JP3018346B2 - 電送装置 - Google Patents

電送装置

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JP3018346B2
JP3018346B2 JP1139145A JP13914589A JP3018346B2 JP 3018346 B2 JP3018346 B2 JP 3018346B2 JP 1139145 A JP1139145 A JP 1139145A JP 13914589 A JP13914589 A JP 13914589A JP 3018346 B2 JP3018346 B2 JP 3018346B2
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貞信 村崎
広幸 牧山
正人 東
剛 加藤
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、本等の原稿に描かれた文字や図形を、例え
ば電話回線により1画像毎に電送する電送装置に係り、
特に、電送する原稿の枚数、つまり電送する画像数を予
め設定しておき、この画像数分の電送が終了すると電話
回線をOFFすることにより、経済的かつ確実に模写電送
することが可能な電送装置に関する。
従来の技術 一般に、電話回線を利用して文書、図面等を模写電送
する電送装置、いわゆるファクシミリには、紙や写真等
に描かれた文字、図形等を読み取り、これを電気信号に
変換(光電変換という。)し、この電気信号を電話回線
により送信する読取送信機能と、逆に、電話回線により
受信した電気信号に基づいて文字や図形を再現し、これ
を記録紙等に記録する受信記録機能とが備えられてい
る。
そして、このようなファクシミリにより文書、図面等
を電送する場合には、オペレータは、原稿をファクシミ
リ本体にセットし、ファクシミリを作動させることによ
り、ファクシミリは、送信先のファクシミリに対して電
話回線を接続し、読取機能を作動させて原稿に描かれた
文字や図形を電気信号に変換してこの電気信号を送信先
のファクシミリに送信する。一方、送信先のファクシミ
リは、電話回線の接続と同時に受信記録機能を作動さ
せ、送信された電気信号に基づいて原稿に描かれた文字
や図形を忠実に記録紙に再現し、原稿は、送信先に模写
電送されるようになっている。
このようなファクシミリのうちには、例えば、本等の
立体的な記録媒体に描かれた文字、図形等をも1画像毎
に電送できるようにしたものがある。
このように、1画像毎に電送するファクシミリは、電
話回線の使用時間を出来るだけ短くするために、従来に
は、1回送信するごとに所定時間(例えば、10秒間)通
報音を発し、この所定時間内に続けて画像を送信しない
と、自動的に電話回線をOFFするファクシミリ等があ
る。
このようなファクシミリは、例えば、第7図に示すよ
うに構成され、第8図に示す動作フローチャートに基づ
いて動作する。
第7図に図示するように、ファクシミリを総括的に制
御する制御部1には、ファクシミリ本体表面に取付けら
れ、オペレータが操作するための操作スイッチパネル2
に配設されたテンキー3、スタートスイッチ4及びLED5
が接続されている。このテンキー3は、0〜9及び機能
ボタンからなり、電話機のいわゆるプッシュボタンダイ
ヤルに相当するものであり、制御部1は、このテンキー
3をオペレータが操作することにより送信先のファクシ
ミリ番号を入力することができるようになっている。
尚、このテンキー3にあっては、機能ボタンにより送付
先のファクシミリ番号をいわゆる短縮ダイヤルにより制
御部1に入力することもできる。
又、スタートスイッチ4は、オペレータが原稿をファ
クシミリ本体にセットし、テンキー3により送信先のフ
ァクシミリ番号を入力した後、送信を開始する際にONす
るスイッチであり、制御部1は、このスタートスイッチ
4がONされると送信を開始するようになっている。
さらに、LED5は、制御部1により原稿の送信が終了す
ると点灯するようになっており、オペレータは、このLE
D5が点灯することにより1画像分の送信が終了したこと
を認識できる。尚、ブザー等によりオペレータに通報音
を発するものもある。
さらに、制御部1には、前記読取送信機能に相当する
読取部6、前記受信記録機能に相当する記録部7及び電
話回線の断続を行なう入出力部8が接続されており、制
御部1は、スタートスイッチ4がONすると、この入出力
部8に電話回線を接続させ、テンキー3により入力した
