JP3018581B2 - 果菜類収穫機等の果菜切断位置検出装置 - Google Patents

果菜類収穫機等の果菜切断位置検出装置

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JP3018581B2
JP3018581B2 JP3141736A JP14173691A JP3018581B2 JP 3018581 B2 JP3018581 B2 JP 3018581B2 JP 3141736 A JP3141736 A JP 3141736A JP 14173691 A JP14173691 A JP 14173691A JP 3018581 B2 JP3018581 B2 JP 3018581B2
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cucumber
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博 長井
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Iseki and Co Ltd
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、果菜類収穫機等の果
菜切断位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、果菜類収穫機の果菜切断装置
は、手動操作によってこの果菜切断装置のカッタで柄部
分を切断する果菜切断装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、果菜類の内の
きゅうりを柄部分より切断して収穫するときは、果菜類
収穫機を走行させて所定位置で停止させ、果菜切断装置
のカッタを手動操作によって、このきゅうりの柄部分へ
近づけて、このカッタで柄部分を切断して収穫する。
【0004】この切断作業を柄部分を自動検出させて、
この検出した柄部分を自動切断させてきゅうりの収穫工
数の低減を図ると共に、収穫を簡単で容易にしようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、果菜類の果
菜母体部分イと果菜柄部分ロとの両者を検出する光電セ
ンサ1を設け、該光電センサ1が検出する前記果菜母体
部分イの径と前記果菜柄部分ロの径との比較に基づい
て、果菜母体部分イと果菜柄部分ロの境界部を切断する
ことを特徴とする果菜類収穫機等の果菜切断位置検出装
置の構成とする。
【0006】
【発明の作用】果菜類の内のきゅうりを果菜柄部分ロよ
り切断して収穫するときは、果菜類収穫機を所定位置ま
で走行させて停止させると、切断しようとするきゅうり
の母体部分イと柄部分ロとの両者の径が光電センサ1が
移動することによって検出され、これら検出された両者
の径から、前記母体部分イと柄部分ロとの境界がわかる
ので、この境界部分を果菜切断装置のカッタで切断して
きゅうりが収穫される。
【0007】
【発明の効果】この発明により、きゅうりの母体部分イ
と柄部分ロとの両者の径が光電センサ1で検出されて、
これら検出された両検出値から母体部分イと柄部分ロと
の境界部分がわかり、従って、切断位置が正確に検出さ
れ、又自動切断になったことにより収穫工数も大幅に低
減させることができた。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、果菜類収穫機2を示す図であり、この
果菜類収穫機2の果菜切断位置検出装置3について説明
する。前記果菜切断位置検出装置3は、後記電光センサ
1及び後記制御装置4等よりなる構成としている。
【0009】前記果菜類収穫機2は、図1の如く、電動
式の四輪本体車体5に収穫作業用のマニピュレータ6、
収穫する、例えば、きゅうりの母体部分イと柄部分ロと
の両者の面積を検出する該光電センサ1及びきゅうりを
容れるキャリア7を設けた構成としている。又このキャ
リア7は収穫物排出のために、昇降可能な構成としてい
る。
【0010】前記本体車体5には前記制御装置4、バッ
テリー等が内蔵されており、該本体車体5前面部に該制
御装置4のコントロールパネル8を設けた構成としてい
る。前記マニピュレータ6は遠隔操作されるハンド部9
を設け、このハンド部9の支持移動機構として昇降用の
ブーム10及びアーム11と、旋回用のテーブル12
と、進退用のブーム13及びアーム14とを設けた構成
としている。
【0011】前記ハンド部9は、図2の如く、きゅうり
の母体部分イの面積と柄部分ロの面積とを検出する前記
光電センサ1を移動自在に基部15の先端部に設け、こ
の光電センサ1はビーム発光部16とビーム受光部17
とよりなり、これらビーム発光部16とビーム受光部1
