JPH0721348Y2 - 封筒における中入れ紙封入処理装置 - Google Patents

封筒における中入れ紙封入処理装置

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JPH0721348Y2
JPH0721348Y2 JP197890U JP197890U JPH0721348Y2 JP H0721348 Y2 JPH0721348 Y2 JP H0721348Y2 JP 197890 U JP197890 U JP 197890U JP 197890 U JP197890 U JP 197890U JP H0721348 Y2 JPH0721348 Y2 JP H0721348Y2
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孝雄 小川
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イセト紙工株式会社
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、少なくとも一つの線状折りたたみ部をもつ
折りたたみ構造の封筒形成体(EL)と、適宜量の中入れ
紙(IP)とにより、当該中入れ紙(IP)を、前記封筒形
成体(EL)の折りたたみ間に封入するようになした封筒
における中入れ紙封入処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、少なくとも一つの横折りたたみ部をもった横二つ
折り構造の封筒形成体(EL)と、中入れ紙(IP)とによ
り、前記中入れ紙(IP)を、前記封筒形成体(EL)の折
りたたみ処理時に、前記中入れ紙(IP)を前記封筒形成
体(EL)の折りたたみ間に接着されない状態で封入する
封筒封着処理がシステム化されている。この従来の封筒
封着処理における中入れ紙封入処理装置の具体的構成を
第6図に例示する。この第6図に示す中入れ紙封入処理
装置(41)は、バースト処理された封筒形成体(EL)
を、封筒形成体搬送路(48)に沿って中入れ紙封入ステ
ーション(E.S)に向けて送り出す封筒形成体送り出し
機構(42)と、中入れ紙(IP)を、前記封筒形成体搬送
路(48)に交差する中入れ紙搬送路(49)に沿って中入
れ紙封入ステーション(E.S)に向けて送り出す中入れ
紙送り出し機構(43)及び折りたたみ機構(44)とを備
えている。この装置(41)は、バーストした封筒形成体
(EL)を、位置決めストッパ(45)を備えた封筒形成体
ホルダ(46)に導入して保持待機させておき、前記中入
れ紙(IP)を、前記ホルダ(46)に保持されている封筒
形成体(EL)に対して交差する中入れ紙搬送路(49)に
沿って送り出す構成のものである。前記封筒形成体(E
L)は、前記ホルダ(46)に保持され、待機状態にある
時点において、中入れ紙(IP)の送り出し押し込み力に
よって、前記折りたたみ機構(44)を構成する一対のロ
ーラ(44A)、(44B)間に押し込まれる。第6図に示す
例において、前記封筒形成体(EL)は、送り出し機構
(42)によりホルダ(46)内に導入され、前記中入れ紙
(IP)による押し込み並びに折りたたみ機構(44)を構
成する一対のローラ(44A)、(44B)によって折りたた
まれ排出される。この装置例において、前記ホルダ(4
6)に関連して検知手段(47)が設けてある。前記検知
手段(47)は、上記する過程中、ホルダ(46)内から封
筒形成体(EL)が排出され、ホルダ(46)内に封筒形成
体(EL)がなくなった状態を検知して、該検知信号によ
り前記封筒形成体(EL)の送りだし機構(42)を作動さ
せ、前記封筒形成体(EL)をホルダ(46)内に導入す
