JP3015451B2 - 封書類の製造方法および製造装置 - Google Patents

封書類の製造方法および製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、間にシート部材を介在させた封書類の製造
方法および製造装置に関する。
(従来の技術) この種の装置について、本発明者が先に試みた伝達情
報隠蔽葉書(以下「シークレット葉書」という)の製造
装置を例にとり、第5図を用いて説明する。
図において、1は単票フォームで、一方の面に伝達情
報が、他方の面に住所などが記載されている。この単票
フォーム1の搬送ライン上には、同図(a)に示すよう
に折り装置6が配設される。この装置には、互いに対向
して一対の折りローラ2、3が設けられ、折りローラ2
の上方には押さえローラ4が、さらには折りローラ3の
上方に、下端が単票フォーム1の搬送ラインと交差する
位置まで達し、単票フォーム1の搬送方向に向かって斜
め上方に延設された突き当て部材5が配設される。なお
両折りローラ2、3は互いに反対方向に回転動されるよ
うになっている。そこで搬送ラインに沿って搬送されて
きた単票フォーム1は、折りローラ2と押さえローラ4
とに挟持されてさらに送られ、その先行端部側から突き
当て部材5に導入される。そして先行端部が突き当て部
材5に設けた突き当て板5aに当接後、単票フォーム1の
進行方向略中央部に湾曲し、この湾曲部側から両折りロ
ーラ2、3間を通過することにて、単票フォーム1は伝
達情報の記載面を内側にして2つ折り状態とされ、次に
フィルム挿入装置に送られる。同図(b)はそのフィル
ム挿入装置7を示す。ここでは折り装置6にて折り畳ま
れた単票フォーム1を吸盤8等を用いて開き、開き状態
のところにフィルム9を送りローラ10の駆動力で挿入す
る。なおフィルム9は、同図(c)に示すように2枚の
透明(または半透明)フィルム9a、9bが対向面に塗布さ
れた剥離可能かつ再接着不可能な接着剤11aを介して一
体化されたもので、各透明フィルム9a、9bの反対向面に
は、接着時にその接着力が接着剤11aより大なる感熱性
接着剤11bが塗布されてなるものである。さてフィルム
9の挿入された状態の単票フォーム1は、不図示の加熱
装置に送られる。そしてここで接着剤11bが加熱され、
その接着力により単票フォーム1の対向面全面がフィル
ム9を介して接着され、同図(c)に示すシークレット
葉書Sが完成する。このシークレット葉書Sにおいて
は、丁度真ん中を開封することにより、透明フィルム9
a、9b間で剥離され、そして透明フィルム9a、9bを介し
て単票フォーム1に記載された伝達情報を読み取ること
ができる。
(発明が解決しようとする課題) 上記の装置によれば、一度単票フォーム1を折り畳ん
だ後、その合わせ面間にフィルム9を挿入するものであ
った。このため、折りローラ2、3によって折角折り畳
まれた単票フィルム1を一度開かなければならず、この
ために、上記した例では、吸盤8等の、折り畳まれた単
票フォーム1を開閉する機構が必要となり、装置を複雑
化していた。
また一度折り畳んだ単票フォーム1を再び開くといっ
た余計な作業を必要とするので、非常に作業能率の悪い
ものであった。
本発明は、簡易な機構で、かつ作業能率を高めること
のできる封書類の製造方法および製造装置を提供するこ
とを目的とする。
なお本明細書において「封書類」とは、上述したよう
な葉書も含む意味で用いるものとする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明における封書の製造方
法は、搬送装置により搬送される単票フォームを、シー
ト部材供給装置より供給されるシート部材を間に介在さ
せた状態で所定折り部分にて折り畳み、その後前記単票
フォームの合わせ面を接着装置にて接着する封書類の製
造方法において、前記シート部材供給装置による単票フ
ォームに対するシート部材の供給は、前記折り装置によ
る単票フォームの折り畳み動作と並行して行なわれ、前
記折り装置により折畳まれつつある単票フォームに対し
てシート部材の供給が行なわれるようにしたことを特徴
とする。
また、本発明による封書の製造装置は、単票フォーム
の搬送装置と、この搬送装置による前記単票フォームの
搬送ラインに沿って設けられ、搬送装置によって搬送さ
れてくる前記単票フォームをその所定折り部分にて折り
畳む折り装置と、この折り装置に近接して設けられ、前
記折り装置に搬送された前記単票フォームに対してその
前記所定折り部分に向けてシート部材を供給するシート
部材供給装置と、前記折り装置の通過により前記シート
部材が介在され折り畳み状態とされた前記単票フォーム
の合わせ面を接着する接着装置とを有する封書類の製造
装置において、前記折り装置は、この折り装置に搬送さ
れた単票フォームの一方面側に配設された2個の折りロ
ーラと、前記単票フォームの他方面側でかつ前記単票フ
ォームの反搬入側に位置する前記折りローラに対応して
配設されて前記単票フォームをその先行端部側から導入
する突き当て部材とを有し、さらにこの突き当て部材
は、一端が前記単票フォームの搬送ラインに交差する位
置に達し、前記単票フォームの搬送方向でかつ前記搬送
ラインから遠ざかるように斜め方向に延設されるととも
に、延設端に前記単票フォームの先行端部と当接する突
き当て板を有し、前記シート部材供給装置は、前記単票
フォームの前記他方面側に配置され一端が前記単票フォ
ームの搬送ラインに近接して位置する、シート部材のガ
イド部材を有することを特徴とする。
また、本発明における封書類の製造装置は、単票フォ
ームの搬送装置と、この搬送装置による前記単票フォー
ムの搬送ラインに沿って設けられ、搬送装置によって搬
送されてくる前記単票フォームをその所定折り部分にて
折り畳む折り装置と、この折り装置に近接して設けら
れ、前記折り装置に搬送された前記単票フォームに対し
てその前記所定折り部分に向けてシート部材を供給する
シート部材供給装置と、前記折り装置の通過により前記
シート部材が介在され折り畳み状態とされた前記単票フ
ォームの合わせ面を接着する接着装置とを有する封書類
の製造装置において、前記折り装置は、この折り装置に
搬送された単票フォームの一方面側に配設された2個の
折りローラと、前記単票フォームの他方面側に配設され
前記2個の折りローラの中間部に対向し、かつ前記単票
フォームの搬送ラインに対して直交する方向に移動可能
な折り補助部材とを有し、さらにこの折り補助部材に
は、前記シート部材供給装置から供給されるシート部材
の通路を有することを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、搬送装置により折り装置に搬送され
た単票フォームは、ここでその所定折り部分にて折り畳
まれることになるが、この時シート部材供給装置から
は、折り装置にて折畳まれつつある単票フォームの所定
折り部分に向けてシート部材の供給が行なわれる。
(実施例) 以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は、本発明を適用してなる封書類の製造装置の
一実施例を示す構成図、第2図は、第1図の要部構成図
である。
この例に示す製造装置は、単票フォーム1の搬送装置
A、折り装置B、フィルム供給装置C、接着装置Dを有
する。
まず、図において単票フォーム1は、カセット12内に
積層状態で収容されている。このカセット12の上部には
送りローラ13が設けられ、最上部に位置する単票フォー
ム1を搬送装置Aを構成するコンベア14に送り出し可能
とされている。このコンベア14には、所定間隔で送り爪
14aが設けられ、モータM1の駆動によって単票フォーム
1を所定のピッチで搬送するとともに、移動量はエンコ
ーダE1にて検知される。コンベア14による単票フォーム
1の搬送ラインに沿って、折り装置Bを構成する、一対
の折りローラ15a、15bが対向配置され、コンベア14によ
る単票フォーム搬送速度に同期して図示矢印方向に回転
動されるようになっている。そして一方の折りローラ15
aの上方には、押さえローラ15cが回転自在に設けられ、
他方の折りローラ15bの上方には、突き当て部材16が設
けられる。この突き当て部材16は、下端が単票フォーム
1の搬送ラインと交差する位置まで達し、単票フォーム
1の搬送方向に向かって斜め上方に延設され、その終端
には突き当て板16aが矢示方向に位置調整可能に設けら
れる。両折りローラ15a、15b間の上方には、フィルム供
給装置Cが設けられ、これにはフィルム挿入部17と、フ
ィルム供給部20を有する。フィルム挿入部17には、2枚
のガイド板17a、17bが所定間隔を隔てて、かつその下端
が単票フォーム1の搬送ラインに近接する位置まで延び
る状態で平行配置され、突き当て部材16に一体支持され
ている。そしてこのガイド板17a、17b間を通路としてフ
ィルム18を給送可能としている。なおフィルム18は単票
フォーム1と同軸を有するもので、本実施例において
は、第5図で説明したフィルム9と同一のものを用いて
いる。そしてフィルム挿入部17の上方には、フィルム挿
入部17にフィルム18を供給するフィルム供給部20が設け
られている。このフィルム供給部20は、フィルム18をロ
ール状に保持するリール22と、リール22からフィルム18
を繰り出す送りローラ23と、この送りローラ23が繰り出
したフィルム18をフィルム挿入部17側に導くガイドロー
ラ24、25を有し、送りローラ23とガイド24との間には、
カッタ26が設けられている。そして送りローラ23はモー
タM2により、またガイドローラ24、25はモータM3により
それぞれ回転させられるようになっており、その回転量
はエンコーダE2、E3で検知される。ここでカッタ26は、
送りローラ23によって、リール22からフィルム18が単票
フォーム1の搬送方向長さ半分の量の長さ分繰り出され
たときを作動タイミングとされ、切断されたフィルム18
は、ガイドローラ24、25の回転動により、フィルム挿入
部17のガイド板17a、17b間に導入され、その先端部が単
票フォーム1の搬送ラインに近接した位置に達した時に
その送りが停止されるようになっている。またコンベア
14の上方にはセンサ70が設けられ、このセンサ70が単票
フォーム1の先端部を検知してからのエンコーダE1の出
力値が、センサ70の配置位置から両折りローラ15a、15b
の間までの距離と単票フォーム1の搬送方向長さの半分
の量とを加えた長さに相当する量となったとき、すなわ
ち、単票フォーム1における所定折り部分であるその搬
送方向略中央部1cが、両折りローラ15a、15bの間に達し
たとき、モータM3が始動され、所定長さに切断されたフ
ィルム18が、単票フィルム1の折り速度に合わせてその
略中央部1cに向けて繰り出されるように設定されてい
る。
折りローラ15a、15bの送り出し側の搬送経路内には、
接着装置Dが設けられる。この接着装置Dは、加熱部で
あるヒータ41と、圧着ローラ42とが順に配置されてい
る。
なお図中、30は方向変更ガイド、50はストッカ、60は
フィルム18の有無センサをそれぞれ示す。
次に上記構成による作動について説明する。
まず、カセット12の最上部に位置する単票フィルム1
が送りローラ13の駆動によりコンベア14上に送り出され
る。そして送り出された単票フォーム1は、コンベア14
の送り爪14aにその後端部が係合する状態で折りローラ1
5a、15b側へ送られる。そこで、単票フォーム1は、そ
の先行端部が押さえローラ15cに達すると、以後折りロ
ーラ15aとの間で挟持されつつさらに搬送され、突き当
て部材16内に送り込まれる。
さて突き当て部材16内に送り込まれた単票フォーム1
は、その先行端部が突き当て板16aに当接する。この
時、単票フォーム1の搬送方向略中央部1cは、両折りロ
ーラ15a、15b間に位置することとなる。そこでこの時ガ
イドローラ24、25は、フィルム18を略中央部1cに向けて
繰り出し始める。そして単票フォーム1の送り込みが進
むと、第2図に示されるように、単票フォーム1は略中
央部1cが下方に湾曲することとなるが、これに合わせて
フィルム18も下方に繰り出される。そして単票フォーム
1の略中央部1c側から折りローラ15a、15b間に導入さ
れ、間にフィルム18を介在させた状態で折り畳まれ、下
方へ送り出される。折り畳み状態の単票フォーム1は、
方向変更ガイド30によって方向変更され、接着装置Dへ
送られる。ここでフィルム18に塗布された感熱性接着剤
11bが加熱される。そして圧着ローラ42によって単票フ
ォーム1の合わせ面は、フィルム18を介してその全面が
接着されてシークレット葉書Sが完成される。そしてこ
のシークレット葉書Sは、ストッカ50に搬送され蓄積さ
れる。
このように上記実施例によれば、折りローラ15a、15b
の上方にフィルム挿入部17を設け、単票フォーム1を折
り畳みながらフィルム18を供給してその挿入作業が行な
われるため、従来のように折り畳んだ単票フォーム1を
開閉する機構が不要となり、その分、装置を簡略化する
ことが可能となる。
また、単票フォーム1の折り畳み作業とフィルム18の
供給・挿入作業とが並行して行なわれるので、一製品当
たりに要する製造時間を短縮することができ、作業能率
を向上させることができる。
なお上記実施例において、フィルム挿入部17を突き当
て部材16と一体に設けたが、特に一体に設ける必要はな
い。
またフィルム挿入部17は、2枚のガイド板17aと17bを
所定の間隔を隔てて対向配置させることにて構成した
が、フィルム18を単票フォーム1の所定折り部分1cに対
し供給することが可能な構成であれば、この構成に限ら
れるものではない。例えば、フォーム挿入部17は一体成
形され、軸方向にスリットを形成したものでもよい。
次に、折り装置Bの変形例を第3図に示す。なお第1
図と同一部材には同一符号を付し、その説明は省略す
る。すなわちこの変形例においては、突き当て部材16に
代えて、先端が鋭利な折り補助部材80を設け、さらに折
りローラ15bの上方に上下動可能な押さえローラ15dが追
加されている。ここでは折り補助部材80も上下動可能に
なっており、中央部にはフィルム18を通過させ得るスリ
ット81が形成されている。
この構成において、まず折り補助部材80、押さえロー
ラ15dは上昇位置に保たれる。そして第4図(a)に示
されるように、単票フォーム1がコンベア14によって搬
送されてくる。単票フォーム1の先行端部が押さえロー
ラ15cに達すると、以後折りローラ15aとの間で挟持され
つつさらに搬送され、単票フォーム1の先行端部は折り
ローラ15bの上方を通過する。そして既述した実施例と
同様に、センサ70、エンコーダE1の出力値に基づき、単
票フォーム1の略中央部1cが折りローラ15a、15b間に達
したことが検知されると、押さえローラ15dが下降して
折りローラ15bとの間で単票フォーム1を挟持する(同
図(b))。この時、折り補助部材80も下降を始め、そ
して下端が単票フォーム1の搬送ライン下まで下降する
ことにて単票フォーム1の略中央部1cを押し下げる。こ
れにより同図(c)に示されるように、単票フォーム1
の略中央部1cは下方に湾曲させられるとともに、ガイド
ローラ24、25の回転によりフィルム18が、折り補助部材
80の下降速度と同速で供給される。そして折り補助部材
80は所定距離下降すると停止し、それ以後は、スリット
81から単票フォーム1の略中央部1cに向けてフィルム18
が供給されつつ、単票フォーム1はその略中央部1c側か
ら折りローラ15a、15bの間を通過することとなり、同図
(d)に示すように、単票フォーム1は、間にシート部
材18が介在された状態で折り畳まれる。この後に、上記
実施例と同様にして単票フォームの合わせ面が接着され
る。
このように構成すると、先に示した実施例におけるフ
ィルム挿入部17に相当する折り補助部材80を設けるだけ
で、突き当て部材16が不要となり、装置をより簡易なも
のとすることができる。
なお、実施例、変形例いずれもフィルム18を、送りロ
ーラ23、ガイドローラ24、25の回転動により送り出すよ
うにしたが、例えば上下動するチャック装置によって行
なわれるものであってもよい。
また、センサ70とエンコーダE1の出力値に基づいて、
単票フォーム1に対するフィルム18の送り開始タイミン
グ、折り補助部材80の下動タイミング等を設定したが、
他の方法であっても構わない。例えば、突き当て板16a
に単票フォーム1の先行端部の到達を検知する検知手段
を設けておき、この検知手段の出力信号を基にしてフィ
ルム18を送り出すようにしてもよい。
また、フィルム18の供給において、実施例ではリール
22に巻かれた長尺状のフィルム18を、往復動タイプのカ
ッタ26によって、その都度所定長さに切断して供給する
ものを説明したが、カッタは回転タイプでもよく、さら
には予め所定の長さに切断されているフィルムを供給す
るものであってもよい。
また、フィルム18に塗布した接着剤11bを感熱性接着
剤としたが、感圧性接着剤であってもよい。
また、上記した実施例においては、折り畳まれた単票
フォーム1の間に介在させるシート部材としてフォーム
18を例にとり説明したが、これは個人情報などを記載し
た封入片であってもよい。この場合、単票フォーム1の
合わせ面の外周縁に沿って感熱性接着剤を予め塗布して
おく等にて実施できる。
また、第1図に示した例では、折り装置Bに搬入され
た単票フォーム1に対して、下方に折りローラ15a15bを
設け、上方に突き当て部材16を設けたが、特に間に介在
させるシート部材の腰が強いものである場合には、この
上下関係を逆にしてもかまわない。この点に関しては、
第3図における折りローラ15a、15bと折り補助部材80と
の位置関係においても同様なことが言える。
[発明の効果] 本発明によれば、次の効果を有する。
単票フォームを折り畳みながらシート部材の供給作業
が行なわれるため、従来のように折り畳んだ単票フォー
ムを開閉する機構が不要となり、その分、装置を簡略化
することが可能となる。
単票フォームの折り畳み作業とシート部材の供給作業
とが並行して行なわれるので、一製品当たりに要する製
造時間を短縮することができ、作業能率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用してなる封書類の製造装置の一実
施例を示す構成図、第2図は第1図の要部構成図、第3
図は第1図における折り装置の変形例を示す要部斜視
図、第4図は第3図の作動を示す図、第5図は本発明が
先に試みたシークレット葉書の製造装置を示す構成図で
ある。 A……搬送装置、 B……折り装置、 C……フィルム供給装置(シート部材供給装置)、 D……接着装置、 1……単票フォーム、 14……コンベア、 15a、15b……折りローラ、 16……突き当て部材、 16a……突き当て板、 17……フィルム挿入部、 17a、17b……ガイド板(ガイド部材)、 18……フィルム(シート部材)、 20……フィルム供給部、 80……折り補助部材、 81……スリット(通路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−106556(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 15/02 501

