JP3018327B2 - 寒冷地向け低硫黄軽油およびその製造方法 - Google Patents
寒冷地向け低硫黄軽油およびその製造方法Info
- Publication number
- JP3018327B2 JP3018327B2 JP27359496A JP27359496A JP3018327B2 JP 3018327 B2 JP3018327 B2 JP 3018327B2 JP 27359496 A JP27359496 A JP 27359496A JP 27359496 A JP27359496 A JP 27359496A JP 3018327 B2 JP3018327 B2 JP 3018327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas oil
- oil
- base material
- dewaxed
- volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
ンなどの内燃機関の燃料として用いられ、特には寒冷地
において潤滑性に優れた、低硫黄軽油及びその製造方法
に関する。
ル車排気ガスのNOX、パティキュレート低減のため、
ディーゼル車に用いる軽油中の硫黄分を0.05質量%
以下にすることが検討されている。
る脱硫(以下、深度脱硫という)方法としては、石油蒸
留留出油を2段水素化処理により脱硫する方法(特開平
6−25677号公報)、原料軽油を分留して複数の留
分に分割した後、水素化処理による脱硫処理、脱色処理
し、その後各留分を混合する方法(特開平6−4987
3号公報)などが提案されている。
低い軽質な環境対応型ディーゼル軽油が発売されたスカ
ンジナビア諸国では、軽油の潤滑性の欠如によるとおも
われるディーゼル車のトラブルが発生した。
の潤滑を燃料である軽油に頼るディーゼルエンジンの燃
料噴射ポンプなどの部品摩耗、焼け付きなどのトラブル
が多発する危険性が憂慮されている。この問題は、寒冷
地において適切な低温流動性を確保するために、潤滑性
が劣る精製灯油を多量に配合せざるを得ない寒冷地向け
の3号軽油や特3号軽油においてさらに重大である。3
号軽油や特3号軽油では、精製灯油の配合によって結果
的に軽油の潤滑性が一層悪化する。
性を向上するため、添加剤の使用が検討されており、上
記3号軽油や特3号軽油では特に多量の添加剤が必要に
なる。しかし、このような潤滑性を向上させるための添
加剤は化学的に活性なものが多いため、多量に配合する
とエンジンオイルの添加剤、例えばCa系清浄剤と反応
しカーボンデポジットの発生量を増加させてしまう。ま
た、多量に添加する場合は、コスト的に不利になる等の
問題がある。
を保持して環境保全に対応しつつ、潤滑性が向上した寒
冷地向け軽油を提供することを目的とするものである。
油の潤滑性の低下が精製灯油の配合によって促進される
こと、一方脱ろう脱硫軽油基材は、低温流動性が通常の
軽油に比較して良好なため、潤滑性の劣る精製灯油の配
合割合を最小限にして軽油の潤滑性を確保できること、
さらに脱ろう脱硫軽油基材は、精製プロセス的に粘度−
圧力係数の低いn−パラフィン分などを水素化分解し、
同時に同係数の高い多環芳香族分を温存することから、
脱ろう脱硫軽油基材を配合すれば、ディーゼル車の燃料
噴射ポンプの如き高圧下において軽油の潤滑性が確保さ
れるとの着想を持ち、鋭意研究を行った。
軽油においても、脱ろう脱硫軽油基材を所定量配合する
ことにより、多環芳香族分に富み、耐摩耗性などの潤滑
性に優れることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
0.05質量%以下、2環以上の多環芳香族分が1.1
〜15.0容量%であって、脱ろう脱硫軽油基材を軽油
全量基準で50容量%以上含むものである。さらに、こ
れだけで潤滑性が不十分な場合は、潤滑性向上剤を10
〜300mg/l添加することで目的は達成される。