る。この装置(41)では、中入れ紙(IP)の先端を封筒
形成体(EL)の一線状折りたたみ線(F)に正確に合わ
されるように位置決めしておかなければならない。
[考案が解決しようとする課題] 上記する従来の装置(41)の場合、封筒形成体(EL)
は、中入れ紙(IP)の押し込み力によって、二つ折りに
付勢されるものであり、封入の際、中入れ紙(IP)が少
しでも封筒形成体(EL)の二つ折りたたみ線(F)から
ズレていると、封筒の形成が正確にできない。さらに、
この装置(41)では、中入れ紙(IP)が薄い紙あるいは
コシのない紙等である場合には、封筒形成体(EL)側の
横二つ折り線(F)を強いミシン目によって構成してお
かなければ、確実に折りたたむことができない。従っ
て、封筒形成体(EL)に対して強いミシン目を設けなけ
ればならない点において、郵送中に当該ミシン目線に沿
って破れてしまうという欠点並びに封筒デザイン上の制
約という問題を有していた。
そこで、この考案は、上記封筒形成体(EL)の折りたた
み処理時に、中入れ紙(IP)を前記封筒形成体(EL)の
二つ折りたたみ間に封入する構成の中入れ紙封入システ
ムにおいて、例えば、コシのない中入れ紙の封入処理に
対しても極めて的確に適合する中入れ紙封入処理装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体
的には、少なくとも一つの一線状の折りたたみ部を介し
て封筒表層域と封筒裏層域とをもつ折りたたみ構造の封
筒形成体と、前記封筒形成体の折りたたみ過程において
前記封筒表層域と封筒裏層域との間に封入される適宜量
の中入れ紙とによって封筒を形成するようになした封筒
における中入れ紙封入処理装置であって、 前記封筒形成体を第1の搬送路に沿って中入れ紙封入ス
テーションに送り出すための第1及び第2のローラを含
む封筒形成体送り出し機構と、 前記中入れ紙を前記第1の搬送路に交差する第2の搬送
路に沿って中入れ紙封入ステーションに送り出す中入れ
紙送り出し機構と、 前記第1の搬送路上において前記封筒形成体送り出し機
構によって送り出される封筒形成体を受け入れ、予め調
節設定される位置でその進行を規制し、進行規制後、前
記封筒形成体の送り出し期間中、前記封筒形成体を前記
折りたたみ部に沿って折りたたみ方向に付勢する折りた
たみ方向付勢ガイド手段と、 前記第2の搬送路の延長上における前記封筒形成体の折
りたたみ付勢方向に位置し、前記封筒形成体送り出し機
構における第1のローラと対をなす第3のローラを含
み、折りたたみ方向に付勢される封筒形成体の前記折り
たたみ部を前縁にして前記封筒形成体を二つ折り状態で
受け入れる折りたたみ機構と、 前記第1のローラと第2のローラの軸間距離及び前記第
1のローラと第3のローラの軸間距離を変位させ、各対
のローラを母線接触状態及び非接触状態に維持するロー
ラ軸変位機構と、 前記封筒形成体が前記折りたたみ方向付勢ガイド手段に
受け入れられたとき、これを検知して、検知後、前記封
筒形成体の折りたたみ部を前縁として、前記前縁が前記
第1のローラと第3のローラの各軸線を結ぶ面から進行
方向に向けて距離α進行した時点において、前記ローラ
軸変位機構を介して前記各ローラ対をそれぞれ非接触状
態に変位させるための信号を出力する第1の検知手段
と、 前記第2の搬送路に沿って送り出される中入れ紙を検知
して、検知後、前記中入れ紙のヘッドエッジが前記第1
のローラと第3のローラの各軸線を結ぶ面を越えて前記
距離αの範囲内に位置する時点において、前記ローラ軸
変位機構を介して前記各ローラ対をそれぞれ母線接触状
態に変位させるための信号を出力する第2の検知手段と
からなる封筒における中入れ紙封入処理装置を構成す
る。
[実施例の説明] 以下、この考案になる封筒におれる中入れ紙封入処理装
