JP2786666B2 - 電気部品列の製造型 - Google Patents

電気部品列の製造型

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通夫 平林
清忠 柴尾
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電気部品列の製造技術、特にその製造方法
および製造型に関するものである。
[従来の技術] この明細書において、「電気部品列」とは、互いに絶
縁された導電部材が一列に配されたものをいう。例え
ば、コネクタ等である。
第7図に、従来のコネクタの製造方法を示す。コネク
タ本体2は、樹脂成形によって形成される。成形時に
は、貫通穴4が同時に設けられる。貫通穴4の上部は広
く、下部は狭くなるように形成されている。また、導電
部材6には、凸部6aが設けられている。コネクタ本体2
には、これに対応して、係止用貫通穴2aが設けられてい
る。したがって、コネクタ本体2の貫通穴4に、導電部
材6を挿入すれば、係止用貫通穴2aに凸部6aが突出し、
導電部材が固定される。その後、はめ込み・接着等の方
法でカバー8を固定してコネクタを完成させていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の技術には次のよう
な問題点があった。
第一に、導電部材を手作業により1本ずつ本体にはめ
込む必要があり、作業が煩雑であり、時間を要した。ま
た、そのため、挿入がうまくいかず接触信頼性を低下さ
せる原因ともなっていた。
第二に、自動機により導電部材を挿入すれば上記のよ
うな問題はなくなるが、自動機に大きなコストを要する
という新たな問題を生じる。
この発明は上記のような問題点を解決して、簡易かつ
高精度に電気部品列を製造することのできる方法および
製造型を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に係る電気部品列の製造型は、 樹脂充填凹部を有する上型、 上型内に収納され、切断凸部を有し、突出可能に配置
されている切断刃、 樹脂充填凹部を有する下型、 突出した切断刃からの力を受け、切断刃の突出につれ
て下降する切断刃受け型、 を備えたことを特徴としている。
請求項2に係る製造型は、 切断刃の切断凸部を突出させた後、当該切断凸部を突
出状態に留めたまま、樹脂充填を行うように制御する手
段を備えたことを特徴としている。
[作用] この発明に係る製造型において、切断刃受け型は、切
断刃の力を受け、切断刃による切断を確実なものとして
いる。
また、切断刃の切断凸部を樹脂充填凹部内に留めるこ
とにより、成形後の樹脂に切り欠きを設けることができ
る。
[実施例] 第1図〜第3図を用いて、この発明の一実施例による
製造方法および製造型を説明する。第3図に製造型の全
体構造を示す。第1図はその線I−Iにおける断面図、
第2図はその線II−IIにおける断面図である。
この製造型は、上型12と下型14を備えている。上型12
および下型14には、それぞれ、樹脂充填用の凹部12aお
よび14aが設けられている。上型12内には、切断凸部16a
を有する切断刃16が収納されており、上型12と独立して
上下可能になっている。切断刃16に対向する位置に、切
断刃受け型18が設けられている。切断刃受け型18に隣接
してダイ20が設けられていて、切断刃受け型18とダイ20
とは交互に配置されている。また、切断刃受け型18の下
部には、弾力部材22が設けられている。
まず、第3図のような導電部材フープ10を製作する。
この導電部材フープ10は、連結部10aにより各導電部材1
0bが連結されたものとなっている。導電部材フープ10
は、打ち抜き・張合わせ等により製作する。
このような導電部材フープ10を、下型14の突起14b,14
cに形成された凹部に配設する。突起14b,14cには、導電
部材10bよりやや広い溝が設けられており、連結部10aが
切断刃16の直下にくるように導電部材10bが置かれる。
次に、上型12を下降させ導電部材フープ10を固定す
る。その後、切断刃受け型18とダイ20とを上昇させ、第
1図Aおよび第2図Aに示すような状態とする。
次に、第1図Bおよび第2図Bに示すように、切断刃
16を下降させて、導電部材フープ10の連結部10aを切断
する。切断刃受け型18の下部には弾力手段22が設けられ
ているので、切断刃16の下降につれて、切断刃受け型18
が下降する。この時、ダイ20は下降しないので、切断さ
れた連結部10aは、第1図Bのように曲げられる。
切断が終わると、第1図Cおよび第2図Cに示すよう
に、切断刃16が上昇するとともに、切断刃受け型18とダ
イ20が下降する。この状態においても、切断された各導
電部材10bは、上型12と下型14の突起12b,12c,14b,14cに
より固定されている。
次に、凹部12aと14aによって形成された空間に、樹脂
を流し込み成形を行う。このようにして、第4図に示す
ような電気部品列40を得ることができる。なお、この実
施例においては、樹脂成形の際に切断刃16の凸部16a
が、凹部12a内に留る(第1図C参照)。したがって、
樹脂成形された電気部品列40には、切り溝30aが形成さ
れる(第4図参照)。この切り溝30aによって、電気部
品列40を容易に切断することができ、所望の長さにして
使用することができる。
次に、第5図に示すように、この電気部品列40を筐体
42に挿入する。筐体42には、係止手段である突起42a,42
bが設けられているので、電気部品列40が確実に固定さ
れる。また、筐体42には、切り欠き42cが設けられてお
り、電気部品列40の挿入による歪を吸収して、割れ等を
防止している。個々の導電部材毎に挿入を行う必要がな
いので、作業が容易である。このようにしてソケットが
完成する。
筐体42の形状を変えることにより、同一の電気部品列
40を用いて種々のソケットを製造することができる。例
えば、第6図に示すように、電気部品列40を二列に配置
するように筐体42を形成しておけば、ICソケットを得る
ことができる。
なお、上記実施例では、電気部品列40と筐体42が組合
されて完成するようなものについて説明したが、本発明
は、電気部品列40のみで完成品となるようなものにも適
用できる。
なお、導電部材フープ10の連結部10aを切断する箇所
は、連結部の端部であっても、中央部であってもよい。
[発明の効果] 請求項1に係る製造型においては、上型から突出する
切断刃と、これを受ける切断受け型を備えている。した
がって、切断刃による切断を確実に行うことができ、電
気部品列を容易に製造することができる。
請求項2に係る製造型においては、切断刃の切断凸部
を樹脂充填凹部内に留めるようにしている。したがっ
て、成形後の樹脂に切り欠きを設けることができ、この
切り欠きによって成形後の製品を容易に切断することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(AないしC)および第2図(AないしC)はこ
の発明の一実施例による製造方法および製造型を示す断
面図、第3図は製造型を示す斜視図、第4図は製造され
た電気部品列を示す斜視図、第5図は第4図の電気部品
列を用いてソケットを製造する場合を示す図、第6図は
第4図の電気部品列を用いて製造したICソケットを示す
図、第7図は従来のソケットの製造方法を示す図であ
る。 10……導電部材フープ 12……上型 12a……樹脂充填凹部 14……下型 14a……樹脂充填凹部 16……切断刃 16a……切断凸部 18……切断刃受け型
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−213079(JP,A) 特開 昭55−30160(JP,A) 特開 昭62−136783(JP,A) 特開 昭55−19536(JP,A) 特公 昭51−4270(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 43/24 H01R 43/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに絶縁された導電部材を一列に配した
    電気部品列を製造するための製造型であって、 樹脂充填凹部を有する上型、 上型内に収納され、切断凸部を有し、突出可能に配置さ
    れている切断刃、 樹脂充填凹部を有する下型、 突出した切断刃からの力を受け、切断刃の突出につれて
    下降する切断刃受け型、 を備えたことを特徴とする製造型。
  2. 【請求項2】請求項1の製造型において、 切断刃の切断凸部を突出させた後、当該切断凸部を突出
    状態に留めたまま、樹脂充填を行うように制御する手段
    を備えたことを特徴とするもの。
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