黄化合物に含まれる硫黄の総質量の軽油全質量に占める
割合である。
析カラム、示差屈折計検出器を装備した高速液体クロマ
トグラフにて軽油中の芳香族化合物のクロマトグラフを
得たときナフタレン以降に溶出する成分であり、具体的
にはナフタレン、アセナフチレン、アセナフテン、フル
オレン、フェナントレン、アントラセン、フルオランテ
ン、ピレン、クリセン、それらのアルキル置換誘導体な
どを指すものであって、その濃度は、2環以上の多環芳
香族分容量の軽油全容量に占める割合で示す。
5.0容量%、好ましくは1.2〜10.0容量%、よ
り好ましくは1.3〜5.0容量%である。
あれば、軽油の潤滑性の効果が弱い。一方、15.0容
量%を超えた場合であるが、潤滑性能に限ってみれば2
環以上の芳香族分濃度は高い方が好ましい。しかし、2
環以上の芳香族分が増加するとディーゼル車の排気ガス
に含まれるパティキュレートが増加する。X.Mont
agne等(X.Montagne,R.Boulet and J.C.Guibet;13t
h WPC "Fuel QualityEffect on Emissions of Compress
ion Ignition Engines",FUELS-GAS OIL,[16],1 (199
1).)の報告によると、2環以上の芳香族分が10容量
%を超えるとパティキュレートの増加が顕著になるとし
ている。従って、2環以上の芳香族分の実用上の上限は
15.0容量%が好ましく、パティキュレートの生成抑
制の点からは10.0容量%以下がより好ましい値とな
る。
基材を50容量%以上、好ましくは55容量%以上、よ
り好ましくは60容量%以上配合したもので、配合量は
JIS K2204に規定する流動点、目詰まり点規格
を満足する限りにおいて多量である方が望ましい。
に満たない場合は、結果的に潤滑性が劣る精製灯油の配
合量が多くなって軽油の潤滑性が悪くなる他、軽油の密
度、セタン指数が低下してディーゼル車の燃費、始動
性、排気ガス性状などが悪化する弊害があり好ましくな
い。
目的で、必要であれば潤滑性向上剤を添加することがで
きる。このような潤滑性向上剤としては、たとえば高級
脂肪酸、高級脂肪酸のメチル、エチル又はブチルエステ
ル、高級脂肪酸のポリエチレン又はポリプロピレングリ
コールエステル、パーム油、大豆油、ナタネ油、セチル
アルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコー
ル、セチルアミン、オレイルアミンなどが挙げられ、こ
れらの1種或いは2種以上を添加することができる。こ
こで、高級脂肪酸としては、たとえばラウリン酸、オレ
イン酸、リシノレン酸、リシノール酸、ステアリン酸、
エルカ酸、ヤシ脂肪酸、大豆脂肪酸、ナタネ脂肪酸など
が挙げられ、これらの1種或いは2種以上を使用するこ
とができる。この場合、効果の大きな添加剤を選択する
とともに、デポジットなどの問題を生じない範囲内で配
合する必要がある。しかし、脱ろう脱硫軽油を配合した
軽油の潤滑性向上剤必要量は、一般的に脱ろう脱硫軽油
基材を配合しない軽油に比較して少なく、軽油全量基準
で300mg/lを超えることはない。
下ではほとんど効果がなく、添加しない場合との差は僅
かである。従って、添加するのであれば、10〜300
mg/l、好ましくは50〜250mg/l、より好ま
しくは100〜200mg/lの範囲である。300m
g/lを超えると、デポジットなどの問題が生じるため
好ましくない。
硫工程と脱ろう工程を組み合わせて硫黄分を0.09質
量%以下にした脱ろう脱硫軽油基材に、硫黄分が0.0
15質量%以下の精製灯油を配合することを特徴とす
る。脱ろう脱硫軽油基材は、原油の常圧蒸留装置から得
られる直留軽油、直留軽油に原油の常圧蒸留装置から得
られる直留灯油、接触分解装置から得られる接触分解軽
油、重油直接脱硫装置から得られる直脱軽油などを配合
したものを原料油として、水素化脱硫工程と脱ろう工程
を組み合わせて生産した軽油基材である。脱ろう脱硫軽