置について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳
細に説明する。
まず、この考案になる中入れ紙封入処理装置について説
明する前に、この考案装置によって製造される中入れ紙
封入封筒(1)の構成を、第2図A及至Dに示す一例に
もとづいて説明する。前記中入れ紙封入封筒(1)は、
封筒形成体(EL)及び適宜量の中入れ紙(IP)とによっ
て構成される。前記封筒形成体(EL)は、第1及び第2
の折りたたみ部(F1)、(F2)を介して封筒表層域
(2)、封筒裏層域(3)及び封閉フラップ(EF)とを
有している。この考案において、封筒形成体(EL)は、
例えば一方の端縁(3a)から距離L1の位置に、前記端縁
(3a)に沿って平行する第1の折りたたみ部(F1)を備
え、前記第1の折りたたみ部(F1)から距離L1の位置
に、前記第1の折りたたみ部(F1)に沿って平行する第
2の折りたたみ部(F2)を備えている。前記第1の折り
たたみ部(F1)は、従来のようにミシン目線等の手段に
よって予め形成しておく必要はない。前記封筒形成体
(EL)は、前記折りたたみ部(F1)、(F2)に関してそ
の折りたたみ内面側において前記折りたたみ部(F1)、
(F2)に交差する二つの両側縁辺及び封閉フラップ域
(EF)に沿って、封着のための接着剤層(4)を備えて
いる。前記封筒形成体(EL)に対して、前記接着剤層
(4)の内縁に沿って開封ミシン目線(5)が設けてあ
る。さらに、前記封筒形成体(EL)における封筒表層域
(2)側には、必要に応じて透視窓(6)が設けてあ
る。前記封筒形成体(EL)は、前記折りたたみ部
(F1)、(F2)に沿って折りたたんで、前記接着剤層
(4)を介して接着することによって、寸法L1×W1の中
入れ紙封入室(7)を形成する。この考案において、前
記封筒形成体(EL)は、第2図に示す例に限らず、裏層
の中間部分で貼り合わされる三つ折りたたみ構成のも
の、さらには単なる二つ折りたたみ構成のもののいずれ
であってもよい。
一方、前記中入れ紙(IP)は、前記封筒形成体(EL)に
おける中入れ紙封入室(7)のサイズL1×W1に対して、
それぞれ若干小さい寸法L2×W2でなり、前記封筒形成体
(EL)内に封入して封着した際、いずれの辺においても
接着されない大きさのものからなっている。前記中入れ
紙(IP)は、予め情報印字処理され、上記サイズに切離
された単紙及びその集合、さらには、上記サイズに折り
たたまれた用紙及びそれらの集合によって構成される。
前記封筒形成体(EL)及び中入れ紙(IP)は、いずれ
も、予め設計された単一用紙であってもよいし、あるい
は、連続加工処理及び連続情報印字処理が可能なように
設計されている連続紙からそれぞれ単位毎に切離したも
のとして得ることができる。
次いて、上述する構成の中入れ紙封入封筒の中入れ紙封
入処理装置(11)について、第1図に示す具体例にもと
づいて説明する。
図に示す実施例において、前記中入れ紙封入処理装置
(11)は、封筒形成体送り出し機構(12)と、中入れ紙
送り出し機構(13)を備えている。この考案装置(11)
において、前記封筒形成体送り出し機構(12)は、第1
のローラ(12A)と第2のローラ(12B)によって構成さ
れ、前記封筒形成体(EL)を、封筒形成体搬送のための
第1の搬送路(C.R1)に沿って、中入れ紙封入ステーシ
ョン(E.S)に向けて送り出す。一方、前記中入れ紙送
り出し機構(13)は、例えば、一対のローラ組立体(13
A)、(13B)によって構成され、前記中入れ紙(IP)
を、前記第1の搬送路(C.R1)に対して交差する第2の
搬送路(C.R2)に沿って、前記中入れ紙封入ステーショ
ン(E.S)に向けて送り出す。前記第1の搬送路(C.