送信先のファクシミリ番号を出力し、送信先のファクシ
ミリとの信号経路を形成するようになっている。又、こ
の入出力部8は、外部からの送信に対して自動的に記録
部7を作動させ、送信された電気信号に基づいて文字や
図形を紙に再現するようになっている。
そして、制御部1は、この信号経路が形成すると、読
取部6を作動させ、原稿の文字や図形を光電変換して電
気信号に変換し、この電気信号をその信号経路により送
信先のファクシミリに送信するようになっている。
さらに、制御部1は、この送信が終了すると、LED5を
点灯させ、オペレータに1画像分の送信が終了したこと
を認識させると共に、内部のタイマを作動させ、送信終
了からの経過時間を計測し、この経過時間が予め設定さ
れた所定時間(例えば、10秒)以上となると、次の原稿
の送信がないものと判断し、入出力部8が電話回線によ
り形成している信号経路を電話回線をOFFすることによ
り遮断するようになっている。一方、その所定時間内に
スタートスイッチ4がONされれば、制御部1は、電話回
線を接続したまま次の画像を電送することができるよう
になっている。
このように構成された従来のファクシミリは、第8図
に示す動作フローチャートに従って文字等の電送を行な
う。
制御部1は、オペレータにより本等の原稿がファクシ
ミリ本体にセットされ、テンキー3により送信先のファ
クシミリ番号が入力されると共に、スタートスイッチ4
がONされ、電送する準備が整うまで待機する(ステップ
1〜2)。
そして、制御部1は、その電話番号が入力され、スタ
ートスイッチ4がONされると、入出力部8に電話回線を
接続させ、入力したそのファクシミリ番号を出力するこ
とにより、送信先のファクシミリとの通信経路を形成す
る(ステップ3)。
さらに、この通信経路が形成されると、制御部1は、
読取部6を作動させ、原稿に描かれた1画像分の文字や
図形を読み取り、光電変換してこの文字や図形に相当す
る電気信号をその通信経路により送信先のファクシミリ
に送信する(ステップ4)。
そして、制御部1は、この送信が終了すると、つまり
1画像分の文字や図形の送信を終了すると、LED5を点灯
させ、オペレータに1画像分の送信が終了したことを認
識させると共に、内部のタイマを作動させ、この送信終
了時点からの経過時間を計測し(ステップ5)、この経
過時間が予め設定されている所定時間(10秒)以上とな
るまでの間にスタートスイッチ4がONされなければ、次
の送信がないものと判断し、入出力部8に接続されてい
る電話回線をOFFさせ、その所定時間内にスタートスイ
ッチ5がONされると、ステップ4に戻り、電話回線を接
続したまま次の原稿を電送する(ステップ6〜8)。
したがって、このような従来のファクシミリにあって
は、電送終了後の所定経過時間内にスタートスイッチ5
がONされるか否かによって、続いて次の原稿を電送する
必要があるか否かを判断するようになっており、オペレ
ータは、続いて次の原稿を電送する必要がある場合に
は、電送終了後の所定経過時間内に原稿をセットし直
し、スタートスイッチ5をONすることにより、続けて次
の原稿を同一送信先に電送することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のファクシミリにあっ
ては、1回電送するごとに所定時間電話回線を接続させ
たままスタートスイッチ5がONされるのを待機するよう
になっているので、次の電送する原稿がない場合には、
この間の電話回線使用料が無駄となり、又、次に原稿を
電送する場合にあっても、この間に原稿をファクシミリ
本体にセットしなければならず、あわててこの作業を行
ない、不適確に原稿をセットし、適確に原稿を電送する
ことができなかったり、セットが間に合わず、最初から
電送するための操作を行なわなければならなくなり、こ
のような操作が極めて煩雑となる等の問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するために
なされたものであり、電送する画像数を予め設定してお
き、既に電送した画像数と、設定した画像数とが一致し
た場合に通信手段をOFFすることにより、経済的かつ適
確に原稿を電送することが可能な電送装置を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するための本発明は、記録媒体に描か
れた画像を通信手段により模写電送する電送装置におい
て、模写電送する画像数を予め設定する電送回数設定手