油基材の密度(15℃)は0.82〜0.88g/cm
3、硫黄分は0.09質量%以下、沸点範囲は160〜
380℃、動粘度(30℃)は2.5〜9.0mm2/
sのものである。ここで本発明に使用する脱ろう脱硫軽
油基材を得るための前記水素化脱硫工程のプロセス、運
転条件は特に限定するものではなく、公知の任意の軽油
脱硫装置を適宜組み合わせて使用することができる。脱
ろう工程は、Pt−H−モルデナイト、合成ゼオライト
などの特殊な触媒を使用して、原料油中のn−パラフィ
ン、側鎖の少ないパラフィンを選択的に水素化分解し、
低温流動性の優れた軽油基材を得る工程であって、例え
ば石油学会編「新石油精製プロセス」に記載のあるBP
接触脱ろう法、MDDW法の他、FTZ法などが知られ
ている。本発明に使用する脱ろう脱硫軽油基材を得るた
めの前記脱ろう工程は、プロセス、原料油、運転条件を
特に限定するものではなく、公知の任意の装置が採用で
きる。また接触分解装置は、無定形シリカアルミナ、ゼ
オライトなどの触媒を使用して、軽油から減圧軽油まで
の石油留分の他、重油間接脱硫装置から得られる間脱軽
油、重油直接脱硫装置から得られる直脱重油、常圧残渣
油などを接触分解して高オクタン価ガソリン基材を得る
装置であって、例えば石油学会編「新石油精製プロセ
ス」に記載のあるUOP接触分解法、フレキシクラッキ
ング法、ウルトラ・オルソフロー法、テキサコ流動接触
分解法などの流動接触分解法、RCC法、HOC法など
の残油流動接触分解法があるが、本発明における接触分
解装置は、プロセス、原料油、運転条件を特に限定する
ものではなく、公知の任意の装置が採用できる。
硫黄分が0.015質量%以下の精製灯油は、公知の水
素化脱硫法、水素化分解法などにより製造することがで
きる。
留灯油、直留軽油、脱硫軽油、重油直接脱硫装置から得
られる直脱軽質軽油、重油間接脱硫装置から得られる間
脱軽質軽油、接触分解装置から得られる接触分解軽油の
他、水素化分解灯油、水素化分解軽油なども目的とする
軽油を製造し得る範囲内で使用することができる。
の燃料油添加剤を単独もしくは組み合わせて使用するこ
とができる。これらの添加剤としては、例えばエチレン
酢酸ビニル共重合体、アルケニルコハク酸アミドなどの
低温流動性向上剤、硝酸エステル、有機過酸化物などの
セタン価向上剤、アルケニルコハク酸イミド、ポリアル
キルアミンなどの清浄分散剤、フェノール系、アミン系
などの酸化防止剤、サリチリデン誘導体などの金属不活
性化剤、アゾ染料などの着色剤などがある。これらの添
加剤の配合量は任意であるが、各々の添加剤の配合量は
軽油全量基準で0.5質量%以下、好ましくは0.2質
量%以下である。
の性状について特に限定するものではないが、内燃機関
用燃料として、密度(15℃)は0.81〜0.87g
/cm3、沸点範囲は145〜380℃、動粘度(30
℃)は1.7〜6.0mm2/s、かつセタン価は45
以上、好ましくは50以上であることが望ましい。
的に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限
定されるものではない。なお、以下の実施例、比較例に
おいて、密度(15℃)、蒸留性状、硫黄分、動粘度
(30℃)、目詰まり点、流動点、芳香族分、2環以上
の多環芳香族分、試験鋼球の摩耗痕径は次に示す方法に
より求めた。
(原油及び石油製品の密度試験方法並びに密度・質量・
容量換算表)により、蒸留性状はJIS K 2254
(石油製品−蒸留試験方法)の常圧法蒸留試験方法によ
り、硫黄分はJIS K 2541(原油及び石油製品
−硫黄分試験方法)により、動粘度(30℃)はJIS
K 2283(原油及び石油製品−動粘度試験方法及び
粘度指数算出方法)の動粘度試験方法により、目詰まり
点はJIS K 2288(軽油−目詰まり点試験方
法)により、流動点はJIS K 2269(原油及び
石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法)の流
