
て、感熱記録材料を作製した。
【0060】[比較例8] 実施例4において発色剤である4回再結晶の異性体混合
5gの代わりに3回再結晶の異性体混合物5gを用い
た以外は、実施例と同様にして、感熱記録材料を作製
した。
【0061】<評価1> (感圧記録材料の品質性能試
験) 実施例1〜3および比較例1〜4にて作製した上用紙の
CB面(上用紙の感圧塗液塗布面)の地肌白色度測定お
よび地肌耐光性、地肌耐熱性試験をおこなった。試験及
び測定は下記の方法に従った。
【0062】地肌白色度の測定:色差計TC−PIII
(東京電色製)を用いCB面の着色度をハンター白色度
(HW値)で測定した。
【0063】地肌耐光性の測定:CB面を2万ルックス
の蛍光灯により72時間照射した後、CB面の着色度を
同様に測定した。
【0064】地肌耐熱性の測定:上用紙を60℃の恒温
槽にて72時間静置した後、CB面の着色度を同様に測
定した。
【0065】また、前記実施例1〜3および比較例1〜
4にて作製した上用紙を顕色剤であるサリチル酸誘導体
亜鉛塩を塗布した下用紙に塗布面が接触するように重ね
て、ミニロールを用いて(圧力100kgf/cm2)発色さ
せ、発色画像濃度を反射濃度計RD−914にブルーフ
ィルターを用いてOD値で測定した。これらの結果を表
1に示す。
【0066】 表1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 感圧記録 地肌安定性(HW値) 発色画像 材料 ─────────── 濃度 白色度 耐光性 耐熱性 (OD値) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 再結晶 比較例4 2回 72.9 61.2 70.4 0.85 実施例1 3回 75.1 61.7 72.1 0.85 〃 2 4回 76.8 61.8 73.0 0.86 〃 3 5回 78.0 62.0 73.6 0.88 化合物 比較例1 (V) 78.0 61.2 70.2 0.74 〃 2 (VII) 77.5 60.9 69.9 0.80 〃 3 (VIII) 77.8 61.0 70.1 0.81 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 地肌白色度:数値が大きい程、白色度が高いことを示す。 地肌耐光性:数値が小さい程、光による着色が強いことを示す。 地肌耐熱性:数値が小さい程、熱による着色が強いことを示す。 発色画像濃度:数値が大きい程、青発色濃度が高いことを示す。
【0067】表1から明らかなように、式(II)の化合
物の割合が、式(I):式(II)=90:10よりも大
きくなると地肌着色が強くなり、また地肌耐光性、地肌
耐熱性ともに低くなる。さらに、4−アザフタリド異性
体の純品同士を比較すると、式(I)化合物と類似の構
造を有する式(V)、(VII)、または(VIII)の化合物
を使用したものより、式(I)の化合物を使用したもの
の方が発色画像濃度がはるかに高い。
【0068】<評価2> (感熱記録材料の品質性能試
験) 実施例4〜5および比較例5〜8にて製造した感熱記録
材料の地肌白色度測定および地肌耐熱性試験を行った。
試験および測定方法は下記の方法に従った。
【0069】地肌白色度の測定:反射濃度計RD−91
4(マクベス製)で地肌面の着色度を反射濃度値(OD
値)で測定した。
【0070】地肌耐熱性の測定:感熱記録材料を60℃
の恒温槽に72時間静置した後、地肌の着色度を同様に
測定した。
【0071】また、前記実施例4〜5および比較例5〜
8にて作製した感熱紙を東芝FAXTF−370を使用
して黒色のテストチャートを用いて、コピーモードで発
色させ、画像濃度をマクベスRD−914にブルーフィ
ルターを用いOD値で測定した。これらの結果を表2に
示す。
【0072】 地肌白色度:数値が小さい程、白色度が高いことを示
す。 地肌耐熱性:数値が大きい程、熱による着色が強いこと
を示す。 発色画像濃度:数値が大きい程、青発色濃度が高いこと
を示す。
【0073】表2から明らかなように、式(II)の化合
物の割合が、式(I):式(II)=95:5よりも多く
なると地肌着色が強くなり、また地肌耐熱性も低くな
る。さらに、4−アザフタリド異性体の純品同士を比較
した場合、式(I)の化合物と類似の構造を有する式
(V)、(VII)、または(VIII)の化合物を使用したも
のより、式(I)の化合物を使用したものの方が発色画
像濃度がはるかに高い。
【0074】
【発明の効果】本発明の感圧、感熱記録材料は、アザフ
タリド化合物異性体の混合物中の成分比を特定の値に規
定した発色剤を用いたため、地肌白色度、地肌耐光性お
よび地肌耐熱性に優れ、かつ発色画像濃度、画像耐光性
等の諸性能も高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 修一 大阪府八尾市弓削町南1丁目43番地 山 本化成株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−251785(JP,A) 特開 昭49−73218(JP,A) 特開 平3−202386(JP,A) 特公 昭48−8728(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/145 B41M 5/30 CA(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I)で表される4−アザフタリ
    ド化合物と下記式(II)で表される7−アザフタリド化
    合物の組成比が90:10〜100:0である発色剤を
    含有することを特徴とする感圧記録材料。 【化1】 【化2】
  2. 【請求項2】 4−アザフタリド化合物と7−アザフタ
    リド化合物の組成比が95:100:0である請求
    項1記載の感圧記録材料。
  3. 【請求項3】 下記式(I)で表される4-アザフタリド
    化合物と下記式(II)で表される7-アザフタリド化合物の
    組成比が95:5〜100:0である発色剤を含有することを特
    徴とする感熱記録材料。 【化3】 【化4】
  4. 【請求項4】 4-アザフタリド化合物と7-アザフタリド
    化合物の組成比が98:2〜100:0である請求項3記載の感
    熱記録材料。
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