7とは左右両側の取付板18,19へ各ステッピングモ
ータ20で移動自在に設け、この移動量は各エンコーダ
21で検出する構成としている。
【0012】前記基部15には前方へ突出させて一対の
柄切断用カッタ22を設けると共に、このカッタ22下
側には切断したきゅうりを受けるバケット23を設けた
構成であり、このバケット23底部は開閉自在な構成と
して、収穫したきゅうりをこのバケット23から前記キ
ャリア7へ供給する構成としている。前記基部15に
は、図6の如く、左右両側より開閉自在な一対の挾持杆
29を上下に設けてなる挾持装置30できゅうりのいぼ
のない上下端部の所定位置を挾持して保持する構成であ
り、又この上下側の挾持杆17は上下に調節可能な構成
であり、この挾持杆29には弾性部材30′を装着した
構成の該挾持装置30を設けた構成とするもよく。又該
基部15には、きゅうりを撮影するカメラ21′を設け
た構成とするもよい。
【0013】前記制御装置4は、図3の如く、前記コン
トロールパネル8の操作が入力されるデジタル入力回路
24、前記光電センサ1のビーム受光部7の検出、前記
各エンコーダ21の検出、各ポテンションメタル21″
の検出、前記カメラ21′の画像検出、倣いセンサ31
及び回行センサ32の検出が入力されるアナログ入力回
路25、これら入力回路24,25より入力される各種
入力値を算術論理演算及び比較演算等を行うCPU2
6、このCPU26から指令される各種指令を受けて出
力するデジタル出力回路27及びアナログ出力回路28
等よりなる構成としている。
【0014】前記制御装置4によるきゅうりの母体部分
イと柄部分ロとの検出制御は、下記の如く行われる構成
である。即ち、きゅうりを検出するステップ角度が該C
PU26で算出され(ステップ101)、この算出結果
によって前記各ステッピングモータ20が回転制御さ
れ、この各ステッピングモータ20の回転制御によって
前記光電センサ1の位置が移動制御され(ステップ10
2)、この光電センサ1の前記ビーム受光部17が検出
する検出値が該CPU26へ入力され、この入力によっ
て母体部分イと柄部分ロの面積が算出され(ステップ1
03)、この算出面積と該CPU26へ設定して記憶さ
せた所定値とが比較され(ステップ104)、比較結果
が算出面積が設定記憶の所定値と同じか、又は以下であ
ると検出されると、きゅうりの柄部分ロ位置を検出した
と判定され(ステップ105)、前記マニピュレータ6
が所定位置へ制御され、前記カッタ22できゅうりの柄
部分ロが切断されて、きゅうりの収穫作業が終了する構
成としている(ステップ106)。
【0015】前記マニピュレータ6の制御は、前記CP
U26から前記デジタル出力回路27を経て、ハンドル
駆動モータ33、カッタ駆動モータ34、前記各ステッ
ピングモータ20、バケット開閉モータ35及び各モー
タ36,1〜7等が回転制御されて、該マニピュレータ
6の位置が制御される構成であり、前記本体車体5の制
御は、該CPU26から該デジタル出力回路27を経
て、車輪駆動モータ38、ステアリングモータ39及び
キャリア昇降モータ40等が回転制御されて、該本体車
体5の走行が制御される構成としている。又前記光電セ
ンサ1の前記ビーム発光部16の制御は、前記CPU2
6から前記アナログ出力回路28を経て制御される構成
としている。
【0016】前記制御装置4によるきゅうりの母体部分
イと柄部分ロとの検出制御は、下記の如く行われる構成
として、柄部分ロを所定長さ残して切断する構成とする
もよく。即ち、きゅうりを検出するステップ角度が前記
CPU26で算出され(ステップ201)、この算出結
果によって前記各ステッピングモータ20が回転制御さ
れ、この各ステッピングモータ20の回転制御によって
前記光電センサ1の位置が移動制御され(ステップ20
2)、この光電センサ1の前記ビーム受光部17が検出
する検出値が該CPU26へ入力され、この入力によっ
て母体部分イと柄部分ロの面積が算出され(ステップ2
03)、この算出面積の変化が検出され(ステップ20
4)、きゅうりの母体部分イと柄部分ロとの境界位置ハ
が検出され、この境界位置ハから所定位置柄部分ロ方向
へ寄った位置ニを切断すべく、該ステッピングモータ2
0等が規定角度分回転制御され、この各ステッピングモ
ータ20等の回転制御によって、前記マニピュレータ6
が所定位置へ制御され(ステップ205)、前記カッタ
22できゅうりの柄部分ロを所定長さ残した個所より切
断され(ステップ206)、きゅうりの収穫作業が終了
する構成としている(ステップ207)。この制御によ
ってきゅうりの柄部分ロの切断位置が一定となり、この
ためきゅうりの品質が安定する。
【0017】前記制御装置4によるきゅうりを挾持して
保持する位置の制御は、下記の如く行われる構成とする