動点試験方法により求めた。芳香族分と2環以上の芳香
族分は、(社)石油学会が平成7年3月に発行した「軽
油組成分析法に関する報告書(平成6年度活動報告)」
に記載する「軽油留分の芳香族炭化水素タイプ分析方法
(高速液体クロマトグラフ法)(案)」により求めた。
芳香族分と3環+4環芳香族分の合計であり、芳香族分
とは、2環以上の多環芳香族分と1環芳香族分の総計を
指す。
12156−1.2(DieselEngines −
Diesel Fuel Lubricity −
Part 1;Test Method)に規定するH
FRR(High Frequency Recipr
ocating Rig)に準拠して、試験した。摩耗
痕径(以下WSD)の値が小さいものほど軽油の潤滑性
が良好であることを示しており、この値はディーゼルエ
ンジンの燃料噴射装置の耐久性と相関が高いことが知ら
れている。
価結果(WSD)を表1、2に示す。また実施例と比較
例に用いた脱ろう脱硫軽油基材、脱硫軽油基材及び精製
灯油の性状を表3に示す。
材A70部に精製灯油30部を、実施例2は脱ろう脱硫
軽油基材A50部に精製灯油50部を、実施例3は脱ろ
う脱硫軽油基材B70部に精製灯油30部を配合したも
のである。また比較例1の軽油は脱ろう脱硫軽油A30
部と脱硫軽油A30部に精製灯油40部を、比較例2は
脱ろう脱硫軽油B50部に精製灯油50部を、比較例3
は脱ろう脱硫軽油B30部と脱硫軽油B30部に精製灯
油40部を配合したものである。各々、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体系の低温流動性向上剤(エクソン化学(株)
製PARAFLOW240)100mg/lを添加して
いる。
材A60部に精製灯油40部を配合し、前述の低温流動
性向上剤200mg/lを添加したもので、実施例5は
これに高級脂肪酸エステル系潤滑性向上剤(エクソン化
学(株)製PARADYNE631)200mg/lを添
加したものである。また、実施例6の軽油は脱ろう脱硫
軽油基材B60部に精製灯油40部を配合し、前述の低
温流動性向上剤200mg/lを添加したもので、実施
例7はこれに上記高級脂肪酸エステル系潤滑性向上剤2
00mg/lを添加したものである。上述の実施例に対
する表2の比較例4の軽油は、脱硫軽油基材A30部に
精製灯油70部を配合し前述の低温流動性向上剤100
mg/lを添加したもので、比較例5はこれに前述の潤
滑性向上剤500mg/lを添加したものである。ま
た、比較例6は脱硫軽油基材B30部に精製灯油70部
を配合し前述の低温流動性向上剤100mg/lを添加
したもので、比較例7の軽油はこれに前述の潤滑性向上
剤500mg/lを添加したものである。
1.1容量%未満或いは脱ろう脱硫軽油基材が軽油全量
基準で50容量%未満の軽油に比較して、WSD値が低
い。また、潤滑性向上剤を添加することにより、さらに
WSD値を低下させることができる。潤滑性向上剤によ
るWSD値低下効果は、2環以上の多環芳香族分が3.
5容量%以上の場合により有効である。実施例と比較例
の比較から、脱ろう脱硫軽油基材の配合による摩耗防止
効果が大きいことが分る。
圧蒸留装置から得られる硫黄分1.3質量%の直留軽油
を、反応塔水素分圧:3.9×106〜4.9×106P
a(約40〜50kgf/cm2)、反応温度:330
〜340℃、LHSV:2.0〜2.5の条件にて、ア
ルミナ坦体/Co−Mo系硫化物触媒を用い水素化脱硫
したものである。また、脱硫軽油基材Bは、上述と同じ
直留軽油を、反応塔水素分圧:5.9×106〜6.9
×106Pa(約60〜70kgf/cm2)、反応温
度:340〜360℃、LHSV:1.5〜2.0の条
件にて、アルミナ坦体/Co−Mo系硫化物触媒を用い
水素化脱硫したものである。
記脱硫軽油基材A、Bを、反応塔水素分圧:2.0×1
06〜3.9×106Pa(約20〜40kgf/c
m2)、反応温度:300〜400℃、LHSV:1.