R1)に関連して折りたたみ方向に付勢ガイド手段(14)
が設けてある。前記折りたたみ方向付勢ガイド手段(1
4)は、前記封筒形成体送り出し機構(12)によって送
り出される封筒形成体(EL)を案内しながら受け入れる
ガイダー(14A)と、前記封筒形成体(EL)の進行を規
制するストッパ(14B)とからなっている。前記ストッ
パ(14B)は、前記ガイダ(14A)の案内路に沿って移動
可能であり、前記封筒形成体(EL)の進行を規制する位
置を予め調節設定しておくことができるようになってい
る。前記封筒形成体(EL)は、その進行前縁例えば第2
図における端縁(3a)が、前記折りたたみ方向付勢ガイ
ド手段(14)のストッパ(14B)のストッパ(14B)に当
接した際、後述する折りたたみ機構側に向けて撓み始め
る(第3図B参照)。一方、この考案装置(11)におい
て、折りたたみ機構(15)は、前記封筒形成体送り出し
機構(12)における第1のローラ(12A)と対をなす第
3のローラ(15A)を含む。第3図Bに示すように撓み
始めた封筒形成体(EL)は、前記ストッパ(14B)によ
り予め設定される折りたたみ部(F1)を進行前縁にし
て、前記第1のローラ(12A)と第3のローラ(15A)間
にくい込まれる。
一方、この考案装置(11)は、前記第1のローラ(12
A)と第2のローラ(12B)の軸間距離及び前記第1のロ
ーラ(12A)と第3のローラ(15A)の軸間距離を変位さ
せるためのローラ軸変位機構(16)を備えている。前記
ローラ軸変位機構(16)の具体例を第4図及び第5図に
もとづいて説明する。図に示す実施例によれば、第1の
ローラ(12A)、第2のローラ(12B)及び第3のローラ
(15A)は、それぞれのローラ軸(17)、(18)及び(1
9)を介して、摺動軸受部材(20)、(21)及び(22)
に支持されている。前記各摺動軸受部材(20)、(21)
及び(22)は、ベアリング(23)を備え、軸線に沿って
平坦な外側面(24)を備えたものからなっている。前記
摺動軸受部材(21)及び(22)は、スプリング(26)及
び(27)によって、それぞれ矢印方向に常時付勢してあ
る。一方、前記ローラ軸変位機構(16)は、第1及び第
2の偏心カム(28)、(29)を含む。前記各偏心カム
(28)、(29)は、それぞれ短径部分と長径部分とを備
えている。前記第1の偏心カム(28)は、第1のステッ
プモータ(30)の回転軸(30a)に取り付けられてお
り、前記摺動軸受部材(21)に対して前記スプリング
(26)の背反側に周面接触している。前記第2の偏心カ
ム(29)は、第2のステップモータ(31)の回転軸(31
a)に取り付けられており、前記摺動軸受部材(22)に
対して前記スプリング(27)の背反側に周面接触してい
る。前記第1の偏心カム(28)は、ステップモータ(3
0)の回転により、前記摺動軸受部材(21)を介して、
前記第1のローラ(12A)と第2のローラ(12B)の軸線
間距離を変え、前記第1のローラ(12A)と第2のロー
ラ(12B)を母線接触状態並びに非接触状態に維持す
る。他方、前記第2の偏心カム(29)は、ステップモー
タ(31)の回転により、前記摺動軸受部材(22)を介し
て、前記第1のローラ(12A)と第3のローラ(15A)の
軸線間距離を変え、前記第1のローラ(12A)と第3の
ローラ(15A)を母線接触状態並びに非接触状態に維持
する。
一方、この考案装置(11)は、第1の検知手段(32)及
び第2の検知手段(33)を備えている。前記第1の検知
手段(32)は、前記封筒形成体(EL)を検出する位置検
知センサであって、前記封筒形成体(EL)が、前記折り
たたみ方向付勢ガイド手段(14)に受け入れられたと
き、これを検知し、検知後、数mses経過後(前記封筒形
成体(EL)の折りたたみ前縁が前記第1のローラ(12
A)と第3のローラ(15A)の各軸線を結ぶ面から進行方
向に向けて距離αだけ進行した段階)、電気信号を出力
し、前記ステップモータを制御する。他方、前記第2の
検知手段(33)は、前記中入れ紙(IP)を検知する位置
検出センサであって、前記中入れ紙(IP)のヘッドエッ
ジ(H.E)が、前記第1のローラ(12A)と第3のローラ
(15A)の各軸線を結ぶ面を越えて、前記距離αの範囲
内に位置する時点で電気信号を出力し、前記ステップモ
