JP3013545B2 - 電子部品のインサート成形法 - Google Patents

電子部品のインサート成形法

Info

Publication number
JP3013545B2
JP3013545B2 JP24301291A JP24301291A JP3013545B2 JP 3013545 B2 JP3013545 B2 JP 3013545B2 JP 24301291 A JP24301291 A JP 24301291A JP 24301291 A JP24301291 A JP 24301291A JP 3013545 B2 JP3013545 B2 JP 3013545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
opening
insert molding
metal hoop
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24301291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0577270A (ja
Inventor
繁己 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP24301291A priority Critical patent/JP3013545B2/ja
Publication of JPH0577270A publication Critical patent/JPH0577270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013545B2 publication Critical patent/JP3013545B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品のインサート
成形法に関し、特に、金型のキャビティから注入樹脂が
外部へ漏洩することを防止することができ、かつ成形に
用いられる金属フープを繰り返し使用することを可能と
する電子部品のインサート成形法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品素子に一以上の端子を接合し、
樹脂外装を施す方法として、従来よりインサート成形法
が多用されている。このような電子部品のインサート成
形に際しては、樹脂外装を施すための樹脂が金型のキャ
ビティから外部に漏洩することを防止することが重要で
ある。そこで、従来より、図2及び図3を参照して説明
する第1の方法並びに図4及び図5を参照して説明する
第2の方法が提案され、実施されている。第1の方法で
は、図2に示すように、金属フープ1に端子2,3が一
体的に形成されている。端子2,3の先端部分には、図
2では図示されていないが、電子部品素子が接合されて
おり、該電子部品素子の外側が樹脂モールド層4で被覆
されている。この方法では、樹脂モールド層4をインサ
ート成形するに際し、図3に示す金属フープ1及び金型
5が用いられる。すなわち、金属フープ1は、長尺状の
支持部1a,1bを連結バー1c,1cで連結した構造
を有し、支持部1a,1bから内側に向かって端子2,
3が延ばされた構造を有する。インサート成形に際して
は、端子2,3の先端部分に電子部品素子を接合した状
態で、金型5上に金属フープ1が載置される。
【0003】他方、金型5は、前述した樹脂モールド層
4を構成するためのキャビティ5aを有する。キャビテ
ィ5aの周囲には、キャビティ5aに注入される樹脂の
外部への漏洩を防止するために枠状の突出段部5bが形
成されており、該突出段部5bの一部に、端子2,3が
嵌まり合う溝5c,5dが形成されている。すなわち、
インサート成形に際しては、端子2,3を、溝5c,5
dに嵌め込み、その状態で金型5の上方から上型を当接
させ、キャビティ5a及び上型のキャビティ(図示され
ず)内に樹脂を注入することにより、図2に示した樹脂
モールド層4が成形される。
【0004】上記第1のインサート成形法では、突出段
部5b及び溝5c,5dが設けられているため、キャビ
ティ内に注入された樹脂の外部への漏洩が防止される。
従来の第2のインサート成形法では、図4に示すよう
に、金属フープ6と金型7とが用いられる。金属フープ
6は、長尺状の支持部6a,6b間を第1の連結バー6
cで連結した構造を有し、開口6d内に突出するよう
に、端子2,2,3,3が金属フープ6と一体的に形成
された構造を有する。第2の方法の特徴は、この端子
2,3間が、さらに第2の連結バー8,9で連結されて
いることにある。
【0005】他方、金型7には、単にキャビティ7aが
形成されているだけであり、図3に示したような突出段
部5bや溝5c,5dは形成されていない。図4から明
らかなように、キャビティ7aに対して、金属フープ6
側の開口6dはより大きな面積を有するように構成され
ている。そして、端子2,3に電子部品素子(図示は省
略)を接合した状態で、金型7上に金属フープ6を載置
し、インサート成形することにより、図5に示すよう
に、樹脂モールド層4が成形される。この方法では、金
型7に突出段部5bや溝5c,5dが形成されていない
ため、キャビティ7aに注入された樹脂は、金属フープ
6の開口6dの全領域に拡がることになる。従って、図
5に示すように、樹脂モールド層4の周囲に、金属フー
プ6と等しい厚みの樹脂層10が成形されることにな
る。第2の方法では、この樹脂層10の拡がりを防止す
るために、上記第2の連結バー8,9が形成されてい
る。そして、図5に示した状態から、端子2,3を金属
フープ6から切断し、さらに樹脂層10を除去すること
により、所望の電子部品を得ることが可能とされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の方法で
は、金型5に設けられた突出段部5b及び溝5c,5d
の作用により、樹脂モールド層4を構成するための樹脂
の外部への漏洩が防止されるが、所望とする電子部品の
形状及び端子の寸法に応じて、このような突出段部5b
や溝5c,5dを設けておかなければならず、従って金
型コストが高くつくという問題があった。のみならず、
溝5c,5dの幅が端子2,3に比べて大き過ぎると樹
脂の漏洩が生じ、溝5c,5dの幅が狭すぎると、端子
2,3が溝5c,5dに正確に嵌まり込まず、やはり樹
脂の漏洩が生じる。従って、溝5c,5dを端子2,3
の幅寸法に応じて高精度に形成する必要があり、しかも
溝5c,5d内に端子2,3を正確に嵌め込むといった
煩雑な作業が強いられていた。さらに、溝5c,5dの
幅と端子2,3の幅とを正確に一致させたとしても金型
5と端子2,3との熱膨張率の差により隙間が生じ、や
はり樹脂の漏洩が生じることもあった。
【0007】他方、第2のインサート成形法では、複雑
な形状の金型を用意する必要がない。しかしながら、図
5に示したように、インサート成形後に樹脂層10が成
形されることになるため、この樹脂層10を取り除く工
程や、第2の連結バー8,9を切断するといった余分な
工程を実施する必要があった。さらに、第1のインサー
ト成形法及び第2のインサート成形法のいずれにおいて
も、成形後には金属フープ1,6は捨て去られていた。
従って、金属フープ1,6では、最終的な電子部品に用
いられる端子部分以外の大部分が捨て去られるため、そ
の点からも電子部品のコストを高める原因となってい
た。また、金属フープ1,6は、上記のような成形工程
の間、電子部品素子を支持する必要があるため、十分な
機械的強度を有する材料及び厚みのもので構成される必
要がある。他方、端子は、導電性に優れ、かつ後工程で
折り曲げ等が容易な材料から構成されることが好まし
い。ところが、上記従来のインサート成形法では、端子
が金属フープと同一材料で構成されるため、金属フープ
や端子を構成する材料に制約があった。
【0008】よって、本発明の目的は、金型の製作が容
易であり、樹脂漏れの発生が生じ難く、かつ金属フープ
に必要なコストを低減することができ、さらに金属フー
プ及び端子としてそれぞれに最適の材料及び厚みのもの
を使用することを可能とする電子部品のインサート成形
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品素子
に端子を接合し、さらに樹脂外装を施すためのインサー
ト成形法であって、電子部品素子が配置される開口を有
し、かつ該開口周縁に複数の切欠が形成された金属フー
プと、一方端側が前記切欠に圧入され得る幅に形成され
ている複数の端子とを用意する工程と、前記端子の一方
端側を金属フープの前記切欠に圧入することにより、該
端子の他方端側が前記開口内に延びるように、前記金属
フープに端子を一体化させた構造体を得る工程と、前記
開口と同一平面形状の開口部を有するキャビティを備え
る金型に、前記開口とキャビティの開口部とが重なり合
うように前記構造体を配置する工程と、キャビティに樹
脂を注入してインサート成形を行う工程と、前記切欠に
埋め込まれていた端子を金属フープから分離する工程と
を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】金属フープに設けられた開口とキャビティの開
口部とが同一平面形状を有し、該開口とキャビティの開
口部とが重なり合わされた状態で樹脂が注入されるた
め、開口の周縁部がキャビティと相まって樹脂の漏洩を
防止するように機能する。従って、複雑な形状の金型を
用意することなく、樹脂外装をインサート成形により成
形することができる。また、金属フープと端子とが別体
の部材として用意されるため、金属フープ及び端子のそ
れぞれにとって最適な材料及び厚みで金属フープ及び端
子を構成することができる。しかも、前記切欠に埋め込
まれていた端子は、最終的に金属フープから分離される
ため、金属フープは繰り返し使用することができる。従
って、金属フープに必要なコストを大幅に低減すること
ができる。
【0011】
【実施例の説明】図1は、本発明の一実施例にかかる電
子部品のインサート成形法を工程順に説明するための部
分切欠平面図である。本実施例のインサート成形法で
は、図1に示す金属フープ11上において、図示のか
らで示す順に各工程が実施例される。すなわち、金属
フープ11として、長尺状の支持部11a,11bを連
結バー11cで連結した構造のものが用意される。連結
バー11c,11c間には、電子部品素子が収納される
開口部11dが形成されている。開口部11dの周縁に
は、支持部11a,11b側に延びるように、矩形の複
数の切欠11e,11fが形成されている。上記のよう
な連結バー11c,開口11d及び切欠11e,11f
は、矩形の金属板を打ち抜くことにより一度に形成され
ている。なお、連結バー11c,11cの開口11d側
の端縁は、図示のように円弧状にされているが、この円
弧状の端縁部分は下方に折り曲げられており、後述の図
10に図示されているように、下方に折り曲げられた円
筒状曲面を有するように構成されている。これは、後述
するように、挿入される電子部品素子が円板状であるた
め、該電子部品素子を位置決めするために形成されてい
るものである。
【0012】工程では、一方の切欠11f側に、第1
の端子12が圧入される。端子12は、図6(a)及び
(b)に示すように、折曲部12c,12dを隔てて水
平方向に延びるように形成された先端側の端子部分12
aと、上述した切欠11fに圧入される後端側の端子部
分12bとを有する。この後端側の端子部分12bの幅
は、切欠11fに押圧により圧入され得る幅とされてい
る。上記端子12は、長尺状の金属フープ11の切欠1
1fに順次圧入されるが、実際には、図7に示すよう
に、端子用金属フープ13に一定間隔毎に端子12を形
成しておき、これを金属フープ11上に重ね合わせた状
態で上方からプレス加工することにより、端子12を、
長尺状の金属フープ11の切欠11f上に圧入すること
ができる。
【0013】工程では、第2の端子14が切欠11e
に圧入される。第2の端子14は、図8に側面図で示す
ように、先端側の端子部分14aが上方に折り曲げられ
ており、後端側の水平方向に延びる端子部分14bは、
前述した切欠11eに圧入され得る幅に形成されてい
る。第2の端子14についても、図9に示すように、端
子用金属フープ15に第2の端子14を所定間隔毎に形
成しておき、該端子用金属フープ15上で予め先端側の
端子部分14a(図8参照)を上方に折り曲げ、しかる
後端子用金属フープ15を金属フープ11上に重ね合わ
せた状態でプレス加工により端子用金属フープ15から
の第2の端子14の打ち抜きと同時に、該第2の端子1
4を切欠11eに圧入することにより、金属フープ11
に一体化することができる。
【0014】上記のように、本実施例のインサート成形
法では、第1,第2の端子12,14が金属フープ11
と別体の部材として用意されるため、電子部品素子とし
て最適な材料及び厚みに、各端子12,14を形成する
ことができる。すなわち、金属フープ11として必要な
機械的強度等を考慮することなく、端子12,14を構
成することができる。他方、金属フープ11について
は、端子12,14と別体の部材で用意されるものであ
るため、インサート成形法の各工程において端子12,
14や後述の電子部品素子等を支持するのに必要な機械
的強度のみに着目して構成材料を選択すればよいため、
鉄等の安価でかつ機械的強度に優れた材料により金属フ
ープ11を構成することができる。
【0015】工程では、上記のように端子12,14
が金属フープ11に一体化された構造体に、電子部品素
子16が挿入される。電子部品素子16が挿入された状
態を、図10に斜視図で示す。図10から明らかなよう
に、電子部品素子16は、開口部11d内に挿入されて
おり、該開口11d内において端子12上に載置されて
いる。また、前述したように、連結バー11c,11c
の開口部11d側周縁に、下方に折り曲げられた円筒状
曲面により構成されている素子位置決めガイド17a,
17bが設けられている。この素子位置決めガイド17
a,17bにも、円板状の電子部品素子16が正確な位
置に位置決めされた状態で、開口部11d内に収納され
ている。
【0016】次に、図1に戻り工程において、第2の
端子14の上方に延ばされた部分14aが電子部品素子
16の上面の電極に接触するように折り曲げられる。そ
して、工程において、電子部品素子16の両主面の電
極に、端子12,14がはんだ付けにより接合される
(はんだについては図示されず。)。さらに、工程に
おいて、前述した素子位置決めガイド17a,17bが
設けられている部分が切断され、矩形の開口18が構成
される。この状態を、図11に斜視図で示す。図11か
ら明らかなように、矩形の開口18内において、端子1
2,14にはんだ付けにより接合された電子部品素子1
6が該開口18内の中央に正確に位置決めされた状態に
配置される。そして、この状態でインサート成形を行
い、図1の工程で示す樹脂外装19を成形する。この
場合、インサート成形は、図11に示した構造体を金型
に配置して行われるが、用意する金型は、開口18と同
一平面形状の開口部を有するキャビティが設けられたも
のが用いられる。
【0017】すなわち、図4に示した金型7において、
キャビティ7aの上方開口部の平面形状を上記開口18
と同一形状とし、該キャビティの開口部と開口18とを
重なり合わせるように、上記構造体を金型上に載置して
インサート成形が行われる。この場合、図11から明ら
かなように、開口18の周縁部18aによって、注入さ
れた樹脂の漏洩が防止される。すなわち、周縁部18a
は、キャビティの一部を構成することになる。よって、
図1の工程及び図12に示すように、金属フープ11
の上記開口18外の領域に樹脂が漏洩せず、所望形状の
樹脂外装19が確実に成形される。
【0018】次に、図1の工程では、端子12,14
の金属フープ11の支持部11a,11b側に一体化さ
れている端子部分12b,14bが、金属フープ11か
ら分離される。この分離は、端子部分12b,14bを
押圧することにより容易に行うことができる。本実施例
では、図1に示されているように、押圧により分離され
た端子部分12b,14bが下方に折り曲げられ、樹脂
外装19の外壁に沿うように曲げられている。従って、
端子12,14が樹脂外装19の外壁に沿った形態のチ
ップ型の電子部品が得られる。上記のように、本実施例
の電子部品のインサート成形法では、上記開口18の周
縁部18aが金型のキャビティと共同して樹脂の漏洩を
防止するため、所望形状の樹脂外装19が確実に形成さ
れ、樹脂漏れの発生を防止することができる。しかも、
複雑な形状の金型を用意する必要がないため、金型コス
トを低減し得ることがわかる。
【0019】上記実施例のインサート成形法は、電子部
品素子16として高圧コンデンサを用いた場合に好適に
利用され得る。もっとも、高圧コンデンサでは、容量に
よって、素子の厚み及び径が変更される。このような場
合には、端子12,14の曲げ高さを調整することによ
り、素子の厚みの変更に対応させることができ、かつ素
子位置決めガイド17a,17bを下方へ折り曲げるこ
とにより形成する位置を変更することにより、素子の径
の変更に対応させることができる。すなわち、上記実施
例で用いられる金属フープ11及び端子12,14で
は、端子12,14の曲げ高さ及び素子位置決めガイド
17a,17bの形成位置を調整することにより、種々
の厚み及び径の電子部品素子16に対応することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電子部
品素子の周囲の開口が金型のキャビティの開口部と同一
平面形状を有するように構成されており、かつ該キャビ
ティの開口部と開口とが重なり合うように金型に構造体
をセットして樹脂の注入が行われる。従って、上記開口
の周縁部がキャビティと相まって樹脂の外部への漏洩を
防止するように作用するため、樹脂バリを発生させるこ
となく樹脂外装を形成することができる。しかも、金型
にはキャビティ以外の余分な形状を加工する必要がない
ため、金型のコストを低減することができ、かつ種々の
電子部品に応じた形状の金型を容易に用意することがで
きる。
【0021】また、樹脂バリの発生が生じ難いため、イ
ンサート成形後に樹脂バリを除去するといった煩雑な作
業からも開放される。さらに、本発明のインサート成形
法では、金属フープと端子とが別部材として用意され
る。従って、端子として、導電性に優れた銅や銀等の軟
らかな材料からなるものを用いることができ、他方、金
属フープについては強度が高く、かつ安価な鉄等を用い
ることができる。しかも、金属フープについては、繰り
返し使用することができる。よって、電子部品のインサ
ート成形に際しての製造コストを大幅に低減することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程を説明するための部分
切欠平面図。
【図2】従来の第1のインサート成形法を説明するため
の斜視図。
【図3】従来の第1のインサート成形法において用意さ
れる金属フープ及び金型を示す分解斜視図。
【図4】従来の第2のインサート成形法において用意さ
れる金属フープ及び金型を示す分解斜視図。
【図5】従来の第2のインサート成形法において樹脂外
装が成形された状態を示す斜視図。
【図6】(a)及び(b)は、第1の端子の平面図及び
側面図。
【図7】第1の端子を供給するための端子用金属フープ
を示す部分切欠平面図。
【図8】第2の端子を示す側面図。
【図9】第2の端子を供給するための端子用金属フープ
を示す部分切欠平面図。
【図10】電子部品素子を開口内に配置した状態を示す
斜視図。
【図11】素子位置決めガイドを切断し開口を形成した
状態を示す部分切欠斜視図。
【図12】樹脂外装を成形した状態を示す部分切欠斜視
図。
【符号の説明】
11…金属フープ 11e,11f…切欠 12,14…端子 16…電子部品素子 18…開口 19…樹脂外装