段と、模写電送が終了した電送画像数を計数する計数手
段と、該電送回数設定手段により設定された画像数およ
び前記電送画像数をそれぞれ表示する表示手段と、当該
電送回数設定手段により設定された画像数と模写電送し
た電送画像数とが一致した場合に、前記通信手段をOFF
する制御手段と、前記通信手段がONされている状態で前
記電送回数設定手段により設定された画像数を再設定可
能ならしめるスイッチ手段と、を有することを特徴とす
る。
作用 上記のように構成することにより、制御手段は、模写
電送した画像数が、電送回数設定手段により設定された
画像数に一致するまでは、通信手段を模写電送すること
が可能な状態にしておくので、順次電送する際には、最
終原稿が電送されるまでは、通信手段が中断することな
く、適確に模写電送を行なうことができ、又、全原稿の
電送が終了すると、通信手段が直ちにOFFするので、通
信手段を無駄に使用することなく経済的に模写電送する
ことができるようになる。
さらに、通信手段がONされている状態では、スイッチ
手段を用いて電送回数設定手段により設定された画像数
を再設定することができる。したがって、オペレータが
電送回数設定手段による設定枚数を誤まって少なく設定
した場合に、設定枚数を正しい枚数に修正することがで
きる。
実施例 以下に、本発明の電送装置を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、本発明に係る電送装置の概略構成図を示
し、第2図、第3図は、第1図に示した電送装置の動作
フローチャトであり、第4図は、第1図に示した電送装
置の操作スイッチパネルが示してあり、第5図、第6図
には、第1図に示した電送装置の動作途中での表示器の
表示状態を示してある。
第1図に示すように、本発明の電送装置は、概略次の
ように構成されている。
この電送装置を総括的に制御する制御部10には、オペ
レータが操作するスタート/セットスイッチ(以下にSS
スイッチという。)11及びテンキー12が接続されている
と共に、オペレータに対して制御内容に関する情報を表
示する表示器13及び電送装置本体に配設され、オペレー
タに対して通報音を発するブザー14が接続されている。
これらのSSスイッチ11、テンキー12及び表示器13は、図
示省略する電送装置本体の表面に取付けられた操作スイ
ッチパネル15に配設されており、この操作スイッチパネ
ル15は、第4図に図示するように構成されている。
図示するように操作スイッチパネル15には、電送を開
始する際及び電送する原稿の枚数を設定する際に、オペ
レータによりONされるSSスイッチ11と、1〜9までの数
字キー及び機能ボタンにより構成されているいわゆるプ
ッシュボタンダイヤルに相当するテンキー12と、このテ
ンキー12により設定した送信する予定の原稿の枚数(以
下に設定枚数という。)及び送信した原稿の枚数(以下
に送信枚数という。)を表示すると共に、送信先の電話
番号や操作手順、動作状態等に関するコメントを表示す
るいわゆるLCDと呼ばれる表示器13とが夫々配設されて
いる。又、この操作スイッチパネル15には、設定枚数を
誤まって実際に送信する原稿の枚数より多く設定した場
合に、最終原稿の送信が終了した時点においてONし、電
話回線をOFFするストップスイッチ16及び、設定枚数を
誤まって実際に送信する原稿の枚数より少なく設定し、
送信中に設定枚数を増加させる際にONする追加スイッチ
17が配設されている。さらに、操作スイッチパネル15に
は、受話器を取らずに電話回線を接続するオンフックス
イッチ、送信先のオペレータと会話するためのポーズス
イッチ、リピートダイヤルを行なうためのリダイヤルス
イッチ及び予め送信先の電話番号を短縮番号にて登録し
ておき、この短縮番号より電話回線を接続するための短
縮スイッチからなる多機能スイッチ18が配設されてい
る。尚、この多機能スイッチ18については、従来のファ
クシミリ、電話機等に搭載されている機能と同様である
のでここでは説明を省略する。
そして、これらの各種スイッチ、表示器13及びブザー
14が夫々接続された制御部10は、オペレータに対して同
図に示すように、表示器13に設定枚数を設定させる表示
をさせ、オペレータがテンキー12によりその設定枚数を
入力すると、入力した設定枚数を表示器13に表示すると
共に、同様に表示器13に送信先のファクシミリ番号を入
力させる表示をさせるようになっている。
さらに、制御部10は、オペレータがテンキー12又は、
