JP3092067B2 - 電気コネクタの製造方法 - Google Patents
電気コネクタの製造方法Info
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、小型モータ取付用コネクタ
のような電気コネクタの製造方法に係る。
クタに係り、より詳細には、小型モータ取付用コネクタ
のような電気コネクタの製造方法に係る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、基本的な電気コネクタは、複数
の導電性回路、接点及び／又は端子を取り付ける絶縁ハ
ウジングを備えている。例えば、絶縁ハウジングは、成
形プラスチックハウジングである。回路又は端子は、シ
ートメタル材料から型抜き成形される。回路又は端子
は、絶縁ハウジングに取り付けられる。ある用途では、
プラスチックハウジングが回路又は端子の一部分にオー
バーモールドされる。
の導電性回路、接点及び／又は端子を取り付ける絶縁ハ
ウジングを備えている。例えば、絶縁ハウジングは、成
形プラスチックハウジングである。回路又は端子は、シ
ートメタル材料から型抜き成形される。回路又は端子
は、絶縁ハウジングに取り付けられる。ある用途では、
プラスチックハウジングが回路又は端子の一部分にオー
バーモールドされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電子部品が益々小型化
されるのに伴い、このような電気コネクタを製造するこ
とが次第に困難になってきている。例えば、型抜き成形
された回路又は端子は、多くの場合に、非常に小型で繊
細である。それらが個別の素子として型抜きされた場合
には、絶縁ハウジングにそれらの素子を挿入することが
非常に困難となる。又、小型で複雑な回路又は端子をオ
ーバーモールドプロセス中に保持すると共に回路の適切
な位置を維持することも著しく困難である。本発明は、
これらの問題を解消する製造方法を提供することに向け
られる。
されるのに伴い、このような電気コネクタを製造するこ
とが次第に困難になってきている。例えば、型抜き成形
された回路又は端子は、多くの場合に、非常に小型で繊
細である。それらが個別の素子として型抜きされた場合
には、絶縁ハウジングにそれらの素子を挿入することが
非常に困難となる。又、小型で複雑な回路又は端子をオ
ーバーモールドプロセス中に保持すると共に回路の適切
な位置を維持することも著しく困難である。本発明は、
これらの問題を解消する製造方法を提供することに向け
られる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、小型モ
ータ取付用コネクタのような電気コネクタモジュールを
製造する新規で且つ改良された方法を提供することであ
る。本発明の方法によれば、複数の回路を含むブランク
を導電性シートメタル材料から型抜きする。少なくとも
２つの回路はシートメタル材料のウェブ部分により接合
される。型抜きされたブランクを第１のモールドダイに
配置する。第２のモールドダイで第１のモールドダイを
閉じ、そしてウェブ部分を同時に剪断及び屈曲して、そ
の剪断された縁の間にギャップを形成して接合された回
路を分離する。剪断、分離された回路の一部分に絶縁ハ
ウジングをオーバーモールドし、電気コネクタモジュー
ルを形成する。上記において、ウェブ部分は、絶縁ハウ
ジングがオーバーモールドされる部分に配置して少なく
とも２つの回路を接合する。また、ウェブ部分の剪断
は、第２のモールドダイで第１のモールドダイを閉じる
際に、接合された回路を第１のモールドダイに設けたプ
ラットホームと第２のモールドダイに設けた平坦領域と
の間に把持して、回路をウェブ部分で接合されていた時
の相対位置のまま維持するようにする。そして、この状
態で絶縁ハウジングのオーバーモールドをする。モール
ドダイを使用して回路を剪断及び分離することにより、
回路を個々にモールドダイへ操作したり又は予めモール
ドされた絶縁ハウジングへ挿入したりする必要はない。
ータ取付用コネクタのような電気コネクタモジュールを
製造する新規で且つ改良された方法を提供することであ
る。本発明の方法によれば、複数の回路を含むブランク
を導電性シートメタル材料から型抜きする。少なくとも
２つの回路はシートメタル材料のウェブ部分により接合
される。型抜きされたブランクを第１のモールドダイに
配置する。第２のモールドダイで第１のモールドダイを
閉じ、そしてウェブ部分を同時に剪断及び屈曲して、そ
の剪断された縁の間にギャップを形成して接合された回
路を分離する。剪断、分離された回路の一部分に絶縁ハ
ウジングをオーバーモールドし、電気コネクタモジュー
ルを形成する。上記において、ウェブ部分は、絶縁ハウ
ジングがオーバーモールドされる部分に配置して少なく
とも２つの回路を接合する。また、ウェブ部分の剪断
は、第２のモールドダイで第１のモールドダイを閉じる
際に、接合された回路を第１のモールドダイに設けたプ
ラットホームと第２のモールドダイに設けた平坦領域と
の間に把持して、回路をウェブ部分で接合されていた時
の相対位置のまま維持するようにする。そして、この状
態で絶縁ハウジングのオーバーモールドをする。モール
ドダイを使用して回路を剪断及び分離することにより、
回路を個々にモールドダイへ操作したり又は予めモール
ドされた絶縁ハウジングへ挿入したりする必要はない。
【０００５】回路を接合するウェブ部分の剪断及び屈曲
は、第２のモールドダイの剪断部分で行なう。回路の端
子をブランクから形成した後に、ブランクを第１のモー
ルドダイに配置する。本発明の別の特徴によれば、キャ
リアストリップがブリッジ部分により少なくとも１つの
回路に接合された状態でブランクを型抜きすることがで
きる。モールドされた電気コネクタモジュールをキャリ
アストリップにおいて別の製造ステーションへ移動し、
そこで、ブリッジ部分を切断することができる。
は、第２のモールドダイの剪断部分で行なう。回路の端
子をブランクから形成した後に、ブランクを第１のモー
ルドダイに配置する。本発明の別の特徴によれば、キャ
リアストリップがブリッジ部分により少なくとも１つの
回路に接合された状態でブランクを型抜きすることがで
きる。モールドされた電気コネクタモジュールをキャリ
アストリップにおいて別の製造ステーションへ移動し、
そこで、ブリッジ部分を切断することができる。
【０００６】本発明の別の特徴によれば、ブランクの型
抜き段階中に少なくとも１つの回路の縁を面取り加工す
る。次いで、この面取り加工された縁の周りに絶縁ハウ
ジングをモールドし、回路を絶縁ハウジングに固定す
る。
抜き段階中に少なくとも１つの回路の縁を面取り加工す
る。次いで、この面取り加工された縁の周りに絶縁ハウ
ジングをモールドし、回路を絶縁ハウジングに固定す
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。先ず、図１を参
照し、小型モータ取付コネクタのような電気コネクタモ
ジュール１２を製造する本発明の方法を説明する。この
電気コネクタモジュール１２は、プリント回路板１４の
上に取り付けられる。電気コネクタモジュール１２は、
プラスチック等で一体成形された１部片の絶縁ハウジン
グ１６を備えている。絶縁ハウジング１６は、４つの回
路１８を取り付ける。これらの回路１８は、回路パッド
１８ｂと共に、半田付けによりプリント回路板１４の適
当な回路パッド２０に接続されるテール部分１８ａを有
する。回路１８の１つは、側部コンタクトアーム２２を
含む。個別の端子２４も絶縁ハウジング１６に取り付け
られ、この端子２４は、端部コンタクトアーム２６と、
プリント回路板１４の回路パッド３０に係合するテール
部分２８とを含む。
明の好適な実施形態を詳細に説明する。先ず、図１を参
照し、小型モータ取付コネクタのような電気コネクタモ
ジュール１２を製造する本発明の方法を説明する。この
電気コネクタモジュール１２は、プリント回路板１４の
上に取り付けられる。電気コネクタモジュール１２は、
プラスチック等で一体成形された１部片の絶縁ハウジン
グ１６を備えている。絶縁ハウジング１６は、４つの回
路１８を取り付ける。これらの回路１８は、回路パッド
１８ｂと共に、半田付けによりプリント回路板１４の適
当な回路パッド２０に接続されるテール部分１８ａを有
する。回路１８の１つは、側部コンタクトアーム２２を
含む。個別の端子２４も絶縁ハウジング１６に取り付け
られ、この端子２４は、端部コンタクトアーム２６と、
プリント回路板１４の回路パッド３０に係合するテール
部分２８とを含む。
【０００８】図２は、図１の電気コネクタモジュール１
２に小型モータ３２を取り付けた状態を示す。小型モー
タ３２は、１つの回路１８の側部コンタクトアーム２２
に係合するための側部コンタクト（図示せず）を有す
る。又、小型モータ３２は、端子２４の端部コンタクト
アーム２６に係合するための端部コンタクト３４も有す
る。小型モータ３２は、例えば、移動電話システムに使
用される小型のバイブレータモータである。
２に小型モータ３２を取り付けた状態を示す。小型モー
タ３２は、１つの回路１８の側部コンタクトアーム２２
に係合するための側部コンタクト（図示せず）を有す
る。又、小型モータ３２は、端子２４の端部コンタクト
アーム２６に係合するための端部コンタクト３４も有す
る。小型モータ３２は、例えば、移動電話システムに使
用される小型のバイブレータモータである。
【０００９】本発明による製造方法の第１段階が図３及
び４に示されている。より詳細には、ブランク３６が導
電性シートメタル材料から型抜き成形される。このブラ
ンク３６は、回路１８と、回路１８のテール部分１８ａ
と、１つの回路１８の側部コンタクトアーム２２とを含
むことが明らかである。回路１８は、５つのウェブ部分
３８により互いに接合されることに注意されたい。更
に、２つの外側の回路１８が一対のブリッジ部分４２に
より長方形のキャリアストリップ４０に接合される。更
に、キャリアストリップ４０の４隅に位置決め穴４４が
型抜きされる。
び４に示されている。より詳細には、ブランク３６が導
電性シートメタル材料から型抜き成形される。このブラ
ンク３６は、回路１８と、回路１８のテール部分１８ａ
と、１つの回路１８の側部コンタクトアーム２２とを含
むことが明らかである。回路１８は、５つのウェブ部分
３８により互いに接合されることに注意されたい。更
に、２つの外側の回路１８が一対のブリッジ部分４２に
より長方形のキャリアストリップ４０に接合される。更
に、キャリアストリップ４０の４隅に位置決め穴４４が
型抜きされる。
【００１０】図５は、本発明の製造方法を実施するため
の第１の、即ち下部のモールドダイ４６を示す。この点
において、電気コネクタモジュール１２、特に、絶縁ハ
ウジング１６の正確な形状は、コネクタの用途によって
大きく左右されることを理解されたい。本発明の概念
は、オーバーモールドされた回路、コンタクト又は端子
を伴うプラスチック成形モジュールに広く適用できる。
それ故、モールドダイにおける種々の空洞及び空洞部分
の詳細な形状は、ここでは詳細に説明しない。下部のモ
ールドダイ４６は、溶融プラスチック材料を受け入れる
モールド空洞であって、絶縁ハウジングの所望の形状に
適合するモールド空洞を有することを述べれば充分であ
ろう。
の第１の、即ち下部のモールドダイ４６を示す。この点
において、電気コネクタモジュール１２、特に、絶縁ハ
ウジング１６の正確な形状は、コネクタの用途によって
大きく左右されることを理解されたい。本発明の概念
は、オーバーモールドされた回路、コンタクト又は端子
を伴うプラスチック成形モジュールに広く適用できる。
それ故、モールドダイにおける種々の空洞及び空洞部分
の詳細な形状は、ここでは詳細に説明しない。下部のモ
ールドダイ４６は、溶融プラスチック材料を受け入れる
モールド空洞であって、絶縁ハウジングの所望の形状に
適合するモールド空洞を有することを述べれば充分であ
ろう。
【００１１】このような理解のもとに、下部のモールド
ダイ４６は、複数の直立した位置決めポスト４８を有し
ている。又、下部のモールドダイ４６は、４つのプラッ
トホーム５０も有し、その上にブランク３６が以下に述
べるように配置される。各プラットホーム５０は、剪断
形式の受入ノッチ５２を有する。この受入ノッチ５２
は、ウェブ部分３８の一方の縁を切断できるだけでな
く、ウェブ部分３８をその反対の縁の周りで屈曲させ
て、剪断された縁間にギャップを形成できるようにする
剪断面を備えている。更に、プラットホーム５０の１つ
は、付加的な剪断面５４を画成する。下部のモールドダ
イ４６は、射出成形プロセスの間にプラスチック材料を
受け入れるための空洞５６を有することを述べれば充分
であろう。この空洞５６の領域内に上記プラットホーム
５０が配置されている。更に、下部のモールドダイ４６
は、アングル状の側面５７も有している。
ダイ４６は、複数の直立した位置決めポスト４８を有し
ている。又、下部のモールドダイ４６は、４つのプラッ
トホーム５０も有し、その上にブランク３６が以下に述
べるように配置される。各プラットホーム５０は、剪断
形式の受入ノッチ５２を有する。この受入ノッチ５２
は、ウェブ部分３８の一方の縁を切断できるだけでな
く、ウェブ部分３８をその反対の縁の周りで屈曲させ
て、剪断された縁間にギャップを形成できるようにする
剪断面を備えている。更に、プラットホーム５０の１つ
は、付加的な剪断面５４を画成する。下部のモールドダ
イ４６は、射出成形プロセスの間にプラスチック材料を
受け入れるための空洞５６を有することを述べれば充分
であろう。この空洞５６の領域内に上記プラットホーム
５０が配置されている。更に、下部のモールドダイ４６
は、アングル状の側面５７も有している。
【００１２】図６は、ブランク３６が下部のモールドダ
イ４６に配置され、モールドダイ４６の位置決めポスト
４８がブランク３６の位置決め穴４４を通して突出する
状態を示している。４つの回路１８はウェブ部分３８に
よってまだ接合されており、そしてブリッジ部分４２に
よりキャリアストリップ４０にまだ接合されていること
が明らかである。
イ４６に配置され、モールドダイ４６の位置決めポスト
４８がブランク３６の位置決め穴４４を通して突出する
状態を示している。４つの回路１８はウェブ部分３８に
よってまだ接合されており、そしてブリッジ部分４２に
よりキャリアストリップ４０にまだ接合されていること
が明らかである。
【００１３】ブランク３６が図６に示すように下部のモ
ールドダイ４６に配置された後に、第２の、即ち上部の
モールドダイ５８（図７）が下部のモールドダイ４６の
上にそれを閉じるように載せられる。図７は、上部のモ
ールドダイ５８の下面を示す。上部のモールドダイ５８
は、回路１８の全平坦領域に係合する平坦領域６０を含
む。又、上部のモールドダイ５８は、回路パッド１８ｂ
に係合するための側部平坦面６４を形成するブロック６
２も含む。それ故、両方のモールドダイ４６、５８を互
いに閉じて、溶融プラスチック材料を空洞５６に注入し
たときには、溶融プラスチック材料が回路１８の側縁及
び回路パッド１８ｂの側縁の周りに流れるが、回路１８
及び回路パッド１８ｂの外側の平坦面には流れない。と
いうのは、上部のモールドダイ５８の平坦領域６０及び
側部平坦面６４が回路１８及び回路パッド１８ｂの外面
に係合するからである。
ールドダイ４６に配置された後に、第２の、即ち上部の
モールドダイ５８（図７）が下部のモールドダイ４６の
上にそれを閉じるように載せられる。図７は、上部のモ
ールドダイ５８の下面を示す。上部のモールドダイ５８
は、回路１８の全平坦領域に係合する平坦領域６０を含
む。又、上部のモールドダイ５８は、回路パッド１８ｂ
に係合するための側部平坦面６４を形成するブロック６
２も含む。それ故、両方のモールドダイ４６、５８を互
いに閉じて、溶融プラスチック材料を空洞５６に注入し
たときには、溶融プラスチック材料が回路１８の側縁及
び回路パッド１８ｂの側縁の周りに流れるが、回路１８
及び回路パッド１８ｂの外側の平坦面には流れない。と
いうのは、上部のモールドダイ５８の平坦領域６０及び
側部平坦面６４が回路１８及び回路パッド１８ｂの外面
に係合するからである。
【００１４】更に、図７を参照すれば、上部のモールド
ダイ５８は、５つのナイフ部分即ち剪断部分６６を備
え、これら剪断部分６６は、両モールドダイ４６、５８
が互いに閉じるときに、図５に示された下部のモールド
ダイ４６のプラットホーム５０に形成された剪断形式の
受入ノッチ５２及び剪断面５４と整列される。両方のモ
ールドダイ４６、５８が互いに閉じたときには、剪断部
分６６が、４つの回路１８を接合する５つのウェブ部分
３８を剪断即ち切断しそして屈曲するように作用する。
この剪断及び屈曲動作は、両方のモールドダイ４６、５
８が互いに閉じる動作とほぼ同時に行なわれ、これは、
上部のモールドダイ５８の平坦領域６０と下部のモール
ドダイ４６のプラットホーム５０との間に回路１８をサ
ンドイッチすると共に、上部のモールドダイ５８の平坦
面６４と下部のモールドダイ４６の側面５７との間に回
路パッド１８ｂをサンドイッチするように作用する。換
言すれば、回路１８は、両モールドダイ４６、５８間に
把持されると同時にウェブ部分３８が切断され、そし
て、型抜きされた回路１８は正確な相対位置が維持され
たまま分離される。
ダイ５８は、５つのナイフ部分即ち剪断部分６６を備
え、これら剪断部分６６は、両モールドダイ４６、５８
が互いに閉じるときに、図５に示された下部のモールド
ダイ４６のプラットホーム５０に形成された剪断形式の
受入ノッチ５２及び剪断面５４と整列される。両方のモ
ールドダイ４６、５８が互いに閉じたときには、剪断部
分６６が、４つの回路１８を接合する５つのウェブ部分
３８を剪断即ち切断しそして屈曲するように作用する。
この剪断及び屈曲動作は、両方のモールドダイ４６、５
８が互いに閉じる動作とほぼ同時に行なわれ、これは、
上部のモールドダイ５８の平坦領域６０と下部のモール
ドダイ４６のプラットホーム５０との間に回路１８をサ
ンドイッチすると共に、上部のモールドダイ５８の平坦
面６４と下部のモールドダイ４６の側面５７との間に回
路パッド１８ｂをサンドイッチするように作用する。換
言すれば、回路１８は、両モールドダイ４６、５８間に
把持されると同時にウェブ部分３８が切断され、そし
て、型抜きされた回路１８は正確な相対位置が維持され
たまま分離される。
【００１５】図８は、回路１８間のウェブ部分３８が切
断及び屈曲された状態で下部のモールドダイ４６上のブ
ランク３６を示している。これは、本発明を良く理解す
るための図に過ぎない。この状態は、互いに組み立てら
れたモールドダイへ溶融プラスチック材料が注入される
前に上部のモールドダイ５８が下部のモールドダイ４６
から取り外されない限り、実際には生じ得ないことを理
解されたい。これは実際にはあり得ず、本発明の完全な
理解を容易にするために示されている。
断及び屈曲された状態で下部のモールドダイ４６上のブ
ランク３６を示している。これは、本発明を良く理解す
るための図に過ぎない。この状態は、互いに組み立てら
れたモールドダイへ溶融プラスチック材料が注入される
前に上部のモールドダイ５８が下部のモールドダイ４６
から取り外されない限り、実際には生じ得ないことを理
解されたい。これは実際にはあり得ず、本発明の完全な
理解を容易にするために示されている。
【００１６】本発明による方法の次の段階は、両方のモ
ールドダイ４６、５８が互いに閉じそしてウェブ部分３
８の切断により回路１８が分離されたときに上部及び下
部のモールドダイ４６、５８間の空洞５６（図５）内に
絶縁ハウジング１６（図１）を射出成形することであ
る。図９は、絶縁ハウジング１６が回路１８及び関連部
品の周りに完全に成形されそして上部のモールドダイ５
８が取り外された状態を示す。回路１８及びその関連部
品は、互いに電気的に分離されているが、ブリッジ部分
４２は最も外側の回路１８をキャリアストリップ４０に
依然接合している。
ールドダイ４６、５８が互いに閉じそしてウェブ部分３
８の切断により回路１８が分離されたときに上部及び下
部のモールドダイ４６、５８間の空洞５６（図５）内に
絶縁ハウジング１６（図１）を射出成形することであ
る。図９は、絶縁ハウジング１６が回路１８及び関連部
品の周りに完全に成形されそして上部のモールドダイ５
８が取り外された状態を示す。回路１８及びその関連部
品は、互いに電気的に分離されているが、ブリッジ部分
４２は最も外側の回路１８をキャリアストリップ４０に
依然接合している。
【００１７】キャリアストリップ４０に接合されたまま
である絶縁ハウジング１６及び回路１８のオーバーモー
ルドされたサブ組立体は、次いで、図１０に示すよう
に、下部のモールドダイ４６から取り外される。これ
で、電気コネクタモジュール１２が完成となるが、ブリ
ッジ部分４２によりキャリアストリップ４０に取り付け
られたままである。それ故、オーバーモールドされた電
気コネクタモジュール１２は、その後の製造ステーショ
ンへキャリアストリップ４０と共に移動、操作又は搬送
することができる。例えば、オーバーモールドされた電
気コネクタモジュール１２は、図１に示すようにこれを
プリント回路板１４に接続するステーションへ移動する
ことができる。その後の製造ステーション又はその前
で、ブリッジ部分４２が７０（図１）において切断さ
れ、電気コネクタモジュール１２が最終的に完成する。
電気コネクタモジュール１２は、図１に示すようにプリ
ント回路板１４に半田付けされて、図２に示すように小
型モータ３２を受け入れ、これにより、小型モータ３２
をプリント回路板１４の適当な回路トレースに相互接続
する。
である絶縁ハウジング１６及び回路１８のオーバーモー
ルドされたサブ組立体は、次いで、図１０に示すよう
に、下部のモールドダイ４６から取り外される。これ
で、電気コネクタモジュール１２が完成となるが、ブリ
ッジ部分４２によりキャリアストリップ４０に取り付け
られたままである。それ故、オーバーモールドされた電
気コネクタモジュール１２は、その後の製造ステーショ
ンへキャリアストリップ４０と共に移動、操作又は搬送
することができる。例えば、オーバーモールドされた電
気コネクタモジュール１２は、図１に示すようにこれを
プリント回路板１４に接続するステーションへ移動する
ことができる。その後の製造ステーション又はその前
で、ブリッジ部分４２が７０（図１）において切断さ
れ、電気コネクタモジュール１２が最終的に完成する。
電気コネクタモジュール１２は、図１に示すようにプリ
ント回路板１４に半田付けされて、図２に示すように小
型モータ３２を受け入れ、これにより、小型モータ３２
をプリント回路板１４の適当な回路トレースに相互接続
する。
【００１８】図１１は、回路１８又は回路パッド１８ｂ
を絶縁ハウジング１６のプラスチック材料に容易に固定
するために回路１８及び／又は回路パッド１８ｂを７２
において面取り加工することのできる本発明の特徴を示
している。より詳細には、縁の面取り加工は、ブランク
３６の型抜き成形プロセス中に行うことができる。回路
１８及び／又は回路パッド１８ｂの縁又は隅が面取り加
工された状態では、図１１に７４で示すように面取り加
工された縁に溶融プラスチック材料を流して、回路１８
及び／又は回路パッド１８ｂを絶縁ハウジング１６に固
定することができる。
を絶縁ハウジング１６のプラスチック材料に容易に固定
するために回路１８及び／又は回路パッド１８ｂを７２
において面取り加工することのできる本発明の特徴を示
している。より詳細には、縁の面取り加工は、ブランク
３６の型抜き成形プロセス中に行うことができる。回路
１８及び／又は回路パッド１８ｂの縁又は隅が面取り加
工された状態では、図１１に７４で示すように面取り加
工された縁に溶融プラスチック材料を流して、回路１８
及び／又は回路パッド１８ｂを絶縁ハウジング１６に固
定することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、小型で複雑な回路又は端子をオーバーモールド
プロセス中に保持すると共に回路の適切な位置を維持す
る電気コネクタモジュールの製造方法が提供された。
により、小型で複雑な回路又は端子をオーバーモールド
プロセス中に保持すると共に回路の適切な位置を維持す
る電気コネクタモジュールの製造方法が提供された。
【図１】本発明により製造されてプリント回路板に取り
付けられたモータ取付電気コネクタモジュールの斜視図
である。
付けられたモータ取付電気コネクタモジュールの斜視図
である。
【図２】図１と同様の斜視図であるが、小型モータが電
気コネクタモジュールに取り付けられた状態を示す図で
ある。
気コネクタモジュールに取り付けられた状態を示す図で
ある。
【図３】シートメタル材料から型抜き成形されたブラン
クの上方斜視図である。
クの上方斜視図である。
【図４】ブランクの下方斜視図である。
【図５】ブランクが配置される第１のモールドダイの上
方斜視図である。
方斜視図である。
【図６】ブランクが配置された第１のモールドダイの斜
視図である。
視図である。
【図７】第１のモールドダイを閉じる第２のモールドダ
イの斜視図である。
イの斜視図である。
【図８】図６と同様の図であるが、図７のモールドダイ
により剪断及び屈曲されたブランクを示す図で、第２の
モールドダイが第１のモールドダイの上に配置されるた
めに実際には見ることのできない状態を示した図であ
る。
により剪断及び屈曲されたブランクを示す図で、第２の
モールドダイが第１のモールドダイの上に配置されるた
めに実際には見ることのできない状態を示した図であ
る。
【図９】電気コネクタモジュールが成形された後に第２
のモールドダイが取り外されたところを示す斜視図であ
る。
のモールドダイが取り外されたところを示す斜視図であ
る。
【図１０】成形された電気コネクタモジュールがモール
ドダイから取り外されたがブランクのキャリアストリッ
プに依然として接合されているところを示す斜視図であ
る。
ドダイから取り外されたがブランクのキャリアストリッ
プに依然として接合されているところを示す斜視図であ
る。
【図１１】回路の面取り加工された縁の周りにオーバー
モールドされた絶縁ハウジングを示す回路の断面図であ
る。
モールドされた絶縁ハウジングを示す回路の断面図であ
る。
１２ 電気コネクタモジュール １４ プリント回路板 １６ 絶縁ハウジング １８ 回路 １８ａ テール部分 １８ｂ 回路パッド ２２ 側部コンタクトアーム ２４ 端子 ２６ 端部コンタクトアーム ３２ 小型モータ ３６ ブランク ３８ ウェブ部分 ４０ キャリアストリップ ４２ ブリッジ部分 ４４ 位置決め穴 ４６ 第１（下部）のモールドダイ ４８ 位置決めポスト ５０ プラットホーム ５２ 受入ノッチ ５４ 付加的な剪断面 ５８ 第２（上部）のモールドダイ ６０ 平坦領域 ６２ ブロック ６４ 側部平坦面 ６６ 剪断部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−158889（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−122792（ＪＰ，Ａ) 特開 昭47−15679（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−120711（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−13526（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−19536（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 43/16 - 43/24
Claims (11)
- 【請求項１】 電気コネクタモジュール１２の製造方法
において、 複数の回路１８を含むブランク３６を導電性シートメタ
ル材料から型抜きし、少なくとも２つの回路１８はシー
トメタル材料のウェブ部分３８により接合されており、 上記型抜きされたブランク３６を第１のモールドダイ４
６に配置し、 第２のモールドダイ５８で第１のモールドダイ４６を閉
じると同時に、第１、第２のモールドダイ４６、５８に
よって上記ウェブ部分３８を剪断して接合された回路１
８を分離し、そしてその剪断、分離された回路１８の周
りに絶縁ハウジング１６をオーバーモールドして、電気
コネクタモジュール１２を形成する、という段階を備え
ており、 特に、上記ウェブ部分３８は、上記絶縁ハウジ
ング１６がオーバーモールドされる部分に配置して、上
記少なくとも２つの回路１８を接合し、 また、上記ウェブ部分３８の剪断は、上記第２のモール
ドダイ５８で第１のモールドダイ４６を閉じる際に、上
記接合された回路１８を第１のモールドダイ４６に設け
たプラットホーム５０と第２のモールドダイ５８に設け
た平坦領域６０との間に把持して回路１８を上記ウェブ
部分３８で接合されていた時の相対位置のまま維持する
ようにし、この状態で上記絶縁ハウジング１６のオーバ
ーモールドがされる ことを特徴とする方法。 - 【請求項２】 上記ウェブ部分３８の剪断は、第２のモ
ールドダイ５８の剪断部分６６により行う請求項１に記
載の方法。 - 【請求項３】 上記ブランク３６を第１のモールドダイ
４６に配置する前に上記ブランク３６から上記回路１８
のテール部分１８ａ及び側部コンタクトアーム２２を形
成する請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 上記ブランク３６は、キャリアストリッ
プ４０がブリッジ部分４２により少なくとも１つの回路
１８に接合された状態で型抜きされる請求項１に記載の
方法。 - 【請求項５】 キャリアストリップ４０上の成形された
電気コネクタモジュール１２を別の位置へ移動しそして
上記ブリッジ部分４２を切断する請求項４に記載の方
法。 - 【請求項６】 上記ブランク３６の型抜き段階中に少な
くとも１つの回路１８の縁７２を面取り加工し、そして
その面取り加工された縁７２の周りに絶縁ハウジング１
６をオーバーモールド７４して、回路１８を絶縁ハウジ
ング１６に固定する請求項１に記載の方法。 - 【請求項７】 小型モータ取付用の電気コネクタモジュ
ール１２の製造方法において、 少なくとも１つのコンタクトアーム２２を有する複数の
回路１８を含むブランク３６を導電性シートメタル材料
から型抜き成形し、少なくとも２つの回路１８はシート
メタル材料のウェブ部分３８により接合されており、 上記型抜き成形されたブランク３６を第１のモールドダ
イ４６に配置し、 第２のモールドダイ５８で第１のモールドダイ４６を閉
じると同時に、第１、第２のモールドダイ４６、５８に
よって上記ウェブ部分３８を剪断して接合された回路１
８を分離し、そしてその剪断、分離された回路１８の周
りに絶縁ハウジング１６をオーバーモールドして、小型
モータ取付用電気コネクタモジュール１２を形成する、
という段階を備えており、特に、上記ウェブ部分３８は、上記絶縁ハウジング１６
がオーバーモールドされる部分に配置して、上記少なく
とも２つの回路１８を接合し、 また、上記ウェブ部分３８の剪断は、上記第２のモール
ドダイ５８で第１のモールドダイ４６を閉じる際に、上
記接合された回路１８を第１のモールドダイ４６に設け
たプラットホーム５０と第２のモールドダイ５８に設け
た平坦領域６０との間に把持して回路１８を上記ウェブ
部分３８で接合されていた時の相対位置のまま維持する
ようにし、この状態で上記絶縁ハウジング１６のオーバ
ーモールドがされる ことを特徴とする方法。 - 【請求項８】 上記ウェブ部分３８の剪断は、第２のモ
ールドダイ５８の剪断部分６６により行う請求項７に記
載の方法。 - 【請求項９】 上記ブランク３６は、キャリアストリッ
プ４０がブリッジ部分４２により少なくとも１つの回路
１８に接合された状態で型抜きされる請求項７に記載の
方法。 - 【請求項１０】 キャリアストリップ４０上の成形され
た電気コネクタモジュール１２を別の位置へ移動しそし
て上記ブリッジ部分４２を切断する請求項９に記載の方
法。 - 【請求項１１】 上記ブランク３６の型抜き段階中に少
なくとも１つの回路１８の縁７２を面取り加工し、そし
てその面取り加工された縁７２の周りに絶縁ハウジング
１６をオーバーモールド７４して、回路１８を絶縁ハウ
ジング１６に固定する請求項７に記載の方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US8322298A | 1998-05-22 | 1998-05-22 | |
| US09/083222 | 1998-05-22 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
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- 1999-05-18 JP JP11136580A patent/JP3092067B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1999-05-20 TW TW88108288A patent/TW451534B/zh active
- 1999-05-21 CN CN 99107962 patent/CN1237019A/zh active Pending
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