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品素子に端子を接合し、さらに樹
    脂外装を施すための電子部品のインサート成形法であっ
    て、 電子部品素子が配置される開口を有し、かつ該開口周縁
    に複数の切欠が形成された金属フープと、一方端側が前
    記切欠に圧入され得る幅に形成されている複数の端子と
    を用意する工程と、 前記端子の一方端側を金属フープの前記切欠に圧入する
    ことにより、該端子の他方端側が前記開口内に延びるよ
    うに、前記金属フープに端子を一体化させた構造体を得
    る工程と、 前記開口と同一平面形状の開口部を有するキャビティを
    備える金型に、前記開口とキャビティの開口部とが重な
    り合うように前記構造体を配置する工程と、 前記キャビティに樹脂を注入してインサート成形を行う
    工程と、 前記切欠に埋め込まれていた端子を金属フープから分離
    する工程とを備えることを特徴とする、電子部品のイン
    サート成形法。
JP24301291A 1991-09-24 1991-09-24 電子部品のインサート成形法 Expired - Lifetime JP3013545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24301291A JP3013545B2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 電子部品のインサート成形法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24301291A JP3013545B2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 電子部品のインサート成形法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0577270A JPH0577270A (ja) 1993-03-30
JP3013545B2 true JP3013545B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=17097576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24301291A Expired - Lifetime JP3013545B2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 電子部品のインサート成形法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3013545B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0577270A (ja) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3497276B2 (ja) インダクタンス素子とその製造方法
JP3013545B2 (ja) 電子部品のインサート成形法
JP3155182B2 (ja) 面実装型同軸コネクタ及び該面実装型同軸コネクタの製造方法
US4879804A (en) Method of fabricating a coil
JP3049861B2 (ja) 電子部品のインサート成形法
JPH0950830A (ja) ターミナルとリード線の接合部構造及びターミナルとリード線の接合方法
JP3092067B2 (ja) 電気コネクタの製造方法
JP2788475B2 (ja) 電気部品およびその製造方法
JPH03265437A (ja) モータの電機子コイル及びその製造方法並びに成形治具
JP3013531B2 (ja) 電子部品のインサート成形法
JP2786666B2 (ja) 電気部品列の製造型
JPH06215942A (ja) チップインダクタ及びその製造方法
JP4531994B2 (ja) チップアンテナとその製造方法
JP2786667B2 (ja) 電気部品列の製造型
JP2002043674A (ja) レーザ装置
JP2584178B2 (ja) 表面実装用コイル部品の製造方法
JPH058654Y2 (ja)
JP4162384B2 (ja) 水晶振動子
JP2636679B2 (ja) 面実装部品
JP3315939B2 (ja) モータ
JPH0620013B2 (ja) チップ状インダクタ
JP2000021655A (ja) 表面実装型コイル部品
JP3387119B2 (ja) 電磁継電器におけるベースブロックの製造方法
JP3173575B2 (ja) 屈曲部を有する端子構造、および該端子構造を用いた電子部品素子の支持構造並びに表面実装型電子部品
JP2001176582A (ja) 電子部品及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12