ータを制御する。
次いで、この考案になる中入れ紙封入処理装置の作動態
様について、第3図A〜Dにもとづいて説明する。
まず、封筒形成体(EL)は、送り出しローラ対(12
A)、(12B)によって、折りたたみ方向付勢ガイド機構
(14)に送り出される(第3図A参照)。前記封筒形成
体(EL)は、その前縁(2a)が前記ガイド機構(14)に
おけるストッパ(14B)に当接すると、折りたたみ機構
(15)側に向けて撓み始め、ローラ対(12A)、(15A)
を通過する過程において折りたたまれる。(第3図B参
照)。前記封筒形成体位置検出センサ(32)は、前記ガ
イド機構(14)内に封筒形成体が受け入れられた状態を
検知し、数msec後、電気信号を出力して前記ローラ軸変
位機構(16)におけるステップモータを制御し、前記偏
心カム(28)、(29)を介して前記各ローラ対間を距離
D2に開く(第3図C、第5図参照)。
一方、中入れ紙(IP)は、中入れ紙送り出しローラ(13
A)、(13B)に案内され、封入ステーション(E.S)に
向けて送り出される。この考案では、前記中入れ紙(I
P)は、前記封筒形成体(EL)より遅れて封入ステーシ
ョン(E.S)にもたらされる。一例において、前記第1
のローラ(12A)と第3のローラ(15A)の各軸線を結ぶ
面から距離L0に設けた中入れ紙位置検出センサ(33)
は、前記中入れ紙(IP)のヘッドエッジ(H.E)を検知
し、数mec後、中入れ紙(IP)のヘッドエッジ(H.E)が
前記第1のローラ(12A)と前記第3のローラ(15A)の
各軸線を結ぶ面を越えて進行方向側における前記距離α
の範囲内に位置する段階において、前記ローラ軸変位機
構(16)におけるステップモータを制御し、前記偏心カ
ム(28)、(29)を介して前記各ローラ対間を距離D1
戻す(第3図D、第5図参照)。前記中入れ紙(IP)に
対する第2の検知手段(33)は、前記中入れ紙搬送路
(C.R2)に沿った適宜位置に予め設置され、前記中入れ
紙(IP)の予め設定された部分を検知して、前記中入れ
紙(IP)のヘッドエッジ(H.E)が前記第1のローラ(1
2A)と前記第3のローラ(15A)の各軸線を結ぶ面を越
えて進行方向側における前記距離αの範囲内に位置する
時点を演算して、該検出信号を出力するように構成した
ものであればよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案になる封筒における中入れ紙封
入処理装置は、上記する構成並びにその作動態様の説明
から明らかなように、前記封筒形成体(EL)は、第3図
Aに示す作動態様ステージから第3図Dに示す作動態様
ステージの過程において単独に折りたたまれる。したが
って、前記封筒形成体(EL)に対して予めミシン目線等
の手段による折りたたみ線を設けておく必要がない。従
って、従来のもののように強いミシン目線に沿って郵送
等取扱い段階に生じる破損は考えられない。また、ミシ
ン目線を設ける必要がないので、封筒デザインの向上に
寄与する。さらに、上記構成によれば、従来の中入れ紙
の押し込み力によって前記封筒形成体(EL)を折りたた
み方向に付勢しながら押し込む工程がないので、コシの
よわい中入れ紙の場合にあっても支障なく封入処理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案になる封筒における中入れ紙封入処
理装置の一例を示す概略的側面図、 第2図A、B、C及びDは、この考案装置の適用によっ
て形成される封筒の一例を示すもので、第2図Aは、封
筒形成体と中入れ紙の流れを示す概略的斜視図、第2図
Bは、封着前の封筒形成体と中入れ紙の関係を示す斜視
図、第2図Cは、封着後の一部破断斜視図、第2図D
は、開封態様を示す斜視図、 第3図A〜Dは、中入れ紙封入処理形態を示す概略的側
面図、 第4図は、ローラ軸変位機構の一例を示すもので、各ロ
ーラ対が母線接触状態にある側面図、 第5図は、各ローラ対が非接触状態にある側面図、 第6図は、従来の中入れ紙封入処理装置の一例を示す概
略的側面図である。 (1)……封筒 (EL)……封筒形成体 (IP)……中入れ紙 (F1)、(F2)……折りたたみ部 (2)……封筒表層域 (3)……封筒裏層域 (11)……封入処理装置 (12)……封筒形成体送り出し機構 (13)……中入れ紙送り出し機構 (14)……折りたたみ方向付勢ガイド手段 (15)……折りたたみ機構 (16)……ローラ軸変位機構 (28)、(29)……偏心カム (32)……第1の検知手段 (33)……第2の検知手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの一線状の折りたたみ部を
    介して封筒表層域と封筒裏層域とをもつ折りたたみ構造
    の封筒形成体と、前記封筒形成体の折りたたみ過程にお
    いて前記封筒表層域と封筒裏層域との間に封入される適
    宜量の中入れ紙とによって封筒を形成するようになした
    封筒における中入れ紙封入処理装置であって、 前記封筒形成体を第1の搬送路に沿って中入れ紙封入ス
    テーションに送り出すための第1及び第2のローラを含
    む封筒形成体送り出し機構と、 前記中入れ紙を前記第1の搬送路に交差する第2の搬送
    路に沿って中入れ紙封入ステーションに送り出す中入れ
    紙送り出し機構と、 前記第1の搬送路上において前記封筒形成体送り出し機
    構によって送り出される封筒形成体を受け入れ、予め調
    節設定される位置でその進行を規制し、進行規制後、前
    記封筒形成体の送り出し期間中、前記封筒形成体を前記
    折りたたみ部に沿って折りたたみ方向に付勢する折りた
    たみ方向付勢ガイド手段と、 前記第2の搬送路の延長上における前記封筒形成体の折
    りたたみ付勢方向に位置し、前記封筒形成体送り出し機
    構における第1のローラと対をなす第3のローラを含
    み、折りたたみ方向に付勢される封筒形成体の前記折り
    たたみ部を前縁にして前記封筒形成体を二つ折り状態で
    受け入れる折りたたみ機構と、 前記第1のローラと第2のローラの軸間距離及び前記第
    1のローラと第3のローラの軸間距離を変位させ、各対
    のローラを母線接触状態及び非接触状態に維持するロー
    ラ軸変位機構と、 前記封筒形成体が前記折りたたみ方向付勢ガイド手段に
    受け入れられたとき、これを検知して、検知後、前記封
    筒形成体の折りたたみ部を前縁として、前記前縁が前記
    第1のローラと第3のローラの各軸線を結ぶ面から進行
    方向に向けて距離α進行した時点において、前記ローラ
    軸変位機構を介して前記各ローラ対をそれぞれ非接触状
    態に変位させるための信号を出力する第1の検知手段
    と、 前記第2の搬送路に沿って送り出される中入れ紙を検知
    して、検知後、前記中入れ紙のヘッドエッジが前記第1
    のローラと第3のローラの各軸線を結ぶ面を越えて前記
    距離αの範囲内に位置する時点において、前記ローラ軸
    変位機構を介して前記各ローラ対をそれぞれ母線接触状
    態に変位させるための信号を出力する第2の検知手段と
    からなることを特徴とする封筒における中入れ紙封入処
    理装置。
JP197890U 1990-01-11 1990-01-11 封筒における中入れ紙封入処理装置 Expired - Lifetime JPH0721348Y2 (ja)

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JP197890U Expired - Lifetime JPH0721348Y2 (ja) 1990-01-11 1990-01-11 封筒における中入れ紙封入処理装置

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JP (1) JPH0721348Y2 (ja)

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TWM249290U (en) * 2004-01-16 2004-11-01 Molex Taiwan Ltd Electronic card connector

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JPH0393408U (ja) 1991-09-24

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