0〜2.0の条件にて、合成ゼオライト触媒を用い接触
脱ろうしたものである。
環以上の多環芳香族分が1.1容量%以上、かつ脱ろう
脱硫軽油基材を軽油全量基準で50容量%以上含むもの
であって、寒冷地向けの低硫黄軽油としては優秀な潤滑
性を有するものである。従って、潤滑性向上剤を添加す
る場合であっても、他例に比較してごく少量配合するだ
けでよい。本発明は、環境対策上必要とされる低硫黄化
に対応しつつ、ディーゼルエンジンなどの内燃機関の燃
料とした場合に燃料噴射装置などの部品に摩耗、焼け付
きなどを起こすことが無く、かつ燃費、始動性、排気ガ
ス特性などに優れた寒冷地向け軽油を提供することがで
きる。
Claims (3)
- 【請求項1】 硫黄分が0.05質量%以下、2環以上
の多環芳香族分が1.1〜15.0容量%であって、脱
ろう脱硫軽油基材を軽油全量基準で50容量%以上含む
ものであることを特徴とする寒冷地向け低硫黄軽油。 - 【請求項2】 潤滑性向上剤を10〜300mg/l配
合したものであることを特徴とする請求項1記載の寒冷
地向け低硫黄軽油。 - 【請求項3】 水素化脱硫工程と脱ろう工程を組み合わ
せて硫黄分を0.09質量%以下にした脱ろう脱硫軽油
基材に、硫黄分が0.015質量%以下の精製灯油を配
合することを特徴とする請求項1または2に記載の寒冷
地向け低硫黄軽油の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27359496A JP3018327B2 (ja) | 1995-11-13 | 1996-10-16 | 寒冷地向け低硫黄軽油およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-294300 | 1995-11-13 | ||
JP29430095 | 1995-11-13 | ||
JP27359496A JP3018327B2 (ja) | 1995-11-13 | 1996-10-16 | 寒冷地向け低硫黄軽油およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09194857A JPH09194857A (ja) | 1997-07-29 |
JP3018327B2 true JP3018327B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=26550714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27359496A Expired - Lifetime JP3018327B2 (ja) | 1995-11-13 | 1996-10-16 | 寒冷地向け低硫黄軽油およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018327B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001098286A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | 軽油組成物 |
JP4585081B2 (ja) * | 2000-04-20 | 2010-11-24 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 軽油組成物 |
JP4585083B2 (ja) * | 2000-04-20 | 2010-11-24 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 軽油組成物 |
JP4553349B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-09-29 | 株式会社ジャパンエナジー | 寒冷地対応a重油およびその製造方法 |
ES2663139T3 (es) * | 2010-11-25 | 2018-04-11 | Gane Energy & Resources Pty Ltd | Uso de un metanol que contiene composición del combustible y proceso para el encendido de un motor de encendido por compresión |
JP6046156B2 (ja) * | 2012-10-10 | 2016-12-14 | Jxエネルギー株式会社 | クロスヘッド型ディーゼル機関用システム潤滑油組成物 |
JP6174962B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-08-02 | 出光興産株式会社 | ディーゼル燃料油組成物 |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP27359496A patent/JP3018327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09194857A (ja) | 1997-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Song | Chemistry of diesel fuels | |
Song | Introduction to chemistry of diesel fuels | |
JP4593376B2 (ja) | ディーゼルエンジン用燃料油組成物 | |
EP2034004B1 (en) | Gas oil composition | |
JP5052875B2 (ja) | ディーゼルエンジン用燃料油組成物 | |
JP4575646B2 (ja) | 軽油組成物 | |
JP4460200B2 (ja) | 燃料油基材およびそれを含有する軽油組成物 | |
EP1619232A1 (en) | Gas oil composition and process for producing the same | |
JP3018327B2 (ja) | 寒冷地向け低硫黄軽油およびその製造方法 | |
EP2006360B1 (en) | Method of producing a gas oil composition | |
JP2000144152A (ja) | 高性能a重油 | |
JP2004269683A (ja) | 軽油組成物およびその製造方法 | |
JP5154817B2 (ja) | 軽油基材および軽油組成物 | |
WO2007114028A1 (ja) | 軽油組成物 | |
JP3770962B2 (ja) | 軽油の潤滑性向上基材および軽油 | |
JP5105858B2 (ja) | 炭化水素系燃料油及びその製造方法 | |
JP5084583B2 (ja) | 軽油組成物の製造方法 | |
JP2766231B2 (ja) | 軽油及びその製造方法 | |
JP4119190B2 (ja) | 軽油組成物及びその製造方法 | |
JP5048809B2 (ja) | ディーゼルエンジン用燃料油組成物の製造方法 | |
JP2004244628A (ja) | 低硫黄軽油及びその製造方法 | |
JP3729211B2 (ja) | ディーゼル軽油組成物 | |
JP2001098285A (ja) | 軽油組成物 | |
JP5537961B2 (ja) | 軽油組成物 | |
JP4067217B2 (ja) | 軽油組成物及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |