JP2771841B2 - 電気接続器具 - Google Patents

電気接続器具

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JP2771841B2
JP2771841B2 JP9615089A JP9615089A JP2771841B2 JP 2771841 B2 JP2771841 B2 JP 2771841B2 JP 9615089 A JP9615089 A JP 9615089A JP 9615089 A JP9615089 A JP 9615089A JP 2771841 B2 JP2771841 B2 JP 2771841B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電気接続器具、特にその生産性・信頼性の
改良に関するものである。
[従来の技術] この明細書において、「電気接続器具」とは、電気的
な接続を行うための器具、例えば、コネクタ、ソケッ
ト、ターミナル等をいう。
第9図に、従来のコネクタの製造方法を示す。コネク
タ本体2は、樹脂成形によって形成される。成形時に
は、貫通穴4が同時に設けられる。貫通穴4の上部は広
く、下部は狭くなるように形成されている。また、導電
部材6には、凸部6aが設けられている。コネクタ本体2
には、これに対応して、係止用貫通穴2aが設けられてい
る。したがって、コネクタ本体2の貫通穴4に、導電部
材6を挿入すれば、係止用貫通穴2aに凸部6aが突出し、
導電部材が固定される。その後、はめ込み・接着等の方
法でカバー8を固定してコネクタを完成させていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の技術には次のよう
な問題点があった。
第一に、導電部材を手作業により1本ずつ本体にはめ
込む必要があり、作業が煩雑であり、時間を要した。ま
た、そのため、挿入がうまくいかず接触信頼性を低下さ
せる原因ともなっていた。
第二に、自動機により導電部材を挿入すれば上記のよ
うな問題はなくなるが、自動機に大きなコストを要する
という新たな問題を生じる。
この発明は上記のような問題点を解決して、製造が容
易でかつ信頼性の高い電気接続器具を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1の電気接続器具は、係合手段によって互いに
結合された筐体と電気部品列を有する。
さらに、電気部品列は、互いに絶縁され、絶縁部材に
よって保持された導電部材が少なくとも一列に配された
ものであり、 各列において、各導電部材は隣接する一方の導電部材
に向けて導電部材間の距離とほぼ等しい長さの突出部
を、絶縁部材内に有しており、 この絶縁部材内の突出部が曲がっていることにより、
隣接する導電部材が互いに絶縁されていることを特徴と
している。
請求項2の電気接続器具は、係合手段によって互いに
結合された筐体と電気部品列を有する。
さらに、電気部品列は、互いに絶縁され、絶縁部材に
よって保持された導電部材が少なくとも一列に配された
ものであり、 各列において、各導電部材は隣接する双方の導電部材
に向かう突出部を、絶縁部材内に有しており、 互いに対向する2つの突出部の長さの合計は、導電部
材間の距離とほぼ等しく、 この絶縁部材内の突出部が曲がっていることにより、
隣接する導電部材が互いに絶縁されていることを特徴と
している。
請求項3の電気接続器具は、 電気部品列の導電部材を保持する絶縁部材に切り欠き
手段が設けられており、 当該切り欠き手段は、隣接する前記突出部の境界に対
応する位置に形成されていることを特徴としている。
請求項4の電気接続器具は、 筐体に変形吸収用の切り欠きが設けられていることを
特徴としている。
[作用] 請求項1の電気接続器具は、係合手段によって互いに
係合された筐体と電気部品列を備えている。これによ
り、筐体の形状を変更するだけで、電気部品列を変更す
ることなく、種々の電気接続器具を得ることができる。
また、組立も容易である。
さらに、前記電気部品列は互いに絶縁された導電部材
が少なくとも一列に配されたものであり、 各列において、各導電部材は隣接する一方の導電部材
に向けて導電部材間の距離とほぼ等しい長さの突出部を
有しており、 この突出部が曲がっていることにより、隣接する導電
部材が互いに絶縁されていることを特徴としている。
したがって、予め連結された導電部材を用意し、その
連結部を切断し、曲げることにより、容易に製造するこ
とができる。
請求項2の電気接続器具は、係合手段によって互いに
係合された筐体と電気部品列を備えている。これによ
り、筐体の形状を変更するだけで、電気部品列を変更す
ることなく、種々の電気接続器具を得ることができる。
また、組立も容易である。
さらに、前記電気部品列は互いに絶縁された導電部材
が少なくとも一列に配されたものであり、 各列において、各導電部材は隣接する双方の導電部材
に向けて突出部を有しており、 互いに対向する2つの突出部の長さの合計は、導電部
材間の距離とほぼ等しく、 この突出部が曲がっていることにより、隣接する導電
部材が互いに絶縁されていることを特徴としている。
したがって、予め連結された導電部材を用意し、その
連結部を切断し、曲げることにより、容易に製造するこ
とができる。
請求項3の電気接続器具は、電気部品列の導電部材を
保持する絶縁部材に切り欠き手段が設けられていること
を特徴としている。したがって、電気部品列を、容易に
所望の長さに切断することができる。
請求項4の電気接続器具は、筐体に変形吸収用の切り
欠きが設けられていることを特徴としている。したがっ
て、筐体への電気部品列の挿入時に、筐体に割れ等を生
じるおそれがない。
[実施例] 第1図にこの発明の一実施例によるコネクタの構造を
示す。このコネクタは、筐体42と電気部品列40を備えて
いる。筐体42には、係合手段である凸部42a,42bが設け
られている。この凸部42a,42bによって、電気部品列40
を筐体42に固着し、コネクタが完成される。筐体42に
は、変形吸収用の切り欠き42cが設けられているので、
電気部品列40の挿入時に、筐体42に割れ等を生じること
がない。
第2図〜第4図を用いて、このコネクタに用いた電気
部品列40の製造方法を説明する。第2図に製造型の全体
構造を示す。第3図はその線III−IIIにおける断面図、
第4図はその線IV−IVにおける断面図である。
この製造型は、上型12と下型14を備えている。上型12
および下型14には、それぞれ、樹脂充填用の凹部12aお
よび14aが設けられている。上型12内には、切断凸部16a
を有する切断刃16が収納されており、上型12と独立して
上下可能になっている。切断刃16に対向する位置に、切
断刃受け型18が設けられている。切断刃受け型18に隣接
して入駒20が設けられていて、切断刃受け型18と入駒20
とは交互に配置されている。また、切断刃受け型18の下
部には、弾力部材22が設けられている。
まず、第2図のような導電部材フープ10を製作する。
この導電部材フープ10は、連結部10aにより各導電部材1
0bが連結されたものとなっている。導電部材フープ10
は、打ち抜き・張合わせ等により製作する。
このような導電部材フープ10を、下型14の突起14b,14
cに形成された凹部に配設する。突起14b,14cには、導電
部材10bよりやや広い溝が設けられており、連結部10aが
切断刃16の直下にくるように導電部材10bが置かれる。
次に、上型12を下降させ導電部材フープ10を固定す
る。その後、切断刃受け型18と入駒20とを上昇させ、第
3図Aおよび第4図Aに示すような状態とする。
次に、第3図Bおよび第4図Bに示すように、切断刃
16を下降させて、導電部材フープ10の連結部10aを切断
する。切断刃受け型18の下部には弾力手段22が設けられ
ているので、切断刃16の下降につれて、切断刃受け型18
が下降する。この時、入駒20は下降しないので、切断さ
れた連結部10aは、第3図Bのように曲げられる。
切断が終わると、第3図Cおよび第4図Cに示すよう
に、切断刃16が上昇するとともに、切断刃受け型18と入
駒20が下降する。この状態においても、切断された各導
電部材10bは、上型12と下型14の突起12b,12c,14b,14cに
より固定されている。
次に、凹部12aと14aによって形成された空間に、樹脂
を流し込み成形を行う。このようにして、第5図Aに示
すような電気部品列40を得ることができる。なお、この
実施例においては、樹脂成形の際に切断刃16の凸部16a
が、凹部12a内に留る(第3図C参照)。したがって、
樹脂成形された電気部品列40には、切り溝30aが形成さ
れる(第5図A参照)。この切り溝30aによって、電気
部品列40を容易に切断することができ、所望の長さにし
て使用することができる。
第5図Bに、第1図Aの線B−Bにおける断面図を示
す。各導電部材10bは、隣接する導電部材10bに向けて突
出部10dを有している。対向する突出部10dの長さL1とL2
の合計は、隣接する導電部材間の距離L3にほぼ等しく形
成されている。突出部10dは、曲げられているので、隣
接する導電部材10bは、電気的に絶縁されている。この
実施例においては、突出部10dの曲げ角度は、90゜であ
るが、これより大きくても小さくてもよい。
また、第5図Cに示すように、突出部10dを一方側の
みに設けるようにしてもよい。この場合には、突出部10
dの長さL1は、隣接する導電部材間の距離L3にほぼ等し
くなるように形成される。第5図Cのようにするには、
切断の位置を変えればよい。
筐体42の形状を変えることにより、同一の電気部品列
40を用いて種々のコネクタやソケットを製造することが
できる。例えば、第6図に示すように、電気部品列40を
二列に配置するように筐体42を形成しておけば、ICソケ
ットを得ることができる。
第8図に、この発明の他の実施例によるコネクタを示
す。このコネクタは、第7図に示すように、筐体74と電
気部品列71,72を備えている。すなわち、電気部品列が
二列にならんでいる。まず、電気部品列71,72を凹凸嵌
合もしくは超音波接着により、係合する。筐体74には凸
部74aが設けられ、電気部品列71,72には凹部70a,73a(7
3aは70aに対応する位置に設けられる。73aは図示せず)
が設けられている。これにより、係合した電気部品列7
1,72を、筐体74に固着して、コネクタが完成する。すな
わち、筐体74の凸部74aと電気部品列71,72の凹部70a,73
aとにより、係合手段が形成されている。また、筐体74
には、変形吸収用の切り欠き74bが設けられているの
で、電気部品列71,72の挿入時に、筐体74に割れ等を生
じることがない。
また、他の実施例においては、電気部品列を三列以上
に配置してもよい。
[発明の効果] 請求項1および2の電気接続器具は、係合手段によっ
て互いに係合された筐体と電気部品列を備えている。こ
れにより、筐体の形状を変更するだけで、電気部品列を
変更することなく、種々の電気接続器具を得ることがで
きる。また、組立も容易である。
さらに、予め連結された導電部材を用意し、その連結
部を切断し、曲げることにより、容易に製造することが
できる。
すなわち、製造が容易で信頼性の高い電気接続器具を
提供することができる。
請求項3の電気接続器具は、電気部品列の導電部材を
保持する絶縁部材に切り欠き手段が設けられていること
を特徴としている。したがって、電気部品列を、容易に
所望の長さに切断することができる。
請求項4の電気接続器具は、筐体に変形吸収用の切り
欠きが設けられていることを特徴としている。したがっ
て、筐体への電気部品列の挿入時に、筐体に割れ等を生
じるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるコネクタの構造を示
す斜視図、第2図は製造型を示す斜視図、第3図(Aな
いしC)は第2図の線III−IIIにおける断面図、第4図
(AないしC)は第2図の線IV−IVにおける断面図、第
5図Aは電気部品列を示す斜視図、第5図Bおよび第5
図Cは第5図Aの平面断面図、第6図は第5図の電気部
品列を用いてソケットを製造する場合を示す図、第7図
は他の実施例におけるコネクタの構成図、第8図はコネ
クタの完成図、第9図は従来のコネクタを示す図であ
る。 10b……導電部材 10d……突出部 30a……切り溝 40……電気部品列 42a,42b……凸部 42c……切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−38579(JP,A) 特開 昭52−86192(JP,A) 特開 昭50−70885(JP,A) 実開 昭59−146881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 23/00 - 23/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】係合手段によって互いに係合された筐体と
    電気部品列を有する電気接続器具であって、 前記電気部品列は、互いに絶縁され、絶縁部材によって
    保持された導電部材が少なくとも一列に配されたもので
    あり、 各列において、各導電部材は隣接する一方の導電部材に
    向けて導電部材間の距離とほぼ等しい長さの突出部を、
    絶縁部材内に有しており、 この絶縁部材内の突出部が曲がっていることにより、隣
    接する導電部材が互いに絶縁されていることを特徴とす
    る電気接続器具。
  2. 【請求項2】係合手段によって互いに係合された筐体と
    電気部品列を有する電気接続器具であって、 前記電気部品列は、互いに絶縁され、絶縁部材によって
    保持された導電部材が少なくとも一列に配されたもので
    あり、 各列において、各導電部材は隣接する双方の導電部材に
    向かう突出部を、絶縁部材内に有しており、 互いに対向する2つの突出部の長さの合計は、導電部材
    間の距離とほぼ等しく、 この絶縁部材内の突出部が曲がっていることにより、隣
    接する導電部材が互いに絶縁されていることを特徴とす
    る電気接続器具。
  3. 【請求項3】請求項1または2の電気接続器具におい
    て、 電気部品列の導電部材を保持する絶縁部材に切り欠き手
    段が設けられており、 当該切り欠き手段は、隣接する前記突出部の境界に対応
    する位置に形成されていることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1または2の電気接続器具におい
    て、 筐体に変形吸収用の切り欠きが設けられていることを特
    徴とするもの。
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