もよく、即ち、前記カメラ21′できゅうりが撮影され
て前記CPU26へ入力され(ステップ301)、この
入力によってきゅうりが識別され(ステップ302)、
この識別されたきゅうりの輪郭が検出され(ステップ3
03)、この検出された輪郭からきゅうりの曲がり部分
が算出され(ステップ304)、この曲がり部分の算出
は、図12の如く、ABとCDとの間の最大位置を算出
して曲がり部分とする構成であり、この検出された曲が
り部分と柄部分ロとの間を前記挾持装置30の前記挾持
杆29,29間で挾持して保持され(ステップ30
5)、柄部分ロが前記カッタ22で切断されて、きゆう
りの収穫作業が終了する構成としている(ステップ30
6)。この制御によってきゅうりのとげの部分が挾持さ
れることが少なくなり、このためきゅうりの品質の低下
が防止できる。
【0018】以下、上記実施例の作用について説明す
る。果菜類の内のきゅうりを収穫するときは、コントロ
ールパネル8を操作することにより、果菜類収穫機2の
四輪本体車体3が所定位置まで走行されて停止され、収
穫しようとするきゅうりへ該コントロールパネル8を操
作することにより、マニピュレータ6が接近すると同時
に、光電センサ1のビーム発光部16とビーム受光部1
7とによってきゅうりの母体部分イと柄部分ロとの面積
が算出され、これら算出された面積と所定値とが比較さ
れ、比較結果が算出面積が所定値と同じか、又は以下で
あると検出されると、きゅうりの柄部分ロ位置を検出し
たと判定され、該マニピュレータ6がカッタ22できゅ
うりの柄部分ロ位置を切断する位置へ制御され、このカ
ッタ22できゅうりの柄部分ロ位置が切断されてバケッ
ト23内へ供給され、このバケット23が満量になると
このバケット23からキャリア7内へ供給される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示す。
【図1】果菜類収穫機の全体側面斜視図。
【図2】果菜類収穫機の一部の拡大側面斜視図。
【図3】ブロック図。
【図4】フローチャート。
【図5】正常きゅうりの全体図。
【図6】他の実施例の果菜類収穫機の一部の拡大側面斜
視図。
【図7】他の実施例の果菜類収穫機の一部の拡大側面
図。
【図8】他の実施例の果菜類収穫機の一部の拡大正面
図。
【図9】他の実施例の図7のA−A断面図。
【図10】他の実施例のフローチャート。
【図11】他の実施例のフローチャート。
【図12】他の実施例の奇形きゅうりの全体図。
【符号の説明】
1 光電センサ イ きゅうりの母体部分 ロ きゅうりの柄部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 46/00 - 46/28 B25J 15/08 G01B 11/28 G06C 15/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果菜類の果菜母体部分イと果菜柄部分ロ
    との両者を検出する光電センサ1を設け、該光電センサ
    1が検出する前記果菜母体部分イの径と前記果菜柄部分
    ロの径との比較に基づいて、果菜母体部分イと果菜柄部
    分ロの境界部を切断することを特徴とする果菜類収穫機
    等の果菜切断位置検出装置。
JP3141736A 1991-06-13 1991-06-13 果菜類収穫機等の果菜切断位置検出装置 Expired - Lifetime JP3018581B2 (ja)

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JPH04365414A JPH04365414A (ja) 1992-12-17
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JP5023259B2 (ja) * 2007-11-30 2012-09-12 長崎県 アスパラガス切断可否自動判定装置
NL2001482C2 (nl) * 2008-04-14 2009-10-21 Prigrow Tomation B V Inrichting en werkwijze voor het verwijderen van een gewasdeel.
CN102326493A (zh) * 2010-07-13 2012-01-25 上海科斗电子科技有限公司 种苗自动栽培采收系统
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JP7164495B2 (ja) * 2019-08-01 2022-11-01 本田技研工業株式会社 果菜分離装置及び果菜分離方法

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