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送装置により搬送される単票フォーム
    を、シート部材供給装置より供給されるシート部材を間
    に介在させた状態で所定折り部分にて折り畳み、その後
    前記単票フォームの合わせ面を接着装置にて接着する封
    書類の製造方法において、前記シート部材供給装置によ
    る単票フォームに対するシート部材の供給は、前記折り
    装置による単票フォームの折り畳み動作と並行して行な
    われ、前記折り装置により折畳まれつつある単票フォー
    ムに対してシート部材の供給が行なわれるようにしたこ
    とを特徴とする封書類の製造方法。
  2. 【請求項2】単票フォーム1の搬送装置Aと、 この搬送装置による前記単票フォームの搬送ラインに沿
    って設けられ、搬送装置によって搬送されてくる前記単
    票フォームをその所定折り部分にて折り畳む折り装置B
    と、 この折り装置に近接して設けられ、前記折り装置に搬送
    された前記単票フォームに対してその前記所定折り部分
    に向けてシート部材18を供給するシート部材供給装置C
    と、 前記折り装置の通過により前記シート部材が介在され折
    り畳み状態とされた前記単票フォームの合わせ面を接着
    する接着装置Dとを有する封書類の製造装置において、 前記折り装置Bは、この折り装置に搬送された単票フォ
    ームの一方面側に配設された2個の折りローラ15a、15b
    と、前記単票フォームの他方面側でかつ前記単票フォー
    ムの反搬入側に位置する前記折りローラ15bに対応して
    配設されて前記単票フォームをその先行端部側から導入
    する突き当て部材16とを有し、さらにこの突き当て部材
    は、一端が前記単票フォームの搬送ラインに交差する位
    置に達し、前記単票フォームの搬送方向でかつ前記搬送
    ラインから遠ざかるように斜め方向に延設されるととも
    に、延設端に前記単票フォームの先行端部と当接する突
    き当て板16aを有し、 前記シート部材供給装置Cは、前記単票フォームの前記
    他方面側に配置され一端が前記単票フォームの搬送ライ
    ンに近接して位置する、シート部材のガイド部材17a、1
    7bを有することを特徴とする封書の製造方法。
  3. 【請求項3】前記突き当て部材16と前記ガイド部材17
    a、17bとを一体化させてなることを特徴とする請求項2
    に記載の封書類の製造装置。
  4. 【請求項4】単票フォーム1の搬送装置Aと、 この搬送装置による前記単票フォームの搬送ラインに沿
    って設けられ、搬送装置によって搬送されてくる前記単
    票フォームをその所定折り部分にて折り畳む折り装置B
    と、 この折り装置に近接して設けられ、前記折り装置に搬送
    された前記単票フォームに対してその前記所定折り部分
    に向けてシート部材を供給するシート部材供給装置C
    と、 前記折り装置の通過により前記シート部材が介在され折
    り畳み状態とされた前記単票フォームの合わせ面を接着
    する接着装置Dとを有する封書類の製造装置において、 前記折り装置Bは、この折り装置に搬送された単票フォ
    ームの一方面側に配設された2個の折りローラ15a、15b
    と、前記単票フォームの他方面側に配設され前記2個の
    折りローラの中間部に対向し、かつ前記単票フォームの
    搬送ラインに対して直交する方向に移動可能な折り補助
    部材80とを有し、さらにこの折り補助部材には、前記シ
    ート部材供給装置から供給されるシート部材の通路81を
    有することを特徴とする封書類の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015074464A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 株式会社旭金属 物品載置装置

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JPH04179597A (ja) 1992-06-26

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