前記多機能スイッチ18により送信先のファクシミリ番号
を入力し、SSスイッチ11をONすると、送信先のファクシ
ミリへの通信経路を形成する入出力部19を作動させる通
信作動信号を出力するようになっている。
そして、入出力部19は、この通信作動信号を入力する
と、電話回線をONし、入力した送信先のファクシミリ番
号に相当する呼び出し信号を電話回線に出力することに
より、外部の電話交換器によって送信先のファクシミリ
とのいわゆる回線が接続され、通信経路を形成するよう
になっている。又、この入出力部19は、外部のファクシ
ミリによっても同様に通信経路を形成するようになって
おり、そのファクシミリから出力され、原稿を送信する
ための電気信号を受信すると、記録部22を作動させ、入
力した電気信号に基づいて記録紙に原稿に描かれた文字
や図形を再現させるようになっている。
又、制御部10は、この入出力部19により送信先のファ
クシミリとの通信経路が形成されると、テンキー12によ
り設定された設定枚数をメモリ20に記憶させるようにな
っている。尚、このメモリ20には、この設定枚数の他に
前記多機能スイッチ18により登録される短縮番号と、こ
の短縮番号に対応する送信先のファクシミリ番号等も記
憶されるようになっている。
さらに、制御部10には、送信する原稿に描かれた文字
や図形を電気信号に変換すると共に、この電気信号を入
出力部19により形成された通信経路に出力する読取部21
に接続されており、制御部10は、前記入出力部19により
通信経路が形成されると、この読取部21を作動させる読
取作動信号を出力するようになっている。この読取作動
信号を入力する読取部21は、電送装置本体にセットされ
た原稿に描かれた文字や図形を走査し、順次、光電変換
することにより、読み取ることが可能な原稿の1画像分
を細分割して電気信号に変換すると共に、変換したこの
電気信号を順次入出力部19により形成された通信経路を
介して送信先のファクシミリへ送信するようになってい
る。又、この読取部21は、その1画像分の文字や図形を
送信すると、制御部10に送信が終了終了したことを示す
送信終了信号を出力するようになっている。
そして、前記入出力部19及び記録部22が同様に設けら
れた送信先のファクシミリは、この電気信号に基づいて
記録部22により原稿に描かれた文字や図形を読取部21の
走査に同期して記録紙に再現し、原稿が電送されるよう
になっている。
さらに、制御部10は、このように原稿の1画像を送信
先に送信すると、送信枚数をカウントするカウンタ23に
1を加算すると共に、表示器13にこのカウンタ23のカウ
ント値と同値の送信枚数を表示させるようになってい
る。
又、制御部10は、このカウント値、すなわち送信枚数
と、設定枚数とを比較し、これらの枚数が一致した場合
に、入力部19に電話回線をOFFさせるOFF信号を出力する
ようになっており、このOFF信号を入力した入出力部19
は、電話回線をOFFすることにより通信経路を遮断し、
送信を終了するようになっている。
つまり、制御部10は、テンキー12により設定された設
定枚数と、既に送信した送信枚数とが一致するまで、電
話回線をONしておき、それらの枚数が一致すると、電話
回線をOFFするようになっている。
又、制御部10は、その送信枚数と設定枚数とが一致し
ていない場合には、前記ブザー14を作動させるブザー信
号を出力し、ブザー14が通報音を発することによりオペ
レータに対して原稿1枚分の送信が終了したことを知ら
せるようになっている。尚、この送信終了をオペレータ
に認識させるものは、ブザー14に限ることなく、表示器
13に送信が終了したことを示すコメントを表示させるよ
うにしても良い。
そして、オペレータがこの通報音を聞き、次の原稿を
電送装置本体にセットし、再びSSスイッチ11をONする
と、制御部10は、送信枚数が設定枚数と一致するまで、
電話回線をOFFせず、原稿を順次送信先に電送するよう
になっている。
又、オペレータが、設定枚数を誤まり、実際に送信す
る原稿の枚数より多く設定した場合に、操作スイッチパ
ネル15のストップスイッチ16をONすると、制御部10は、
入出力部19に前記OFF信号を出力し、電話回線をOFFする
ようになっている。
さらに、同様にオペレータが設定枚数を誤まり、実際
に送信する原稿の枚数より少なく設定した場合に、通信
経路が形成されている間に追加スイッチ17をONすると、
制御部10は、第5図に示すように表示器13に表示してい
る設定枚数の数字を点滅させる。そして、制御部10は、
オペレータがテンキー12により必要な設定枚数を入力
し、SSスイッチ11をONすると、メモリ20にこの新しい設
定枚数を記憶させ、表示器13にこの新しい設定枚数を表
示するようになっている。
このように構成された本発明に係る電送装置は、第2
図及び第3図に示すフローチャートに基づいて原稿を送
付先のファクシミリに電送することになる。
第2図は、この電送装置のメインフローチャートであ
り、第3図は、このメインフローチャートにおける送信
準備処理のサブルーチンフローチャートである。
第2図に示すように、制御部10は、オペレータが電送
装置本体に原稿をセットし、テンキー12により設定枚数
と送信先のファクシミリ番号を入力した後、SSスイッチ
11をONし、送信の準備が完了するまで待機する(ステッ
プ1)。
そして、制御部10は、このSSスイッチ11がONされる
と、入出力部19に通信作動信号を出力し、この通信作動
信号を入力した入出力部19は、電話回線をONし、送信先
のファクシミリ番号を出力することにより、この電話回
線により送信先のファクシミリとの通信経路を形成する
(ステップ2)。
次に、制御部10は、入力された設定枚数をメモリ20に
記憶させると共に、表示器13に設定枚数を表示させる
(ステップ3)。
そして、制御部10は、原稿を読み取るために読取部21
に読取作動信号を出力し、読取部21により原稿に描かれ
た文字や図形を電気信号に変換させ(ステップ4)、読
取部21がこの電気信号を入出力部19に出力することによ
り入出力部19は、この電気信号を電話回線により形成し
てある通信経路に出力し、送信先のファクシミリに送信
する(ステップ5)。
さらに、制御部10は、読取部21が原稿1画像分の文字
や図形を送信し終り、送信終了信号を入力するまで待機
(ステップ6)し、送信終了信号を入力すると、制御部
10は、カウンタ23のカウンタ値に1を加算し、送信枚数
をカウントする(ステップ7)と共に、このカウント値
を表示器13に出力し、表示器13によりオペレータに対し
て送信枚数を表示させる(ステップ8)。つまり、表示
されている送信枚数は、送信が終了するごとに1づつ増
加することになる。
そして、制御部10は、この送信枚数が設定枚数と一致
したか否か判断し(ステップ9)、一致した場合には、
入出力部19にOFF信号を出力し、電話回線をOFFして処理
を終了する。
一方、送信枚数と設定枚数とが一致していなかった場
合には、制御部10は、ブザー14にブザー信号を出力して
ブザー14を作動させ、オペレータに対して送信が終了し
たことを通報音により知らせ(ステップ11)、オペレー
タがこの通報音を聞き、次の原稿を本体にセットしてSS
スイッチ11をONするまで待機し(ステップ12)、オペレ
ータによりSSスイッチ11がONされると、ステップ3に戻
り、次の原稿を電送する。このとき、オペレータは設定
枚数を変更することも考えられるので、ステップ3に戻
り、設定枚数を新た記憶するようになっている。
次に、ステップ1における送信の準備を行なう様子を
第3図のサブルーチンフローチャートに基づいて説明す
る。
まず、制御部10は、表示器13に第4図に示すように、
電送する原稿の枚数を設定させるコメントを表示させて
おき(ステップ20)、オペレータが原稿を電送装置本体
にセットした後、テンキー12を操作して設定枚数を入力
するまで待機する(ステップ21)。
そして、制御部10は、その設定枚数が入力されると、
表示器13に入力した設定枚数を表示し(ステップ22)す
ると共に、送信先のファクシミリ番号を入力させる表示
を表示器13に表示させ(ステップ23)、テンキー12によ
り送信先のファクシミリ番号が入力されるまで待機し
(ステップ25)、入力されると表示器13にそのファクシ
ミリ番号を第6図に示すように表示させる(ステップ2
5)。
さらに、制御部10は、オペレータがこの表示により送
信先のファクシミリ番号を確認した後、SSスイッチ11を
ONするまで待機し、SSスイッチ11がONされると、ステッ
プ2に進み、上記したように原稿を電送する(ステップ
26)。
したがって、このような電送装置にあっては、予め設
定された設定枚数に送信枚数が一致するまで、電話回線
をONしておき、一致すると直ちに電話回線をOFFするの
で、設定枚数になるまでは、例えば、原稿を電送装置本
体にセットする途中で電話回線がOFFするようなことが
なくなり、又、オペレータはあわてて原稿をセットする
ようなことがなくなる。さらに、送信枚数が設定枚数に
一致し、オペレータが予定していた全ての原稿を電送す
ると、直ちに電話回線をOFFするので、不必要な電話回
線の使用がなくなり、極めて経済的である。
尚、本実施例にあっては、電話回線により原稿を電送
する電送装置を例示したが、これに限ることなく、電
波、光等の通信媒体により原稿を模写電送するものであ
っても良いのは、もちろんである。
発明の効果 以上の説明により明らかように、本発明にあっては以
下のような効果を奏す。
予め設定された設定回数に電送回数が一致した場合に
通信手段をOFFするので、設定した回数だけ電送が終了
すると直ちに通信手段がOFFFされ、通信手段を不必要に
使用することがなくなり、例えば、有料の電話回線を使
用する場合には、不必要な回線の使用がなくなり、極め
て経済的になる。
又、設定回数が電送回数に一致するまでは、通信手段
をOFFしないので、続いて原稿を電送する必要があるに
もかかわらず、通信手段が途中でOFFし、電送すること
ができなくなるようなことがなくなり、さらに、原稿を
あわせてセットする必要もなく、必要な原稿を適確に電
送することが可能となる。
さらに、オペレータが設定枚数を誤って少なく設定し
てしまった場合でも、通信手段がONしている状態のま
ま、設定枚数を正しい枚数に修正することができるよう
になる。
したがって、設定枚数の修正のために通信手段を一旦
オフするなどの煩わしい操作をすることなく設定枚数の
修正が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電送装置の概略構成図、 第2図は、第1図に示した電送装置のメインフローチャ
ート、 第3図は、第2図に示すメインフローチャートの送信準
備処理のサブルーチンフローチャート、 第4図は、第1図に示した電送装置の操作スイッチパネ
ルの概略構成図、 第5図、第6図は、第1図に示した電送装置の動作途中
での表示器の表示状態図、 第7図、第8図は、従来の電送装置の説明図である。 10……制御部(制御手段)、 11……SS(スタート/セット)スイッチ、 12……テンキー(電送回数設定手段)、 13……表示器、14……ブザー、 15……操作スイッチパネル(電送回数設定手段)、 19……入出力部(通信手段)、 20……メモリ(電送回数設定手段)、 21……読取部、22……記録部、23……カウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 正人 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 加藤 剛 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭64−30360(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に描かれた画像を通信手段により
    模写電送する電送装置において、 模写電送する画像数を予め設定する電送回数設定手段
    と、 模写電送が終了した電送画像数を計数する計数手段と、 該電送回数設定手段により設定された画像数および前記
    電送画像数をそれぞれ表示する表示手段と、 当該電送回路設定手段により設定された画像数と模写電
    送した電送画像数とが一致した場合に、前記通信手段を
    OFFする制御手段と、 前記通信手段がONされている状態で前記電送回数設定手
    段により設定された画像数を再設定可能ならしめるスイ
    ッチ手段と、 を有することを特徴とする電送装置。
JP1139145A 1989-06-02 1989-06-02 電送装置 Expired - Lifetime JP3018346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1139145A JP3018346B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 電送装置

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US8491503B2 (en) 2004-09-29 2013-07-23 Covidien Lp Intrauterine pressure catheter interface cable system

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